家電批評殿堂入りの後継機が登場！
本誌でベストバイを獲得した電動歯ブラシの後継機が発売されたと聞き、「さらに汚れが落とせるようになっているのか！」とその実力をチェックしました。
本誌の検証で優秀だったEPEIOSの旧モデル
前モデルは、オーラルBやフィリップスなどの大手メーカーを抑えてベストバイを獲得し、未だその座を譲らない「ET003」です。
新モデル(ET005)と前モデル(ET003)は何が変わった？
振動幅が変化した最新モーターを搭載
従来モデルより振動幅が大きくなり、ブラッシング性能が向上したとうたっています。
1度の充電で使える期間が180日から270日に大幅UP！
1回の充電で半年以上充電せずOK! 電動歯ブラシユーザーにはありがたいポイントです。
汚れ落ちと使い勝手を歯科医とテスト！
人工プラークを塗布した歯の模型に、一定時間電動歯ブラシをあてて汚れ落ちを比較。使い勝手は、歯科医が実際に使用しチェックしました。
使い勝手担当です。
汚れ落ち担当です。
汚れ
落ちは申し分なし！しかし使い勝手に差があった！
エペイオス「Okare! 音波電動歯ブラシ ET003」
![家電批評: ベストバイ [殿堂入り]](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/6/b/150wm/img_6b6a3446cd9009b8be592341aa688743116204.png)
- EPEIOSOkare! 音波電動歯ブラシ ET003
- 実勢価格: ¥5,979〜
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- 総合評価
大手メーカーを抑え優秀だった前モデル！
本誌で過去連続でベストバイを獲得し、殿堂入りを果たしているエペイオス(EPEIOS)「ET003」。
汚れ落ちのテストでは、新モデルとほぼ変わらず申し分なしでした。
また、グリップに凸凹があるので握りやすいところも高評価。価格も新モデルに比べ安いのでコスパの面からもおすすめといえます。
- おすすめポイント
-
- 前歯も奥歯もしっかり磨ける
- 一度の充電で約半年間使える
- 5000円台とリーズナブル
- がっかりポイント
-
- 歯間の汚れは落としにくい
- 幅
- 2.8cm
- 奥行
- 2.8cm
- 高さ
- 18.4cm
- 重量
- 132g
- 型番
- ET003ALUN1
エペイオス「Okare！Pro 音波電動歯ブラシ ET005」
- EPEIOSOkare! Pro 音波電動歯ブラシ ET005
- 実勢価格: ¥6,864〜
バッテリーの持ちが大幅にUPした新モデル
エペイオス(EPEIOS)「Okare！Pro 音波電動歯ブラシ ET005」は、「ET003」の後継機です。
従来モデルより振動幅が大きい最新モーターを搭載していますが、汚れ落ちのテスト結果は旧モデルとほぼ変わらずという結果に。また、グリップ部がツルツルになったので滑りやすいです。
1回の充電で使用できる期間が旧モデルに比べ90日もUPしたので、バッテリーの持ちを重視する方にはおすすめです。
- 幅
- 2.8cm
- 奥行
- 2.8cm
- 高さ
- 25.0cm
- 重量
- 430g
- 型番
- ET005AWUN1
汚れ落ち：モーターが変わっても差はなし
モーターが変わった新モデル「ET005」と前モデル「ET003」の汚れ落ちを比較。結果は、同じような落ち具合でした。今回は前モデルで落とせなかった歯間の汚れ落ちに期待していたものの、その結果も同じ。駆動音に変化はありましたが、実際の使用感は変わりません。
振動はやや変わっているように感じましたが、汚れ落ちは変わりませんでした
使い勝手：グリップの凹凸がなくなりすべる
従来モデルは、凹凸がありちゃんと握れます。
後継モデルは、本体がツルツルしています。
モードの変更は特になしです。
グリップの形状が変わり、握り込みにくくすべりやすいです。また、モードが記載されている部分が手に引っかかります
【ここがイマイチ】新しいブラシの追加がない
電動歯ブラシの本体が変わったものの、交換ブラシのラインナップも付属ブラシも変わっていません。歯間特化型など新たなブラシの展開を希望したいです。
ブラシの大小以外に歯間用ブラシなど欲しい。
汚れ落ちは新旧とも申し分なし！使い勝手は差が出ました
以上、EPEIOSの電動歯ブラシ新旧2製品、エペイオス「Okare！音波電動歯ブラシ ET003」とエペイオス「Okare！Pro 音波電動歯ブラシ ET005」の紹介でした。
汚れ落ちテストは、モーターが最新になった新モデルと前モデルは、ほぼ同じ結果でした。どの製品も落とすのに苦労する歯間は今回もやや取り残しており、ここの改善は今後に期待したいところです。とはいえ、汚れ落ちは今までと変わらずハイレベルといえます。
新モデルの使い勝手は、グリップ部分の凹凸がなくなりツルツルになったうえ、モード表記の部分が出っ張り握り込みにくくなっ た印象。また、交換ブラシのラインナップも付属ブラシも変わっていません。そのため実際の使用感でも、前モデルとの差を感じにくいです。歯間特化型など新たなブラシの展開を希望したいです。
つまり電動歯ブラシの購入に悩んでいる人は、価格が2000円近く安い前モデルを買えば間違いなし！ ただし前モデルよりさらに90日も長くなったバッテリー持ちを望むのであれば、新モデルの購入を検討してみましょう。
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モーターの進化で、今まで以上に汚れが落ちるのか期待大です。