食品雑貨なぜプロテインが必要なの?

なぜプロテインが必要なの? プロテインバーおすすめ イメージ

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そもそも、プロテインバーの「プロテイン」とは何なのでしょうか

プロテインとは超簡単に言ってしまえば、「タンパク質」のことです。要は、タンパク質を多く配合したスティック状の栄養補助食品がプロテインバーなんです。

「なんでそんなにタンパク質が必要なの?」という人のために、まずはタンパク質について解説します。

タンパク質は糖質・脂質と並び、健康なカラダの維持に欠かすことができない三大栄養素といわれています。

カラダを構成する成分の、実に5分の1がタンパク質とされ、筋肉も髪も爪も肌なども、すべてタンパク質でできているんです。

カラダ作りの第一歩はタンパク質の摂取から!

カラダ作りの第一歩はタンパク質の摂取から! プロテインバーおすすめ イメージ

たんぱく質が不足してくると、筋肉の減少、髪や爪の劣化、肌荒れ、むくみなどカラダにさまざまな不調が出るおそれがあり、それを防ぐためには食事などでたんぱく質をしっかりと摂取することが重要です。

食品雑貨プロテインバーでたんぱく質不足を解消!

プロテインバーでたんぱく質不足を解消! プロテインバーおすすめ イメージ

そんなたんぱく質を気軽に摂取できるアイテムの一つとして、近年プロテインバーが人気を博しています

今回扱っているチョコバータイプのものは、糖質などが多く含まれていることも少なくないため、基本的にはダイエット目的には向いていません。

でも、忙しい日の朝食にする、カロリーなどに注意しながら間食として食べる、ボディメイク中の栄養補給として使うといったことができて便利です。

食品雑貨プロテインバーの選び方は?


選び方1:たんぱく質量

選び方1:たんぱく質量 プロテインバーおすすめ イメージ

一食あたりに多くのたんぱく質を含んでいるので、たんぱく質を効率よく摂取することができます。

ただし注意したいのは、そもそも一食あたりのボリューム自体が大きな商品もある点。裏面の成分表示表を確認し、カロリーあたりのたんぱく質量で比較するとよいでしょう。

選び方2:たんぱく質以外の栄養成分

選び方2:たんぱく質以外の栄養成分 プロテインバーおすすめ イメージ

たんぱく質以外にも各種ビタミンなどの摂取しにくい栄養成分が含まれていると、忙しい中でも手軽に栄養補給をすることができます。

自分に不足している栄養素を把握して選ぶことができると効果的ですが、最初は単純に栄養成分の種類が多い商品を手に取ってみるのも一つの手です。

また、食物繊維の量にも注目してみるのもいいでしょう。食物繊維が多く含まれているとゆっくりと体内に吸収されるため、血糖値が急激に上昇せず、脂肪がつきにくくなります。また、比較的腹持ちもよくなり、忙しい中でも便利です。

選び方3:食感

選び方3:食感 プロテインバーおすすめ イメージ

プロテインバーを選ぶ際、食感も大きなポイントです。食べやすさにも関係するため、どんなシーンで食べたいかに応じて選びましょう。

クランチタイプ

クランチタイプ プロテインバーおすすめ イメージ

主に大豆のパフをチョコレートでコーティングしたもので、ザクザクとした食感が特徴です。

ベイクドタイプ

ベイクドタイプ プロテインバーおすすめ イメージ

しっとりとした食感で、コーヒーとも相性がよいです。しかし、ねっとりとしているタイプは歯にくっつくことも。

ウエハースタイプなど

ウエハースタイプなど プロテインバーおすすめ イメージ

ほかには、軽い食感が特徴のウエハースタイプや、ナッツ類などを固めたグラノーラタイプがあります。

商品によっては食べにくいと感じたり、口の中がパサパサして食べる際に飲み物が必要と感じるものもあります。自分に合った食感の商品を選びましょう

選び方4:一食あたりのカロリー

選び方4:一食あたりのカロリー プロテインバーおすすめ イメージ

今回扱った商品は多くが200kcal程度でしたが、これは成人男性が一日に必要なカロリー2000kcalの約十分の一にあたります。

一食あたり500~600kcalと考えると、間食として食べる場合は、それなりのボリュームになります。間食として食べる場合は、カロリーが控えめなものを選びましょう。

食品雑貨 プロテインバーの比較方法は?

プロテインバーの比較方法は? プロテインバーおすすめ イメージ

テスト1:たんぱく質量

プロテインバーを食べる目的として、やはり重要なのは商品に含まれているたんぱく質量です。

一食あたりのボリュームに差があるため、各商品1グラムあたりにどれだけのたんぱく質量が含まれているかで採点しました。

テスト2:PFCバランス

テスト2:PFCバランス プロテインバーおすすめ イメージ

PFCバランスとは、「Protein(たんぱく質)」・「Fat(脂質)」・「Carbohydrate(炭水化物)」の頭文字をとった、人間が生きていくうえで必要なエネルギーをつくりだすための栄養素の比率を示すものです。

脂質や炭水化物、そして、たんぱく質も多く摂りすぎると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

そこで、摂取するカロリーあたりで「たんぱく質、脂質、炭水化物がどれだけ含まれていればよいか」という比率を厚生労働省では定めています。

今回の検証では、各商品のカロリーあたりに含まれるたんぱく質・脂質・炭水化物をもとに、各商品のPFCバランスを管理栄養士の金子さんが測定。PFCバランスがすぐれている商品ほど高得点を与えています。ただし、脂質が多すぎるものについては減点としています。

テスト3:おいしさ

プロテインバーはたんぱく質を中心に様々な栄養素を効率よく摂取できるとはいえ、気になるのはやはり食べた際のおいしさです。

テスト3:おいしさ プロテインバーおすすめ イメージ

今回は比較検証に協力していただいたお二人に実食していただき、おいしさをチェック。

砂糖の量を減らすために人工甘味料特有の味が目立ってしまう商品もありましたが、逆に通常のお菓子と遜色のない味の商品もあり、メーカーによって差のでる項目でした。

テスト4:食感・食べやすさ

テスト4:食感・食べやすさ プロテインバーおすすめ イメージ

特にクランチタイプの商品の多くでは、「大豆パフ」と呼ばれる、細かくした大豆を炒ったものをチョコレートなどで固めることで、サクッとした食感を出しながら大豆によるたんぱく質量の強化を行っています。

しかし、大豆パフの質やコーティングしているチョコレートの味との相性などで、大豆特有の青臭さなどがはっきり風味に出てしまっている商品もあり、実食での得点に影響する場合もありました。

それでは、高評価だった順にプロテインバーのおすすめを紹介します。

食品雑貨プロテインバーのおすすめは?  

プロと一緒に実際に食べてみた、プロテインバーのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。

ランキングは項目名で並び替えられます
商品 おすすめポイント
A+評価
森永製菓inバープロテイン ベイクドチョコ
プロテインバーおすすめ 森永製菓 inバープロテイン ベイクドチョコ イメージ
3.56
安定したおいしさで食べやすい/手軽に手に取れて平均的なたんぱく質量を摂れる/ビタミンB群やナイアシン配合もうれしい
3.00
44g
208kcal
15.8g
10.2g
12.4g
14g
0.6~2.6g
ナイアシン・ビタミンB1・B2・B6・B12・葉酸
A+評価
ネイチャーラボクレバープロテインバー
プロテインバーおすすめ ネイチャーラボ クレバープロテインバー イメージ
3.50
人工甘味料不使用によるおいしさ/たんぱく質もしっかり含まれている/おいしさを考慮すれば控えめな糖質
3.00
39.7g
206kcal
15g
11.9g
8.9g
10.7g
1.8g
特になし
A評価
アサヒグループ食品1本満足バー プロテイン ブラック
プロテインバーおすすめ アサヒグループ食品 1本満足バー プロテイン ブラック イメージ
3.38
4.00
39g
187kcal
19g
9.3g
3.5g
10g
4~9g
特になし
A評価
森永製菓inバープロテイン ウェファーバニラ
プロテインバーおすすめ 森永製菓 inバープロテイン ウェファーバニラ イメージ
3.25
2.00
37g
200kcal
10.7g
12.4g
9.9g
12.8g
2.2~3.5g
ナイアシン・ビタミンB1・B2・B6・B12・葉酸
A評価
森永製菓inバープロテイン ザクザクチョコ
プロテインバーおすすめ 森永製菓 inバープロテイン ザクザクチョコ イメージ
3.19
3.00
43g
214kcal
16.9g
10.5g
12.4g
13.5g
0.6〜1.6g
ナイアシン・ビタミンB1・B2・B6・B12・葉酸
A評価
アサヒグループ食品1本満足バー
プロテインバーおすすめ アサヒグループ食品 1本満足バー イメージ
3.13
4.00
39g
183kcal
15g
8.5g
11g
12.1 g
0.4~1.8g
ビタミンB1・B2・B6・B12・ビタミンE、必須アミノ酸など
A評価
iHerbThink !, ハイプロテインバー、ブラウニークランチ
プロテインバーおすすめ iHerb Think !, ハイプロテインバー、ブラウニークランチ イメージ
3.13
2.50
60g
230kcal
20g
8g
0g
23g
2g
特になし
A評価
ブルボンプロテインバーBCAA+チョコレートクッキー
プロテインバーおすすめ ブルボン プロテインバーBCAA+チョコレートクッキー イメージ
3.06
3.00
40g
189kcal
15.6g
9.2g
10.3g
11.3g
0.7g
カルシウム・鉄・ナイアシン・ビタミンA・B1・B2・B6・B12・葉酸など
A評価
チョコプロチョコプロ プロテインバー
プロテインバーおすすめ チョコプロ チョコプロ プロテインバー イメージ
3.06
3.00
43g
172kcal
15.6g
11.2g
8.7g
9.4g
1.1g
ビタミンA・B1・B6・B12・ナイアシン・葉酸
A評価
トップバリュトップバリュ プロテインバー シリアルチョコカカオ80%
プロテインバーおすすめ トップバリュ トップバリュ プロテインバー シリアルチョコカカオ80% イメージ
3.00
3.50
35g
172kcal
15g
9g
5.3g
7.7g
0.4g
(※栄養素ではないがカカオポリフェノール)
B評価
日本ケロッグ素材まるごとプロテインバー キャラメル&ナッツ
プロテインバーおすすめ 日本ケロッグ 素材まるごとプロテインバー キャラメル&ナッツ イメージ
2.75
2.00
39g
193kcal
10.1g
11.7g
11.7g
13.7g
2g
ビタミンB2・ナイアシン・鉄・葉酸
B評価
アサヒ一本満足バー ギガプロテイン チョコ
プロテインバーおすすめ アサヒ 一本満足バー ギガプロテイン チョコ イメージ
2.75
3.50
65g
332kcal
30g
17g
14g
15.5g
0.3~2.7g
ビタミンA・B1・B6・B12・D・E・鉄・ナイアシン・葉酸
B評価
明治ザバス プロテインバー チョコレート味
プロテインバーおすすめ 明治 ザバス プロテインバー チョコレート味 イメージ
2.75
3.00
1本
231kcal
16.8g
13.3g
8g
10.8g
0.36g
ビタミンB1・B2・B6・D
B評価
リブ・ラボラトリーズNUTO プロテインバー チョコレート
プロテインバーおすすめ リブ・ラボラトリーズ NUTO プロテインバー チョコレート イメージ
2.69
3.00
36g
200kcal
13.4 g
9.1g
8.9g
10g
0.7g
特になし
B評価
マイプロテインマイプロテインバー チョコレート
プロテインバーおすすめ マイプロテイン マイプロテインバー チョコレート イメージ
2.63
3.00
43g
183kcal
15.6 g
7.8g
8.2g
17.3g
9.1g
特になし
B評価
HALEOHALEO GO PROTEIN BITESダブルチョコレートチップ
プロテインバーおすすめ HALEO HALEO GO PROTEIN BITESダブルチョコレートチップ イメージ
2.63
2.50
30g
105.3kcal
10 g
3g
7g
12.7g
5.7g
特になし
C評価
明治ザバス ソイプロテインバー ビターチョコ味
プロテインバーおすすめ 明治 ザバス ソイプロテインバー ビターチョコ味 イメージ
2.44
3.00
45g
227kcal
16.5 g
13.7g
8g
10.7g
0.36g
ビタミンB1・B2・B6・D
C評価
UHA味覚糖SIXPACK 完全バー チョコレート味
プロテインバーおすすめ UHA味覚糖 SIXPACK 完全バー チョコレート味 イメージ
2.38
3.00
40g
157kcal
15.1g
5g
13.4g
15.4g
2g
ビタミンA・B1・B2・B6・B12・C・D・E・K、ナイアシン、葉酸・カルシウム・鉄・亜鉛など

A+評価【1位】森永製菓「inバープロテイン ベイクドチョコ」

※Amazonは15袋入の価格となります。

総合評価: 3.56

 
たんぱく質量
 3.00
PFC比バランス
 2.00
味・おいしさ
 4.75
食感・食べやすさ
 4.50

食べやすさとたんぱく質量のバランスが光る

ベストバイに輝いたのは、森永製菓「inバープロテイン ベイクドチョコ」でした。今回1位争いは大激戦となり、わずかな得点の差でこちらの商品が1位となりました。

おすすめポイント
  1. 安定したおいしさで食べやすい
  2. 手軽に手に取れて平均的なたんぱく質量を摂れる
  3. ビタミンB群やナイアシン配合もうれしい
内容量
44g
カロリー
208kcal
たんぱく質量
15.8g
脂質
10.2g
糖質
12.4g
炭水化物
14g
食物繊維
0.6~2.6g
その他栄養素
ナイアシン・ビタミンB1・B2・B6・B12・葉酸
型番
b48-95-2

【たんぱく質量・PFCバランス】平均的なものの大きな欠点もなし

摂取できるたんぱく質量、PFCバランスともにほぼ平均的といえる内容でしたが、脂質について極端に評価を下げるほどの量ではなく、カロリーを含め、アクティブに動きたいときにうれしい「食べ応えがある」範疇に収まっていました。

【おいしさ・食感・食べやすさ】食べやすさにも配慮されたおいしさ

【おいしさ・食感・食べやすさ】食べやすさにも配慮されたおいしさ プロテインバーおすすめ イメージ

ベイクドチョコ風味で少しねっとりした食感ですが、特に歯にくっつくようなこともなく、食べる際にボロボロと崩れてしまうようなパサつきもありませんでした

仕事をしながらでも気軽に食べられる商品に仕上がっています。

金子あきこ 氏
管理栄養士・節約美容料理研究家
金子あきこ 氏 のコメント

人工甘味料特有の味もほとんどしません。

さわけん 氏
科学する料理研究家
さわけん 氏 のコメント

しっかりとしたチョコ味で、後味にかけて不快な味もありません。

A+評価【2位】ネイチャーラボ「クレバー プロテインバー ビターチョコレート」

※Amazon、Yahoo!は12本の販売ページです。

総合評価: 3.50

 
たんぱく質量
 3.00
PFC比バランス
 1.00
味・おいしさ
 5.00
食感・食べやすさ
 5.00

チョコレートのおいしさが高評価

おすすめランキング2位はネイチャーラボ「クレバー プロテインバー ビターチョコレート」でした。

味や食べやすさでは1位の「inバー」を超える評価となり、気軽に摂取できるアイテムとしてプロからも高評価を得ました。

おすすめポイント
  1. 人工甘味料不使用によるおいしさ
  2. たんぱく質もしっかり含まれている
  3. おいしさを考慮すれば控えめな糖質
内容量
39.7g
カロリー
206kcal
たんぱく質量
15g
脂質
11.9g
糖質
8.9g
炭水化物
10.7g
食物繊維
1.8g
その他栄養素
特になし
型番
ビターチョコレート

【たんぱく質量・PFCバランス】たんぱく質量を中心に平均的

突出してはいないものの、比較した商品の中で平均的なたんぱく質量が含まれています。

炭水化物量が少なめなのに対して、脂質がやや多めなことからPFCバランスについてはあまり点数を得られませんでした。

【おいしさ・食感・食べやすさ】甘くておいしいチョコレート味

人工甘味料不使用によるチョコレートのおいしさは今回比較した商品の中で随一でした。

また、クランチタイプの一部商品で見られた極端な固さはなく、あくまで「サクサク」と楽しめる食感です。この商品は牛乳(ホエイ)と大豆両方由来のたんぱく質を配合しており、その影響か大豆パフ特有の風味は感じられませんでした。

さわけん 氏
科学する料理研究家
さわけん 氏 のコメント

チョコレートが甘くておいしく、大豆パフの食感もサクっとしています。

金子あきこ 氏
管理栄養士・節約美容料理研究家
金子あきこ 氏 のコメント

大豆の味自体はしっかりしますが、チョコレート味とのバランスがとれています。

A評価【3位】アサヒグループ食品「1本満足バー プロテイン ブラック」

  • アサヒグループ食品1本満足バー プロテイン ブラック
  • 実勢価格: ¥160

総合評価: 3.38

 
たんぱく質量
 4.00
PFC比バランス
 2.00
味・おいしさ
 3.50
食感・食べやすさ
 4.00

ビターなおいしさの中にたんぱく質たっぷり!

今回比較した製品の中で、1本あたりで最もたんぱく質を効率よく摂れる商品の一つとなったのが、「1本満足バー プロテイン ブラック」

ビターなチョコ味が特徴で甘すぎず、糖質や炭水化物が抑え目になっていることもうれしい商品になっています。また、食物繊維がトップレベルに含まれていることも特筆すべきポイントです。

内容量
39g
カロリー
187kcal
たんぱく質量
19g
脂質
9.3g
糖質
3.5g
炭水化物
10g
食物繊維
4~9g
その他栄養素
特になし

【たんぱく質量・PFCバランス】半分以上がたんぱく質

内容量に占めるたんぱく質量が約半分と、一本40g前後の標準的な分量から効率的にたんぱく質を摂取することができます

低糖質もうれしいポイントですが、脂質はかなり多めのため、ダイエット目的などで習慣的に食べる用途には向いていないといえます。

【おいしさ・食感・食べやすさ】ビターなチョコ味でまとまっている

クランチタイプの商品ですが、「ザクザク」を越えて若干固すぎる食感が気になりました。味としては、コーティングに用いられているチョコのビターさが効いていて、余計な雑味が気にならなくなっていました。

金子あきこ 氏
管理栄養士・節約美容料理研究家
金子あきこ 氏 のコメント

固いのは食べ応えがあるともいえますね。

さわけん 氏
科学する料理研究家
さわけん 氏 のコメント

日頃食べるのが早い人には向いているかもしれません。

A評価【4位】森永製菓「inバープロテイン ウェファーバニラ」

※Amazonは14本入りの販売ページです

総合評価: 3.25

 
たんぱく質量
 2.00
PFC比バランス
 1.00
味・おいしさ
 5.00
食感・食べやすさ
 5.00

気軽さナンバーワン!軽い食感でサクサク食べられる

4位は森永製菓「inバープロテイン ウェファーバニラ」でした。

全く違和感のないバニラ味のウエハースで、味は「プロテインバーとは思えないほどおいしい」という声もありました。

しかし、たんぱく質量が少なめだったことと、脂質が多めだったことで評価を落とす結果になってしまいました。

内容量
37g
カロリー
200kcal
たんぱく質量
10.7g
脂質
12.4g
糖質
9.9g
炭水化物
12.8g
食物繊維
2.2~3.5g
その他栄養素
ナイアシン・ビタミンB1・B2・B6・B12・葉酸
型番
Depsoul

【たんぱく質量・PFCバランス】控えめなボリュームだがたんぱく質も控えめ

平均よりやや少なめのボリュームに、たんぱく質も少なめで、とにかくたんぱく質を摂りたい!という場合には不向きな商品になっています。

【おいしさ・食感・食べやすさ】プロテインバーとわからないレベルのおいしさ

さわけんさんからは、「何も言われずに食べたらおそらくプロテインバーと気づかない」というコメントが出たほどのおいしさ・食べやすさでした。

A評価【5位】森永製菓「inバープロテイン ザクザクチョコ」

総合評価: 3.19

 
たんぱく質量
 3.00
PFC比バランス
 2.00
味・おいしさ
 3.75
食感・食べやすさ
 4.00

安定のおいしさでたんぱく質も多め

5位の森永製菓「inバープロテイン ザクザクチョコ」についても、同シリーズの高レベルなおいしさは健在でした。

シリーズ内で比べてもたんぱく質量が比較的多く、脂質・糖質や炭水化物は平均的だったため、味と入手しやすさも考えると、プロテインバーを初めて食べる人にもおすすめできる商品です。

内容量
43g
カロリー
214kcal
たんぱく質量
16.9g
脂質
10.5g
糖質
12.4g
炭水化物
13.5g
食物繊維
0.6〜1.6g
その他栄養素
ナイアシン・ビタミンB1・B2・B6・B12・葉酸
型番
73258
さわけん 氏
科学する料理研究家
さわけん 氏 のコメント

フルーティーさも感じるチョコレート味ですが、後味に微妙な雑味を感じます。飲み物があれば問題ないでしょう。

A評価 【6位】アサヒグループ食品「1本満足バー プロテイン チョコ」

総合評価: 3.13

 
たんぱく質量
 4.00
PFC比バランス
 2.00
味・おいしさ
 3.50
食感・食べやすさ
 3.00

たんぱく質たっぷりの「がっちり系」

6位のアサヒグループ食品「1本満足バー プロテイン チョコ」は「ブラック」と同様に、トップクラスのたんぱく質量が含まれていました。

ただし、PFCバランス自体はそこまで良くはなく、味・食感も大豆パフらしさが目立ってしまっているという指摘もあり伸び悩みました。

内容量
39g
たんぱく質量
15g
脂質
8.5g
糖質
11g
食物繊維
0.4~1.8g
カロリー
183kcal
炭水化物
12.1 g
その他栄養素
ビタミンB1・B2・B6・B12・ビタミンE、必須アミノ酸など
型番
プロテインチョコ
金子あきこ 氏
管理栄養士・節約美容料理研究家
金子あきこ 氏 のコメント

ちょっと粉っぽさが気になります。

A評価【6位】iHerb「Think !, ハイプロテインバー、ブラウニークランチ」

  • iHerbThink !, ハイプロテインバー、ブラウニークランチ
  • 実勢価格: ¥1,761

総合評価: 3.13

 
たんぱく質量
 2.50
PFC比バランス
 4.00
味・おいしさ
 3.50
食感・食べやすさ
 2.50

PFCバランスがよくおいしい ボリュームには注意

同率6位となったのが、iHerb「Think !, ハイプロテインバー、ブラウニークランチ」です。

炭水化物が多めですが、今回比較した商品でも上位のたんぱく質量と、糖質ゼロによる加点などでPFCバランスにおいて高評価を得ました。さらに、ビターなチョコレートブラウニーの味も評価されています。

ただし、一本が60gもあり、食べ応えのあるしっとりとしたチョコレートブラウニータイプのため、場合によっては小分けにして食べたほうがよいかもしれません。

内容量
60g
カロリー
230kcal
たんぱく質量
20g
脂質
8g
糖質
0g
炭水化物
23g
食物繊維
2g
その他栄養素
特になし

A評価 【8位】ブルボン「プロテインバーBCAA+チョコレートクッキー」

  • ブルボンプロテインバーBCAA+チョコレートクッキー
  • 実勢価格: ¥162

総合評価: 3.06

 
たんぱく質量
 3.00
PFC比バランス
 2.00
味・おいしさ
 4.00
食感・食べやすさ
 3.25

おいしく手軽に栄養素も補給できる

たんぱく質量が平均的でPFCバランスでも特に優れてはいなかったものの、たんぱく質以外に摂れる栄養素の多さとおいしさに優れています。

カロリーなどに注意しながら、間食として手軽に栄養をプラスするにはよい商品かもしれません。

内容量
40g
カロリー
189kcal
たんぱく質量
15.6g
脂質
9.2g
糖質
10.3g
炭水化物
11.3g
食物繊維
0.7g
その他栄養素
カルシウム・鉄・ナイアシン・ビタミンA・B1・B2・B6・B12・葉酸など

A評価【同率8位】チョコプロ「チョコプロ プロテインバー」

総合評価: 3.06

 
たんぱく質量
 3.00
PFC比バランス
 1.00
味・おいしさ
 4.50
食感・食べやすさ
 3.75

比較的低カロリーなものの脂質が多め

40g台の商品で180kcalを切っていて、おいしさ・食べやすさでも一定の評価を得ています。

さらにたんぱく質以外に得られる栄養素も多めですが、たんぱく質量が平凡かつ脂質も多めだったため、惜しくもこの順位となりました。

内容量
43g
カロリー
172kcal
たんぱく質量
15.6g
脂質
11.2g
糖質
8.7g
炭水化物
9.4g
食物繊維
1.1g
その他栄養素
ビタミンA・B1・B6・B12・ナイアシン・葉酸
型番
CHOCOPRO

A評価【10位】イオン「トップバリュ プロテインバー シリアルチョコカカオ80%」

プロテインバーおすすめ トップバリュ トップバリュ プロテインバー シリアルチョコカカオ80% イメージ1
  • トップバリュトップバリュ プロテインバー シリアルチョコカカオ80%

総合評価: 3.00

 
たんぱく質量
 3.50
PFC比バランス
 2.00
味・おいしさ
 2.50
食感・食べやすさ
 4.00

カカオの風味と高ポリフェノールチョコらしさが特徴

比較的たんぱく質量が多く糖質も控えめと、手ごろな価格ながら要点を抑えた商品になっています。ただし、高ポリフェノールを訴求しているように苦味が特徴で、好みが分かれる味になっています。

内容量
35g
カロリー
172kcal
たんぱく質量
15g
脂質
9g
糖質
5.3g
炭水化物
7.7g
食物繊維
0.4g
その他栄養素
(※栄養素ではないがカカオポリフェノール)

B評価【11位】日本ケロッグ「素材まるごとプロテインバー キャラメル&ナッツ」

  • 日本ケロッグ素材まるごとプロテインバー キャラメル&ナッツ
  • 実勢価格: ¥2,040

※Yahoo!、楽天は12本セットの販売ページです

総合評価: 2.75

 
たんぱく質量
 2.00
PFC比バランス
 1.00
味・おいしさ
 4.50
食感・食べやすさ
 3.50

素材を生かした味が高評価

日本ケロッグ「素材まるごとプロテインバー キャラメル&ナッツ」は商品名の通り、ナッツをキャラメルで固めた風味のプロテインバーです。

たんぱく質量・PFCバランスともに高得点を得ることができませんでしたが、たんぱく質以外の栄養素が複数含まれていることや、他の商品と差別化された、ナッツの風味を生かしたおいしさで強い印象を残しました。

内容量
39g
カロリー
193kcal
たんぱく質量
10.1g
脂質
11.7g
糖質
11.7g
炭水化物
13.7g
食物繊維
2g
その他栄養素
ビタミンB2・ナイアシン・鉄・葉酸

B評価 【11位】アサヒグループ食品「1本満足バー ギガプロテイン チョコ」

総合評価: 2.75

 
たんぱく質量
 3.50
PFC比バランス
 2.00
味・おいしさ
 2.50
食感・食べやすさ
 3.00

ド級のボリュームに多数の栄養素を配合

65gという平均的な商品の約1.5倍のボリュームに、たんぱく質30gと各種栄養素を詰め込んだ意欲的な商品です。

しかし、その代償としてご飯大盛り(200g)に匹敵するカロリーとなっています。ボリュームを考えると控えめな炭水化物量や、大盛りご飯のカロリーをたった65gで持ち運べることを生かせるならば、うまく活用できるシーンがあるかもしれません。

内容量
65g
カロリー
332kcal
たんぱく質量
30g
脂質
17g
糖質
14g
炭水化物
15.5g
食物繊維
0.3~2.7g
その他栄養素
ビタミンA・B1・B6・B12・D・E・鉄・ナイアシン・葉酸

B評価【11位】明治「ザバス プロテインバー チョコレート味」

※Amazonのリンク先は、12本セットのものとなります。

総合評価: 2.75

 
たんぱく質量
 3.00
PFC比バランス
 2.00
味・おいしさ
 3.00
食感・食べやすさ
 3.00

脂質と味が気になる

カロリーが多めで、たんぱく質量も平均的な商品。脂質が多めなことと、全体的に食感が同じベイクドチョコ味は高評価だった中で独特な酸味などが目立ってしまい、相対的に評価を落とす結果となりました。

内容量
1本
カロリー
231kcal
たんぱく質量
16.8g
脂質
13.3g
糖質
8g
炭水化物
10.8g
食物繊維
0.36g
その他栄養素
ビタミンB1・B2・B6・D
型番
2631380

B評価【14位】リブ・ラボラトリーズ「NUTO プロテインバー チョコレート」

総合評価: 2.69

 
たんぱく質量
 3.00
PFC比バランス
 2.00
味・おいしさ
 3.00
食感・食べやすさ
 2.75

コスパは抜群だが決め手に欠く

1本あたりの価格はトップクラスでしたが、全ての項目で平均的もしくはそれ以下となり、アピールできる要素が不足していました。

内容量
36g
カロリー
200kcal
たんぱく質量
13.4 g
脂質
9.1g
糖質
8.9g
炭水化物
10g
食物繊維
0.7g
その他栄養素
特になし
型番
4580101200845

B評価【15位】マイプロテイン「マイプロテインバー チョコレート」

プロテインバーおすすめ マイプロテイン マイプロテインバー チョコレート イメージ1
  • マイプロテインマイプロテインバー チョコレート
  • 実勢価格: ¥1,899

総合評価: 2.63

 
たんぱく質量
 3.00
PFC比バランス
 2.00
味・おいしさ
 3.00
食感・食べやすさ
 2.50

カロリー控えめである程度のたんぱく質を得られる

カロリーは控えめながら平均的なたんぱく質量はあり、脂質も抑えめで食物繊維が多く、コンパクトによくまとまっている商品です。

ただし、実食採点で大豆パフ特有の風味と粉っぽさについては評価が分かれました。

内容量
43g
カロリー
183kcal
たんぱく質量
15.6 g
脂質
7.8g
糖質
8.2g
炭水化物
17.3g
食物繊維
9.1g
その他栄養素
特になし

B評価【15位】HALEO「HALEO GO PROTEIN BITESダブルチョコレートチップ」

総合評価: 2.63

 
たんぱく質量
 2.50
PFC比バランス
 5.00
味・おいしさ
 1.50
食感・食べやすさ
 1.50

ストイックさには犠牲が伴う?

コンパクトな一食分に、理想的なPFCバランスに最低レベルのカロリー、そして豊富な食物繊維を詰め込んだ、スペック上は素晴らしい商品でした。

しかし、「人工甘味料の味が目立つ」「ねっとりしていて歯にくっつく」などのコメントが続出するなど、おいしさ・食べやすさでワーストの得点を記録したことと、たんぱく質量としては平均的だったことから、この順位となりました。

内容量
30g
カロリー
105.3kcal
たんぱく質量
10 g
脂質
3g
糖質
7g
炭水化物
12.7g
食物繊維
5.7g
その他栄養素
特になし

C評価【17位】明治「ザバス ソイプロテインバー」

※リンク先は、12本セットのものとなります。

総合評価: 2.44

 
たんぱく質量
 3.00
PFC比バランス
 2.00
味・おいしさ
 2.25
食感・食べやすさ
 2.50

大豆由来を生かしきれず

同シリーズの「チョコレート味」のバリエーションとして、「ソイプロテイン」を訴求している商品です。

しかし、「チョコレート味」と成分的にそこまで変化がない中、後味に大豆らしさが目立つなど、長所として得点に結びついてはいませんでした。

内容量
45g
カロリー
227kcal
たんぱく質量
16.5 g
脂質
13.7g
糖質
8g
炭水化物
10.7g
食物繊維
0.36g
その他栄養素
ビタミンB1・B2・B6・D
型番
2631381

C評価【18位】uha味覚糖「SIXPACK 完全バー チョコレート味」

総合評価: 2.38

 
たんぱく質量
 3.00
PFC比バランス
 3.00
味・おいしさ
 1.50
食感・食べやすさ
 2.00

「完全栄養食」の代償は大きかった

カロリーは控えめで、たんぱく質もたっぷり、さらにその中に1日に摂取したい様々な栄養素を詰め込み、「完全栄養食」をアピールした商品。

しかしその代償なのか、ピーナッツバターを目指したと思われるものの、味噌を思わせる強烈な酸味のする味になっており、おいしさについて最低レベルの得点となりました。

内容量
40g
カロリー
157kcal
たんぱく質量
15.1g
脂質
5g
糖質
13.4g
炭水化物
15.4g
食物繊維
2g
その他栄養素
ビタミンA・B1・B2・B6・B12・C・D・E・K、ナイアシン、葉酸・カルシウム・鉄・亜鉛など

食品雑貨たんぱく質量・おいしさなどを元に、活用したいシーンに応じて選ぼう

今回のプロテインバーの比較検証では、内容量の約半分がたんぱく質の商品も複数あるなど、効率的にたんぱく質を摂取できるように各メーカーでも研究が進んでいる印象がありました。

たんぱく質量とおいしさの両立も進んでいますが、一方で味がおいしく食べやすい商品は糖質が多めになってしまう傾向にありました。

たんぱく質量・おいしさなどを元に、活用したいシーンに応じて選ぼう プロテインバーおすすめ イメージ

たんぱく質に気を使いながら、小腹が空いた際に時折食べるならば、ある程度のおいしさと一緒に複数の栄養素も取れる、【1位】【4位】【5位】に輝いた「inバープロテイン」シリーズがおすすめです。

たんぱく質量・おいしさなどを元に、活用したいシーンに応じて選ぼう プロテインバーおすすめ イメージ2

一方、ある程度継続的に食べることを考えた場合は、PFCバランスとおいしさを両立した【6位】のiHerb「Think !, ハイプロテインバー、ブラウニークランチ」や、コンパクトなボリュームかつ素朴な味で複数の栄養素が配合された【11位】日本ケロッグ「素材まるごとプロテインバー キャラメル&ナッツ」などを活用することが考えられます。

おいしさ・食べやすさを重視しないならば、【15位】HALEO「HALEO GO PROTEIN BITESダブルチョコレートチップ」のような商品も考えられますが、決して効率的にたんぱく質を摂取できるわけではないので、サプリメントや粉末のプロテインと比較しながら考えることになります。

今回はたんぱく質量とPFCバランス、そしておいしさ・食べやすさを中心に順位付けを行いましたが、どんな時に、どんな目的でプロテインバーを食べるのかによって、おすすめの商品は異なります。

ぜひ、今回のランキングを参考に、自分に合った商品を見つけてくださいね。