睡眠に悩みがあるなら枕を変えてみよう!
しっかり寝ているはずなのに、朝から疲労感があったり夜中に起きてしまったりするときは、自分に合わない枕が原因なのかもしれません。
快適な睡眠をとる寝具として人気なのが、自分に合った高さに変えられる「高さ調整枕」。枕が高すぎると気道を圧迫し、低すぎると首や肩に負担がかかってしまいますが、最適な高さにすれば体に無理な力が入りません。
高さは薄いウレタンの数を変えたり、パイプの量を調節したりすることで調節できます。
ベストな寝姿勢は立っているときと同じ姿勢になること
寝ているときと立っているときが同じ姿勢になるのが理想。目安は、天井と足先を結んだところに自然と目線が行く高さです。
高さ調整枕なら寝る姿勢を安定させてくれる
枕が高すぎたり低すぎたりすると、寝姿勢が崩れて寝心地の悪さにつながります。加えて、血流が悪くなり、頭痛などの原因にもなるので気をつけましょう。
理想的な高さなら、快眠につながります。
LDKがぐっすり眠れる高さ調整枕をテスト
しかし、高さ調節枕は路面店や通販サイトなどで購入できますが、種類がたくさんあり、迷ってしまいますよね。
そこで雑誌『LDK』では、高さ調整できる枕の人気製品を比較。Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどネット通販で購入できる人気の枕を「寝心地」「耐久性」「通気性」の3項目でテストしました。新製品を中心に過去ベストバイだった人気製品も入れて、おすすめを探しました。
枕のおすすめランキング
雑誌「LDK」が枕の検証を行ったところ、1位ベストバイはタンスのゲンの「寝落ち姫の枕」でした。低反発で沈みすぎず首にもフィット、3枚のシート入りで高さ調整もお手軽です。
2位はDCMの「高さ調節できるパイプまくら」でした。首への圧力が少なく自然な感じで寝られる上、価格が手頃です。
商品 | おすすめポイント | ||||||||||
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タンスのゲン寝落ち姫の枕
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低反発で適度に沈み込む/横向きでもラクに寝られる/3枚のシート入りで高さ調節が簡単 |
60cm(約) |
40cm(約) |
ポケットコイル/低反発ウレタン |
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DCM高さ調節できるパイプまくら
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首への圧力が少なく自然な感じで寝られる/パイプを抜いて細かく高さ調節できる/約4000円と価格が手頃 |
58cm(約) |
38cm(約) |
パイプ/ウレタン |
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西川×ハンズnishikawaとハンズが考えた枕
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シートとパイプで細かく高さ調整できる/中央部分の凹みで後頭部が安定する/横向き寝のときの耳への圧迫感が少ない |
54cm |
43cm |
パイプ/ウレタン |
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GOKUMINTakumi 無重力ジェルピロー NEO
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|
適度な反発感で頭をやさしく包む/細かい高さ調整が簡単にできる/寝返りしても頭を支える |
50cm(約) |
29cm(約) |
熱可塑性エラストマー/ウレタンフォーム |
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西川もっと肩楽寝(低め)
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頭から首までの圧迫感がない/わた入りで頭への感触がふわっとしている/低めが好きな人にピッタリ |
50cm |
38cm |
わた/パイプ |
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ニトリ横向き寝も仰向け寝もラクな低反発まくら ナチュラルフィット プレミアムP2304
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仰向け時は後頭部が安定して寝やすい/ほどよい反発力のあるウレタン製/お値段以上の寝心地 |
57cm(約) |
40cm(約) |
ウレタンフォーム |
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快眠研究所3D立体パイプ枕
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3D立体構造で頭を支える/通気性がよく首周りの熱さは感じない/寝返りが打ちやすい |
51cm |
30cm |
パイプ |
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タナカふとんサービスじぶんチャージ FIT TECH PILLOW(スタンダード・ふつう)
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|
後頭部がすっぽり入るので安定感がある |
63cm |
43cm |
わた×パイプ |
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GOKUMINプレミアム低反発枕plus+
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|
高さ違いのシートで細かく調整できる |
50cm(約) |
30cm(約) |
ウレタンフォーム |
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DreamCat'sHilo-1 Standard
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|
仰向け時はしっかり支えてくれる |
53cm(約) |
35cm(約) |
ウレタンフォーム |
【1位】タンスのゲン「寝落ち姫の枕」
- タンスのゲン寝落ち姫の枕
- 最安価格: ¥9,999〜
- 首・肩への負担
- 寝返りのしやすさ
- 高さ調整
- 耐久性
- 通気性
- おすすめポイント
-
- 低反発で適度に沈み込む
- 横向きでもラクに寝られる
- 3枚のシート入りで高さ調節が簡単
- 幅
- 60cm(約)
- 奥行
- 40cm(約)
- 素材
- ポケットコイル/低反発ウレタン
- 型番
- 91442
首・肩への負担
中材は低反発ウレタンとポケットコイルの組み合わせ。ほどよい弾力とやわらかさを感じます。
寝返りのしやすさ
頭をのせても沈みすぎず、ほどよい反発力を感じました。
仰向け寝でも横向き寝でも心地よいホールド感があり、頭や首の曲面にピッタリ合う感じがします。
高さ調整
高さ調節はウレタンシートを抜くだけと簡単。1cm厚の高さ調整シートが3枚付属しており、高さは4段階に変更可能です。枕は上下でも高さが違い、反転しても使用できます。
通気性
熱のこもりにくさや蒸れにくさを計測したところ、全製品のなかで上位の成績。汗をかきやすくても快適に眠れそうです。
寝返りしやすい高さと大きさです。
耐久性も高く、長く使っていけそうです。
【2位】DCM「高さ調節できるパイプまくら」
- DCM高さ調節できるパイプまくら
- 最安価格: ¥3,828〜
- 首・肩への負担
- 寝返りのしやすさ
- 高さ調整
- 耐久性
- 通気性
- おすすめポイント
-
- 首への圧力が少なく自然な感じで寝られる
- パイプを抜いて細かく高さ調節できる
- 約4000円と価格が手頃
- 幅
- 58cm(約)
- 奥行
- 38cm(約)
- 高さ
- 8~13cm
- 素材
- パイプ/ウレタン
首・肩への負担
首への圧迫感があまりなく、後頭部にピッタリ合う感じ。横向き寝のときも安定感があり、落ちることはなさそうです。
高さ調整
高さ調整シートは高さ違いで2枚入っています。
中央にパイプの取り出し口が3カ所あるので、かなり細かく調整できます。
通気性
中材にパイプが使われていることもあり、通気性はまずまず。全製品の中では平均的な数値でした。
頭の周囲に熱がこもらないので、暑い夜でも使えそうです。
【3位】西川×ハンズ「nishikawaとハンズが考えた枕」
- 西川×ハンズnishikawaとハンズが考えた枕
- 最安価格: ¥9,980〜
- 首・肩への負担
- 寝返りのしやすさ
- 高さ調整
- 耐久性
- 通気性
- おすすめポイント
-
- シートとパイプで細かく高さ調整できる
- 中央部分の凹みで後頭部が安定する
- 横向き寝のときの耳への圧迫感が少ない
- 幅
- 54cm
- 奥行
- 43cm
- 高さ
- 9cm
- 素材
- パイプ/ウレタン
高さ調整
同じ厚さの高さ調整シートが3枚入っており、さらにパイプの取り出し口が4カ所もあります。小さい範囲で細かく調整できるのは便利です。
耳への圧迫感も少なめ
耳への圧迫感も少なめです。
【3位】GOKUMIN「Takumi 無重力ジェルピロー NEO」
- GOKUMINTakumi 無重力ジェルピロー NEO
- 最安価格: ¥9,998〜
- 首・肩への負担
- 寝返りのしやすさ
- 高さ調整
- 耐久性
- 通気性
- おすすめポイント
-
- 適度な反発感で頭をやさしく包む
- 細かい高さ調整が簡単にできる
- 寝返りしても頭を支える
- がっかりポイント
-
- 素材上やや蒸れを感じる場合もある
- 幅
- 50cm(約)
- 奥行
- 29cm(約)
- 高さ
- 5~13cm
- 素材
- 熱可塑性エラストマー/ウレタンフォーム
- 型番
- 01
高さ調整
高さ調整シートは3枚入っており、1、2、3cmと厚さが異なります。組み合わせは7パターンあり、細かい調整が可能。上下でカーブも選べます。
頭がやさしく包まれる
頭がやさしく包まれ、いい夢が見られそうです。
【3位】西川「もっと肩楽寝(低め)」
- 西川もっと肩楽寝(低め)
- 最安価格: ¥6,380〜
- 首・肩への負担
- 寝返りのしやすさ
- 高さ調整
- 耐久性
- 通気性
- おすすめポイント
-
- 頭から首までの圧迫感がない
- わた入りで頭への感触がふわっとしている
- 低めが好きな人にピッタリ
- 幅
- 50cm
- 奥行
- 38cm
- 高さ
- 6cm
- 素材
- わた/パイプ
- 型番
- EH93052943L
首・肩への負担
下部はアーチ型になっているので首や肩口にフィットしやすく、落ちついて寝られます。頭から首までの圧迫感がありません。
横向き寝でも圧迫感がない
横向き寝でも圧迫感がなく、頭が安定して落ち着きます。低めが好きな人におすすめですが、「高め」タイプもラインナップされています。
【3位】ニトリ「横向き寝も仰向け寝もラクな低反発まくら」
- ニトリ横向き寝も仰向け寝もラクな低反発まくら ナチュラルフィット プレミアムP2304
- 最安価格: ¥4,990〜
- 首・肩への負担
- 寝返りのしやすさ
- 高さ調整
- 耐久性
- 通気性
- おすすめポイント
-
- 仰向け時は後頭部が安定して寝やすい
- ほどよい反発力のあるウレタン製
- お値段以上の寝心地
- がっかりポイント
-
- 横向き寝は位置によって頭が転がりやすい
- 幅
- 57cm(約)
- 奥行
- 40cm(約)
- 高さ
- 13cm(約)
- 素材
- ウレタンフォーム
高さ調整
高さ調整シートは、高さ違いで2枚入っています。取り出しも簡単に行えます。
これで5000円はお値打ちもの!
中央のT字が首にフィット! お値段以上の寝心地でした。高さ調整枕を試してみたいという人にちょうどいいです。
【7位】快眠研究所「3D立体パイプ枕」
- 快眠研究所3D立体パイプ枕
- 検証時価格: ¥4,980〜
- 首・肩への負担
- 寝返りのしやすさ
- 高さ調整
- 耐久性
- 通気性
- おすすめポイント
-
- 3D立体構造で頭を支える
- 通気性がよく首周りの熱さは感じない
- 寝返りが打ちやすい
- がっかりポイント
-
- 中はパイプなので音が気になるかも
- 幅
- 51cm
- 奥行
- 30cm
- 素材
- パイプ
高さ調整
下部に大きめの調整口があり、これで首周りの部分の高さを調整することができます。中はパイプなので音が気になるかもしれません。
3D立体構造で頭を支える
首の支え部分が盛り上がる立体構造になっています。中身は全部パイプなので首周りの熱さは感じません。
【8位】タナカふとんサービス「じぶんチャージ FIT TECH PILLOW(スタンダード・ふつう)」
- タナカふとんサービスじぶんチャージ FIT TECH PILLOW(スタンダード・ふつう)
- 最安価格: ¥9,900〜
※Amazon、楽天の購入ページでは「やわらかめ」「かため」が選択ができます。
- 首・肩への負担
- 寝返りのしやすさ
- 高さ調整
- 耐久性
- 通気性
- おすすめポイント
-
- 後頭部がすっぽり入るので安定感がある
- がっかりポイント
-
- パイプはこぼれやすい
- 幅
- 63cm
- 奥行
- 43cm
- 素材
- わた×パイプ
- 型番
- 4560300101976
高さ調整
パイプの調整口は4カ所もあり、無段階に調整可能。パイプはこぼれやすいので注意しましょう。
【9位】GOKUMIN「プレミアム低反発枕plus+」
- GOKUMINプレミアム低反発枕plus+
- 最安価格: ¥4,698〜
- 首・肩への負担
- 寝返りのしやすさ
- 高さ調整
- 耐久性
- 通気性
- おすすめポイント
-
- 高さ違いのシートで細かく調整できる
- がっかりポイント
-
- 当たりが強めで人によっては気になるかも
- 横向き寝のときに頭が転がりやすい印象
- 幅
- 50cm(約)
- 奥行
- 30cm(約)
- 高さ
- 5~11cm(約)
- 素材
- ウレタンフォーム
- 型番
- PTM-01
高さ調整
厚さ2cmと1cmの高さ調整シートがついており、合計8パターンと高さはかなり細かく変えられます。カバーが2枚ついているのもありがたいです。
【10位】DreamCat’s「Hilo1-Standard」
- DreamCat'sHilo-1 Standard
- 最安価格: ¥6,980〜
- 首・肩への負担
- 寝返りのしやすさ
- 高さ調整
- 耐久性
- 通気性
- 耐久性
- 通気性
- おすすめポイント
-
- 仰向け時はしっかり支えてくれる
- がっかりポイント
-
- 高さ調整シートは1枚だけで細かく調整できない
- 横向き寝をしたときはやや不安定
- 幅
- 53cm(約)
- 奥行
- 35cm(約)
- 高さ
- 10cm(約)
- 素材
- ウレタンフォーム
- 型番
- hilo1
寝返りのしやすさ
全体的にフラット気味のため、横向き寝をしたときはやや不安定。まくらの上で頭が転がりやすい印象です。
枕のテスト方法は?
今回は雑誌『LDK』が、東京療術学院 講師の熊坂基さんと一緒に、以下の項目でテストしました。
テスト1:寝心地
整体のプロである熊坂さんが、検証した全製品を実際に使用。寝心地テストでは、「首・肩への負担」「寝返りのしやすさ」「高さ調整」の3項目で評価しました。
「寝返りのしやすさ」では、横向き寝のしやすさもチェックしました。
高さ調整が細かくできるかどうか、調整がしやすいかどうかをチェックしました。
また、「首・肩への負担」では、首、肩、頭部分に圧迫感を感じないかどうか、負担を感じないかどうかも確認しました。
テスト2:耐久性
枕の上に振動マシンをのせて一定時間負荷を加え、負荷前後の枕の高さを複数箇所計測。
その差からヘタリ率を割り出しました。
テスト3:通気性
枕の表面を濡らし、熱と負荷を一定時間かけた状態で温度と湿度の変化を記録。検証前後の数値の差から通気性を評価しました。
参考テスト:静音性
枕の横に騒音計を設置し、枕にのせた頭を左右に振ることにより発生する騒音値を記録。数値が小さいほど静かということになります。
パイプタイプはガサガサ音がする傾向にありました。
※総合評価は寝心地を重視して決定しています。また、各テスト項目で評価が同じでも点数が異なる場合があります
枕の選び方は?
枕の種類には、一般的な仰向け寝用枕をはじめ、横向き寝用、うつ伏せ寝用、いびき防止向け、ストレートネック用、首・肩こり防止用などの種類があります。
今回は、仰向け寝用で高さが調整できるタイプの枕の選び方を紹介します。
1:自分の体にあった高さか
枕が高すぎたり低すぎたりすると、首や肩に負担がかかり、頭痛の原因になることもあります。理想の高さは、マットレスの硬さによって異なります。
柔らかめマットレス:体が沈み込むため、低めの枕が適しています。
硬めマットレス:体が沈み込まないため、高めの枕が適しています。
目線が足先と天井を結んだところにくるのがベスト
立っているときと同じ姿勢が理想の寝姿勢。目安は、天井と足先を結んだ線に自然と目線がいく高さです。
高さ調整枕の調整方法は?
ウレタン
中材がウレタンシートの枕は、高さ調整が簡単なのが特徴。シート枚数が多く高さが細かいと細かく調整できます。
パイプ
中材がパイプの枕は、ウレタン以上に細かく高さ調整できるのがメリット。空気が通りやすく、熱がこもりにくいです。
上下リバーシブル
上下の高さが違う枕の場合は、上下を反転させることでも高さが調整できます。
枕に頭をのせたときに、あごをほんの少し引いたくらいの高さに調整するといいでしょう。
2:寝姿勢が安定する形状か
睡眠中、眠りが浅くなると体の違和感で目が覚めてしまうこともあります。体が安定することで、安心感にもつながり睡眠の質も向上するため、自身の寝姿勢に合った寝具を選びましょう。
NG:首に圧迫感を感じる枕
フィット感が弱くて首に圧迫感のある枕は、首や肩の違和感で夜中に起きる原因になることがあります。
NG:かたくて痛いと感じる枕
硬さのある寝具は局所的に圧がかかってしまい、背中や肩の痛み、腰痛などにつながることも。
NG:通気性が悪い枕
頭部やマットレスに熱や湿気がこもりやすいと暑苦しさで起きる原因になってしまいます。
3:寝返りが打ちやすい硬さか
体温や湿度、体圧の分散、睡眠モードの切り替えなど、睡眠の質を向上させることに重要な寝返り。寝具を変えて寝返りしやすい環境を整えることで、効率の良い睡眠が取れ翌朝の疲労感も軽減されます。
NG:沈み込みすぎて寝返りがうちにくい枕
枕がやわらかすぎると不安定なうえ、体が沈み込んでいるため、寝返りしようにも動きにくくなってしまいます。
4:枕本体とカバーが洗濯機で洗えるか
枕本体と枕カバーが丸洗いできるかもチェックしておきましょう。洗濯機で洗えるものだと、手洗いの手間がないため手軽に手入れしやすくなります。
枕を選ぶ際のよくある質問
ここでは、自分に合う枕探しのために、気になる疑問とアンサーを紹介します。
首・肩が痛いけど枕のせい?
枕が原因の可能性があります。まずは買ったときの高さのまま4〜5日使ってみて、よく眠れないのなら高さを調節してみましょう。細かく調節できるタイプだと、なおよいです。
枕が合わないと呼吸がおかしくなってしまいます。
自分に合う枕がわからないときはどうすればいい?
計測器やコンピューターで頭と首のS字の深さを計測してくれる店舗を訪れてみるのもオススメ。計測結果に基づいて高さが調節され、自分に合った高さの枕を購入できます。
枕の洗い方は?
洗濯機で丸洗いできるものや、手洗いできるものだと清潔な状態をキープして気持ちよく眠ることができます。そこで、枕の洗い方から干し方を紹介します。
洗濯機でOKの枕の洗い方のポイント
今回は、ニオイや黄ばみが気になる「枕」を実際に丸洗いしてみます。
1:洗濯表示を確認
まずは洗濯表示を確認します。今回の枕の中綿はポリエステル。これなら自宅の洗濯機でOKです。素材を傷めないように、ネットに入れて洗濯機へ入れましょう。
2:洗濯機にしっかり沈ませる
ここでよくあるのが、枕が浮いてしまうこと。合成繊維や羽毛などの枕は空気をたくさん含んでいて沈みにくいので、押さえる必要があります。
そんなときは布団洗い用の洗濯キャップがおすすめです。キャップがない場合は、ひと手間かかりますが、洗濯機のすすぎモードを使って枕に水を吸わせ、いったん脱水。それから洗濯スタートすれば、中綿がつぶれて浮きにくくなりますよ。
3:洗剤は中性の液体タイプ
劣化しているリスクを考え、洗剤は中性の液体タイプを選びましょう。洗濯後は型くずれを防ぐため、ネットに入れたまま干します。日当たりがよく風通しのいい場所でしっかり乾かしましょう。
低反発枕の洗い方のポイント
低反発素材の枕は、基本的には洗えないものが多いです。洗うときは、汚れのひどいときだけにするのが無難です。
1:手洗いでやさしく
低反発枕は手洗いします。枕が折り曲げずにすっぽり入るような大きな容器(ここではプラケースを使用)に水をため、液体の中性洗剤を少量溶き、枕をつけます。傷み防止のためネットに入れましょう。
枕が浮き上がってくるので、たまに上下を返しながら上からやさしく押しつけるように洗剤溶剤をしみ込ませ、30分つけ置きします。
2:すすぐ前にソフト脱水
洗い終わったら、すすぐ前に洗濯機でソフト脱水をします。低反発枕は保水力が高いので、いったん軽く脱水することですすぎがラクになります。
ふたたびプラケースの中でしっかりすすぎ、終わったら再度洗濯機でソフト脱水します。ネットに入れたまま風通しのいい日陰に干します。
低反発素材は何度も洗えないので、よほど汚れが気になるときだけにしましょう。
枕のおすすめ まとめ
以上、枕のおすすめランキングでした。
今回は、高さ調整できるタイプをピックアップ。整体のプロが寝心地を検証し、そのほか耐久性や通気性なども計測して点数化。その結果、ベストバイに選ばれたのは、タンスのゲン「寝落ち姫の枕」です。
寝返りしやすく高さ調整も手軽なタンスのゲン
タンスのゲン
寝落ち姫の枕
タンスのゲン「寝落ち姫の枕」は、適度な低反発で沈みすぎず、頭や首の曲面にフィットします。仰向け寝でも横向き寝でも心地よいホールド感があり、寝心地はバッチリ。
3枚のウレタンシート入りで細かい高さ調整が簡単にできました。
寝ても疲労感が取れないときは高さ調整できる枕を使って理想の寝姿勢に変えてみましょう。ぜひ本ランキングを製品選びの参考にしてみてくださいね。
枕の売れ筋ランキングもチェック!
枕のAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
壁際に立ったときに壁と首の一番凹んだ部分との距離が理想の枕の高さです。