旅行に便利なトラベルボトルとは?
季節が春から初夏に移り変わってきています。もう夏休みの旅行の計画を立て始めている方も多いのでは? そこで、今回検証するのは「トラベルボトル」です。
トラベルボトルとは?
トラベルボトルとは、シャンプーやスキンケア製品など、液体のものを小分けして持ち運べるボトルで、主にシリコン製。シャンプーやスキンケア用品は、旅行用のミニサイズも売られていますが、割高だったり、肌に合わなかったりすることもありますよね。そこで「トラベルボトル」を活用して、いつも使っているものをそのまま持って行くほうが便利です。
ということで、今回は人気のシリコン製のトラベルボトル5製品で、比較検証しました。
「トラベルボトル」の比較検証方法は?
3つの項目でテスト!
検証したのは以下の3項目です。
テスト1:キャップや口周りのつくり(中身を出した際に口が汚れないか)
テスト2:ふき出しにくさ(荷物の圧迫や、それによる重さでフタが外れ中身が出たりしないか)
テスト3:使いやすさ(サイズ感など)
移動中に旅行バッグ内でぶちまけることのないよう、特にテスト項目「2」の「ふき出しにくさ」は重要ポイント。
以前に雑誌『MONOQLO』でシャンプーの比較調査のため、20本近いシャンプーを小分けボトルに詰めて検査機関に送ったのですが、配送中に盛大に漏れる大惨事となり、検査が不可能に。
当時の編集長は当然激怒&シャンプーの比較調査の企画自体が消えてしまったことがあるのですよね。
そこで今回の検証では晋遊舎のラボに依頼して、徹底的にテスト。装置を使ってトラベルボトルの胴部に5kgの力で押さえる負荷をかけ、漏れ出さないか検証しています。
それでは、高評価となったおすすめ順に紹介します!
トラベルボトルのおすすめは?
商品 | |||
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CC&Rトラベルボトル 3本セット
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60ml |
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LICOMPremium Travel Bottle
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90ml |
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TAYOTTEトラベルボトル
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60ml |
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UULANFAトラベルボトル
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75ml |
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AiGouGouトラベルボトル
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12ml×4 |
【1位】CC&R「トラベルボトル 3本セット」
- キャップ・口のつくり
- ふき出しにくさ
- 使いやすさ
シリコン製のトラベルボトル5製品でA+評価となり、ベストバイを獲得したのは、CC&R「トラベルボトル 3本セット」です。
出し口周りがせりあがった構造になっていて、使用しても液垂れがなく快適に使えます。フタ周りがベトベトになりにくく、ほかの荷物を汚す心配も少なめ。
また、本体横に目盛&中身が見える小窓があるので、残量を確認でき、使う量の調整もラクです。
さらに、キャップ部分に「shampoo」など中身を示すラベルつき。キャップを回転し、5種類から選べるのが地味に便利です。すべてのテスト項目で高評価となり、おすすめです!
- おすすめポイント
-
- 液切れがよく、キャップ周りがベタベタしない
- 中身がスムーズに出る
- 残量や中身がわかりやすく適量を使える
- 容量
- 60ml
キャップ・口のつくり:◎+
口周りが囲まれていて液切れがよく、フタが汚れません。中身もスムーズに出ました。
ふき出しにくさ:◎+
5kgの負荷をかけてもふき出しナシでした。
使いやすさ:◎+
容量は6ml。中身が見える小窓があるので、連泊時も量の管理がしやすく便利です。
【2位】LICOM「Premium Travel Bottle」
- LICOMPremium Travel Bottle
- 実勢価格: ¥1,380〜
11/29(金)~12/6(金)Amazonで見る¥1,380〜
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- キャップ・口のつくり
- ふき出しにくさ
- 使いやすさ
2位になったのは、A評価のLICOM「Premium Travel Bottle」です。
こちらは容量90mlと(60mlタイプもあり)と他製品よりたっぷり入ります。ベスト製品より30ml多いので、1泊分多くシャンプーを持って行けます。1回あたりの使用量が多い人にも便利でしょう。
ただし、口周りが汚れやすいのが惜しいです。
- おすすめポイント
-
- 容量多めで残量を気にせず使える
- 連泊する人向け
- がっかりポイント
-
- 口周りが汚れやすい
- 容量
- 90ml
キャップ・口のつくり:△
かなり広範に中身が垂れるので、使用のたびに拭いてキレイにする必要あり。
ふき出しにくさ:◎+
5kgの負荷をかけてもふき出しナシでした。
使いやすさ:◎
容量は90mlと今回の製品中では一番容量が多く、残量をあまり気にせずにすみます。連泊にもおすすめ。
【3位】TAYOTTE「トラベルボトル」
- TAYOTTEトラベルボトル
- 実勢価格: ¥1,529〜
11/29(金)~12/6(金)Amazonで見る¥1,529〜
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- キャップ・口のつくり
- ふき出しにくさ
- 使いやすさ
次に評価が高く3位となったのは、同じくA評価のTAYOTTE「トラベルボトル」です。
今回比較した5製品の中では液垂れが少なめ。サイズがコンパクトなのもうれしいところです。ふき出しにくさも優秀で無難に使えます。
ただし底面がフラットではないので、フタを下にして置くことしかできません。
- おすすめポイント
-
- 液だれ少なめ
- コンパクトで場所をとらない
- がっかりポイント
-
- 置く向きを考えるのが面倒
- 容量
- 60ml
キャップ・口のつくり:◯
やや中身が垂れますが、量は多くはないです。快適に使うならその都度拭いたほうがよさそうです。
ふき出しにくさ:◎+
5kgの負荷をかけてもふき出しナシでした。
使いやすさ:△
容量は60ml。底面が丸いので、置くときは向きを考えないといけないのがちょっと不便です。
【4位】UULANFA「トラベルボトル」
- UULANFAトラベルボトル
- 実勢価格: ¥1,426〜
11/29(金)~12/6(金)Amazon プライム限定価格¥1,783¥1,426
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- キャップ・口のつくり
- ふき出しにくさ
- 使いやすさ
UULANFA「トラベルボトル」はB評価です。ベストバイのCC&R「トラベルボトル 3本セット」と同じく、キャップに中身を示すラベル付きです。
しかし、口のつくりがシンプルすぎるのか、使用すると垂れた中身が周りにベットリついてしまいました。ベストバイの製品と比べると、使っていてストレスを感じました。
- おすすめポイント
-
- キャップに中身を示すラベル付き
- がっかりポイント
-
- 使用するたびに中身が垂れる
- 容量
- 75ml
- 型番
- UULANFA
キャップ・口のつくり:✕
キャップのサイドまで中身が垂れます。ほか製品以上に入念な手入れが必要です。
ふき出しにくさ:◎+
5kgの負荷をかけてもふき出しナシでした。
使いやすさ:◯
容量は75ml。キャップに中身を示すラベルがあります。底面が狭く、やや倒れやすい印象です。
【5位】AiGouGou「トラベル ボトル」
- AiGouGouトラベルボトル
- 実勢価格: ¥1,598〜
11/29(金)~12/6(金)Amazon プライム限定価格¥1,998¥1,598
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- キャップ・口のつくり
- ふき出しにくさ
- 使いやすさ
AiGouGou「トラベルボトル」もB評価です。こちらはちょっと変わり種。ボトルの中に3本のスプレーボトルが収納されています。
シャンプーボトルと製品ページにはありましたが、シャンプーを入れるには量も足りず、出しづく不便です。
もっとサラッとした液体に向いている印象のうえ、容量的にも形状的にも、化粧水入れとしてなら活躍できそう。消毒用アルコールを入れてもいいかもしれません。
- おすすめポイント
-
- 化粧水を入れるのに使えそう
- がっかりポイント
-
- シャンプーボトルとうたわれているが不向き
- 容量
- 12ml×4
キャップ・口のつくり: ✕
シャンプーに適した構造ではないので汚れやすく、中身を出すのも面倒です。
ふき出しにくさ:◎+
5kgの負荷をかけてもふき出しナシでした。
使いやすさ:△
容量は12ml。コンパクトさはいいですが、形状がスプレーボトルなので化粧水向きです。
「トラベルボトル」の検証まとめ
検証の結果、5製品ともにふき出しにくさは優秀でした。ボトル胴部に装置で圧力をかけるテストでも、手で直接握り締めても問題なし。
ただしキャップのつくりなどには違いがありました。使用時の垂れにくさや置きやすさに関係するので、選ぶ際にはそこがポイントになると思います。補充しやすさでは、どれもキャップを根本から外せるので違いはほぼありませんでした。
なお、サイズはどの製品も旅行バッグの隙間に入れやすい大きさ(ちなみに60mlで約2泊分入る印象です)です。
おすすすめ:CC&R「トラベルボトル 3本セット」
以上をふまえて、今回の「トラベルボトル」5製品の検証でベストバイになったのは、のCC&R「トラベルボトル3本セット」。すべて満点評価のおすすめ製品です。
今年は旅行に行く人も多いと思うので、活躍の機会も増えそう。日常的に銭湯やサウナ、ジムに持っていくのもよさそうです。お気に入りシャンプーやコンディショナーを快適に持ち歩きたい人は、ぜひこのランキングを参考にしてみてください。
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