除湿機を使うメリットは? 衣類乾燥機能付きとの違い
空気中の湿気を取り除き、結露やカビの発生を抑制してくれる除湿機。除湿機を使うメリットは、部屋干しの生乾き臭が気にならなくなることにあります。
梅雨時期や雨の日の湿気対策はもちろん、花粉が飛散する春先に洗濯物を外干ししたくない人にもおすすめ。
この除湿機に洗濯物を室内で乾かす機能を向上させるため「送風機能」を搭載したのが、衣類乾燥機能除湿機。送風で衣類を乾燥させて、衣類から出た湿気を除湿する製品です。
除湿機は部屋干しの用途で使うことが増えているので、最近では除湿機のことを衣類乾燥除湿機と称することが増えています。
除湿機と衣類乾燥除湿機の違いは、送風と衣類検知機能
梅雨を乗り切るだけなら除湿機で十分……というのは、実は大きな間違いです。
除湿だけでなく、センサーで衣類の湿気を感知したり、広範囲に風を送ってくれる衣類乾燥除湿機の方がスムーズに衣類を乾かせるので、結果として部屋干しでも生乾き臭を防げます。
一般的な除湿機
できること
- 室内の除湿
できないこと
- 送風
- 衣類の検知など
一般的な除湿機は室内の除湿はしてくれるものの、送風や干してある衣類の検知は行いません。これでは部屋干しのネックである、生乾き臭の解消にはつながりません。
衣類乾燥除湿機
できること
- 室内の除湿
- 送風
- 衣類の検知(一部製品)
できないこと
- 基本的になし
衣類乾燥除湿機は、室内の除湿に加え、送風や衣類の検知をしてくれます。部屋も衣類もしっかり乾くので、快適な部屋を保ったままで生乾き臭を抑えられます。
衣類乾燥除湿機は扇風機よりも衣服が乾く
「サーキュレーター扇風機があれば十分」と思っている人も多いのでは。今回、衣類乾燥テストで比較してみましたが、検証した9製品全てに乾燥率が劣る結果になりました。
※1:アイリスオーヤマ「サーキュレーター扇風機 STF-DCD18T」
普通の除湿機より電気代は少し高め
最大の電気代(1時間あたり)
製品によっては、かなりの電気代がかかるものもあります。夜に使う際もタイマーを設定して、ムダに長時間使用し続けないようにしましょう。
部屋干しに使うなら衣類乾燥機能除湿機
衣類乾燥除湿機はその名の通り、「衣類乾燥」と「除湿」ができますが、この2つの機能はそもそも組み合わさってこそ真価を発揮します。
送風によって「衣類を乾燥」し、空中に出てきた水分を「除湿」する。単なるサーキュレーターでは衣類を乾燥できても、水分を除湿できません。部屋の中がジメジメしたり、再び衣類に水分が戻ってしまうこともあります。
逆に一般的な除湿機では、衣類の乾燥はあまり望めません。衣類乾燥除湿機だからこそ、衣類も部屋もまるっと乾かし切ることができるんです。
そこで今回雑誌『家電批評』では、除湿機の「衣類乾燥機能」に重きをおいて検証を行うことに。
部屋干しした衣類を生乾き臭が出る前に乾かし、部屋の湿度も下げてくれる最強の衣類乾燥除湿機をプロと探しました!
除湿機の選び方は?
さまざまなメーカーの除湿機が販売されていますが、ネットの口コミやレビューを参考に、自分の生活スタイルに合った製品を購入するのは難しいですよね。
次にご紹介する除湿機選びのポイントを事前にチェックしておきましょう。
選び方1:除湿方式
除湿機の除湿方式には大きく3つのタイプがあります。それぞれのタイプについて解説します。
コンプレッサー式
メリット
- 電気代は安め
- 室温が上がりにくい
デメリット
- 作動音は比較的大きめ
- 冬場は能力が落ちやすい
コンプレッサー式は、湿った空気を取り込み、コンプレッサーを利用して湿気を冷やし水滴に変えます。外気との温度差で除湿するため、気温が低い時期は除湿能力が落ちることも。
デシカント式
メリット
- 冬場でも能力が落ちない
- 動作音は比較的静か
デメリット
- 消費電力が高め
- 室温が高くなりやすい
デシカント式は、製品内部のフィルター(ローラー)に空気中の水分を吸着させて、ヒーターの熱で乾燥した空気を出します。低温時でも除湿能力は落ちませんが消費電力は高めです。
ハイブリッド式
メリット
- 一年にわたり活躍する
- 室温が上がりにくい
デメリット
- 電気代が高くなりやすい
- 本体価格も高め
ハイブリッド式は、コンプレッサー式とデシカント式を組み合わせた方式。室温によって自動で使い分けます。温度に左右されず安定的に除湿しますが、価格は高めです。
選び方2:静かさ
除湿機を使ってみて驚くのは、稼働音の大きさ。音にも種類があって、モーター音や内部の動作音など、複数の音が混ざると不快指数が上がりがちです。音との相性は意外と大事です。
強モードだと外の救急車の音さえも打ち消してしまうほどの大きさの商品もありました。
選び方3:適用床面積
説明書や製品HPに書いてある「適用床面積(適用畳数)」。適用床面積とは、除湿可能な面積の目安のこと。自宅の構造を元に確認し、自宅の畳数以上の適用床面積の製品を選びましょう。
適用床面積が大きい除湿機ほど除湿能力は高くなります。使う部屋の広さに合ったものを選びましょう。
ちなみに本記事では「木造・戸建」で記載されている数値を掲載しています(適用床面積が「●●〜●●」という記載の場合、一番低い数値を掲載)。
選び方4:手入れのしやすさ
除湿機を選ぶ際は、お手入れのしやすさにも注目したいです。
衣類乾燥除湿機が搭載している排水タンクの容量タンクが小さいと、溜まった水を捨てに行く頻度が高くなってしまいます。
就寝中や外出時でも問題なく稼働させるためには、2L以上あれば安心です。
なかには排水タンクが一杯になったら知らせてくれるものや、ホースをつなげることで連続排水できるものもあるので、排水機能面もチェックしましょう。
衣類乾燥除湿機は空気清浄機などと同様に、定期的なフィルターの手入れが必要です。
また、排水タンクはこまめに掃除しないと、タンク内にカビが発生してしまいます。共に手入れがしにくいと面倒になるので、洗いやすいか取り出しやすいかといった点もチェックしましょう。
ライフスタイルにあったものを選ぶことが大切
除湿機を選ぶ際は、ハイブリッド式や大きな床面積のモデルがベストとは限りません。衣類乾燥除湿機の特徴を知って、自分のライフスタイルに合った製品かどうかを判断しましょう。
一見すると乾燥方式はハイブリッド式が最良の選択かのように見えますが、総じてハイブリッド式は値段が高めです。
適用床面積は、あくまで部屋の除湿についての目安。衣類乾燥テストで必ずしも衣類乾燥率と比例する訳ではないことが判明しました。
一人暮らし・木造なら「静音性」「設置性」を重視
一人暮らしだと衣類乾燥除湿機を夜に使用することも多いでしょう。隣の部屋に動作音が響かないように、静音性や置き場所に困らない設置性の高い製品を選びましょう。
乾燥機能は少し落ちる傾向にあるものの、一人暮らしの服の量なら十分乾かせます。
2人暮らし・鉄筋マンションなら「使い勝手」「消費電力」を重視
鉄筋コンクリや一軒家では静音性の優先度は下げられる一方、高騰し続ける消費電力が気になりだすでしょう。
また、使い勝手も重要。やたらと機能が多い製品よりもシンプルに「自動運転」しておけば、一定以上の実力を発揮してくれる製品の方が使いやすい傾向にあります。
4人暮らし・一軒家なら「衣類乾燥力」を重視
予算に余裕があれば、衣類乾燥性能にトコトンこだわりましょう。洗濯物が増えても、乾燥機能が良ければスムーズに乾いてくれます。
メーカーの衣類乾燥テストは一般的に衣類2kgで行うのですが、今回は3kgで実施。より厳しいテストで高評価を得た製品は要チェックです。
除湿機の選び方のポイントがわかったところで、本題の比較検証の詳細について解説します。
人気の衣類乾燥除湿機を徹底比較
今回は、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどネット通販で購入できる人気メーカーの衣類乾燥機能付きの除湿機9製品をピックアップ。
白物家電ライターの田中真紀子さんと晋遊舎の検証ラボ「LAB.360」の協力の下、次の6つの項目を比較検証しました。
1:除湿能力(15点)
定格除湿能力や適用床面積など、それぞれの製品の除湿性能を元に除湿能力を編集部が評価しました。
これらの性能表記は規格が決まっているため、スペックで比較しました。
2:衣類乾燥力(30点)
Tシャツやチノパンなど、3kgの各種衣類を洗濯後、梅雨を想定した湿度70%の密室で吊り干し。
50cmの距離から各製品の最強モードで衣類を乾燥させます。洗濯前後の重量と、一定時間経過後の重量を比べ、乾燥率を算出しました。
3:消費電力(20点)
「衣類乾燥」「除湿」それぞれの最強モードで一定時間運転。その間の消費電力を計測して評価しました。
衣類乾燥と除湿で消費電力が大きく違う製品がありました。
※あくまで実測値であり、各メーカーが実施しているテストとは異なります。製品の置かれている環境や湿度によって消費電力は異なります。
4:静音性(15点)
一定距離に騒音計を設置。衣類乾燥・除湿それぞれの最弱/最強モードで測定し、静かな製品を探しました。
5:使い勝手(15点)
「操作性」「メンテナンス性」「移動のしやすさ」などを家電ライターの田中真紀子さんと実際に触って検証しました。
操作性と移動のしやすさで特に差が出ました。
6:設定性(5点)
製品自体の体積に、説明書に掲載されている「製品を使用するうえで必要なスペース」を加算して算出。小さいほど高評価としました。
「必要なスペース」はほとんどの製品で同一でした。
以上を比較検証した結果は、評価の高かった除湿機からおすすめ順にランキングで発表します。それではどうぞ!
除湿機のおすすめは?
商品 | 除湿方式 | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
三菱電機衣類乾燥除湿機 SARARI MJ-M100VX
|
|
360mm |
210mm |
534mm |
12.7kg |
コンプレッサー式 |
3.0L(約) |
9L |
||||||||
シャープ衣類乾燥除湿機 CV-R71
|
|
303mm |
203mm |
524mm |
9.4kg(約) |
コンプレッサー式 |
2.5L(約) |
8畳 |
6.3L |
|||||||
シャープ衣類乾燥除湿機 CV-RH140
|
|
365mm |
235mm |
645mm |
15kg(約) |
ハイブリッド式 |
3.6L(約) |
14畳 |
11L |
|||||||
アイリスオーヤマサーキュレーター衣類乾燥除湿機 IJDC-N80-W
|
|
334mm |
285mm |
739mm |
11.5kg |
デシカント方式 |
3.5L(約) |
6畳 |
8L |
|||||||
パナソニック衣類乾燥除湿機 F-YHVX120
|
|
370mm |
225mm |
583mm |
13.9kg(約) |
ハイブリッド方式 |
3.2L(約) |
11畳 |
9L |
|||||||
モダンデコ16畳対応 コンプレッサー式除湿機 yl001
|
|
290mm |
194mm |
478mm |
8.6kg(約) |
コンプレッサー式 |
1.8L |
5.5L |
||||||||
トヨトミデシカント式除湿機 TD-Z80N
|
|
212mm |
320mm |
476mm |
6.1kg(約) |
デシカント式 |
2.2L(約) |
10畳 |
8L |
|||||||
カドー除湿機 ROOT 7100
|
|
327mm |
207mm |
682mm |
12kg(約) |
コンプレッサー式 |
3.5L |
8畳 |
6.5L |
|||||||
コロナサーキュレーター連動 衣類乾燥除湿機 CDSC-H8023X
|
|
298mm |
310mm |
556mm |
12kg |
コンプレッサー式 |
3.6L |
9畳 |
7L |
【1位】三菱電機「SARARI MJ-M100VX」
- 三菱電機衣類乾燥除湿機 SARARI MJ-M100VX
- 実勢価格: ¥32,800〜
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- 除湿性能
- 静音性
- 衣類乾燥
- 使い勝手
- 消費電力
- 設置性
除湿機おすすめランキング1位でベストバイに輝いたのは、三菱電機(MITSUBISHI)「SARARI MJ-M100VX」。
2023年4月発売。欠点がほとんどなく、どのテスト項目も平均点以上の総合力で、とくに衣類乾燥の自動モードが便利です。
ボタンを1回押すだけで、洗濯物の状態をセンサーで感知して最適運転してくれるため、湿度や風量などをいちいち設定する必要がありません。
衣類乾燥はどの服も乾燥率は及第点をマーク。電気代も最安ではなく、音は少し大きめなものの、乾燥と除湿ともに検証機の中では上位の成績です。
コンパクトで設置性が高く、タンクもお手入れしやすいなど、細かな使い勝手も優秀。ストレスフリーで総合力に優れており、どんな部屋でも活躍できて、誰にでもおすすめです。
- おすすめポイント
-
- 自動モードで設定に悩まない
- 衣類乾燥の電気代は安い
- コンパクトで設置しやすい
- がっかりポイント
-
- 強モードは稼働音はうるさめ
- 幅
- 360mm
- 奥行
- 210mm
- 高さ
- 534mm
- 重量
- 12.7kg
- 除湿方式
- コンプレッサー式
- タンク容量
- 3.0L(約)
- 適用床面積(50Hz/木造)
- 11畳
- 定格除湿能力
- 9L
- 型番
- MJ-M100VX
独自機能:高性能センサーで洗濯物の位置を感知
赤外線・温度・湿度と3つの高性能なセンサーによる自動モードが魅力。細かな設定なしで、衣類の乾燥状態を感知して最適運転します。
洗濯物の位置を感知して風を送っていました。
衣類乾燥:どの衣類もよく乾いた
全体平均:64.9%
全体の平均乾燥率は、64.9%とそこまで高くありません。しかし、ムーブアイによる効率的な乾燥により、どの衣類も「乾いていない」ということがなく、バランスの良いスコアです。
とくに、厚手のスウェット生地は70%以上と優秀でした。
どの衣類も平均的な乾燥率はキープしていました。
Tシャツ(2枚)
- 1時間後 平均30.9%
- 2時間後 平均65.8%
Tシャツ2枚は、内側にかけた方は湿り気が少し残りました。
Yシャツ
- 1時間後 45.5%
- 2時間後 79.2%
Yシャツの乾き具合は上出来です。
Yシャツも、手で触ってもかなりカラカラに乾いていました!
チノパン
- 1時間後 39.8%
- 2時間後 67.6%
チノパンの乾きにくい生地もそこそこ乾きました。
スウェットトップ
- 1時間後 39.0%
- 2時間後 74.6%
スウェットトップの湿り気はかなり少なくなりました。
スウェットパンツ
- 1時間後 41.5%
- 2時間後 70.0%
スウェットパンツは、かなり厚手なのに約70%乾きました。
タオル(3枚)
- 1時間後 平均34.3%
- 2時間後 平均66.9%
挟まれたタオルはやや乾きは甘めでした。
バスタオル(2枚)
- 1時間後 平均21.3%
- 2時間後 平均45.0%
バスタオルは2枚とも40%超えでした。
使い勝手:ハンドルとキャスター付きで移動もラクラク
狭い部屋でも邪魔にならないサイズ感で、ハンドルやキャスターで手軽に移動できます。
センサーによる自動モードが優秀で、細かな設定が必要ないのがとにかく便利です。
最適運転がボタン1つで設定できるのが便利です。
フタ付きのタンクは手を入れやすく、お手入れもラクです。設定やお手入れなど細かなところまで使いやすいです。
消費電力:除湿は標準的でも衣類乾燥は約5円と安い
1時間あたりの電気代と消費電力
電気代が比較的安いコンプレッサー式で、センサーによる最適運転を行っているためか、適用床面積が広いわりにランニングコストは低いです。
とくに衣類乾燥モードの電気代は約5円でトップ圏内をマーク。除湿モードも平均的な電気代で長時間の運転も安心です。
衣類乾燥モードの消費電力は0.2kWh未満と優秀です。
【2位】シャープ「衣類乾燥除湿機 CV-R71」
- シャープ衣類乾燥除湿機 CV-R71
- 実勢価格: ¥21,887〜
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- 除湿性能
- 静音性
- 衣類乾燥
- 使い勝手
- 消費電力
- 設置性
除湿機おすすめランキング2位は、シャープ(SHARP)「衣類乾燥除湿機 CV-R71」。
2023年3月発売。衣類乾燥除湿機にしてはお手ごろ価格な製品ながら、高得点を獲得しました。
静音性はどのモードで測っても50dBを超えまず、一般的には静かな事務所の音の響きくらいでした。
同じく高評価を獲得したのが消費電力。ほとんどの製品が1時間あたりの消費電力0.1kWhをオーバーする中、シャープは0.085と優秀でした。
衣類乾燥機能は全体的に高評価ではなくそこそこ。ただ、検証は3kg・2時間と過酷だったので、洗濯物が多くなければ十分活躍できるはず。初めての1台におすすです。
- おすすめポイント
-
- 夜でも使える驚きの静けさ
- お手入れがカンタン
- 設置の場所を選ばない
- がっかりポイント
-
- 衣類により乾燥力に差がアリ
- 幅
- 303mm
- 奥行
- 203mm
- 高さ
- 524mm
- 重量
- 9.4kg(約)
- 除湿方式
- コンプレッサー式
- タンク容量
- 2.5L(約)
- 適用床面積(50Hz/木造)
- 8畳
- 定格除湿能力
- 6.3L
- 型番
- CV-R71-W
衣類乾燥:小さいサイズながらも全体的に良好な乾き具合
全体平均:63.3%
コンパクトサイズと静かな動作音から、乾燥率はあまり期待はできないかな……と当初は勝手に思っていたものの、フタを開けてみると全体の平均乾燥率63.3%と良好な結果に。
スウェットなど他製品でも苦戦したものはまだ湿気が残っていましたが、しっかりと乾いている製品がいくつも見つかりました。
全体の平均では2時間で乾燥率63.3%と、検証製品全体では中位程度の成績になっています。ただし、YシャツやTシャツなど、80%超えと高い成績を残した衣類もありました。
Tシャツ(2枚)
- 1時間後 平均43.9%
- 2時間後 平均80.6%
Tシャツ2枚は、上位モデルに並ぶ高い乾燥率です。
Yシャツ
- 1時間後 58.6%
- 2時間後 85.2%
Yシャツは手で触っても湿気はほぼなしです。
スウェットトップ
- 1時間後 41.5%
- 2時間後 68.9%
スウェットトップは数値は悪くないですが、湿り気がぐっしょりしていました。
スウェットパンツ
- 1時間後 33.7%
- 2時間後 61.7%
スウェットパンツは、まだまだ乾いていませんでした。
タオル(3枚)
- 1時間後 平均29.0%
- 2時間後 平均60.2%
タオルによっては湿り気強めのものもありました。
バスタオル(2枚)
- 1時間後 平均20.7%
- 2時間後 平均43.0%
バスタオルはそれなりに乾いていました。
使い勝手:ハンドルだけで持ちやすい
小型サイズながら多少の重さは感じます。ただし、上部にハンドルがついているので持ち運びに便利です。
シンプルな天面で操作しやすい
機能が絞り込まれているので、使用時にどのモードにするか、困ることは少ないです。
お手頃価格ながら、必要十分な機能がしっかりと網羅されているのに好感!
フィルターを外さずお手入れ可能
フィルターを外さずに、そのまま掃除機を当てて吸い取るだけで掃除はOK。手を汚さず、手軽に掃除できます。タンクが扱いやすく水が捨てやすいのも嬉しいです。
今回取り上げたシャープは2製品とも、外さずに清掃ができました!
静音性:「強」で50db未満で寝る時も使える
静音性に最も優れた本製品。体感でもそれは如実に感じられ、弱モードはもちろん、強モードでもかなり静かでした。
ほとんどの製品の強モードはつけながら寝るのは難しそうと感じましたが、本製品なら十分つけながらでも眠れそうです。
設置性:本体が小さくて場所を選ばない
本体サイズが小さめかつ、設置のために必要な面積が、前後左右20cm/上方50cm以上と、他製品と比べかなり少なかったです。
設置性もトップで、置き場所が限られる人にもピッタリ!
【3位】シャープ「衣類乾燥除湿機 CV-RH140」
- シャープ衣類乾燥除湿機 CV-RH140
- 実勢価格: ¥43,000〜
4月19日(金) 9:00 ~ 4月22日(月) 23:59
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- 除湿性能
- 静音性
- 衣類乾燥
- 使い勝手
- 消費電力
- 設置性
除湿機おすすめランキング3位は、シャープ(SHARP)「衣類乾燥除湿機 CV-RH140」。
2023年3月発売。衣類乾燥テストは最高評価を獲得しベストバイを獲得。衣類や干し場所を選ばずに乾かせました。
静音性は、強モードで59.6dBとやや運転音は大きいですが、昼間なら許容範囲でもあります。
キャスター付きで移動しやすく、タンクの排水やお手入れもスムーズ。プラズマクラスターによる衣類消臭や内部乾燥など、清潔性をキープするモード搭載など多機能です。
ただ、価格と電気代の高さがネック。長時間ではタイマー使用などの工夫が必要かもですが、乾燥力重視なら最強。広いリビングや洗濯物が多い大家族におすすめです。
- おすすめポイント
-
- どの衣類もしっかり乾く
- タンク大容量&お手入れが楽
- がっかりポイント
-
- 除湿も乾燥も電気代は高い
- 強モードの稼働音は大きめ
- 幅
- 365mm
- 奥行
- 235mm
- 高さ
- 645mm
- 重量
- 15kg(約)
- 除湿方式
- ハイブリッド式
- タンク容量
- 3.6L(約)
- 適用床面積(50Hz/木造)
- 14畳
- 定格除湿能力
- 11L
- 型番
- CV-RH140
独自機能:「広角ワイドルーバー」で上下左右に風向きを調整
左右約165cmの範囲に送風できる左右スイングと上下スイングを組み合わせて、広範囲の洗濯物をカバーします。
左右は「スイング・スポット・ワイド」、上下は「上向き・前方・下向き・広角」で、風の方向を調整可能です。
本体サイズは大きく、設置スペースは広くなります。
衣類乾燥:乾燥率75.8%でタオルもチノパンもほぼ乾いた
全体平均:75.8%
全体の平均乾燥率は75.8%と検証機中トップで、バスタオル以外の衣類は70%以上という高スコアをマークしています。
また、生地の種類や大きさ、干した場所での乾きムラが少ないのも高評価。乾燥力重視なら本機を選んで間違いなしです。
化繊やコットンなど、どの生地もしっかり乾燥します。
Tシャツ(2枚)
- 1時間後 平均42.0%
- 2時間後 平均82.8%
Tシャツ2枚は、2時間以上の運転で80%以上も乾燥しました。
Yシャツ
- 1時間後 54.1%
- 2時間後 85.2%
Yシャツは、たった1時間で50%以上も乾きました。
チノパン
- 1時間後 51.5%
- 2時間後 77.7%
チノパンの乾燥率が70%を超えたのは、本製品だけでした。
スウェットトップ
- 1時間後 38.3%
- 2時間後 78.3%
厚手の生地のスウェットトップも乾きました。
スウェットパンツ
- 1時間後 45.3%
- 2時間後 75.0%
スウェットパンツも激乾でした。
タオル(3枚)
- 1時間後 平均40.0%
- 2時間後 平均81.8%
3枚のタオルをしっかり乾かしました。
バスタオル(2枚)
- 1時間後 平均23.7%
- 2時間後 平均53.3%
バスタオルも乾燥率は50%以上でした。
2時間だけでこれだけ乾くのは驚きでした!
使い勝手:大容量タンクはラクで合格点
タンク容量が大きくて排水しやすく、フラットで洗いやすいです。フィルターも外さずにお掃除可能。
多機能なので操作は少し複雑ですが、細かな工夫はハイレベルです。
大型サイズですが、キャスター付きで移動はスムーズ。
大型ですが移動や水捨ての使いやすさの工夫が感じられました。
消費電力:パワフルなだけに電気代は割高
1時間あたりの電気代と消費電力
大型サイズですが、キャスター付きで移動はスムーズ。タンクは排水しやすく、フラットで洗いやすいです。
フィルターも外さずにお掃除可能。多機能なので操作は少し複雑ですが、細かな工夫はハイレベルです。
除湿、乾燥とも1時間の電気代が約17円はネックです。
静音性:運転音はやや大きめ
モーターの音が大きく、静音性テストは振るいませんでした。
【3位】アイリスオーヤマ「衣類乾燥除湿機 IJDC-N80W」
- アイリスオーヤマサーキュレーター衣類乾燥除湿機 IJDC-N80-W
- 実勢価格: ¥25,300〜
4月19日(金) 9:00 ~ 4月22日(月) 23:59
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- 除湿性能
- 静音性
- 衣類乾燥
- 使い勝手
- 消費電力
- 設置性
除湿機おすすめランキング同3位は、アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)「衣類乾燥除湿機 IJDC-N80」。
2022年9月発売。シャープ「RH140」に近いサイズ感も約3.5kg軽く、意外と持ちやすいです。ボタンや表示が大きく操作性も優秀。タンクの排水やお手入れも合格です。
また、衣類乾燥の実力が高いのも魅力。広範囲にパワフルな風を送ることで、乾きムラを抑えてしっかり乾燥できました。
強モードだと稼働音が大きめなのと、電気代も少し割高なのは要注意。洗濯物が多く、手軽に乾かしたい人におすすめです。
- おすすめポイント
-
- どの衣類も高い乾燥率をマーク
- 操作も移動も使い勝手が高評価
- がっかりポイント
-
- 強モードはかなり音がうるさい
- 衣類乾燥の電気代は少し高め
- 幅
- 334mm
- 奥行
- 285mm
- 高さ
- 739mm
- 重量
- 11.5kg
- 除湿方式
- デシカント方式
- タンク容量
- 3.5L(約)
- 適用床面積(50Hz/木造)
- 6畳
- 定格除湿能力
- 8L
- 型番
- IJDC-N80-W
独自機能:サーキュレーターで立体的に風を送る
本体トップにサーキュレーターを搭載。左右は自動首振りで50・70・90度で設定可能。上下の首振りは調整できて、広く風を送ります。
衣類乾燥:乾燥率70.4%で乾燥力は問題なし
全体平均:70.4%
全体の平均乾燥率は全機種中3位ですが、70%超えで十分に好成績。サーキュレーターで広範囲に広く風が届いているためか、場所での乾きムラが少ないのも特徴です。
どの衣類も乾燥率が高く、場所による乾きムラは少なめです。
使い勝手:運びやすくて表示や操作性も優秀!
持ち手
大型ながら重心のバランスが良くて重すぎず、持ちやすいです。タンクの排水やお手入れも問題ないです。
大型でキャスターなしですが、本体は持ち上げやすいです。
操作パネル
ボタンが大きくて操作性も高評価。迷うことなく操作できる点が高評価の要因になりました。
表示やボタンが大きく、サクサクと操作できました。
静音性:強モードにすると稼働音は大きい
弱モードは40dB台と静かですが、強モードは衣類乾燥も除湿もファンの音が大きく響き、筆者の体感的にも全機種のなかで最もうるさく聞こえました。
除湿モードで60dBを超えたのはアイリスだけでした。
【5位】パナソニック「衣類乾燥機 F-YHVX120」
- パナソニック衣類乾燥除湿機 F-YHVX120
- 実勢価格: ¥57,500〜
4月19日(金) 9:00 ~ 4月22日(月) 23:59
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- 除湿性能
- 静音性
- 衣類乾燥
- 使い勝手
- 消費電力
- 設置性
除湿機おすすめランキング5位は、パナソニック(Panasonic)「衣類乾燥機 F-YHVX120」。
2022年5月発売。脱臭・除菌のナノイーX搭載で乾燥力テストは全機種中2位。たくさんの洗濯物を干してもムラなく乾きます。
洗濯物の乾燥具合を感知して自動オフしたり、花粉や臭いを抑制するケアモードを搭載するなど多機能が特徴。細かな設定が必要ですが、表示やボタンは分かりやすくて操作はスムーズです。
排水や移動など、使い勝手は優秀。本体価格とランニングコストは高いですが、さまざまな便利機能を使いたい人におすすめです。
- おすすめポイント
-
- どの衣類もパワフルに乾燥
- 操作や排水の手軽さはさすが
- がっかりポイント
-
- 衣類乾燥の電気代は高い
- やや機能が複雑で慣れが必要
- 幅
- 370mm
- 奥行
- 225mm
- 高さ
- 583mm
- 重量
- 13.9kg(約)
- 除湿方式
- ハイブリッド方式
- タンク容量
- 3.2L(約)
- 適用床面積(50Hz/木造)
- 11畳
- 定格除湿能力
- 9L
- 型番
- F-YHVX120
独自機能:ツインルーバーで広範囲に風を送る
左右2枚の独立したルーバーが異なる動きを行い、洗濯物と洗濯物の間にもしっかり風を届けます。
2つのフラップが違う動きを見せるシーンも多かったです。
衣類乾燥:平均の乾燥率は71.4%と超優秀
全体平均:71.4%
全体の平均乾燥率は71.4%で2位という好成績です。とくにタオル3枚の乾燥率が高く、3枚中2枚が90%を超えていました。
ツインルーバーによる送風のおかげか、ほとんどの衣類の乾燥率は高め。洗濯物を多く干しても乾燥ムラは少ないです。
コットンのタオル生地の乾燥率は高いです。
Tシャツ(2枚)
- 1時間後 平均31.6%
- 2時間後 平均70.0%
Yシャツ
- 1時間後 40.9%
- 2時間後 80.5%
タオル(3枚)
- 1時間後 49.2%
- 2時間後 89.8%
バスタオル(2枚)
- 1時間後 24.1%
- 2時間後 51.8%
使い勝手:移動や水捨ては簡単でストレスフリーの使い心地
多機能で設定は細かいですが、操作自体は分かりやすいです。タンクは持ちやすく、排水もスムーズ。移動もキャスターでラクです。
多機能なので操作は複雑でも、それ以外の使い勝手は優秀です
消費電力:乾燥は17.6円と高めでも除湿モードは許容範囲
1時間あたりの電気代と消費電力
衣類乾燥モードの電気代は高く、ランニングコストには注意。除湿モードも6.8円は安くありませんが、標準的なレベルです。
【6位】モダンデコ「16畳対応 コンプレッサー式除湿機 yl001」
- 除湿性能
- 静音性
- 衣類乾燥
- 使い勝手
- 消費電力
- 設置性
除湿機おすすめランキング6位は、モダンデコ(MODERN DECO)「16畳対応 コンプレッサー式除湿機 yl101」。
2019年3月発売。コスパベストの決め手は、消費電力テストで衣類乾燥モード、除湿モードそれぞれトップクラスの低さ。衣類乾燥の性能は平均的ですが、運転音は静かです。
使い勝手もトップタイの好成績。タイマーなどの機能は最小限ですが、操作はシンプルで表示も見やすく、設定は超スムーズでした。
価格も2万円以下と手ごろなので、コスパを重視しつつ、使いやすさが気になる人におすすめです。
- おすすめポイント
-
- 機能がシンプルで操作がラク
- 除湿も乾燥も電気代は安い
- コンパクトで設置性が高い
- がっかりポイント
-
- 厚手の生地は乾きにくい
- 幅
- 290mm
- 奥行
- 194mm
- 高さ
- 478mm
- 重量
- 8.6kg(約)
- 除湿方式
- コンプレッサー式
- タンク容量
- 1.8L
- 適用床面積(50Hz/木造)
- 16畳
- 定格除湿能力
- 5.5L
- 型番
- yl001
衣類乾燥:全体平均はフツーでもYシャツは87.1%と高い
全体平均:59.3%
タオル3枚とチノパンが低スコアのため、全体平均の乾燥率はそこそこ。ただ、Yシャツやスウェットトップは高スコアでした。
Tシャツ2枚も平均75.4%で割と乾燥できていました。
使い勝手:機能はシンプルだから迷いにくく使いやすい
コンパクトでハンドルでの持ち運びはラク。モード数も最低限なので、迷わずに操作できます。タッチボタンの感度も良く、お手入れも標準的で問題なしです。
表示はシンプルで見やすく、持ち運びも手軽です。
消費電力:乾燥と除湿の電気代は両方ともトップの安さ
1時間あたりの電気代と消費電力
1時間あたりの電気代を計測したテストでは、衣類乾燥モード、除湿モードともにもっともランニングコストが安い結果に。長時間つけっぱなしでも安心です。
長時間使用が基本なので電気代の安さは重要です。
【7位】トヨトミ「デシカント式除湿機 TD-Z80N」
- トヨトミデシカント式除湿機 TD-Z80N
- 実勢価格: ¥23,490〜
4月19日(金) 9:00 ~ 4月22日(月) 23:59
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- 除湿性能
- 静音性
- 衣類乾燥
- 使い勝手
- 消費電力
- 設置性
除湿機おすすめランキング7位は、トヨトミ「デシカント式除湿機 TD-Z80N」。
2023年4月発売。手頃な価格帯ですが、乾燥力は侮れない実力の持ち主。
乾燥力検証では、チノパンとスウェットパンツ以外はどの衣類も平均以上に乾きますが、衣類乾燥は弱と強モードの両方ともかなりうるさめです。
1時間あたりの電気代も17円以上と割高なので、日中や外出時にタイマーを設定して使うのがおすすめ。使い方を工夫すれば、広いリビングでも十分に活躍できます。
- おすすめポイント
-
- 安いのに衣類乾燥はパワフル
- 約6kgと軽量で持ち運びやすい
- がっかりポイント
-
- 強モードは稼働音が大きい
- 細かな使い勝手は物足りない
- 幅
- 212mm
- 奥行
- 320mm
- 高さ
- 476mm
- 重量
- 6.1kg(約)
- 除湿方式
- デシカント式
- タンク容量
- 2.2L(約)
- 適用床面積(50Hz/木造)
- 10畳
- 定格除湿能力
- 8L
- 型番
- TD-Z80N
独自機能:自動ルーバーによる送風に加えて手動でさらに風向きを調節できる
洗濯物の位置に合わせて上方向、前方向、ワイドの風向きを選べます。また、手動でフラップを変えることも可能です。
乾燥率が高いのは広範囲の風向調節が効果的なのかも。
衣類乾燥:全体の乾燥率は67.3%でチノパン以外は合格点
全体平均:67.3%
2万5000円と手頃ですが、全体の平均乾燥率は67.3%と健闘しました。チノパンとタオルは苦手ですが、Yシャツとスウェットトップは高スコア。干し場所の乾きムラも少なめです。
Tシャツ(2枚)
- 1時間後 平均37.0%
- 2時間後 平均77.5%
Yシャツ
- 1時間後 61.1%
- 2時間後 85.4%
スウェットトップ
- 1時間後 48.3%
- 2時間後 83.0%
タオル(3枚)
- 1時間後 31.3%
- 2時間後 64.6%
厚手のチノパンやバスタオルは乾燥率が低いです。
使い勝手:細かな使いやすさは合格点でもあと一歩
フィルターが外しにくかったり、操作パネルが見にくいなど、「全体的に惜しい」という評価。軽量かつコンパクトなので設置性は優秀でした。
操作自体はシンプルでわかりやすかったです。
静音性:意外にパワフルなので稼働音も結構大きめ
衣類乾燥は弱モードでも55.0dBと大きめなのが少し残念。また、衣類乾燥と除湿の強モードも50dBを超えていて、運転音はうるさく感じました。夜に使うにはちょっと難しいかも。
【8位】カドー「除湿機 ROOT 7100」
- カドー除湿機 ROOT 7100
- 実勢価格: ¥42,660〜
4月19日(金) 9:00 ~ 4月22日(月) 23:59
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- 除湿性能
- 静音性
- 衣類乾燥
- 使い勝手
- 消費電力
- 設置性
除湿機おすすめランキング8位は、カドー(cado)「除湿機 ROOT 7100」。
2019年4月発売。静音性テストでトップタイの最高得点を獲得。乾燥力は少なめですが、1時間あたりの電気代は4.2円と比較的低いです。
洗濯物が多かったり、就寝時などで長時間稼働させるときも安心して使えます。
- おすすめポイント
-
- 強モードは「弱」並みに静か
- 除湿も乾燥も電気代は安め
- がっかりポイント
-
- 2時間の乾燥後も生乾きだった
- ボタン表示がイラストだけ
- 幅
- 327mm
- 奥行
- 207mm
- 高さ
- 682mm
- 重量
- 12kg(約)
- 除湿方式
- コンプレッサー式
- タンク容量
- 3.5L
- 適用床面積(50Hz/木造)
- 8畳
- 定格除湿能力
- 6.5L
- 型番
- DH-C7100 クールグレー
独自機能:動きやすいキャスター
キャスターが回転して縦横のどちらにも動かせたのは本機だけ。移動は圧倒的にスムーズです。
衣類乾燥:全体的に低めでもYシャツは60%超え
全体平均:48.5%
Tシャツやタオルの一部は60%を超えたものの、全体の平均乾燥率は48.5%と控えめ。厚手の衣類が多い場合は、乾燥時間を少し長めにしてみましょう。
厚手のチノパンやバスタオルは乾燥率が低いです。
静音性:除湿も衣類乾燥も「強」なのに静か
衣類乾燥の強モードはモーター音が若干気になる程度。除湿は眠れそうなほど静かでした。
除湿の強モードは〝弱〟と差がほとんどなく静かです。
【9位】コロナ「サーキュレーター連動 衣類乾燥除湿機 CDSC-H8023X」
- コロナサーキュレーター連動 衣類乾燥除湿機 CDSC-H8023X
- 実勢価格: ¥39,800〜
4月19日(金) 9:00 ~ 4月22日(月) 23:59
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- 除湿性能
- 静音性
- 衣類乾燥
- 使い勝手
- 消費電力
- 設置性
除湿機おすすめランキング9位は、コロナ(CORONA)「サーキュレーター連動 衣類乾燥除湿機 CDSC-H8023X」。
2023年4月発売。「サーキュレーター」と「除湿機」の2つの機能を一台で利用できるのが特徴。
乾燥力はやや低めですが、ランニングコストが安く、除湿器の最初の一台として選んでみるのもアリです。
- おすすめポイント
-
- 除湿モードの電気代は格安
- 除湿や乾燥の静音性も合格点
- がっかりポイント
-
- どの衣類も乾燥率は低かった
- 細かな使い勝手がイマイチ
- 幅
- 298mm
- 奥行
- 310mm
- 高さ
- 556mm
- 重量
- 12kg
- 除湿方式
- コンプレッサー式
- タンク容量
- 3.6L
- 適用床面積(50Hz/木造)
- 9畳
- 定格除湿能力
- 7L
- 型番
- CDSC-H8023X
独自機能:取り外しできるサーキュレーター搭載
サーキュレーターは取り外し可能。本体で除湿しながら、離れた場所に置いて風を送れます。
衣類乾燥:どの衣類も乾燥率は控えめ
全体平均:47.9%
どの衣類も乾燥率は60%に満たず、全体の平均乾燥率は振るわず。ただ、複数枚を干した衣類の乾燥率の差が少ないため、洗濯物の間にも風は届いています。
どの衣類の乾燥率も60%に届きませんでした。
消費電力:除湿モードは0.5円と低コスト
1時間あたりの電気代と消費電力
衣類乾燥モードは約8円と平均的。除湿モードは0.5円で、検証機のなかで2位の低コストでした。
衣類乾燥も約8円と高すぎるわけではありません。
衣類乾燥除湿機の効果的な使い方は?
ここでは、衣類乾燥除湿機の効果的な使い方についてご紹介します。
衣類の下から風を送る
洗面所、脱衣所、寝室などで使うことが多い除湿機。使い方のコツは、除湿機の搭載する送風機能を使い、衣類の下から風を送ってあげること。
洗濯したあとの衣類は、水分が下へ下がっていくので下のほうが乾きにくい傾向にあります。速乾するには、乾きにくい箇所めがけて真下から風を当てるのがポイント。
下からの送風が難しい場合は、除湿機を真横に設置し、可能な限り風が当たるように工夫しましょう。
サーキュレーターや扇風機併用もおすすめ
速く乾かすことは、生乾きのニオイを抑えることにも繋がります。衣類乾燥除湿機を効果的に使うことで、時短にも不快なニオイの防止にも繋がります。
除湿機のおすすめ まとめ
以上、除湿機のおすすめランキング9選でした。
ベストバイに輝いたのは、三菱電機(MITSUBISHI) SARARI MJ-M100VX」。
乾燥力も使い勝手もよく、総合力の高さが光りました。衣類乾燥の自動モードは特に便利で、ボタン1つで快適に使えます。
使い勝手もお手入れもストレスフリーで使えるので、どんな人にもおすすめできる1台です。
2位と3位はシャープ(SHARP)がランクイン。2位の「CV-R71」は、低価格&低コストで負担なく使えて設置性が高いこと、3位の「CV-R71」は、トップの乾燥力でどの衣類も2時間でしっかり乾くのが魅力です。
除湿機は予算はもちろん、使う部屋や静音性などを考慮して、自分のライフスタイルに合った一台を見つけてみてください。
乾燥力も使い勝手も死角なしの三菱「SARARI MJ-M100VX」
三菱電機
SARARI MJ-M100VX
三菱電機「SARARI MJ-M100VX」は、ムーブアイによる効率的な乾燥で、どんな洗濯物も一定以上乾きます。
コンパクトで設置性が高く、 タンクもお手入れしやすいなど、 細かな使い勝手も優秀です。
低価格&低コストのシャープ「CV-R71」
シャープ
CV-R71
シャープ「CV-R71」は、お手頃価格ながら性能は申し分なし。静音性が高く省エネもできて優秀なので、初めての1台におすすめです。
爆速でしっかり乾かすならシャープ「CV-RH140」
シャープ
CV-RH140
シャープ「CV-RH140」は、衣類や干し場所を選ばず、しっかり衣類が乾きます。洗濯物が多い家庭におすすめです。
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除湿機の売れ筋ランキングもチェック!
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部屋干しを頻繁に行うのなら、衣類乾燥除湿機を買うべきです!