外付けSSDのおすすめ

持ち運びに便利な小型の外付けSSDは、パソコンだけでなくスマホやゲーム機に接続する機会も増えてきています。
スマホは高画質な写真・動画の保存により大容量ストレージが必要になり、ゲームではSSDの転送速度が速いほどロード時間やインストール時間を短縮できます。
そこで今回、雑誌『家電批評』編集部は、人気の外付けSSD11製品を徹底比較。前回ベストバイに選ばれたモデルを含め、「1000MB/sクラス」と「2000MB/sクラス」に分類し、転送速度別にランキング形式で紹介します。
【結論】外付けSSDのおすすめは「ネクストレージ」「トランセンド」
雑誌「家電批評」が1000MB/sクラスの外付けSSDの検証を行ったところ、1000MB/sクラスの1位ベストバイはネクストレージ「NX-P2SE1TB」。2000MB/sクラスの1位ベストバイはトランセンド「TS1TESD410C」でした。
持ち運び用途におすすめのSSD
- ネクストレージNX-P2SE1TB
 - 最安価格: ¥12,921〜
 
速度を重視する人におすすめのSSD
- トランセンドTS1TESD410C
 - 最安価格: ¥14,200〜
 
外付けSSDの選び方
USBには下の表のような種類があり、規格によって最大データ転送速度が異なります。
同じUSBでもGen(ジェネレーション)が違えば速度は大きく異なります

USBの規格は現在「USB4」まで存在し、規格によって最大データ転送速度が異なります。
なかでも最新の「USB4」は、理論上最大5000MB/sの高速転送に対応しますが、対応する外付けSSDはまだ少数派で、現時点では「USB3.1」や「USB3.2 Gen2×2」対応モデルが主流です。
また、SSDの性能を最大限に引き出すためには、接続するデバイスやケーブルなど、すべての機器が同じUSB規格に対応している必要があります。規格の組み合わせにも注意しましょう。
今回の比較テストでは、「USB3.1/3.2 Gen2対応SSD」5機種と、「USB3.2 Gen2×2対応SSD」6機種の、合計11機種を検証しました。
外付けSSDの用途ごとの見るべきポイント
ストレージとして使うなら転送速度の高さに注目
写真・動画ファイルなどのデータを頻繁に出し入れするならば、転送速度に注目。特に細かいデータを大量に送る際には製品差がつきやすいです。読み書き「1000MB/s」以上の製品がおすすめです。
PS5やPS4などのゲームデータ保存で使うなら1TB以上の容量を!
近年のゲームはデータ容量が増加しているため、本体内蔵のSSDだけでは容量不足に陥ることも少なくありません。そんな時に役立つのが外付けSSDです。接続するだけで手軽に保存容量を増やせ、遊びたいゲームを気兼ねなくインストールして楽しめます。
もちろんゲームによってデータ容量は異なりますが、ひとつの目安として、1TBの容量があれば約20本のゲームデータを保存することが可能です。
また、外付けSSDを選ぶ際は、容量だけでなく接続端子にも注意が必要です。ゲーム機によって対応する端子が異なり、PS5(PlayStation 5)はUSB-AとUSB-Cの両方に対応していますが、PS4(PlayStation 4)はUSB-Aのみの対応となります。購入前に、製品の仕様と機種を必ず確認しましょう。
持ち運びするなら安全性もチェックしておこう
外付けSSDはポータブルな製品のため、外出先へ持ち運ぶ機会も多いでしょう。その際、不意の落下による衝撃や、急な雨で濡れてしまうといったトラブルも想定されます。
製品を選ぶ際は、こうした万が一の事態に備えて耐久性も確認しておくと安心です。例えば、メーカーによる落下試験をクリアした耐衝撃モデルや、防水・防塵規格に対応したモデルがおすすめです。
特に防水・防塵性能の目安としては「IP等級」が用いられます。様々なシーンでの使用を考えるなら、防塵・防水の両方で5等級以上を示すIP55以上の製品を選ぶと良いでしょう。
以上をもとに、高速データ転送が可能な外付けSSDを選定。転送速度1000MB/sクラス(USB3.2 Gen2)と、2000MB/sクラス(USB3.2 Gen2x2)別にランキングを決定し紹介します。
【1000MB/sクラス】外付けSSDのおすすめ
雑誌「家電批評」が1000MB/sクラスの外付けSSDの検証を行ったところ、ネクストレージ「NX-P2SE1TB」と、バッファロー「SSD-PHP1.0U3-BA」がA+の最高評価を獲得しました。
| 商品 | |||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ネクストレージNX-P2SE1TB
 
![]()  | 
 | 
66mm(約)  | 
40mm(約)  | 
9mm(約)  | 
19g(約)  | 
1050MB/s(最大)  | 
1000MB/s(最大)  | 
||||||||
バッファローSSD-PHP1.0U3-BA
 
![]()  | 
 | 
57mm(約)  | 
106.5mm(約)  | 
12.2mm(約)  | 
79g(約)  | 
1050MB/s(最大)  | 
1000MB/s(最大)  | 
||||||||
キオクシアSSD-PKP1.0U3-B
 
![]()  | 
 | 
45.0mm(約)  | 
105.0mm(約)  | 
14.7mm(約)  | 
76.0g(約)  | 
1050MB/s(最大)  | 
1000MB/s(最大)  | 
||||||||
サムスンMU-PC1T0T
 
![]()  | 
 | 
85mm  | 
57mm  | 
8.0mm  | 
58g(最大)  | 
1050MB/s(最大)  | 
1000MB/s(最大)  | 
||||||||
サンディスクSDSSDE61-1T00-J25
 
![]()  | 
 | 
52.55mm  | 
100.8mm  | 
9.6mm  | 
52g  | 
1050MB/s(最大)  | 
1000MB/s(最大)  | 
【1位】ネクストレージ「NX-P2SE1TB」
- ネクストレージNX-P2SE1TB
 - 最安価格: ¥12,921〜
 
- 読み込み
 
- 書き込み
 
- 写真コピー
 
- 空き100%コピー
 
- 空き40%コピー
 
- 放熱
 
- 付加価値
 
- 幅
 - 66mm(約)
 - 奥行
 - 40mm(約)
 - 高さ
 - 9mm(約)
 - 重量
 - 19g(約)
 - 読み込み
 - 1050MB/s(最大)
 - 書き込み
 - 1000MB/s(最大)
 - 型番
 - NX-P2SEシリーズ
 
コンパクトサイズなのに転送速度もトップのSSD!

端子

端子はUSB Type-C。ケーブルもType-C to Type-CとType-C to Type-Aの2本付属しているので、端末に応じて使い分けできます。
手のひらサイズでコンパクト!

約19gと非常に軽いです。持ち運ぶときも邪魔になりません。
今回の検証で頭一つ抜けた速度に!
公称値を上回る転送速度!

読み込み・書き込みの速さはどちらも公称値(1000〜1050MB/s)を上回りました。
専用ケースで携帯性アップ!
好みのストラップを付けられる!

付属のPUレザー製ケースにSSD本体を収納すれば、ほかのものを傷つけにくくなりますので、持ち運びにも便利です。
長時間利用すると温度が高くなるので注意
連続で使用する時は温度が上昇します

ベンチマークソフトで測定後、温度を測ると66°Cまで上昇。検証した他の製品は50°Cを超えなかったので、長時間の使用は注意が必要です。
【2位】バッファロー「SSD-PHP1.0U3-BA」
- バッファローSSD-PHP1.0U3-BA
 - 最安価格: ¥17,182〜
 
- 読み込み
 
- 書き込み
 
- 写真コピー
 
- 空き100%コピー
 
- 空き40%コピー
 
- 放熱
 
- 付加価値
 
- 幅
 - 57mm(約)
 - 奥行
 - 106.5mm(約)
 - 高さ
 - 12.2mm(約)
 - 重量
 - 79g(約)
 - 読み込み
 - 1050MB/s(最大)
 - 書き込み
 - 1000MB/s(最大)
 - 型番
 - SSD-PHP1.0U3-BA
 
転送速度

トップクラスの速度

読み込み、書き込みどちらもトップクラスです。連続で書き込みしてもブレなく安定した数値を記録しました。
端子カバーでホコリや水滴から保護
端子カバーで接続部分を保護!

唯一端子カバーを搭載しており、利用してないときも安心です。
【3位】キオクシア「SSD-PKP1.0U3-B」
- キオクシアSSD-PKP1.0U3-B
 - 検証時価格: ¥13,980〜
 
- 読み込み
 
- 書き込み
 
- 写真コピー
 
- 空き100%コピー
 
- 空き40%コピー
 
- 放熱
 
- 付加価値
 
- 幅
 - 45.0mm(約)
 - 奥行
 - 105.0mm(約)
 - 高さ
 - 14.7mm(約)
 - 重量
 - 76.0g(約)
 - 読み込み
 - 1050MB/s(最大)
 - 書き込み
 - 1000MB/s(最大)
 - 型番
 - SSD-PKP1.0U3-B
 
転送速度

公称値以上の速度

読み込み(1050MB/s)、書き込み(1000MB/s)どちらも公称値以上の数値を記録しました。
洗練されたデザインで見た目もGOOD
アップル製品も相性抜群!

机の上にノートパソコン(Mac)やスマホ(iPhone)と一緒に置いても違和感のないスタイリッシュなデザインです。
【4位】サムスン「MU-PC1T0T」
- サムスンMU-PC1T0T
 - 最安価格: ¥16,141〜
 
- 読み込み
 
- 書き込み
 
- 写真コピー
 
- 空き100%コピー
 
- 空き40%コピー
 
- 放熱
 
- 付加価値
 
- 幅
 - 85mm
 - 奥行
 - 57mm
 - 高さ
 - 8.0mm
 - 重量
 - 58g(最大)
 - 読み込み
 - 1050MB/s(最大)
 - 書き込み
 - 1000MB/s(最大)
 - 型番
 - MU-PC1T0T/EC
 
【5位】サンディスク「SDSSDE61-1T00-J25」
- サンディスクSDSSDE61-1T00-J25
 - 最安価格: ¥19,900〜
 
- 読み込み
 
- 書き込み
 
- 写真コピー
 
- 空き100%コピー
 
- 空き40%コピー
 
- 放熱
 
- 付加価値
 
- 幅
 - 52.55mm
 - 奥行
 - 100.8mm
 - 高さ
 - 9.6mm
 - 重量
 - 52g
 - 読み込み
 - 1050MB/s(最大)
 - 書き込み
 - 1000MB/s(最大)
 - 型番
 - SDSSDE61-1T00-J25
 
【2000MB/sクラス】外付けSSDのおすすめは?
【1位】トランセンド「TS1TESD410C」
- トランセンドTS1TESD410C
 - 最安価格: ¥14,200〜
 
- 読み込み
 
- 書き込み
 
- 写真コピー
 
- 空き100%コピー
 
- 空き40%コピー
 
- 放熱
 
- 付加価値
 
- 幅
 - 42mm
 - 奥行
 - 79mm
 - 高さ
 - 14.5mm
 - 重量
 - 65g
 - 読み込み
 - 2000MB/s(最大)
 - 書き込み
 - 2000MB/s(最大)
 - 型番
 - TS1TESD410C
 
    
          堅牢性もあり、移動のときに落ちても安心です。
転送速度

放熱性能が圧倒的No.1

他製品は55°C前後でしたが、36°Cと圧倒的に放熱性に優れています。
高い堅牢性で落下にも強い
衝撃に加えて防水機能も!

米軍落下試験規格相当で、3mの落下にも耐えられます。
【2位】サンディスク「SDSSDE81-1T00-J25」
- サンディスクSDSSDE81-1T00-J25
 - 最安価格: ¥23,980〜
 
- 読み込み
 
- 書き込み
 
- 写真コピー
 
- 空き100%コピー
 
- 空き40%コピー
 
- 放熱
 
- 付加価値
 
- 幅
 - 57.34mm
 - 奥行
 - 10.22mm
 - 高さ
 - 110.26mm
 - 重量
 - 77.5g
 - 容量
 - 1TB
 - 読み込み
 - 2000MB/s
 - 書き込み
 - 2000MB/s
 - 型番
 - SDSSDE81-1T00-GH25
 
転送速度

読み書きどちらも2000MB/s超え

読み込み、書き込みどちらも公称値(2000MB/s)を上回り、ブレもありませんでした。
ファームアップが必要な場合があり
公式サイトで必ず確認を!

個体によっては、パソコンから予期せず切断される不具合があるので注意が必要です。
【2位】バッファロー「SSD-PHE1.0U3-BA」
- バッファローSSD-PHE1.0U3-BA
 - 最安価格: ¥26,580〜
 
- 読み込み
 
- 書き込み
 
- 写真コピー
 
- 空き100%コピー
 
- 空き40%コピー
 
- 放熱
 
- 付加価値
 
- 幅
 - 120mm
 - 奥行
 - 16mm
 - 高さ
 - 37mm
 - 重量
 - 100g(約)
 - 容量
 - 1TB
 - 読み込み
 - 2000MB/s
 - 書き込み
 - 2000MB/s
 - 防水・防じん
 - IP55
 - 型番
 - SSD-PHE1.0U3-BA
 
【4位】サンワサプライ「600-USSH1TB」
- サンワサプライ600-USSH1TB
 - 最安価格: ¥8,980〜
 
- 読み込み
 
- 書き込み
 
- 写真コピー
 
- 空き100%コピー
 
- 空き40%コピー
 
- 放熱
 
- 付加価値
 
- 幅
 - 34.3mm(約)
 - 奥行
 - 73.8mm(約)
 - 高さ
 - 7.5mm(約)
 - 重量
 - 28g(約)
 - 読み込み
 - 2000MB/s(最大)
 - 書き込み
 - 1800MB/s(最大)
 
【5位】キングストン「SXS2000/1000G」
- キングストンSXS2000/1000G
 - 最安価格: ¥15,800〜
 
- 読み込み
 
- 書き込み
 
- 写真コピー
 
- 空き100%コピー
 
- 空き40%コピー
 
- 放熱
 
- 付加価値
 
- 幅
 - 69.54mm
 - 奥行
 - 32.58mm
 - 高さ
 - 13.5mm
 - 重量
 - 28.9g
 - 容量
 - 1TB
 - 読み込み
 - 2000MB/s
 - 書き込み
 - 2000MB/s
 - 防水・防塵性能
 - IP55
 - 型番
 - SXS2000/1000G
 
【6位】MSI「DATAMAG 20Gbps 1TB」
- MSIDATAMAG 20Gbps 1TB
 - 最安価格: ¥15,838〜
 
- 読み込み
 
- 書き込み
 
- 写真コピー
 
- 空き100%コピー
 
- 空き40%コピー
 
- 放熱
 
- 付加価値
 
- 幅
 - 66mm
 - 奥行
 - 66mm
 - 高さ
 - 13mm
 - 重量
 - 81g
 - 読み込み
 - 1600MB/s(最大)
 - 書き込み
 - 1500MB/s(最大)
 - 型番
 - DATAMAG 20GBPS 1TB
 
外付けSSDの比較方法は?
今回は、高速データ転送が可能な外付けSSDを、転送速度1000MB/sクラス(USB3.2 Gen2)と、2000MB/sクラス(USB3.2 Gen2x2)別にランキングを決定しました。
転送速度や発熱をテストして採点!
テスト1:読み込み速度と書き込み速度
1TBのSSDで検証

ベンチマークソフト「CrystalDiskMark」シーケンシャルリード・ライトを5回測定し、最もよい数値を評価しました。
ベンチマークソフトでの測定は、パソコン環境との相性による影響を受けます。あくまで一例です。
検証には自作PC(※)を使用しました。
※検証はCPU:AMD Ryzen 7 5800X、マザーボード:GYGABYTE X570 AORUS PRO、SSD:SAMSUNG 980 PRO 1TB、メモリ:Corsair CMK16GX4M2A2666C16(16GB)を搭載した自作PCにUSB3.2 Gen2×2対応のインターフェースカード AREA SD-PE4U32-C1Lを増設して行いました。
テスト2:写真15GB分のコピー速度
RAWデータ15GB!

写真のRAWデータ約15GBをパソコンから外付けSSDへ書き込む所要時間を計測しました。
テスト3:空き容量100%、50GB転送
50GBファイルのコピー時間

空き容量が100%時に、50GBのファイル書き込みにかかる時間を計測ソフト「転送速度計測」で実施しました。
テスト4:空き容量40%、50GB転送
空き容量が少ない時は?

空き容量が40%で50GBのファイルを書き込み。書き込み時間が伸びないかをチェックしました。
テスト5:SSDの放熱性
熱を上手に逃がせているか?

ベンチマーク検証直後の温度を「CrystalDiskInfo」で測定。発熱が抑えられているのかを確認しました。
テスト6:付加価値
使いやすさに問われる評価

SSDのスペック、保証年数、耐衝撃、防水・防塵の仕様などを総合的に評価しました。
外付けSSD まとめ:ほとんどのモデルが高性能をマーク!
以上、外付けSSDのおすすめランキングでした。
【1000MB/sクラス】読み込み速度はほぼ同じ 実際の転送時に差がつく
1000MB/sクラスのSSDは、どの製品もベンチマークソフトでは公称値を超える優秀なスコアを記録しました。しかし、実際の使用感を左右する大容量ファイルの転送テストでは、製品ごとに大きな差が見られる結果となりました。
例えば、50GBの大容量ファイル転送では、1位のネクストレージ「NX-P2SE1TB」が58.28秒という速さを見せたのに対し、2位から4位の製品群は約75秒、5位のサンディスク「SDSSDE61-1T00-J25」は106.35秒と、トップとは約2倍近い差が開いています。
15GBのRAWデータ写真転送でもこの傾向は同様で、ネクストレージが16.43秒でトップを維持しました。数秒の違いなので体感差は少ないものの、ここでも製品ごとの実力差が表れています。
また、テストを通じて各製品の特性も明らかになりました。サムスン「MU-PC1T0T」は転送速度に79〜115秒と大きなブレが見られ、安定性にはやや課題が残ります。一方でバッファロー「SSD-PHP1.0U3-BA」は、高負荷な状況でも速度が落ちにくく、連続した大容量データの書き込みに強いという長所が光りました。
これらの結果を踏まえると、用途別のおすすめは次のようになります。とにかく転送速度を最優先するならネクストレージ「NX-P2SE1TB」。頻繁に大容量データを扱う安定性を求めるならバッファロー「SSD-PHP1.0U3-BA」。そして、価格と性能のバランスを重視するなら、コストパフォーマンスに優れたキオクシア「SSD-PKP1.0U3-B」が有力な候補となるでしょう。
【1000MB/sクラス】外付けSSDのおすすめ

ネクストレージ
NX-P2SE1TB
【2000MB/sクラス】転送速度は拮抗 自分の用途に合わせて選ぼう
2000MB/sクラスのSSDは、検証した全ての製品で公称値を超える読み込み速度を記録しました。一方で書き込み速度は製品によってやや差があり、トランセンド「TS1TESD410C」など一部の製品は他より少し速度が控えめでしたが、それでも実測で1850MB/s以上を維持しており、総じて高性能と言えます。
実際のファイル転送テストでも、多くの製品が44秒前後で完了する中、MSI「DATAMAG 20Gbps 1TB」だけが70秒以上と、大きく時間がかかる結果となりました。このMSI製品はテスト中に内部温度が最大60℃まで上昇しており、発熱によって性能が抑制され、転送速度が最大1600MB/s程度に留まったことが、処理時間の長期化につながったと見られます。
このように、2000MB/sクラスの製品間では性能差が比較的小さいため、純粋な速度よりも、自身の使い方に合った付加価値で選ぶのがおすすめです。
例えば、万が一のデータ破損が心配なら、データ復旧サービスが付帯するバッファロー「SSD-PHE1.0U3-BA」や、5年間の長期保証がつくキングストン「SXS2000/1000G」が安心です。また、アクティブに持ち運ぶなら、耐衝撃性を備えたトランセンド「TS1TESD410C」のような堅牢な製品や、携帯性に優れたコンパクトなモデルを選ぶと良いでしょう。
【2000MB/sクラス】外付けSSDのおすすめ

トランセンド
TS1TESD410C
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![家電批評: ベストバイ[リボンなし]](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/b/3/100wm/img_b3288d40ddd40fcbbae4c094af12cf8323865.png)













    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
        
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
        
温度以外の全ての検証で1位を獲得しました!