Wi-Fiルーターの基本を理解しよう!
Wi-FIルーターって製品がたくさんあって、価格帯もさまざま。いったいどれを選べばいいんだ? ってなりませんか。
そこで、雑誌『家電批評』編集部が、Wi-Fiルーターの最適解を見つけるべく、コスパが高い物、高性能なものなど人気のWi-Fiルーター32製品をピックアップして徹底比較。その中から今回は、「ミドルスペック」と「ハイスペック」のWi-Fiルーターのおすすめランキングを紹介します。
まずは、Wi-FiやWi-Fiルーターの基本をおさらい!
ランキング発表の前に、まずは、Wi-Fiの基本的な知識やWi-Fiルーターの選び方をQ&A形式で解説していきます!
※なお、Wi-Fiやインターネットの仕組みについては、Wi-Fiルーターの日常的な利用を目的に簡略化して解説します。
Q. そもそもWi-Fiって何?
A. 「インターネットに無線でつながる」という認識でOKです!
インターネットに有線(LANケーブル)で接続する方式が、いわゆる有線LANです。ルーターなどをつないで接続口(LANポート)を増やせば、複数の機器を接続できるようになります。
Wi-Fiは、ざっくりいうとこの有線LANを無線化したもの。“無線LAN”と呼ぶように、機器間の通信を目に見えない電波でやりとりします。ケーブルが不要なので携帯性や設置性に優れますが、接続する機器側がWi-Fiに対応していないと利用できません。
Q. Wi-Fiとモバイル通信の違いは?
A. Wi-Fiは機器同士の無線通信です。
スマホでおなじみのモバイル通信は、基地局を介して端末とインターネットを“無線”接続する通信方式です。通信方式にはいくつかの種類があり、Wi-Fiも同じ無線通信ですが、基本は対応機器間での無線接続であり、単独ではネットに接続できません。
Q. Wi-Fiルーターって何?
A. ルーターは通信の無線化・振り分けのために必須の機器です。
ルーターは通信を道案内してくれる機器のこと。ルーターがなければ、それぞれの機器が最適な状態でネットワークに接続することはできません。道案内だけでなく、Wi-Fi 機器で送受信できる無線通信に適した形式に変換してくれるのがWi-Fiルーター(無線LANルーター)です。
ルーターの最大の役割がコレ!
複数台の機器を接続するには、それぞれに通信を正確に割り振ってくれるルーターが必須。目には見えませんが、ルーターはいろいろやっているんです。
「モデム」と混同されがちですが、モデムは電話回線をデジタル回線に変換する機器で、役割が異なります。
Wi-Fiルーターの選び方は?
ここからはルーターの買い方、選び方の基本を紹介していきます。
Q. どのくらいの価格帯のWi-Fiルーターを買えばいいの?
A. 今、買うなら1万円~2万円のものが◎
ルーターは価格帯によって大きく3つに分類されます。購入や買い替えを検討しているなら、製品が多く展開されているうえにコスパに優れた、1〜2万円のミドルスペックのルーターを購入するのがおすすめです。
価格帯別の特徴
【エントリークラス】1万円未満
お手頃価格ですが、通信速度や機能は控えめ。一人暮らしなどで使う人向け。
【ミドルスペック】1万円~2万円
機能面や通信速度と価格のバランスに優れています。家族での使用も◎
【ハイエンド】2万円以上
かなりの高速通信が可能。自宅の通信環境の構築にこだわる人向け!
Q. 高いルーターと安いルーターに違いはある?
A. 速さと接続台数が最大の違いです。
ルーターの多くは見た目が似ていて、何が違うのかわかりにくいですが、基本的には通信速度と接続台数の最大値が大きくなるほど高価になります。また、高価なルーターは通信をより安定・高速化させるための付加機能が搭載されています。
Q. Wi-Fiルーターのアンテナ、ありとなしの違いは?
A. アンテナありは強力、なしは扱いやすいがパワーはそこそこ。
ルーターのツノのようなアンテナは、角度を変えることで電波を飛ばす方向を調節できます。アンテナありは強力ですが、調節は難しく、ぶつかった拍子にアンテナが動いてしまい、設定が崩れてしまうなんてこともあります。
アンテナありモデルとなしモデルの主な特徴
アンテナあり
◯電波を任意の方向に飛ばせる
◯電波がパワフル
✕少しズレても影響が大きい
電波の飛ぶ方向や強さを調整できますが、思った通りに設定するのはかなり難しい。
アンテナなし
◯アンテナありより安価な傾向
◯電波の向きや強さが一定
✕電波のパワーはそこそこ
アンテナの調節はできませんが、何かの拍子にアンテナがズレてしまうこともありません。
ちなみに、外部アンテナの本数=ストリーム数ではありません
ストリーム数とはルーターやスマホから同時に飛ばせる電波の数を示していて、(内部)アンテナと呼称されることもありますが、外部アンテナとはまったくの別物です。
Q. Wi-Fiの電波にも種類があるって本当?
A. 現在は3種類(6GHz、5GHz、2.4GHz)の電波があります。
Wi-Fiの電波には3つの周波数帯が使用されており、それぞれ特徴があります。2.4GHz帯は速度が低下しやすいものの、障害物に影響されにくいので電波が遠くまで届きやすい。5GHz帯と6GHz帯は通信は高速だが障害物に弱く電波が減衰しやすいと、長所と短所がはっきりしています。
Q. 箱に書いてあることがわからない。どこを見ればいいの?
A. 6つの項目(Wi-Fiの規格、最大通信速度、ネットの接続方式、ストリーム数、10ギガ対応かどうか、同時接続台数)を押さえればOKです!
1. Wi-Fi規格
接続端末と同等かそれ以上の規格を選ぶ
現在販売されている主なWi-Fi規格は、Wi-Fi 5とWi-Fi 6。Wi-Fi 5も使えはするものの、主流規格であるWi-Fi 6を選んだほうが安心です。
2. 最大通信速度
6GHzと5GHz、2.4GHzすべての速度を確認
3つの周波数帯の最大速度(理論値)が記載されています。あくまで目安ですが、速度にこだわるなら高いものを選びましょう。
3. ネットの接続方式
IPv6/IPoE対応のものを選ぶ
ネットへの接続方式にはIPv4とIPv6の2種類があり、IPv6のみ、より速く通信できるIPoEというサ ービスに対応しています。
4. ストリーム数
ストリーム数が多いほど高性能
ストリーム数とは、同時に飛ばせる電波の数のこと。飛ばせる数が多いほど高速で、複数端末の接続にも強くなります。
5. ポートの10ギガ対応
光回線が2Gbps以上なら対応は必須
最近は最大速度2Gbps以上の光回線が登場しており、その速度を最大限に活かすには、ポートも10Gbps対応が必要になります。
6. 同時接続台数
自宅の接続端末数より少し多いものを
同時に接続可能な端末数の目安。最近はさまざまな家電製品がWi-Fi接続するようになっているので、多いものを選んでおくと安心です。
Q. そもそもルーターの買い替え時期っていつ?
A. たいたい3〜5年です。
日々、経年劣化するルーターですが、その寿命をメーカーに問い合わせたところ、どのメーカーも「だいたい3〜5年ほど」との回答でした。メーカーの推奨は3年くらいが目安です。
メーカーのサポート対象も3〜5年ほどの期間が多いです。(国内ルーターメーカーB)
Wi-Fiルーターの比較方法は?
今回はWi-Fi6規格のミドルスペックルーター10製品と、Wi-Fi 7規格&Wi-Fi 6E規格のハイスペックルーター12製品のテスト結果を紹介します。
▼Wi-Fi 6ルーター編(ミドルスペッククラス)
ミドルスペッククラスで比較するのはWi-Fi 6ルーターです。
すでに2世代前の規格ですが、2万円以下(検証時)と手頃な製品が多いうえ、通信速度はそこそこ出ていて配信動画も十分楽しめるちょうどいいルーターが集まります。
▼Wi-Fi 7&Wi-Fi 6Eルーター編(ハイスペッククラス)
ハイスペックルーターで比較するのはWi-Fi 7ルーターとWi-Fi 6Eルーターです。
6GHz帯のチャンネル幅が320MHzに拡張され、最速でより多くの同時通信が行えるようになったWi-Fi 7。従来からの6Eルーターも含めてベストな1台を決定します!
【検証方法】戸建てにルーターを設置して4部屋で速度を計測
実際の使用環境を再現すべく、一戸建て(1、2階)でテストを敢行しました。
Wi-Fiルーターを設置した隣の部屋はもちろん、別の階でのつながりやすさもしっかりチェックしています。
ルーターは上図の一戸建ての2階①ベッドルームに設置。Wi-Fi 7に対応したノートパソコンを使用して、①ベッドルーム・②書斎・③キッチン・④リビングの4つのポイントで転送速度を測定。
最高速度と平均速度、付加機能を点数化し、ランキングを作成しました。
計測機にはWi-Fi 7(320MHz幅)対応PCを使用
NEC
LAVIE SOL
S1355/JA
大学生をターゲットに開発された13.3型の新ノートPC。Wi-Fi7にしっかり対応しています。
それでは、Wi-Fiルーターのおすすめランキングを、ミドルスペック編とハイスペック編に分けて発表します。
Wi-Fi 6ルーターのおすすめは?【ミドルスペック編】
プロと一緒に実際に使ってみた、Wi-Fiルーターのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | ||||||
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TP-LinkArcher AX80
![]() |
|
189mm |
59mm |
200mm |
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バッファローWSR-6000AX8P-MB
![]() |
|
59mm |
177mm |
165mm(付属品及び突起物を除く) |
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エレコムWRC-X6000GSD-G
![]() |
|
49mm(約) |
175mm(約) |
198mm(約、突起物除く) |
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ASUSRT-AX59U
![]() |
|
131mm |
37.5mm |
200mm |
||
![]()
NECAterm WX4200D5
![]() |
|
46.5mm(約) |
180mm(約) |
180mm(約、突起物/スタンド除く) |
||
![]()
エレコムWRC-X3000GS3-B
![]() |
|
36mm(約、突起部やスタンド部除く) |
132mm(約、突起部やスタンド部除く) |
164mm(約、突起部やスタンド部除く) |
||
![]()
TP-LinkArcher AX5400
![]() |
|
189mm |
59mm |
200mm |
||
![]()
アイ・オー・データ機器WN-DAX4200GR
![]() |
|
190mm(約、スタンド含まず、突起部含まず) |
52mm(約、スタンド含まず、突起部含まず) |
196mm(約、スタンド含まず、突起部含まず) |
||
![]()
バッファローAirStation WSR-5400AX6P-BK
![]() |
|
59mm(付属品および突起物を除く) |
175mm(付属品および突起物を除く) |
177mm(付属品および突起物を除く) |
||
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ASUSRT-AX57
![]() |
|
230mm |
134mm |
56mm |
【1位】TP-Link「Archer AX80」
- TP-LinkArcher AX80
- 実勢価格: ¥9,371〜
- 総合評価
- おすすめポイント
-
- 5GHz帯上り速度はハイエンド並み
- タテ置き・ヨコ置き・壁掛けに対応
- がっかりポイント
-
- 5GHz帯下りは10製品中最下位
- 幅
- 189mm
- 奥行
- 59mm
- 高さ
- 200mm
- ストリーム数
- 8
- メッシュWi-Fi
- ◯
- IPv6
- ◯
- バンドステアリング
- ◯
- ビームフォーミング
- ◯
- MU-MIMO
- ◯
- ポート
- 2.5Gbps×1、USBポート×1
- 型番
- ARCHER AX80
テスト結果(単位:Mbps)
ハイエンド並みの上り速度です。
搭載ポート
- LAN(1G)×3
- WAN/LAN(1G)×1
- WAN/LAN(2.5G)×1
【ココがGood!】上り速度が安定して早い
上り速度は設置階と別階で差がなく安定しています。
【ココがGood!】メッシュルーターとしても活用
将来は子機にできる
TP-LinkのOneMeshに対応。将来、同社のWi-Fi 7対応ルーターを買い足した際には、子機として活用できます。
【2位】バッファロー「WSR-6000AX8P-MB」
- バッファローWSR-6000AX8P-MB
- 実勢価格: ¥16,140〜
- 総合評価
- おすすめポイント
-
- 下り全室700Mbps超えで安定
- がっかりポイント
-
- 上りの速度はほぼ平均値
- USBポートを備えていない
- 幅
- 59mm
- 奥行
- 177mm
- 高さ
- 165mm(付属品及び突起物を除く)
- 重量
- 495g(約、本体のみ)
- ストリーム数
- 8
- メッシュWi-Fi
- ◯
- IPv6
- ◯
- バンドステアリング
- ◯
- ビームフォーミング
- ◯
- MU-MIMO
- ◯
- 中継機能
- ◯
- ポート
- 2.5Gbps×1
- 型番
- WSR-6000AX8P-MB
上り・下りのバランスはベストバイより上です。
テスト結果(単位:Mbps)
下りの速度で選ぶならバッファロー「WSR-6000AX8P-MB」です。
搭載ポート
2.5GのWANを備えているため、1Gbpsを超える高速回線にも対応します。
【ココがGood!】下りの速度だけならベストバイのTP-Link「Archer AX80」より速い
下りの速度だけならベストバイのTP-Link「Archer AX80」より速く、ミドルスペック(Wi-Fi 6製品)では10製品中トップタイの得点です。
【ココがGood!】AOSS+WPSで接続・乗り換え簡単
初ルーターでも安心して使えます
AOSS/WPSといった簡易機能を備え、初心者でも設定が簡単です。旧ルーターからの設定引き継ぎもできます。
【3位】エレコム「WRC-X6000GSD-G」
- エレコムWRC-X6000GSD-G
- 実勢価格: ¥12,582〜
- 総合評価
- 幅
- 49mm(約)
- 奥行
- 175mm(約)
- 高さ
- 198mm(約、突起物除く)
- 重量
- 560g(約、本体のみ)
- ストリーム数
- 8
- IPv6
- ◯
- バンドステアリング
- ◯
- ビームフォーミング
- ◯
- MU-MIMO
- ◯
- 中継機能
- ◯
- 型番
- WRC-X6000GSD-G
テスト結果(単位:Mbps)
搭載ポート
2.5GのWANがないため、有線でも速度の上限は制限されます。
【4位】ASUS「RT-AX59U」
- ASUSRT-AX59U
- 実勢価格: ¥13,022〜
- 総合評価
- 幅
- 131mm
- 奥行
- 37.5mm
- 高さ
- 200mm
- 重量
- 476g
- Wi-Fi 7
- ✕
- Wi-Fi 6E
- ✕
- Wi-Fi 6
- ◯
- Wi-Fi 5
- ◯
- 無線LAN規格
- IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
- Wi-Fi最大転送速度(理論値)
- 5GHz:3603Mbps、2.4GHz:574Mbps
- ストリーム数
- 5
- トライバンド
- ✕
- バンドステアリング
- ◯
- メッシュWi-Fi
- ◯
- IPv6(IPoE)
- ◯
- ビームフォーミング
- ◯
- MU-MIMO
- ◯
- ポート
- USBポート×2
- 型番
- RT-AX59U
テスト結果(単位:Mbps)
デュアルバンドに対応しています。
【4位】NEC「Aterm WX4200D5」
- NECAterm WX4200D5
- 実勢価格: ¥13,591〜
- 総合評価
- 幅
- 46.5mm(約)
- 奥行
- 180mm(約)
- 高さ
- 180mm(約、突起物/スタンド除く)
- 重量
- 600g(約、本体のみ)
- ストリーム数
- 5
- メッシュWi-Fi
- ◯
- IPv6
- ◯
- バンドステアリング
- ◯
- ビームフォーミング
- ◯
- MU-MIMO
- ◯
- 中継機能
- ◯
- 型番
- PA-WX4200D5
テスト結果(単位:Mbps)
速度は安定も個性にかけます。
搭載ポート
USBポートはなく、LAN/WANとも1GB対応になります。
【6位】エレコム「WRC-X3000GS3」
- エレコムWRC-X3000GS3-B
- 実勢価格: ¥6,900〜
- 総合評価
- 幅
- 36mm(約、突起部やスタンド部除く)
- 奥行
- 132mm(約、突起部やスタンド部除く)
- 高さ
- 164mm(約、突起部やスタンド部除く)
- 重量
- 300g(約、本体のみ)
- Wi-Fi 7
- ✕
- Wi-Fi 6E
- ✕
- Wi-Fi 6
- ◯
- Wi-Fi 5
- ◯
- ストリーム数
- 3
- バンドステアリング
- ◯
- ビームフォーミング
- ◯
- IPv6(IPoE)
- ◯
- 型番
- WRC-X3000GS3-B
テスト結果(単位:Mbps)
【7位】TP-Link「Archer AX5400」
- TP-LinkArcher AX5400
- 実勢価格: ¥4,980〜
- 総合評価
- 幅
- 189mm
- 奥行
- 59mm
- 高さ
- 200mm
- 重量
- 576g(本体のみ)
- 型番
- ARCHER AX5400
テスト結果(単位:Mbps)
【8位】アイ・オー・データ機器「WN-DAX4200GR」
- アイ・オー・データ機器WN-DAX4200GR
- 実勢価格: ¥8,130〜
- 総合評価
- 幅
- 190mm(約、スタンド含まず、突起部含まず)
- 奥行
- 52mm(約、スタンド含まず、突起部含まず)
- 高さ
- 196mm(約、スタンド含まず、突起部含まず)
- 重量
- 610g(約、スタンド含む)
- Wi-Fi 7
- ✕
- Wi-Fi 6E
- ◯
- Wi-Fi 6
- ◯
- Wi-Fi 5
- ◯
- 無線LAN規格
- IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
- Wi-Fi最大転送速度(理論値)
- 5GHz:3603Mbps、2.4GHz:574Mbps
- ストリーム数
- 3
- トライバンド
- ✕
- バンドステアリング
- ◯
- メッシュWi-Fi
- ✕
- IPv6(IPoE)
- ◯
- WAN(インターネット)ポート
- 1Gbpsポート✕1
- LANポート
- 1Gbpsポート✕4
- 型番
- WN-DAX4200GR
テスト結果(単位:Mbps)
【9位】バッファロー「AirStation WSR-5400AX6P-BK」
- バッファローAirStation WSR-5400AX6P-BK
- 実勢価格: ¥13,329〜
- 総合評価
- 幅
- 59mm(付属品および突起物を除く)
- 奥行
- 175mm(付属品および突起物を除く)
- 高さ
- 177mm(付属品および突起物を除く)
- 重量
- 650g(約、本体のみ)
- Wi-Fi 7
- ✕
- Wi-Fi 6E
- ✕
- Wi-Fi 6
- ◯
- Wi-Fi 5
- ◯
- 無線LAN規格
- IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
- Wi-Fi最大転送速度(理論値)
- 5GHz:4803Mbps、2.4GHz:573Mbps
- ストリーム数
- 6
- トライバンド
- ✕
- バンドステアリング
- ◯(バンドステアリングLite)
- メッシュWi-Fi
- ◯
- IPv6(IPoE)
- ◯
- WAN(インターネット)ポート
- 1Gbpsポート✕1
- LANポート
- 1Gbpsポート✕4
- 型番
- WSR-5400AX6P-BK
テスト結果(単位:Mbps)
【10位】ASUS「RT-AX57」
- ASUSRT-AX57
- 実勢価格: ¥11,655〜
- 総合評価
- 幅
- 230mm
- 奥行
- 134mm
- 高さ
- 56mm
- 重量
- 374g
- Wi-Fi 7
- ✕
- Wi-Fi 6E
- ✕
- Wi-Fi 6
- ◯
- Wi-Fi 5
- ◯
- 無線LAN規格
- IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
- Wi-Fi最大転送速度(理論値)
- 5GHz:2402Mbps、2.4GHz:574Mbps
- ストリーム数
- 4
- トライバンド
- ✕
- バンドステアリング
- ◯
- メッシュWi-Fi
- ◯
- IPv6(IPoE)
- ◯
- WAN(インターネット)ポート
- ギガビットポート✕1
- LANポート
- ギガビットポート✕4
- 型番
- RT-AX57
テスト結果(単位:Mbps)
Wi-Fi 7&6Eルーターのおすすめは?【ハイスペック編】
【1位】TP-Link「Archer BE900」
- TP-LinkArcher BE900
- 実勢価格: ¥69,745〜
- 総合評価
- おすすめポイント
-
- 置くだけで簡単に速度が出る
- がっかりポイント
-
- 使いどころに悩む表示部分
- 本体サイズが省スペース型PC並
- 幅
- 96mm
- 奥行
- 302mm
- 高さ
- 262.5mm(本体のみ)
- Wi-Fi 7
- ◯
- ストリーム数
- 16
- メッシュWi-Fi
- ◯
- IPv6
- ◯
- クアッドバンド
- ◯
- バンドステアリング
- ◯
- MU-MIMO
- ◯
- ビームフォーミング
- ◯
- ポート
- 10Gbps×2、2.5Gbps×4、1Gbps×1、USBポート×2
- 型番
- ARCHER BE900
速度のトップは僅差で獲得できませんでしたが、その他のスペック面で引き離しました。
テスト結果(単位:Mbps)
【アンテナ】圧倒的なアンテナ数で全方向に電波を飛ばす
優秀
合計12本のアンテナが最適な位置に配置されています。
本数が多いですが、筐体内部にあるため見た目はスマートです。
【搭載ポート】WANもLANも高速な10Gに対応!
10Gポートが2つに2.5Gポートが4つと他製品よりもポート数が多いです。
実用性はあまりないものの遊び心があふれる表示部分
どう使うかはユーザーしだい
前面にはタッチパネル画面とLEDスクリーンが備わります。
LEDのプリセットから天気・時刻・絵文字・テキストなどがドット表示できるほか、オリジナルのドット絵も作れます。
【2位】ASUS「RT-BE92U」
- ASUSRT-BE92U
- 実勢価格: ¥38,908〜
- 総合評価
- おすすめポイント
-
- 6GHz帯の最大速度はトップクラス
- スマートホーム向けの設定が可能
- がっかりポイント
-
- アンテナの調整向きは制限がある
- 幅
- 247.18mm
- 奥行
- 101.59mm
- 高さ
- 287.47mm
- 重量
- 790g
- Wi-Fi 7
- ◯
- ストリーム数
- 7
- メッシュWi-Fi
- ◯
- IPv6
- ◯
- トライバンド
- ◯
- ポート
- 10Gbps×1、2.5Gbps×4、USBポート×1
- 型番
- RT-BE92U
テスト結果(単位:Mbps)
速度を考えればコスパ良し!
搭載ポート
【ココがGood!】同梱の専用取り付けアイテムで壁面への設置も可能
電波の飛びやすい高さに設置できる
ルーター本体に厚みがあるうえ背面側に各ポートがあるため、壁掛けには向いていないように感じます。
しかし、付属の固定具を使えば背面を浮かした状態で引っ掛けられるので、壁面取り付けも簡単です。
【3位】TP-Link「Archer GE800」
- TP-LinkArcher GE800
- 実勢価格: ¥78,800〜
- 総合評価
- 幅
- 207mm
- 奥行
- 292mm
- 高さ
- 224mm
- Wi-Fi 7
- ◯
- ストリーム数
- 8
- メッシュWi-Fi
- ◯
- IPv6
- ◯
- トライバンド
- ◯
- ポート
- 10Gbps×2、2.5Gbps×4、USBポート×1
- 型番
- Archer GE800
テスト結果(単位:Mbps)
ゲーマー向けの魅せる機種
本体のRGB LEDパターンは専用アプリで変更可能です。
【4位】NEC「Aterm WX11000T12」
- NECAterm WX11000T12
- 実勢価格: ¥34,367〜
- 総合評価
- 幅
- 90mm(約、突起部分除く、スタンド含む)
- 奥行
- 257mm(約、突起部分除く、スタンド含む)
- 高さ
- 237mm(約、突起部分除く、スタンド含む)
- 重量
- 1400g(約、本体のみ)
- Wi-Fi 7
- ✕
- Wi-Fi 6E
- ◯
- Wi-Fi 6
- ◯
- Wi-Fi 5
- ◯
- 無線LAN規格
- IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
- Wi-Fi最大転送速度(理論値)
- 6GHz:4804Mbps、5GHz:4804Mbps、2.4GHz:1147Mbps
- ストリーム数
- 12
- トライバンド
- ◯
- バンドステアリング
- ◯
- メッシュWi-Fi
- ◯
- IPv6(IPoE)
- ◯
- WAN(インターネット)ポート
- 10Gbpsポート✕1
- LANポート
- 10Gbpsポート✕1、1Gbpsポート✕3
- 型番
- PA-WX11000T12
テスト結果(単位:Mbps)
発売は古いですが性能は一級品です。
奥行き、高さともに約25cmあるため、意外と存在感があります。
【5位】バッファロー「AirStation WXR18000BE10P」
- バッファローAirStation WXR18000BE10P
- 実勢価格: ¥52,979〜
- 総合評価
- 幅
- 300mm(本体のみ)
- 奥行
- 75mm(本体のみ)
- 高さ
- 195mm(本体のみ)
- 重量
- 1700g(約)
- Wi-Fi 7
- ◯
- ストリーム数
- 10
- メッシュWi-Fi
- ◯
- MU-MIMO
- ◯
- IPv6
- ◯
- ビームフォーミング
- ◯
- トライバンド
- ◯
- バンドステアリング
- ◯
- ポート
- WAN×1(10Gbps)、LAN×4(10Gbps×1、1Gbps×3)、USB 3.2×1
- 型番
- WXR18000BE10P
テスト結果(単位:Mbps)
下り速度はダントツのNo.1!
【6位】アイ・オー・データ機器「WN-7T94XR」
- アイ・オー・データ機器WN-7T94XR
- 実勢価格: ¥25,800〜
- 総合評価
- 幅
- 180mm(約)
- 奥行
- 65mm(約)
- 高さ
- 247mm(約、ゴム足含む)
- 重量
- 1400g(約、本体のみ)
- Wi-Fi 7
- ◯
- ストリーム数
- 6
- メッシュWi-Fi
- ◯
- IPv6
- ◯
- トライバンド
- ◯
- バンドステアリング
- ◯
- MU-MIMO
- ◯
- ビームフォーミング
- ◯
- ポート
- WAN×1(10Gbps)、LAN×3(2.5Gbps)
- 型番
- WN-7T94XR
テスト結果(単位:Mbps)
目立たせずに部屋に置ける
棚に置いても主張しません。
【7位】バッファロー「WXR9300BE6P」
- バッファローWXR9300BE6P
- 実勢価格: ¥26,908〜
- 総合評価
- 幅
- 230mm
- 奥行
- 60mm
- 高さ
- 163mm(突起部除く)
- 重量
- 790g(約、本体のみ)
- Wi-Fi 7
- ◯
- ストリーム数
- 6
- メッシュWi-Fi
- ◯
- IPv6
- ◯
- トライバンド
- ◯
- ポート
- 10Gbps×1、USBポート×1
- 型番
- WXR9300BE6P
テスト結果(単位:Mbps)
小さくなったツノつきルーター
「WXR9300BE6P」は、上位機「WXR-18000BE10P」よりひと回り小型です。
【7位】TP-Link「Archer BE7200」
- TP-LinkArcher BE7200
- 実勢価格: ¥14,800〜
- 総合評価
- 型番
- ARCHER BE7200
テスト結果(単位:Mbps)
【9位】バッファロー「AirStation WSR-5400XE6」
- バッファローAirStation WSR-5400XE6
- 実勢価格: ¥16,180〜
- 総合評価
- 幅
- 59mm(付属品および突起物を除く)
- 奥行
- 175mm(付属品および突起物を除く)
- 高さ
- 177mm(付属品および突起物を除く)
- 重量
- 650g(約、本体のみ)
- Wi-Fi 7
- ✕
- Wi-Fi 6E
- ◯
- Wi-Fi 6
- ◯
- Wi-Fi 5
- ◯
- 無線LAN規格
- IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
- Wi-Fi最大転送速度(理論値)
- 6GHz:2401Mbps、5GHz:2401Mbps、2.4GHz:573Mbps
- ストリーム数
- 6
- トライバンド
- ◯
- バンドステアリング
- ◯(バンドステアリングLite)
- メッシュWi-Fi
- ◯
- IPv6(IPoE)
- ◯
- WAN(インターネット)ポート
- 2.5Gbpsポート✕1
- LANポート
- 1Gbpsポート✕3
- 型番
- WSR-5400XE6
テスト結果(単位:Mbps)
【10位】NEC「Aterm WX5400T6」
- NECAterm WX5400T6
- 実勢価格: ¥16,300〜
- 総合評価
- 幅
- 51.5mm(約、突起部/スタンド除く)
- 奥行
- 215mm(約、突起部/スタンド除く)
- 高さ
- 200mm(約、突起部/スタンド除く)
- 重量
- 0.8kg(約)
- Wi-Fi 7
- ✕
- Wi-Fi 6E
- ◯
- Wi-Fi 6
- ◯
- Wi-Fi 5
- ◯
- ストリーム数
- 6
- トライバンド
- ◯
- バンドステアリング
- ◯
- メッシュWi-Fi
- ◯
- IPv6(IPoE)
- ◯
- 型番
- PA-WX5400T6
テスト結果(単位:Mbps)
【11位】エレコム「WRC-BE36QS」
- エレコムWRC-BE36QS
- 実勢価格: ¥11,597〜
- 総合評価
- 型番
- WRC-BE36QS-B
テスト結果(単位:Mbps)
【11位】TP-Link「Archer BE3600」
- TP-LinkArcher BE3600
- 実勢価格: ¥8,699〜
- 総合評価
- 型番
- ARCHER BE3600
テスト結果(単位:Mbps)
ちなみに、Wi-Fi 7とWi-Fi 6Eの違いって何?
Q. Wi-Fi 7ってなに? Wi-Fi 7とWi-Fi 6Eの違いは?
A. Wi-Fi 7の最大通信速度46GbpsはWi-Fi 6Eの4.8倍。Wi-Fi 7はガチで速いです!
2023年12月に解禁された「Wi-Fi 7」。その最大の特徴は、2022年のWi-Fi 6Eから利用できるようになった6GHz帯のチャンネル幅が160MHzから320MHzに拡張されたこと。これは道路の幅が2倍になったようなもので、よりつながりやすくなり、速度の低下を防げます。ほかにも、快適な通信環境を実現する機能に多数対応しています。
フル規格のWi-Fi 7が解禁で速度とつながりやすさがアップ!
「Wi-Fi 7」の最大の特徴は、Wi-Fi 6Eから利用できるようになった6GHz帯のチャンネル幅が160MHzから320MHzに拡張されたこと。
これは道路の幅が2倍になったようなもので、よりつながりやすくなり、速度の低下を防げます。
帯域幅とはデータを送信できる容量のこと。帯域幅の拡大するということは、例えるなら車線を増やすようなものです。広いほど通信が速くなります。
高速化、つながりやすさに貢献! Wi-Fi 7の最新機能(※)
※各機能を利用するためには通信端末側も対応している必要があります。
パンクチャリング
接続中のチャンネルに電波などの干渉が起きても、干渉部分を避けて接続する技術です。
干渉波の部分を穴を空けるように避け、分断されたチャンネルでもチャンネルの複数部分を同時利用できます。
Multi-RU(Multi-Resource Unit)
Wi-Fi 6Eまでは接続した端末に1つのリソースユニット(※)しか割り当てられませんでした。
これを1つの端末に複数のリソースユニットを割り当て可能にし、通信を効率的にしています。
※無線通信におけるリソース分配の基本単位で、帯域幅を効率的に分割し、複数ユーザーが同時に通信できるようにする技術
4096QAM
端末が受け取った信号を電波にするための変調方式をアップデート。
Wi-Fi 6Eまでの10bit(1024QAM)から12bit(4096QAM)になったことで、通信速度が理論上20%高速になります。
MLO(Multi-Link Operation)
これまで各端末は2.4/5/6GHzのいずれかの周波数帯に接続していました。
Wi-Fi 7のMLO(マルチリンクオペレーション)では3つの周波数帯に同時接続でき、障害物に弱いといった各周波数帯の弱点をカバーできます。
なお、上述の各機能を利用するためには通信端末側も対応している必要があります。
高速通信を体感できる端末は増えつつある
Wi-Fi 7ルーターの問題は、接続する端末側。Wi-Fi 7の記載があっても、320MHzの帯域幅に対応しているかはより詳細なスペック表を確認しなければなりません。
また、スマホの多くは320MHz帯域に非対応なので、規格上のフル性能は利用できません。
徐々にWi-Fi 7対応のスマホが増えてきた
国内メーカー製品
海外メーカー製品
ノートパソコンは無線LANの仕様をチェック
上はNECのノートPCの仕様表です。「通信速度*3」に無線LANの詳細が書かれています。
スマホやPCは2ストリーム対応の製品がほとんどで、それ以上の数が活かせません。
置きかたでWi-Fiの速度は大きく変わる!
新しいWi-Fiルーターなのに思ったより速度が出ない……。そんな時は設置場所を見直すと改善される可能性がありますよ!
設置場所の3大鉄則は部屋の中央、高い場所、金属類から離す
ルーターがジャマだからといって窓際や部屋の隅に置くのはNG。
ほとんどのルーターは電波が同心円状に広がるため、電波の半分が家の外に飛び出てムダが生じてしまいます。なるべく部屋の中央付近に設置しましょう。
障害物が多い床や棚の中に置くのは電波を弱める原因に。ある程度の高さがある開けた棚の上に設置すると効果的です。
また、金属は電波を吸収・反射してしまうため、大きな金属製の冷蔵庫やテレビのそばに置くのも控えましょう。
ルーター設置場所の3大鉄則!
- 部屋の隅や窓際には置かず、建物の中心に近い場所に置く
- 床や棚の中はNG! 台の上など開けた場所に置く
- 電波を妨害しやすい金属から離れた場所に置く
背の高い家具も電波を妨害します
部屋の中心付近に、ある程度の高さを確保して設置するのがベストです。
背の高い家具が左右にあると電波を妨害してしまう恐れがあるので、なるべく開けた場所にしましょう。
鉄筋より木造のほうがWi-Fiの電波が届きやすい
高性能なルーターに買い替えたのに、なぜか部屋によって通信が安定しない……。それ、建材が原因かもしれません。
実は建材によって電波の通しやすさに違いが。木材やガラスは比較的電波を通しやすく、鉄筋やコンクリートなどの金属類は電波を通しにくいという特徴があります。
つまり、木造よりマンションなどの鉄筋のほうが電波が不安定になりやすいのです。
木造は電波を通しやすい
ただし断熱材があると届きにくくなる
鉄筋は電波を通しにくい
金属は電波を反射させてしまう
鉄筋やコンクリートなどの金属類は電波を妨害しやすいため、壁を隔てるほど電波が不安定になります。
ただ、木造の建物でも断熱材があると、電波が減衰しやすくなるといわれています。
電子レンジや水槽の近くは避けること!
Wi-Fiの周波数帯のうち、2.4GHz帯は他の多くの家電製品でも利用されています。そのため電子レンジやコードレス電話などをルーターの近くに置いてしまうと電波が干渉してしまうことに。
また、家電製品と同じように水をルーターのそばに置くのも厳禁。電波を反射してしまうので、水槽などには注意が必要です。
【✕】電子レンジやコードレス電話のそば
2.4GHz帯に影響が出る!
電子レンジと周波数が異なる5GHz帯は影響がありませんが、2.4GHz帯は稼働時に電波干渉を引き起こし、通信速度が低下する恐れがあります。
【✕】水槽や花瓶、コンクリート壁の近く
水は電波を反射してしまう!
水槽などの水はWi-Fi電波を反射し、減衰を引き起こす原因に。キッチンやバスルーム、トイレのそばにルーターを設置するのはなるべくやめましょう。
戸建てなどで通信を重視するならメッシュWi-Fi!
「メッシュWi-Fi」は、Wi-Fiルーター(親機)と専用のサテライト(子機)を使って、ひとつのネットワークを作り出すルーターのこと。単独のルーターでは届きにくい場所でも強い電波を受信できます。
親機の電波を中継してエリアを拡大する中継器と違い、サテライトを増やしても電波が不安定になりにくいのもメリットです。
メッシュWi-Fi
全部屋で強い電波を実現
ルーターとサテライトがネットワークを構築し家中をカバーします。
通常のルーター
電波が弱い部屋がある
単体だと離れた場所(薄い緑色の部分)は電波強度が低くなります。
Wi-Fiルーターのおすすめ まとめ
以上、Wi-Fiルーターのおすすめランキングでした。
【Wi-Fi 6ルーター】ストリーム数で選ぶなら上位3製品
多くの製品で5GHz帯の下りは800Mbps前後の速度が出ており、ネットサーフィンや配信動画の再生なら困ることはなさそうです。
一方、Wi-Fi 7やWi-Fi 6Eに比べて同時接続が弱いうえ、下位の製品はストリーム数が5や3と少ないため、接続したい機器の数をよく考えて選びましょう。
検証結果で目についたのは6位のエレコム「WRC-X3000GS3」。5GHz帯の下りはトップ速度です。
Wi-Fi 6ルーターのおすすめ
TP-Link
Archer AX80
【Wi-Fi 7&6Eルーター】2Gbps超えの速度を享受するなら価格がものをいう
Wi-Fi 7&6Eカテゴリは各社の主力製品が鎬を削る激戦区。今回は価格制限をしていないため、上位3製品中2製品を7万円クラス(検証時)の高額機種が占めました。
そんな中、2位のASUS「RT-BE92U」と5位のバッファロー「AirStation WXR18000BE10P」は4万円台(検証時)で実測2Gbps超えを記録し、高価ながらもコスパの良さが光ります。
また、Wi-Fi 7対応ながら6GHz帯を採用しない11位のエレコム「WRC-BE36QS」などの価格を抑えた製品も出てきています。
Wi-Fi 7&6Eルーターのおすすめ
TP-Link
Archer BE900
本記事を参考に、使用する環境や目的に合ったお気に入りのWi-Fiルーターを見つけてください。
Wi-Fiルーターの売れ筋ランキングもチェック!
Wi-FiルーターのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
最近は新規格が登場するサイクルが早く、3年が現役のラインです。(国内ルーターメーカーA)