2022年上半期のヒット商品は本当にいいモノ?
はやくも半分が過ぎた2022年ですが、数々のヒット商品が登場しました。ヒットに結びついたと思われるのが、コロナ禍による生活スタイルの変化です。
例えば、癒しアイテムや家事を楽にする掃除道具のほか、テレワークのお供に便利な「ながら聴き」ができるイヤホンが売れたり、ノンアルや微アルなど「控えめ」なお酒が人気になったり。でも、そんなヒット商品って、本当にいいものなのでしょうか。
そこで、テストするモノ批評誌『MONOQLO』が2022年上半期ヒット商品の実力を確かめるべく、プロと一緒に徹底テスト。「絶対買い」「買ってよし」「人によってはアリ」「ちょっと待った」の4段階でオススメ度をジャッジしました。
今回は、コロナ禍による自炊増加で人気が急増した電気自動調理鍋から3製品をピックアップし、比較しました。
ほったらかし調理の相棒•電気自動調理鍋は、種類により特徴も異なります。自分の調理スタイルに合うものを選びましょう。
SHARP 「ヘルシオ ホットクック KN-HW16F」
SHARP
ヘルシオ ホットクック
KN-HW16F
実勢価格:5万4340円
サイズ・重量:約W364×D283×H232mm・5.2kg
定格容量:1.6L
特徴
SHARP「ヘルシオ ホットクック」の特徴は、まぜ技ユニットが搭載していること。ネットに連携できるので、レシピをダウンロードして増やすことが可能です。
メニューを選べば、あとはお任せでいいので、料理初心者でも特に簡単に使えます。
得意なこと
レシピが豊富で知識ゼロでもわかりやすいです。攪拌機能付きで野菜も柔らかくなります。
苦手なこと
サイズが大きめ。また、圧力がないので時短調理は不向きです。使用後の洗浄がやや面倒。
こんな人におすすめ
調理工程の全部を機械にまかせたい人や、料理初心者におすすめです。
マクスゼン「 電気圧力鍋 PCE-MX301」
マクスゼン
電気圧力鍋
PCE-MX301
実勢価格:9568円
サイズ・重量:約W210×D230×H225mm・2.89kg
定格容量:2.0L
特徴
マクスゼン「電気圧力鍋PCE-MX301」の特徴は圧力がかかるので、時短調理や角煮などが柔らかく仕上げられること。予約調理などは不可能です。
角煮は柔らかく、味もしっかり仕上がりました。
得意なこと
圧力がかかるので時短調理に便利。普通の圧力鍋と違い火加減調節が自動で簡単です。
苦手なこと
低温調理には使えないなど、他の電気自動鍋と異なり汎用性にはかけます。
こんな人におすすめ
煮込み料理をおいしくしたいという人や時短調理したい人におすすめです。
象印 「STAN. 自動調理なべ EL-KA23」
象印
STAN.
自動調理なべ EL-KA23
実勢価格:3万3000円
サイズ・重量:約W285×D310×H225mm・7.0kg
定格容量:2.3L
特徴
象印「STAN. 自動調理なべ EL-KA23」の特徴は圧力がかからないことと、2品同時にパック調理が可能なこと。
普通の煮物も柔らかく完成します。また、手入れのラクさと付属レシピのクオリティが魅力です。
得意なこと
お肉が煮崩れしにくいです。パック調理で主菜と副菜を同時に作れて手間を減らせます。
苦手なこと
攪拌機能がなく、低温調理だとムラが出る可能性あり。時短調理には向きません。
こんな人におすすめ
主菜も副菜も同時に作りたい人やレシピは自分でも考えたいという人におすすめです。
以上、2022年上半期に話題になった電気自動調理鍋から3製品を紹介しました。なお、電気自動調理鍋の全体の評価としては「買ってよし!」なアイテムです。
手間や時間をかけず、おいしい料理が作れるので、今後も人気は続きそう。おすすめな調理家電です。
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直火を使わないので安全なのもポイントです。