プロと編集部員が選りすぐった「部屋作りのBESTルール120」を大公開!
雑誌『MONOQLO』が、本当に良いモノを探し続けて早16年。
その長い年月で蓄積したアイデアやベストバイアイテムを、「部屋作りのBESTルール120」としてまとめました。
これがあれば、センスもテクニックも必要なし。書いてある通りにマネするだけで部屋が超快適になる黄金ルールです。
さらに、16年分のおすすめベストバイアイテムも大公開!
今回は、仕事部屋&趣味部屋で取り入れたい、居心地アップのポイントを紹介します。
仕事部屋は落ち着いたトーンのアイテムでそろえる
まずは仕事部屋のルールから紹介します。
書斎は集中力を高めたい場所。思考をジャマしない部屋作りを目指すなら、全体を落ち着いたトーンでまとめるのが正解です。
すっきり系なら白×ウッド、大人な雰囲気ならダークブラウンを基調にするのがおすすめ。
気が散るので、デスクまわりにはものを置かないようにします。
頭をすっきりさせたいなら部屋もすっきりするのが◎です!
不要なペンやメモは捨てて「とりあえず」を卒業
仕事部屋のデスクまわりは、「捨てる」で整理整頓します。
散乱したメモ用紙やペン、使いかけのノート類は、この機会に即処分を。また、ピークが過ぎた趣味のグッズや、積んだままの本がスペースをふさいでいるケースもありがちです。
「とりあえず置いとこ!」はゴチャつきのもと。書斎を物置きにするのはNGです。
「いつか使うかも」の「いつか」は来ないと心得ましょう。
文房具やガジェットは決まった位置に!
本当に必要なものだけを厳選したら、「それ以外はデスク上に置かない!」と強く心に誓って定位置を決めます。
また、書類は裸のまま置いた瞬間から散らかっていくので、進行中の仕事に関連する書類だけを一カ所に収納できると◎。
マットに充電機能が備えられたガジェットなどを導入するのも効果的です。
物を決まった位置に整えることで、仕事の効率も上がります!
ゲーミングチェアは悪目立ちする可能性も
仕事部屋に置くチェアもテイストを合わせましょう。
人気のゲーミングチェアの導入を検討中、という人はちょっと待って! 落ち着いたムードの書斎には、ゲーミングチェアの相性は悪すぎです。
特に黒ベースのものは悪目立ちしやすいので、どうしても欲しいのならシンプルな白単色がおすすめです。
同じ黒でもメッシュ使いのワークチェアならおしゃれです!
自分の世界観に合ったアイテムで統一する!
続いては、趣味部屋のルールです。
趣味のための部屋は、やりたい放題が許される唯一の場所。自分の好きな世界を存分に展開したいですよね。
とはいえ、無秩序すぎると居心地が悪くなってしまいます。
複数の趣味がある場合は、アイテムを混ぜ合わさないようゾーンを分けて配置を。世界観の統一が重要です。
世界観を壊してしまうアイテムがあれば、隠す収納で区別します。
趣味部屋や書斎は物置兼用にしない
収納が狭くてしまいきれなくなったかさばるストックなどを、趣味部屋や書斎に保管している人も多いはず。
これをやり始めると、その場はやがて物置きに……!
どうしても置きたいなら、DIYの有孔ボードやパーテーションなどでゾーンを区切り、趣味&書斎のエリアをしっかり確保しましょう。
仕切りがあると置かれたものが目に入らず、快適に過ごせます。
しまいきれないほどストックする習慣も見直したいところです。
おもちゃや趣味モノは掃除回数を減らす
趣味の部屋や、とりわけ子ども部屋は「汚れるからダメ」を禁句にしたいところ。
大掛かりな掃除をせずに済む工夫を取り入れるのが◎です。
例えば、簡単に取り外せるソファカバーやマルチカバー、パネルタイプのタイルマットを使えば、汚れた部分だけ取り外して処理できるのでラク。毛足の長いカーペットは使わず、サッと拭き取れる素材を選ぶのもおすすめです。
「汚すと面倒だから」とやりたい趣味や遊びをあきらめるなんてもったいない! 簡単に対応できるとわかっていれば、大人も子どもも、のびのび楽しむことができます。
汚れる前提の部屋作りには敷きもの選びがカギになりそう! 手入れしやすいものがベストです。
趣味部屋の収納棚は「壁際ベタづけ」にする!
趣味部屋は見せる収納がおすすめ。自慢のコレクションをディスプレイするなら、ホコリをかぶりにくい扉付きの書棚が最適です。
収納棚の置き場所は、壁際ベタづけ一択! 壁一面を潰しても、飾る収納ならすっきりおしゃれにまとまります。
好きなもので壁際を埋め尽くしましょう!
家具やカゴをバラバラに買うと、サイズなどが合わずデッドスペースが増えます。
まとめ:「隠す」と「見せる」のメリハリで居心地良く!
以上、「部屋作りのBESTルール120」から、仕事部屋と趣味部屋の居心地アップのポイントでした。
集中しなければならない仕事部屋と、意識せずとも集中してしまう趣味部屋。そんな、対照的なこの2部屋は、部屋作りの方向性も真逆です。
仕事部屋は気が散らないように、とにかくものを置かないのが理想。会社の共有スペースを参考にしつつ、過ごしやすいインテリアを取り入れます。出しっぱなしを避け、隠す収納に注力するのも重要。そのためには、捨てる勇気も必要です。
一方、趣味部屋は見せる収納が映える場所。好きなものに囲まれて、幸福感に浸れるあなただけの秘密基地です。
間取り上、この正反対の部屋をひと部屋で兼ねる場合は、エリアをきちっと区切って。趣味ゾーンに背を向けられるようレイアウトするのがおすすめです。
どちらも、自宅の中で能動的に過ごす場所。記事を参考に、心地よい部屋作りに取り組んでみてくださいね。
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仕事部屋が趣味部屋を兼ねているのなら、背中側を趣味ゾーンにするのが鉄則!