折り畳み傘の特徴は?
突然の雨に備えて持っておくと便利なのが、カバンに入れて持ち歩ける折り畳み傘です。
ただ、重くて持ち運びが面倒、すぐ壊れそうといったイメージを持っている人も少なくないのではないでしょうか。
折り畳み傘の中には軽量なものや強い雨や風にも負けない丈夫なもの、雨傘だけでなく日傘としても使える雨晴兼用タイプなど機能性に優れた製品が数多く存在します。
ですが、いざ購入しようと思っても価格帯が数百円~数千円のものまで数多くの商品がある上、どの商品も見た目は似たりよったり。どれが本当に使える折り畳み傘なのか選ぶのが難しいですよね。
そこで今回、『MONOQLO』が雨や風にも負けない最強の折り畳み傘を探すべく、人気商品を徹底比較しおすすめの逸品を探しました。
おすすめを紹介する前に、まずは選ぶ際の基準にもなる折り畳み傘の基本についてご紹介します。
折り畳み傘の骨のサイズとは?
A. 親骨の長さです。
通常「50cm骨」「60cm骨」(“骨”が省略されることも)と表記されている場合、それは親骨1本の長さを表します。
ただ、それだと大きさが想像しづらいので、今回のランキングでは商品のスペック欄に開閉時の直径や高さも併記しました。
折り畳み傘で紫外線は防げる?
A. フツーの折り畳み傘でも9割程度防げます。
生地の裏面に紫外線遮蔽用のコーティングを施した晴雨兼用の製品もあります。今回、紫外線遮蔽率の検証も実施した結果、フツーの折り畳み傘でも9割程度紫外線をカットすることが判明しました。
ランキング内では紫外線遮蔽率も記載しています。
折り畳み傘の選び方は?
ここでは、折り畳み傘の種類とその特徴についてご紹介します。
手動開閉式折り畳み傘の特徴は?
手動開閉式タイプの折り畳み傘は、片手でハンドルを持ち、もう一方の手で傘を開く一般的な折りたたみ傘です。
シンプルでコンパクトなので価格が安いものが多く、バリエーションも豊富。好みに応じて選びやすいほか、耐風構造の製品や晴雨兼用で使える製品など、特徴的な機能を備えた傘もあります。
自動開閉式折り畳み傘の特徴は?
自動開閉式タイプの折り畳み傘は、ワンタッチで傘が開閉できるラクさが最大のメリット。荷物を持っていても開きやすいです。
一方、自動開閉用のパーツが増える分、手動開閉式に比べて重くなる傾向がある点がデメリット。なかにはバッテリー内蔵で中棒の伸縮まで電動でできるタイプもあります。
軽量折り畳み傘の特徴は?
軽量タイプの折り畳み傘はカバンに入れっぱなしでも邪魔になりにくいのが特徴です。
手動開閉式や自動開閉式の折り畳み傘に比べて傘のサイズが小さく、雨風をしのぐ力は弱くなる傾向がありますが、携帯性の高さが各段にアップ。軽さやかさばらなさを重視する人に向いています。
本記事のランキングでは、手動開閉式のなかでも特に100gを切る軽量な製品をピックアップし比較しました。
折り畳み傘の比較方法は?
今回は、雑誌『MONOQLO』編集部が手動開閉式・自動開閉式・軽量タイプから折り畳み傘の人気24製品を比較。4つの項目でテストし、突然の雨でも安心の最強の1本を探しました。
テスト1:水ハネ
人口気象室にこもって、肩や足の濡れにくさをテスト。傘が役に立たなくなるといわれる「猛烈な雨」(80mm/h)を3分受け、肩や足の濡れ具合をチェックしました。傘の内側への裏抜けも確認しています。
テスト2:耐風性
傘の角度を前傾15度・後傾15度・水平に合わせた状態で差し、高性能な冷風機から台風並みの風速15m/sの風を受けて耐風性をチェックしました。
テスト3:使いやすさ
創業115年を誇る老舗洋傘店「星野商店」の加藤芳典さんが、各製品の特徴から素材、つくりのよさまで徹底的にチェックしました。
テスト4:携帯性
収納時のサイズと重量をもとに、携帯のしやすさを評価しました。
以上の各項目を5段階で評価(全24製品の相対評価)し、さらに水ハネを重視(軽量部門のみ携帯性を重視)したおすすめ度を5段階で判定しました。
それでは、「手動開閉式・自動開閉式折り畳み傘」と「軽量折り畳み傘」の2つのカテゴリに分けておすすめランキングを発表します!
折り畳み傘のおすすめは?
プロと一緒に実際に使ってみた、折り畳み傘のおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | おすすめポイント | ||||||||||||
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KEYUCAM折畳傘 耐風 無地III
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|
手動開閉式折り畳み傘ベストバイ!/ビッグサイズで濡れにくい/素材にこだわりながらも格安/パッと見はフツーながら随所につくりのよさが光る逸品 |
φ113×H68cm(使用時)、φ5.5×H29cm(収納時) |
320g |
65cm |
8本 |
95.0%(約) |
手動開閉式 |
|||||
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WaterfrontLIM スピンキャノピー 65cm
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|
強風でも安定感がバツグン/大きめサイズで雨をガード/傘と傘がぶつかった衝撃も逃してくれるスグレモノ |
φ117×H69cm(使用時)、φ5.1×H33.7cm(収納時) |
323g(約) |
65cm |
8本 |
93.2%(約) |
手動開閉式 |
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Wpc(ワールドパーティ)UNISEX BACK PROTECT FOLDING
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|
後ろに長い形状で背中の荷物を守る/強風時でも安心して使える/撥水性が高くサッと水が切れる |
φ93〜107×H61cm(使用時)、φ6×H28.5cm(収納時) |
300g |
55〜70cm |
7本 |
95.0%(約) |
手動開閉式 |
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Waterfront富山サンダー ® インバッグ 折 70cm
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|
φ127×H70cm(使用時)、φ6×H29.5cm(収納時) |
419g(約) |
70cm |
8本 |
93.2%(約) |
手動開閉式 |
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GODO DESIGNGYAKUSOLxJOURNAL STANDARD FURNITURE
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|
自動開閉式折り畳み傘ベストバイ!/耐風性能と水ハネ防止を重視する人におすすめ |
φ110×H63cm(使用時)、φ6×H32.5cm(収納時) |
467g |
60cm |
10本 |
93.5%(約) |
自動開閉式 |
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スノーピークアンブレラ UL
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|
φ100×H56cm(使用時)、φ4×H22cm(収納時) |
150g(約) |
54cm |
8本 |
97.8%(約) |
手動開閉式 |
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dullbo電動開閉 折りたたみ傘 UNDO
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|
φ104×H57cm(使用時)、φ6.5×H37cm(収納時) |
405g |
58cm |
8本 |
92.3%(約) |
自動開閉式 |
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WaterfrontLIM 軽量 自動開閉 55cm
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|
φ96×H57.5cm(使用時)、φ4.2×H27.4cm(収納時) |
212g(約) |
55cm |
6本 |
95.6%(約) |
自動開閉式 |
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THE NORTH FACEモジュール アンブレラ
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φ100×H60cm(使用時)、φ5.5×H27cm(収納時) |
250g(約) |
60cm |
7本 |
96.7%(約) |
手動開閉式 |
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モンベルロングテイル トレッキング アンブレラ
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|
φ92×H56cm(使用時)、φ4×H29cm(収納時) |
145g |
50/58cm |
8本 |
92.8%(約) |
手動開閉式 |
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hands+超軽量一級遮光 折りたたみ傘 60cm
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|
φ98×H55.5cm(使用時)、φ4×H24.5cm(収納時) |
179g(約) |
60cm |
6本 |
96.3%(約) |
手動開閉式 |
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クニルプスU.220
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|
φ97×H55cm(使用時)、φ5×H28cm(収納時) |
235g(約) |
53cm |
6本 |
98.5%(約) |
自動開閉式 |
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ムーンバットurawaza 折りたたみ傘
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φ97×H50.5cm(使用時)、φ5×H22cm(収納時) |
238g(約) |
55cm |
6cm |
91.7%(約) |
手動開閉式 |
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イケアクナラ 折り畳み傘
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φ95×H57cm(使用時)、φ5×H24cm(収納時) |
284g |
55cm |
8本 |
97.7%(約) |
手動開閉式 |
||||||
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ヒュンメルUV折り畳み アンブレラ
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|
φ93×H61cm(使用時)、φ5.5×H29cm(収納時) |
243g |
60cm |
6本 |
92.9%(約) |
手動開閉式 |
||||||
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WaterfrontLIGHT CARBON TOKYO / JIYUGAOKA (吸水ケース)
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|
φ95×H50.5cm(使用時)、φ4.5×H22cm(収納時) |
120g(約) |
53cm |
6本 |
93.2%(約) |
手動開閉式 |
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GlotureGeeBrella
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φ105×H60cm(使用時)、φ6.5×H31cm(収納時) |
397g |
59cm |
10本 |
94.6%(約) |
自動開閉式 |
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Wpc(ワールドパーティ)IZA コンパクト 53cm
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φ96×H54cm(使用時)、φ6.5×H17cm(収納時) |
220g |
53cm |
6本 |
95.7%(約) |
手動開閉式 |
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アンベルVERYKAL Flat
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φ97×H56cm(使用時)、W5×D2.5×H27.5mm(収納時) |
174g(約) |
54cm |
6本 |
89.1%(約) |
自動開閉式 |
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Wpc(ワールドパーティ)UNISEX SUPER AIR-LIGHT UMBRELLA
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軽量折り畳み傘ベストバイ!/極薄なのに撥水性も高水準/耐風性もあり軽い割に丈夫/使いやすさ・耐風性No.1 |
φ86×H50cm(使用時)、φ3.5×H23cm(収納時) |
76g(約) |
55cm |
5本 |
92.6%(約) |
軽量 |
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AMVELpentagon67
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卵と同等の重量で超軽量/コンパクトで携帯しやすさが圧倒的/撥水性や強度もそれなりでつくりが丁寧 |
φ79×H47cm(使用時)、φ3×H21cm(収納時) |
67g(約) |
50cm |
5本 |
90.3%(約) |
軽量 |
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MACKINTOSH PHILOSOPHYBarbrella 50センチ ソリッドカラー アンブレラ
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傘の生地が広くて安心感がある/紫外線遮蔽率が高く日傘にも最適/カラーバリエーションが豊富 |
φ91×H50cm(使用時)、φ3.5×H22cm(収納時) |
90g(約) |
50cm |
6本 |
96.5%(約) |
軽量 |
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EVERNEWSL76g アンブレラ
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φ83×H50cm(使用時)、φ3.5×H22cm(収納時) |
76g(約) |
53cm |
5本 |
91.1%(約) |
軽量 |
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estaaMagical Tech 55
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|
φ87×H51cm(使用時)、φ3×H23cm(収納時) |
72g(約) |
55cm |
5本 |
87.4%(約) |
軽量 |
【1位】KEYUCA「M折畳傘 耐風 無地III」
- KEYUCAM折畳傘 耐風 無地III
- 実勢価格: ¥2,640〜検証時価格: ¥2,640〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
ビッグサイズで雨に強く雨もへっちゃらなタフネス傘
手動開閉式折り畳み傘のおすすめランキングでベストバイに選ばれたのは、A+評価のKEYUCA(ケユカ)「M折畳傘 耐風 無地III」でした!
「傘が反り返っても元に戻る」のがウリの折り畳み傘。
見た目にわかりやすい特徴はありませんが、とにかくつくりが丁寧で、耐風性をはじめ3項目で高評価を獲得しました。
コストがかりそうなパーツを使用しながら、値段が安いのも大きな魅力。
使いやすさ、耐風性だけでなくコスパを重視する人におすすめです。
- おすすめポイント
-
- 手動開閉式折り畳み傘ベストバイ!
- ビッグサイズで濡れにくい
- 素材にこだわりながらも格安
- パッと見はフツーながら随所につくりのよさが光る逸品
- がっかりポイント
-
- 持ち運ぶにはやや大きい
- サイズ
- φ113×H68cm(使用時)、φ5.5×H29cm(収納時)
- 重量
- 320g
- 親骨の長さ
- 65cm
- 親骨の数
- 8本
- 紫外線遮蔽率
- 95.0%(約)
- タイプ
- 手動開閉式
- 型番
- 4401254
▼紫外線遮蔽率
- 約95.0%
水ハネ
親骨の長さは65cm。「使いやすさ」「耐風性」でNo.1となりました。
水の裏抜けがわずかに見られたものの、傘自体が広いため、体の濡れはなし。地面から水が跳ねないので、強い雨の日でもこれなら安心です。
耐風性
裏返って元に戻るか試したかったのですが、強風でも裏返せないほど屈強でした。
使いやすさ
プロは部位別に素材を使い分け、故障を少なくする工夫などを高く評価しました。撥水性能もかなり優秀です。
サイズが大きい割に、価格が安いのはいいですね。
携帯性
収納時のサイズが長さ29cmとやや大きく、重量も320gと重め。この点だけが惜しいです。
素材にこだわった丁寧なつくり
軽くて強度のあるグラスファイバーのほか、各所に適切な素材を使っています。
【2位】Waterfront「LIM スピンキャノピー 65cm」
- WaterfrontLIM スピンキャノピー 65cm
- 検証時価格: ¥2,530〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
クルッと回って風をいなし強風でも抜群の安定感!
折り畳み傘のおすすめランキング2位は、A+評価のWaterfront(ウォーターフロント)「LIM スピンキャノピー 65cm」でした。
力が加わると傘がクルクル回る「スピンキャノピー」を搭載。これが耐風性検証でも性能の高さを示しました。
濡れにくさと使いやすさではわずかにベストバイ製品が優勢でしたが、実力はほぼ同等。
雨風に強く、しかも人とはちょっと違う傘が欲しいという人には超おすすめです。
- おすすめポイント
-
- 強風でも安定感がバツグン
- 大きめサイズで雨をガード
- 傘と傘がぶつかった衝撃も逃してくれるスグレモノ
- がっかりポイント
-
- 収納時もサイズが大きい
- サイズ
- φ117×H69cm(使用時)、φ5.1×H33.7cm(収納時)
- 重量
- 323g(約)
- 親骨の長さ
- 65cm
- 親骨の数
- 8本
- 紫外線遮蔽率
- 93.2%(約)
- タイプ
- 手動開閉式
- 型番
- U365-0711DN1-B4
▼紫外線遮蔽率
- 約93.2%
水ハネ
親骨の長さは65cm。サイズが大きく雨もしっかりガードします。
展開時の直径は、約117cmとかなりのビッグサイズ。体をすっぽり覆うので肩の濡れはナシ。足も水が数滴跳ねた程度でした。
耐風性
傘が回って風圧を分散させてくれるので、強風下でも安定して傘を持てました。
使いやすさ
雨粒がはっきり残るなど撥水性はもう一歩でしたが、高性能なスピンキャノピーが評価を押し上げました。
スピンキャノピーが効果的に風を受け流してくれそう。
携帯性
収納時の長さは手動開閉式で最大。カバンに入れたときの存在感はかなりのものです。
力が加わると傘が回る
突風が吹いたときなどに、風見鶏のようにクルクルと回転。風も衝撃もやわらげてくれます。
【3位】Wpc(ワールドパーティ)「UNISEX BACK PROTECT FOLDING」
- Wpc(ワールドパーティ)UNISEX BACK PROTECT FOLDING
- 実勢価格: ¥3,850〜検証時価格: ¥4,620〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
風をしっかり受け流して荷物も濡れないのが最高!
折り畳み傘のおすすめランキング3位は、A+評価のWpc(ワールドパーティ)「UNISEX BACK PROTECT FOLDING」でした。
後ろに長い形状が特徴的な本製品。この形状は背負った荷物を濡らさないための工夫ですが、検証では人も濡らさず、風にも強いことが判明しました。
また、袋もファスナー式で入れやすくなっているのも魅力。
カバンに入れっぱなしにするのには適しませんが、雨にも風にも負けない一本。リュック派におすすめです。
- おすすめポイント
-
- 後ろに長い形状で背中の荷物を守る
- 強風時でも安心して使える
- 撥水性が高くサッと水が切れる
- がっかりポイント
-
- やや大きめで結構重たい
- サイズ
- φ93〜107×H61cm(使用時)、φ6×H28.5cm(収納時)
- 重量
- 300g
- 親骨の長さ
- 55〜70cm
- 親骨の数
- 7本
- 紫外線遮蔽率
- 95.0%(約)
- タイプ
- 手動開閉式
- 型番
- UX004-930-002
▼紫外線遮蔽率
- 約95.0%
水ハネ
後ろに長い個性的な形状で、親骨の長さは55〜70cm。
地面からの水ハネで足がほんの少し濡れましたが、肩の遮蔽は完璧。水の裏抜けもほぼないです。
耐風性
後ろに長い形状が奏功してか、傘の角度を変えても強風をしっかり受け流しました。強風時でも安心して使えます。
使いやすさ
サッと水切りできる撥水性の高さに加え、デザイン性に優れているのも高評価でした。
傘自体が開閉しやすいうえに、ファスナー式の袋も便利です。
携帯性
検証した24製品の中では大きめ&重め。袋もゆったりサイズで厚みもあります。
背負ったリュックも濡れにくい!
傘を開くと後ろに伸びる「バックスライド式」を採用。リュックなどが濡れにくいのが嬉しいです。
【3位】Waterfront「富山サンダー ® インバッグ 折 70cm」
- Waterfront富山サンダー ® インバッグ 折 70cm
- 実勢価格: ¥3,674〜検証時価格: ¥3,960〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
直径127cmの特大サイズ!濡れたくないならコレ
折り畳み傘のおすすめランキング3位は、A+評価のWaterfront「富山サンダー ® インバッグ 折 70cm」でした。
広げた傘の直径が127cmもある特大サイズで、2人で入っても余裕のある広さ。
そのサイズにより、水ハネの検証では全24製品中No.1の評価を獲得しました。
耐風性も優秀ですが、ほかの傘よりも風の抵抗を強く感じる点には覚悟が必要。
強い雨の日でも絶対濡れたくないという人におすすめです。
- サイズ
- φ127×H70cm(使用時)、φ6×H29.5cm(収納時)
- 重量
- 419g(約)
- 親骨の長さ
- 70cm
- 親骨の数
- 8本
- 紫外線遮蔽率
- 93.2%(約)
- タイプ
- 手動開閉式
- 型番
- U370-0819
▼紫外線遮蔽率
- 約93.2%
水ハネ
親骨の長さは70cm。雑踏では使うのをためらうほどのデカさです。
全24製品中唯一、肩と足元の濡れにくさの両方が満点評価でした。水の裏抜けがわずかにありましたが気にならない程度です。足も濡れた部分はほぼありません。
耐風性
サイズが特大のため、風の抵抗で大きく変形。ただし、検証後も傘は無傷でした。
使いやすさ
撥水性はそこそこですが、丈夫さや袋の入れやすさは高評価でした。
撥水加工が剥がれたのか、まだらに雨粒が残りました。
携帯性
傘自体が大きいため、折りたたんでもサイズが大きく、重量もかなり感じます。
耐風性を高める合金パーツ
グラスファイバーの骨を丈夫な合金パーツで留めていて、「強度は十分」と傘のプロも太鼓判を押していました。
【5位】GODO DESIGN「GYAKUSOLxJOURNAL STANDARD FURNITURE」
- GODO DESIGNGYAKUSOLxJOURNAL STANDARD FURNITURE
- 実勢価格: ¥7,200〜検証時価格: ¥8,500〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
2層の生地で風を受け流す!体が濡れる心配も無用
自動開閉式折り畳み傘のおすすめランキングでベストバイに選ばれたのは、A+評価のGODO DESIGN「GYAKUSOLxJOURNAL STANDARD FURNITURE」でした。
上下2層の生地で風を受け流す独自の構造を採用した本製品。
検証ではふれ込みどおりの耐風性で抜群の結果を残し、体もほとんど濡らさず、使いやすさも高評価を獲得しました。
収納時には重たく大きく感じますが、その分、使用する際はサイズが大きくて安心感は絶大です。
耐風性能と水ハネ防止を重視する人におすすめです。
- おすすめポイント
-
- 自動開閉式折り畳み傘ベストバイ!
- 耐風性能と水ハネ防止を重視する人におすすめ
- サイズ
- φ110×H63cm(使用時)、φ6×H32.5cm(収納時)
- 重量
- 467g
- 親骨の長さ
- 60cm
- 親骨の数
- 10本
- 紫外線遮蔽率
- 93.5%(約)
- タイプ
- 自動開閉式
▼紫外線遮蔽率
- 約93.5%
水ハネ
親骨の長さは60cm。風を効率的に逃して強風でも破損しにくいです。
使用時の直径が110cmと広いため、肩は全く濡れず。地面から足への水ハネもほんのわずかで、非常に優れた結果となりました。
耐風性
生地面積が広いため、風圧を強く感じたものの、耐風設計の効果か傘は全くの無傷でした。
使いやすさ
サイズは大きいものの、袋が入れやいので収納しやすいです。細かい雨粒が残っただけで撥水性も優秀でした。
傘をとめるベルトが太いので、折りたたんでとめるまでがラク。
携帯性
骨の数が10本と多く、たたむとかさばります。頑丈さ優先で、かなり重いのも難点です。
【6位】スノーピーク「アンブレラ UL」
- スノーピークアンブレラ UL
- 実勢価格: ¥5,980〜検証時価格: ¥6,080〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
雨にも紫外線にも強く晴雨両方で使いやすい
折り畳み傘のおすすめランキング6位は、A評価のスノーピーク(snow peak)「アンブレラ UL」でした。
手動開閉式部門ではかなり軽量ですが十分な面積があり、雨から体をしっかり守ってくれます。
また、UVカット加工された生地が実力を発揮し、紫外線遮蔽率は24製品中2位。
紫外線にも強いので日傘にするのもおすすめです。
バッグにしのばせやすいサイズ感もグッド。広げると流線型の美しいシルエットです。
- サイズ
- φ100×H56cm(使用時)、φ4×H22cm(収納時)
- 重量
- 150g(約)
- 親骨の長さ
- 54cm
- 親骨の数
- 8本
- 紫外線遮蔽率
- 97.8%(約)
- タイプ
- 手動開閉式
- 型番
- UG-135GY
▼紫外線遮蔽率
- 約97.8%
水ハネ
足は少し濡れていたものの、肩はほぼ完璧にカバー。水の裏抜けもありませんでした。
耐風性
後方15度に傾けると傘の形が大きく崩れてしまいましたが、親骨は無傷のままでした。
使いやすさ
たたみやすさや撥水性も上々。一方、ストラップのつくりが独特な点は少し減点となりました。
親骨が8本もあるのは、軽さを重視した傘ではかなり珍しいこと。フック式で形がキレイなのもいいですね。
携帯性
軽量部門の製品と並べても遜色ない小ささ。手動開閉式部門で2番目に小さく、重量では3位の軽さです。
ポキポキ折ってたたむタイプ
広げた際に、丸みのあるキレイな形になりやすい「フック式」の骨組みを採用しています。
【7位】dullbo「電動開閉 折りたたみ傘 UNDO」
- dullbo電動開閉 折りたたみ傘 UNDO
- 検証時価格: ¥7,744〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
電動開閉がめっちゃラク!雨や風にも強い!
折り畳み傘のおすすめランキング7位は、A評価のdullbo「電動開閉 折りたたみ傘 UNDO」でした。
片手で開閉できる、電動タイプの折りたたみ傘です。
よくある一芸タイプと違い、濡れにくさや耐風性といった傘本来の性能もしっかりしているのが好印象でした。
バッテリー内臓のため、収納時のサイズが大きく、重量もそこそこありますが、とにかく開閉をラクにしたい面倒くさがりには超おすすめです。一度体感したら戻れないかもしれません。
- サイズ
- φ104×H57cm(使用時)、φ6.5×H37cm(収納時)
- 重量
- 405g
- 親骨の長さ
- 58cm
- 親骨の数
- 8本
- 紫外線遮蔽率
- 92.3%(約)
- タイプ
- 自動開閉式
▼紫外線遮蔽率
- 約92.3%
水ハネ
親骨の長さは58cm。片手が塞がっていても電動で開閉できます。
サイズが大きく肩が濡れていないうえ、足は水ハネで少し濡れただけ。跳ねた水滴はわずかで、気になるほどではありません。
耐風性
傘として機能しながら、どの方向に傘を向けても風を受け流し、無傷で検証終了しました。
使いやすさ
電動開閉ゆえ重さはありますが、それ以上の便利さを実感。細かい水滴が残る程度で撥水性も上々の評価です。
中棒の伸縮まで、ボタンひとつでできるのはいいですね。
携帯性
バッテリー内蔵のためハンドル等が大きいのが弱点。小さいバッグだと入らないかもしれません。重さもそこそこあります。
充電はUSBで簡単 ケーブルも付属
ボタンひとつで電動開閉する“完全自動”型。内蔵バッテリーに付属のUSBケーブルで充電します。
【8位】Waterfront「LIM 軽量 自動開閉 55cm」
- WaterfrontLIM 軽量 自動開閉 55cm
- 実勢価格: ¥3,630〜検証時価格: ¥2,530〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
扱いやすく風にも強い!お値段以上の高性能
折り畳み傘のおすすめランキング8位は、A評価のWaterfront(ウォーターフロント)「LIM 軽量 自動開閉 55cm」でした。
持ち運びに便利な軽量コンパクト設計ながら、検証では抜群の耐風性も発揮しました。
撥水性が高く水切れも抜群。また、価格が安いのも魅力です。
小ささと軽さを両立した自動開閉式を探している人におすすめです。
- サイズ
- φ96×H57.5cm(使用時)、φ4.2×H27.4cm(収納時)
- 重量
- 212g(約)
- 親骨の長さ
- 55cm
- 親骨の数
- 6本
- 紫外線遮蔽率
- 95.6%(約)
- タイプ
- 自動開閉式
- 型番
- U355-0717MC1-B1
▼紫外線遮蔽率
- 約95.6%
水ハネ
足は跳ねた水でじんわり濡れましたが、肩が濡れることはありませんでした。
耐風性
コンパクトさ重視の設計が不安視されましたが、抜群の耐風性で1位タイの結果を記録しました。
使いやすさ
収納時のサイズが小さく荷物にならないほか、指を挟みにくい作りも高評価でした。
携帯性
収納時は直径が約4.2cmとスッキリまとまるため、バッグに入れたときにかさばりません。
【8位】THE NORTH FACE「モジュール アンブレラ」
- THE NORTH FACEモジュール アンブレラ
- 検証時価格: ¥9,350〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
自分で分解・修理できるから万が一壊れても安心!
折り畳み傘のおすすめランキング8位は、A評価のTHE NORTH FACE「モジュール アンブレラ」でした。
本製品は壊れたパーツを外して、簡単に交換できるのがポイント。
アウトドアメーカーならではのこだわりが、耐風性や使いやすさの評価に影響を与えたきらいはありますが、体が濡れにくい点は高評価。
生地が丈夫で水の裏抜けもありません。自分でメンテナンスしたいという人におすすめです。
- サイズ
- φ100×H60cm(使用時)、φ5.5×H27cm(収納時)
- 重量
- 250g(約)
- 親骨の長さ
- 60cm
- 親骨の数
- 7本
- 紫外線遮蔽率
- 96.7%(約)
- タイプ
- 手動開閉式
▼紫外線遮蔽率
- 約96.7%
水ハネ
大雨のなかでも肩は濡れませんでした。水の裏抜けが全くない丁寧なつくりも高評価です。
耐風性
分解できる仕様のせいか強風によってパーツが外れました。わずかな破損もありました。
使いやすさ
撥水性のチェックでは、水を完全には弾ききれず、細かい水滴が残っていました。
テントに使用されるような厚手の生地で、たたみづらく感じました。傷んだら交換可能なのは今っぽいですね。
携帯性
負担にならない程度の重さですが、サイズが少し大きく、カバンのなかで邪魔になるかもしれません。
パーツを交換可能
生地、親骨は破損したら交換可能。パーツを買って自分で修理できます。
【10位】モンベル「ロングテイル トレッキング アンブレラ」
- モンベルロングテイル トレッキング アンブレラ
- 実勢価格: ¥7,380〜検証時価格: ¥6,050〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
特徴的な「ロングテイル」が強風をしっかり受け流す!
折り畳み傘のおすすめランキング10位は、A評価のモンベル(mont-bell)「ロングテイル トレッキング アンブレラ」でした。
傘の後方を長くした「ロングテイル」により、雨から背中の荷物も守ってくれるのが大きな特徴。
さらに、親骨が8本と多く、素材にはカーボンを採用。軽くて丈夫な点も強みです。
これらの仕様が真価を発揮したのが耐風性検証で、傘をどの方向にしても風を受け流し、骨は全くの無傷でした。
頑丈で強風の中でも安心して使いたい人におすすめです。
- サイズ
- φ92×H56cm(使用時)、φ4×H29cm(収納時)
- 重量
- 145g
- 親骨の長さ
- 50/58cm
- 親骨の数
- 8本
- 紫外線遮蔽率
- 92.8%(約)
- タイプ
- 手動開閉式
- 型番
- 1128553
▼紫外線遮蔽率
- 約92.8%
水ハネ
親骨の長さは50〜58cm。
横幅がタイトなせいか、足元の外側だけが濡れました。ただ、上半身はしっかりガードしてくれ、水の裏抜けもわずかです。
耐風性
後ろに長い形状のおかげか、風を受け流していました。親骨にも破損はありません。強風下でも頼りになります。
使いやすさ
後ろに長い構造上、たたみづらいのがウィークポイント。ほぼ完璧な水切れで、撥水性の良さは高評価でした。
前後で親骨の長さが違うので、折りたたみづらいです。
携帯性
ロングテイル部分の親骨のせいで収納サイズは長めに。一方、軽さは優秀です。
後ろが長くてリュックが濡れない
ロングテイル仕様なので、リュックなどを背負っているときでも安心感があります。
【11位】hands+「超軽量一級遮光 折りたたみ傘 60cm」
- hands+超軽量一級遮光 折りたたみ傘 60cm
- 検証時価格: ¥4,980〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
高撥水で水切りしやすく遮光性能もバッチリ!
折り畳み傘のおすすめランキング11位は、B評価のhands+「超軽量一級遮光 折りたたみ傘 60cm」でした。
その名に恥じぬ軽さと抜群の遮光性を備えており、プロによる使いやすさチェックでは高評価を獲得。
傘を差した瞬間にわかる圧倒的な遮光性でした。
肝心の水ハネや耐風性も上々。丁寧なつくりにも要注目です。
色だけでなく柄のバリエーションがあるのも嬉しい限り。どんな天候でも活躍する機能性がおすすめです。
- サイズ
- φ98×H55.5cm(使用時)、φ4×H24.5cm(収納時)
- 重量
- 179g(約)
- 親骨の長さ
- 60cm
- 親骨の数
- 6本
- 紫外線遮蔽率
- 96.3%(約)
- タイプ
- 手動開閉式
▼紫外線遮蔽率
- 約96.3%
水ハネ
足は傘から垂れた水によって濡れてしまったものの、肩の濡れはほんのわずかでした。
耐風性
破損には至りませんでしたが、後方15度に傾けた状態で風を受けると傘が裏返りました。強風でも壊れにくいのは嬉しいです。
使いやすさ
生地の撥水性も抜群。雨粒をしっかり弾いていました。
骨組みはアルミ、鉄、カーボンを巧みに使い分けていて、強度を確保しつつ故障のリスクを抑えています。
携帯性
収納サイズは平均的。使用時の大きさを考えると、200gを切っているのは優秀です。
一級遮光で中は真っ暗
一級遮光を謳うだけあり、差した瞬間「暗っ」と感じるほど光を遮断できます。
【12位】クニルプス「U.220」
- クニルプスU.220
- 実勢価格: ¥5,830〜検証時価格: ¥7,480〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
携帯性以外は上々の結果!日傘としての実力も高い
折り畳み傘のおすすめランキング12位は、B評価のクニルプス(Knirps)「U.220」でした。
生地の裏面に紫外線カット用のコーティングを施した晴雨兼用タイプです。
特に日傘としての性能が優秀で、紫外線防御率はナンバーワン。紫外線を気にする人におすすめです。
- サイズ
- φ97×H55cm(使用時)、φ5×H28cm(収納時)
- 重量
- 235g(約)
- 親骨の長さ
- 53cm
- 親骨の数
- 6本
- 紫外線遮蔽率
- 98.5%(約)
- タイプ
- 自動開閉式
▼紫外線遮蔽率
- 約98.5%
水ハネ
十分以上の性能ですが、肩も足も少し濡れました。水の裏抜けもわずかにありました。
耐風性
検証途中で傘が裏返ってしまいましたが、破損することはありませんでした。
使いやすさ
日傘として抜群の性能を誇るほか、中棒の不意な飛び出しを防ぐ安全な構造も高評価です。
携帯性
カバンに入れっぱなしにしておこうという人には、サイズも重さも少々厳しいところです。
【13位】ムーンバット「urawaza 折りたたみ傘」
- ムーンバットurawaza 折りたたみ傘
- 実勢価格: ¥4,844〜検証時価格: ¥4,290〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
折りたたみやすさは圧倒的!一度試してみる価値あり
折り畳み傘のおすすめランキング13位は、B評価のムーンバット(MOONBAT)「urawaza 折りたたみ傘」でした。
生地裏に細かく配したガイドシートにより、3秒で折りたためるのが強み。
耐風性がもう少しあればなおよかったです。
- サイズ
- φ97×H50.5cm(使用時)、φ5×H22cm(収納時)
- 重量
- 238g(約)
- 親骨の長さ
- 55cm
- 親骨の数
- 6cm
- 紫外線遮蔽率
- 91.7%(約)
- タイプ
- 手動開閉式
- 型番
- 31-230-10083-02-74
▼紫外線遮蔽率
- 約91.7%
水ハネ
足が濡れてしまったのは少し気になりますが、肩の濡れはわずかでした。
耐風性
前後に傾けたときは無事でしたが、水平状態で強風を当てると親骨が1本破損しました。
使いやすさ
以前よりガイドシートが増えて、よりたたみやすくなっている。
携帯性
100g未満の製品と横並びで検証したため「◯」ですが、折りたたみ傘としては平均点です。
【14位】IKEA「クナラ」
- イケアクナラ 折り畳み傘
- 検証時価格: ¥999〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
ビニール傘並みに安いのに耐風性が超優秀!
折り畳み傘のおすすめランキング14位は、B評価のIKEA(イケア)「クナラ」でした。
U1000円で購入できる手軽さに加え、丈夫なつくりで耐風性も抜群。
水ハネ検証の結果は裏抜けによりイマイチでしたが、体はさほど濡れませんでした。
紫外線遮蔽率は全体で3位と高め。雨傘としてだけでなく日傘用途にもおすすめです。
- サイズ
- φ95×H57cm(使用時)、φ5×H24cm(収納時)
- 重量
- 284g
- 親骨の長さ
- 55cm
- 親骨の数
- 8本
- 紫外線遮蔽率
- 97.7%(約)
- タイプ
- 手動開閉式
▼紫外線遮蔽率
- 約97.7%
水ハネ
肩はわずかに濡れた程度。裏抜けする水の量が多かったため、評価が伸びませんでした。
耐風性
傘の角度を変えても、親骨は無傷のまま。裏返ることもありませんでした。
使いやすさ
持っていて重さは感じるものの、風に強くサイズも大きめ。撥水性もまずまずです。
過去にIKEAの別モデルも試しましたが、どちらも傘のつくりはなかなかのもの。価格を考えるとかなりお買い得!
携帯性
収納サイズも重量も平均的。バッグの中に入れても「こんなもんかな」といった印象です。
1000円以下は安すぎる!
つくりがしっかりしているのに、価格はどこにでもある安いビニール傘並みです。
【14位】ヒュンメル「UV折り畳み アンブレラ」
- ヒュンメルUV折り畳み アンブレラ
- 実勢価格: ¥4,649〜検証時価格: ¥5,130〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
強風にはちょい弱ですが雨からは守ってくれます
折り畳み傘のおすすめランキング14位は、B評価のヒュンメル(hummel)「UV折り畳み アンブレラ」でした。
水ハネ検証で体はほとんど濡れませんでしたが、耐風性はイマイチ。
ウリの日傘用途も遮光性はあと一歩。水が裏抜けしないのは良かったです。
- サイズ
- φ93×H61cm(使用時)、φ5.5×H29cm(収納時)
- 重量
- 243g
- 親骨の長さ
- 60cm
- 親骨の数
- 6本
- 紫外線遮蔽率
- 92.9%(約)
- タイプ
- 手動開閉式
- 型番
- hfa7019
▼紫外線遮蔽率
- 約92.9%
水ハネ
面積が広く、肩も足も濡れませんでした。傘の内側に水が染み込むこともありません。
耐風性
検証開始早々に親骨が1本破損。強風下では過度な期待は禁物です。
使いやすさ
折りたたみやすいですが、傘を留めるベルトが細く、心許ないほか、遮光性も低めです。
携帯性
収納時の長さが約29cmと大きめ。重量も親骨6本の手動開閉式ではかなり重いです。
【16位】Waterfront「LIGHT CARBON TOKYO / JIYUGAOKA(吸水ケース)」
- WaterfrontLIGHT CARBON TOKYO / JIYUGAOKA (吸水ケース)
- 実勢価格: ¥2,298〜検証時価格: ¥3,250〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
水ハネの結果はイマイチも軽さと吸水ケースは魅力
折り畳み傘のおすすめランキング16位は、B評価のWaterfront(ウォーターフロント)「LIGHT CARBON TOKYO / JIYUGAOKA(吸水ケース)」でした。
手動開閉式部門で最軽量の製品。
傘の撥水性は高くありませんが、吸水ケースで水を切れるのがポイント。軽さと使いやすさを重視する人におすすめです。
- サイズ
- φ95×H50.5cm(使用時)、φ4.5×H22cm(収納時)
- 重量
- 120g(約)
- 親骨の長さ
- 53cm
- 親骨の数
- 6本
- 紫外線遮蔽率
- 93.2%(約)
- タイプ
- 手動開閉式
- 型番
- BCCSFA-3F53-UH-NO
▼紫外線遮蔽率
- 約93.2%
水ハネ
肩も足元も濡れが目立ったほか水の裏抜けも多く、生地に大きめの水シミができました。
耐風性
後方15度に傾けた際に裏返ってしまったものの、破損した箇所はありませんでした。
使いやすさ
撥水性や折りたたみやすさは平均的。ユニセックスなデザインや吸水ケースは好評でした。
携帯性
親骨が53cmの傘としては軽く、収納時のサイズも軽量部門の製品と比べて遜色ありません。
【17位】Gloture「GeeBrella」
- GlotureGeeBrella
- 検証時価格: ¥3,980〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
夜でも安心な機能が豊富ですが大きくて重いのがちと残念
折り畳み傘のおすすめランキング17位は、B評価のGloture「GeeBrella」でした。
雨天の夜道でも安心なように、ハンドルにLEDライトがついているのが特徴。視界が悪い夜に真価を発揮します。
ただ、収納時のサイズと重さがネックに。夜間の使用が多いという人にはおすすめです。
- サイズ
- φ105×H60cm(使用時)、φ6.5×H31cm(収納時)
- 重量
- 397g
- 親骨の長さ
- 59cm
- 親骨の数
- 10本
- 紫外線遮蔽率
- 94.6%(約)
- タイプ
- 自動開閉式
- 型番
- 9280GeeBrella
▼紫外線遮蔽率
- 約94.6%
水ハネ
体の水濡れはほぼ問題なしでしたが、水の裏抜けが多く、豪雨などでは不安が残ります。
耐風性
親骨が10本と多いのですが、傘を水平にしたときに親骨が1本破損しました。
使いやすさ
フチの反射生地や足元を照らすLEDライトなど夜間用の機能多数。撥水性には難ありです。
携帯性
たたんでも大きいままで、携帯に不便。ライトや電池を内蔵していて、重いのも弱点です。
【18位】Wpc(ワールドパーティ)「IZA コンパクト 53cm」
- Wpc(ワールドパーティ)IZA コンパクト 53cm
- 実勢価格: ¥2,893〜検証時価格: ¥3,630〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
コンパクトさが最大の武器!日傘としては優秀
折り畳み傘のおすすめランキング18位は、C評価のWpc(ワールドパーティ)「IZA コンパクト 53cm」でした。
収納時の長さが約17cmとコンパクトで軽量な一本。
裏面コーディングで紫外線もしっかりブロックするので日傘としては優秀です。
- サイズ
- φ96×H54cm(使用時)、φ6.5×H17cm(収納時)
- 重量
- 220g
- 親骨の長さ
- 53cm
- 親骨の数
- 6本
- 紫外線遮蔽率
- 95.7%(約)
- タイプ
- 手動開閉式
- 型番
- ZA007-910-102
▼紫外線遮蔽率
- 約95.7%
水ハネ
傘から垂れる水で、肩も足も濡れました。傘の内側にも水滴がついていました。
耐風性
前後に傾けた状態で風を当てても無傷でしたが、水平状態からの風で親骨が1本破損しました。
使いやすさ
5段階の折りたたみによるたたみにくさと撥水性の低さが足を引っ張り、評価が伸びませんでした。
携帯性
重量は約220gでフツーですが、収納時の長さ約17cmは手動開閉式で最小です。
【19位】アンベル「VERYKAL Flat」
- アンベルVERYKAL Flat
- 実勢価格: ¥5,940〜検証時価格: ¥5,940〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
軽さと携帯のしやすさは優秀! でも雨からの防御力はイマイチ
折り畳み傘のおすすめランキング19位は、C評価のアンベル(Amvel)「VERYKAL Flat」でした。
自動開閉式部門で随一の軽さで携帯性に優れますが、それを実現するために濡れにくさが損なわれてしまった印象。
傘が不安定で体が濡れやすいです。
- サイズ
- φ97×H56cm(使用時)、W5×D2.5×H27.5mm(収納時)
- 重量
- 174g(約)
- 親骨の長さ
- 54cm
- 親骨の数
- 6本
- 紫外線遮蔽率
- 89.1%(約)
- タイプ
- 自動開閉式
- 型番
- A2750
▼紫外線遮蔽率
- 約89.1%
水ハネ
傘の生地が薄く、骨も華奢なために不安定で、強い雨の中では、肩も足も濡れました。
耐風性
後方に傾けると裏返ってしまったものの、ほかの角度では強風にも負けませんでした。
使いやすさ
生地がやわらかくたたみづらい面はありますが、軽くて丈夫な点は高評価です。
携帯性
自動開閉式ナンバーワンの軽さに加え、厚さ2.5cmとスリムになる点にも注目。
【軽量タイプ】折り畳み傘のおすすめは?
【1位】Wpc(ワールドパーティ)「UNISEX SUPER AIR-LIGHT UMBRELLA」
- Wpc(ワールドパーティ)UNISEX SUPER AIR-LIGHT UMBRELLA
- 実勢価格: ¥3,520〜検証時価格: ¥4,510〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
耐風性&使いやすさで2冠!携帯性も文句なし
軽量折り畳み傘のおすすめランキングでベストバイを獲得したのは、A+評価のWpc(ワールドパーティ)「UNISEX SUPER AIR-LIGHT UMBRELLA」でした。
軽量部門を制したのは、男性受けするカラーと女性受けするカラーを展開するWpc。
軽量コンパクトで携帯しやすいのはもちろんですが、親骨が55cmと比較的長く、面積も広めなのが嬉しいポイント。
また、軽量部門では唯一、耐風性テストで破損がなく、かなり丈夫であることも判明しました。極薄なのに撥水性も高水準。
扱いやすいサイズで軽い割に丈夫な一本で、携帯におすすめです。
- おすすめポイント
-
- 軽量折り畳み傘ベストバイ!
- 極薄なのに撥水性も高水準
- 耐風性もあり軽い割に丈夫
- 使いやすさ・耐風性No.1
- がっかりポイント
-
- 持ち方を工夫する必要がある
- サイズ
- φ86×H50cm(使用時)、φ3.5×H23cm(収納時)
- 重量
- 76g(約)
- 親骨の長さ
- 55cm
- 親骨の数
- 5本
- 紫外線遮蔽率
- 92.6%(約)
- タイプ
- 軽量
- 型番
- UX008-913
▼紫外線遮蔽率
- 約92.6%
水ハネ
親骨の長さは55cm。
足はそこまでひどく濡れないのですが、傘の面積が小さいせいで肩はけっこう濡れました。持ち方を工夫する必要があります。足は傘から垂れた水で膝上が濡れました。
耐風性
傘の形状を保てず裏返ったり板のように変形したりしましたが、骨には異常はありません。
使いやすさ
裏抜けして傘の内側が少し濡れていますが、外側はしっかり雨を撥水しています。
軽量タイプに多い親骨50cmではなく55cmなのが嬉しい。
携帯性
他部門より圧倒的に軽量コンパクトで文句のないサイズと重さ。カバンに入れたのを忘れてしまいそうなほどです。
薄くてもちゃんと撥水
少しでも重量を削るために生地も極薄ですが、それでいてしっかり撥水性があるのがスゴいです。
【2位】AMVEL「pentagon67」
- AMVELpentagon67
- 実勢価格: ¥5,500〜検証時価格: ¥5,500〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
持っていることを忘れる驚愕の軽さ&コンパクトさ
軽量折り畳み傘のおすすめランキング2位は、A+評価のAMVEL(アンベル)「pentagon67」でした。
各パーツの素材やサイズを工夫し、限界まで重量を削ぎ落とした超軽量折りたたみ傘。世界トップクラスの軽さを誇ります。
ちなみに重量は約67gで、これはLサイズの卵と同等の重さです。
それだけでもスゴいですが、テストすると撥水性や強度もそれなりにあって、つくりも丁寧。
とにかく軽い傘が欲しい人にはおすすめです。
- おすすめポイント
-
- 卵と同等の重量で超軽量
- コンパクトで携帯しやすさが圧倒的
- 撥水性や強度もそれなりでつくりが丁寧
- がっかりポイント
-
- 傘の差し方にコツがいる
- サイズ
- φ79×H47cm(使用時)、φ3×H21cm(収納時)
- 重量
- 67g(約)
- 親骨の長さ
- 50cm
- 親骨の数
- 5本
- 紫外線遮蔽率
- 90.3%(約)
- タイプ
- 軽量
- 型番
- A1555
▼紫外線遮蔽率
- 約90.3%
水ハネ
使用時の直径は79cm、50cmの親骨が5本で傘の面積は狭め。
肩も足も濡れましたが、水の裏抜けはなし。傘の差し方にはコツがいるかもしれません。
耐風性
裏返って壊れた……と思われましたが、破損するまでには至りませんでした。
使いやすさ
生地が薄く、たたみにくいですが、撥水性は上々。ある程度強度もありそうです。
親骨50cmの傘で67gは、軽さの限界に近いのでは。
携帯性
収納時の長さも幅も全24製品中最小。重量も最軽量で、携帯しやすさは圧倒的です。
重さはたったの67g
パーツにカーボンとアルミを使用し、生地も極薄。フチの縫製なども工夫して軽量化を実現しています。
【3位】MACKINTOSH PHILOSOPHY「Barbrella 50センチ ソリッドカラー アンブレラ」
- MACKINTOSH PHILOSOPHYBarbrella 50センチ ソリッドカラー アンブレラ
- 実勢価格: ¥7,700〜検証時価格: ¥5,500〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
軽量部門ではサイズ大きめ 豊富なカラバリも嬉しい
軽量折り畳み傘のおすすめランキング3位は、A評価のMACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)「Barbrella 50センチ ソリッドカラー アンブレラ」でした。
6本の親骨を使用しており、軽量部門のなかでは生地面積が最も大きいです。
人工気象室で再現した猛烈な雨の中でも安心感がありました。濡れた範囲は広いものの、すぐに乾きそうな濡れ具合でした。
紫外線遮蔽率も高く日傘としてもおすすめです。
- おすすめポイント
-
- 傘の生地が広くて安心感がある
- 紫外線遮蔽率が高く日傘にも最適
- カラーバリエーションが豊富
- がっかりポイント
-
- 耐風性はあと一歩
- サイズ
- φ91×H50cm(使用時)、φ3.5×H22cm(収納時)
- 重量
- 90g(約)
- 親骨の長さ
- 50cm
- 親骨の数
- 6本
- 紫外線遮蔽率
- 96.5%(約)
- タイプ
- 軽量
▼紫外線遮蔽率
- 約96.5%
水ハネ
肩も足も服はそこそこ濡れていますが、肌で冷たさを感じるほどではありませんでした。
耐風性
傘を前方に傾けたときは耐えましたが、後方に傾けたときに親骨が1本破損しました。
使いやすさ
カラーバリエーションが多く、好みの色を見つけやすい点も高評価の要因となりました。
パーツの一部にアルミを使用し、故障や動作不良が発生するリスクを軽減しているのは好感が持てます。
携帯性
親骨が6本と多いので、軽量部門のなかでは若干重め。ただし全体で見れば超軽量です。
風の強くない日なら安心して使えそう
軽量がウリですが、6本骨を採用。風の強くない日なら安心して使えそうです。テストでは強風に勝てませんでした。
【4位】EVERNEW「SL76g アンブレラ」
- EVERNEWSL76g アンブレラ
- 実勢価格: ¥3,490〜検証時価格: ¥5,500〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
携帯性や使いやすさには満足!でも強風時の使用は要注意
軽量折り畳み傘のおすすめランキング4位は、A評価のEVERNEW(エバニュー)「SL76g アンブレラ」でした。
サイズが大きめで撥水性に優れているなど使いやすくはあるものの、今回は耐風性検証がネックに。
親骨50cmでは小さく感じる人におすすめです。
- サイズ
- φ83×H50cm(使用時)、φ3.5×H22cm(収納時)
- 重量
- 76g(約)
- 親骨の長さ
- 53cm
- 親骨の数
- 5本
- 紫外線遮蔽率
- 91.1%(約)
- タイプ
- 軽量
- 型番
- EBY053
▼紫外線遮蔽率
- 約91.1%
水ハネ
肩と足のどちらも後ろ側が濡れました。ただし、冷たく感じるほどではありません。
耐風性
検証では骨と生地が分離しました。嵐の日の使用は控えたほうがよさそうです。
使いやすさ
表面の水切れがほぼ完璧で撥水性の高さが光ったほか、やや大きめなのもプラスです。
携帯性
軽さを追求しすぎず、親骨を53㎝にして濡れにくさも考慮しているのが素晴らしいです。
【5位】estaa「Magical Tech 55」
- estaaMagical Tech 55
- 実勢価格: ¥3,630〜検証時価格: ¥5,500〜
- 水ハネ
- 耐風性
- 使いやすさ
- 携帯性
耐風性は期待できませんが撥水性の高さは優秀!
軽量折り畳み傘のおすすめランキング5位は、A評価のestaa「Magical Tech 55」でした。
風の強い日に使用するのは避けたほうがよいですが、普段使いであれば十分な強度です。
撥水性の高さも優秀。立てて収納しやすいスリムさも魅力です。
- サイズ
- φ87×H51cm(使用時)、φ3×H23cm(収納時)
- 重量
- 72g(約)
- 親骨の長さ
- 55cm
- 親骨の数
- 5本
- 紫外線遮蔽率
- 87.4%(約)
- タイプ
- 軽量
- 型番
- 31-230-10256-02-74-55
▼紫外線遮蔽率
- 約87.4%
水ハネ
濡れ方はひどくありませんが、両足の後ろが濡れました。肩はかなりぐっしょり濡れていました。
耐風性
耐風性検証では開始早々、親骨が1本壊れて、傘の角度を変えての検証が不可能になりました。
使いやすさ
軽量部門では親骨が55cmと大きめで、素材を見てもそれなりに長持ちしそうです。
携帯性
収納時の直径は3cmで、24製品中最もスリム。わずかなスペースにも入れられます。
折り畳み傘の構造は?
ここでは、折り畳み傘を構成する各部位を解説します。
折り畳み傘の天紙とは?
天紙は生地裏側中心部にある布。生地にろくろや骨が擦れるのを防ぎます。
折り畳み傘の親骨とは?
親骨は生地を支えるための骨のこと。本数が多いほど強度が上がります。
折り畳み傘の上ろくろとは?
上ろくろは親骨をまとめ、中棒とつなぐためのパーツで天紙の中心にあります。
折り畳み傘の下ろくろとは?
下ろくろは親骨を支える骨をまとめていて、開閉時に上下させるパーツです。
折り畳み傘の中棒とは?
中棒は傘の中心にあり主軸となる骨。折りたたみ式では伸縮します。
折り畳み傘のハンドルとは?
ハンドルは持ち手のこと。自動開閉式ではボタンなどのパーツがついています。
折り畳み傘の種類は?
ここでは、「ラクラク式」と「ホック式」折り畳み傘についてご紹介します。
ラクラク式折り畳み傘とは?
手動開閉式の構造の一種。骨を一本一本折らなくても、下ろくろを上下にスライドするだけで開閉が可能です。
ホック式折り畳み傘とは?
ラクラク式が主流になる以前の手動開閉式の構造で、現在は希少。骨をポキポキ折ってたたみます。開閉が手間な一方、シルエットがキレイなのが特徴です。
折りたたみ傘を機能から選ぶポイント
折りたたみ傘の機能で、実際に選ぶ際に考慮するポイントはどこでしょうか? ここでは、機能別の折りたたみ傘の選び方を紹介します。
選び方1:耐久性や撥水性で選ぶ
耐久性は、傘を長く愛用する上で、必須項目といえます。
特に折りたたみ傘は耐久性が命です。強風などで傘がひっくり返って、傘骨が折れてしまったら、数回で使えなくなってしまうなんてことも。
傘骨が折れにくいものや、風を受け流す設計になっているものを選ぶようにしましょう。
折り畳み傘の耐久性のチェックポイントは?
一般的に、傘骨の本数は8本の製品が多くあります。さらに耐久性に優れている製品だと10本や16本など、骨の本数がより多いものも売られています。耐久性が増す反面、重さも増してしまうため注意が必要です。
傘は骨の本数だけでなく、骨の素材によっても耐久性が大きく変化します。
ステンレス製であれば、耐久性が優れており風にあおられても裏返りにくくなります。しかし、折りたたみ傘自体が重くなってしまうというデメリットもあることも忘れてはいけません。
グラスファイバー製かカーボン製の製品であれば素材がしなるため、強風にあおられて裏返ってしまっても元に戻りやすくなります。ステンレス製に比べても軽い製品が多いのが嬉しいポイントです。
しかし、性能が良い分価格も他素材の製品に比べて高くなります。
折り畳み傘の撥水性のチェックポイントは?
折りたたみ傘選びにおいては、耐久性だけでなく撥水性も重要なポイントです。
折りたたみ傘は、折りたたむ際に手の皮脂がつくことが原因で撥水性能が低下してしまいます。テフロン加工を施しているだけの場合、傘を折りたたむ時の摩擦によっても撥水性が低下してしまうのです。
撥水性の劣化に伴い、傘布に浸水してしまう可能性があります。その対策として防水スプレーをするなどこまめなケアをして防ぐこともできますが、難しいという方には、高撥水生地やポリエステル製を選ぶことをおすすめします。
また撥水性が高い製品であれば、使用した後に傘を一振りするだけである程度の雨水が飛んでくれるため保管しやすくなりますよ。
折り畳み傘の撥水性能が落ちてきた時の対処方法は?
撥水性が落ちてきたと思ったら、マイクロファイバーを使った折りたたみ傘入れをあわせて使うのも効果的でおすすめです。
お気に入りの傘であれば、多少性能が落ちてきても簡単には手放したくないですよね。そんな時は、マイクロファイバーの傘入れがおすすめです。傘についた水滴を吸収してくれるので、カバンが塗れることもありません。
このようなグッズとあわせることで傘を長く使うことができますよ。
選び方2:逆折り式や自動開閉機能で選ぶ
機能性や使い勝手を重視する人には、逆折り式や自動開閉機能がついた折り畳み傘がおすすめです。
逆折り式とは、折りたたんだ傘の濡れた部分が内側になり、手元が濡れない折りたたみ方式です。
通常の傘を折りたたむ場合は、濡れた面を手で整えて留具をするため、手が濡れてストレスになってしまいます。
しかし、逆折り式の場合は、手が濡れずにスムーズに折りたたむことができるため、その便利さが注目されています。
また、自動開閉の機能は、片手でボタンを押すだけで傘が広がるので、突然の雨の時や荷物が多い時にもスムーズに傘を開くことができます。
選び方3:日傘としても使える晴雨兼用を選ぶ
折りたたみ傘には、日傘としても使える晴雨兼用のタイプもあります。日差しが強い時に日傘をさすと、遮光の効果として体感温度が「マイナス10度」ほど涼しくなるというデータも。
その効果は、環境省が熱中症予防の為に男性の日傘を推奨しているほどで、日傘をさすことで体の暑さ指数(WBGT)を低下させ、汗の量を減らす効果があります。
晴雨兼用は一本あれば雨の日だけでなく日差しの強い日にも対応できるのがおすすめポイント。まずは晴雨兼用折りたたみ傘で、日傘を取り入れてみてはいかがでしょうか。
サイズやコスパで選ぶポイント
折りたたみ傘のサイズや価格の面でも、商品選びで注目すべきポイントがあります。ぜひ参考にしてみてください。
選び方1:開いた時の大きさや軽量タイプで選ぶ
折りたたみ傘は、開いた時のサイズも大切です。
メンズ折りたたみ傘は直径100cm以上の大きさが目安となっていて、直径120cm以上のものだと雨に濡れにくくなります。また、折りたたんだ時のサイズは「25cm前後」がカバンに収納しやすいサイズです。
「なるべく大きい傘が良い」と考えている場合も、30cmを超えるとカバンに収まらない可能性があるのでしっかり確認しましょう。
折りたたみ傘には軽量タイプも多く登場していて、なかには100g以下になっているものもあります。こちらはかなり軽いモデルとなっていますので、耐久性や大きさよりも軽さや持ち運びやすさを求めている方におすすめです。
ちなみに通常300~400gの重さの製品が多く、重いものだと400g以上になることもあります。急な雨にだけ対応できれば良いと考えている方はなるべく小さく、軽いものを選ぶと持ち運びの際もストレスを感じません。
それとは逆に大きい傘がおすすめなこともあります。
行きは雨が降っているけど帰りはやんでいるという場面、意外と多いですよね。そんな時に傘を忘れて帰ってきてしまったり、長い傘を持つのが邪魔だったという経験もあるはず。
そういう時には少し大きめの折りたたみ傘がおすすめです。急な雨以外にも使いたい方は多少重さがあっても大きめの傘が便利ですよ。
サイズ選びの注意点として、コンパクトさを重視した場合に、実際に開いた時のサイズが小さくなってしまい、結果的に雨を防ぎきれないことがあります。
特に普段から荷物が多かったり、リュックなどの大きなカバンを使っていたりする場合、荷物が濡れてしまいます。また、コンパクトな折りたたみ傘の場合、傘骨が細くなっている事もあります。
一般的に大きさと重さは比例するので、必要な大きさと重さのバランスで、折りたたみ傘を選ぶようにしましょう。
選び方2:コスパの良さで選ぶ
折りたたみ傘は安いものだと1000円台から、なかには1万円を超える高級ブランド製品もあります。
もちろん高額の製品には、それだけの品質が備わっていることが多いですが、安くても必要な機能を兼ね備えていて、コスパの良い製品もあります。自分にとって必要な機能と価格のバランスがよい製品を選びましょう。
まとめ:急な雨に備えて常備するのがおすすめです!
以上、折り畳み傘のおすすめランキングでした!
今回のランキングでは、手動開閉式・自動開閉式・軽量の3タイプの折り畳み傘を比較テストしました。
手動開閉式部門では、「使いやすさ」「耐風性」No.1に輝いたKEYUCA「M折畳傘 耐風 無地III」がベストバイに! 大きなサイズで雨にも風にも強く、コスパも抜群。パッと見はフツーながら、随所につくりのよさが光る逸品です。
自動開閉式部門では、GODO DESIGN「GYAKUSOLxJOURNAL STANDARD FURNITURE」がベストバイを獲得。風を効率的に逃がすから強風でも破損しにくく、傘を差しているときの安心感は抜群です。
軽量部門ではWpc「UNISEX SUPER AIR-LIGHT UMBRELLA」がベストバイに輝きました。親骨が55cmと比較的長いうえに、重さは約76gと携帯性も抜群です。
ゲリラ豪雨など突然の雨に備えて折り畳み傘は常備しておくのがおすすめ。今回のランキングを参考に、重視したいポイントに注目して使いやすい1本を見つけてみてくださいね。
【手動開閉式】折り畳み傘のおすすめ
KEYUCA
M折畳傘 耐風 無地III
【自動開閉式】折り畳み傘のおすすめ
GODO DESIGN
GYAKUSOLxJOURNAL STANDARD FURNITURE
【軽量タイプ】折り畳み傘のおすすめ
Wpc(ワールドパーティ)
UNISEX SUPER AIR-LIGHT UMBRELLA
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