混ぜる技術で料理の仕上がりが本格的に!
食材と調味料を入れるだけで料理が完成する自動調理鍋、シャープ「ホットクック」。このホットクックに取り付けることで、さらにより本格的な“混ぜる”調理を可能にするという別売りアクセサリー、シャープ「もっとクック TJ-U2A」。
標準の「まぜ技ユニット」と付け替えて使用することで「ヘラでのかきまぜ」を実現するとのことですが、はたしてその実力は? 気になりませんか。そこで、雑誌「家電批評」がプロと一緒に実際に使って検証しました!
自動調理鍋テストでベストバイ常連、シャープ「ヘルシオ ホットクック」
シャープ
ヘルシオ ホットクック
KN-HW24G-B
シャープ「もっとクック」とは?
シャープ「もっとクック」は、シャープの自動調理鍋「ホットクック」を進化させる新しい「まぜ技ユニット」。食材をかくはんしながら調理します。なお、もっとクックは「ヘルシオ ホットクック」2.4Lタイプの4機種に対応しています。
従来の「まぜ技ユニット」と「もっとクック」の違いは?
みじん切りした食材やとろみのある食材が不得意だった従来の「まぜ技ユニット」。「もっとクック」では、アームの先端に取り付けたヘラによって、内鍋に沿って全体をかき混ぜられて不得意がなくなったとのことです。
アームの角度と先端の形状が変わった!
アームの角度と先端の形状が変わり、新しいまぜ方の開発でさらにかきまぜ技術が向上しています。
実際に料理を作り、プロが検証しました!
シャープ「もっとクック」で新たにできるようになった「細かく切った食材の炒め」「とろみのある餅のかくはん」「高速回転で泡立てるメレンゲ」を専用レシピで作り、プロがチェックしました。
検証方法
もっとクックのレシピにある「あめ色玉ねぎ」「オニオンスープ」「キーマカレー」「わらびもち」「卵かけごはん」を調理し、各料理ごとに「仕上がり」と「味」を採点。
また、メニュー操作や本体への着脱などの「使い勝手」も調査し、それらをもとに総合評価を決定しました。
早速、気になる検証結果をご紹介します。
シャープ「もっとクック TJ-U2A」の実力は?
シャープ「もっとクック TJ-U2A」
- シャープもっとクック TJ-U2A
- 実勢価格: ¥8,580〜
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進化した「混ぜる」の技術はプロも絶賛!
シャープ「もっとクック TJ-U2A」は、自動調理鍋「ホットクック」の調理力をアップする別売りアクセサリー。
今回、検証で作った料理はどれも「混ぜる」技術の向上を感じられる出来栄えでした。特にあめ色玉ねぎは約40分で作れ、しっかり甘みが出て「料理で使う価値がある」と専門家も大絶賛です。プロだと約26分、普通に作ると約40分ほど混ぜ続けないといけませんが、腕も疲れず自動で仕上がるのはラクちん。
また、そのあめ色玉ねぎを使ったキーマカレーも、玉ねぎの甘みとコクが旨みを引き立てていて激うまでした。
- おすすめポイント
-
- あめ色玉ねぎの仕上がりがバツグン
- 面倒な「かき混ぜ」がラクちんに
- がっかりポイント
-
- ほったらかしできないメニューも
- アレンジが必要なレシピもあった
- サイズ(アームを開いた状態)
- W175×D158×H160mm
- サイズ(アームを閉じた状態)
- W175×D158×H77mm
- 重量
- 0.4kg(約)
- 型番
- TJ-U2A
かき混ぜ技術がきちんと向上していて、ホットクックユーザーは購入するべき!
面倒な「混ぜる」をおまかせしてさらに料理をラクにおいしく!
プロとあめ色玉ねぎで対決
プロの手より色は薄いですが、均一に炒められており、玉ねぎがやわらかく甘みを引き出せています。加熱の延長で色も濃くなります。
やわらかく甘みがしっかり出ていて、あめ色玉ねぎが必要な料理に使う価値のある仕上がりでした。
完成度の高さはお店レベル!
オニオンスープの玉ねぎはあめ色で、バターのコクもあります。レシピ通りでは薄味なのでお好みで顆粒コンソメを加えて味を調整しましょう。
ふわふわ食感が楽しい!
メレンゲがやや立ちすぎでしたが、ふわふわとした食感でおいしく食べられました。見た目がかわいらしく、目でも楽しめます。
だし醤油やかつお節をかけるとさらにおいしくなります。
砂糖を足せばおいしさUP!
少しかためですが、プルンとした食感はきちんとしたわらびもちそのもの。ただ、レシピ通りに作ると甘みは少し物足りません。
舌触りは悪くないので、あとは餅自体に甘みが欲しいかも。
調理途中で追加作業が必要なメニューもある
もっとクックでは最大2回、調理途中で具材や調味料を入れるメニューがあり少し面倒。あめ色玉ねぎを利用するカレーやスープは、最初に玉ねぎを炒め、途中で具材を追加します。
キーマカレーは2回フタを開けて調理する必要がありました。
着脱は楽でしっかり洗える!
まぜ技ユニットと同じくレバーを押し込むだけで着脱は簡単です。また、パーツを外して洗えるのも高評価! もっとクックの専用メニューは少しボタンの操作が多めでした。
取り付けは従来のまぜ技ユニットと同じでスムーズにできました。
以上、自動調理鍋「ホットクック」の調理力をアップする別売アクセサリー、シャープ「もっとクック TJ-U2A」の紹介でした。
シャープ「もっとクック TJ-U2A」は、面倒な「かき混ぜ」がラクちんになり、あめ色玉ねぎの仕上がりがバツグン!
ほったらかしできないメニューやアレンジが必要なレシピもありましたが、ホットクックユーザーなら買って損のない逸品です。気になったらチェックしてみてください。
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「ホットクック」は雑誌『家電批評』の自動調理鍋テストでベストバイ常連の製品です。