純正のApple Pencilと遜色ない互換ペンシルは?
優れた性能を持つアップル純正のApple Pencil(アップルペンシル)。精密な描画や筆圧検知にも対応する高性能なツールで、iPadユーザーの必需品といえます。ぜひ手に入れたいところですが、価格の高さが悩ましい点です。
純正のApple Pencilは優秀! ですが、価格が高いのがネック

Apple
Apple Pencil(USB-C)
Apple Pencil(第2世代)
Apple Pencil Pro
筆圧検知を備えるなど高性能ですが、1万円以上と高価なうえに、Apple Pencil ProとApple Pencil(第2世代)は対応モデルが限定されます。
安いiPad用互換ペンシルがたくさんある
そこで気になるのが、Amazon(アマゾン)などのネット通販で多数販売されているサードパーティ製の安価な互換ペンシル。価格も3千円前後と手ごろなのが魅力です。
でも、安いペンってどうなの? 性能が心配ですよね。

そこで、雑誌『家電批評』編集部とApple製品の専門家が、多くの機種に対応できて便利な、ワイヤレスとUSB-Cの2WAY充電に対応したiPad用タッチペン6製品を集めて比較し、おすすめを探しました。
果たして、Apple Pencilと遜色ない高コスパ製品はあるのでしょうか?
【結論】安いiPad対応タッチペンのおすすめは「Ciscle」
雑誌「家電批評」が安いiPad対応タッチペンの検証を行ったところ、1位ベストバイはCiscle「iPadタッチペン B-RB01(2024model)」でした。
ペン本体の材質や使い心地、磁気充電時の磁石の強さが純正ペンに近いです。
純正Apple Pencilに近い使い心地を求める人におすすめ
- CiscleiPadタッチペン B-RB01(2024model)
 - 最安価格: ¥1,899〜
 
iPad対応タッチペンの選び方
iPad用互換ペンシルは、ワイヤレス充電とUSB-C充電の2WAY充電タイプがおすすめです。
ワイヤレス充電

USB-C充電

Apple純正のペンはワイヤレス充電とUSB-C充電のどちらか一方のみの対応で、対応するiPadも異なります。
一方、2WAYタイプの互換ペンは、様々なモデルに対応(互換ペンは現状最新iPadのワイヤレス充電には非対応です。現状は最新iPadでワイヤレス充電対応できる互換ペンは見当たりません(検証時))。
ワイヤレス充電はiPadの対応モデルが限られます
サードパーティ製の2WAY充電タイプは、現行のiPadPro(M4)や iPad Air(M2)のワイヤレス充電には非対応。USB-C充電のみとなるので購入前に注意が必要です。

購入前にiPadの対応機種を必ずチェックしましょう。
安いiPad対応タッチペンのおすすめ
雑誌「家電批評」が安いiPad対応タッチペンの検証を行ったところ、1位ベストバイはCiscle「iPadタッチペン B-RB01(2024model)」でした。2位はKINGONE「iPad 専用ペン/P12」でした。
| 商品 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CiscleiPadタッチペン B-RB01(2024model)
 
![]()  | 
 | 
165mm  | 
13.5g  | 
8~10時間  | 
|||||||||
KINGONEiPad 専用ペン/P12
 
![]()  | 
 | 
166.0mm  | 
13.0g  | 
10時間(約)  | 
|||||||||
ESRiPad用タッチペン
 
![]()  | 
 | 
165mm  | 
13.0g  | 
9時間  | 
|||||||||
UGREENスマートスタイラスペン for ipad(LP707)
 
![]()  | 
 | 
165mm  | 
15.0g  | 
11~12時間  | 
|||||||||
HATOKUiPad専用ペン
 
![]()  | 
 | 
166mm  | 
13.0g  | 
10~12時間(約)  | 
|||||||||
MEKOiPad用ペンシル
 
![]()  | 
 | 
165mm  | 
12.7g  | 
11時間  | 
【1位】Ciscle「iPadタッチペン B-RB01(2024model)」
- CiscleiPadタッチペン B-RB01(2024model)
 - 最安価格: ¥1,899〜
 
- 書き味(書きやすさ)
 
- 書き味(筆圧)
 
- 書き味(遅延)
 
- 持ちやすさ
 
- 磁石
 
- 傾き感知
 
- 充電性能
 
- 機能性
 
- おすすめポイント
 - 
	
- 磁石の強さが純正に近い
 - 手に馴染むマットな質感
 
 - がっかりポイント
 - 
	
- 筆圧検知には非対応
 
 
- 幅
 - 8.9mm
 - 奥行
 - 8.5mm
 - 高さ
 - 165mm
 - 重量
 - 13.5g
 - 稼働時間
 - 8~10時間
 - 型番
 - RB01-2024model
 
多少の衝撃では外れない ピタッとついて充電
純正品に近い強めの磁石

ワイヤレス充電ができても、実は磁石が弱くてすぐに外れてしまう製品がほとんど。
Ciscle「iPadタッチペン B-RB01(2024model)」は純正ペンに近く側面にピタッとくっついて簡単には外れません。
マットな質感で手にしっくりなじむ
ややザラッとした手触りが高評価

書き味はペン先の交換やiPadの画面のフィルムによって向上できますが、ボディの持ちやすさには差がありました。
Ciscle「iPadタッチペン B-RB01(2024model)」はツルツルしない材質で手にしっくりなじみます。
総評
iPad本体に磁石でしっかりくっつくので外出時に紛失する心配が少ないです。手に吸いつくような材質で持ちやすさも優秀です。
【2位】KINGONE「iPad 専用ペン/P12」
- KINGONEiPad 専用ペン/P12
 - 検証時価格: ¥2,549〜
 
- 書き味(書きやすさ)
 
- 書き味(筆圧)
 
- 書き味(遅延)
 
- 持ちやすさ
 
- 磁石
 
- 傾き感知
 
- 充電性能
 
- 機能性
 
- おすすめポイント
 - 
	
- 機能性BEST
 - ショートカット機能搭載
 
 - がっかりポイント
 - 
	
- 磁石が弱くややグラグラ
 - 筆圧検知には非対応
 
 
- 幅
 - 9.0mm
 - 奥行
 - 8.0mm
 - 高さ
 - 166.0mm
 - 重量
 - 13.0g
 - 稼働時間
 - 10時間(約)
 

メタルタイプのペン先の替えが付属します。
純正にはないショートカット機能を搭載
使い慣れると便利な機能です

ペン上部の物理ボタンを1回押すとホーム画面に戻り、2回押すと開いてるアプリを全て表示するマルチ画面に。
3回押すとスクリーンショット撮影が可能です。
総評
独自のショートカット機能やメタル製の替えペン先が付属するなど付加機能面が充実。軽い持ち心地も高評価でした。
【3位】ESR「iPad用タッチペン」
- ESRiPad用タッチペン
 - 検証時価格: ¥3,399〜
 
- 書き味(書きやすさ)
 
- 書き味(筆圧)
 
- 書き味(遅延)
 
- 持ちやすさ
 
- 磁石
 
- 傾き感知
 
- 充電性能
 
- 機能性
 
- 直径
 - 8.0mm
 - 高さ
 - 165mm
 - 重量
 - 13.0g
 - 稼働時間
 - 9時間
 
【4位】UGREEN「スマートスタイラスペン for ipad(LP707)」
- UGREENスマートスタイラスペン for ipad(LP707)
 - 最安価格: ¥2,599〜
 
- 書き味(書きやすさ)
 
- 書き味(筆圧)
 
- 書き味(遅延)
 
- 持ちやすさ
 
- 磁石
 
- 傾き感知
 
- 充電性能
 
- 機能性
 
- 直径
 - 9mm
 - 高さ
 - 165mm
 - 重量
 - 15.0g
 - 稼働時間
 - 11~12時間
 - 型番
 - 35834
 
【5位】HATOKU「iPad専用ペン」
- HATOKUiPad専用ペン
 - 検証時価格: ¥2,599〜
 
- 書き味(書きやすさ)
 
- 書き味(筆圧)
 
- 書き味(遅延)
 
- 持ちやすさ
 
- 磁石
 
- 傾き感知
 
- 充電性能
 
- 機能性
 
- 直径
 - 9mm
 - 高さ
 - 166mm
 - 重量
 - 13.0g
 - 稼働時間
 - 10~12時間(約)
 - 型番
 - ID766
 
【6位】MEKO「iPad用ペンシル」
- MEKOiPad用ペンシル
 - 最安価格: ¥1,999〜
 
- 書き味(書きやすさ)
 
- 書き味(筆圧)
 
- 書き味(遅延)
 
- 持ちやすさ
 
- 磁石
 
- 傾き感知
 
- 充電性能
 
- 機能性
 
- 直径
 - 8mm
 - 高さ
 - 165mm
 - 重量
 - 12.7g
 - 稼働時間
 - 11時間
 
タッチペンとスタイラスペンの違い

iPadやAndroidタブレット、スマホを操作するときに使用するタッチペンは、スタイラスペンとも呼ばれています。鉛筆などの一般的な文房具ではディスプレイは反応しませんが、タッチペン(スタイラスペン)は、PCやタブレット、スマートフォンなどの画面に流れる電流を吸収することで、どこに触れたかを検知する仕組みになっています。
「タッチペン」と「スタイラスペン」の違いとは?
「タッチペンとスタイラスペンは何が違う?」という人も多いでしょう。答えは、どちらも同じで大きな違いはほとんどありません。
メーカーによっては、シンプルな機能でタッチ操作できるものを「タッチペン」、機能が豊富で細かい描写に適しているペンを「スタイラスペン」と呼ぶようです。
今回は、シンプルに格安のApple Pencil互換ペンをタッチペン(スタイラスペン)として、比較しました。
純正Apple Pencilと互換製品の一番の違いは?
「筆圧検知機能の精度」が最大の違いです。
Apple Pencilは、iPadのOSと連携し、わずかな筆圧の変化を線に反映させられます。プロのイラストレーターやデザイナーにとっては、この差が重要になります。
一方で、メモ書き、PDFへの注釈…といった用途であれば、互換ペンシルの機能で十分使えます。一番の違いを理解した上で、用途と予算に合わせて選ぶのが最も賢い選択です。
まとめ:書き味はどれも高レベル。持ちやすさで選ぼう!
以上、iPad用互換ペンシルのおすすめランキング6選でした。
iPad用互換ペンシルは、純正の5分の1以下という価格が魅力。今回、人気6製品を比較テストした結果、ベストバイに選ばれたのはCiscle「iPadタッチペン B-RB01(2024model)」でした。
書き味や傾き感知は今回テストした6製品とも大きな差はなく、純正と比べても遜色のない性能でしたが、持ちやすさや磁気充電時の磁石の強さが他製品よりも一歩優れていて、評価を上げました。
    
          イラストを描くなどの細かい作業には筆圧検知機能のあるApple純正ペンがおすすめですが、文字を書く程度であれば互換ペンでも書き味に大きな差はありません。手ごろな価格なので、外出用に1本あると便利です。
記事を参考にお気に入りのiPad用互換ペンシルを見つけてみてください。
iPad用互換ペンシルのおすすめ

Ciscle
iPadタッチペン
B-RB01
(2024model)
タッチペンの売れ筋ランキングもチェック!
タッチペンのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
      
    
    
![家電批評: ベストバイ[リボンなし]](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/b/3/100wm/img_b3288d40ddd40fcbbae4c094af12cf8323865.png)








    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
        
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
          
    
        
メタルのペン先は書くところがよく見えるので、あると便利です。