ゴシゴシしないで当てるだけ。
届きにくい所も手磨きよりキレイ!

毎日の歯みがき、手磨き派?それとも電動派ですか? それぞれ長所はありますが、電動歯ブラシのよいところは、手磨きよりも細かな毛先の動きで磨きにくい部分や奥の歯垢も落とせるところ。歯に当てるだけで汚れを落とす仕組みなので、手も疲れません。また、1本あたり5秒程度当てて全体で約2分。ちゃんと使えば手磨きより短時間でキレイになります。

そのほか、歯の着色汚れをとるステインクリーナーや、舌磨きモード、歯ぐきケアモードなど、手磨きではできない特殊な機能がついているものも。お口の健康と歯の美しさもUPします!

いい電動歯ブラシを選ぶ
ポイントは?

でも、電動歯ブラシは値段も機能もいろいろあって、どれくらいのものを選んでいいのか迷ってしまいます。電動歯ブラシに求められるのは、なにより基本の磨き性能。汚れが残りやすい場所は決まっているので、そこをしっかりキレイにできるかが重要なんです。

◎磨き残し危険ゾーンはこの5つ!

歯頚部:歯ぐきと歯の境目。歯周病などの原因となるプラークがたまりやすいです。

奥歯の溝:奥歯の噛み合わせ部分の溝。子どもほど溝の凹凸が大きく、虫歯になりやすいポイントです。

奥歯:一番深い所でブラシで磨きにくく、歯磨き上手さんでもプラークがたまりやすい場所です。

前歯の裏:前歯の裏は、ブラシをタテにあてないと取り除きにくいです。

歯間:歯の表面は磨けても、歯と歯の間はブラシが入らずプラークが繁殖しやすいです。

この5つのゾーンをどのくらいしっかり磨けるかが、虫歯の原因をつくらない電動歯ブラシ選びのポイントです。

電動歯ブラシの種類は?

電動歯ブラシは一見同じに見えますが、駆動タイプや電源に違いがあります。それぞれの特徴などをご説明しますので、電動歯ブラシ選びの参考にしてみてください。

駆動タイプは主に2タイプから選ぶ

「音波振動式」は、最近人気の電動歯ブラシに多く採用されている駆動タイプです。音波の振動によって水流や気泡を発生させて、毛先が当たらないところまで汚れを落としてくれます。音波による振動なので刺激が少ないのが特徴で、歯や歯ぐきのダメージを軽減してくれます。

「回転式」は、ブラシが回転して一つ一つの歯をしっかりと磨くことができます。普通の歯ブラシでは届かない場所の歯垢除去もできるので、歯をしっかりと磨きたいという人におすすめの駆動タイプです。その分、振動が大きいので歯ぐきへの負担があります。

他にもタイプはありますが、現在の電動歯ブラシではこの2タイプが主流で、使用感が大きく違うので、お好みの使用感で選ぶのがおすすめです。

充電式と電池式から選ぶ

電動歯ブラシには、充電式と電池式があります。

主に家で使用する場合には、充電式が便利です。スタンドに立てて置くだけで充電ができるタイプが多く、常に充電されている状態なので電池切れになることがありません。

会社や外出先、出張などに持ち運ぶことが多い人には電池式がおすすめです。乾電池で動くので、充電器などがいらず荷物が重くなりません。また、電池がなくなった場合も、電池を変えればすぐに動くので、手軽さがあります。

どちらもメリットがあるので、ライフスタイルに合った方を選んでみるのが良いでしょう。

本体のサイズやヘッドの形で選ぶ

本体のサイズは、手の大きさに合わせて選ぶことが大切です。女性など手が小さい方は本体のサイズは細めのグリップ、男性など手が大きい方は太めのグリップの方が持ちやすいでしょう。

ヘッドの形は、電動歯ブラシ初心者の場合は小さめのヘッドがおすすめです。小さめのヘッドで使い方に慣れることで、歯や歯ぐきを傷めるリスクが軽減されます。徐々に大きくし、使いたいヘッドに変更していくようにしましょう。

パナソニック、ブラウンなどのメーカーで選ぶ

電動歯ブラシの有名メーカーとして「パナソニック」「フィリップス」「ブラウン」などがあります。それぞれ強みが違うので、比較して選ぶことが大切です。

例えば、パナソニックの「ドルツ」シリーズは音波振動式で、2つのモーターによるタテ&ヨコのW音波振動で快適に歯を磨けるモデルがあります。他にも、フィリップス「ソニッケアー」も音波振動式を採用していて、充電器がグラスになっているタイプはデザインがおしゃれです。

また、ブラウンの「オーラルB」は、回転式の中でも高級モデルがあるので、回転式派の人はチェックしておきたいメーカーです。

ここであげたメーカーは今回のラインアップにも入っているのでお楽しみに!

電動歯ブラシには最新機能も搭載!

毎年電動歯ブラシは進化しているので、数年前にはなかったような最新機能を搭載しているモデルもあります。ここでは、その機能を一部ご紹介します。

スマホ対応で磨き残しをチェックできる

電動歯ブラシで磨いた結果が、スマホで確認できる機能が搭載されています。具体的には、電動歯ブラシとスマホをBluetoothでつないで、連動させます。スマホの画面で磨いている部分が確認できるので、磨き足りないところや力の入れ具合が適切か、などを知ることができます。

1回の充電で30日間使える機種もある

充電式の電動歯ブラシの中には、1回の充電で30日間も使える機種が登場しています。ここまで長く使えるモデルが出たことで、電池式と充電式が同じように使えるのが一般的になるかもしれません。電源にとらわれず、使いたい機能を選ぶことができるので、選択肢が広がりそうです。

危険ゾーンが磨けるか
3つの視点でチェックしました!

そこで、今回はこの磨き残しゾーンに焦点をあて、歯科医師と3人のテスターで21本の電動歯ブラシを検証しました。

【検証方法】
①模型での検証

歯列模型に人工プラークを塗布。1本5秒ずつ歯ブラシをかけた後の落ち具合を5回検証し、その平均を点数化しました。

②テスターの使用感

3人のテスターが1カ月間使用して、製品の使い勝手をチェックしました。

③プロのジャッジ

歯科医師が使い、プロの視点で評価しました。

振動・持ちやすさ・除去率の三冠王
“ちょうど良い”2万円のドルツ!

パナソニック(Panasonic)
ドルツ EW-DP51
実勢価格:2万824円

サイズ・重量:約H23.5×W2.9×D3.5cm・約110g(ブラシ含む)
振動方式:音波振動
モード:Wクリーン/ノーマル/ソフト/ガムケア/ステインオフ
水洗い:防水設計 IPX7(本体のみ)

電動歯ブラシ市場の二台ブランド、フィリップス「ソニッケアー」とブラウン「オーラルB」を抑え、もっともハイスコアを獲得したのがこちら。他社を圧倒する使用感のよさ、高い歯垢除去率、2つのモーターによるタテ&ヨコのW音波振動が優秀です。手にフィットし、手の小さい日本人が使いやすいように設計されたモデルです。

◎テスト結果はコチラです!

  • 歯の裏: 9/10点
  • 奥歯 : 7/10点
  • 歯頚部: 8.5/10点
  • 歯間 : 7.5/10点
  • 歯の溝: 7.5/10点
  • 使用感: 9/10点
  • 総合点: 48.5/60点

歯の溝汚れに効くW音波振動が1位獲得のポイント! ヨコ磨きもタテ磨きも同時にこなし、短い時間で汚れをかき出します。

また、マルチフィットブラシが歯面・噛み合わせ面をキレイに磨きあげるので、プラーク除去率が抜群です。

使用感でも他に差をつけました。軽量でペンを持つスタイルで握れるので安定感があり、手にしっかりフィット。伝わってくる振動も少ないです。

◎人工プラークによる性能テスト
歯の裏側や歯頚部にはブラシがしっかりと届いてツルツルに。奥歯は磨き残しが多く、溝にも疑似プラークが残りました。

[歯の裏]左:Before 右:After
[奥歯]左:Before 右:After
[歯頚部]左:Before 右:After
[歯間]左:Before 右:After
[歯の溝]左:Before 右:After

防水対応:○
加圧防止機能:○
電池残量表示:○
搭載モード:5モード
使用可能時間:90分 ※フル充電の場合
急速充電:60分

「電動歯ブラシを初めて使う人も違和感がありません。使用感から性能まで満足できるはずです」(編集部 松田)

3000円台のエントリー機で
実力ナンバーワンのドルツ!

パナソニック(Panasonic):ドルツ EW-DM61:電動歯ブラシ

パナソニック(Panasonic)
ドルツ EW-DM61
実勢価格:3760円

サイズ・重量:約H22.0×W1.85×D1.9cm・約55g(ブラシ含む)
振動方式:音波振動
モード:ノーマル・ソフト
本体水洗い:IPX7(本体のみ)

「ドルツ」の中では軽くてスリムなボディが売りのエントリーモデル的存在です。1位の上位機「EW‐DP51」に搭載のW音波振動はないですが、とくに奥歯に高い除去能力を発揮しました。上位機に比べて駆動音が気になりますが、防水機能など最低限の機能は完備。「性能は悪くないので、電動歯ブラシとの相性を探るモデルとしては最適」と、越智院長も太鼓判を押します。

◎テスト結果はコチラです!

  • 歯の裏: 7/10点
  • 奥歯 : 8/10点
  • 歯頚部: 6.5/10点
  • 歯間 : 7/10点
  • 歯の溝: 9/10点
  • 使用感: 8/10点
  • 総合点: 45.5/60点

スリム用密集極細毛ブラシは歯周ポケットや歯間に適しています。

防水やモード切り替え、除去率を両立し、こんなに軽くて握りやすいモデルは他にないです。

替えブラシを買うときはちょっとご注意ください。ドルツの中でもスリムタイプという別規格を採用しているので、必ず「スリム用」を選んでくださいね。

パナソニック(Panasonic):替えブラシ:ドルツ スリム用山切りタイプ(ソフト) 2本組

パナソニック(Panasonic)
替えブラシ ドルツ スリム用山切りタイプ(ソフト) 2本組
EW0963-P
実勢価格:2980円

◎人工プラークによる性能テスト
歯頚部や歯の裏、歯間の除去性能は1位に及ばなかったものの、奥歯磨きでは上回りました!

[歯の裏]左:Before 右:After
[奥歯]左:Before 右:After
[歯頚部]左:Before 右:After
[歯間]左:Before 右:After
[歯の溝]左:Before 右:After

防水対応:○
加圧防止機能:なし
電池残量表示:なし
搭載モード:2モード
使用可能時間:約30分 ※フル充電の場合
急速充電:なし


神保町タワー歯科・矯正歯科 越智信行院長
「軽くて握りやすく、性能もいい。何より安いので初めて使う人にはいいですね」

さすが最上位機種の実力!
ソニッケアーダイヤモンドクリーン

フィリップス(PHILIPS):ソニッケアー ダイヤモンドクリーン スマート HX9964/55:電動歯ブラシ

フィリップス(PHILIPS)
ソニッケアー
ダイヤモンドクリーン スマート
HX9964/55
実勢価格:2万6830円

サイズ・重量:約H255×W30.5×D27.8mm・約144g(ブラシ含む)
振動方式:音波振動
モード:クリーン、ホワイトプラス、ガムヘルス、ディープクリーンプラス、舌磨き×強・中・弱強さ設定
本体水洗い:対応

他の製品と一線を画す高級モデルです! ブラシを置くだけで充電できるグラスやUSB充電トラベルケースなどスペシャルな装備が充実。キッズ用まで網羅した9種類の替えブラシ付きなので、家族で共有できます。歯の裏や並びの悪い歯など不得手なポイントもありますが、歯石除去力はかなり高め。最初の1台というより、フィリップスの磨き性能を十分理解した上で、家族の共有用として購入するのにオススメです。

◎テスト結果はコチラです!

  • 歯の裏: 7/10点
  • 奥歯 : 9/10点
  • 歯頚部: 9/10点
  • 歯間 : 6.5/10点
  • 歯の溝: 7/10点
  • 使用感: 7/10点
  • 総合点: 45.5/60点

歯に触れる面積が広くて奥歯までラクに届くブラシ。側部のゴムがフィット感を高めます。

サイズは大きいですがバランスがよく安定感はあります。ただし重さがキツイ。

フィリップスの替えブラシは4本で4000円と他機種と比べて超絶割高! アマゾンで購入できる格安なサードパーティものを使ってみたところ、純正と変わらない仕上がりでした。

ノーブランド:フィリップス サードパーティブラシ(8本):歯ブラシ

ノーブランド
フィリップス サードパーティブラシ(8本)
実勢価格:353円

◎人工プラークによる性能テスト
歯頚部や最深の奥歯はかなりきれいに磨けましたが、歯の裏は磨き残しが目立ちました。

[歯の裏]左:Before 右:After
[奥歯]左:Before 右:After
[歯頚部]左:Before 右:After
[歯間]左:Before 右:After
[歯の溝]左:Before 右:After

防水対応:○
加圧防止機能:○
電池残量表示:なし
搭載モード:5モード
使用可能時間:約2週間
※1日2回、2分間使用した場合
急速充電:なし


ちょっと気になった部分としては、以下のようなレポートもありました。
「ていねいに磨いている感じはしますが、この重さで毎日磨くのはしんどいかもしれません」(ライター 大石七里氏)

4位: 磨き性能は上位機に劣らない
ソニッケアークリーンケアー

フィリップス(PHILIPS):ソニッケアー クリーンケアー HX3293/32:電動歯ブラシ

フィリップス(PHILIPS)
ソニッケアー
クリーンケアー HX3293/32
実勢価格:3474円

サイズ・重量:約H233×W34×D34mm・約149g(ブラシ含む)
振動方式:音波振動
モード:クリーン(やさしい振動設計)
本体水洗い:対応

フラッグシップの10分の1以下で購入できる安さが売りですが、上位機と同じブラシストローク数で、届きにくい場所の歯垢を取る音波水流機能を採用。ノーブランドの激安品と異なり、しっかりした振動で汚れを落とし、上位機種にさほど劣らない歯垢除去力を実感できます。駆動音は84.4dBと少し大きいですが、それより問題は150グラム近い重さと太さ。最初はどうしても重く感じます。

◎テスト結果はコチラです!

  • 歯の裏: 7/10点
  • 奥歯 : 9/10点
  • 歯頚部: 9/10点
  • 歯間 : 6.5/10点
  • 歯の溝: 7/10点
  • 使用感: 6/10点
  • 総合点: 44.5/60点

重いのが残念。慣れるまでは違和感あります。

◎人工プラークによる性能テスト
歯頚部も奥歯もトップレベルの仕上がりです。汚れがよく落ちることは間違いありません。

[歯頚部]左:Before 右:After
[奥歯]左:Before 右:After

防水対応:○
加圧防止機能:なし
電池残量表示:なし
搭載モード:1モード
使用可能時間:約10日間
※1日2回、2分間使用した場合
急速充電:なし

神保町タワー歯科・矯正歯科 越智信行 院長
「重さ以外は、さすがと思わせる完成度です!」

5位: 使いやすいけど磨きは平均レベル
ディープクリーンエディション

フィリップス(PHILIPS):ソニッケアーダイヤモンドクリーン ディープクリーンエディション HX9394/46:電動歯ブラシ

フィリップス(PHILIPS)
ソニッケアーダイヤモンドクリーン
ディープクリーンエディション HX9394/46
実勢価格:1万8900円

サイズ・重量:約H256×W28×D31mm・約138g(ブラシ含む)
振動方式:音波振動
モード:クリーン、ホワイト、センシティブ、ガムケア、ディープクリーン
本体水洗い:対応

ソニッケアーのセミフラッグシップ的ポジションのモデルです。上位機種と共通の機能や付属品もあり、エントリー機「HX3293/32」と並べると高級感やデザインのよさが際立ちます。持ったときのバランスもよく、使用感はフラッグシップ以上と思えるほどですが、肝心の歯垢除去テストは平均レベルで、部分的にはエントリー機を下回る結果に。使用感がよいだけにやや残念な磨き性能でした。

◎テスト結果はコチラです!

  • 歯の裏: 8/10点
  • 奥歯 : 8/10点
  • 歯頚部: 7/10点
  • 歯間 : 6.5/10点
  • 歯の溝: 5/10点
  • 使用感: 8/10点
  • 総合点: 42.5/60点

わずか4gですがフラッグシップより軽量。ペンを持つように握るとしっかり安定します。

◎人工プラークによる性能テスト
歯間や奥歯はエントリー機よりもよく磨けました。持ちながらのモード交換もしやすく使用感良しです。

[歯間]左:Before 右:After

防水対応:○
加圧防止機能:なし
電池残量表示:なし
搭載モード:1モード
使用可能時間:約3週間
※1日2回、2分間使用した場合
急速充電:なし


「非常に磨きやすいモデルだったので歯垢除去性能は意外です」(ライター 大石七里氏)

6位: やさしいブラッシングが好みなら
ソニッケアー プロテクトクリーン

フィリップス(PHILIPS):ソニッケアー プロテクトクリーン HX6863/66:電動歯ブラシ

フィリップス(PHILIPS)
ソニッケアー
プロテクトクリーン HX6863/66
実勢価格:7270円

サイズ・重量:約H249×W31×D28mm・約133g(ブラシ含む)
振動方式:音波振動
モード:クリーン、強弱2段階
本体水洗い:対応

過圧防止センサー内蔵で、歯と歯茎へ強い圧がかかると振動で知らせてくれる機能付き。2種類の強さ調整など、やさしいブラッシングが好みの人をターゲットにした設計です。ただし特殊な機能が付いているせいか、グリップはやや太めで重め。歯垢の除去についてはエントリーモデル「HX3293/32」より劣るので、口内へのやさしさを重視する人向けのモデルといえます。

◎テスト結果はコチラです!

  • 歯の裏: 5.5/10点
  • 奥歯 : 9/10点
  • 歯頚部: 9/10点
  • 歯間 : 6/10点
  • 歯の溝: 6/10点
  • 使用感: 7.5/10点
  • 総合点: 43/60点

歯頸部と奥歯はかなりきれいに磨けました。やさしく磨きたい人には悪くはありません。

◎人工プラークによる性能テスト

[歯頚部]左:Before 右:After
[奥歯]左:Before 右:After

防水対応:○
加圧防止機能:○
電池残量表示:なし
搭載モード:1モード
使用可能時間:約2週間
※1日2回、2分間使用した場合
急速充電:なし


「ソニッケアーの除去力は備えているが、存在感は薄めです」(編集部:松田)

7位: 悪くないけどインパクトに欠ける
ドルツ EW-DA51

パナソニック(Panasonic):ドルツ EW-DA51:電動歯ブラシ

パナソニック(Panasonic)
ドルツ EW-DA51
実勢価格:1万3180円

サイズ・重量:約H235×W28×D33mm・約105g(ブラシ含む)
振動方式:音波振動
モード:ノーマル、ソフト、ガムケア
本体水洗い:IPX7(本体のみ)

こちらの商品は新しいモデルが出ています

パナソニック(Panasonic):ドルツ EW-DA43-W:電動歯ブラシ

※画像はAmazonより

パナソニック(Panasonic)
ドルツ EW-DA43-W
実勢価格:1万4632円

2位の格安ドルツ「EW‐DM61」と同じ、密集極細毛ブラシと音波振動によって汚れを落とすシステムです。歯周ポケットのケアに最適なヨコ磨きを再現し、磨き過ぎを防ぐパワーコントロール機能も採用。歯垢除去力は悪いわけではありませんが、2位の磨き性能には届かず、重さは約2倍、価格は4倍なので、このモデルを優先する理由は少なそうでした。

◎テスト結果はコチラです!

  • 歯の裏: 8/10点
  • 奥歯 : 8/10点
  • 歯頚部: 7/10点
  • 歯間 : 6.5/10点
  • 歯の溝: 5/10点
  • 使用感: 8/10点
  • 総合点: 42.5/60点

密集極細毛ブラシ&ヨコ磨きで歯垢をかき出します。

グリップの上部が出っ張っているためホールド感は悪くないです。でも重量感はアリ。

◎人工プラークによる性能テスト

[歯間]左:Before 右:After

防水対応:○
加圧防止機能:○
電池残量表示:○
搭載モード:3モード
使用可能時間:約90分
※フル充電の場合
急速充電:○


「実際に使用した後に、価格面や性能面も印象に残らない」(ライター 大石七里氏)

7位: アマゾンで見つけた掘り出し物!
価格以上の磨き性能ですが…

フェアリーウィル(Fairywill):デンタルケア FW-507:電動歯ブラシ

フェアリーウィル(Fairywill)
デンタルケア FW-507
実勢価格:3058円

重量:約80g
振動方式:音波振動
モード:ホワイト、クリーン、センシティブ、ポリッシュ、マッサージ
本体水洗い:IPX7

※現在アマゾンで販売中の色はホワイトです。

ノーブランド品ですが、毎分4万回の微振動で汚れを除去するアマゾンで人気の高いモデル。軽くて小回りが効き、歯垢除去力も一流メーカー品と肩を並べます。しかも2000円台でIPX7防水や、1充電30日駆動、5モード設計など機能も充実。でも、交換ブラシが販売されていないんです…。それと耐久性が未知数なことを除けば、紛うことのない掘り出しモノです。

◎テスト結果はコチラです!

  • 歯の裏: 9.5/10点
  • 奥歯 : 8/10点
  • 歯頚部: 7/10点
  • 歯間 : 4/10点
  • 歯の溝: 8/10点
  • 使用感: 6/10点
  • 総合点: 42.5/60点

操作性もよくてデザインもいい感じ。完成度はかなりのレベルです。

◎人工プラークによる性能テスト

[歯の裏]左:Before 右:After

防水対応:○
加圧防止機能:なし
電池残量表示:なし
搭載モード:5モード
使用可能時間:約30日間
※1日2回、2分間使用した場合
急速充電:なし

9位: 回転式ブラウン高級モデルは
磨き残しが多めで残念

ブラウン(BRAUN):オーラルB ジーニアス9000 D7015356XCT:電動歯ブラシ

ブラウン(BRAUN)
オーラルB
ジーニアス9000 D7015356XCT
2017年モデル
実勢価格:1万8000円

サイズ・重量:H241×W29×D35mm・138g(ブラシ含む)
振動方式:回転式
モード:プロクリーン、舌クリーニング、ホワイトニング、やわらかクリーン、歯ぐきケア、クリーン
本体水洗い:非対応

ブラシが回転する方式を採用するブラウンの高級モデルです。回転式の利点はパワフルに磨かれている感覚と歯磨き後のサッパリ感ですが、歯垢除去テストではトータルで磨き残しが多め。音波式と違って毛先が歯間に届きにくいというウィークポイントがありました。慣れればよりきれいに磨けるのでしょうが、テクニックが必要そうです。

◎テスト結果はコチラです!

  • 歯の裏: 9.5/10点
  • 奥歯 : 8/10点
  • 歯頚部: 6.5/10点
  • 歯間 : 4.5/10点
  • 歯の溝: 3/10点
  • 使用感: 8/10点
  • 総合点: 39.5/60点

スマホと連動し、磨いた場所をトラックすることができます。

◎人工プラークによる性能テスト

[歯の溝]左:Before 右:After

防水対応:なし
加圧防止機能:○
電池残量表示:○
搭載モード:6モード
使用可能時間:約12日間
※1日2回、2分間使用した場合
急速充電:なし

10位: ブラウンを試してみるなら
機能充実のプラチナブラックを

ブラウン(BRAUN):オーラルB プラチナ・ブラック7000 D365356:電動歯ブラシ

ブラウン(BRAUN)
オーラルB
プラチナ・ブラック7000 D365356
実勢価格:1万4264円

サイズ・重量:H244×W33.5×D43mm・165g(ブラシ含む)
振動方式:回転式
モード:プロクリーン、ホワイトニング、やわらかクリーン、歯ぐきケア、しっかりクリーン、舌クリーン、クリーン
本体水洗い:非対応

歯の1本1本を包み込んで磨く、ブラウン独自の丸型ブラシが付属。ブラシ圧が強いと光って知らせる「押し付け防止センサー」機能も特徴です。極細毛ブラシとマルチアクションブラシを使いましたが、奥歯の溝に入った汚れはほとんど取れませんでした。価格は1万円を切りますが機能は充実なので、ブラウンを試してみたいならコチラをおすすめします。

◎テスト結果はコチラです!

  • 歯の裏: 8/10点
  • 奥歯 : 9/10点
  • 歯頚部: 7/10点
  • 歯間 : 4.5/10点
  • 歯の溝: 3/10点
  • 使用感: 7/10点
  • 総合点: 38.5/60点

1万円を切るモデルですがスマホアプリに対応しています。

防水対応:なし
加圧防止機能:○
電池残量表示:○
搭載モード:6モード
使用可能時間:約10日間
※1日2回、2分間使用した場合
急速充電:なし

神保町タワー歯科・矯正歯科 越智信行 院長
「唯一の回転式アイデアはよいですが、細かい隙間の汚れは取りにくいかも……」

以上10位まででした! 続いて11位~21位です。

1000円以下ってどうなの?
11位からの結果はこちらです

今回のテストでは掘り出しモノに期待して、安いモデルも実使用して評価してみました。最安は440円!

手磨き用の歯ブラシと大差ない値段ですが、結果からいえばこうした激安モデルは、歯垢除去という視点では使い物にはならないレベル。“音波”ブラシとは名ばかりで、実態はブラシの先端がバイブレーションしているだけのシロモノでした。

それでは11位以下をいっきに見てみましょう!

◎11位

マルマン(maruman):音波振動歯ブラシ プロソニック3 DH300BL:電動歯ブラシ

マルマン(maruman)
音波振動歯ブラシ プロソニック3 DH300BL
実勢価格:440円

毎分の振動数は多いですが落ちません。
総合点:38/60点



◎12位

オムロン(OMRON):HT-B315:電動歯ブラシ

オムロン(OMRON)
HT-B315
実勢価格:1万1200円

歯垢除去はしますが目立つ個性はナシです。
総合点:36/60点



◎13位

ブラウン(BRAUN):オーラルB PRO500 D165231UAW:電動歯ブラシ

ブラウン(BRAUN)
オーラルB PRO500 D165231UAW
実勢価格:3300円

エントリー機ですが重さはあります。
総合点:35.5/60点



◎14位

シーゴ(SEAGO):乾電池式音波振動 歯ブラシセット SG-0723PK:電動歯ブラシ

シーゴ(SEAGO)
乾電池式音波振動 歯ブラシセット SG-0723PK
実勢価格:998円

※こちらの商品は現在販売されておりません

歯間以外は思ったより除去しました。
総合点:34.5/60点



◎15位

KIVOS:超音波振動歯ブラシ S5102:電動歯ブラシ

KIVOS
超音波振動歯ブラシ S5102
実勢価格:3089円


奥歯は得意ですが使用感はイマイチでした。
総合点:34/60点



◎16位

LANDWIND:電動歯ブラシ:歯ブラシ

LANDWIND
電動歯ブラシ
実勢価格:5399円

※こちらの商品は現在販売されておりません

けっして安くありませんがキレイになりませんでした。
総合点:31.5/60点



◎17位

ブラウン(BRAUN):オーラルB プラックコントロール DB4510NE:電動歯ブラシ

ブラウン(BRAUN)
オーラルB プラックコントロール DB4510NE
実勢価格:993円

1000円ですがお値段なりの性能でした。
総合点:29.5/60点



◎18位

オムロン(OMRON):マイクロビブラート ダブルメリットブラシ HT-B201:電動歯ブラシ

オムロン(OMRON)
マイクロビブラート ダブルメリットブラシ HT-B201
実勢価格:6500円

オムロンの下位製品はバイブタイプです。
総合点:29/60点



◎19位

ライオン(LION):システマ 音波アシストブラシ 本体 ふつう:電動歯ブラシ

ライオン(LION)
システマ 音波アシストブラシ 本体 ふつう
実勢価格:1610円

普通の手磨き歯ブラシのように使って音波振動がアシストするタイプ。効果は手磨きとほぼ変わりなしです。
総合点:27/60点



◎20位

アイオニック:イオン音波電動歯ブラシ イオンパ home S152:電動歯ブラシ

アイオニック
イオン音波電動歯ブラシ イオンパ home S152
実勢価格:3874円

典型的なバイブ型。歯垢除去にムラありでした。
総合点:26/60点



◎21位

ドリテック:ドクター・ソニック TB-303PK:電動歯ブラシ

ドリテック
ドクター・ソニック TB-303PK
実勢価格:663円

普通に歯磨きしたくなってしまうむず痒さでした。
総合点:24.5/60点

でも、電動歯ブラシは
使い方もとっても大事なんです

ランキング結果、いかがでしょうか? ここでもう一つご紹介したいのですが、使い方のお話。電動歯ブラシはパーフェクトに磨けるイメージがありますが、 実は正しい使い方をしないと、手で磨くよりも汚れが残ったり、歯や歯ぐきを傷つけてしまうこともあります。また、正しい使い方以前に、電動歯ブラシ自体が磨きにくい設計であったり、歯垢除去性能が低いものであれば、使ってもきれいになりません。

つまり、使い方と選び方が仕上がりをかなり左右する製品なんです。

では電動歯ブラシの
正しい使い方って?

電動歯ブラシの使い方は手磨きとはちょっと違います。「1本ずつ、動かさずに磨く」のが基本です。

1:歯磨き粉を使うなら専用のものを
電動歯ブラシには、泡立ちすぎない電動専用の歯磨き粉がおすすめです(普段の歯磨き粉だと泡が立ちすぎてしまいます)。歯磨き粉は使わなくても歯垢は落とせます。

2:磨く順番は一筆書きで
磨き残しがないように、端からぐるっと一周する感じで磨いていくのがコツです。特に利き手側の奥歯は磨きにくく、汚れが残りやすいので意識して磨きましょう。

3:持ち方はペンを持つように
ペンを握るように持つとコントロールしやすく、小回りがききます。磨きにくい部分の汚れも落としやすいです。

4:電動歯ブラシは動かさない
ブラシは当てるだけで手磨きのようにゴシゴシ動かしません。1つの歯が終わったら、隣の歯にゆっくりずらしていきます。歯間や歯頚部には歯ブラシのエッジを45度の角度で当て、歯周ポケットや歯間のプラークを掻き出すようにするのがポイントです。

見落としがちな
ブラシ部分も重要です

使い方ともう一つ、ブラシのサイズやタイプも要チェックです。

1:大きさは奥歯2本分
大きいブラシは歯の表面をザックリ磨くのにはよくても、細かい部分には適していません。逆に小さすぎると奥歯まで届かないことも。細かくコントロールできて奥まできっちり届く、奥歯2本分の大きさが目安です。

2:毛が細いものを選ぶ
毛先は細いほうが歯間や歯周ポケットに届きやすくなります。毛先が太いタイプは掻き出す力は強いものの、細かいところが取りづらいです。

3:「やわらかめ」が鉄則
やわらかいタイプのほうが歯ぐきにやさしく、歯へのダメージを防げます。

4:ブラシ交換は3カ月
毛先が開いてしまうと歯に圧力がかかりにくくなり、歯垢除去率が大幅にダウンします。交換は3カ月が目安ですが、写真のような状態になったらその前でも交換しましょう。

使い方がわかったら、あとは磨き性能がいい電動歯ブラシを選べば大丈夫。

最後に… 歯間フロスとの
セット使いがオススメです!

21製品を検証しましたが、歯間はどうしても汚れが残ってしまうようです。歯ブラシ後に歯間フロスを掛けてみるとまだプラークが…。これは1位のドルツでもありました。越智院長は「健康できれいな歯を保つには60%が歯磨き、30%がフロス。残りの10%は年に2回歯科に通ってメンテナンスをすること」とのこと。歯磨き後のフロス掛けを習慣にしましょう!

→歯科医おすすめのデンタルフロスはこちら!

いかがでしたか? 電動歯ブラシは値段も性能もさまざまで、仕上がりはけっこう差がありました。選ぶときはぜひ参考にしてください!