【結論】最強のドラム式洗濯機は日立
雑誌『家電批評』編集部がドラム式洗濯機を検証した結果、見事1位でベストバイに輝いたのは、日立「ビッグドラム BD-STX130M」です。タッチパネルは操作しやすく、メンテナンスも楽な使い勝手に優れたモデルです。洗浄力、乾燥力を重視する人におすすめです。
洗浄も乾燥もトップ評価!
- 日立ビッグドラム BD-STX130M
- 最安価格: ¥283,000〜
最強のドラム式洗濯機を選ぼう

洗濯から乾燥までを1台で完結させてくれる「ドラム式洗濯機(ドラム式洗濯乾燥機)」。パナソニックの『ななめドラム』や東芝の『ZABOON』、シャープの『プラズマクラスター』、日立の『ビッグドラム』など、人気シリーズが勢ぞろいしています。
しかし、昨今は物価の高騰も続いており、購入に失敗は許されません。そこで本企画では、雑誌『家電批評』編集部が4大メーカーの最上位(ハイエンド)モデルを実機検証。カタログスペックだけでは分からない「真の洗浄力・乾燥性能・使い勝手」を徹底比較しました。今、本当に投資すべき“最強の1台”を発表します。
さらに、「最新機能はいらないから、とにかく安く買いたい!」という人のために、本記事後半で「 【型落ち】お得なドラム式洗濯機ランキング」を掲載。数万円安く買える狙い目モデルを紹介しています。
ドラム式洗濯機の選び方
ドラム式洗濯乾燥機には、製品自体の機能だけでなく、事前に押さえておきたいポイントがあります。ここでは、購入前に知っておきたい3つの基本を紹介します。
<選び方1>高級機の専売特許だった乾燥方式(ヒートポンプ式)が低価格機にも普及
ドラム式は縦型と異なり、省エネで生地(衣類)にやさしい「ヒートポンプ式乾燥」を使えるのがメリットです。
ヒートポンプ式は本体価格が高くなりがちで、これまでは中〜高級機にのみ採用されてきました。しかし、15万円を切る低価格なヒートポンプ採用機も登場し、その常識が変わりつつあります。
主流は「ヒートポンプ式」
ヒートポンプ式の特徴:湿った空気を乾いた温風に変換

洗濯槽内の空気から取り出した熱で洗濯物を乾燥。低温で生地にやさしいのが特徴です。空気を暖める過程で除湿も行うため、運転が短時間&電気代が安いのもメリットです。
- 採用メーカー:パナソニック、日立、東芝
| ヒートポンプ式 | |
| メリット | ◯ 温度を上げやすい |
| ◯ 乾燥が早く省エネ | |
| デメリット | △ 本体が高価になりがち |
ついに低価格機もヒートポンプ式を採用開始!

ニトリ
ND120HL1
価格 ¥149900(検証時)
低価格機に多い「ヒーター式」
ヒーター式の特徴:ヒーターの高温でしっかり乾燥

ヒーターの熱で乾燥する方式です。本体の購入コストを抑えられ、温度を上げやすい半面、電気代が高くなる傾向があります。
- 採用メーカー:アイリスオーヤマ
| ヒーター式 | |
| メリット | ◯ 温度を上げやすい |
| ◯ 本体を安くできる | |
| デメリット | ✕ 生地が傷みやすい |
| ✕ 電気代が高くなる |
シャープが採用する「ハイブリッド式」
ハイブリッド式の特徴:ヒートポンプとサポートヒーターの組み合わせ(ベースはヒートポンプ)

シャープが採用している独自の乾燥方式です。ヒートポンプに加え、立ち上がり時などの温度上昇をサポートするヒーターを搭載。電気代が安く、乾燥ムラができにくい点が特徴です。
- 採用メーカー:シャープ
<選び方2>適切な容量を選べば縦型と遜色ない洗浄力に

かつては、縦型洗濯機がドラム式の洗浄力を上回ると言われていました。しかし最近ではドラム式の性能も向上し、大きな差はなくなっています。
ただし、その洗浄力は洗濯物を適切な量で洗ってこそ発揮されるものです。洗濯槽がパンパンになるまで詰め込んでしまうと、十分な効果が得られなくなります。
そのため、日頃の洗濯量に合わせて余裕のあるサイズを選ぶことが大切です。性能をフルに発揮できる洗濯物の量は、洗濯機の容量の6〜7割程度が目安。1人が1日に出す洗濯物量の目安は約1.5kgといわれているので、機種選びの参考にしてください。
「ドラム式洗濯機」と「縦型洗濯機」の主な違い
| ドラム式洗濯機 | 縦型洗濯機 | |
| 洗浄力 | 縦型より 若干劣る |
高い |
| 衣類の絡み・ 傷み |
生地に やさしい |
絡みが多く 傷みやすい |
| 使用水量 | 少なめ | 多め |
| 乾燥方式 | ヒートポンプ など |
ヒーター |
| 乾燥時電気代 | 安い製品が 多い |
高い製品が 多い |
| 設置サイズ | 大型の製品が 多い |
比較的 省スペース |
<選び方3>洗浄力爆上がりの「温水洗浄」は容量が減って時間もかかる
主に高級機に搭載される「温水洗浄」は、洗剤の効果を引き出して洗浄力を高める機能です。洗剤は40℃以上で酵素が活性化するため、温水で洗うのが理想です。
しかし、「温水だから短時間で汚れが落ちそう」というイメージは誤り。実際は常温より時間がかかり、一度に洗える量も激減します。頑固な汚れを落とす際には頼りになりますが、毎日使う機能ではないため、その特性を理解して活用しましょう。
水温と洗濯洗剤の効果
| 水温 | 効果 | 対応衣類 |
| 60°C | 除菌 | 白物 |
| 40°C | 洗剤中の酵素が 活性化する |
普段着 |
| 37°C | 皮脂が溶け出す | ━━ |
| 30°C | 汚れを しっかり洗える |
おしゃれ着 |
| 15°C | 汚れ落ちが よくなる |
普段着 |
| 8.4°C | 水道水の年間最低温度 (東京都・1月平均値) |
━━ |
常温選択時と温水選択時の比較
| 洗濯容量(最大) | 洗い時間(目安) | |
| パナソニック ななめドラム 洗濯乾燥機 NA-LX129E |
常温 12kg | 8〜9分 |
| 温水 4.5kg | 30〜95分 | |
| 東芝 ZABOON TW-127XP5 |
常温 12kg | 14分 |
| 温水 5kg | 100〜170分(40°C) | |
| シャープ プラズマクラスター ドラム式 洗濯乾燥機 ES-12X1 |
常温 12kg | 7〜13分 |
| 温水 12kg | 97〜98分 | |
| 日立 ビッグドラム BD-STX130M |
常温 13kg | 12分 |
| 温水 2kg | 60分 |
ドラム式洗濯機の比較方法
洗濯機を比較するにあたり大切なのはテスト&評価方法。容易に買い替えられない製品なので、複数の項目でしっかりチェックしました。
<検証1:洗浄力>泥汚れ・カレー・口紅も落ちる? 最強の「汚れ落ち」をガチ比較

テストに使用した衣類
- Tシャツ
- ブラウス
- ワイシャツ
- エプロン
- チノパン
- パーカー
- タオル
- 薄手のバスタオル
「6種類の衣服」と「2種類のタオル」(計8種類)および、洗濯業界で使用される標準人工汚染布・リアルな汚れ(カレー[油・色素]、口紅[色素]、赤土[微粒子・泥])を付けた「汚染布」を使い、汚れ落ちをチェック。洗濯前後の終了後の汚染布の色の違いを数値化し、採点しました。
<検証2:乾燥力>厚手のパーカーも乾く? 生乾き臭を防ぐ「乾燥性能」をチェック
脱水が終わった8種類(前述)の衣類を乾燥モードで運転し、前後の重量比を数値化して評価しました。ただし、数値上は完全に乾燥していても、実際に触れると印象が異なる場合があります。そのため、触感による評価も加味して最終的なスコアを決定しました。
<検証3:生地傷み>お気に入りの服が傷みにくいのはどれ?

5つの穴が開いたテスト専用の布を衣類と一緒に洗濯・乾燥させ、ほつれ出た糸の本数をカウントしました。その糸の本数が少なかった製品を、より「生地にやさしい」と判定しました。
<検証4:電気代>1回いくらかかる?「「省エネ・光熱費」コスト比較

消費電力✕31円=料金(1kWhあたりの利用料金を31円として計算)
各製品に消費電力を計測するワットモニターを設置し、標準コースでの「洗濯から乾燥まで」の消費電力量に基づいて電気料金を算出。その結果を点数化しました。
電気料金は、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価(1kWhあたり31円)を基準に算出しています。
<検証5:使い勝手>お手入れが楽なのは? 操作性や「自動掃除機能」を評価

タッチパネルの操作性やお手入れのしやすさなどを、編集部の主観で評価しました。洗剤自動投入タンクの掃除のしやすさなど、細部までチェックしています。
<検証6:時短性能>スペック表との齟齬はある?「実際の運転時間」を計測
標準コースで洗濯から乾燥までを行った際の、実際の運転時間を計測しました。テストでは常温の水を使用しています。
なお、機種によっては表示時間と実測の運転時間が大幅に異なるケースもありました。
それでは、テストの結果を発表します。
<参考テスト>メーカー別の独自機能を調査。AIお洗濯や温水洗浄の実力は?
今回のドラム式洗濯機の検証では、公平を期すため各製品で同一内容のテストを行っています。しかし、それではメーカー固有の洗浄モードの実力までは測れません。そこで、メーカーごとの“推し”モードも合わせてチェックしました。
ドラム式洗濯機のおすすめランキング
雑誌『家電批評』編集部が実機を実際に比較検証してわかった、ドラム式洗濯機のおすすめランキングです。1位でA評価、ベストバイは日立グローバルライフソリューションズ「BD-STX130M」、2位はA評価の東芝「TW-127XP5」でした。
| 商品 | |||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立ビッグドラム BD-STX130M
![]() |
|
630mm |
720mm |
1065mm |
93kg(約) |
洗濯13kg、乾燥7kg |
ヒートポンプ |
37.7℃ |
◯ |
||||||
東芝ZABOON TW-127XP5
![]() |
|
645mm(給・排水ホース含む) |
720mm(給・排水ホース含む) |
1060mm(給・排水ホース含む) |
89kg(約) |
洗濯12kg、乾燥7kg |
ヒートポンプ |
41.3℃ |
◯ |
||||||
パナソニックななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129E
![]() |
|
639mm(給・排水ホース含む) |
722mm(給・排水ホース含む) |
1060mm(給・排水ホース含む) |
81kg |
洗濯12kg、乾燥6kg |
ヒートポンプ |
40.2℃ |
◯ |
||||||
シャーププラズマクラスター ドラム式洗濯乾燥機 ES-12X1
![]() |
|
640mm(給・排水ホース含む) |
719mm(給・排水ホース含む) |
1120mm(給・排水ホース含む) |
80kg(約) |
洗濯12kg、乾燥6kg |
ハイブリッド |
19.2℃ |
◯ |
【1位】日立「ビッグドラム BD-STX130M」
- 日立ビッグドラム BD-STX130M
- 最安価格: ¥283,000〜
- 洗浄力
- 乾燥力
- 生地傷み
- 電気代
- 使い勝手
- 幅
- 630mm
- 奥行
- 720mm
- 高さ
- 1065mm
- 重量
- 93kg(約)
- 容量
- 洗濯13kg、乾燥7kg
- 乾燥方式
- ヒートポンプ
- 温水洗浄時排水温度
- 37.7℃
- スマホ連携
- ◯
- 型番
- BD-STX130ML(W)
▼テスト結果(ダイジェスト)
| 洗浄率 (汚染布) |
運転時間 (実測) |
1回あたりの 電気代 |
| 50.3% | 3時間35分 | 45.4円 (1.464kWh) |
洗濯機としての基本機能である「洗浄力」と「乾燥力」でトップ評価を獲得したことが、躍進のカギになりました。
日立のウリはココ!
らくメンテ

乾燥フィルターレス設計と3つの自動清掃機能により、お手入れをラクにする機能。乾燥効率も維持できます。
らくはや風アイロン

大量かつ高速の風を衣類に直接当てて、シワを伸ばしてくれる機能。衣類によってはそのまま着られる仕上がりに。
<洗浄力>“洗浄力番長”のパナソニックを僅差で退けトップに!
前回のテスト時は見せ場なく終わってしまった日立。しかし、今回の洗浄力テストでは見事トップ評価を獲得しました。
特に前回と大きく変わったと感じたのが、カレーをはじめとする「リアル汚れ」の落ち方です。汚れ落ちの傾向がガラリと変わり、全体的に性能が底上げされ、不得手な汚れもなくなっていました。例えば、前回もっとも汚れ落ちが悪く低評価だった口紅も、今回のテストでは4製品中ナンバーワンの評価を得ています。
さらに、人工汚染布を使用したテストでもトップレベルの汚れ落ちを記録。これまではパナソニックがトップに立つことが多かった洗浄力テストですが、今回は日立がわずかに上回りました。
Before

写真左から、「カレー」「口紅」「赤土」。

After:平均洗浄率 85.0%

写真左から、「カレー」「口紅」「赤土」。
前回は汚れ落ちが良い順に「口紅>赤土>カレー」でしたが、今回は「赤土>カレー>口紅」へと汚れ落ちの傾向が変化しました。
注目すべきは、今回3種類の中で最も落ちにくかった口紅でさえ、前回のスコアを上回っている点です。苦手分野がなくなり、確実に性能が向上しています。
人工汚染布:洗浄率 50.3%

写真左「Before」、写真右「After」。
人工汚染布を用いた洗浄力テストでは、毎回「洗浄率50%」前後が優秀とされるボーダーラインです。今回のテストでこのラインをクリアしたのは、日立「ビッグドラム BD-STX130M」と東芝「ZABOON TW-127XP5」の2製品だけでした。
<乾燥力>高難度のチノパン&パーカーもほぼ完全に乾かした
- Tシャツ ◎
- ブラウス ◎
- ワイシャツ ◎
- エプロン ◎
- チノパン ◎
- パーカー ◯
- タオル ◎
- 薄手のバスタオル ◎
4製品中唯一、全ての衣類で「乾燥率100%」を達成しました。
実際に触ってみると、他製品が苦戦したチノパンはカラッと乾いており、難関の厚手パーカーでさえ、フードや脇下の裏地にわずかな湿気が残る程度。衣類をしっかり乾かしたうえに、乾燥時間が約2時間と短めだった点も優秀でした。
シワが少なくパーカーはふんわり

標準コースでも厚手の生地がしっかり乾き、シワもわずか。タオルはもちろん、パーカーもかなりふんわり仕上がりました。
<生地傷み>乾燥までしなければわりと生地にやさしい
Before


After:乾燥でできた糸のほつれが多め

東芝「ZABOON TW-127XP5」やパナソニック「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129E」と同等の評価ですが、乾燥時の糸のほつれは他製品に比べてやや多め。一方、洗浄〜脱水時は比較的少なめでした。
<電気代>乾燥力の高さの代償は電気代に現れました
| 洗濯〜乾燥 1回あたりの電気代 |
洗い〜脱水 1回あたりの電気代 |
乾燥のみ 1回あたりの電気代 |
|
| 日立 ビッグドラム BD-STX130M |
45.5円 | 6.6円 | 38.8円 |
| パナソニック ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129E |
27.7円 | 5.0円 | 22.7円 |
乾燥力が控えめで電気代も安いパナソニック「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129E」に比べて、日立「ビッグドラム BD-STX130M」は乾燥が高性能な分、約16円高くなりました。
<使い勝手>タッチパネルは操作しやすく便利な機能も多い
タッチパネルの出来がよく、操作にストレスを感じにくいのは日立製品の大きな特徴。また「洗濯アドバイス」や「コンシェルジュ機能」など、独自性の高い機能を搭載するアプリも便利で使いやすいです。
大きく見やすいタッチパネル

一覧性に優れた大型タッチパネルは、画面構成が秀逸で、ひと目で何ができるかわかりやすいのが魅力。タッチの感度もよく、操作が快適です。
次のページを見逃さない仕様

内容が1ページに収まらない場合に、画面遷移用の「>」マークが表示されるのは親切なポイント。
お手入れがラクすぎる

日立は乾燥フィルターをなくしたため、お手入れは「大容量糸くずフィルター」のみで完結。頻度も2週間に1回でOKという手軽さです。
アプリの情報も役に立つ

その日の天気に合わせた洗濯アドバイスに加え、シーンや衣類に最適なコースを提案してくれる機能も。迷いがちなコース選びをスマートにアシストしてくれる、役立つ情報が満載です。
<参考テスト>メーカーの“推し”モード:AIお洗濯

「AIお洗濯」は初期状態ではオフになっているので、このモードを使うときは設定メニューからオンにします。
「AIお洗濯」の洗濯データ(実測)
| 洗い〜脱水 運転時間 |
乾燥 運転時間 |
洗い〜乾燥 1回あたりの 電気量 |
洗い〜乾燥 1回あたりの 電気代 |
|
| 日立 ビッグドラム BD-STX130M |
1時間22分 | 2時間2分 | 1.499kWh | 46.5円 |
人工汚染布(After):洗浄率 56.2%

洗い方や運転時間を制御するという「AIお洗濯」を有効にして検証したところ、自動投入される洗剤量が標準時より増加。洗浄率は標準設定時の50.3%から56.2%にアップしましたが、これは単に洗剤量が増えた影響とも考えられます。
そう考えると、あえてこのモードを使う価値は微妙かもしれません。
正直、AIの作用は誤差の範囲かな……。
【2位】東芝「ZABOON TW-127XP5」
- 東芝ZABOON TW-127XP5
- 最安価格: ¥239,739〜
- 洗浄力
- 乾燥力
- 生地傷み
- 電気代
- 使い勝手
- 幅
- 645mm(給・排水ホース含む)
- 奥行
- 720mm(給・排水ホース含む)
- 高さ
- 1060mm(給・排水ホース含む)
- 重量
- 89kg(約)
- 容量
- 洗濯12kg、乾燥7kg
- 乾燥方式
- ヒートポンプ
- 温水洗浄時排水温度
- 41.3℃
- スマホ連携
- ◯
- 型番
- TW-127XP5L(T)
▼テスト結果(ダイジェスト)
|
洗浄率 (汚染布) |
運転時間 (実測) |
1回あたりの 電気代 |
| 50.6% | 3時間17分 | 40.2円 (1.298kWh) |
トップ評価こそありませんでしたが、どのテストも2〜3番手をキープ。大崩れしない抜群の安定感でスコアを積み上げ、見事総合2位に輝きました!
東芝のウリはココ!
ハイパワーUV除菌

UV-C(深紫外線)を照射し、衣類の菌やウイルスを抑制。洗えるものはもちろん、水洗いできないスーツやなどの消臭にも使えます。
ドアパッキン洗浄

お手入れの盲点になりがちなドアパッキンの裏側に溜まる糸くずを、洗濯時に自動で洗い流してくれる便利機能です。面倒な手作業の手間を省けます。
<洗浄力>カレー以外の汚れ落ちはどれも平均以上!
洗浄力テストの結果を詳しく見ると、皮脂汚れは十分落ちる一方、ガンコな汚れを標準コースで落とし切るのは少し難しそうです。
ただし、衣類を汚しがちな小さなお子さんがいる家庭でなければ、普段使いで不満を感じるシーンは少ないでしょう。
Before

写真上から、「カレー」「口紅」「赤土」。

After:平均洗浄率 76.4%
カレーの汚れは落ちが甘い

写真左上「口紅」、写真右上「カレー」、左下「赤土」。
リアル汚れは明らかに色が残っていますが、最も評価が低かったカレーでも、約70%の汚れを落としています。
人工汚染布:洗浄率 50.6%

写真左「Before」、写真右「After」。
汚れの落ちにくい常温洗浄で、洗浄率50%超えは立派な数字。4製品中1位の成績でした。
<乾燥力>パーカーとチノパン以外は完璧に乾燥!
3位以下の製品が乾燥に苦戦した厚手のパーカーとチノパンですが、東芝「ZABOON TW-127XP5」はベストバイの日立「ビッグドラム BD-STX130M」に肉迫する乾燥力を見せ、相当優秀です。
まず、乾燥前後の重量から算出した乾燥率を見ると、パーカー以外は100%を記録しました。
実際に触って確認すると、たしかにパーカーのポケットや脇の裏側、フードの縫い合わせには濡れや湿り気を感じました。また、チノパンのポケットにも湿り気がありましたが、それ以外の洗濯物は全て完全に乾燥していました。

数値上は100%乾燥していたチノパンですが、ポケットが少し湿っているなど、触ってみるとやや湿っている部分がありました。
パーカーは裏側数カ所に濡れ・湿りがありました。
それ以外は、完璧に乾燥しました。
- Tシャツ ◎
- ブラウス ◎
- ワイシャツ ◎
- エプロン ◎
- チノパン ◯
- パーカー ◯
- タオル ◎
- 薄手のバスタオル ◎

東芝の「洗濯乾燥コース」は、乾燥に入る直前に温風を吹きかけながら脱水する「プリヒート脱水」を採用しています。
<生地傷み>ほつれは少なめで他製品と同等の評価。標準コースならそれほど傷まない

写真左「Before」、写真右「After」。
東芝「ZABOON TW-127XP5」は前回のテストよりスコアを伸ばし、評価は2位タイ。比較的生地にやさしく、衣類をいたわる洗濯ができています。
<電気代>検証ごとに進化しどんどん安くなっている!
過去の東芝ハイエンドモデルとの比較(実測値)
| 洗濯〜乾燥 1回あたりの 電気代 |
乾燥のみ 1回あたりの 電気代 |
|
| ZABOON TW-127XP1 (2021年モデル) |
63.6円 | 58.3円 |
| ZABOON TW-127XP3 (2023年モデル) |
47.4円 | 45.0円 |
| ZABOON TW-127XP5 (2025年モデル) |
40.2円 | 37.7円 |
※電気量をもとに31円/kWhで計算しています
他製品と比較して特別安いわけではありませんが、モデルを重ねるごとに堅実に省エネ性能を向上させている点は評価できます。
<使い勝手>タッチパネルは操作しやすく便利な機能も多い
ハイパワーUV除菌のような便利機能だけでなく、毎回使うタッチパネルが使いやすく設計されているのも東芝の特徴です。
お手入れに関しては、下記で紹介している3つの機能(「ハイパワーUV除菌」「乾燥フィルターラクラクお手入れ」「新・排水フィルター」)に加え、洗濯槽や熱交換器、乾燥ダクトなどの自動洗浄機能を搭載。手間をかけずに清潔な状態を保ちやすくなっています。
このほか、約60°Cを含む5段階の水温設定が可能で、いざというときに汚れをしっかり落とせるのも見逃せないポイントです。
シンプルで見やすい画面。しかも、画面がさらに大型化!

以前から評価の高かったタッチパネルが9.2インチに大型化し、コース表示がより見やすくなりました。コース構成がシンプルなのもポイントで、操作に慣れていない人でも迷わず使えます。
色が変わってわかりやすい

選んだコースによって画面全体の色が変わるのも、分かりやすく親切な設計です。
使いやすい角度で、タッチしたときのレスポンスもいいですね。
使いやすい機能が充実!
ハイパワーUV除菌

除菌やウイルス抑制をする機能。洗濯中に除菌ができるコースも備わっています。
乾燥フィルターラクラクお手入れ

乾燥のたびに必要な綿ゴミの処理を、手を汚さずにできる便利機能です。
新・排水フィルター

メッシュ状の排水フィルターは、糸くずが絡まりにくくお手入れが簡単です。
<参考テスト>メーカーの“推し”モード:高濃度ワイドシャワー

洗剤自動投入の有効時に、注水シャワーへ洗剤を混合する「高濃縮ワイドシャワー」。洗浄力の向上と洗濯時間の短縮に効果があるという触れ込みでしたが、今回の検証ではその真価が発揮されない結果となりました。
まず、洗浄力については手動投入時と同等にとどまりました。さらに洗濯時間は、実測値で40分から43分へと延びてしまっています。
「高濃縮ワイドシャワー」で洗浄力を高めて時短化ということですが……

洗剤「自動投入」にすれば、設定なしで有効になる機能です。
汚れにシャワーが当たらない可能性も!?

取扱説明書には記載がないものの、洗剤自動投入を使用すると洗濯開始時の注水シャワーに洗剤が混ぜ合わされて、降り注ぎます。しかし……、汚れにシャワーが当たらない可能性があるのかもしれません。
洗濯データ(実測)
| 洗い〜脱水 運転時間 |
洗い〜脱水 1回あたりの 電気量 |
洗い〜脱水 1回あたりの 電気代 |
|
| ZABOON TW-127XP5 |
43分33秒 | 0.091kWh | 2.8円 |
人工汚染布(After):洗浄率 50.3%

使ってもあまり違いはなさそう。
【3位】パナソニック「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129E」
- パナソニックななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129E
- 最安価格: ¥359,251〜
- 洗浄力
- 乾燥力
- 生地傷み
- 電気代
- 使い勝手
- 幅
- 639mm(給・排水ホース含む)
- 奥行
- 722mm(給・排水ホース含む)
- 高さ
- 1060mm(給・排水ホース含む)
- 重量
- 81kg
- 容量
- 洗濯12kg、乾燥6kg
- 乾燥方式
- ヒートポンプ
- 温水洗浄時排水温度
- 40.2℃
- スマホ連携
- ◯
- 型番
- NA-LX129EL-W
▼テスト結果(ダイジェスト)
|
洗浄率 (汚染布) |
運転時間 (実測) |
1回あたりの 電気代 |
| 48.1% | 2時間13分 | 27.7円 (0.894kWh) |
<洗浄力>生地にやさしい半面、洗浄力は弱い……
洗浄力については、前回テストした「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129C」同様に良い値ですが、リアル汚れの落ちがわずかに弱くなった印象です。もし前回と同じパフォーマンスを維持できていれば、洗浄力は今回トップだった日立「ビッグドラム BD-STX130M」を上回る評価だったでしょう。
赤土に強く口紅に弱い:平均洗浄率 86.1%
カレー

写真左「Before」、写真右「After」。
口紅

写真左「Before」、写真右「After」。
赤土

写真左「Before」、写真右「After」。
汚れ落ちの得意・不得意の傾向は前回テストと同様ですが、カレーと口紅の落ち具合はやや低下しました。
人工汚染布:洗浄率 48.1%

写真左「Before」、写真右「After」。
リアル汚れほどではないものの、人工汚染布の汚れ落ちも、前回よりわずかに低い結果が出ました。
<乾燥力>「標準」はタオルと下着限定!? 時間は短いけど乾きも甘い
乾燥力は4製品中最下位という結果に。乾燥率では4製品中唯一100%に達しておらず、触った感触でも乾きの甘さが分かります。
これは他製品より圧倒的に短い乾燥時間が影響していそうですが、「1時間長くてもいいからしっかり乾かしてほしい」というのが正直なところです。
- Tシャツ ◯
- ブラウス ◯
- ワイシャツ ◎
- エプロン ◎
- チノパン △
- パーカー △
- タオル ◎
- 薄手のバスタオル ◯
パナソニックの乾燥はなぜ振るわなかったのか?
説明書には、標準乾燥はタオルや下着などの普段の衣類用で、厚物はしっかり乾燥を使うよう記載されています。しかし、そうなると、今回の検証でTシャツやブラウスといった薄手の衣類まで乾かなかったのはなぜなのか……、疑問が残ります。
<電気代>高い洗濯能力ながら電気代の安さが圧倒的!
電気代が特に安かった2製品の工程別金額
| 洗い・すすぎ・脱水 1回あたりの電気代 |
乾燥 1回あたりの電気代 |
|
|
パナソニック ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129E |
5.0円 (4製品中2位) |
22.8円 (4製品中1位) |
| シャープ プラズマクラスター ドラム式洗濯乾燥機 ES-12X1 |
3.7円 (4製品中1位) |
33.0円 (4製品中2位) |
トップクラスの洗浄力を発揮したパナソニックですが、電気代は4製品中2位と、省エネ性能にも優れています。
<使い勝手>操作はしやすいけれどお手入れで多少の不満も……
操作の要となるタッチパネルは、他製品よりややコンパクトですが、感度がよく不便を感じません。
3つの自動投入タンクや、ヒートポンプユニットのクリーニングサービス(有料)など、オリジナルの機能やサービスが多いのもパナソニックの魅力です。
この辺は自動化してほしいかも……

パナソニックで変化が見られないのが、乾燥フィルターと排水フィルターです。今や、指で綿ゴミを取り除かなければならないのは4製品中で本製品だけとなってしまいました。
<参考テスト>メーカーの“推し”モード:汚れはがしコース
頑固な皮脂汚れも落とせた! アピールするだけの実力があった汚れ落としのスペシャルコース
パナソニックの2024年モデルから搭載されている「汚れはがし」コースは、通常の洗濯洗剤に加えて専用の「洗浄強化剤」を使用する特別モード。
「追加の洗剤を使うだけで洗浄力のアップなどたかが知れている」と侮っていましたが、実際に試してみるとその威力は絶大。通常の洗濯時よりも大幅な汚れ落ちを見せました。
パナソニックだけにある第3の自動投入タンクが活かされる洗い方です
パナソニックの洗濯機だけが備えている(検証時)「3つ目の自動投入タンク」を活用するのが、「汚れはがし」コースです。これまで使っていなかった人も多いであろう「選べるタンク」が、このコースで有効活用されます。

LXシリーズの特長である「選べるタンク」は、おしゃれ着洗剤や酸素系液体漂白剤などを自動投入できるタンクです。

「汚れはがし剤」を入れて自動投入を設定。コースで「汚れはがし」を選択するだけで利用できます。
「汚れはがしコース」の洗濯データ(実測)
| 洗い〜脱水 運転時間 |
洗い〜脱水 1回あたりの 電気量 |
洗い〜脱水 1回あたりの 電気代 |
|
| パナソニック ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129E |
1時間35分 | 0.219kWh | 6.8円 |
見た目以上に測定データでは汚れが落ちており、通常コースでの検証時よりも洗浄率が約29%上昇しています。
洗浄率 76.8%

写真上から人工汚染布(Before)、人工汚染布(After)。
これは使う価値アリです。
「汚れはがし」コース対応機種
| ドラム式洗濯機 | 縦型洗濯機 | |
| 対応機種 | NA-LX129E NA-LX127E NA-LX125E NA-LX129D NA-LX127D NA-LX125D |
NA-FA12V5 NA-FA11K5 |
「汚れはがしコース」は洗剤メーカーと共同開発の専用洗剤を使用します
「汚れはがしコース」では、花王とパナソニックが共同開発した「洗たく用洗浄強化剤」を使用します。自動投入機能によって洗剤の投入タイミングと量が最適化されるため、つけ置きや予洗いに匹敵する洗浄力を発揮します。

花王
極ラク汚れはがし
実勢価格:¥1270
容量:900mL
液性:弱アルカリ性
特殊洗剤がズルいほどの威力を発揮していました。
【4位】シャープ「プラズマクラスター ドラム式洗濯乾燥機 ES-12X1」
- シャーププラズマクラスター ドラム式洗濯乾燥機 ES-12X1
- 最安価格: ¥268,080〜
- 洗浄力
- 乾燥力
- 生地傷み
- 電気代
- 使い勝手
- おすすめポイント
-
- 衣類へのダメージが圧倒的に少ない
- 時間をかけてしっかり乾燥
- 幅
- 640mm(給・排水ホース含む)
- 奥行
- 719mm(給・排水ホース含む)
- 高さ
- 1120mm(給・排水ホース含む)
- 重量
- 80kg(約)
- 容量
- 洗濯12kg、乾燥6kg
- 乾燥方式
- ハイブリッド
- 温水洗浄時排水温度
- 19.2℃
- スマホ連携
- ◯
- 型番
- ES-12X1-HL
▼テスト結果(ダイジェスト)
|
洗浄率 (汚染布) |
運転時間 (実測) |
1回あたりの 電気代 |
| 44.6% | 4時間37分 | 36.7円 (1.185kWh) |
<洗浄力>生地にやさしい半面、洗浄力は弱い……
洗濯物にやさしいということは、生地同士の摩擦が少ないということでもあり、その分、汚れ落ちは控えめになります。
そのため、汚れが強い衣類を洗う際は、洗い時間を長くしたり、温水コースを使うといいでしょう。
汚れ落ちは物足りない:平均洗浄率 44.6%

写真左「Before」、写真右「After」。
人工汚染布のテストでは、洗浄率44.6%と厳しい結果になりました。リアル汚れでは平均値こそ70%でしたが、カレー(色素)汚れの洗浄率は52.3%と低い数値にとどまりました。
<乾燥力>厚手の衣類にやや濡れが残るも時間をかけてしっかり乾燥
乾燥のみの所要時間は約3時間半と4製品の中で最長でしたが、その分、乾燥度合いは優秀です。数値上では完全に乾燥しているという結果になりました。
実際に触るとパーカーとチノパンに少し湿り気を感じる部分はありましたが、少し吊るしておけば問題なくなる程度です。

パーカーやチノパンでは、生地が重なった厚手の部分に湿り気を感じる箇所がありました。
- Tシャツ ◎
- ブラウス ◎
- ワイシャツ ◎
- エプロン ◎
- チノパン △
- パーカー △
- タオル ◎
- 薄手のバスタオル ◎
<生地傷み>生地の傷みにくさでは他製品を寄せつけず!
以前のテストで優れた結果を出したシャープの生地へのやさしさは今回も健在。他製品よりも一段上の傷みの少なさで、デリケートな衣類でも安心して洗えます。
他製品より圧倒的にやさしい

写真左「Before」、写真右「After」。
洗濯から乾燥までの工程を標準時間で行ったあとでも、布のほつれは少なく、生地へのダメージは最小限に抑えられています。ひどい汚れが少ない方には、まさに最適な選択と言えるでしょう。
生地傷みが少ない2製品の比較
| 洗い〜脱水 ほつれた糸の本数 |
洗い〜乾燥 ほつれた糸の本数 |
|
|
シャープ プラズマクラスター ドラム式洗濯乾燥機 ES-12X1 (4製品中1位) |
37本 | 41本 |
| 日立 ビッグドラム BD-STX130M (4製品中2位) |
43本 | 56本 |
シャープは乾燥まで行っても、ほつれは約41本に留まります。これは2位である日立の「脱水工程まで」の本数(43本)よりも少ない結果であり、驚異的と言わざるを得ません。
シャープは生地傷みの評価が毎回高く、それは今回のテストでも健在でした。
<使い勝手>タッチパネルが使いにくい。増える残り時間にもやきもき
乾燥の残り時間が20分のところで、時間の再計算が行われます。しかし、その計算状態のまま1時間以上経過することもあり、終了時間の予想がつきにくいのが難点です。
静電気でボタンが反応して止めてしまうかも……

操作パネルは液晶ではなく、ボタンを繰り返しタッチして設定を切り替える方式です。そのため、目的の項目をダイレクトに選択するような操作感ではありません。
多少長めでもいいので、終了目安時間を早く知りたいです。
<参考テスト>メーカーの“推し”モード:温水極め洗い
シャープの温水洗濯モード「温水極め洗い」コースは、温水温度が約35℃と他社機種に比べて低めです。しかし、洗い工程だけで通常時の約7倍にあたる約1時間40分をかけるため、洗浄力は大幅にアップしています。

「洗濯」または「洗〜乾」ボタンを数回タッチして、「温水極め洗い」コースを選択します。
「温水極め洗い」の洗濯データ(実測)
| 排水温度 | 洗い〜脱水 運転時間 |
洗い〜脱水 1回あたりの 電気量 |
洗い〜脱水 1回あたりの 電気代 |
|
| シャープ プラズマクラスター ドラム式洗濯乾燥機 ES-12X1 |
19.2℃ | 2時間25分 | 0.481kWh | 14.9円 |
人工汚染布(After):洗浄率 69.8%

【型落ち】ドラム式洗濯機のおすすめランキング
コストを抑えてお得にドラム式洗濯機を手に入れたい方には、型落ち製品が狙い目です。前モデルというだけで数万円以上安く購入できるケースもあります。
そこでここでは、雑誌『家電批評』が前回行ったドラム式洗濯機おすすめランキングを紹介します。
注:テストは、「温水洗浄+標準乾燥」で行っています(最新モデルのテストは「標準洗浄+標準乾燥」で実施しています)。
【1位】パナソニック「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129C」
- パナソニックななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129C
- 最安価格: ¥328,651〜
- 洗浄力
- 乾燥力
- 生地傷み
- 電気代
- 使い勝手
汚れがしっかり落ちるパナがベストバイ!
【型落ち】ドラム式洗濯機おすすめランキングで1位、見事「ベストバイ」に輝いたのは、A+評価のパナソニック(Panasonic)「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129C」です。
特筆すべきは、その圧倒的な洗浄力。口紅の汚れ落ちこそ東芝「ZABOON TW-127XP3」に一歩譲りましたが、それ以外の項目では全制覇に迫る勢いを見せました。特にリアルな汚れであるカレーは、常温でも色が判別できなくなるレベルまで落ちており、食べこぼしなどで頻繁に洗濯が必要なご家庭にも最適です。
乾燥性能も十分に健闘しています。順位こそ4製品中4位ですが、これは他製品がハイレベルすぎたため。実際には、全メーカーが厚手の衣類以外をほぼ完ぺきに乾燥させています。パナソニックで明らかに湿っていると感じたのはチノパンのポケット裏程度で、パーカー等にわずかな湿気を感じる部分はありましたが、実用上は問題ないレベルです。
また、乾燥テストの評価外ながら、衣類の仕上がりの良さも見逃せません。形状記憶シャツはシワがほとんど残らず、美しい仕上がりでした。
さらに嬉しいのが、運転時間の短さです。洗濯から乾燥まで4〜5時間かかる製品もあるなか、本機は2時間台で終了します。他社が1回回す間に2回近く洗濯できるスピードは驚異的。この短縮が節電にも繋がり、電気代の安さでもシャープ「ES-X11B」と並んで1位に輝きました。
洗浄力の高さと経済性を両立させたい方に、心からおすすめできる一台です。
- おすすめポイント
-
- 洗浄力&電気代重視ならコレ!
- 乾燥時間が短く電気代も安い
- タッチパネルの操作&表示が秀逸
- 幅
- 639mm(給・排水ホース含む)
- 奥行
- 722mm(給・排水ホース含む)
- 高さ
- 1060mm(給・排水ホース含む)
- 重量
- 82kg(約)
- 洗濯容量
- 12kg
- 乾燥容量
- 6kg
- 洗剤自動投入
- ◯
- スマホ連携
- ◯
- 乾燥方式
- ヒートポンプ
- 型番
- NA-LX129C
▼テスト結果(ダイジェスト)
|
洗浄率 (常温・汚染布) |
洗浄率 (温水・汚染布) |
運転時間 (実測) |
1回あたりの 電気代 |
| 50.8% | 66.9% | 2時間37分 | 36.3円 (1.17kWh) |
パナソニックは洗浄力で得点を稼いだのに加え、乾燥力も好成績。生地傷みこそ伸び悩みましたが、電気代も使い勝手も優秀で、ほとんど弱点がありません。
パナソニックのウリはココ!
トリプル自動投入

液体洗剤・柔軟剤に加え、おしゃれ着or酸素系漂白剤用の自動投入が可能です。
はっ水回復コース

洗濯で落ちていくウェアのはっ水機能を、ヒートポンプ乾燥の熱で回復します。
スマホで洗濯

アプリから使えるコースに「レースカーテン」「敷きパッド」が新たに追加されました。
<洗浄力>常温・温水どちらのテストでも汚れ落ちNo.1!

前回のテストでも評価が高かった洗浄力は、新モデルにもしっかり継承。汚染布の検証でもリアル汚れの検証でも、圧巻の実力を見せつけました。
特に、リアル汚れは常温洗浄でもよく落ち、カレーなどは色残りがほとんどわからないほど。また温水洗浄に至っては、カレーの汚れ落ち99.9%という驚きの数値をたたき出しました。
人工汚染布(常温):洗浄力 50.8%

常温でトップ評価。数値を見ると低く見えますが、他社より一段上の洗浄力です。
人工汚染布(温水):洗浄率 66.9%
カレー・口紅・赤土(常温):洗浄率 87.5%

個別の汚れで見ると口紅だけは東芝が1位でしたが、残る2つはパナソニックが1位。特にカレーは他社に大差での圧勝でした。
カレー・口紅・赤土(温水):洗浄率 96.5%

常温と同じく、カレー1位、口紅2位、赤土1位。どれも90%以上汚れを落とし、目視ではほぼ真っ白でした。
運転時間(常温洗浄〜強乾燥):【表示】3時間10分→【実際】2時間37分
2時間台で洗濯から乾燥まで終わるのはかなりうれしいです。
<乾燥力>最高ではないけれどかなり優秀です
- Tシャツ ◎
- ブラウス ◎
- ワイシャツ ◎
- エプロン ◎
- チノパン △
- パーカー ◯
- タオル ◎
- 薄手のバスタオル ◎
ほとんどの洗濯物を完全乾燥できましたが、今回は乾燥力テストがハイレベルで成績は4位。パナソニックは厚手のパーカーで裾に少し湿度を感じたほか、チノパンもポケット裏が湿っていました。
乾燥具合(常温洗浄〜強乾燥):【洗濯前】3.99kg→【洗濯後】4.00kg

4製品で唯一重さが増加。数値上ではチノパンの乾きがイマイチでした。
チノパンとパーカーは今回の最難関でした。
▼Tシャツ:薄手の衣類ならしっかり乾きます。
▼ワイシャツ:そのまま着られるレベルです。

▼チノパン:ポケット裏は湿っています。

<生地傷み>温水洗浄は他製品より生地にやさしめ
生地傷みテストは、温水洗浄で検証。
テスト結果は2番手でしたが、トップの製品と大きな差はなく、テストした4製品のなかでは生地にやさしいほうです。ただし、乾燥時の生地傷みは他社製品と変わりません。


温水洗浄が生地にかなり負荷をかけるようで、どの製品も得点が全く伸びませんでしたが、パナソニックだけは他社より少し傷みにくいという結果に。
生地傷みが気になる人は乾燥までやらないほうがいいかも。
<電気代>乾燥時間が短く電気代も安い!

電気代下位の製品は、乾燥に時間を使い、電気代が高くなる傾向。パナソニックやシャープは乾燥が短いため、電気代が安くなっています。
<使い勝手>パッと見てわかりやすいタッチパネルの操作&表示が秀逸!

パナソニックが使いやすい理由のひとつが、このタッチパネル。
大型&カラー表示で見やすいのはもちろん、メニューを開くとアイコンやイメージ、ちょっとした解説なんかも出るなど、めちゃくちゃわかりやすいんです。親切で操作がわかりやすく、洗濯に不慣れな人も迷いません!
自動投入

3つ目の自動投入タンクに漂白剤が入れられるのは◎。
【2位】東芝「ZABOON TW-127XP3」
- 東芝ZABOON TW-127XP3
- 最安価格: ¥197,622〜
- 洗浄力
- 乾燥力
- 生地傷み
- 電気代
- 使い勝手
- おすすめポイント
-
- 乾燥力重視ならコレ!
- リアル汚れの落ちはベストバイに肉薄!
- 幅
- 645mm(給・排水ホース含む)
- 奥行
- 720mm(給・排水ホース含む)
- 高さ
- 1060mm(給・排水ホース含む)
- 重量
- 89kg(約)
- 洗濯容量
- 12kg
- 乾燥容量
- 6kg
- 洗剤自動投入
- ◯
- スマホ連携
- ◯
- 乾燥方式
- ヒートポンプ
- 型番
- TW-127XP3R(T)
▼テスト結果(ダイジェスト)
|
洗浄率 (常温・汚染布) |
洗浄率 (温水・汚染布) |
運転時間 (実測) |
1回あたりの 電気代 |
| 46.6% | 64.7% | 4時間1分 | 61.1円 (1.97kWh) |
4製品中1位だった乾燥力に加え、洗浄力や使い勝手でも上位を記録しました。
東芝のウリはココ!
抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX

水に含ませた微細な泡で洗浄効果を高める、東芝独自の洗浄技術です。
UV除菌機能

従来の「UV温風除菌」に代えて3つのUV除菌・消臭機能を搭載。
ドアパッキン洗浄

熱交換器や乾燥ダクトなどに加え、ドアパッキンも自動洗浄仕様に。
<洗浄力>リアル汚れの落ちはベストバイに肉迫!

洗浄力の評価は、ベストバイのパナソニック「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129C」に次ぐ2位。特にリアル汚れの落ちが光りました。
なお、下位製品は常温だとリアル汚れが落ちにくい傾向がありましたが、東芝にはそれがなく、満遍なく汚れを落としたことも好結果の要因です。
人工汚染布(常温):洗浄率 46.6%

汚れ落ちは平均的。ベストバイのパナソニックと比べると、人工汚染布の汚れはやや落ちなかったものの、日立と並んで2位タイの評価となりました。
人工汚染布(温水):洗浄率 64.7%
カレー・口紅・赤土(常温):洗浄率 84.6%

リアル汚れの落ちは3種類とも高成績でしたが、特に口紅の汚れ落ちがテスト製品中随一! 常温洗浄でもよく落ちました。カレーと赤土の汚れ落ちも上々です。
運転時間(常温洗浄〜強乾燥):【表示】4時間55分→【実際】4時間1分
運転時間は長いですが、実際の時間のほうが短いのは好印象です。
<乾燥力>厚手の衣類もかすかな湿度のみ!ほぼ完全に乾かせます
- Tシャツ ◎
- ブラウス ◎
- ワイシャツ ◎
- エプロン ◎
- チノパン ◯
- パーカー ◯
- タオル ◎
- 薄手のバスタオル ◎
過去のテストでも乾燥力の評価が優秀だった東芝。今回は、見事全製品中1位の評価を獲得しました。乾燥前後の洗濯物の重量から算出した乾燥率は、強乾燥・標準乾燥ともに全ての洗濯物が100%超え。これは東芝だけの快挙です。
また、実際に触ってチェックしてみても、パーカーのポケット裏と袖口、首の縫い目の裏側、チノパンの左前ポケット先端にわずかな湿気(湿っているといえないレベル)を感じただけ。乾燥力重視なら、東芝が最有力です。
乾燥具合(常温洗浄〜強乾燥):【洗濯前】3.96kg→【洗濯後】3.92kg
数値上では全ての洗濯物を100%乾燥。標準乾燥も強力です。
▼Tシャツ:Tシャツの仕上がりは良好です。
▼ワイシャツ:東芝は形状記憶シャツでほぼシワができませんでした。

▼チノパン:チノパンのシワは深め。でも数値上は完全乾燥!

▼パーカー:パーカーは分厚い部分にわずかな湿気を感じました。

最難関である厚手のパーカーとチノパンは、どのメーカーの強乾燥でもカラッカラにはなりませんでした。ただし、東芝は他社に比べて湿気を感じる範囲が狭い印象です。
<使い勝手>誰でも使いやすい便利機能が満載です
頻繁に洗えない衣類を除菌・消臭して清潔さを保てるUV除菌機能は、東芝のウリのひとつ。また、お手入れをラクにする機能も充実していて、洗濯槽はもちろん、乾燥ダクトや熱交換器、ドアパッキンなども自動で洗浄してくれます。

洗えない衣類を除菌&消臭します。

排水フィルターは格子状です。
大型で見やすいタッチパネル

角度にまでこだわった大型のタッチパネルがとにかく見やすい! モードによって画面の色が変わるのも◎。
触れずにゴミをポイッ

ワンプッシュでゴミを落とせる乾燥フィルターが使いやすいです。
“全部入り”と言っていいほど自動お手入れ機能も充実!
コースによっては乾燥工程で本格脱水。途中で一部を取り出す人は気をつけて
洗濯乾燥コースを使用した際に、脱水後の水分の多さが気になりました。そこで乾燥なしの洗濯コースを試すと、こちらはしっかり脱水。動きを注視すると、どうやら洗濯乾燥コースでは本格的な脱水を乾燥の工程で行うようです。
本格的な脱水は乾燥時!

脱水後に自然乾燥させたいものだけを取り出す、というような使い方をする場合、洗濯と乾燥は別々で行うのが無難です。
【3位】シャープ「ドラム式洗濯乾燥機 ES-X11B」
- シャープドラム式洗濯乾燥機 ES-X11B
- 最安価格: ¥199,800〜
- 洗浄力
- 乾燥力
- 生地傷み
- 電気代
- 使い勝手
シャープは衣類にやさしい&コスパ重視派におすすめ
【型落ち製品】ドラム式洗濯機おすすめランキング第3位は、A評価のシャープ(SHARP)「ドラム式洗濯乾燥機 ES-X11B」です。
洗浄力はそれほどではないものの、生地へのやさしさは群を抜いているのがシャープの大きな特徴です。ただし、温水洗浄については運転時間が長くなる分、衣類への負担が増加。これはシャープに限らず他社も同様の結果でした。衣類へのやさしさを最優先するなら、常温での洗浄がおすすめです。
また、意外と知られていない魅力が「電気代の安さ」と「乾燥力の高さ」です。価格も大手メーカーのハイエンドモデルの中では比較的抑えられており、トータルでのコストパフォーマンスは非常に優秀。
本体価格も維持費も安く、コスパ重視派の方なら間違いなく検討の余地がある一台です。
- おすすめポイント
-
- 電気代重視ならコレ!
- ほつれが少なく生地にやさしい
- 幅
- 640mm(給・排水ホース含む)
- 奥行
- 739mm(給・排水ホース含む)
- 高さ
- 1115mm(給・排水ホース含む)
- 重量
- 84kg(約)
- 洗濯容量
- 11kg
- 乾燥容量
- 6kg
- 洗剤自動投入
- ◯
- スマホ連携
- ◯
- 乾燥方式
- ハイブリッド
- 型番
- ES-X11B-TL
▼テスト結果(ダイジェスト)
|
洗浄率 (常温・汚染布) |
洗浄率 (温水・汚染布) |
運転時間 (実測) |
1回あたりの 電気代 |
| 37.8% | 61.5% | 4時間16分 | 46.5円 (1.50kWh) |
シャープのウリはココ!
ハイブリッド乾燥NEXT
ヒートポンプ方式とサポートヒーターのハイブリッド乾燥は、AIが運転を制御します。
マイクロ高圧洗浄
微細な水滴を高圧シャワーで洗濯物に吹きつけ、繊維の奥の汚れを落とします。
<洗浄力>生地傷みは少ないですが洗浄力はパッとせず
生地傷みが少ないということは、それだけ機械力(洗浄するパワー)が小さいことを意味します。そのため、洗浄力が上がらず苦戦する結果となりました。
人工汚染布(常温):洗浄率 37.8%

人工汚染布の検証結果は、常温・温水ともに4製品中最下位。リアル汚れを含めても最下位でした。
人工汚染布(温水):洗浄率 61.5%
3種の汚れ洗浄力

東芝同様に口紅はかなり落ちます。 ただし、カレーと赤土がイマイチでした。
運転時間(常温洗浄〜強乾燥):【表示】3時間17分→【実際】4時間16分
最初の表示より1時間近く延長。運転時間もかなり長いです。
<乾燥力>シャープは乾燥もスゴい! 乾燥力テストで2番手評価
乾燥力でトップ評価だった東芝に肉迫したのがシャープ。乾燥率の数値上はチノパンとパーカーが湿っている判定でしたが、実際に触った感触は東芝とほぼ同等。乾燥力の高さを感じました。
通常乾燥でもほぼ乾いた!
- Tシャツ ◎
- ブラウス ◎
- ワイシャツ ◎
- エプロン ◎
- チノパン ◯
- パーカー ◯
- タオル ◎
- 薄手のバスタオル ◎
触るとパーカーは湿度感もなくカラッと乾燥した印象。一方、チノパンのコインポケットなどが少し湿っていました。
乾燥具合(常温洗浄〜強乾燥):【洗濯前】4.00g→【洗濯後】3.97kg
チノパンとパーカー以外は完全乾燥。パーカーは乾燥率が低めです。
▼Tシャツ:Tシャツは微妙でした。
▼ワイシャツ:形状記憶シャツでも深めのシワがけっこうできるのが難点です。

▼チノパン:チノパンは合格です。

▼パーカー:湿気もほぼ感じませんでした。

<生地傷み>生地の傷みにくさでは他製品を圧倒!
前回のテストでもシャープが輝いたこのテスト。今回は、常温の洗濯〜脱水・乾燥、温水の洗濯〜脱水・乾燥の4項目で生地傷みを評価。そのうち3つでトップの成績でした。
ほかよりほつれが圧倒的に少ない

常温洗浄だとほつれの少なさが特に際立ちます。一方、温水洗浄だと他社との差はほぼなし。
シャープは毎回このテストの得点が高いです。

2位のパナソニックも悪くはないので、シャープがどれだけ生地にやさしいかがわかります。
使い勝手
操作パネル

アナログボタンをそのまま液晶化したようなパネルはイマイチです。
お手入れ

乾燥フィルターの自動掃除が便利です。
残り20分で表示が止まったり時間が増えたりした……

シャープは残り時間20分時点で所要時間の再計算が始まり、表示が止まった状態が10分以上続くことも。その後時間が減ればまだいいのですが、ドカンと増えるケースも多く、最初の予想時間はほぼ無意味です。
【4位】日立「ビッグドラム BD-STX130J」
- 日立ビッグドラム BD-STX130J
- 最安価格: ¥248,000〜
- 洗浄力
- 乾燥力
- 生地傷み
- 電気代
- 使い勝手
堅実に仕事をこなす日立
【型落ち】ドラム式洗濯機おすすめランキング第4位は、A評価の日立(HITACHI)「ビッグドラム BD-STX130J」です。
「乾燥の日立」として消費者から厚い信頼を寄せられていた同社ですが、今回のテストではやや厳しい結果となりました。他社の乾燥力が向上したというよりは、日立のスコアが伸び悩んだ印象です。これは、本モデルから新採用されたヒートポンプユニットの成熟度が、まだ途上にあるためかもしれません。
かつての圧倒的な乾燥力には及ばないものの、洗浄力は及第点。運転時間の短さや電気代の安さについても、良好な数値を記録しています。
また、直感的に使えるタッチパネルや洗剤の自動投入、充実した自動掃除機能など、日立ならではの「使い勝手の良さ」は光ります。乾燥のパワーよりも、日々のメンテナンスの楽さや操作性を重視するなら、十分におすすめできる一台です。
- 幅
- 630mm(給・排水ホース含む)
- 奥行
- 720mm(給・排水ホース含む)
- 高さ
- 1065mm(給・排水ホース含む)
- 重量
- 93kg(約)
- 洗濯容量
- 13kg
- 乾燥容量
- 7kg
- 洗剤自動投入
- ◯
- スマホ連携
- ◯
- 乾燥方式
- ヒートポンプ
- 型番
- BD-STX130JL(W)
▼テスト結果(ダイジェスト)
|
洗浄率 (常温・汚染布) |
洗浄率 (温水・汚染布) |
運転時間 (実測) |
1回あたりの 電気代 |
| 49.8% | 63.5% | 3時間15分 | 44.0円 (1.42kWh) |
日立のウリはココ!
らくメンテ
洗濯槽・乾燥経路・ドアパッキンを自動で掃除。乾燥フィルターもなし!
らくはや 風アイロン
高速&大量の風でシワを伸ばしながら乾燥。ヒートポンプ乾燥で時短を図ります。
<洗浄力>特筆すべき点はないものの及第点はクリア
汚染布の汚れ落ちは良好だったものの、リアル汚れの落ちは評価上位の製品には及ばず。他社製品がなんなく落とせた、常温コースでの口紅の汚れ落ちが悪かった点も気になりました。
服を汚しがちな小さい子どもがいる家庭だと、不満を感じるシーンが出てくるかもしれません。
人工汚染布(常温):洗浄率 49.8%

汚染布の汚れ落ちは上々で、常温洗浄の検証結果はパナソニックに次ぐ2位。服をあまり汚さない人なら日立はアリです。
人工汚染布(温水):洗浄率 63.5%
3種の汚れ洗浄力(常温)

常温だとどの汚れも色がはっきりわかります。温水で洗うのがベターです。
3種の汚れ洗浄力
▼Before

▼After(温水):洗浄率 90.6%

リアル汚れの評価はワーストで、うっすら色が残りました。それでも平均洗浄率は90%以上で、数値上は他社との差はわずかです。
運転時間(常温洗浄〜強乾燥):【表示】3時間41分→【実際】3時間15分
運転時間はパナソニックに次いで短いです。表示より短時間だったのも◎。
<乾燥力>全体的に優秀ですがいつもの日立じゃない
- Tシャツ ◎
- ブラウス ◎
- ワイシャツ ◎
- エプロン ◎
- チノパン ◯
- パーカー △
- タオル ◎
- 薄手のバスタオル ◎
乾燥力では毎回存在感を放つ日立ですが、今回はどの製品も乾燥がハイレベルだったこともあり、評価は3位に後退。ただし、厚手のチノパンとパーカー以外は、標準乾燥でもしっかり乾くので性能自体はかなり優秀です。
乾燥具合(常温洗浄〜強乾燥):【洗濯前】3.99kg→【洗濯後】3.95kg
数値上は全ての洗濯物を完全乾燥。ただし触ると湿り気がありました。
▼Tシャツ:Tシャツは合格です。
▼ワイシャツ:シャツに細かいシワはあるものの、そのまま着られるレベルです。

▼チノパン:チノパンは右側ポケットの奥にわずかな湿り気がありました。

<生地傷み>3時間近くかかる温水洗浄コースは要注意

日立は生地傷みで最下位。特に温水洗浄コースは3時間近くの長時間となるため、生地への影響が強いようです。
使い勝手
操作パネル

パネルがすっきり見やすいです。
お手入れ

乾燥フィルターがなく、お手入れが排水フィルターのみなのもラクです。
ドラム式洗濯機選びでよくある質問
ドラム式洗濯機は、縦型洗濯機に比べて洗浄力が劣りますか?
かつては縦型より劣ると言われていましたが、現在のドラム式は適切な容量を選べば縦型に迫る性能を持っています。縦型は洗浄力が高いものの衣類が絡みやすく傷みやすい傾向がありますが、ドラム式は使用水量が少なく、衣類が絡みにくいため生地にやさしいというメリットがあります。
ドラム式洗濯機を購入する際、最も重要なことは?
家に「置けるか」と「入れられるか」の徹底確認です。縦型洗濯機より本体が大きいドラム式は、事前の確認が命綱。防水パンに収まっても、壁の蛇口が本体に当たったり、奥行き不足で通路を塞いだりするケースが多発しています。また、廊下やエレベーターを通れないと「配送不可・返品」になる恐れもあるため、搬入経路の幅と高さも必ず計測しましょう。
チェック1:搬入経路は大丈夫?
玄関ドアは通れる幅?

通路や曲がり角は問題なく通れる?

通路やエレベーター、玄関ドアといった搬入経路は、事前に必ず幅を確認しておきましょう。サイズがギリギリだと、途中でつっかえてしまい、設置場所までたどり着けないといった事態にもなりかねません。
チェック2:扉は開けられる?
設置場所に入っても、壁やラックが邪魔で扉が全開にならないという盲点が。中途半端にしか開かないと、洗濯物の出し入れが窮屈で毎日のストレスになります。
扉が描く軌道(開閉スペース)と、体の入る隙間があるか必ず確認をしましょう。
チェック3:防水パンに収まる? 周囲のスペースは十分?
たとえ防水パンに脚が収まっても、油断は禁物です。ドラム式は上部の張り出しが大きいため、壁や蛇口に干渉して奥まで押し込めず、想定以上に手前に飛び出してしまうケースがあります。
購入前に設置できるか調べてくれるサービスもあります
心配ならお願いしてみよう

家電量販店では、購入前に専門スタッフが自宅を下見し、確実に搬入・設置ができるかを事前に調べてくれるサービスもあります。
徐々に小型&ヒートポンプのドラム式が増えてきています
最近は高性能なヒートポンプ式でありながら、コンパクトなモデルも少しずつ増えてきています。

シャープ
ES-8XS1
ドラム式洗濯機のおすすめ まとめ
以上、ドラム式洗濯のおすすめランキングを紹介しました。
今回は、最上位モデルのドラム式洗濯機4製品を洗浄力、乾燥力などの全5項目で徹底検証しました。
その結果、1位・ベストバイに輝いたのは日立「ビッグドラム BD-STX130M」。洗浄力と乾燥力の基本機能の両方でトップ評価を獲得しました。タッチパネル操作の使い勝手も良く、基本性能が優れたモデルと言えます。
記事を参考に、ぜひお気に入りの製品を見つけてください。
ドラム式洗濯機のおすすめ

日立
ビッグドラム BD-STX130M
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![家電批評: ベストバイ[リボンなし]](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/b/3/100wm/img_b3288d40ddd40fcbbae4c094af12cf8323865.png)










下位の製品とは目視でも明らかに違いがわかるほどでした。