ナーワルの水拭き掃除機&ロボット掃除機のおすすめは?
雑誌『家電批評』がテストした結果、高評価を獲得したおすすめアイテムをご紹介します!
ナーワル「Narwal S20 Pro」
- ナーワルNarwal S20 Pro
- 実勢価格: ¥69,800〜
- 拭き取り力
- 使い勝手
- メンテナンス
- 静音性
- 手に掛かる負荷
- おすすめポイント
-
- 重心バランスが良くて重さを感じにくい
- 自走力が高い
- 最強モードでも静か
- 手にかかる負荷がかなり低い
- 高水準の水拭き力
- がっかりポイント
-
- 操作画面がわかりにくい
- 幅
- 27.3cm
- 高さ
- 117.2cm
- 奥行
- 25.5cm
- 重量
- 4.27kg
- 型番
- YJSC003
おすすめポイント1:手にかかる負荷が少ない!
「手にかかる負荷」について検証したところ、4製品中トップクラスの結果に。公称の重量自体は約5kgと決して軽い方ではないのですが、重量バランスが良いせいかそこまで重く感じませんでした。
おすすめポイント2:抜群の拭き取り力を実現
汚れの拭き取りテストを行なったところ、全体的にかなり汚れを取ってくれました。コツさえつかめば、かなりのスピード感で掃除ができそうです。
掃除機をかける前です。
3回目の往復でかなり汚れが落ちてくれました。
5往復後。4製品の中ではトップクラスで汚れを取ってくれました。
水拭き1往復目では汚れが落ちなかったものの、2往復目から汚れが薄くなっていきました。5往復目でかなり汚れを取ってくれたので、掃除自体の負担も少なく済みそうです。
おすすめポイント3:排水タンクは比較的は外しやすい
レバーを引いて排水タンクを入れ替えるタイプ。力を入れずに外しやすいです。
貯水タンクは本体下部に搭載
貯水タンクの搭載場所は独特で、本体下部に搭載。腰を屈めないと外せず、ちょっとアクセスしにくいです。
ナーワル「Narwal Freo Z Ultra」
- ナーワルNarwal Freo Z Ultra
- 実勢価格: ¥166,400〜
- 吸引性能
- 水拭き性能
- 立ち回り性能
- メンテナンス
- アプリ性能
- 静音性
- 設置性
- 使用感
- おすすめポイント
-
- 標準モードでも60dB以下
- 電源コードに当たらず回避
- カーペットでの吸引が得意
- がっかりポイント
-
- 広い設置スペースが必要
- おもちゃは回避できない
- ゴミをブラシで弾いた
- 幅
- 355mm(本体)、430.8mm(ドック)
- 奥行
- 350mm(本体)、388.3mm(ドック)
- 高さ
- 109.6mm(本体)、462mm(ドック)
- 重量
- 4.5kg(約、本体)、12.3kg(約、ドック)
- 型番
- YJCC017
メーカーの推しポイントを実際にテストしました!
かつてない賢さで障害物を回避→【テスト1 立ち回り】で検証
世界初のデュアルRGBカメラとデュアルAIチップを搭載したロボット掃除機。リアルタイムで障害物やゴミを識別し、回避・清掃を行うとのこと。
前機種から4000Pa上昇した吸引力→【テスト2 吸引性能】で検証
業界トップクラスの吸引力で、硬い床なら99%の粒子を捕らえ髪の毛やゴミ、ホコリを隙間やカーペットから取り除くと謳っています。
回転加圧式モップが汚れを除去→【テスト3 水拭き】で検証
デュアルモップが手で拭くように動き、1.2kgの下向きの圧力で72時間経過したケチャップなどの頑固な汚れもキレイに清掃できるとのこと。
それでは、メーカーの推しポイントも含めた「テスト結果」を詳しく見ていきましょう!
【テスト1 立ち回り】電源コードやぬいぐるみはしっかり認識。背の低いおもちゃは苦手
ロボット掃除機が苦手な電源コードは回避しましたが、他製品も苦戦した“鬼門”である背の低いおもちゃはデュアルカメラに映らなかったのか、回避できず衝突。再度近づいた際には、1回目の衝突で認識できたのか回避できていました。
そのほかの障害物もしっかり回避できており、優秀でした。
▼電源コード:優秀
電源コードはしっかりと認識。少し手前で停止し、当たらない方向を見極めて、余裕を持って回避成功しました!
▼キツネ(ぬいぐるみ):優秀
ぬいぐるみの耳と足に少し触れる程度。足は少し押したものの、位置をしっかり検知して動かさず、ギリギリを通過しました。
▼おもちゃ:難あり
カメラより背が低いおもちゃに近づくと、認識できずトレイに衝突。その後、小さなおもちゃを引きずりながら走行して、ぐちゃぐちゃに。再接近した際には1回目に認識したのか回避できました。
ワゴン下は本体の天面中央にあるセンサーが引っかかり、奥まで入れず点数を落としました。
【テスト2 吸引性能】「超強力」ではないもののゴミは十分吸い取れた!
タイルカーペットに撒いた紙片と髪の毛は取り残さず100%の吸引力を記録。また、フローリングでは紙片や髪の毛は全て吸引しましたが、コーヒー粉は取りきれずクッションフロアに撒いた砂も少し残しました。
とはいえ、清掃回数を増やせばキレイにできそうです。
▼タイルカーペット:優秀(吸収率 100%)
▼フローリング:良好(吸収率 99.1%)
▼クッションフロア:合格(吸収率 93.7%)
【テスト3 水拭き】廊下の端は残したが中央の汚れは落とした
▼水拭き範囲:優秀
水拭きでは壁際ギリギリまでしっかり濡らしました。靴下が少し湿るほどの濡れ具合です。
1回目の走行で中央の汚れを完璧に拭き取りましたが、壁際はやや離れて見てもわかるほど汚れを残してしまいました。
▼汚れ落ち:合格
▼Before
▼After
赤い足型の汚れを走行したところ、中央は拭き取り、右側の壁際(黄色矢印部分)は少し残しました。
円盤型のモップですが、中心から外に向かって圧力が弱くなっていることが、壁際の汚れを残した要因と思われます。
【テスト4 静音性】本体の稼働音は静かです
静音性の評価は5製品中1位を獲得しました。なかでも、標準モードは今回テストした5製品中で唯一60dBを切る結果に。ただし、ドックの音は他製品より3dBほど大きめでした。
▼本体の静かさ:優秀
▼ドックの静かさ:良好
【テスト5 メンテナンス】ゴミも汚水も自動吸引してモップはドックで洗浄!
ゴミはドックが自動集塵するため、ゴミ捨ての手間はありません。ダストバッグの取り外しはやや硬いものの、ラクです!
汚れたモップはドックで自動洗浄しつつ、ドック本体も洗浄。洗浄が終わったモップは40℃の温風で乾燥し、清潔さを保ちます。
【テスト6 設置性】ドッグはやや大きめなので設置スペースは広め
本体サイズが大きいので、左右30cm、正面100cmの設置スペースが必要です。設置性の自由度は低めなので、一人暮らしなど部屋が狭い人には不向きですが、音が小さいのでテレワークが多い人や子どもがいる家庭におすすめです。
ナーワルはどんなブランド?
Narwal(ナーワル)は世界30ヶ国以上、350万を超える世帯に愛されるロボット掃除機およびコードレス掃除機のメーカーです。
今では当たり前となった「モップの自動洗浄乾燥」をはじめ、さまざまな「世界初」を世に送り出す先進的な開発力・技術力で業界をリードしています。
ここではNarwalの代表的なロボット掃除機を紹介します。
Narwal Freo Z Ultra
最先端技術を駆使し、全自動掃除を極めたフラッグシップモデルです。
Narwal Freo Z10
本体からモップがせり出し、部屋の隅や壁際まできっちり水拭きする独自の可動式モップ「バイオメカニカルモップ」を搭載したハイエンドモデルです。
Narwal Freo Pro
進化した清掃力と利便性を両立したスタンダードモデルです。
▼詳細は公式サイトをチェック!
まとめ:ナーワルの掃除機でいつでもきれいな床をキープ!
以上、ナーワルの水拭き掃除機&ロボット掃除機の特集でした!
今回紹介した2製品はどちらも総じて良好な掃除性能でメンテナンスや静音性も高評価。日頃の掃除をラクにしてくれる製品です。
最後に、雑誌『家電批評』で高評価を獲得したおすすめアイテムをもう一度振り返ってみましょう。
ナーワル「Narwal S20 Pro」
ナーワル
S20 Pro
ナーワル「Narwal S20 Pro」は、絶妙な重心バランスによる使い勝手の良さに加え、汚れの拭き取り力も優秀。気になるメンテナンス性も好印象で、総合力の高い水拭き掃除機です!
ナーワル「Narwal Freo Z Ultra」
ナーワル
Narwal Freo Z Ultra
ナーワル「Narwal Freo Z Ultra」は、世界初のデュアルカメラとデュアルAIを搭載。電源コードをしっかり回避し、カーペット上での吸引性能が特に優秀。静音性も高いロボット掃除機です!
以上、ナーワルの水拭き掃除機&ロボット掃除機の紹介でした。どちらも雑誌『家電批評』おすすめの優秀製品です。気になった方はぜひチェックしてみてください!
強力な自走力もあり、掃除機をかけている間は比較的軽く感じるのは魅力的です。