ポータブル外付けSSD選びは実際の速度が重要
パソコンやゲームなどのストレージを拡張でき、データ転送や保存に役立つポータブル外付けSSD。
データのバックアップはもちろん、コンテンツをダウンロードして保存したり、PS4やPS5の保存容量をアップさせてゲームを楽しみたい人におすすめのアイテムです。
ポータブルSSD(外付けSSD)選びで確認すべきは、とにかく「速度」です。ポータブルSSDの「速度」は製品によって異なり、おおよその速度は公称値で確認できます。
しかし、実際に使用すると公称値の速度に及ばないものがほとんど。使用者のレビューがなければ、本当に速い製品を見抜くことができないのです。
そこで、本記事では人気のポータブルSSD10製品を実際に使用して速度をテストし、最新おすすめランキングを作成しました。
ポータブル外付けSSDのメリットとデメリットは?
テストに入る前に、ポータブルSSDの基本をおさらいしておきましょう。
ポータブル(外付け)SSD
メリット
- 転送・書込速度が非常に速い
- 無音で動作し、振動も一切発生しない
デメリット
- ポータブルHDDと比較するとやや高価
- 性能を発揮するにはそのバージョンに対応するUSBポートが必要
ポータブル(外付け)HDD(ハードディスク)
メリット
- 1GBあたりの単価はやや安価
- 製品が多く選択肢の幅が広い
デメリット
- 転送・書込速度はポータブルSSDよりも遅い
- 本体から振動、騒音が発生する。衝撃にも弱い
USBのバスパワーのみで駆動するポータブルSSDの特徴は、何と言ってもその転送速度の速さ。接続インターフェイスも従来のUSB3.0だけでなく、最大20Gbpsの転送速度を持つ高速なUSB規格3.2(Gen2x2)に対応している製品も増えています。
一方、従来から親しまれてきたHDDのメリットは何と言っても価格の安さですが、大容量モデルが安価で入手できる反面、SSDと比べると転送速度に物足りなさを感じます。プラッター回転による振動や騒音の発生といった面でやや不利です。
また現在、容量が小さく転送速度が遅いが低価格なUSBメモリ(USBフラッシュメモリ)を使っている人も少なくないでしょう。しかし、画像や動画ファイルなど持ち歩くデータの容量が増えると、紛失・情報漏えいにも気を使う必要があります。USBメモリと外付けSSDの違いは以下の通りです。
大容量、高速、セキュリティを重視するなら、USBメモリはむしろ割高な傾向。これからは、用途に応じて低価格のUSBメモリとポータブルSSDで使い分けるといいでしょう。
ポータブルSSDの基本がわかったところで、続いては製品の選び方について解説します。
ポータブル外付けSSDの選び方は?
パソコンで使用されているUSBには下の表のような種類があり、規格によって最大データ転送速度が異なります。
同じUSBでもGen(ジェネレーション)が違えば速度は大きく異なる
特にUSB3.1/3.2 Gen 2から大幅に速度が上がり、USB3.2 Gen 2x2では実測で2000MB/sを超えます。
しかし、こうした速度の恩恵を受けるにはパソコンとUSBストレージの両方が、同じ規格に対応している必要があります。
最近ではUSB3.1/3.2 Gen 2は、ミドルクラス以上のパソコンに採用されるようになりましたが、USB3.2 Gen 2x2対応のパソコンは数えるほどしかありません。
そのため選び方としては、とりあえずSSDがほしい場合はどちらの規格のものを買ってまったく問題ありません。とにかく速度を重視していて、対応のPCを持っている場合に、USB3.2 Gen 2x2のSSDを選ぶといいでしょう。
なお、デスクトップPCの場合は、拡張カードで対応のUSBポートを増設するという方法があります。
今回テストしたのはこちらの10製品
1000MB/sクラス(USB3.2 Gen2)
- Western Digital「WDBAGF0010BGY」
- サムスン「T7 Shield MU-PE1T0R-IT/EC」
- アイ・オー・データ機器「SSPF-USC1T」
- エレコム「ESD-EH1000GBK」
- バッファロー「SSD-PH1.0U3-BC」
2000MB/sクラス(USB3.2 Gen2x2)
- キングストン「SXS2000/1000G」
- サンディスク「SDSSDE81-1T00-J25」
- バッファロー「SSD-PHE1.0U3-BA」
- トランセンド「TS1TESD380C」
- Western Digital「WDBA3S0010BBK-JESN」
ポータブル外付けSSDの比較方法は?
今回は、高速データ転送が可能な外付けSSD(容量1TB)を、転送速度1000MB/sクラス(USB3.2 Gen2)と、2000MB/sクラス(USB3.2 Gen2x2)別にランキングを決定します。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといったネット通販の人気・売れ筋商品を中心に計10製品をピックアップし、比較検証を実施しました。検証した6項目の詳細は以下のとおりです。
1:読み込み速度と書き込み速度
SSDの速度はベンチマークソフト「CrystalDiskMark」を3回実行し、もっとも値の良かった数値を記録しました。
2:写真1000枚のコピー速度
写真のRAWデータ1000枚(約15 GB弱)をパソコンから外付けSSDへコピーする時間を計測しました。
3:20GB圧縮ファイルのコピー
単一で約20GBの圧縮ファイルをパソコンから外付けSSDへコピーする時間を計測しました。
4:SSDの放熱性
検証が終わった直後のSSDの温度を「CrystalDiskInfo」で計測します。
5:サイズと付加価値
サイズはSSDの体積、付加価値は保証年数と耐衝撃や防水・防じん機能を総合的に評価します。
6:SSDのGB単価
実勢価格を1000で割ると、容量1TBのSSDにおけるGB単価が算出できるので、それを比較します。
なお、ベンチマークソフトでの速度計測は、検証用パソコンとの相性により、製品本来の速度が発揮できない場合があります。
特に「書き込み」と「読み込み」項目が13点以下の場合、今回の検証では実力以下の性能に留まっている可能性が高いことに留意してください。
検証はCPU:Ryzen 7 5800X、マザーボード:GYGABYTE X570 AORUS PRO、SSD:SAMSUNG 980 PRO MZ-V8P1T0B/IT、メモリ:Corsair CMK16GX4M2A2666C16を搭載した自作PCにUSB3.2 GEN2×2対応のインターフェースカードAREA SD-PE4U32-C1Lを増設して行いました。
それではまずは、1000MB/sクラスの検証結果を発表します。
1000MB/sクラスのポータブル外付けSSDのおすすめは?
ポータブル外付けSSDのおすすめ比較表
プロと一緒に実際に使ってみた、ポータブル外付けSSDのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]()
ウエスタンデジタルMy Passport WDBAGF0010BGY
![]() |
|
9mm |
100mm |
55mm |
45.7g(約) |
1TB |
1050MB/s |
1000MB/s |
||
![]()
サムスンSamsung T7 Shield MU-PE1T0R-IT/EC
![]() |
|
88mm |
13mm |
59mm |
98g(約) |
1TB |
1050MB/s |
1000MB/s |
IP65 |
|
![]()
アイ・オー・データ機器SSPF-USC1T
![]() |
|
41mm |
113mm |
10mm |
61g(約) |
1TB |
1000MB/s |
1000MB/s |
||
![]()
エレコムESD-EH1000GBK
![]() |
|
35mm |
103mm |
11.2mm |
35g(約) |
1TB |
1000MB/s |
970MB/s |
||
![]()
バッファローSD-PH1.0U3-BC
![]() |
|
103mm |
31.5mm |
9.8mm |
40g(約) |
1TB |
1000MB/s |
1000MB/s |
||
![]()
キングストンSXS2000/1000G
![]() |
|
69.54mm |
32.58mm |
13.5mm |
28.9g |
1TB |
2000MB/s |
2000MB/s |
||
![]()
サンディスクSDSSDE81-1T00-J25
![]() |
|
57.83mm |
10.31mm |
110.8mm |
77.5g |
1TB |
2000MB/s |
2000MB/s |
||
![]()
バッファローSSD-PHE1.0U3-BA
![]() |
|
120mm |
16mm |
37mm |
100g(約) |
1TB |
2000MB/s |
IP55 |
||
![]()
トランセンドTS1TESD380C
![]() |
|
53.6mm |
12.5mm |
96.5mm |
75g |
1TB |
2000MB/s |
2000MB/s |
||
![]()
ウエスタンデジタルWDBA3S0010BBK-JESN
![]() |
|
118mm |
62mm |
14mm |
115g |
1TB |
2000MB/s |
【1位】ウエスタンデジタル「WDBAGF0010BGY」
- ウエスタンデジタルMy Passport WDBAGF0010BGY
- 実勢価格: ¥12,201〜検証時価格: ¥15,960〜
- 読み込み
- 書き込み
- 写真コピー
- ファイルコピー
- 放熱
- サイズ
- 付加価値
- GB単価
大容量ファイルも安定&スムーズに転送!
ポータブル外付けSSDのおすすめ(価格の平均的なコスパが高い1000MB/sクラス)で1位でベストバイとなったのは、USB3.1/3.2 Gen2対応の外付けSSD、ウエスタンデジタル「My Passport WDBAGF0010BGY」。A+評価を獲得です。
カタログスペックは読み込み1050MB/s、書き込み1000MB/sですが、ベンチマークテストではそれを上回る速度を記録。多量の写真や20GBの大容量ファイルのコピーでも安定して500MB/s以上の速度が出ており、競合製品に引けを取りません。
また、ポータブルストレージで重要となるサイズは、トップクラスに小さく、衝撃にも強いので気軽に持ち運べます。外出先で大容量のファイルを素早くやり取りしたいなら本機がオススメです。
- 幅
- 9mm
- 奥行
- 100mm
- 高さ
- 55mm
- 重量
- 45.7g(約)
- 容量
- 1TB
- 読み込み
- 1050MB/s
- 書き込み
- 1000MB/s
- 型番
- WDBAGF0010BGY-WESN
▼検証結果
- 写真コピー:24.45秒
- ファイルコピー:30.32秒
写真コピー:24.45秒
SSD側のUSB端子はType-C。付属ケーブルはType-C to Type-Cのみですが、Type-C to Type-Aの変換アダプターが付属します。
カタログスペックを上回る速度を計測
ベンチマークソフトでの速度計測は、読み込み・書き込みともにカタログスペックを上回りました。また、計測結果は常に安定しておりブレがありません。
高性能パソコンの転送速度を遺憾なく発揮できる外付けSSDです。
名刺サイズで携帯性は非常に高い
昨今の外付けSSDはパソコンの内蔵SSDを流用している製品も多く、その場合、筐体は細長くなります。しかし、本機は携帯性が高い名刺サイズの専用設計です。
アルミボディによる性耐衝撃性能と放熱性
筐体はアルミ製で耐衝撃性、耐振性を備え、最大1.98mの高さからの落下に耐えます。また、放熱性も優れており、検証終了後でもあまり温度は上昇していませんでした。
【2位】サムスン「T7 Shield MU-PE1T0R-IT/EC」
- サムスンSamsung T7 Shield MU-PE1T0R-IT/EC
- 実勢価格: ¥13,616〜検証時価格: ¥17,657〜
- 読み込み
- 書き込み
- 写真コピー
- ファイルコピー
- 放熱
- サイズ
- 付加価値
- GB単価
10製品中もっともタフ!
ポータブル外付けSSDのおすすめ(価格の平均的なコスパが高い1000MB/sクラス)2位は、A評価のサムスン「T7 Shield MU-PE1T0R-IT/EC」。
防水・防じん規格は、他製品のIP55よりもグレードの高いIP65。高所からの衝撃耐性も3mと10製品中でもっともタフな構造です。
外出先へ持ち出すことが多く、多少ラフに扱っても大丈夫な製品を探している人にオススメです。
- 幅
- 88mm
- 奥行
- 13mm
- 高さ
- 59mm
- 重量
- 98g(約)
- 容量
- 1TB
- 読み込み
- 1050MB/s
- 書き込み
- 1000MB/s
- 防水・防じん
- IP65
- 型番
- MU-PE1T0R-IT/EC
▼検証結果
- 写真コピー:25.7秒
- ファイルコピー:31秒
速度は性能通り
読み込み、書き込み速度ともに実測で1000MB/s以上を記録しました。
鎧のようなカバー
弾性を持った樹脂で守られていますが、放熱への影響は少ないです。
製品名の「シールド」が示すように、強い物理耐性を備えています。衝撃吸収カバーにより、少々サイズは大きいですが、それ以外に欠点はなく満足度は高め。よく持ち歩く人にオススメです。
【3位】アイ・オー・データ機器「SSPF-USC1T」
- アイ・オー・データ機器SSPF-USC1T
- 実勢価格: ¥15,439〜検証時価格: ¥21,882〜
- 読み込み
- 書き込み
- 写真コピー
- ファイルコピー
- 放熱
- サイズ
- 付加価値
- GB単価
速度は1位と同レベル
1000MB/sクラスのおすすめランキング3位は、A評価のアイ・オー・データ機器「SSPF-USC1T」です。
サポート期間が1年と短く、防水・防じんや耐衝撃構造を備えていないため、「付加価値」で大きく点を落としましたが、それ以外の項目は1位、2位に引けを取りません。
また、サポート期間は短いですが、国内メーカーなのでサポート体制は万全で安心。速度的に1位と同レベルなので、サポート重視ならこちらを選びましょう。
- 幅
- 41mm
- 奥行
- 113mm
- 高さ
- 10mm
- 重量
- 61g(約)
- 容量
- 1TB
- 読み込み
- 1000MB/s
- 書き込み
- 1000MB/s
- 型番
- SSPF-USC1T
▼検証結果
- 写真コピー:23.88秒
- ファイルコピー:31.58秒
申し分のない速度
読み込み、書き込みに加え、写真1000枚と20GBファイルの結果も良好でした。
シリコンカバーが付属
付属のシリコンカバー内にはUSBケーブルを収納でき、持ち運び時に便利です。
【3位】エレコム「ESD-EH1000GBK」
- エレコムESD-EH1000GBK
- 実勢価格: ¥13,100〜検証時価格: ¥17,000〜
- 読み込み
- 書き込み
- 写真コピー
- ファイルコピー
- 放熱
- サイズ
- 付加価値
- GB単価
価格と性能は高評価
1000MB/sクラスのおすすめランキングの同率3位は、A評価のエレコム「ESD-EH1000GBK」。
こちらも国内メーカーで、価格、性能ともに申し分なしですが、発熱が気になりました。
- 幅
- 35mm
- 奥行
- 103mm
- 高さ
- 11.2mm
- 重量
- 35g(約)
- 容量
- 1TB
- 読み込み
- 1000MB/s
- 書き込み
- 970MB/s
- 型番
- ESD-EH1000GBK
【5位】バッファロー「SSD-PH1.0U3-BC」
- バッファローSD-PH1.0U3-BC
- 実勢価格: ¥8,480〜検証時価格: ¥15,605〜
- 読み込み
- 書き込み
- 写真コピー
- ファイルコピー
- 放熱
- サイズ
- 付加価値
- GB単価
お値打ち価格の定番品
1000MB/sクラスのおすすめランキング5位は、B評価のバッファロー「SSD-PH1.0U3-BC」です。
スティック型でお値打ち価格の定番品ですが、検証環境との相性と思われる速度低下が発生し、書き込みが公称値から大きく落ち込みました。
- 幅
- 103mm
- 奥行
- 31.5mm
- 高さ
- 9.8mm
- 重量
- 40g(約)
- 容量
- 1TB
- 読み込み
- 1000MB/s
- 書き込み
- 1000MB/s
- 型番
- SSD-PH1.0U3-BC
2000MB/sクラスのポータブル外付けSSDのおすすめは?
【1位】キングストン「SXS2000/1000G」
- キングストンSXS2000/1000G
- 実勢価格: ¥17,075〜検証時価格: ¥16,968〜
- 読み込み
- 書き込み
- 写真コピー
- ファイルコピー
- 放熱
- サイズ
- 付加価値
- GB単価
三拍子そろった優秀製品!
速度重視の2000MB/sクラスのおすすめランキング1位は、 A評価のキングストン「SXS2000/1000G」です。
検証環境では書き込み速度が公称値に届きませんでしたが、8項目中5項目で満点を獲得。特に他製品が得点を落としている本体サイズとGB単価が際立っています。
実勢価格が1000MB/sクラスと大差ないのも魅力。性能・携帯性・コスパの三拍子がそろったSSDです。
- 幅
- 69.54mm
- 奥行
- 32.58mm
- 高さ
- 13.5mm
- 重量
- 28.9g
- 容量
- 1TB
- 読み込み
- 2000MB/s
- 書き込み
- 2000MB/s
- 防水・防塵性能
- IP55
- 型番
- SXS2000/1000G
▼検証結果
- 写真コピー:17.04秒
- ファイルコピー:19.3秒
読み込み速度は2000MB/sオーバー
書き込みが公称値より200MB/sほど遅かったですが、それでも十分な速度が出ています。
手のひらに収まる極小サイズ
10機種中ダントツの小ささ。手のひらに余裕で収まるコンパクトサイズで超小型です。
【2位】サンディスク「SDSSDE81-1T00-J25」
- サンディスクSDSSDE81-1T00-J25
- 実勢価格: ¥20,550〜検証時価格: ¥27,890〜
- 読み込み
- 書き込み
- 写真コピー
- ファイルコピー
- 放熱
- サイズ
- 付加価値
- GB単価
防水・防塵、耐衝撃性も万全
2000MB/sクラスのおすすめランキング2位は、A評価のサンディスク「SDSSDE81-1T00-J25」。速度テストでほぼ満点を記録し、カタログスペック以上で超快適です。
筐体は鋳造アルミニウム製でIP55の防水・防じん性能を備え、2mからの落下に耐えます。また、筐体はヒートシンクとしても機能しており、放熱性も高いです。
性能で選べばこの製品ですが、今回紹介した10製品中でもっとも価格が高いのが難点かも。
- 幅
- 57.83mm
- 奥行
- 10.31mm
- 高さ
- 110.8mm
- 重量
- 77.5g
- 容量
- 1TB
- 読み込み
- 2000MB/s
- 書き込み
- 2000MB/s
- 型番
- SDSSDE81-1T00-GH25
▼検証結果
- 写真コピー:17.17秒
- ファイルコピー:19.26秒
2050MB/sを安定して超える
ベンチマークの結果はすべて2050MB/s超え。写真&ファイルコピーも優秀な結果でした。
放熱性とタフさを備えるアルミボディ
筐体は鋳造アルミニウムで放熱性が高いです。また、IP55の防水・防塵性能を備えます。
【3位】バッファロー「SSD-PHE1.0U3-BA」
- バッファローSSD-PHE1.0U3-BA
- 実勢価格: ¥18,765〜検証時価格: ¥21,359〜
- 読み込み
- 書き込み
- 写真コピー
- ファイルコピー
- 放熱
- サイズ
- 付加価値
- GB単価
放熱が惜しい
2000MB/sクラスのおすすめランキングの3位は、A評価のバッファロー「SSD-PHE1.0U3-BA」 です。
堅牢なシリコンカバーが放熱の妨げになっています。
- 幅
- 120mm
- 奥行
- 16mm
- 高さ
- 37mm
- 重量
- 100g(約)
- 容量
- 1TB
- 読み込み
- 2000MB/s
- 防水・防じん
- IP55
- 型番
- SSD-PHE1.0U3-BA
【4位】トランセンド「TS1TESD380C」
- トランセンドTS1TESD380C
- 実勢価格: ¥14,800〜検証時価格: ¥24,800〜
- 読み込み
- 書き込み
- 写真コピー
- ファイルコピー
- 放熱
- サイズ
- 付加価値
- GB単価
書き込みが振るわず
2000MB/sクラスのおすすめランキング4位は、A評価のトランセンド「TS1TESD380C」。環境との相性か、書き込み速度が振るいませんでした。
- 幅
- 53.6mm
- 奥行
- 12.5mm
- 高さ
- 96.5mm
- 重量
- 75g
- 容量
- 1TB
- 読み込み
- 2000MB/s
- 書き込み
- 2000MB/s
- 型番
- TS1TESD380C
【5位】ウエスタンデジタル「WDBA3S0010BBK-JESN」
- ウエスタンデジタルWDBA3S0010BBK-JESN
- 実勢価格: ¥16,647〜検証時価格: ¥22,800〜
- 読み込み
- 書き込み
- 写真コピー
- ファイルコピー
- 放熱
- サイズ
- 付加価値
- GB単価
サイズがOKならアリ
2000MB/sクラスのおすすめランキング5位は、A評価のウエスタンデジタル「WDBA3S0010BBK-JESN」 です。
性能は申し分ないですが、サイズの減点が響いてこの順位になりました。
- 幅
- 118mm
- 奥行
- 62mm
- 高さ
- 14mm
- 重量
- 115g
- 容量
- 1TB
- 読み込み
- 2000MB/s
- 型番
- WDBA3S0010BBK-WESN
ポータブル外付けSSDの人気メーカーは?
ここでは、ポータブル外付けSSDのおすすめ人気メーカーを紹介します。
サムスン
2006年に世界で初めてSSDの量産化をした韓国の企業サムスン。自社で設計から製造まで行い高コストパフォーマンスがよく、読み書き速度の安定性能が優れています。
バッファロー
Wi-Fiルーターやパソコン周辺機器を多数販売しており、国内でのシェアは非常に高いメーカーです。
バッファローのSSDは保証期間内であれば無料でデータ復旧サービスが付いているのも人気の一つです。
よくあるカード型に加え、従来のUSBメモリのように差して使えるステック型SSDは特に使いやすいと評判です。
WD (Western Digital)・SanDisk
アメリカのストレージ製造メーカーWD (Western Digital)はSSDはもちろんHDDも多数販売しており、グレードによって色分けされているのが特徴です。また、「SanDisk」のブランド名でSDカードなども展開しており、ラインナップが豊富です。
ポータブル外付けSSDのおすすめ まとめ
以上、ポータブル外付けSSDのおすすめランキング10選でした。
1000MB/sクラスの外付けSSDは5位のバッファロー製品に検証環境との相性と思われる速度低下が発生しましたが、それ以外はカタログ性能を上回る速度を記録しました。
写真データ1000枚と20GBのファイルコピーもバッファローを除けば2秒以内の差に収まっており、速度を基準に優劣が付けられる差はないです。
そんな中でのベストバイは、Western Digital「WDBAGF0010BGY」。防水・防塵機能がない以外に欠点が見当たらず、コストパフォーマンス重視で選ぶなら間違いのない製品です。
2000MB/sクラスのSSDはキングストンとトランセンドの書き込み速度が公称値に届きませんでした。
しかし、これはテスト環境との相性によるものと思われます。他のパソコン環境では公称値通りの速度が出ている報告例もあるので、購入を検討する際は書き込みの減点は無視していいでしょう。
ランキング1位は検証用パソコンとの相性による減点があるにもかかわらず、キングストン「SXS2000/1000G」が獲得。際立った小ささが特徴で、実勢価格も安く、オススメできる製品です。
なお、1000MB/sクラスと2000MB/sクラスは検証方法こそ同じですが、採点基準はそれぞれ異なります。よって、1000MB/sと2000MB/ssのクラス間で、点数を比べても意味はありません。
ポータブル外付けSSDを検討している人は、本記事を参考にお気に入りを見つけてみてください。
ポータブル外付けSSDの売れ筋ランキングもチェック
ポータブル外付けSSDのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
速い、安い、小さい、熱くならない、衝撃に強い、と日常用途にピッタリのSSDです。