ドック付き掃除機のメリットは?
ドック付き掃除機は、コードレススティック掃除機本体をドックに戻すときに、髪の毛やホコリなど吸ったゴミを自動でドック内へ吸引し、さらに本体も充電してくれる機能を搭載した優れもの。
毎日の掃除の手間を少なくしてラクにキレイにしてくれるというだけでなく、溜まったゴミを掃除のたびに捨てる必要がないので、埃や塵が舞い上がる回数が圧倒的に減り、衛生面にも優れた注目のジャンルです。
ゴミ収集ドック付きなら本体のゴミ捨てが不要に!
吸ったゴミは、スティック掃除機本体をドックへ戻すたびに自動でダストボックスに移動。ドックのダストボックスが一杯になるまでゴミ捨ての必要がありません。
高い吸引力と優れた使い勝手で、雑誌『家電批評』が行ってきたドック付き掃除機テストでは、シャークが連勝中。でも、そろそろ新王者の誕生も見てみたい……。
というわけでシャーク、シャープ、ドリーミー、パナソニック、アイリスオーヤマの計6製品を集めて、実力を比較しました。
【結論】ドック付き掃除機のおすすめは「シャーク」
雑誌『家電批評』が実機を集めてプロと比較テストを行った結果、ドック付き掃除機のおすすめランキング第1位・ベストバイに選ばれたのは、シャーク「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO II+」でした。
シャーク「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO II+」は吸引力に加えて軽量で小回りが利き、スティックとしてもハンディとしても扱いやすいのが特長です。さらに付属アタッチメントの使いやすさも高く評価されています。
総合力が高い掃除機!
- シャークShark EVOPOWER SYSTEM NEO II+
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ドック付き掃除機の比較方法
基本性能と使い勝手をチェック!
雑誌『家電批評』がピックアップした6製品を、家電プロレビュアーの石井和美さんとLAB.360室長の松下がチェックしました。
LAB.では床・ゴミの種類を組み替えて、4通りの条件下で吸引力をテスト。また、ヘッドの毛髪の絡まりにくさや静音性も検証しました。
ドック性能、メンテナンス性、使い勝手は、石井さんがチェックしました
ドック付きスティック掃除機のおすすめ
プロと一緒に実際に使ってわかった、ドック付き掃除機のおすすめランキングです。比較ポイントは「吸引力」「静音性」「ドック性能」などの7項目。おすすめランキング1位はシャーク「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO II+」で、2位はシャーク「Shark PowerClean 360」でした。それぞれの比較項目は緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | |||||||||
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シャークShark EVOPOWER SYSTEM NEO II+
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シャークShark PowerClean 360
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ドリーミーDreame Z10 Station
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シャープRACTIVE Air STATION EC-XR1
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パナソニックMC-NX810KM
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アイリスオーヤマ充電式サイクロンスティッククリーナー ゴミ回収ドック付き マジカリーナ SCD-L3PD-HC
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【1位】シャーク「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO II+」
- シャークShark EVOPOWER SYSTEM NEO II+
- 最安価格: ¥51,310〜
10/4(土)~10/10(金) お得すぎる7日間!Amazonで見る¥52,880〜
- 吸引力
- 糸の絡まりにくさ
- 静音性
- 格納性
- ゴミの捨てやすさ
- メンテナンス
- 使い勝手
- おすすめポイント
-
- 吸引力が高い
- 軽くて持ちやすいので掃除がラク
- がっかりポイント
-
- 本体もドックも稼働音は大きめ
- 幅
- 228mm(スティック形態時)、280mm(収納時)
- 奥行
- 160mm(スティック形態時)、262mm(収納時)
- 高さ
- 1040mm(スティック形態時)、1060mm(収納時)
- 重量
- 1.7kg(約、スティック本体)
- 型番
- LC551JBK
<ベストの決め手>使い勝手で圧倒!
アタッチメントは3種類付属
使いやすいアタッチメントが豊富です。
操作しやすく軽く感じる
重量配分に優れ、持っていて手が疲れず取り回しもしやすいなど、使い勝手が特に優秀です。
主要パーツをチェック!
ハンドル部
軽くて握りやすいので、手が疲れません。
ダストカップ
片手操作、かつワンタッチで開閉可能です。
ゴミ収集ドック
ダストカップのゴミ捨てや、お手入れが簡単です。
ヘッド
壁際や部屋の角を識別して、ゴミを吸引します。
吸引力がバツグン!
目には見えないゴミもキャッチし、部屋中くまなくキレイに!
【吸引力】
シャーク「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO II+」のはフローリングがやや弱い傾向は残った一方、壁際・突き当たりは完璧でした。
ほかの場所もほぼ吸いこぼしがありませんでした。
フローリング
溝に少しだけ砂が残りました。
壁際・突き当たり
コーヒー粉を隅に残しません!
カーペット
コーヒーをほぼ吸引しました。
長毛じゅうたん
紙片を1枚取りこぼしました。
【静音性】
本体 | ドック | |
Shark EVOPOWER SYSTEM NEO II+ |
79.3dB | 77.2dB |
Shark PowerClean 360 | 74.6dB | 75.8dB |
シャーク「EVOPOWER SYSTEM NEO II+」は、同社の「PowerClean 360」と比べて本体とドックの稼働音がやや大きめです。本体の騒音値は、地下鉄車内に近いレベルとされます。
【2位】シャーク「Shark PowerClean 360」
- シャークShark PowerClean 360
- 最安価格: ¥72,674〜
10/4(土)~10/10(金) お得すぎる7日間!Amazonで見る¥76,800〜
- 吸引力
- 糸の絡まりにくさ
- 静音性
- 格納性
- ゴミの捨てやすさ
- メンテナンス
- 使い勝手
- おすすめポイント
-
- 前後左右のゴミをしっかり吸引
- アタッチメントの数が多い
- がっかりポイント
-
- 本体が重く操作はしにくい
- 幅
- 228mm(スティック形態時)
- 奥行
- 321mm(スティック形態時)
- 高さ
- 1080mm(スティック形態時)
- 重量
- 2.2kg(約、スティック本体)
- 型番
- IW4271JBK
主要パーツをチェック!
ハンドル部
重みがあり、しっかり握る必要があります。
ダストカップ
開閉ボタンはダストカップの前部分に設置されています。
ゴミ収集ドック
ボタンがドック上部にあり操作しやすいです。
ヘッド
ヘッド後方からも吸引できる機構になっています。
【吸引力】
フローリング
Before
After
壁際・突き当たり
Before
After
カーペット
Before
After
長毛じゅうたん
Before
After
シャーク「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO II+」は、やや苦手とされたフローリングで満点を獲得しました。吸引力テスト全体でも、ほぼパーフェクトといえる高成績を収めています。
【手にかかる負荷】
片手での操作ができない
ハンドルから操作ボタンが離れていて、指が届きません。
高さのないソファ下などは苦手
ソファの下は、ハンドルがジャマをし奥まで入りません。
【アタッチメントの種類】
布団クリーナーとしても便利
アタッチメントは全部で5つ。シャーク「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO II+」より1つ多いです。
布団用ノズルに付け替えると、布団クリーナーにもなって便利。ベッドやソファは、このハンドルのほうが掃除しやすいです。
【3位】ドリーミー「Dreame Z10 Station」
- ドリーミーDreame Z10 Station
- 最安価格: ¥39,800〜
10/4(土)~10/10(金) お得すぎる7日間!Amazonで見る¥39,800〜
- 吸引力
- 糸の絡まりにくさ
- 静音性
- 格納性
- ゴミの捨てやすさ
- メンテナンス
- 使い勝手
- 型番
- Z10station-JP
【4位】シャープ「RACTIVE Air STATION EC-XR1」
- シャープRACTIVE Air STATION EC-XR1
- 最安価格: ¥41,382〜
10/4(土)~10/10(金) お得すぎる7日間!Amazonで見る¥41,980〜
- 吸引力
- 糸の絡まりにくさ
- 静音性
- 格納性
- ゴミの捨てやすさ
- メンテナンス
- 使い勝手
- 幅
- 221mm(スティック本体)、221mm(収納時)
- 奥行
- 134mm(スティック本体)、289mm(収納時)
- 高さ
- 997mm(スティック本体)、1015mm(収納時)
- 重量
- 1.6kg(スティック本体)、5.5kg(収納時)
- 集じん方式
- 紙パックレス式(スティック本体)、紙パック式(ステーション)
- 型番
- EC-XR1-H
【5位】パナソニック「MC-NX810KM」
- パナソニックMC-NX810KM
- 最安価格: ¥69,163〜
10/4(土)~10/10(金) お得すぎる7日間!Amazonで見る¥73,900〜
- 吸引力
- 糸の絡まりにくさ
- 静音性
- 格納性
- ゴミの捨てやすさ
- メンテナンス
- 使い勝手
- 幅
- 220mm(スティック時、クリーンドック)
- 奥行
- 202mm(スティック時)、331mm(クリーンドック)
- 高さ
- 1127mm(スティック時)、782mm(クリーンドック)
- 重量
- 1.9kg(スティック時)、3.8kg(クリーンドック)
- 型番
- MC-NX810KM-W
【6位】アイリスオーヤマ「マジカリーナ SCD-L3PD」
- アイリスオーヤマ充電式サイクロンスティッククリーナー ゴミ回収ドック付き マジカリーナ SCD-L3PD-HC
- 最安価格: ¥34,180〜
- 吸引力
- 糸の絡まりにくさ
- 静音性
- 格納性
- ゴミの捨てやすさ
- メンテナンス
- 使い勝手
- 幅
- 240mm
- 奥行
- 175mm
- 高さ
- 965mm
- 重量
- 1.1kg
- ヘッド
- パワーブラシ
- 集じん方式
- サイクロン式(本体)、ダストカップ式(ドック)
- 集じん容量
- 0.2L(クリーナー)、1.5L(ゴミ回収ドック)
- 充電時間
- 4時間(約)
- 連続使用時間
- 17分(約 標準)、8分(約 強モード)
- スタンド
- 有(ゴミ回収ドック)
- 型番
- SCD-L3PD-HC
異色の「ロボット掃除機付き」の実力は?
今回は、ロボット掃除機付きのスイッチボットもテストしましたので紹介します。
スイッチボット「K10+ Pro Combo W3002501」
- スイッチボットロボット掃除機 K10+Pro Combo
- 最安価格: ¥76,780〜
10/4(土)~10/10(金) お得すぎる7日間!Amazonで見る¥99,800〜
- 吸引力
- 糸の絡まりにくさ
- 静音性
- 格納性
- ゴミの捨てやすさ
- メンテナンス
- 使い勝手
- 幅
- 248mm(本体)、240mm(スティック形態時)、195mm(デュアル集塵ステーション)
- 奥行
- 248mm(本体)、135mm(スティック形態時)、297mm(デュアル集塵ステーション)
- 高さ
- 92mm(本体)、1170mm(スティック形態時)、410mm(デュアル集塵ステーション)
- 重量
- 2.3kg(約、本体)、1.17kg(スティック掃除機本体、バッテリー)
- 型番
- K10+ PRO COMBO
【吸引力】
フローリング:全7製品中トップのスコア
長毛じゅうたん:髪1本も取り残しなし
吸引力はドリーミー「Dreame Z10 Station」と並ぶトップスコアで、長毛じゅうたんと壁際は両者満点。
カーペットはドリーミー「Dreame Z10 Station」が高得点、フローリングはスイッチボット「K10+ Pro Combo W3002501」が高得点でした。
【メンテナンス】
フィルターレスでお手入れがラク
紙パックの蓋が閉まる構造で、ドックから取り出す際にゴミが落ちないのがうれしい。
石井さんも「これ最高!」と絶賛です。
<ここは改善に期待!>
ドックの前後両面に掃除機が配置されているため、ドック後方からスティック掃除機をスムーズに取り出すには、奥行きがかなり必要になります。
まとめ:最強はやっぱり過去ベストバイのシャークでした!
以上、ドック付き掃除機のおすすめランキングでした。
1位でベストバイに輝いたのはシャーク「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO II+」です。
吸引力評価だけで見れば、シャーク「Shark PowerClean 360」やドリーミー「Z10 Station」、パナソニック「MC-NX810KM」が「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO II+」を上回るスコアを記録しました。
しかし、ブラシに糸が絡みやすかったり、使い勝手が伸び悩んだりと3台はいずれも減点対象が目立ちました。
対して「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO II+」は、ほとんどのテストで安定した好成績を収めています。
細かく見れば静音性や充電時間の長さに課題はあるものの、最終的には総合得点で差をつけ、「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO II+」が勝利しました。
2位には、同じくシャークの「Shark PowerClean 360」がランクイン。
「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO II+」が唯一苦手としたフローリングを「Shark PowerClean 360」は難なくクリアし、溝のゴミもすべて吸引。
さらにヘッドがじゅうたんに吸いつくほどの強力な吸引力を発揮し、吸引力では「Shark PowerClean 360」に軍配が上がりました。売り文句通りの実力です。
一方で「Shark PowerClean 360」は、持った瞬間に「重い!」と感じるほど取り回しの悪さが目立ちます。操作性に優れた「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO II+」との差は明らかでした。
ドックは「Shark PowerClean 360」のほうがややスリムな設計で、吸引音が気になる時間帯に便利な「自動ゴミ収集停止ボタン」を上部に搭載。かがまずに押せるのは快適でした。
結論として、使い勝手を重視するならシャーク「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO II+」、とにかくゴミを取り残したくない人にはシャーク「Shark PowerClean 360」がおすすめです。
使いやすさならシャーク「EVOPOWER SYSTEM NEO II+」、吸引力ならシャーク「Shark PowerClean 360」もアリ。
記事を参考にお気に入りのドック付きスティック掃除機を見つけてください。
ドック付き掃除機のおすすめ
シャーク
EVOPOWER
SYSTEM NEO II+
掃除機の売れ筋ランキングもチェック!
掃除機のAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
散布したゴミの上を一往復させるテストですが、シャーク「Shark PowerClean 360」はどの試験条件下でも、往路だけでゴミをほぼ残さず吸引していました。