強風もへっちゃらな最強折りたたみ傘が続々登場!

突然の雨が降ってきたとき、折りたたみ傘があると心強いですよね。でも、「ふだん持ち歩くのが面倒…」「強風が吹くと折れやすそう…」と悩んでいる人も多いでしょう。実はそんなイメージとは裏腹に、最近は機能性に富んだ折りたたみ傘もたくさんあるんです。

とはいえ、折りたたみ傘といっても千差万別。価格帯も数百円~数千円、通販サイトや売り場でもたくさんの商品があります。その中から本当に使える商品を探すのもひと苦労。日傘にも使えたり自動開閉ができたりなど、分かりやすい機能だけでは性能を把握しきれません。

そこで今回、雑誌『MONOQLO』編集部が雨や風にも負けない最強の折り畳み傘を探すべく、人気商品を徹底比較! ランキングの発表前に、まずは検証内容を紹介します。

数ある折りたたみ傘から“最強”の製品を厳選

雨にも風にも強く、携帯性にもすぐれた折りたたみ傘があれば突然の雨でも安心できます。とはいえ、店頭で手に取るだけでは比べづらいものですよね。そこで、以下の項目ごとのテストを実施し、本当に頼もしい折りたたみ傘を探しました。

[テスト①:耐風性]

風速約15m/s(実測値)の風を傘に当てて、傘が耐えられるかを確認しました。

[テスト②:水ハネ]

人口気象室でテスト。猛烈な雨レベル(80mm/h)の雨を降らせて、肩と足の濡れ具合を評価しました。

[テスト③:紫外線防御率]

紫外線量を計測できるUVラベルを顔と傘に貼り、カット率を計測。今回は参考値として記録しました。

[テスト④:携帯性]

収納時のサイズと重量をチェックしました。

[テスト⑤:開閉しやすさ(撥水性)]

識者・星野さんの意見を元に、折りたたみ傘は「開閉しやすさ」5点として、傘のつくりを評価。たたむ時に生地に付いた水滴の払いやすさに影響する撥水性も加味しました。

それでは、以上の項目に沿ったテストで導き出された折りたたみ傘のランキングを紹介していきます!

1位ワールドパーティー「雨傘 折りたたみ傘 ストライプ 65cm MSZ-041」

ワールドパーティー:Wpc. 雨傘 折りたたみ傘 ストライプ 65cm MSZ-041:雨具

ワールドパーティー
Wpc.
雨傘 折りたたみ傘 ストライプ 65cm MSZ-041
実勢価格:2832円

使用時(実測値):直径111×長さ66cm
折りたたみ時(実測値):長さ約27.5×幅約5.0cm
重さ(実測値):約326g
親骨の長さ:65cm
中棒の太さ(実測値):13mm
親骨の数:8
紫外線防御率:86.4%
中棒の素材:アルミニウム

▼テスト結果

  • 耐風性        : 9点/10点
  • 水ハネ        : 10点/10点
  • 携帯性        : 4点/5点
  • 開閉しやすさ(撥水性): 4点/5点
  • 合計         : 27点/30点

折りたたみ傘のベストバイとなったのが、ワールドパーティー「MSZ-041」です。よくある折りたたみ傘に見えますが、すべての項目で最高レベルの評価に。特筆すべきポイントは「水ハネ」。折りたたみ傘としては大きめのサイズで、使用時に肩や足元が濡れず、背負っているリュックも濡れがほぼありませんでした。

星野温 氏
株式会社 星野商店 代表取締役
星野温 氏 のコメント

使いやすくて耐久性のあるパーツを多く使っています

【耐風性】しなやかに風を受け流せる

風が当たると変形するが問題ナシ。一度は裏返りましたが、たたむむと元通りで、折れ等はありませんでした。

【水ハネ】十分な大きさでリュックも濡れない!

肩の濡れはほぼゼロで、水ハネを受けやすい足元の濡れもごくわずかという結果に。背負っていたリュックもカバーするほどの実力でした。

【開閉しやすさ(撥水性)】雨水をしっかり弾いて裏抜けもなし!

使用後軽く振るだけで多くの水が弾けました。、また、水の裏抜けなどもありませんでした。

ニトリ「自動開閉傘54cm」

ニトリ:自動開閉傘54cm:雨具
ニトリ:自動開閉傘54cm:雨具

ニトリ(NITORI)
自動開閉傘54cm
実勢価格:1017円

使用時(実測値):直径95×長さ55cm
折りたたみ時(実測値):長さ約27.0×幅約5.0cm
重さ(実測値):約245g
親骨の長さ:54cm
中棒の太さ(実測値):10.32mm
親骨の数:6
紫外線防御率:87.6%
中棒の素材:鉄

▼テスト結果

  • 耐風性        : 10点/10点
  • 水ハネ        : 8点/10点
  • 携帯性        : 5点/5点
  • 開閉しやすさ(撥水性): 2点/5点
  • 合計         : 25点/30点

ニトリの折りたたみ傘は低価格も魅力。軽くてコンパクトながら、耐風性、水ハネのいずれでも高得点を獲得しました。反面、コストダウンの影響か、生地がひじょうに薄く、水ハネの検証時に傘の内側に染みた点が残念でした。

【耐風性】強風&角度変化でも裏返りもしない!

強風でも裏返りもなし。風を傘の内側から受けるような角度でも裏返りは確認できませんでした。

【水ハネ】内側が少し濡れるが撥水性はかなり高い

内側に多少の濡れを確認。軽く振るだけで水滴は落ちる生地ですが、薄いため透け感があります。

【開閉しやすさ(撥水性)】足元のハネだけが少し気になった

コンパクトな傘ながら、肩にはほぼ水ハネはありませでした。しかし、 傘の形状などの影響もあってか、足元に多少ありました。

totes「トーツタイタン70自動開閉」

トーツ(totes):トーツタイタン70自動開閉:雨具
トーツ(totes):トーツタイタン70自動開閉:雨具

トーツ(totes)
トーツタイタン70自動開閉
実勢価格:3698円

使用時(実測値):直径98×長さ63cm
折りたたみ時(実測値):長さ約32.0×幅約5.0cm
重さ(実測値):約403g
親骨の長さ:59cm
中棒の太さ(実測値):12.35cm
親骨の数:8
紫外線防御率:86.2%
中棒の素材:鉄
※Amazonは並行輸入品の販売ページです。

▼テスト結果

  • 耐風性        : 10点/10点
  • 水ハネ        : 8点/10点
  • 携帯性        : 3点/5点
  • 開閉しやすさ(撥水性): 4点/5点
  • 合計         : 25点/30点

ズシリとした重量感も特徴なのが「トーツタイタン70」です。耐風性や水ハネなどの評価は比較的高く、ワンタッチ操作で傘を閉じることができるので便利です。

【耐風性】“風に強い”と謳うだけの実力を証明!

風を正面から受けても全く裏返らず、骨の変形や折れなども確認できませんでした。

【水ハネ】肩濡れはないがやや足元へのハネあり

やや大きめサイズで肩への濡れはほぼなし。足元への水ハネは多少ながらありましたが、充分合格点といえるレベルです。

【開閉しやすさ(撥水性)】防水性と撥水性ともに高いレベル!

撥水性が高いので、使用後でも軽く陰干しするだけで保管できます。

4位: TSUNEO「折りたたみ傘 ワンタッチ 自動開閉」

TSUNEO:折りたたみ傘 ワンタッチ 自動開閉:雨具
TSUNEO:折りたたみ傘 ワンタッチ 自動開閉:雨具

TSUNEO
折りたたみ傘 ワンタッチ 自動開閉
実勢価格:1980円

使用時(実測値):直径104×長さ59cm
折りたたみ時(実測値):長さ約34.0×幅約7.0cm
重さ(実測値):約475g
親骨の長さ:64cm
中棒の太さ(実測値):12.35mm
親骨の数:10
紫外線防御率:86.7%
中棒の素材:アルミニウム

▼テスト結果

  • 耐風性        : 10点/10点
  • 水ハネ        : 6点/10点
  • 携帯性        : 2点/5点
  • 開閉しやすさ(撥水性): 5点/5点
  • 合計         : 23点/30点

TSUNEOの「折りたたみ傘 ワンタッチ」は、水ハネが気になるものの風にはかなり強い1本。傘を閉じるときに中牟が飛び出してしまう事故防止用の安全機能も、関係者に好評価でした。

【耐風性】親骨が10本で風に強い

風がやむと親骨の折れや変形はなく、通常通り使えます。

【水ハネ】かなり大きくて重量も重め

収納時は約34cmもあるので、かなり大きめなサイズ。

【開閉しやすさ(撥水性)】足元や肩に雨がややハネるが合格点

足元や肩へは数滴ほど雨が垂れてしまっているが、あまり気にならない程度です。

4位: カインズ「片手で開閉できる 折りたたみ傘」

カインズ(CAINZ):片手で開閉できる 折りたたみ傘:雨具
カインズ(CAINZ):片手で開閉できる 折りたたみ傘:雨具

カインズ(CAINZ)
片手で開閉できる 折りたたみ傘
実勢価格:980円

使用時(実測値):直径98×長さ56cm
折りたたみ時(実測値):長さ約28.0×幅約5.0cm
重さ(実測値):約291g
親骨の長さ:55cm
中棒の太さ(実測値):12.35mm
親骨の数:6
紫外線防御率:80.0%
中棒の素材:鉄

▼テスト結果

  • 耐風性        : 9点/10点
  • 水ハネ        : 6点/10点
  • 携帯性        : 4点/5点
  • 開閉しやすさ(撥水性): 4点/5点
  • 合計         : 23点/30点

ワンタッチのボタン操作で開閉できるのも便利なカインズの折りたたみ傘。風に強く、携帯性や撥水性のよさを考えると、コスパ重視派の人の“必携の1本”としておすすめです。

【耐風性】裏返るも折れはしない

裏返ってしまっても骨やパーツの破損はありませんでした。

【水ハネ】びしょ濡れにはならずに比較的好評価

傘から垂れてしまった水が少し肩にかかりましたが、充分優秀といえます。

【開閉しやすさ(撥水性)】防水&撥水性は十分!

軽く振れば大きく目立つ水滴は払うことができました。

6位: ハンズ+「風に強い簡単開閉 折りたたみ傘」

東急ハンズ:​ハンズ+ 風に強い簡単開閉 折りたたみ傘:雨具
東急ハンズ:​ハンズ+ 風に強い簡単開閉 折りたたみ傘:雨具

東急ハンズ
ハンズ+
風に強い簡単開閉 折りたたみ傘
実勢価格:3630円

使用時(実測値):直径94×長さ55.5cm
折りたたみ時(実測値):長さ約25.0×幅約5.0cm
重さ(実測値):約290g
親骨の長さ:55cm
中棒の太さ(実測値):12.30mm
親骨の数:8
紫外線防御率:89.8%
中棒の素材:アルミニウム

▼テスト結果

  • 耐風性        : 9点/10点
  • 水ハネ        : 6点/10点
  • 携帯性        : 4点/5点
  • 開閉しやすさ(撥水性): 3点/5点
  • 合計         : 22点/30点

今回検証した折りたたみ傘の中では、ダボ(親骨と受骨の接合部分)を含む関節部分のパーツが他の製品よりも大きく頑丈なため、耐風性は優秀でした

ただ、布への水シミが多いのでカビには注意が必要です。

【耐風性】裏返るが安定性は十分

関節部分を中心にパーツが比較的頑丈なため、風にも強く、裏返ってからも折れずに耐えていました。

【水ハネ】肩にも足元にも若干の水ハネあり

肩も足元も若干の水ハネがありましたが、ずぶ濡れにはならない程度でした。

【開閉しやすさ(撥水性)】防水&撥水性でやや劣る

布の水シミが目立つので、カビ対策などのために使用後はよく乾かす必要があります。

7位: ユニクロ「コンパクトアンブレラ」

ユニクロ(UNIQLO):コンパクトアンブレラ:雨具
ユニクロ(UNIQLO):コンパクトアンブレラ:雨具

ユニクロ(UNIQLO)
コンパクトアンブレラ
実勢価格:1500円

使用時(実測値):直径112×長さ64.5cm
折りたたみ時(実測値):長さ約27.0×幅約5.0cm
重さ(実測値):約264g
親骨の長さ:55cm
中棒の太さ(実測値):9.95mm
親骨の数:8
紫外線防御率:88.2%
中棒の素材:アルミニウム

▼テスト結果

  • 耐風性        : 2点/10点
  • 水ハネ        : 10点/10点
  • 携帯性        : 4点/5点
  • 開閉しやすさ(撥水性): 4点/5点
  • 合計         : 20点/30点

水ハネに強いものの、風には弱いと両極端の結果が出たのがユニクロの折りたたみ傘。細かいパーツの作りなどは識者から高評価を得ましたが、台風テストで中棒が曲がってしまいました。

【耐風性】中棒だけが弱い作りでした

折りたたみ傘の中棒部分が強風によって曲がってしまい、大きく順位を落としました。しかし、親骨などに折れはなく、傘の作り自体は高評価でした。

8位: 無印良品「軽量 晴雨兼用 折りたたみ傘 50cm」

無印良品:軽量 晴雨兼用折りたたみ傘 50cm:雨具
無印良品:軽量 晴雨兼用折りたたみ傘 50cm:雨具

無印良品
軽量 晴雨兼用折りたたみ傘 50cm
実勢価格:1490円

使用時(実測値):直径90×長さ49.5cm
折りたたみ時(実測値):長さ約22.0×幅約5.0cm
重さ(実測値):約157g
親骨の長さ:50cm
中棒の太さ(実測値):10.00mm
親骨の数:6
紫外線防御率:89.5%
中棒の素材:アルミニウム

▼テスト結果

  • 耐風性        : 9点/10点
  • 水ハネ        : 2点/10点
  • 携帯性        : 5点/5点
  • 開閉しやすさ(撥水性): 3点/5点
  • 合計         : 19点/30点

無印の折りたたみ傘は晴雨兼用。そのせいか作りにやや不安が残り、肩と足元の水ハネが大きかったので順位を落とす結果となりました。サイズもコンパクトで折りたたんでからの携帯性も高評価。耐風性にも信頼があったぶん、残念でした。

【水ハネ】肩・足元がずぶ濡れに

直径が少し小さいことが影響して、肩や足元に水ハネが多く見られました。しかし、布は薄くて撥水性は良好。識者からの作りの評価は高めでした。

9位: Waterfront「折りたたみ傘 60cm」

シューズセレクション:ウォーターフロント(​Waterfront) 折りたたみ傘 60cm:雨具
シューズセレクション:ウォーターフロント(​Waterfront) 折りたたみ傘 60cm:雨具

シューズセレクション
ウォーターフロント(​Waterfront)
折りたたみ傘 60cm
実勢価格:2248円

使用時(実測値):直径103×長さ58cm
折りたたみ時(実測値):長さ約26.0×幅約8.0cm
重さ(実測値):約227g
親骨の長さ:60cm
中棒の太さ(実測値):縦10.00mm、横6.45mm
親骨の数:6
紫外線防御率:84.9%
中棒の素材:鉄

▼テスト結果

  • 耐風性        : 2点/10点
  • 水ハネ        : 2点/10点
  • 携帯性        : 5点/5点
  • 開閉しやすさ(撥水性): 3点/5点
  • 合計         : 12点/30点

雨対策、強風対策いずれも低評価の結果になってしまったのがWaterfrontの折りたたみ傘。ただ、肝心の機能面では残念な評価に落ち着いてしまったものの、収納時の傘の厚みが薄いので携帯性は支持を得ていました。

【耐風性】中棒が曲がった

耐風テストでは強風に耐えられず、曲がってしまいました。

9位: マブ「折りたたみ傘(自動開閉)」

SMV JAPAN:マブ(MABU) 折りたたみ傘(自動開閉):雨具
SMV JAPAN:マブ(MABU) 折りたたみ傘(自動開閉):雨具

SMV JAPAN
マブ(MABU)
折りたたみ傘(自動開閉)
実勢価格:2749円

使用時(実測値):直径98×長さ55cm
折りたたみ時(実測値):長さ約28.0×幅約6.0cm
重さ(実測値):約273g
親骨の長さ:55cm
中棒の太さ(実測値):12.50mm
親骨の数:6
紫外線防御率:81.8%
中棒の素材:アルミニウム

▼テスト結果

  • 耐風性        : 2点/10点
  • 水ハネ        : 2点/10点
  • 携帯性        : 3点/5点
  • 開閉しやすさ(撥水性): 5点/5点
  • 合計         : 12点/30点

マブの折りたたみ傘は自動開閉機能付き。撥水性はひじょうによく、カビやサビの心配は少ないのではと評価されたものの、耐風性の検証で親骨が曲がってしまい、風や水ハネへの対策についてはだいぶ不安が残る結果となりました。

【耐風性】裏返った後で親骨が変形

傘が裏返ってしまい、親骨1本が曲がってしまいました。

【番外編】ワールドパーティ「超軽量折り畳み傘」

ワールドパーティ:​Wpc. 超軽量折り畳み傘:雨具
ワールドパーティ:​Wpc. 超軽量折り畳み傘:雨具

ワールドパーティ
Wpc.
超軽量折り畳み傘
実勢価格:3300円

使用時(実測値):直径78×長さ49cm
折りたたみ時(実測値):長さ約21.0×幅約3.0cm

もう一つ、番外編として紹介するのがワールドパーティーの軽量折りたたみ傘。最軽量級約70gとかなり軽いのに、耐風性テストでは◎の結果に。傘が小さいぶん水ハネが多かったものの、検証時の信頼度は比較的高かったです。デザインもよく、レディース折りたたみ傘としてもおすすめです。

【耐風性】中棒も親骨も全く折れない

すぐに裏返ってしまいましたが、破損等はありませんでした。裏返ってもたためば元通りになります。

【水ハネ】足元は濡れます…

傘が小さいので、ビショ濡れ状態になりました。

以上、折りたたみ傘おすすめランキングでした。

次からは、折りたたみ傘を購入する際に見ておくべきポイントを紹介します。

折りたたみ傘を機能から選ぶポイント

折りたたみ傘の機能で、実際に選ぶべきポイントはどこでしょうか?強風耐性と逆折り式以外にも、自分が必要だと感じる機能を取り入れておきましょう。ここでは、折りたたみ傘の選び方を機能別にご紹介します。

耐久性や撥水性で選ぶ

耐久性は、傘を長く愛用する上で、必須項目といえます。
特に折りたたみ傘は耐久性が命です。強風などで傘がひっくり返って、傘骨が折れてしまったら、数回で使えなくなってしまうなんてことも。傘骨が折れにくいものや、風を受け流す設計になっているものを選ぶようにしましょう。

・耐久性をチェック
一般的に、傘骨の本数は8本の製品が多くあります。さらに耐久性に優れている製品だと10本や16本など、骨の本数がより多いものも売られています。耐久性が増す反面、重さも増してしまうため注意が必要です。

傘は骨の本数だけでなく、骨の素材によっても耐久性が大きく変化します。ステンレス製であれば、耐久性が優れており風にあおられても裏返りにくくなります。しかし、折りたたみ傘自体が重くなってしまうというデメリットもあることも忘れてはいけません。

グラスファイバー製かカーボン製の製品であれば素材がしなるため、強風にあおられて裏返ってしまっても元に戻りやすくなります。ステンレス製に比べても軽い製品が多いのが嬉しいポイントです。しかし、性能が良い分価格も他素材の製品に比べて高くなります。

・撥水性をチェック
折りたたみ傘選びにおいては、耐久性だけでなく撥水性も重要なポイントです。折りたたみ傘は、折りたたむ際に手の皮脂がつくことが原因で撥水性能が低下してしまいます。テフロン加工を施しているだけの場合、傘を折りたたむ時の摩擦によっても撥水性が低下してしまうのです。
撥水性の劣化に伴い、傘布に浸水してしまう可能性があります。その対策として防水スプレーをするなどこまめなケアをして防ぐこともできますが、難しいという方には、高撥水生地やポリエステル製を選ぶことをおすすめします。また撥水性が高い製品であれば、使用した後に傘を一振りするだけである程度の雨水が飛んでくれるため保管しやすくなりますよ。

・性能が落ちてきたら
撥水性が落ちてきたと思ったら、マイクロファイバーを使った折りたたみ傘入れをあわせて使うのも効果的です。お気に入りの傘であれば、多少性能が落ちてきても簡単には手放したくないですよね。そんな時は、マイクロファイバーの傘入れがおすすめです。傘についた水滴を吸収してくれるので、カバンが塗れることもありません。このようなグッズとあわせることで傘を長く使うことができますよ。

逆折り式や自動開閉で選ぶ

逆折り式とは、折りたたんだ傘の濡れた部分が内側になり、手元が濡れない折りたたみ方式です。通常の傘を折りたたむ場合は、濡れた面を手で整えて留具をするため、手が濡れてストレスになってしまいます。しかし、逆折り式の場合は、手が濡れずにスムーズに折りたたむことができるため、その便利さが注目されています。

また、自動開閉の機能は、片手でボタンを押すだけで傘が広がるので、突然の雨の時や荷物が多い時にもスムーズに傘を開くことができます。

日傘としても使える晴雨兼用を選ぶ

折りたたみ傘には晴雨兼用になっていて、日傘としても使える製品もあります。日差しが強い時に日傘をさすと、遮光の効果として体感温度が「マイナス10度」ほど涼しくなるというデータも。

その効果は、環境省が熱中症予防の為に男性の日傘を推奨しているほどで、日傘をさすことで体の暑さ指数(WBGT)を低下させ、汗の量を減らす効果があります。まずは晴雨兼用傘で、日傘を取り入れてみてはいかがでしょうか。

サイズやコスパで選ぶポイント

折りたたみ傘のサイズや、価格の面でも折りたたみ傘を選ぶポイントがあります。使いやすくてコスパも良い折りたたみ傘選びの参考にしてみてください。

開いた時の大きさや軽量タイプで選ぶ

折りたたみ傘は、開いた時のサイズも大切です。メンズ折りたたみ傘は直径100cm以上の大きさが目安となっていて、直径120cm以上のものだと雨に濡れにくくなります。また、折りたたんだ時のサイズは「25cm前後」がカバンに収納しやすいサイズです。「なるべく大きい傘が良い」と考えている場合も、30cmを超えるとカバンに収まらない可能性があるのでしっかり確認しましょう。

折りたたみ傘には軽量タイプも多く登場していて、なかには100g以下になっているものもあります。こちらはかなり軽いモデルとなっていますので、耐久性や大きさよりも軽さや持ち運びやすさを求めている方におすすめです。ちなみに通常300~400gの重さの製品が多く、重いものだと400g以上になることもあります。急な雨にだけ対応できれば良いと考えている方はなるべく小さく、軽いものを選ぶと持ち運びの際もストレスを感じません。

それとは逆に大きい傘がおすすめなこともあります。行きは雨が降っているけど帰りはやんでいるという場面、意外と多いですよね。そんな時に傘を忘れて帰ってきてしまったり、長い傘を持つのが邪魔だったという経験もあるはず。そういう時には少し大きめの折りたたみ傘がおすすめです。急な雨以外にも使いたい方は多少重さがあっても大きめの傘が便利ですよ。

サイズ選びの注意点として、コンパクトさを重視した場合に、実際に開いた時のサイズが小さくなってしまい、結果的に雨を防ぎきれないことがあります。特に普段から荷物が多かったり、リュックなどの大きなカバンを使っていたりする場合、荷物が濡れてしまいます。また、コンパクトな折りたたみ傘の場合、傘骨が細くなっている事もあります。一般的に大きさと重さは比例するので、必要な大きさと重さのバランスで、折りたたみ傘を選ぶようにしましょう。

コスパの良さで選ぶ

折りたたみ傘を選ぶうえで、見落としがちなのがコスパです。折りたたみ傘は安いものだと、1000円台から手に入り、なかには1万円を超える製品もあります。

もちろん高額の製品には、それだけの良さも備わっていることが多いですが、安くても必要な機能を兼ね備えていて、コスパの良い製品もあります。自分に必要な機能と価格のバランスがよい製品を選ぶのがおすすめです。

おわりに

いかがでしたか。折りたたみ傘と言っても、それぞれの性能も様々。使うシーンを想像しながら、自分にとって本当に使える1本を見つけてみましょう。