家電おすすめナーワルの水拭き掃除機&ロボット掃除機のおすすめは?

ナーワルの水拭き掃除機&ロボット掃除機のおすすめは? ナーワルおすすめ イメージ

雑誌『家電批評』がテストした結果、高評価を獲得したおすすめアイテムをご紹介します!

A+評価ナーワル「Narwal S20 Pro」

総合評価: 4.36

拭き取り力
 5.00
使い勝手
 3.50
メンテナンス
 4.00
静音性
 4.50
手に掛かる負荷
 4.00

メンテナンス性ふくめ総合力で優秀な水拭き掃除機!

ナーワル「Narwal S20 Pro」は、『家電批評』が2025年4月に4製品集めて行った「水拭き掃除機のおすすめランキング」において見事1位およびベストバイを獲得した製品。

絶妙な重心バランスによる使い勝手の良さに加え、汚れの拭き取り力も優秀でした。

気になるメンテナンス性も好印象。特にブラシ交換がしやすく、あまり力を入れずに外せるのは魅力的でした。

一方で、インターフェイスのわかりにくさは気になります。モード数が5つとバリエーション豊富なのは良いのですが、画面がゴチャついていてわかりにくいんです。

また、自走力がある分、机の脚など小回りを効かせたい場面では苦戦しがち。ある程度広いスペースをざっくりスピーディに掃除したい人におすすめです。

おすすめポイント
  1. 重心バランスが良くて重さを感じにくい
  2. 自走力が高い
  3. 最強モードでも静か
  4. 手にかかる負荷がかなり低い
  5. 高水準の水拭き力
がっかりポイント
  1. 操作画面がわかりにくい
27.3cm
高さ
117.2cm
奥行
25.5cm
重量
4.27kg
型番
YJSC003

おすすめポイント1:手にかかる負荷が少ない!

おすすめポイント1:手にかかる負荷が少ない! ナーワルおすすめ イメージ

「手にかかる負荷」について検証したところ、4製品中トップクラスの結果に。公称の重量自体は約5kgと決して軽い方ではないのですが、重量バランスが良いせいかそこまで重く感じませんでした。

石井和美 氏
家電レビュー歴10年以上のプロレビュアー
石井和美 氏 のコメント

強力な自走力もあり、掃除機をかけている間は比較的軽く感じるのは魅力的です。

おすすめポイント2:抜群の拭き取り力を実現

汚れの拭き取りテストを行なったところ、全体的にかなり汚れを取ってくれました。コツさえつかめば、かなりのスピード感で掃除ができそうです。

おすすめポイント2:抜群の拭き取り力を実現 ナーワルおすすめ イメージ

掃除機をかける前です。

おすすめポイント2:抜群の拭き取り力を実現 ナーワルおすすめ イメージ2

3回目の往復でかなり汚れが落ちてくれました。

おすすめポイント2:抜群の拭き取り力を実現 ナーワルおすすめ イメージ3

5往復後。4製品の中ではトップクラスで汚れを取ってくれました。

中山壮太
家電批評編集部
中山壮太 のコメント

水拭き1往復目では汚れが落ちなかったものの、2往復目から汚れが薄くなっていきました。5往復目でかなり汚れを取ってくれたので、掃除自体の負担も少なく済みそうです。

おすすめポイント3:排水タンクは比較的は外しやすい

おすすめポイント3:排水タンクは比較的は外しやすい ナーワルおすすめ イメージ

レバーを引いて排水タンクを入れ替えるタイプ。力を入れずに外しやすいです。

貯水タンクは本体下部に搭載

貯水タンクは本体下部に搭載 ナーワルおすすめ イメージ

貯水タンクの搭載場所は独特で、本体下部に搭載。腰を屈めないと外せず、ちょっとアクセスしにくいです。

A評価ナーワル「Narwal Freo Z Ultra」

総合評価: 4.14

 
吸引性能
 3.93
水拭き性能
 4.17
立ち回り性能
 4.23
メンテナンス
 5.00
アプリ性能
 4.50
静音性
 4.35
設置性
 2.00
使用感
 3.50

静かに動くから夜も動かせるロボット掃除機

ナーワル「Narwal Freo Z Ultra」は、世界初のデュアルカメラとデュアルAIを搭載したロボット掃除機。

『家電批評』が2025年4月号でロボット掃除機5製品を集めて行ったテストでは、多くのライバル機が引っかかった「電源コード」を回避できたのはさすが。

鬼門である背が低い「おもちゃ」はカメラに映らなかったのか、回避できず散らかしてしまいましたが、再度近づいた際には、1回目に認識したのか回避できました。

さらに、検知した障害物がアプリ上にリアルタイムで表示されるのは興味深く感じました。

肝心の吸引性能は、タイルカーペットとフローリングに撒いた紙片と髪の毛は取り残さず吸引できたのですが、フローリングに撒いたコーヒー粉とクッションフロアに撒いた砂にはやや苦戦し少し残す結果に。

とはいえ、ゴミを吸い取る力は十分備わっているため、清掃回数を増やせばクリアできそうです。

水拭きテストでは、壁際までしっかり濡らしムラなく拭けていました。しかし、モップの外側に圧力がかからないのか、壁際の強い汚れを拭き取れませんでした。

静音性の評価でも1位を獲得しました。

一方、ドックが大きいうえ設置スペースが広いのはネックです。

音が小さいので、テレワークが多い人や子どもがいる家庭におすすめの一台です。

おすすめポイント
  1. 標準モードでも60dB以下
  2. 電源コードに当たらず回避
  3. カーペットでの吸引が得意
がっかりポイント
  1. 広い設置スペースが必要
  2. おもちゃは回避できない
  3. ゴミをブラシで弾いた
355mm(本体)、430.8mm(ドック)
奥行
350mm(本体)、388.3mm(ドック)
高さ
109.6mm(本体)、462mm(ドック)
重量
4.5kg(約、本体)、12.3kg(約、ドック)
型番
YJCC017

メーカーの推しポイントを実際にテストしました!

かつてない賢さで障害物を回避→【テスト1 立ち回り】で検証
かつてない賢さで障害物を回避→【テスト1 立ち回り】で検証 ナーワルおすすめ イメージ

世界初のデュアルRGBカメラとデュアルAIチップを搭載したロボット掃除機。リアルタイムで障害物やゴミを識別し、回避・清掃を行うとのこと。

前機種から4000Pa上昇した吸引力→【テスト2 吸引性能】で検証

業界トップクラスの吸引力で、硬い床なら99%の粒子を捕らえ髪の毛やゴミ、ホコリを隙間やカーペットから取り除くと謳っています。

回転加圧式モップが汚れを除去→【テスト3 水拭き】で検証

デュアルモップが手で拭くように動き、1.2kgの下向きの圧力で72時間経過したケチャップなどの頑固な汚れもキレイに清掃できるとのこと。

それでは、メーカーの推しポイントも含めた「テスト結果」を詳しく見ていきましょう!

【テスト1 立ち回り】電源コードやぬいぐるみはしっかり認識。背の低いおもちゃは苦手

ロボット掃除機が苦手な電源コードは回避しましたが、他製品も苦戦した“鬼門”である背の低いおもちゃはデュアルカメラに映らなかったのか、回避できず衝突。再度近づいた際には、1回目の衝突で認識できたのか回避できていました。

そのほかの障害物もしっかり回避できており、優秀でした。

▼電源コード:優秀
▼電源コード:優秀 ナーワルおすすめ イメージ

電源コードはしっかりと認識。少し手前で停止し、当たらない方向を見極めて、余裕を持って回避成功しました!

▼キツネ(ぬいぐるみ):優秀
▼キツネ(ぬいぐるみ):優秀 ナーワルおすすめ イメージ

ぬいぐるみの耳と足に少し触れる程度。足は少し押したものの、位置をしっかり検知して動かさず、ギリギリを通過しました。

▼おもちゃ:難あり
▼おもちゃ:難あり ナーワルおすすめ イメージ

カメラより背が低いおもちゃに近づくと、認識できずトレイに衝突。その後、小さなおもちゃを引きずりながら走行して、ぐちゃぐちゃに。再接近した際には1回目に認識したのか回避できました。

松本大輝
家電批評 編集部員
松本大輝 のコメント

ワゴン下は本体の天面中央にあるセンサーが引っかかり、奥まで入れず点数を落としました。

【テスト2 吸引性能】「超強力」ではないもののゴミは十分吸い取れた!

タイルカーペットに撒いた紙片と髪の毛は取り残さず100%の吸引力を記録。また、フローリングでは紙片や髪の毛は全て吸引しましたが、コーヒー粉は取りきれずクッションフロアに撒いた砂も少し残しました。

とはいえ、清掃回数を増やせばキレイにできそうです。

▼タイルカーペット:優秀(吸収率 100%)
▼タイルカーペット:優秀(吸収率 100%) ナーワルおすすめ イメージ
▼フローリング:良好(吸収率 99.1%)
▼フローリング:良好(吸収率 99.1%) ナーワルおすすめ イメージ
▼クッションフロア:合格(吸収率 93.7%)
▼クッションフロア:合格(吸収率 93.7%) ナーワルおすすめ イメージ

【テスト3 水拭き】廊下の端は残したが中央の汚れは落とした

▼水拭き範囲:優秀
▼水拭き範囲:優秀 ナーワルおすすめ イメージ

水拭きでは壁際ギリギリまでしっかり濡らしました。靴下が少し湿るほどの濡れ具合です。

1回目の走行で中央の汚れを完璧に拭き取りましたが、壁際はやや離れて見てもわかるほど汚れを残してしまいました。

▼汚れ落ち:合格
▼Before
▼Before ナーワルおすすめ イメージ
▼After
▼After ナーワルおすすめ イメージ

赤い足型の汚れを走行したところ、中央は拭き取り、右側の壁際(黄色矢印部分)は少し残しました。

松下和矢
LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長
松下和矢 のコメント

円盤型のモップですが、中心から外に向かって圧力が弱くなっていることが、壁際の汚れを残した要因と思われます。

【テスト4 静音性】本体の稼働音は静かです

静音性の評価は5製品中1位を獲得しました。なかでも、標準モードは今回テストした5製品中で唯一60dBを切る結果に。ただし、ドックの音は他製品より3dBほど大きめでした。

▼本体の静かさ:優秀
▼本体の静かさ:優秀 ナーワルおすすめ イメージ
▼ドックの静かさ:良好
▼ドックの静かさ:良好 ナーワルおすすめ イメージ

【テスト5 メンテナンス】ゴミも汚水も自動吸引してモップはドックで洗浄!

【テスト5 メンテナンス】ゴミも汚水も自動吸引してモップはドックで洗浄! ナーワルおすすめ イメージ

ゴミはドックが自動集塵するため、ゴミ捨ての手間はありません。ダストバッグの取り外しはやや硬いものの、ラクです!

【テスト5 メンテナンス】ゴミも汚水も自動吸引してモップはドックで洗浄! ナーワルおすすめ イメージ2

汚れたモップはドックで自動洗浄しつつ、ドック本体も洗浄。洗浄が終わったモップは40℃の温風で乾燥し、清潔さを保ちます。

【テスト6 設置性】ドッグはやや大きめなので設置スペースは広め

【テスト6 設置性】ドッグはやや大きめなので設置スペースは広め ナーワルおすすめ イメージ

本体サイズが大きいので、左右30cm、正面100cmの設置スペースが必要です。設置性の自由度は低めなので、一人暮らしなど部屋が狭い人には不向きですが、音が小さいのでテレワークが多い人や子どもがいる家庭におすすめです。

家電おすすめナーワルはどんなブランド?

Narwal(ナーワル)は世界30ヶ国以上、350万を超える世帯に愛されるロボット掃除機およびコードレス掃除機のメーカーです。

今では当たり前となった「モップの自動洗浄乾燥」をはじめ、さまざまな「世界初」を世に送り出す先進的な開発力・技術力で業界をリードしています。

ここではNarwalの代表的なロボット掃除機を紹介します。

Narwal Freo Z Ultra

Narwal Freo Z Ultra ナーワルおすすめ イメージ

最先端技術を駆使し、全自動掃除を極めたフラッグシップモデルです。

Narwal Freo Z10

Narwal Freo Z10 ナーワルおすすめ イメージ

本体からモップがせり出し、部屋の隅や壁際まできっちり水拭きする独自の可動式モップ「バイオメカニカルモップ」を搭載したハイエンドモデルです。

Narwal Freo Pro

Narwal Freo Pro ナーワルおすすめ イメージ

進化した清掃力と利便性を両立したスタンダードモデルです。

▼詳細は公式サイトをチェック!

家電おすすめまとめ:ナーワルの掃除機でいつでもきれいな床をキープ!

以上、ナーワル水拭き掃除機&ロボット掃除機の特集でした!

今回紹介した2製品はどちらも総じて良好な掃除性能でメンテナンスや静音性も高評価。日頃の掃除をラクにしてくれる製品です。

最後に、雑誌『家電批評』で高評価を獲得したおすすめアイテムをもう一度振り返ってみましょう。

A+評価ナーワル「Narwal S20 Pro」

ナーワル「Narwal S20 Pro」 ナーワルおすすめ イメージ
ナーワル「Narwal S20 Pro」 ナーワルおすすめ イメージ2

ナーワル
S20 Pro

ナーワル「Narwal S20 Pro」は、絶妙な重心バランスによる使い勝手の良さに加え、汚れの拭き取り力も優秀。気になるメンテナンス性も好印象で、総合力の高い水拭き掃除機です!

A評価ナーワル「Narwal Freo Z Ultra」

ナーワル「Narwal Freo Z Ultra」 ナーワルおすすめ イメージ

ナーワル
Narwal Freo Z Ultra

ナーワル「Narwal Freo Z Ultra」は、世界初のデュアルカメラとデュアルAIを搭載。電源コードをしっかり回避し、カーペット上での吸引性能が特に優秀。静音性も高いロボット掃除機です!

以上、ナーワルの水拭き掃除機&ロボット掃除機の紹介でした。どちらも雑誌『家電批評』おすすめの優秀製品です。気になった方はぜひチェックしてみてください!