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壊れやすいスーツケースって何?
傷に気付かずに使えなくなることも

空港や駅でスーツケースを持ち上げて運んでいると、階段やエスカレーターなどにぶつけて傷つけてしまうことがよくあります。

壊れやすいスーツケースって何?傷に気付かずに使えなくなることも

その時は傷や不具合に気付かず、次に使うときに壊れていることが判明したということも。本来スーツケースは、リモワやサムソナイトといった有名ハイブランドの物でさえ、使った後にきちんとお手入れすることが大切なんです。

壊れやすいスーツケースって何?傷に気付かずに使えなくなることも

とはいえ、購入してすぐに壊れてしまうようなスーツケースは選びたくないですよね。ということで今回は、「壊れやすいスーツケースとはどんなものなのか」をテーマに修理のプロに取材。まずは、知っているようで知らない「使い方編」です。

壊れやすいポイント【使い方編】
たまにしか使わない方が壊れる!

壊れやすいポイント【使い方編】たまにしか使わない方が壊れる!

スーツケースはどんなに耐久性の高い作りでも、使い方が悪いとすぐに壊れてしまいます。そもそもスーツケースは壊れては直すを繰り返して使うものですが、修理屋に持ち込まれるもののうち約半数は使い方に原因があると言います。

まずは、お気に入りのスーツケースを長く愛用するために知っておきたい【使い方】のポイントです。3つの質問をぶつけました。

Q1.スーツケースで壊れやすいのはどこ?

A1.キャスター、バー、取っ手の順です。

修理を依頼されるのは多い順からキャスター、キャリーバー、取っ手。これらは特に扱い方によって劣化が早まるところです。

Q1.スーツケースで壊れやすいのはどこ?
棚井北斗 氏
株式会社アトランダム
棚井北斗 氏 のコメント

原因は製品の耐久性だけではありません!

壊れやすい部位1位はキャスター。ひどいときは土台から取れてしまうこともあります。

Q1.スーツケースで壊れやすいのはどこ?

2位はキャリーバー。バーが持ち上がらなくなることが多いです。

Q1.スーツケースで壊れやすいのはどこ?

3位は取っ手。本体が重たすぎて丸ごと取れてしまうことも。

海外の空港では荷物を運び込むときに投げられたりして当たりどころが悪いと破損することもありますが、日本の空港ではほとんどありません。修理に持ち込まれるスーツケースは、使い込んで壊れていることが多いです。壊れやすい箇所を少し意識して使うことを心がけましょう。

Q2.道が悪いからキャスターが壊れるの?

A2. いいえ。持ち歩く環境よりも頻度です。

確かにデコボコ道でスーツケースを引くと地面との摩擦ですり減ってしまいますが、1回使うだけで機能しなくなるということはほとんどありません。それよりも使用頻度が少ない方がキャスターが経年劣化して、いざ使いたいときにヒビが入って動かなくなるということが多いです。

Q2.道が悪いからキャスターが壊れるの?

よくある壊れ方の例がこちら。

①劣化でタイヤが割れる
②ホコリや髪の毛で回らなくなり、そのまま放置で土台が摩擦で削れる
③荷物運搬時の不慮による破損


また、こういった状態のまま放置してしまうと車輪だけではなく、土台まで削ってしまうことに。よって、定期的な掃除やメンテナンスを行うことが大事です。

プロいわく、スーツケースを選ぶ際にキャスターを見てみるといいとのこと。

Q2.道が悪いからキャスターが壊れるの?

キャスターは耐久性や静音性が高い「ヒノモト」がおすすめです。使用頻度があまり多くないという場合でも、掃除やメンテナンスを怠らないようにしましょう。

棚井北斗 氏
株式会社アトランダム
棚井北斗 氏 のコメント

掃除したり、メンテが大事!

では、作りのしっかりしたハイブランドを選んだ方がやはり壊れにくいのでしょうか? 持ち運びしやすさ、静音性まで細かくチェックし、スーツケースNO.1を決めたこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

▼リモワやサムソナイトから国内メーカー製品まで徹底検証したおすすめの記事はこちら!

Q3.キャリーバーが出づらくなる原因は?

A3.取っ手代わりに持つのはやめましょう。

電車での移動中やエスカレーターなどで、よくキャリーバーをハンドルと同じように使ってしまうことがありますが、これがキャリーバー故障の最大の原因です。

Q3.キャリーバーが出づらくなる原因は?

ちょっとした段差を越えるときでも、こんな風にバーは持たないようにしましょう。

壊れやすいポイント【選び方編】
取っ手の素材で強度に差あり!

壊れやすいポイント【選び方編】取っ手の素材で強度に差あり!

それでは、ここからは購入前に見ておくチェックポイントとして役立つ【選び方編】です。どうしてもデザイン性に気をとらわれがちですが、壊れやすいパーツに注目してみましょう。

Q1.取っ手はどんなものがいいの?

A1.取っ手の強度は素材によって違います。

取っ手の良し悪しを決めるのは、ズバリ素材。すべてプラスチックでできた取っ手は、重さに耐えられず取れてしまったりと、危険なものもあります。参考までに、強度のある順にご紹介します。

プラスチック製でも外に留め具がない製品

 

 

このスーツケースは取っ手がプラスチック製ですが、留め具が外にないので◎。しっかり引っかかっていて壊れにくいです。

金属+プラスチックの製品

 

 

金属+プラスチックは△。金属は強度がありますが、留め具がプラスチックなので強度は弱めです。

ソフトクッションの製品

 

 

ソフトクッションの取っ手はすぐ取れてしまいます。周りのクッションが使うたびにヘタレていき、手が痛くなります。

軽量化された素材の製品

 

 

軽量化された素材の取っ手は、本体を軽くするために中が空洞になっていて破損しやすいです。

すべてプラスチック製の製品

 

 

すべてプラスチックは×。密度の低いプラスチックを使用しているため、壊れやすいです。

旅行荷物の他にお土産などをたくさん詰めて運ぶと、強度の低い取っ手は重さに耐えられず留め具が外れてしまったり、取っ手ごと取れてしまったりします。くれぐれもご注意ください。

Q2.壊れやすいカギってあるの?

A5.出っ張っていると壊れる可能性大!

本体から出っ張っているカギは衝撃によっては取れてしまったり、ロック部分が潰れて開かなくなったりと故障が起きやすくなります。

Q2.壊れやすいカギってあるの?

このように、本体から出っ張っているカギはロックごと取れてしまう可能性が。

Q2.壊れやすいカギってあるの?

こんな風に出っ張りが少ないと壊れにくいです。

ただし、出っ張りがないものでも、ファスナーがロックの差込口とうまく合わず、ハの字になってしまうものも。最近は本体に埋め込まれているものも多くなってきていますが、ファスナーもよりフラットになるタイプがおすすめです。

Q3.ファスナーだと壊れにくい?

A3.扱い方次第。無理矢理開けるのは×

ファスナーとフレーム、どちらのタイプでも壊れにくいということはなく、扱い方次第。ファスナーが壊れる主な原因は、開閉時にファスナーを途中まで開けてあとは本体を持ち上げて無理やり開けることにあります。

Q3.ファスナーだと壊れにくい?

無理矢理に扱うと、ファスナーが裂けて閉まらなくなることもあります。ちなみに、壊れた際の修理代はファスナーの方が高いです。

プロによると、①ファスナーは大きめで金属②出っ張りが少ない方がイイとの見解でした。いずれも丁寧に扱いましょう。

▼長く愛用できるスーツケースを選びたいなら!おすすめの記事はこちら

扱い方や選び方次第で長く使えるスーツケース。買い換える際は今回ご紹介した6つのことを参考に、押さえるべきポイントをチェックしてみてください!