パソコンいまのキーボード自分に合っていますか?

いまのキーボード自分に合っていますか? 高級キーボードおすすめ イメージ

「どんなキーボードを使用していますか?」と聞かれれば、「パソコンに付属していたもの」「お店で安かったから」と答える人が多いのではないでしょうか。

でも、それって損をしているかもしれません。自分の感性にあったキーボードと出会えれば、タイピング速度の向上、手や指の疲労軽減などの恩恵を得られるからです。

そこでおすすめしたいのが、今回テストする高級キーボードです。

おもな高級キーボードはキーの押し込み具合から形状、角度、配列など細部にいたるまで考えられており、安価なキーボードと比べると打鍵感の差は歴然です。

耐久性が高く、壊れてもパーツを交換して使えるので、実は費用対効果も高め。最高にフィットする一台と出会えれば、仕事の効率アップも間違いなしといえます。

高級キーボードなら指が勝手に動きます!

高級キーボードなら指が勝手に動きます! 高級キーボードおすすめ イメージ

そこで今回、雑誌『家電批評』編集部は高級キーボード10製品を比較テスト。仕事がはかどる一台を見つけました。

パソコン高級キーボードの選び方は?

まずは知っておきたい「キーボード選びの基本のキ」をご紹介します。

基本1. テンキーが必要なら要注意。“サイズ”でキーの数が変わる

ここでいう「サイズ」は、物理的な大きさではなくキーの配列やキーの個数を示すものです。

計算する機会が多いならテンキー付きのほうが作業効率は上がり、マウスのスペースを広くとりたいならキーが少なくコンパクトな製品を選ぶのが正解です。

【100%】テンキー付きのフルサイズキーボード

【100%】テンキー付きのフルサイズキーボード 高級キーボードおすすめ イメージ

数字入力に優れたテンキーまで備えたキーボードのことです。

【70~80%】テンキーを省いて方向キーなどを残したキーボード

【70~80%】テンキーを省いて方向キーなどを残したキーボード 高級キーボードおすすめ イメージ

表計算ソフトなどを使用しないなら、テンキーのないキーボードもありです。

【60%】ファンクションキーや方向キーもなくして可能な限りコンパクトにしたキーボード

【60%】ファンクションキーや方向キーもなくして可能な限りコンパクトにしたキーボード 高級キーボードおすすめ イメージ

ファンクションキーや方向キーまで省くことで、デスクスペースを広くとれます。

基本2. スイッチの種類や軸などが影響して打鍵感が変わる

キーを打った際の感触や指の動かしやすさに影響をおよぼす要素が、「キースイッチ」「軸」「キーの形状」です。これが自分の感覚にピッタリはまるものが、最良のキーボードになります。

メカニカルスイッチの軸は交換可能な製品が多いです。

【キーの形状】指の運びに差が出る

ステップスカルプチャー
ステップスカルプチャー 高級キーボードおすすめ イメージ

1列ごとにキートップに異なる角度がつけられています。

フラット
フラット 高級キーボードおすすめ イメージ

すべての列が平らに並びます。ストロークは全般に浅めです。

【キースイッチ】高価格帯はこの2種類が一般的

メカニカル
メカニカル 高級キーボードおすすめ イメージ

各キーが独立したスイッチになっています。反応性や耐久性に優れます。

静電容量無接点
静電容量無接点 高級キーボードおすすめ イメージ

入力に電極を使用しないため、底まで打つ必要がありません。打鍵感は軽めです。

【軸】メカニカルは軸の種類によってクリック感が変わる

赤軸
赤軸 高級キーボードおすすめ イメージ

もっともクリック感が軽い軸です。打鍵音が小さめなので、ビジネス用途にも向いています。

茶軸
茶軸 高級キーボードおすすめ イメージ

赤軸より強めの、ほどよい反発がある軸です。メカニカルらしいクリック感が楽しめます。

青軸
青軸 高級キーボードおすすめ イメージ

反発が強く、カチカチという打鍵音が大きめ。強いクリック感が欲しい人向けです。

基本3. キー配列はけっこう別物なので選択は慎重に

日本語入力に特化したJIS配列。基本的にはこちらを選んだほうが自然にタイピングできます。ただ、メーカーによってはUS配列しか選べない場合もあります。

JIS(日本語)配列

JIS(日本語)配列 高級キーボードおすすめ イメージ

JIS配列は左上に[半角/全角]キー、スペースの左右に[かな]キーがあります。[Enter]キーが大きく、[BS]キーの下にあるのも特徴です。

US(英語)配列

US(英語)配列 高級キーボードおすすめ イメージ

US配列にはかな入力用のキーがありません。[Enter]キーが細長く、中心から近くなります。記号キーの配置がより認識しやすくなっています。

山本まゆ
家電批評 編集部員
山本まゆ のコメント

US配列はキー数がJISより少ないので、配列に無理が生じにくいです。

パソコン高級キーボードの比較方法は?

キーボードの好みが異なる編集部員とモニター12名で評価

検証には、高級キーボードユーザー6名、MacのMagic Keyboardやノートパソコンのような薄型のペタペタキーボードのユーザー6名が参加しました。

各自の好みも踏まえながら、10製品を評価しました。愛用キーボードは以下のとおりです。

キーボードの好みが異なる編集部員とモニター12名で評価 高級キーボードおすすめ イメージ
キーボードの好みが異なる編集部員とモニター12名で評価 高級キーボードおすすめ イメージ2

このほか男女5名のモニターが加わり採点しました。

検証項目はこちら!

テスト1:打鍵感

共通の文章を入力し、キーを入力する際の軽さや反発、音、キーの素材感などを総合的に評価しました。

テスト2:手の疲れにくさ

文章を入力しながら、手や指が疲れないかを確認。キーの軽さ、キーピッチ、キーの高さなどが影響しました。

テスト3:配列の自然さ

任意のキーを間違えず入力できるほど高評価。配列やキーのサイズが評価に影響しました。

竹原雅子
家電批評 編集部員
竹原雅子 のコメント

ペタペタキーボード派に合う高級キーボードはあるのでしょうか?

それでは、評価の高かった順におすすめの高級キーボードを発表します。

パソコン高級キーボードのおすすめは?

プロと一緒に実際に使ってみた、高級キーボードのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。

ランキングは項目名で並び替えられます
商品 おすすめポイント
A評価
PFUHHKB Professional HYBRID Type-S
高級キーボードおすすめ PFU HHKB Professional HYBRID Type-S イメージ
3.92
打鍵感が軽く疲れにくい/指を滑らせて動かしやすい
4.03 3.60 3.50
A評価
PFUHHKB Studio
高級キーボードおすすめ PFU HHKB Studio イメージ
3.69
キーがやわらか/タッチ操作対応
3.77 3.50 3.30
A評価
KeychronQ1 Max QMK
高級キーボードおすすめ Keychron Q1 Max QMK イメージ
3.60
打鍵音が気持ちいい/キーストロークが浅い
3.76 2.90 3.40
B評価
NuphyHalo96 V2 QMK/VIA
高級キーボードおすすめ Nuphy Halo96 V2 QMK/VIA イメージ
3.29
気持ちいい打鍵音/3段階の高さ調節
3.42 3.10 2.40
B評価
LofreeBLOCK
高級キーボードおすすめ Lofree BLOCK イメージ
3.28
懐かしい打鍵感/レトロなデザイン
3.38 2.90 3.00
B評価
東プレREALFORCE R3SA
高級キーボードおすすめ 東プレ REALFORCE R3SA イメージ
3.27
静音性が高い/王道のJIS配列
3.17 3.10 4.60
B評価
東プレREALFORCE RC1
高級キーボードおすすめ 東プレ REALFORCE RC1 イメージ
3.21
疲れにくさNo.1/打鍵音が静か
3.09 3.70 3.40
B評価
FilcoMajestouch Convertible 3
高級キーボードおすすめ Filco Majestouch Convertible 3 イメージ
3.16
わかりやすい配列
3.04 3.20 4.30
B評価
Lofree Edge
高級キーボードおすすめ Lofree  Edge イメージ
3.04
キートップがフラット/薄型のメカニカル
3.04 3.40 2.30
B評価
Nuphy Air60 V2 QMK/VIA
高級キーボードおすすめ Nuphy  Air60 V2 QMK/VIA イメージ
3.03
10製品中最小/軸が7種類ある
3.14 3.05 1.90

A評価【1位】PFU「HHKB Professional HYBRID Type-S」

総合評価: 3.92

 
打鍵感
 4.03
手の疲れにくさ
 3.60
配列の自然さ
 3.50

浅めのストロークでかる~く入力。考えられたキー配置も使えば納得

高級キーボードのおすすめランキングで1位となり、ベストバイを獲得したのはA評価のPFU「HHKB Professional HYBRID Type-S」でした。

日常的に高級キーボードを使っているユーザーだけでなく、薄型キーボード派からも打鍵感の評価が高かったPFU「HHKB Professional HYBRID Type-S」

電極のない静電容量無接点のため、キーを軽く打っても深く打っても打ちやすいのが、理由のひとつでしょう。思いのままにタイピングができるため、疲れにくいといった声が多めです。

角度調整も3段階あり好みのポジションを取りやすいものの、60%のコンパクトサイズのため、手の大きい人はやや窮屈かもしれません。

特に、キーの配列はミニマルかつ個性的で慣れは必要ですが、ContorolやFnを多用する人にはハマります。

なお、PFUは国内メーカーのため、JIS配列・US配列ともに選べます。

おすすめポイント
  1. 打鍵感が軽く疲れにくい
  2. 指を滑らせて動かしやすい
がっかりポイント
  1. 独自のキー配列
  2. 遊びがなくコンパクトなボディ
294mm
奥行
120mm
高さ
40mm(キートップ上面まで)
重量
550g(電池含まず)
配列
JIS(USあり)
キー数
60%
キースイッチ
静電容量無接点
-
押下圧
45g
ストローク
3.8mm
キーピッチ
19.05mm
キー形状
シリンドリカルステップスカルプチャー
キースイッチ交換
-
キー印刷
昇華
型番
PD-KB820WS

指が運びやすいキートップの角度

指が運びやすいキートップの角度 高級キーボードおすすめ イメージ

<ここがベスト>【打鍵感】軽いタイピングで指が滑るように動く

指を滑らせるユーザーに好評
指を滑らせるユーザーに好評 高級キーボードおすすめ イメージ

打鍵感は「軽い」という評価が多数。強く叩く必要がなく、指を滑らせながらの入力と相性がいいようです。

キースイッチは静電容量無接点
キースイッチは静電容量無接点 高級キーボードおすすめ イメージ

キーを底まで押し込む必要がないため、カチッとしたクリック感はありません。

土屋慶祐
家電批評編集部 副編集長
土屋慶祐 のコメント

浅く打ってもあまりクリック感がないのがいいです。

【使いやすさ】使用機会の少ないCaps Lockキーの代わりにControlキー配置で効率UP

JIS配列
JIS配列 高級キーボードおすすめ イメージ

人によってはまったく使わないCaps Lockキーの位置に、通常は左下にあるControlキーを移動しています。ショートカットを多用する人は慣れると入力がラクです。

右下にはFnキーも追加されています。

山本まゆ
家電批評 編集部員
山本まゆ のコメント

Controlを使ったショートカットが抜群に入力しやすいです。

【印字】印字にもこだわりがあり無刻印も選べる!

印字は凹凸のない昇華プリント
印字は凹凸のない昇華プリント 高級キーボードおすすめ イメージ

インクを圧着する昇華プリントは、年単位で使用しても印字がにじみません。

刻印
刻印 高級キーボードおすすめ イメージ
無刻印
無刻印 高級キーボードおすすめ イメージ

印字なしのブラインドタッチ専用品です。

阿部淳平
家電批評 編集長
阿部淳平 のコメント

キートップに印刷による凹凸がなくストローク量が浅いので、すべらせるように打ちやすい印象です。

<ここはイマイチ>人によってはコンパクトすぎる?

<ここはイマイチ>人によってはコンパクトすぎる? 高級キーボードおすすめ イメージ

キーの周囲に余白がないコンパクトなボディのため、手が大きめのモニターからは「ポジションが落ち着かない」という意見もありました。

モニター
モニター のコメント

手のサイズが大きいとポジションを決めるのが難しく感じました(愛用キーボード:静電容量無接点)。

A評価【2位】PFU「HHKB Studio」

※リンク先は英字配列のものとなります。

総合評価: 3.69

 
打鍵感
 3.77
手の疲れにくさ
 3.50
配列の自然さ
 3.30

この打鍵感は唯一無二!静かさと疲れにくさで高評価

高級キーボードのおすすめランキング2位は、A評価のPFUHHKB Studio

第2位もPFUの「HHKB」です。PFU「HHKB Studio」はリニアタイプのメカニカルスイッチを採用し、しっとりとした打鍵感。

押下圧は1位のPFU「HHKB Professional HYBRID Type-S」と変わらず、疲れにくさの評価も高めです。

キーピッチや配置も同様ですが、PFU「HHKB Studio」はマウス代わりのスティックとジェスチャーパッドを備えており、よりコンパクトに操作を完結できます。

おすすめポイント
  1. キーがやわらか
  2. タッチ操作対応
がっかりポイント
  1. 独自のキー配列
308mm
奥行
132mm
高さ
41mm(キートップ上面まで)
重量
830g(日本語配列・電池含まず)
配列
JIS(USあり)
キー数
60%
キースイッチ
メカニカル
リニア
押下圧
45g
ストローク
3.6mm
キーピッチ
19.05mm
キー形状
シリンドリカルステップスカルプチャー
キースイッチ交換
ホットスワップ対応
キー印刷
昇華

形状・高さともType-Sとほぼ同一

形状・高さともType-Sとほぼ同一 高級キーボードおすすめ イメージ

<ここがベスト>【疲れにくさ】しっとりしたキーの反応で手にやさしい

軽いタッチで入力できる
軽いタッチで入力できる 高級キーボードおすすめ イメージ

スムースさを追求したと謳うメカニカルスイッチで、打鍵感はあるのにスッと沈む不思議な感覚。手や指が疲れにくいと好評です。

加藤直樹
家電批評 編集部員
加藤直樹 のコメント

軽く打てるので疲れにくいです。

【使いやすさ】1台でマウス&ジェスチャーパッドにもなる多機能キーボード

【使いやすさ】1台でマウス&ジェスチャーパッドにもなる多機能キーボード 高級キーボードおすすめ イメージ

手前側と左右の側面をなぞればジェスチャーによる操作が可能です。画面スクロールや選択が最小限の手の動きで実行できるのがクセになります。

土屋慶祐
家電批評編集部 副編集長
土屋慶祐 のコメント

エクセルのシートのスクロールが超はかどります。

【キー配列】右Shiftキーが小さすぎる!

ショートカットが入力しづらい
ショートカットが入力しづらい 高級キーボードおすすめ イメージ

右のShiftキーが方向キーの右に配置されているのが使いにくく、誤入力しやすいです。

高島圭介
家電批評編集部
高島圭介 のコメント

Enterが大きいのは好きですが、その分右のShiftが小さすぎます。

A評価【3位】Keychron「Q1 Max QMK」

総合評価: 3.60

 
打鍵感
 3.76
手の疲れにくさ
 2.90
配列の自然さ
 3.40

小気味いいコトコト音に自然と指がノってくる

高級キーボードのおすすめランキング3位は、A評価のKeychron(キークロン)「Q1 Max QMK」

重いボディと軽いキー、短いストロークの組み合わせがコトコトと気持ちいい打鍵音とも相まって軽快なタイピングを演出します。

本体に厚みがあるため手は疲れやすいです。

おすすめポイント
  1. 打鍵音が気持ちいい
  2. キーストロークが浅い
がっかりポイント
  1. 厚みがありキーの位置が高い
327.5mm
奥行
145mm
重量
1724g
配列
US
キー数
75%
キースイッチ
メカニカル
茶軸(赤軸あり)
押下圧
45g(赤軸)
ストローク
2.0mm
キーピッチ
19.5mm(実測)
キー形状
ステップスカルプチャー
キースイッチ交換
ホットスワップ対応
キー印刷
非公表
型番
Q1M-P3

ボディが厚くキーが高い

ボディが厚くキーが高い 高級キーボードおすすめ イメージ

【打鍵感】軽いクリック感と1kg超えのキーボードが好相性

重量があり安定感抜群
重量があり安定感抜群 高級キーボードおすすめ イメージ

重く安定感があるキーボードと、2.0mmと短いストロークの相性がいいのか、カタカタと気持ちよくタイピングできます。

阿部淳平
家電批評 編集長
阿部淳平 のコメント

軽いキータッチで、最後まで押し込まなくても文字を入力できるので、高速なタイピングがしやすいです。

【キー配列】US配列なのにEnterキーが打ちやすい

Enterの位置とサイズが絶妙
Enterの位置とサイズが絶妙 高級キーボードおすすめ イメージ

横長のEnterキーは小指が届く位置にあるため、「USなのに打ちやすい」という評価を得ました。

<ここはイマイチ>

キーの位置が全体に高く、長時間は疲れるなどのコメントが多数ありました。

モニター
モニター のコメント

手首を浮かせないと打ちにくいので、長時間はしんどいです(愛用キーボード:ノートPCキーボード)。

B評価【4位】Nuphy「Halo96 V2 QMK/VIA」

総合評価: 3.29

 
打鍵感
 3.42
手の疲れにくさ
 3.10
配列の自然さ
 2.40

コトコト音と軽いクリックでテンポよくテキスト入力

高級キーボードのおすすめランキング4位は、B評価のNuphy(ニューフィ)「Halo96 V2 QMK/VIA」

3位のKeychron「Q1 Max QMK」より高いコトコト音と、軽めのクリック感はおおむね好意的な反応。テンポよく入力するほど心地よさが増します。

サイズはほぼ100%ですがキーが詰まっていて、US配列ユーザーでも打ち間違えるほど配置にクセがあるのは好みが分かれそうです。

おすすめポイント
  1. 気持ちいい打鍵音
  2. 3段階の高さ調節
がっかりポイント
  1. 意外と疲れる
377mm
奥行
135mm
重量
1150g
配列
US
キー数
96%(76%あり)
キースイッチ
メカニカル
4種類の軸対応
押下圧
45g(Raspberry)
ストローク
3.4mm(Raspberry)
キーピッチ
20mm(実測)
キー形状
ステップスカルプチャー
キースイッチ交換
ホットスワップ対応
キー印刷
-
型番
keyboard

キーは種類で色分け

キーは種類で色分け 高級キーボードおすすめ イメージ
松本大輝
家電批評 編集部員
松本大輝 のコメント

余白がまったくないので、とても違和感を感じます。

【打鍵感】かわいらしい音の理由は独自スイッチ

【打鍵感】かわいらしい音の理由は独自スイッチ 高級キーボードおすすめ イメージ
Raspberryはスピード重視
Raspberryはスピード重視 高級キーボードおすすめ イメージ

「NUPHYスイッチ」という独自スイッチが、コトコト音と軽い打鍵感を生み出しています。スイッチは全3色あります。

加藤直樹
家電批評 編集部員
加藤直樹 のコメント

打鍵音がするのでタイピングの心地よさはあります。

B評価【5位】Lofree「BLOCK」

総合評価: 3.28

 
打鍵感
 3.38
手の疲れにくさ
 2.90
配列の自然さ
 3.00

見た目も打鍵感も昔使った90年代風キーボード感

高級キーボードのおすすめランキング5位は、B評価のLofree(ロフリー)「BLOCK」

クラシックなデザインが目を引く一台。キーは軽めで、比較的万人向けの打鍵感といえます。

キーピッチは平均的ですが、キーが小さく感じるというコメントも複数あり、誤入力の原因に。

唯一のUSキー・100%ですが、余裕のある配列は◎です。

おすすめポイント
  1. 懐かしい打鍵感
  2. レトロなデザイン
がっかりポイント
  1. 打鍵音が大きめ
387mm
奥行
165mm
高さ
40.5mm
重量
1090g
配列
US
キー数
100%
キースイッチ
メカニカル
リニア
押下圧
43g
ストローク
3.8mm
キーピッチ
19.5mm(実測)
キー形状
ステップスカルプチャー
キースイッチ交換
ホットスワップ対応
キー印刷
昇華
竹原雅子
家電批評 編集部員
竹原雅子 のコメント

軽く誤打すると反応して文字が入力されてしまう……。

山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

軽すぎず鈍すぎずよい。指も滑らせられます。

100%のUS配列

100%のUS配列 高級キーボードおすすめ イメージ

【キー配列】スタンダードなUS配列

【キー配列】スタンダードなUS配列 高級キーボードおすすめ イメージ

フルサイズなのでキーに余裕があるものの、BSキーとEnterキーが入力しづらいのは変わりません。

音量はノブで調節
音量はノブで調節 高級キーボードおすすめ イメージ

音量調整ノブはオシャレで実用的です。

B評価【6位】東プレ「REALFORCE R3SA」

高級キーボードおすすめ 東プレ REALFORCE R3SA イメージ1
  • 東プレREALFORCE R3SA
  • 検証時価格: ¥24,640

総合評価: 3.27

 
打鍵感
 3.17
手の疲れにくさ
 3.10
配列の自然さ
 4.60

キーを強く叩きがちでも静かなオフィスで使える

高級キーボードのおすすめランキング6位は、B評価の東プレ「REALFORCE R3SA」

東プレのR3Sシリーズのなかでも静音性にすぐれたモデルらしく、打鍵音があまり聞こえません。強くタイプしてもオフィスにカタカタ音を響かせる心配が少ないです。

100%のJIS配列は文句なし。ただし、取り外し不可のケーブルは美しくありません。

おすすめポイント
  1. 静音性が高い
  2. 王道のJIS配列
がっかりポイント
  1. キーが小さく感じる
455mm
奥行
142mm
高さ
38mm
重量
1.4kg
配列
JIS(USあり)
キー数
100%
キースイッチ
静電容量無接点
-
押下圧
30g(40、可変あり)
ストローク
4.0mm
キーピッチ
19.5mm(実測)
キー形状
ステップスカルプチャー
キースイッチ交換
-
キー印刷
レーザー
型番
R3SA13

すべてのキーで安定した打ち心地

すべてのキーで安定した打ち心地 高級キーボードおすすめ イメージ
山本まゆ
家電批評 編集部員
山本まゆ のコメント

キーが小さくて詰まっているように感じます。

【打鍵感】深いストロークは賛否両論

【打鍵感】深いストロークは賛否両論 高級キーボードおすすめ イメージ
ストローク4.0mmは最深
ストローク4.0mmは最深 高級キーボードおすすめ イメージ

キーストロークが深いためか、押下圧は小さいのに重く感じる打鍵感は、好き嫌いの評価が分かれました。

阿部淳平
家電批評 編集長
阿部淳平 のコメント

静音性は素晴らしく、強くタイプしても迷惑かけません。

B評価【7位】東プレ「REALFORCE RC1」

総合評価: 3.21

 
打鍵感
 3.09
手の疲れにくさ
 3.70
配列の自然さ
 3.40

こちらも静音性が高い! カフェで使うならRC1

高級キーボードのおすすめランキング7位は、B評価の東プレ「REALFORCE RC1」

6位の東プレ「REALFORCE R3SA」よりさらに高い静音性は、カフェなどで仕事をする際の相棒にも最適です。

打鍵感はかなり軽いため、ややチープさを感じるのは残念。一方で、負荷は小さいので疲れにくさは優秀です。

おすすめポイント
  1. 疲れにくさNo.1
  2. 打鍵音が静か
がっかりポイント
  1. キーが軽すぎる
295mm
奥行
130mm
高さ
39mm
重量
600g
型番
C1HJ23

携帯できる静音キーボード

携帯できる静音キーボード 高級キーボードおすすめ イメージ
携帯できる静音キーボード 高級キーボードおすすめ イメージ2

キーが軽くて打鍵音が静かなのが印象的。約600gと軽いので、外出時用に携帯するのもありです。

竹原雅子
家電批評 編集部員
竹原雅子 のコメント

キーの素材は気になりますが、疲れずノンストレスでした。

B評価【8位】Filco「Majestouch Convertible 3」

総合評価: 3.16

 
打鍵感
 3.04
手の疲れにくさ
 3.20
配列の自然さ
 4.30

ブラインドタッチに最適。スタンダードなキー配列

高級キーボードのおすすめランキング8位は、B評価のFilco(フィルコ)「Majestouch Convertible 3」

軽い打鍵感は、一度は使ったことのあるキーボードのよう。パソコン付属のキーボードから乗り換えても違和感なさそうですが、所有欲は満たされません。

JIS配列フルサイズの使い勝手のよさは不満なしです。

おすすめポイント
  1. わかりやすい配列
がっかりポイント
  1. 打鍵感はごく普通
  2. 高級感は薄い
440mm
奥行
152mm
高さ
42mm
重量
1.2kg
型番
FKBC108MRL/JB3

Windows向けJIS配列の王道

Windows向けJIS配列の王道 高級キーボードおすすめ イメージ
Windows向けJIS配列の王道 高級キーボードおすすめ イメージ2

とにかくキーが軽いという意見が多数。メカニカルなので好みに応じて茶軸・青軸に交換する手はあります。

松本大輝
家電批評 編集部員
松本大輝 のコメント

戻りが早いので指がキーに引っかからず、とても打ちやすいです。

B評価【9位】Lofree「Edge」

総合評価: 3.04

 
打鍵感
 3.04
手の疲れにくさ
 3.40
配列の自然さ
 2.30

なぜEnterの右にキーを配置したのか……

高級キーボードのおすすめランキング9位は、B評価のLofree(ロフリー)「Edge」

フラットなキートップはペタペタキーボード派から好評。ややストロークがあるので、打鍵感に余裕が出ています。

Enterキーの右にキーが配置されているのは、大きなマイナスです。

おすすめポイント
  1. キートップがフラット
  2. 薄型のメカニカル
がっかりポイント
  1. 配列がイマイチ
318mm
奥行
154mm
高さ
15mm
重量
485g
型番
Flow84B
モニター
モニター のコメント

ノートパソコンの最上位のような打ち心地がなぜかクセに......!(愛用キーボード:静電容量無接点)

高級路線のペタペタ系

高級路線のペタペタ系 高級キーボードおすすめ イメージ
高級路線のペタペタ系 高級キーボードおすすめ イメージ2

「Enterキーは右端」という先入観を捨てないと、いつまでも誤入力してしまうキー配置はかなり残念です。

B評価【10位】Nuphy「Air60 V2 QMK/VIA」

総合評価: 3.03

 
打鍵感
 3.14
手の疲れにくさ
 3.05
配列の自然さ
 1.90

メカニカルらしいクリック感だが背が低い

高級キーボードのおすすめランキング10位は、B評価のNuphy(ニューフィ)「Air60 V2 QMK/VIA」

メカニカルなのに、キーの薄さとストロークの浅さで、どれとも似ていない打鍵感です。

携帯用にもなる軽さと薄さですが、4位のNuphy「Halo96 V2 QMK/VIA」ほどではないものの打鍵音が大きく、職場で使うのは気が引けます。

おすすめポイント
  1. 10製品中最小
  2. 軸が7種類ある
がっかりポイント
  1. 静音性がいまひとつ
297.3mm
奥行
107.2mm
高さ
13.5mm
重量
463g
型番
wa60v2c
阿部淳平
家電批評 編集長
阿部淳平 のコメント

60%としては非常によくできたキー配列が素晴らしいです。

軽さと薄さがアイデンティティ

軽さと薄さがアイデンティティ 高級キーボードおすすめ イメージ
軽さと薄さがアイデンティティ 高級キーボードおすすめ イメージ2

10製品中最小で最軽量。厚みもなく、タブレットなどとセットで携帯するのにも向いています。

パソコンまとめ:HHKB Type-Sの軽さと反発が万人にハマりやすい!

以上、高級キーボードのおすすめランキングでした。

ベストバイに輝いたPFU「HHKB Professional HYBRID Type-S」は、打鍵感が優秀なキーボード。軽いタイピングで指が滑るように動き、疲れにくい打鍵感はノートPC派もメカニカル派も魅了しました。

キートップの角度は3段階に調整可能で、指が運びやすいです。印字にもこだわりがあり、ブラインドタッチ専用の無刻印も選べます。

なお、PFUは国内メーカーのため、JIS配列・US配列ともに選べます。

記事を参考にお気に入りの高級キーボードを見つけてください。

高級キーボードのおすすめ

 
高級キーボードのおすすめ 高級キーボードおすすめ イメージ
高級キーボードのおすすめ 高級キーボードおすすめ イメージ2

PFU
HHKB Professional
HYBRID Type-S

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