スーツケース・キャリーケースはサイズと機能で選ぼう!
国内旅行や海外旅行のレジャーシーン、出張などのビジネスシーンで使うスーツケース・キャリーケース。
10年ものの古いスーツケースを壊れないからといって、ずっと使い続けていませんか? 年々スーツケースは機能性が進化し、より一層快適に使えるようになっています。
スーツケースは、サイズはもちろん、1ルームor2ルーム収納、容量拡張の有無、小物ポケットの数、付加機能の便利ギミックなど、製品ごとの違いはあるので、使う人に合ったものを選ぶのがポイントです。
自分にとってうれしい機能面や特徴で選ぶと失敗が少ないでしょう。
選び方1:サイズは1泊あたり10Lを目安に
スーツケースのサイズは1泊あたり10Lが目安です。40L未満のSサイズのスーツケースなら、1〜2泊程度で機内持ち込みできるものが多いです。
2泊3日ほどの旅行で家族分を入れたりするなら、Mサイズ(約40〜70L)のスーツケースとボストンバッグの併用がオススメ。
Lサイズ(70L以上)だと1週間以上の旅行向け。スーツケース本体が重たいものが多くなってきます。1週間程度の旅行なら60〜70L、8泊以上なら80L以上と、宿泊日数にあわせてサイズを選びましょう。
機内持ち込みできるスーツケースのサイズは?
飛行機内に持ち込みできるスーツケースのサイズは、100席以上の航空機の場合、高さ・幅・奥行きの3辺を合計して115cm以内、重量10kg以内という条件が一般的です。ただ、航空会社や座席数によって違うこともあるので、事前に航空会社のホームページなどで確認するようにしましょう。
LCCの場合、決まった重量を超過するとオプション料金が発生することもあるので注意が必要です。
選び方2:スーツケースの機能をチェック
ここでは最近増えてきているスーツケースのプラスαの機能面の一部を紹介します。
フロントオープン
最近は、フロントポケットが付いている前開きスーツケースが売れ筋です。街中や駅でスーツケースを広げなくてもすぐに使いたいものが取り出せるのがメリットです。
頻繁に出し入れする荷物をフロントポケットに入れておくと、手荷物を少なくすることができます。
メイン収納に入れたものを前のポケットから直接出し入れできる一体型フロントオープンタイプもあります。
ドリンクホルダー付き
ドリンクホルダー付きのスーツケースなら、大荷物になりがちな旅行中に、ドリンクで片手がふさがってしまうのを解消してくれます。折りたたみ傘の一時置きにも便利です。
スマホスタンド+USBポート付き
スマホスタンド、USBポート付きのスーツケースなら、電車の待ち時間や移動中に、ラクに動画が見られます。中にモバイルバッテリーを仕込めば充電もできちゃいます。
キャスターロック
キャスターロックがあるスーツケースは、電車や坂道でスーツケースが転がっていってしまうのを防げます。両手が離せるので、電車でついうたた寝をしても安心です。
コンパクトにたためる
スーツケースは、使わないときは、場所をとって邪魔になりがち。たためる機能が付いていれば、すきまに入れて省スペースで保管が可能になります。
選び方3:キャスター、ファスナーをチェック
スーツケースを選ぶ際には、キャスターとファスナーをチェックしましょう。キャスターは「HINOMOTO(ヒノモト)」製がおすすめ。動きが軽くて静音性が高いものが多く、劣化しにくいのが特徴です。
女性向け軽いスーツケースのおすすめランキング
雑誌「LDK」が女性が持ち運びしやすい軽いスーツケースを検証したところ、ベストバイ・1位は、イノベーター「INV155」、2位はエース「スカーラ スーツケース 05382」とティエラル「TOMARU Mサイズ」でした。
「LDK」が女性中心の読者にアンケートを取ったところ、スーツケースに求めるポイントの1位は「軽さ」でした。軽さとは、本体の重量だけでなく、軽々引きやすく疲れにくいタイプが人気です。
そこでおおよそ3万円までで購入できるスーツケース(Mサイズ)をピックアップし、女性が持ち運びしやすい、軽くて収納力のあるスーツケースを「使いやすさ」「収納のしやすさ」「キャスターの動かしやすさ」「軽さ」「+α機能」「耐久力」「耐水性」「静音性」の8つのテストで評価しました。
商品 | おすすめポイント | ||||||||||||||||
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イノベーターINV155
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|
キャスターの動きがスムーズ/ベルト+中仕切りでパッキングがラク/ボディが丈夫 |
41cm |
27cm |
62cm |
55L |
4.24kg |
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エーススカーラ スーツケース 05382
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|
軽い引き心地で動かしやすい/静音性に優れている/つくりが丁寧 |
43cm |
27cm |
65cm |
51L |
3.74kg |
||||||||||
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ティエラルTOMARU Mサイズ
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|
ワンルームタイプで収納がラク/軽い引き心地で手が疲れにくい/拡張機能付きでたっぷり入る |
44cm |
32~35cm |
64cm |
68L(拡張時75L) |
4.46kg |
【1位】イノベーター「INV155」
- イノベーターINV155
- 最安価格: ¥25,078〜
- 軽さ
- キャスターの動かしやすさ
- 収納のしやすさ
- 本体の使いやすさ
- 静音性
- 耐水性
- 耐久力
- +α機能
欠点なしで旅がグッとラクになる!
女性向け軽いスーツケースのおすすめランキングの1位・A評価ベストバイは、イノベーター(innovator)「INV155」でした。
フロントポケットの仕切りを解放するとメイン収納にアクセスできて、移動中の荷物の出し入れもラク!
下部にもハンドルが付いているので、横にするときも持ちやすいです。
キャスターの動きもロックの操作性も、丈夫さも文句ナシの一台。コンパクトながら多機能で便利です。
イノベーター は、1969年にスウェーデンで生まれたブランド。北欧ブランドらしくおしゃれなデザインが特徴です。カラーバリエーションが豊富なのでメンズにもおすすめです。
主な+α機能:キャスターロック、フロントオープン、ボトムハンドル
- おすすめポイント
-
- キャスターの動きがスムーズ
- ベルト+中仕切りでパッキングがラク
- ボディが丈夫
- 幅
- 41cm
- 奥行
- 27cm
- 高さ
- 62cm
- 容量
- 55L
- 重量
- 4.24kg
- 型番
- INV155 MAD BLACK
【2位】エース「スカーラ スーツケース 05382」
- エーススカーラ スーツケース 05382
- 検証時価格: ¥28,600〜
- 軽さ
- キャスターの動かしやすさ
- 収納のしやすさ
- 本体の使いやすさ
- 静音性
- 耐水性
- 耐久力
- +α機能
機能性よりも軽さ重視の人におすすめ
女性向け軽いスーツケースのおすすめランキングの2位・A評価は、エース(ace.)「スカーラ スーツケース 05382」でした。
エースは、日本発祥のバッグ・ラゲージメーカー。いたってシンプルなつくりですが、質がよく自分流にパッキングできる自由さがあります。
キャスターの動きのよさや2輪で引いたときがとにかく軽いです。キャスターロック付きで、ストッパーも使いやすいです。
主な+α機能:キャスターロック
- おすすめポイント
-
- 軽い引き心地で動かしやすい
- 静音性に優れている
- つくりが丁寧
- 幅
- 43cm
- 奥行
- 27cm
- 高さ
- 65cm
- 容量
- 51L
- 重量
- 3.74kg
- 型番
- 05382
【2位】ティエラル「TOMARU Mサイズ」
- ティエラルTOMARU Mサイズ
- 検証時価格: ¥19,800〜
- 軽さ
- キャスターの動かしやすさ
- 収納のしやすさ
- 本体の使いやすさ
- 静音性
- 耐水性
- 耐久力
- +α機能
ワンルームタイプでずぼらな人にもぴったり
女性向け軽いスーツケースのおすすめランキングの2位・A評価は、ティエラル(TIERRAL)「TOMARU Mサイズ」でした。
ティエラルは、環境に配慮して本体がPET素材で作られた日本ブランド。
中仕切りがないワンルームタイプは、ざっくりポーチ収納して投げ入れたいズボラな人にぴったりです。
両開きではなくドアオープンタイプなので車や新幹線など狭い場所でも開けられて、荷物が増えたら拡張もできます。
キャスターの動きもなめらかで、軽々と引けて疲れにくい点も高評価でした。
主な+α機能:ボトムハンドル、容量UP、フロントオープン、キャスターロック
- おすすめポイント
-
- ワンルームタイプで収納がラク
- 軽い引き心地で手が疲れにくい
- 拡張機能付きでたっぷり入る
- 幅
- 44cm
- 奥行
- 32~35cm
- 高さ
- 64cm
- 容量
- 68L(拡張時75L)
- 重量
- 4.46kg
- 型番
- TTMR*01002
機内持ち込みできるスーツケースのおすすめ
雑誌「MONOQLO」が選ぶ機内持ち込みできるコスパがいいスーツケースのベストバイ・1位は、シフレ「TABI-tect(タビテクト)」、2位はMAIMO「STAND UP」とイノベーター「INV50」でした。
出張や1泊2日の国内旅行なら、機内持ち込みできるSサイズで価格が安いスーツケースがおすすめです。
そこで雑誌「MONOQLO」が、コスパがよく使いやすい機内持ち込みサイズのスーツケースをピックアップし、「収納効率」「収納のしやすさ・本体の使いやすさ・キャスターの動かしやすさ」「軽さ」「静音性」「耐水性」「耐久力」「移動ストレス解消」度」の7つのテストで評価しました。
【1位】シフレ「TABI-tect」
- シフレTABI-tect
- 検証時価格: ¥11,880〜
- 収納効率
- 収納のしやすさ
- 本体の使いやすさ
- キャスターの動かしやすさ
- 軽さ
- 静音性
- 耐水性
- 耐久力
- 移動ストレス解消度
- おすすめポイント
-
- 前からサッと取り出せて移動中でもスマート!
- 荷物を持ち直さずに階段を上れる!
- 前ポケットはファスナーで2つに分かれている
- 幅
- 37cm(約)
- 奥行
- 23cm(約)
- 高さ
- 55cm(約)
- 重量
- 3.61kg(実測値)
- 容量
- 30L(約)
- プラス機能
- キャスターストッパー、グリップマスター(フロント側のハンドル)
【2位】MAIMO「STAND UP」
- MAIMOSTAND UP
- 最安価格: ¥20,980〜
- 収納効率
- 収納のしやすさ
- 本体の使いやすさ
- キャスターの動かしやすさ
- 軽さ
- 静音性
- 耐水性
- 耐久力
- 移動ストレス解消度
ハンドルが持ちやすい&優秀なキャスターでノンストレス!
機内持ち込みできるスーツケースのおすすめランキング2位は、A評価のMAIMO(マイモ)「STAND UP」でした。
MAIMOは日本発祥のトラベルブランド。「STAND UP」は、まず見た目のスタイリッシュさに惹かれますが、内部収納が繊細に作られています。
充電ポートはもちろん、モバイルバッテリーを収める専用のポケットが本体上部に備わっているのも嬉しいポイント。
各収納のファスナーの動きもスムーズで、ファスナーのツマミもなめらかです。
- おすすめポイント
-
- フラットなボディがスタイリッシュ!
- 内部収納のつくりが繊細
- ファスナーの動きがスムーズ
- がっかりポイント
-
- 耐久力はやや不安
- 幅
- 35cm(約)
- 奥行
- 25cm(約)
- 高さ
- 55cm(約)
- 重量
- 3.35kg(実測値)
- 容量
- 36L(約)
- プラス機能
- 充電ポート、キャスターストッパー
- 型番
- M3-S-BG-01
【2位】イノベーター「INV50」
- イノベーターINV50
- 最安価格: ¥23,978〜
- 収納効率
- 収納のしやすさ
- 本体の使いやすさ
- キャスターの動かしやすさ
- 軽さ
- 静音性
- 耐水性
- 耐久力
- 移動ストレス解消度
- おすすめポイント
-
- プラス機能は少ないがシンプルで使いやすい
- 幅広い旅行スタイルにマッチ
- ファスナーはストレスフリーで開閉できる
- 幅
- 35cm(約)
- 奥行
- 25cm(約)
- 高さ
- 55cm(約)
- 重量
- 3.34kg(実測値)
- 容量
- 38L(約)
- プラス機能
- キャスターストッパー
- 型番
- INV50
フロントオープンのスーツケースのおすすめ
雑誌「MONOQLO」が選ぶフロントオープンのスーツケースのベストバイ・1位は、ティエラル「TOMARU 2.0 Sサイズ」とエース「パリセイド 3-Z 06912」でした。
フロントオープンのスーツケースは、電車や空港などの混雑した場所でもタブレットや小型ガジェット類、充電器といった小物類をフロントポケットからサッと取り出すことができて便利です。
雑誌「MONOQLO」が、前面が大きく開閉する仕様になっているフロントオープンのスーツケースをピックアップし、「収納性」「本体の使いやすさ」「キャスターの動き」「静音性」「手にかかる負荷」「防水性」「耐衝撃性」の7つのテストで評価しました。
【1位】ティエラル「TOMARU 2.0 Sサイズ」
- ティエラルTOMARU 2.0 Sサイズ
- 最安価格: ¥20,900〜
- 収納性
- 本体の使いやすさ
- キャスターの動き
- 静音性
- 手にかかる負担
- 防水性
- 耐衝撃性
- おすすめポイント
-
- メイン収納部にアクセスできる
- クッション性の高いポケット
- 収納量を増やせる
- 幅
- 35cm
- 奥行
- 25cm(拡張時:28cm)
- 高さ
- 53cm
- 重量
- 3.2kg(約)
- 容量
- 37L(拡張時:43L)
- 型番
- TTMR2*001
【1位】エース「パリセイド 3-Z 06912」
- エースパリセイド 3-Z 06912
- 最安価格: ¥33,000〜
- 収納性
- 本体の使いやすさ
- キャスターの動き
- 静音性
- 手にかかる負担
- 防水性
- 耐衝撃性
- おすすめポイント
-
- ワイドだから出し入れがラク
- ポケットを開いたときの安定感も高い
- 4輪走行でもかなりの静かさ
- 幅
- 40cm
- 奥行
- 25cm
- 高さ
- 50cm
- 重量
- 3.2kg
- 容量
- 37L
- 型番
- 06912
ソフトタイプのキャリーバッグのおすすめ
雑誌「MONOQLO」が選ぶソフトタイプのキャリーバッグのベストバイ・1位は、SWISSWIN(スイスウィン)「SW092806N」でした。
布タイプのキャリーバッグは、ビジネスや小旅行のほか、キャンプにも使えて便利。
そこで雑誌「MONOQLO」が、リュックにもなるキャリーバッグ・キャリーケースをピックアップし、「引きやすさ・持ちやすさ」「軽やかさ」「岩場の走破性」「旋回性」「振動」「騒音」「収納力」「耐水性」の8つのテストを行いました。
SWISSWIN「SW092806N」
- スイスウィンSW092806N
- 最安価格: ¥9,600〜
ソロキャンプにも使えそうなタフなキャリーバッグ
ソフトタイプのキャリーバッグのおすすめランキングでベストバイに選ばれたのは、SWISSWIN(スイスウィン)「SW092806N」でした。
コンパクトなサイズながら、約48Lと収納量が確保されていて、ひとり用のテントとシュラフを詰めてキャンプにも使えます。機内持ち込みサイズで街中でも使いやすいサイズ感で、リュックにもなります。
キャンプ場を想定して岩場の段差を引いて歩くなど、タフな環境での使用テストもなんなくクリア。タイヤが太く、安定感があります。
- おすすめポイント
-
- 悪路でも引きが重くならない
- コンパクトながら収納量は約48L
- リュックとの2WAY仕様
- 幅
- 350mm
- 奥行
- 190~320mm
- 高さ
- 500~1070mm
- 重量
- 3.5kg(約)
- 容量
- 48L(約)
- 型番
- SW092806N
スーツケースはハイブランドか格安、どちらがいい?
「スーツケースを長く愛用できるものに新調したい!」と思ったとき、ハイブランドにするか格安ブランドにするか、悩む人も多いでしょう。
スーツケースのハイブランドではリモワ(RIMOWA)、サムソナイト(Samsonite)、プロテカ(Proteca)などが有名です。一方で最近は格安でも軽量で頑丈かつ取り回しがよく、おしゃれなスーツケースが増えてきています。
ここではそれぞれのメリットとデメリットをまとめたので、参考にしてみてください。
ハイブランドスーツケースのメリット、デメリットは?
高級なスーツケースのメリットは、作りが丈夫で長持ちすること、保証が充実している点が挙げられます。一方、独自の機能面が充実しすぎて使いこなせなかったり、修理金額が高額になる点はデメリットです。
ハイブランドのメリット1:作りが丈夫
リモワ、サムソナイト、プロテカといったハイブランドの製品は、壊れにくく傷つきづらい素材が使われていて、内部構造もしっかり作られています。よって、耐久性が高いです。
傷つきにくい素材を使用していて、キャリーバーもガタつきません。
ファスナーもフラットで壊れにくく、キャスターも強度の高い作りになっているので頑丈さを重視する人におすすめです。
ハイブランドのメリット2:保証の充実
高級スーツケースは、保証期間が充実していることも長所の1つ。航空会社による破損でも無料で修理してくれます。
ハイブランドのデメリット1:独自機能が使いこなせない
高級品にありがちなのが、あれもこれもと機能を盛り込んでしまうこと。使う人にとって必要ならいいですが、邪魔になることも多いので要注意です。
ハイブランドのデメリット2:気軽に修理ができない
「いざ修理しようとしたら、廃番になっていて修理パーツがなかった」「パーツを加工してもらえたが、修理金額が高額になった」など、修理に手間ひまかかるケースがあります。
こだわりのパーツや独自のパーツが使われていることが多く、街の修理屋さんでは直せない場合があるのは、知っておきたいポイントです。
安いスーツケースのメリット、デメリットは?
格安ブランドのスーツケースのメリットは、値段の安さに加え、必要なシンプル機能で使い勝手がいい点です。安っぽい見た目はデメリットですが、持ち歩きやすさ、扱いやすさはハイブランドと互角の商品も増えています。一方、修理の無料保証がついていないものが多いので注意が必要です。
安いスーツケースのメリット1:シンプルな収納で使いやすい
高級品は内装にも凝っていますが、格安品は地味。ただ、パッキングのしやすさに差はありません。格安の製品の方が、むしろシンプルで使いやすい、との声も多いのです。
そのため、使い勝手を重視する人におすすめです。
安いスーツケースのメリット2:持ち歩きやすさはハイブランドと互角
道路や階段での持ち歩きやすさも、大きな差はありません。日本製の静音キャスターを使用したモデルは格安でも十分優秀です。
次に、格安スーツケースのデメリットです。
安いスーツケースのデメリット1:安っぽい作りで壊れやすいものも
見た目はスタイリッシュでも、よく見ると取っ手が安っぽかったり、ファスナーに引っかかりがあったりするのが格安品の難点。購入後に気づいて、がっかりすることもあります。
安いスーツケースのデメリット2:無料修理保証が付いていない製品も
格安品の中には、無料修理保証がまったく付いていない製品もあります。数回の使用で故障してしまう可能性もあるので、購入時には必ず確認したいです。
結論としては、高級スーツケースは使う頻度が高く、修理しながら1つの製品を長く使いたい人向け。格安スーツケースは安くても使いやすいものがいいという人向けです。
スーツケース・キャリーケースを長持ちさせるコツは?
最後に、修理のプロに聞いたスーツケースを長持ちさせるコツを紹介します。
スーツケースの故障箇所は、キャスターがNo.1。無理やりファスナーを閉めることによって金具が壊れることもあるので、スーツケースの扱いには気を付けましょう。
コツ1:キャスターの劣化を防ぐには、ときどき使用する
実はスーツケースは、使わないより使ったほうが長持ちするんです。長期間使っていないと、キャスターのゴムが劣化します。ときどき外に出して風に当てるだけでもOKです。
コツ2:キャリーバーで持ち上げない
キャリーバーで持ち上げないようにしましょう。電車の乗り降りやちょっとの階段でも、バーが歪んで伸縮ができなくなってしまいます。
スーツケース・キャリーケースのおすすめ まとめ
以上、スーツケース・キャリーケースのおすすめランキングでした。
雑誌「LDK」が検証したところ、女性向け軽いスーツケースのベストバイに選ばれたのはイノベーター「INV155」でした。
雑誌「MONOQLO」が検証したところ、機内持ち込みスーツケースのベストバイはイオンが展開する「TABI-tect(タビテクト)」、フロントオープンスーツケースのベストバイはTIERRAL「TOMARU 2.0 Sサイズ」、エース「パリセイド 3-Z 06912」でした。
ラクにパッキングできて使いやすいイノベーター
イノベーター
INV155
イノベーター「INV155」は、見開き両方に仕切りがあり、適当に収納しても荷物が飛び出しません。
キャスターがスムーズに動き、ボディも丈夫。コンパクトながら機能も充実しており、欠点のない一台です。カラーも豊富なので、選ぶ色によっては男女ともおすすめできます。
ぜひ、今回のランキングを参考にして、旅のお供に最適な一台を見つけてくださいね。
スーツケースの売れ筋ランキングもチェック!
スーツケース・キャリーケースのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
キャスターの劣化による故障が一番多いです。