有意義な時間を過ごせる効率的な部屋作りって?
自宅で過ごす時間が多くなった昨今。必要なモノが増えたため、部屋が片付かず落ち着かない、リラックスできないなど、有意義な時間を過ごせなくなっていませんか?
そこでテストするモノ批評誌『MONOQLO』が、そんな昨今のご時世に合わせた「効率的な部屋作り」を伝授! お値段安めで、片付けもくつろぎも最短で叶えるアイテムやテクニックを紹介します。
超・効率家電「ホットクック」の新型は買い?
今回は「料理の最大効率化」が叶う人気の自動調理器、ホットクックの新型をレビュー。
以前に旧モデルをレビューした際、唯一不満だったのが置き場所がないこと。しかし、新モデルはコンパクトになったとのことで、改めて検証してみました。
ホットクックって? 旧モデルの特徴4つ
シャープ
ヘルシオ ホットクック
KN-HW16F
実勢価格:5万4340円
サイズ:W364×D283×H 232mm
重さ:約5.2kg
定格容量:1.6L
電源コードの長さ:約1.4m
内食需要の増加を受けて再注目を集めているシャープ「ヘルシオ ホットクック」。雑誌『MONOQLO』では、2021年に旧モデル「KN-HW16F」を編集部員の自宅で1週間使用し、使い勝手などを検証しました。
旧モデル「KN-HW16F」を使ってわかったポイントは以下の4つです。
満足ポイント1:料理中の時間を有効活用できる
ホットクック生活で一番よかった点は、料理中の時間の有効活用。料理の「時短」ではなく、料理を「手放しで任せられる」からこそ、その間に掃除などが超はかどるわけです。
満足ポイント2:メインを作るとほかに作る必要がない
おかずを一品任せるのもアリですが、ナポリタンのようにパスタごと一緒に茹でてくれるような主食メニューを選べば、ほかに何も作る必要が無くなります。
満足ポイント3:煮込む系の料理がウマすぎる
料理の仕上がりで特によかったのはカレーなどの煮込む系の料理。食材のうま味が最大限引き出されます。回鍋肉などの炒め物やスイーツもちゃんと作れました。
なるほどポイント:使いこなせたけど置き場がない
ちゃんと向き合えば、1週間でもウマい料理が作れ、時間の有効活用も可能。ただし、キッチンに置きっ放しはできず、使う直前まで戸棚の中にしまっていました。
コンパクトになった新モデル!「ヘルシオ ホットクック KN-HW16G」
シャープ
ヘルシオ ホットクック
KN-HW16G
実勢価格:6万6000円
サイズ:W330×D282×H 240mm
重さ:約5.0kg
調理容量:1.6L
電源コードの長さ:約1.4m
2021年9月に発売されたシャープ「ヘルシオ ホットクック KN-HW16G」。
旧型の検証では、使い勝手はいいものの、「置く場所がない」というのが唯一の弱点でした。
新型は旧型より横が約3cm小さくなっていますが、置き場所問題は解消されたのでしょうか。また、便利さはそのままなのか、「KN-HW16G」を改めて検証してみました。
【検証1】料理のできや手軽さは?
【検証結果】「料理の質」・「使い勝手」は変わらず!
新モデルは、旧モデルのいいところをしっかり継承! 特に無水カレーは簡単なのに大満足の仕上がりでした。
無水カレーが最高! ローストポークも失敗知らず
【無水カレー】
無水カレーなので、野菜の甘みがしっかりとカレーに溶け込んでいます。
感動的な手羽元のホロホロ感。軟骨までスプーンでスルッと取れ、レベルの高い仕上がりになりました。
【ローストポーク】
ローストポークは、どれだけしっとりやわらかく食べられるかが重要。ホットクックならお任せで理想の仕上がりに。
パサパサ感がなく、しっとりとした口あたり。火が通り過ぎた硬さもなく、食べやすいです。
【ミートソースパスタ】
今回は、試しにミートソースパスタも作成しました。
ホットクックで作るのはソース部分だけですが、仕上がりはバッチリ。トマトの水煮缶を1/2使うため、トマトソースに近い味わいではありますが、美味しかったです。
調理は相変わらず超カンタン!
ミートソースはパスタが別ゆでですが、ソースは食材を全部入れてワンタッチ。これで一食完成しました。
ローストポークも、表面を焼いてジッパーバッグに入れるだけ。自動メニューなら時間や温度設定も不要です。
刻んだ野菜や手羽元などの食材を全部内鍋に投入。あとはメニューを選択すれば、無水カレーができちゃいます。
料理中の時間を活用して筋トレができた
料理中にがっつり趣味の筋トレの時間を確保。終わったらごはんができてました。
【検証2】置き場所問題は解消された?
【検証結果】「コンパクトさ」は大幅に進化!
全体的にものすごく小さくなったわけではありませんが、側部の出っ張りがなくなったのは便利。「これで棚にしまえる!」という人も多そうです。
すぐ使えるところに置ける、下ごしらえした食材をすぐ本体に投入できる、ホットクック起動中にもう一品作れるとなると、その便利さは格段にアップします。
使っていないときはカウンターに収まる
キッチンのカウンターにすっと置けるのはうれしいです。
下ごしらえもしやすい
ホットクックを置いてもしっかり作業スペースを確保でき、ストレスなく料理ができます。
スペースがあるということは、ホットクックと同時調理もできるということ。これは超効率的です。
【まとめ】コンパクトになった新モデルは「買い」
以上、コンパクトになったシャープのヘルシオ ホットクックの新モデル「KN-HW16G」の検証レビューでした。
キッチン収納にしまう必要がないのですぐ使え、料理の流れがスムーズに。ホットクックしながら他の料理もできるスペースがあるのは超絶便利でした。
検証を行った編集部員の自宅ではそのまま置きましたが、側面の出っ張りがない分、狭い収納でも入りそう。弱点を克服した新モデルは、夫婦揃って“買い”でした。
ぜひ、お買い物の参考にしてみてくださいね。
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ホットクックが毎日の暮らしの中で活躍していくイメージがすごくわきました。また、妻は「検証とあまり関係なく、普通に夕飯作りに活用させていただきました。ありがとうございます」と言っていました。