仮眠で効率UPにおすすめな、昼寝枕とは?
Amazonで見つけた、「これってどうなの?」な製品を徹底チェックする「アマゾン5つ星探検隊」。今回のキラリと光る逸品探しは、仕事の能率アップにオススメしたい「昼寝枕(お昼寝まくら)」です!
昼寝枕とは、デスクなどで座ったまま使える仮眠用の枕のこと。いちばん気持ちよく寝られて、スッキリ起きられる枕を探しました。
昼寝枕のメリットは?
ランチのあと、ちょっとだけウトウト……。仮眠は午後の仕事の効率アップのためにもおすすめしたい習慣です。
そんなときにぴったりなのが昼寝枕。机にそのまま突っ伏したりするよりも、しっかり休息できるアイテムなんです。
メリット1:横にならなくてもラクチン
普通の枕のように横になって使うのではなく、机に置いて使います。うつ伏せでも呼吸がラクなのでリラックスできます。
メリット2:仮眠にぴったり
オフィスでの昼休みやテレワーク中の小休憩など、短時間の休憩や仮眠の際に便利です。ちょっとの時間でリフレッシュできます。
メリット3:仕事中も使えます
枕として使用しないときでも、腰やお腹に当てるクッションとして活用できます。
スッキリ起きられる! デスクでお昼寝のキホンは?
ですが、お昼寝で気をつけたいのは時間。長すぎるのはNGなんです。短いと感じてしまいそうですが、20分程度で起きるのがベストです。
20分仮眠のメリット
- 眠気がリセットされる
- ストレス軽減
- 体力回復
20分は浅い眠りから深い眠りに切り替わるときなので、深い眠りに入る前に起きれば、寝起きがラクになります。また座ったままで長時間眠るのはやはり体の負担にもなりますので、20分を意識しましょう。
20分を超えて寝ない
上の写真のような姿勢は短時間なら問題ないですが、長時間続けると内臓の負担になる場合もあります。
顔が横向きになるのは避ける
顔を横向きにしてしまうと首や肩の筋肉がリラックスできず、姿勢的にはよいとはいえません。
それでは今回の検証ポイントを見てみましょう。
昼寝枕の検証方法は?
今回は、デスクでお昼寝する際の専用枕を6製品集めてテスト。比較のポイントは「寝心地」と「利便性」です。
テスト1:寝心地(姿勢・硬さ)
昼寝枕は、筋肉や内臓に負担をかけすぎないように、ラクな姿勢を維持できるかがポイント。体を預けた際の高さと、頭を安定して支えることのできる硬さを両立できるものが優秀です。
今回の検証では、実際に使用した際の姿勢の状態を専門家がチェック。頭を想定した5kgのウエイトボールをしっかり支えられるかもチェックしました。
テスト2:利便性(洗える・持ち運びやすい)
直接顔を付けて使用するので、カバーを外して洗えることも重要。また会社や旅行先に持ち運べるよう、収納しやすくコンパクトなものが使いやすいです。
以上の2点をポイントに検証しました。それではテスト結果の発表です。
昼寝枕のおすすめは?
GUAPO「ネックピロー」
GUAPO
好きな形に曲げられるネックピロー
実勢価格:2944円
サイズ:長さ67×直径9cm
重さ:480g
▼テスト結果
寝心地:姿勢◎/硬さ○
利便性:洗濯可/持ち運びやすい
今回ベストバイを獲得したのは、GUAPO「好きな形に曲げられるネックピロー」です。ワイヤーで自在に変形調節できるので、ラクな姿勢を保ちやすく、うつ伏せの姿勢でも顔の収まりやすいです。
自由に変形できる
中にワイヤーが通っていて、それを好きなように曲げて変形&調節が可能。用途の幅が広く、使い勝手も良好です。
姿勢:◎ 心地よく柔らかい
自然な姿勢がとれて、非常に寝やすいです。整体師の熊坂先生曰く「目なども圧迫しないので、よりリラックスして眠れます」とのこと。
硬さ:○ ほどよく支えます
沈み込みすぎず、ボールをしっかり支えました。
ほかにもカバーを洗濯できたり、旅行時にネックピローとしても使えたり、専用のポーチに小さく収納できたりと利便性の面でも優秀でした。
適度な弾力と寝心地のよさ。変幻自在でこれがあればどこでも寝られます。アマゾン5つ星に認定です!
しっかり支えてくれるのに、顔や目を圧迫しないのでリラックスできます。
LoveHome「昼寝枕」
LoveHome
昼寝枕
実勢価格:4788円
サイズ:W28×H10×D36cm
重さ:350g
▼テスト結果
寝心地:姿勢◎/硬さ○
利便性:洗濯可/持ち運びにくい
LoveHome「昼寝枕」は、カバーにビロードを使用して、通気性や触り心地も◎。他製品よりやや大きめです。
姿勢:◎ 安定感良好です
高さ、頭の収まり具合などがちょうどよいです。
硬さ:○ ボールをホールド
変形が少なく、ボールも安定していました。
持ち運びには向いていませんが、枕自体が大きく、体を預けたときの安定感があって安心できます。
YOOVV「昼寝枕」
YOOVV
昼寝枕
実勢価格:3499円
サイズ:W28×H21.5×D12cm
重さ:327g
※楽天のリンク先は色違いの商品ページです
▼テスト結果
寝心地:姿勢○/硬さ◎
利便性:洗濯可/持ち運びやすい
YOOVV「昼寝枕」はH型の形状で、収まりのいいポジションを探せます。高い耐久性がウリ。半分まで小さくなり、専用の袋にも詰められます。
姿勢:○ 背中はラク
高さはちょうどよいですが、顔が横向きになります。
硬さ:◎ 元の状態をキープ
まったく潰れず、支える力は今回ナンバーワンでした。
姿勢はかなりラクになりますが、しっかりうつ伏せになれないところが惜しかったです。
わくわくマーケット「昼寝枕」
わくわくマーケット
昼寝枕
実勢価格:3500円
サイズ:W28×H21.5×D12cm
重さ:327g
▼テスト結果
寝心地:姿勢○/硬さ○
利便性:洗濯可/持ち運びやすい
わくわくマーケット「昼寝枕」は仮眠だけでなく、手にグローブのようにはめて、頬杖をつく際のクッションにも。ビーズクッションのような感触です。
姿勢:○ 腕の負担はほぼナシ
意外と姿勢はラクちん。うつ伏せになれないところが惜しいです。
硬さ:○ ほどよく沈んで安定
ほどよく沈み、ボールを安定して支えられました。
中身の交換ができないのが残念ですが、ビーズのムニムニ感は心地よいです。
4位:MgDa「昼寝枕」
MgDa
昼寝枕
実勢価格:3099円
サイズ:W19.3×H14.4×D24.8cm
重さ:420g
▼テスト結果
寝心地:姿勢△/硬さ△
利便性:洗濯可/持ち運びやすい
MgDa「昼寝枕」は本体はウレタンで低反発。形状は普通ですが「スマホスタンド」代わりにもなる変わり種です。
姿勢:△ 胸や背中がやや苦しい
高さが足りず、姿勢もややつらいです。
硬さ:△
潰れてしまい、ボールを支えられませんでした。
体を預けた際にしっかり支えられる感じがなく、心もとなさがやや残念でした。
5位:Umlife「昼寝枕」
Umlife
昼寝枕
実勢価格:2680円
サイズ:W24×H28×D14cm
重さ:420g
▼テスト結果
寝心地:姿勢△/硬さ△
利便性:洗濯可/持ち運びにくい
Umlife「昼寝枕」は、三又の形状が特徴。一見使いにくそうですが、頚椎をサポートするように設計されています。
姿勢:△ あまり安定しない
高さ不足かつ、うつ伏せにもなれませんでした。
硬さ:△ 支えられない
支えられないうえに、ボールも落ちてしまいました。
頭との接点が少なく、安心して体を預けられませんでした。持ち運びにも不向きです。
【まとめ】GUAPO「好きな形に曲げられるネックピロー」が休憩におすすめ
今回検証してわかったのは、ラクに寝るためのポイントは「高さ」と「硬さ」。6製品検証の結果、5つ星となったのはGUAPO「好きな形に曲げられるネックピロー」でした。
また今回の6製品はどれもカバーを外して洗濯できる点は優秀。持ち運びでは6製品中2製品が不向きでしたので、用途に合わせて選びましょう。
さらに、「GUAPO」「YOOVV」「LoveHome」の製品は、首に当てることでネックピローとしても活用できるので、活躍の幅が広がりますよ。
以上、昼寝まくら6製品の比較検証によるおすすめランキングでした。オフィスでも自宅でも、短時間でリフレッシュできて、仕事の効率アップにおすすめです!
重たい頭を支えられるものが◎です。