機内持ち込みできるスーツケースとは?
旅行や出張で国内線の飛行機に乗る際は、機内持ち込みができるスーツケース(キャリーケース、キャリーバッグ)があると便利です。
最近では収納力や静音性に優れ、操作性、機能性の高い商品も多く登場していることから、買い替えたいと思っている人も多いのでは?
ちなみに、スーツケースを機内に持ち込むには、利用する航空会社が定める基準を守らなければなりません。
機内持ち込み条件は航空会社で異なる
100席以上の航空機の場合、高さ、幅、奥行きの3辺を合計して115cm以内、重量10kg以内という機内持込みの条件が一般的。
ただし、LCCの場合、重量は7kg以内で、超過するとオプション料金が発生するなど注意が必要です。必ず事前に航空会社のホームページなどで確認するようにしましょう。
1万円以下の安いスーツケースを徹底比較
Amazonや楽天市場などで検索すると、1万円以下で買えるノーブランドの格安スーツケースが「おすすめ」に出てきます。
サイトの口コミやレビューを見ても悪くないものの、安いとすぐ壊れてしまうイメージがありますよね? 実際に耐久性や使いやすさはどうなんでしょうか。
そこで雑誌『MONOQLO』が、機内持ち込みできる1万円以下の安いスーツケース10製品を実際に使用して、気になる性能を徹底比較。最強の格安スーツケースを探しました!
安いスーツケースの選び方は?
スーツケースを購入する際は、サイズ(容量)や価格、デザインが気になりますが、ここでは機内持ち込みできるSサイズで価格が安いスーツケースの選び方のポイントをご紹介します。
選び方1:耐衝撃性
価格が安いスーツケースは、使い込むうちに外装が剥がれたり、変形したりしないか強度が心配です。 スーツケース本体や角、キャスター部分が頑丈でタフな商品を選びたいです。
フレームには大きく、ハードタイプとソフトタイプがあり、ハードには隙間から出し入れできるファスナータイプと防犯性の高いフレームタイプがあります。
外ポケットが充実しているソフトタイプは書類などが出し入れしやすいので、ビジネスシーン向けです。迷ったら、ハードファスナータイプを選ぶのがおすすめです。
選び方2:軽やかさ・持ちやすさ
軽さや持ちやすさは本体そのものの重量も関係します。軽さを重視するなら、3kg程度を重さの目安にするといいでしょう。
また、キャスターの位置とキャリーバーの長さも重要。キャリーバーは体から離れるほど持ち手にかかる荷重は重くなり、逆に短すぎても引きにくいので、バランスが大事です。
バーは調節できる段階が多いものを
バーの長さは、使う人の身長により感覚が異なることもあるので、調節できる段階が多い方がよいといえます。
キャスターはボディ外辺にあるほど軽い
キャスターが外辺に近いものほど持ち手にかかる荷重が軽い傾向にあり、逆に奥まっていると、ミニサイズでも重く感じることも。
持ち手が丸くて柔らかい素材だと手への負担も少なく、手が大きい人は手を入れた時にすき間がある方がスムーズに取り回しできます。なるべく体への負担が少ないものを選ぶと快適に使えます。
選び方3:内装
小物収納が着脱可能だったり、ハンガーが付属していたり、アイテム別のポケット付きなど、荷物の量や質に合わせられると便利です。
立ったまま取り出せるフロントポケットや中身がひと目でわかるメッシュポケットなど、整理しやすいデザインで使い勝手がいいかどうかもポイントです。
選び方4:ロック機能
ロック機能は仕様によって使い勝手が変わってくるため、ロック機能を使う人は要チェックです。
国際線でハワイやグアムを含むアメリカ領土に行くなら、赤いマークが目印のTSAロックは必須。手荷物の中身を確認する必要がある場合は、TSA職員が専用の工具で解錠することになります。
また、鍵で開け閉めするシリンダーロック、暗証番号で解除するダイヤルロックはどちらもそれぞれメリット・デメリットがあるため、自分に合ったほうを選びましょう。
選び方5:静かさ
移動時に気になるのがキャスターの音。基本的にはタイヤの回転時に異音がしなければ問題ないといえます。実際に手で回してみたり、スーツケースを引いてみるといいでしょう。
音の大きさは60db以内を目安にすれば、夜道でも使いやすいはずです。
1万円以下の機内持ち込みできるスーツケースを徹底比較
今回は、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのネット通販で、1万円以下で購入できる安いスーツケースの人気10製品をピックアップ。
「内装」「キャリーバー」「取っ手の持ちやすさ」「ロック部の構造」「容量1Lあたりの重さ」「持ち手にかかる負荷」「軽やかさ」「転回のしやすさ」「静音性」「耐衝撃性」の全10項目をチェック。
そのうち、評価に差が出なかった「耐衝撃性」を除く、9項目の総合得点でランキング化しました。
内装
荷物の収納や整理のしやすさに影響する内装。仕切りや小物の収納スペースなどを比較しました。
キャリーバー(最大高さ・伸縮段階)
キャリーバーを最大まで伸ばした際の地面からの高さがあると、背の高い人でも扱いやすくなります。
長さを細かく調整できれば、状況に応じて引きやすい長さを選べます。最大高さと伸縮段階をチェックしました。
取っ手の持ちやすさ
取っ手は、ボディとの間に隙間があって握ると飛び出し、幅があるほど持ちやすいです。上部に加え、サイドにもある場合は加点しました。
ロック部の構造
ロック部は破損を防ぐ観点から、スライダーがフラットなものを評価。キーは紛失の心配がないナンバー式をより高評価としました。
容量1Lあたりの重さ
機内持ち込みの場合、重量に制限があるためスーツケース単体の重さも重要。今回比較した製品は容量にばらつきがあるため、1Lあたりの重さで評価しました。
持ち手にかかる負荷
10kgの荷物を入れ、一定の角度に傾けた際にキャリーバーの持ち手にかかる負荷を測定しました。
軽やかさ
こまかな凹凸のあるアスファルトと屋内で、後ろ手に引いたときの軽さを比較しました。
転回のしやすさ
人混みを避けるように細かく動かすことができるかなどの操作性を屋外と屋内で検証しました。
静音性
凹凸のあるアスファルトで後ろ手に引いたとき(2輪)と横向きに押したとき(4輪)の走行音を測定しました。
耐衝撃性
鋼球を所定の高さから自然落下させ、スーツケースの角およびキャスターの付け根それぞれに衝突させ、瞬間的な耐衝撃性を検証しました。計算上の瞬間的な衝撃値は1000kgf以上です。
鋼球がぶつかった際の音は「これはまずい」と思うほどでしたが、どの製品も問題なく耐えていました。
よって、今回の検証では評価には含めていません。
※コスパについては検証時の購入価格で記載しています。
以上を比較検証した結果は、評価の高かった安いスーツケースからおすすめ商品をランキングでご紹介します。それではどうぞ!
機内持ち込みできるスーツケースのおすすめは?
プロと一緒に実際に使ってみた、機内持ち込みできるスーツケースのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | おすすめポイント | ||||||||||||||||||||
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レジェンドウォーカー5520-49(Sサイズ)
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|
リーズナブルなのに隙のない造り/安定して引いて歩ける/滑らかなキャスターで走行音が静か |
330mm(約) |
250mm(約 / 拡張時+50mm) |
550mm(約) |
2.94kg(実測値) |
35L(拡張時 42L) |
ダブル |
4.8cm(約) |
やや柔らかめ |
98.3cm(約) |
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グリフィンランドFK1037-1(SSサイズ)
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|
仕切り板とベルトで出し入れしやすい/走行音が小さくて転回しやすい/コスパがよく見た目もいい |
530mm |
235mm |
360mm |
3.12kg |
31.3L |
シングル |
4cm(約) |
やや硬め |
101.5cm(約) |
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VARNICスーツケース(Sサイズ)
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|
40L超え大容量で本体は軽い/メタリックのボディが高見えする |
550mm |
230mm |
370mm |
2.76kg |
40.5L |
ダブル |
5cm(約) |
やや柔らかめ |
98.5cm(約) |
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クールライフLUGGAGE73(Sサイズ)
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|
とにかく軽くて手の負担が小さい/38Lで荷物が多めでも安心 |
370mm(約) |
225mm(約) |
540mm(約) |
2.84kg(約/実測値) |
38L(約) |
ダブル |
4.8cm(約) |
やや硬め |
98.8cm(約) |
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REGESYスーツケース(Sサイズ)
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|
キャリーバーが3段階調節できる/ロック部の構造が頑丈 |
545mm |
230mm |
350mm |
2.82kg |
40.5L |
ダブル |
5.7cm(約) |
やや硬め |
100.6cm(約) |
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Joymeスーツケース(SSサイズ)
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|
U5000円でコスパNO.1/発色のいいパステル調カラー |
340mm(約) |
210mm(約) |
480mm(約) |
2.25kg(約/実測値) |
29L(約) |
シングル |
4.5cm(約) |
やや柔らかめ |
93.5cm(約) |
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トラベルデパートスーツケース(SSサイズ)
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|
後ろ手に引くと走行音が小さい |
490mm(約) |
200mm(約) |
330mm(約) |
2.12kg |
26L |
シングル |
4.5cm(約) |
やや硬め |
90cm(約) |
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ISUKIスーツケース(Sサイズ)
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|
容量42Lでも引くと軽快 |
375mm |
225mm |
555mm |
2.95kg |
42L |
ダブル |
5.3cm(約) |
やや硬め |
97.3cm(約) |
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チアキストアスーツケース(Sサイズ)
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|
U5000円で容量35L、1Lあたりの重量も軽い |
330mm(約) |
220mm(約) |
540mm(約) |
2.52kg |
35L |
ダブル |
5.2cm(約) |
やや柔らかめ |
96.5cm(約) |
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LAZARAスーツケース(Sサイズ)
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|
3ダイヤル式のロック |
360mm |
220mm |
570mm |
2.64kg |
30L |
ダブル |
4.8cm(約) |
やや柔らかめ |
97.1cm(約) |
【1位】レジェンドウォーカー「5520-49(Sサイズ)」
- レジェンドウォーカー5520-49(Sサイズ)
- 実勢価格: ¥7,180〜検証時価格: ¥8,480〜
- 内装
- キャリーバー
- 取っ手の持ちやすさ
- ロック部の構造
- 容量1Lあたりの重さ
- 持ち手にかかる負荷
- 軽やかさ
- 転回のしやすさ
- 静音性
高い機能性と使い勝手の良さでこの価格!
機内持ち込みできる安いスーツケースのおすすめランキング1位でベストバイに輝いたのは、レジェンドウォーカー(LEGEND WALKER)「5520-49(Sサイズ)」。
荷物を入れて持ち手を持ってもボディが歪まず、つくりもデザインも機能も申し分なし。
しっかりとしたキャリーバーとよく転がるキャスターで、10kgの荷物を収納しても引きが軽く、操作性は高評価。走行音も小さいので長めの移動も気になりません。
7Lの拡張機能で収納量を増やせるので、帰りに荷物が増える人には超便利。各パーツは専用品のようで、デザインも際立ちます。
- おすすめポイント
-
- リーズナブルなのに隙のない造り
- 安定して引いて歩ける
- 滑らかなキャスターで走行音が静か
- 幅
- 330mm(約)
- 奥行
- 250mm(約 / 拡張時+50mm)
- 高さ
- 550mm(約)
- 重量
- 2.94kg(実測値)
- 容量
- 35L(拡張時 42L)
- タイヤの種類
- ダブル
- タイヤ径
- 4.8cm(約)
- タイヤ間の幅
- 4.4cm(約)
- タイヤの硬さ
- やや柔らかめ
- キャリーバーの最大高さ
- 98.3cm(約)
- 型番
- 5520-49-BL
リーズナブルなのにスキのない作り
リーズナブルな製品にもかかわらずしっかり1年間の保証があるのが最高!
製品に不具合が見つかった場合は無償修理もしくは製品交換が受けられます。「安めの製品は壊れそうで心配」という人でも、これなら安心して使えます。
内装:◯
フタ側は仕切りに大きなメッシュポケットつき。底側のベルトは留め具付きで、自分で長さを調整します。
キャリーバー:◎
約98.3cm、3段階の調節
引っぱってもグラつかず、力が逃げません。
最大まで伸ばした状態でもキャリーバーがほとんどぐらつかず、つくりのよさを実感できます。3段階に調整できるため、状況に応じて最適な長さを選べます。
取っ手の持ちやすさ:◯
デザイン的に持ち手が1cmほど持ち上がっているため、指がスッと入ってラクに握れます。横幅も広いので、手の大きな人でも持ちやすいです。
ロック部の構造:◎+
ロック部は埋め込まれていて、キーは3桁のナンバー式なので、鍵を持ち歩く必要なし。スライダーも飛び出しません。
サイドには拡張用のファスナーを備えていて、開けば5cm広げることが可能です。なお、拡張時は機内持ち込みできません。
容量1Lあたりの重さ:◯
- 単体重量:約2.94kg
- 容量:35L(拡張時42L)
- 1Lあたりの重さ:0.084kg
持ち手にかかる負荷:◎
2.950kg
10kgの荷物を収納した際の持ち手にかかる負荷は、3番めに軽い2.95kg。歩いていて引きが軽いのも納得です。
本体が約2.94kg(実測値)と重めだっただけに、予想外の結果でしたが、本体の重量とほぼ変わらず、重いと感じるほどではありません。
軽やかさ:◎+、転回のしやすさ:◎
持ち手にかかる負荷と同様に、かなりの軽さ。キャスターが軽快に転がります。軽いキャスターのおかげで転回も得意。ただ、拡張時は小回りが利かなくなります。
静音性
横向きに押した場合:◎+(80.6db)
後ろ手で引いた場合:◎+(77.8db)
荒れたアスファルトで測定した騒音計の数値は、上位の静かさ。検証の際の主観でも耳障りな音はしませんでした。
凹凸のない空港のフロアのような滑らかな床ではより静かでした後ろ手、横向きともに数値以上に大きく感じました。アスファルトではかなりうるさいです。
耐衝撃性
衝撃で壊れることがないか、瞬間的に推定値1000kgfの衝撃を加えましたが、キャスターもボディも問題なし。万が一、空港でラフに扱われても大丈夫です。
タイヤ部、本体の角ともに傷もつかず、確認できるダメージは残りませんでした。
【2位】グリフィンランド「FK1037-1(SSサイズ)」
- グリフィンランドFK1037-1(SSサイズ)
- 実勢価格: ¥5,980〜検証時価格: ¥7,480〜
※Amazonのリンク先はブラックとなります。
- 内装
- キャリーバー
- 取っ手の持ちやすさ
- ロック部の構造
- 容量1Lあたりの重さ
- 持ち手にかかる負荷
- 軽やかさ
- 転回のしやすさ
- 静音性
デザインがよく荷物が出し入れしやすい
機内持ち込みできる安いスーツケースのおすすめランキング2位は、グリフィンランド(Griffinland)「FK1037-1(SSサイズ)」。
この価格とは思えない見た目のよさ&おしゃれさで、旅行のテンションが上がります。
唯一、ケースの両側とも仕切り板とベルトという仕様で、荷物の出し入れがしやすく、小物の収納スペースも豊富。
シングルキャスターで走行音の小ささと転回のよさもポイントです。
- おすすめポイント
-
- 仕切り板とベルトで出し入れしやすい
- 走行音が小さくて転回しやすい
- コスパがよく見た目もいい
- 幅
- 530mm
- 奥行
- 235mm
- 高さ
- 360mm
- 重量
- 3.12kg
- 容量
- 31.3L
- タイヤの種類
- シングル
- タイヤ径
- 4cm(約)
- タイヤ厚
- 1.5cm(約)
- タイヤの硬さ
- やや硬め
- キャリーバーの最大高さ
- 101.5cm(約)
- 型番
- FK1037-1
内装:◎+
フタ側・底側ともにベルトで固定する仕切りつきで、収納も豊富です。
他の製品と異なり、小物収納が着脱可能だったり、ハンガーが付属していたりと荷物の量や質に合わせられるカスタマイズ性を評価しました。
キャリーバー:◎
約101.5cm、4段階の調節
唯一の4段階で、利用者にあった長さが選べます。
取っ手の持ちやすさ:◎
幅が広く、持ち上げやすいように軽く弧を描いた形状です。
ロック部の構造:◯
ロック部はわずかに飛び出し、開閉にはキーが必要です。スライダーも出っ張ります。
容量1Lあたりの重さ:△
- 単体重量:約3.12kg
- 容量:31.3L
- 1Lあたりの重さ:0.099kg
持ち手にかかる負荷:◯
3.155kg
約30Lとサイズは小さめですが、手にかかる負荷は大きめです。
軽やかさ:◎、転回のしやすさ:◎+
キャスターの転がりは軽快ですが、キャリーバーを持つ手に重さがかかるのを感じます。シングルタイヤはダブルタイヤより小回りが利きます。その場でクルクル回転できます。
静音性
横向きに押した場合:◯(82.6db)
後ろ手で引いた場合:◎+(76.7db)
シングルタイヤは後ろ手に引いた際の走行音が小さめな一方、横向きは大きめの数値が出ました。
耐衝撃性
タイヤ部にはダメージなし。本体の角にわずかに傷跡が残りましたが、影響はほぼなしです。
【3位】VARNIC「スーツケース(Sサイズ)」
- VARNICスーツケース(Sサイズ)
- 実勢価格: ¥6,281〜検証時価格: ¥8,480〜
- 内装
- キャリーバー
- 取っ手の持ちやすさ
- ロック部の構造
- 容量1Lあたりの重さ
- 持ち手にかかる負荷
- 軽やかさ
- 転回のしやすさ
- 静音性
大容量なのに軽量で性能は平均的
機内持ち込みできる安いスーツケースのおすすめランキング3位は、VARNIC「スーツケース(Sサイズ)」。
40L超えの大容量なのに本体は軽量で、手にかかる負荷も小さいです。
一方で引きはイメージほど軽くなく、平均的なスーツケースという印象。エンボス加工されたメタリックのボディは高見えするので、所有する満足感が高いです。
- おすすめポイント
-
- 40L超え大容量で本体は軽い
- メタリックのボディが高見えする
- 幅
- 550mm
- 奥行
- 230mm
- 高さ
- 370mm
- 重量
- 2.76kg
- 容量
- 40.5L
- タイヤの種類
- ダブル
- タイヤ径
- 5cm(約)
- タイヤ間の幅
- 4cm(約)
- タイヤの硬さ
- やや柔らかめ
- キャリーバーの最大高さ
- 98.5cm(約)
- 型番
- B6
内装:◯
フタ側は小物収納つきの仕切り、底側は留め具つきのゴム製ベルトです。
キャリーバー:◯
約98.5cm、2段階の調節
調整は2段階。引いてもあまりグラつきません。
取っ手の持ちやすさ:◎
複数のケースに採用されていた取っ手。握ると飛び出して持ちやすいです。
ロック部の構造:◎
ロック部は埋め込まれ、スライダーもフラットになりますが、キーが必要です。
容量1Lあたりの重さ:◎+
- 単体重量:約2.76kg
- 容量:40.5L
- 1Lあたりの重さ:0.068kg
持ち手にかかる負荷:◎
2.975kg
重さをあまり感じることなく、実用的な負荷です。
軽やかさ:◯、転回のしやすさ:◯
アスファルトでは軽く感じたものの、なぜか屋内のなめらかな床では重かったです。キャスターの転がりはいいですが、ダブルタイヤであまり細かい動きはできません。
静音性
横向きに押した場合:◯(83.0db)
後ろ手で引いた場合:◎+(77.8db)
後ろ手に引いた際の走行音は小さめでしたが、横向きに押すと大きめになりました。
耐衝撃性
タイヤ部、本体の角ともに傷もつかず、確認できるダメージは残りませんでした。
【4位】クールライフ「LUGGAGE73(Sサイズ)」
- クールライフLUGGAGE73(Sサイズ)
- 検証時価格: ¥6,980〜
- 内装
- キャリーバー
- 取っ手の持ちやすさ
- ロック部の構造
- 容量1Lあたりの重さ
- 持ち手にかかる負荷
- 軽やかさ
- 転回のしやすさ
- 静音性
引きの軽さNO.1。負担なくラクに進む
機内持ち込みできる安いスーツケースのおすすめランキング4位は、クールライフ(Coolife)「LUGGAGE73(Sサイズ)」。
推しポイントはただ1つ。引いてみるととにかく軽いことです。同じ10kgの荷物を入れて引き比べてみると、まず手にかかる重さをほとんど感じないことに驚かされます。
そのまま歩いてみると、とにかくラクに進みます。持ち手が使いにくいなど欠点もありますが、スーツケースを引いて移動するなら、この軽さは選ぶ理由になります。
容量も38Lあるので、荷物が多くなりがちな人や重くなりがちな人におすすめです。
- おすすめポイント
-
- とにかく軽くて手の負担が小さい
- 38Lで荷物が多めでも安心
- がっかりポイント
-
- 持ち手が使いにくい
- 幅
- 370mm(約)
- 奥行
- 225mm(約)
- 高さ
- 540mm(約)
- 重量
- 2.84kg(約/実測値)
- 容量
- 38L(約)
- タイヤの種類
- ダブル
- タイヤ径
- 4.8cm(約)
- タイヤ間の幅
- 4.5cm(約)
- タイヤの硬さ
- やや硬め
- キャリーバーの最大高さ
- 98.8cm(約)
圧倒的な軽さで引くと異様に軽い
構造自体はそこそこという感想でしたが、引いてみたら異様に軽いです! とにかく軽さを求めるならおすすめです。
内装:◯
フタ側の仕切りにはポケットがふたつ。底側は強度のある留め具つきのベルトで固定します。
キャリーバー:◯
約98.8cm、2段階の調節
バーのグラつきは小さめ。調整は2段階のみ。
取っ手の持ちやすさ:△
隙間がなく幅も狭いうえ、取り付け部が凹んでいるのもマイナス。
上部にしかない持ち手は指を入れる隙間がほとんどないうえ、ボディより凹んでいるのでとにかく持ちにくいです。横幅は一般的。
ロック部の構造:◎
ロック部とスライダーはほぼフラットになります。開閉にはキーが必要です。
容量1Lあたりの重さ:◎
- 単体重量:約2.84kg
- 容量:38L
- 1Lあたりの重さ:0.074kg
持ち手にかかる負荷:◎+
2.790kg
手に持つと圧倒的に軽く感じましたが、実験で実証されました。もっとも小さかった手にかかる負荷は、2位の製品より約200gも軽め。使用した際に感じた引きの軽さを証明できました。
軽やかさ:◎+、転回のしやすさ:◯
ほかのスーツケースがすべて重く感じるほど、不思議な軽さ。引きやすさは圧倒的です。ダブルタイヤの割になめらかな屋内の床では小回りが利きます。
静音性
横向きに押した場合:◯(83.2db)
後ろ手で引いた場合:◯(81.0db)
後ろ手に引いた場合も、横向きに押した場合も走行音にあまり差はなし。アスファルトを引いた際の騒音は平均的。タイヤの表面はやや硬めなので、きれいな路面のほうが引きやすいです。
耐衝撃性
タイヤ部、本体の角ともに傷もつかず、確認できるダメージは残りませんでした。
【4位】REGESY「スーツケース(Sサイズ)」
- REGESYスーツケース(Sサイズ)
- 実勢価格: ¥6,800〜検証時価格: ¥6,980〜
- 内装
- キャリーバー
- 取っ手の持ちやすさ
- ロック部の構造
- 容量1Lあたりの重さ
- 持ち手にかかる負荷
- 軽やかさ
- 転回のしやすさ
- 静音性
機内持ち込みできる安いスーツケースのおすすめランキング4位は、REGESY「スーツケース(Sサイズ)」。
本体の重さと容量はVARNICとほぼ同じ。なのに手にかかる負荷が大きく、引きも軽くありません。
キャスターの脚が長いこと、タイヤ間の幅が広いことが影響していそうです。キャリーバーが長いので、背の高い人にも合いそうです。
内装は、フタ側は小物収納つきの仕切り、底側は留め具つきのベルトです。
- おすすめポイント
-
- キャリーバーが3段階調節できる
- ロック部の構造が頑丈
- 幅
- 545mm
- 奥行
- 230mm
- 高さ
- 350mm
- 重量
- 2.82kg
- 容量
- 40.5L
- タイヤの種類
- ダブル
- タイヤ径
- 5.7cm(約)
- タイヤ間の幅
- 4.5cm(約)
- タイヤの硬さ
- やや硬め
- キャリーバーの最大高さ
- 100.6cm(約)
- 型番
- 912
キャリーバー:◎
約100.6cm、3段階の調節
高さが100cm以上ある長めのバーです。
取っ手の持ちやすさ:◎
VARNICと同じ取っ手です。サイドにも取り付けられています。
ロック部の構造:◎+
ロック部はフラット。スライダーも飛び出しません。3桁のキーも回しやすいです。
容量1Lあたりの重さ:◎+
- 単体重量:約2.82kg
- 容量:40.5L
- 1Lあたりの重さ:0.069kg
持ち手にかかる負荷:△
3.345kg
負荷はもっとも高かったですが、体感だともう少し軽く感じました。
軽やかさ:◯、転回のしやすさ:◯
アスファルトでは「少し重いかな?」と感じましたが、実用的には問題ないレベルです。なめらかとはいえませんが、屋内での転回は許容範囲。屋外では評価が下がります。
静音性
横向きに押した場合:◯(82.3db)
後ろ手で引いた場合:◯(80.8db)
後ろ手に引いた場合、横向きに押した場合ともに、大きくも小さくもない走行音でした。
耐衝撃性
タイヤ部、本体の角ともに傷もつかず、確認できるダメージは残りませんでした。
【6位】Joyme「スーツケース(SSサイズ)」
- Joymeスーツケース(SSサイズ)
- 検証時価格: ¥3,980〜
- 内装
- キャリーバー
- 取っ手の持ちやすさ
- ロック部の構造
- 容量1Lあたりの重さ
- 持ち手にかかる負荷
- 軽やかさ
- 転回のしやすさ
- 静音性
コスパNO.1で普通に使える
機内持ち込みできる安いスーツケースのおすすめランキング6位は、Joyme(ジョイミー)「スーツケース(SSサイズ)」。
10製品中もっとも安価で成績はあまり期待していませんでしたが、特筆する欠点はなく、想像以上の大健闘です。
特に引いたときの騒音は2番めの小ささで、小回りが利くのも特徴。容量29Lと小さくてコンパクトなので、日常の荷物の持ち運びに活用するのもあり。
パステル調が中心の全9色のカラーも遊び心があって価格以上の魅力。手に持った際の軽さを重視する人におすすめできます。
- おすすめポイント
-
- U5000円でコスパNO.1
- 発色のいいパステル調カラー
- 幅
- 340mm(約)
- 奥行
- 210mm(約)
- 高さ
- 480mm(約)
- 重量
- 2.25kg(約/実測値)
- 容量
- 29L(約)
- タイヤの種類
- シングル
- タイヤ径
- 4.5cm(約)
- タイヤ厚
- 1.5cm(約)
- タイヤの硬さ
- やや柔らかめ
- キャリーバーの最大高さ
- 93.5cm(約)
安くて普通に使えるならコレで十分かも
流石に安すぎない!? と心配になりますが、U5000円でも普通に使えます。コスパ重視ならおすすめです。
内装:◯
残念ながらフタ側の仕切りにポケットはなし。底側のベルトはゴムなので伸縮します。
キャリーバー:◯
約93.5cm、2段階の調節
バーは短めで2段階調整。キャリーバーを伸ばした高さはレジェンドウォーカーと変わらないため、身長のある人でも意外と引きやすいですが、重心が低くなるため想像より重さを感じます。
取っ手の持ちやすさ:◯
軽く弧を描いた形状。やわらかく、持ち上げると飛び出します。
ロック部の構造:◎
TSAロックは3桁のナンバー式。旅行中にカギをなくしてしまい、スーツケースが開けられなくなる心配がないのがうれしいですが、ロック部とスライダーの飛び出しは気になります。
容量1Lあたりの重さ:◎
- 単体重量:約2.25kg
- 容量:29L
- 1Lあたりの重さ:0.077kg
持ち手にかかる負荷:◯
3.040kg
40L前後のスーツケースと負荷が変わらず、意外な結果です。
軽やかさ:◯、転回のしやすさ:◎
キャリーバーが短く高さが低いため、手に重さがかかりやすいように感じました。グリフィンランドにはおよびませんが、シングルタイヤは細かな動きに強いです。
静音性
横向きに押した場合:◯(84.2db)
後ろ手で引いた場合:◎+(76.6db)
キャスターの径は約4.5cm、幅は約1.5cm(実測値)。転がりがよく小回りが利いて、騒音も比較的静かでした。
ただ、後ろ手に引いた場合の走行音は小さいですが、横向きに押すとかなり大きくなりました。
耐衝撃性
タイヤ部にはダメージなし。本体の角にわずかに傷跡が残りましたが、影響はほぼなしです。
【7位】トラベルデパート「スーツケース(SSサイズ)」
- トラベルデパートスーツケース(SSサイズ)
- 実勢価格: ¥5,380〜検証時価格: ¥4,080〜
- 内装
- キャリーバー
- 取っ手の持ちやすさ
- ロック部の構造
- 容量1Lあたりの重さ
- 持ち手にかかる負荷
- 軽やかさ
- 転回のしやすさ
- 静音性
機内持ち込みできる安いスーツケースのおすすめランキング7位は、トラベルデパート「スーツケース(SSサイズ)」。
容量は26Lと最小で、同じ荷物を入れてもあきらかに窮屈でした。荷物の少ない人向きです。
キャリーバーが短いためか、本体の軽さに反して手に重さが乗ります。キャスター自体は回転がよく小回りが利き、段差も軽く乗り越えました。
内装は、フタ側は小物収納つきの仕切り、底側は留め具つきのゴム製ベルトです。
- おすすめポイント
-
- 後ろ手に引くと走行音が小さい
- がっかりポイント
-
- 容量26Lと少ない
- 幅
- 490mm(約)
- 奥行
- 200mm(約)
- 高さ
- 330mm(約)
- 重量
- 2.12kg
- 容量
- 26L
- タイヤの種類
- シングル
- タイヤ径
- 4.5cm(約)
- タイヤ厚
- 1.6cm(約)
- タイヤの硬さ
- やや硬め
- キャリーバーの最大高さ
- 90cm(約)
キャリーバー:◯
約90cm、2段階の調節
バーが短めなので背の高い人は引きにくいかも。
取っ手の持ちやすさ:◯
シルバーの金具が高級感あり。軽く弧を描いた形状で握りやすいです。
ロック部の構造:◎
ロック部は外づけ感が強く、スライダーも飛び出します。キーは3桁のナンバーです。
容量1Lあたりの重さ:◯
- 単体重量:約2.12kg
- 容量:26L
- 1Lあたりの重さ:0.081kg
持ち手にかかる負荷:◯
3.075kg
本体は最軽量ですが、手への負荷は思いのほか高めです。
軽やかさ:◯、転回のしやすさ:◎
小さいため、キャリーバーの短さと重心の低さが影響したのか、軽いとはいえません。グリフィンランドにはおよびませんが、シングルタイヤは細かな動きに強いです。
静音性
横向きに押した場合:◯(83.0db)
後ろ手で引いた場合:◎+(76.4db)
後ろ手に引いた際の走行音は最小を記録。ほかのシングルタイヤ同様、横向きは大きめです。
耐衝撃性
タイヤ部、本体の角ともに傷もつかず、確認できるダメージは残りませんでした。
【7位】ISUKI「スーツケース(Sサイズ)」
- ISUKIスーツケース(Sサイズ)
- 検証時価格: ¥6,988〜
- 内装
- キャリーバー
- 取っ手の持ちやすさ
- ロック部の構造
- 容量1Lあたりの重さ
- 持ち手にかかる負荷
- 軽やかさ
- 転回のしやすさ
- 静音性
機内持ち込みできる安いスーツケースのおすすめランキング同7位は、ISUKI「スーツケース(Sサイズ)」。
10製品中最大の42Lですが、引いて歩くとなかなか軽快。少しでも多く荷物を詰め込みたいなら選択肢に入ります。
引いた際の走行音は小さめですが、横向きで押すとかなり大きい音がしたのは気になりました。
内装は、フタ側は小物収納つきの仕切り、底側は留め具つきのゴム製ベルトです。
- おすすめポイント
-
- 容量42Lでも引くと軽快
- がっかりポイント
-
- 横向きで押すとかなり音が大きい
- 幅
- 375mm
- 奥行
- 225mm
- 高さ
- 555mm
- 重量
- 2.95kg
- 容量
- 42L
- タイヤの種類
- ダブル
- タイヤ径
- 5.3cm(約)
- タイヤ間の幅
- 4.5cm(約)
- タイヤの硬さ
- やや硬め
- キャリーバーの最大高さ
- 97.3cm(約)
- 型番
- ISU-9921-silver-m-24
キャリーバー:◯
約97.3cm、2段階の調節
バーを引いてもほとんどグラつきません。
取っ手の持ちやすさ:◎
VARNICと同じ取っ手です。持ち上げると飛び出すので力が入ります。
ロック部の構造:◯
ナンバー式ですがダイヤルが回しにくいです。ロック部、スライダーは飛び出します。
容量1Lあたりの重さ:◎
- 単体重量:約2.95kg
- 容量:42L
- 1Lあたりの重さ:0.070kg
持ち手にかかる負荷:◯
3.125kg
体感では上位の軽さでしたが、テストでは負荷が高く出ています。
軽やかさ:◎、転回のしやすさ:◯
手にかかる負荷は低評価でしたが、引いているときは気にならず、転がりもいいです。動きが悪いわけではありませんが、ダブルタイヤのため細かな移動は苦手です。
静音性
横向きに押した場合:△(87.6db)
後ろ手で引いた場合:◎(78.5db)
横向きに押した場合の走行音は圧倒的な大きさ。後ろ手に引いた場合との差が大きいです。
耐衝撃性
本体の角が凹んだものの、タイヤ部ともに致命的なダメージは残りませんでした。
【9位】チアキストア「スーツケース(Sサイズ)」
- チアキストアスーツケース(Sサイズ)
- 実勢価格: ¥5,680〜検証時価格: ¥4,850〜
- 内装
- キャリーバー
- 取っ手の持ちやすさ
- ロック部の構造
- 容量1Lあたりの重さ
- 持ち手にかかる負荷
- 軽やかさ
- 転回のしやすさ
- 静音性
機内持ち込みできる安いスーツケースのおすすめランキング9位は、チアキストア「スーツケース(Sサイズ)」。
5000円以下で容量35L、1Lあたりの重量も軽いとスペック的には優良ですが、検証の結果は引いた際の走行音以外は下位の評価。
特に引いてみるとかなり重く、小回りも苦手なので移動に苦労しそうです。
内装は、フタ側は小物収納つきの仕切り、底側は留め具つきのゴム製ベルトです。
- おすすめポイント
-
- U5000円で容量35L、1Lあたりの重量も軽い
- がっかりポイント
-
- 引くと重くて小回りも苦手
- 幅
- 330mm(約)
- 奥行
- 220mm(約)
- 高さ
- 540mm(約)
- 重量
- 2.52kg
- 容量
- 35L
- タイヤの種類
- ダブル
- タイヤ径
- 5.2cm(約)
- タイヤ間の幅
- 5.1cm(約)
- タイヤの硬さ
- やや柔らかめ
- キャリーバーの最大高さ
- 96.5cm(約)
- 型番
- cak-sc101-20-wh
キャリーバー:◯
約96.5cm、2段階の調節
多少グラつきますが、実用には影響ありません。
取っ手の持ちやすさ:◯
VARNICと同じ取っ手です。飛び出しが大きく、幅が広いのもよし。
ロック部の構造:◎
ロック部は飛び出しますが、キーは3桁のダイヤル。スライダーが飛び出すのも気になります。
容量1Lあたりの重さ:◎
- 単体重量:約2.52kg
- 容量:35L
- 1Lあたりの重さ:0.072kg
持ち手にかかる負荷:◯
3.180kg
容量の割に本体は軽めですが、手への負荷は大きめです。
軽やかさ:△、転回のしやすさ:△
とにかくキャスターの転がりが重たく感じます。手への負荷も大きく、低評価に。転回しようとしてもなめらかに動かず、小回りは利きません。
静音性
横向きに押した場合:◯(83.2db)
後ろ手で引いた場合:◎(78.2db)
キャスターの転がりが重く感じた割に、走行音は後ろ手・横向きともに健闘しました。
耐衝撃性
タイヤ部にはダメージなし。本体の角にわずかに傷跡が残りましたが、影響はほぼなしです。
【10位】LAZARA「スーツケース(Sサイズ)」
- LAZARAスーツケース(Sサイズ)
- 実勢価格: ¥5,950〜検証時価格: ¥5,950〜
- 内装
- キャリーバー
- 取っ手の持ちやすさ
- ロック部の構造
- 容量1Lあたりの重さ
- 持ち手にかかる負荷
- 軽やかさ
- 転回のしやすさ
- 静音性
機内持ち込みできる安いスーツケースのおすすめランキング10位は、LAZARA「スーツケース(Sサイズ)」。
スーツケースを引こうとした瞬間に「重っ」と声が出るくらい手に負荷がかかり、引いて歩くと軽やかさはなし。カーブではキャスターが追従しません。
容量も30Lと大きくなく、3ダイヤル式のロック以外は推しポイントが見つかりません。
内装は、フタ側は小物収納つきの仕切り、底側は留め具つきのゴム製ベルトです。
- おすすめポイント
-
- 3ダイヤル式のロック
- がっかりポイント
-
- 重くて手に負荷がかかる
- カーブでキャスターが追従しない
- 幅
- 360mm
- 奥行
- 220mm
- 高さ
- 570mm
- 重量
- 2.64kg
- 容量
- 30L
- タイヤの種類
- ダブル
- タイヤ径
- 4.8cm(約)
- タイヤ間の幅
- 4.7cm(約)
- タイヤの硬さ
- やや柔らかめ
- キャリーバーの最大高さ
- 97.1cm(約)
- 型番
- SK-L0201
キャリーバー:◯
約97.1cm、2段階の調節
本体のサイズの割にキャリーバーは短めです。
取手の持ちやすさ:◯
VARNICと同じ取っ手です。サイドに取っ手がないのは残念です。
ロック部の構造:◎
ボディ同色なので目立ちませんがロック部は飛び出しています。キーはダイヤル式です。
容量1Lあたりの重さ:◯
- 単体重量:約2.64kg
- 容量:30L
- 1Lあたりの重さ:0.088kg
持ち手にかかる負荷:△
3.210kg
体感ではもっとも重かったですが、本テストでは2番めでした。
軽やかさ:△、転回のしやすさ:△
圧倒的に引きが重く、手にもズッシリ負荷がかかります。キャスターの動きも悪いです。転回しようとしてもキャスターが進行方向を向かず、動きになめらかさはありません。
静音性
横向きに押した場合:△(84.7db)
後ろ手で引いた場合:△(83.2db)
後ろ手、横向きともに数値以上に大きく感じました。アスファルトではかなりうるさいです。
耐衝撃性
タイヤ部にはダメージなし。本体の角にわずかに傷跡が残りましたが、影響はほぼなしです。
機内持ち込みできるスーツケースのおすすめ まとめ
以上、安いスーツケースのおすすめランキングでした。
全体的に言えるのは、U1万円ながら、どのスーツケースも耐衝撃性は高かったということ。
キャスターの軸部分とぶつかりやすい本体角部分に鋼球を衝突させる試験では、鋼球の落下衝突試験ではほぼ無傷でした。
どの商品も想像より作りがしっかりしていた
目に見えて変形が現れたのはISUKIのスーツケースですが、補強用のコーナーパッドが少し凹んだかな? といったぐらいで、ほぼ無傷といえるレベルでした。
その他の製品についてもほぼ無傷といえるレベルで、鋼球が衝突して瞬間的に歪んだ場所がわずかに白くなる程度でした。ある程度の頑丈さはあるといえます。
かなり鋭利で硬いものなどにぶつけたりしない限り、外装が割れたり変形したりすることはなさそうです。安いからといって侮ってはなりません。
内装は大差ないけどグリフィンランドは注目
内装に関しては、グリフィンランドにだけ高い評価がつきました。
着脱可能な小物収納などのカスタム性はこだわりを感じ、惜しくもベストとはなりませんでしたが、基本性能は優れています。
そんな中、ベストバイに輝いたのは、レジェンドウォーカー「5520-49(Sサイズ)」でした。
高い機能性が魅力のレジェンドウォーカー
レジェンドウォーカー
5520-49(Sサイズ)
レジェンドウォーカー「5520-49(Sサイズ)」は、つくりもデザインも機能も申し分なし。U1万円でこの機能性とは驚きます。
内装にこだわりを感じるグリフィンランド
グリフィンランド
FK1037-1(SSサイズ)
グリフィンランド(Griffinland)「FK1037-1(SSサイズ)」は、旅行用品やガジェット類などの収納力があり、細かなものを持ち運ぶ人には最適です。
引きの軽さNO.1はクールライフ
クールライフ
LUGGAGE73(Sサイズ)
クールライフ「LUGGAGE73(Sサイズ)」は、とにかくラクに進むので、軽さを求める人におすすめです。
コスパNO.1はJoyme
Joyme
スーツケース(SSサイズ)
Joyme「スーツケース(SSサイズ)」は、10製品中コスパNO.1! テスト時は4000円以下で購入できました。29Lとコンパクトで日常の荷物の持ち運びに活用でき、価格以上の魅力があります。
コンパクトサイズの安いスーツケースが気になっている人は、本記事のおすすめランキングを参考に、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。
スーツケースの売れ筋ランキングもチェック!
スーツケースのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。