人気は着実に高まっています
身近に増えてる“ヨギー”
街を歩いていると、よくヨガスタジオを見かけませんか?
「日本のヨガマーケット調査2017」(セブン&アイ出版)によれば、日本のヨガ人口は2017年時点で約770万人(年に1回以上の実施者)だとか。
さらに、これからやってみたいという人は約880万人もいるそうで、今後のヨガ人口は約1600万人にものぼるという予測値が出ています。
たしかに、ヨガマットを持って歩いている人もけっこう目にするようになりましたね。
どんな効果があるの?
そもそもヨガってでは、ヨガをするとどんな効果が得られるのでしょうか?

前出のアンケート(女性)には、以下のような効果があがったとの声も…。
・体が柔らかくなった…43.9%
・代謝がよくなった…36.4%
・肩こり、冷え性、便秘など体の不調が改善…33.2%
・ストレスが解消された、気持ちが穏やかになった…26.2%
・筋力がついた…25.7%
心身の健康面だけでなく、美容などにも効果があるのは魅力的ですね。
さらに、こうしたヨガの効果を最大限に上げるには、エクササイズを行う環境を整えることが重要になってきます。そこで必要不可欠となるのがヨガマットなのです。
そこで今回、数多のヨガマットから正解を選ぶ知恵を授けてくれたのは、ヨガ関連動画の再生回数92万回を誇るヨガトレーナー・芹澤宏治先生です。

ヨガマット選びにまつわる基礎知識はもちろん。Amazonで買える人気8製品のヨガマットランキングも監修していただきました!
<外部サイトでご覧の方へ>
見出しなどのレイアウトが崩れている場合があります。正しいレイアウトはthe360.lifeオリジナルサイトをご確認ください。
1位はマンドゥカでした!
さっそくですが結果発表!
マンドゥカ(Manduka)
プロライト ヨガマット 5mm PROlite
実勢価格:1万3873円
結論を先に言いますと、マンドゥカの「プロライト ヨガマット 5mm PROlite」がおすすめです。
今回、監修を務めていただいた芹澤先生のジムでも使用されているマットで、グリップ性に優れ、どんなポーズを取っても手足が滑らず、安全にヨガを行えるのだそうです。
ただ、唯一の欠点は2位以下に比べて、値段的には高めなこと。しかし、耐久性に優れていて長持ちするので、むしろコスパ的に優れているという見方もあります。
とはいえ、製品に何を求めるかで、下位の製品が購入候補に上がる可能性も。
ということで、ランキングをチェックする前に、ヨガマットにまつわる基礎知識から見ていきましょう。
本当に必要なの?
ヨガマットって
そもそも、「ヨガマットなんて必要なの?」と思っている人もいるかもしれませんよね。
じつは、ヨガが生まれた時代には、ヨガマットはまだ存在していませんでした。「アイアンガーヨガ」の創始者であるB.K.S.アイアンガー師が、じゅうたんの上で滑りながらヨガを行う生徒を見て、考案したのがヨガマットの始まりだとされています。

ヨガの本場インドでは綿の布を敷いてヨガを行っている人が多く、ヨガマットを使っている人はほとんど見かけません。しかしこれは、インドではヨガは修行の意味合いが強いことが原因。
日本で行われているヨガは、健康法あるいはエクササイズとしての意味合いが強く、そう言った意味では、ヨガが効果的に行えるヨガマットは“なくてはならないもの”になっているのです。
おしゃれなヨガマットってあるの?

ヨガは健康だけでなく、美容のためになることが分かりましたが、ヨガを続けるためにも好みのヨガマットを見つけたいですね。では、気分が上がるようなおしゃれなヨガマットとは、どんなものがあるのでしょう。
女性に人気のカラーバリエーション
最近のヨガマットはカラーバリエーションが豊富で、自分好みのカラーが選べて人気です。ヨガウエアの色と合わせたり、その日の気分によって色を変えて、モチベーションを上げてヨガを楽しむことも。
女性に人気があるのはピンク系の色だそう。ピンクと言っても、薄い色から濃い色までさまざまなので、気に入る色合いを選びましょう。ちなみにピンク色のイメージは、周りの人に優しさや幸せを感じさせる色です。カラーは豊富にあるので、気になる色はぜひ試してみてください。
好みの持ち運び方を選んでおしゃれに!
ヨガマットをどうやって持ち運ぶのか…。なんと、持ち運び方はさまざまあり、おしゃれでカッコイイ持ち運び方も!ヨガマットを丸めて、専用のケースやバッグに入れるのもいいですが、大きな布やストールを使って風呂敷のように包むのもおしゃれです。
他にも、持ち運びしやすいリュック型のバッグもあります。スマホなどの小物や飲み物が入るのでとても便利。ヨガに行くのが楽しみになりますね。
どんなメリットがある?
ヨガマットを使うと
さて、ヨガには必要不可欠となるヨガマットですが、具体的にどんな効果があるのでしょうか? 芹澤先生によれば、大きく3つあると言います。
[ヨガマットの効果①]
ケガを予防する
![[ヨガマットの効果①]ケガを予防する](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/3/c/500wm/img_3c99db97e0bab2a4c56ecf2ff4d3ec0f12982.jpg)
ヨガでは仰向けになったり、ヒザを床に着いたりといったポーズが多いのですが、フローリングの上で直に行うと、体に負担がかかってしまい、最悪の場合にケガにつながることも…。
その点、ヨガマットにはクッション性があるため、硬い床から骨や肌を守ってくれる効果があります。また手や足を床に着く際の衝撃を吸収してくれるのです。
ヨガマットの効果②
ポーズがしっかり取れる

初心者の場合、マットをまだ買っていないことも多く、マットのない状態でヨガを行う人もいるようです。しかし、それでは足が滑ってしまい、ポーズがうまくとれなかったり、崩れやすくなってしまいます。
ヨガでは「すべりにくさ」のことをグリップと呼びます。ヨガマットを使うことによってこのグリップ力が向上し、ポーズをしっかり取れるようになります。

ヨガは正しいポーズで行わなければ効果がありません。そう言った意味では、ヨガマットはヨガの効果を最大限高める働きをしてくれるのです。
[ヨガマットの効果③]
モチベーションがUPする
![[ヨガマットの効果③]モチベーションがUPする](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/4/4/500wm/img_4473c92beb74f367596bcf019dbcfb3420985.jpg)
ヨガマットを用いることで、自分だけのヨガの空間を作ることができます。これにより「さあヨガを始めよう!」と心の切り替えができて、モチベーションが大幅にUPします。
また大人数でヨガを行うときには、自分のスペースを確保することができます。
さらにマットのエッジを物差し代わりに使えば、どのくらい足を開けばよいのか、手をどの位置に置けばよいかなどの目安になり、エクササイズがやりやすくなります。
[ヨガマットの効果④] ヨガ以外のトレーニングにも使用できる
ヨガマットはヨガで以外にもエクササイズや筋トレに使用することができます。厚みのあるヨガマットをエクササイズや筋トレに使用することで腰や肘、膝を床に着いたときに痛みを緩和してくれると共に黒ずみの発生を抑えてくれます。床への衝撃も抑えてくれるため、マンションや集合住宅で床の傷や騒音を防ぐことができます。
また、床にラグ代わりに敷くことでその上で読書をしたり、瞑想したりと自身の気持ちを落ち着かせることに使用できます。
どんな違いがあるの?
ヨガマットには
ヨガマットが欠かせないアイテムということがわかったところで、次にいろいろある種類についてご紹介したいと思います。
いざ買おうと思ってもたくさんの製品がありすぎて、どう違うのかあまりよくわかりませんよね。
そこで、ヨガマットのサイズや厚さ、素材などの種類について知っておきましょう。
[ヨガマットの種類1]
サイズ
![[ヨガマットの種類1]サイズ](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/a/6/500wm/img_a65b9732e02166f781869bcb0a4c591123538.jpg)
ヨガマットにはさまざまなサイズがありますが、現在主流となっているのが長さ約180cm×幅約60cmのタイプです。これよりも大きいものだと、面積が広いのでより安全にヨガができますが、場所を取る、持ち運びに不便などのデメリットがあります。
[ヨガマットの種類2]
厚さ
![[ヨガマットの種類2]厚さ](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/3/a/500wm/img_3a6c3da4777171a57cc81ceeaa4ae2b317351.jpg)
ヨガマットの厚みもとても重要です。タイプは大きく、薄め(2mm以下)、普通(3~5mm)、厚め(6mm以上)の3種類に分かれます。厚みがあるほどクッション性、安定感が出てきますが、持ち歩きには不便になります。
また、ヨガの種類によっても使用するヨガマットは変化します。「静的ヨガ」は初心者やリラックスすることを目的としたヨガで、厚みのあるヨガマットが向いています。一方、「動的ヨガ」は、思いっきり汗をかくことを目的としたヨガで、薄手で滑りにくく安定したヨガマットが向いています。
[ヨガマットの種類3]
素材
![[ヨガマットの種類3]素材](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/6/a/500wm/img_6ab0a3a81db14afa5837bff83c08b9dc16332.jpg)
ヨガマットには大きく次の4つの素材があります。
・PVC(ポリ塩化ビニール)
従来から使われている素材で、一般的には安価でコスパは抜群。クッション性や安定感があり、軽量で持ち運びにも便利です。ただし水洗いはできないものもあります。
・天然ゴム・合成ゴム
弾力やグリップ力に優れた素材です。天然・合成ともに耐久性が高く長く使えますが、やや重量があるので持ち運びには不便な面も。天然ゴムはエコで環境にもやさしいですが、臭いが気になることも。合成ゴムはほとんど臭いはありません。
・TPE(熱可塑性エラストマー)
現在主流となりつつある新素材。重さが1㎏を切るものがあるなど、軽くて扱いやすいです。臭いがほとんどなく、水洗いができるなど、手入れが簡単なのが特徴です。
・EVA(エチレン酢酸ビニールコボリマー)
軽量でサンダルにも使われるような耐水性に優れた素材。軽量なため持ち運びにも便利です。優れたグリップ力、クッション性を備えているため動きのあるヨガにも耐える事ができます。ただし、傷に弱く劣化が早いため長期的に使い続けるのは難しいです。
ヨガマットのおすすめのブランドは?

ヨガマットといえど、ブランドによってデザインや使い心地は様々です。
・スリア(suria)
全ての製品を日本国内で企画・デザインしているブランドです。「心地よさ」の調和をコンセプトとしており、ポジティブなイメージを連想させる自然をテーマとしたカラーリングが特徴です。価格帯・使用感ともにバランスが良く、使いやすいヨガマットを展開しています。機能的でシンプルなヨガマットを探している方に人気です。
・ヨガワークス
スリアと同じく日本のヨガブランドで展開しているのはヨガマットやプロップスなどが中心です。ニーズに合わせた色・柄・素材展開が豊富で、明るい色合いの製品が多いのが特徴です。価格も安価で、とりあえずヨガマットを買ってみようという方はチェックするのがおすすめです。
・アンリべべ
芦屋発祥のヨガブランドでエコをコンセプトとしており、ヨガウェアやヨガグッズを開発・販売しています。ヨガマットは土にかえる素材を利用し、非常に軽く両面使えるリバーシブルの製品が人気です。クッション性が高いヨガマットが多く、膝立ちなどの姿勢が多い静的ヨガに適した商品が多いです。
・マンドゥカ(Manduka)
アメリカ・ロサンゼルス発祥のヨガブランドです。品質が良いことで有名で世界中のヨガインストラクターから支持を得ています。できるだけ自然の素材を利用して作られており、耐久性が高く使いやすいのが特徴です。ダイダイやストライプなど、おしゃれなデザインのヨガマットも多くとり扱っています。価格帯は高めですが、アクティブに動くヨガを練習したい方や、一生モノのヨガマットを選びたい方に人気です。
・ハガーマガー(HUGGER MUGGER)
こちらもアメリカ発祥のヨガ用品メーカーです。シックで高級感があるデザインが特徴で、ユニセックスで使用できるアイテムが豊富です。機能性に優れており、長く使える製品を探している方に人気です。
・プラナ(prAna)
男女問わないラインナップのヨガウェアを扱うブランドです。ヨガマットに関してはリサイクル可能な素材を採用し、環境に配慮している事が魅力です。
ヨガマットのお手入れ方法を教えて!

ヨガマットは、埃や皮脂で汚れやすいもの。臭いも気になるから洗いたいけれど、水洗いしていいのか、特別な洗い方があるのか悩みます。ヨガマットは素材によってお手入れ方法が違うので、素材に応じたお手入れ方法を紹介します。
水洗い可能な素材の洗い方
水洗いができるヨガマットの素材は、PER(ポリマー環境樹脂)、EVA(エチレン酢酸ビニールコポリマー)、TPE(熱可塑性エストラマー)。目に見える埃やゴミを落として、ぬるま湯を溜めた浴槽でつけ置き洗いしましょう。この時に、中性洗剤を薄めに溶かしておきます。汚れを落としやすくするためにも、ぬるま湯を使うのがポイント。
シャワーで泡をきれいに流して、浴槽に立てかけて水気を切ります。水気が切れたら、風通しの良い日陰に干して乾かします。直射日光が当たる場所に干すのは、マットが変形したりひび割れる可能性があるのでやめましょう。
水洗い不可な素材のお手入れ法
素材がPVC(ポリ塩化ビニル)、麻、天然ゴムのものは、水洗いをするとマットが劣化するので注意が必要。固く絞った布で水拭きをしましょう。軽い汚れであればウエットティッシュで拭いてもいいですが、気になる汚れには専用のマットスプレーを使うのもいいですね。天然ゴムの汚れなら、中性洗剤を水で薄めた溶液に浸したタオルで拭く方法も。
拭き終わったら、乾いたタオルで余分な水分を拭き取りましょう。その後は、直射日光を避けて風通しの良い場所に干して乾かしてください。
最重要ポイントは?
ヨガマットを選ぶときの
ヨガマットの効果や種類についてわかったところで、次はいよいよ“選ぶポイント”です。
芹澤先生によれば「ヨガマットは慎重に選ばないと、効果がないばかりか、ケガをすることがある」とのこと。どういうことなのでしょうか?
「品質が悪いマットの場合、足が滑ったり、ポーズが安定しなかったりして体を痛めてしまう危険性が出てきます。またヨガ自体に集中することができなくなるので、エクササイズの効果が出にくくなります」と芹澤先生。
そこで芹澤先生に、ヨガマット8製品を実際に1ヶ月使用していただき、製品を選ぶ上で大事な4つのポイントで検証してもらいました。
[選ぶポイント①]
グリップ力(配点:25点)
![[選ぶポイント①]グリップ力(配点:25点)](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/8/6/500wm/img_86dae8d4788441a5a9e96b01beaf014720612.jpg)
ヨガマットはポーズがしっかりとれるかどうか製品によって異なります。良い製品はグリップ力があり、滑りにくくマット上で足や手がブレないもの。そうした商品なら安全面も万全で集中して練習することができます。
[選ぶポイント②]
伸縮性(配点:25点)
![[選ぶポイント②]伸縮性(配点:25点)](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/c/5/500wm/img_c58b7eb28e84a7a01ee7d82b53b6f6d713402.jpg)
いくらグリップ力があっても、伸び縮みする素材で足や手の位置がズレてしまうようではしっかりとポーズを取ることができません。ことヨガマットに関しては、伸縮性はできるだけ低いほうが安全だと言えます。
[選ぶポイント③]
触感・臭い(配点:25点)
![[選ぶポイント③]触感・臭い(配点:25点)](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/e/4/500wm/img_e4518a12e8104ab690cb6d730bc6690e13173.jpg)
触感が自分に合わないと、そちらに意識が行ってしまい、練習に集中することができません。また臭いも同様で、ヨガマットはできるだけ臭いが少ないものを選ぶのがベストです。
[選ぶポイント④]
発汗時の安定性(配点:25点)
![[選ぶポイント④]発汗時の安定性(配点:25点)](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/a/7/500wm/img_a720c3406e3838c246b411db82864e4514648.jpg)
マットによっては、汗で滑りやすくなり正しいポーズを取れないことがあります。一方、発汗時でも滑りにくい素材ならば汗を気にすることなく練習を続けることができます。
![[選ぶポイント④]発汗時の安定性(配点:25点)](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/4/9/500wm/img_495ce85247b78cce11a55e3cccd5cd8b19041.jpg)
さらに今回の採点項目には入っていませんが、厚さと広さも商品選びの重要なポイントになります。
厚い素材はヒザをついたときに痛くなく、寝たときにふかふかしてラクなので逆立ちをするなどのときには安心感があります。ただ厚すぎるものは逆に体を固定できず揺らぎが出てしまいます。
またサイズが大きいものはチャレンジポーズをするときは安心感があります。ただし厚くて大きいものは持ち運びに不便で、家に置いていてもジャマになります。
ヨガマット選びでは、“ちょうどよい厚みと広さ”を選ぶ必要があります。
通販サイトで買うときの注意すべき3箇条は?

最後にもうひとつ気をつけていただきたいのが、ネット通販で買うときです。
ヨガマットはお店ではなくネットで買う方も多いと思います。そうなると、グリップの安定性や伸縮性、耐久性などは、メーカー情報からはなかなか読み取れません。そのため通販で買う場合はレビューを参考に、以下のポイントをチェックするとよいでしょう。
【その1】
「滑らない」「滑りにくい」との文字がある
レビューで手足が滑らない、滑りにくいとあれば、グリップ力の高い商品である可能性が高くなります。こうした文言が多い商品は安全性の高い商品だと言えます。
【その2】
「伸びない」「伸びにくい」といった文字がある
伸びない、伸びにくいといったレビューがあれば、その商品は伸縮性が低い商品である可能性が高くなります。そうした商品は安定したポーズを維持することができます。
【その3】
「すぐにダメになった」といったレビューに注目
ときどきヨガマットのレビューで、「すぐにヒビが入った」「表面が剥がれた」などの報告を見ることがあります。こうしたレビューは非常に重要。製品の耐久性を表しています。ただし耐久性は保存状態や使用頻度によっても変わってきますので、複数のレビューを見て判定するとよいでしょう。
それではヨガマット8製品の結果発表です!
グリップ力に優れた逸品マンドゥカ
安全にポーズが取れる!
マンドゥカ(Manduka)
プロライト ヨガマット
実勢価格:1万3783円
素材:PVC
サイズ:長さ180×幅60cm
厚み:5mm
重量:1.8kg
▼テスト結果
グリップ力 :25/25点
伸縮性 :25/25点
触感・臭い :24/25点
発汗時の安定性:24/25点
総合評価 :98点

1位に輝いたのはマンドゥカのヨガマット。マンドゥカは世界中の一流のヨガ・インストラクターに愛用されていることで有名なブランドです。
滑り止め素材で仕上げられおり、グリップ力に優れ、どんなポーズを取っても足や手が滑ることがありません。安全にヨガを行うことができます。

伸縮性も低いため、マットが伸びて足がズレる心配もありません。PVCながら耐久性に優れています。また適度なクッション性を備えているので、硬いフローリング床の上でも体を痛めることなくヨガに集中できます。
触感もよく滑らか。臭いもほとんどありません。サイズ、厚さともに標準的。かさばることがないので持ち歩きにも便利。自宅での収納にも困りません。ただし、2位商品と比べると重量がやや重いので、主に自宅用として使うほうが向いているでしょう。

素材はPVCなので丸洗いができませんが、手入れが簡単です。
唯一の欠点が2位以下の商品に比べ、値段的にはかなり高めなこと。ただし耐久性に優れ長く使うことができるので、むしろコスパに優れているという見方もできます。最初の1枚としておすすめです。
グリップ力も文句なし!
850gと超軽量のGruper
Gruper
ヨガマット
実勢価格:2599円
素材:TPE
サイズ:長さ183×幅61cm
厚み:6mm
重量:850g
▼テスト結果
グリップ力 :23/25点
伸縮性 :22/25点
触感・臭い :22/25点
発汗時の安定性:23/25点
総合評価 :90点
1位商品に比べ、かなりの安価で買うことができるヨガマットです。最大の特徴は軽量性で、TPE素材でわずか850gと1位商品の約半分! 1万円以下のヨガマットの中では断トツのおすすめです。
軽いため練習中にマット自体がズレないか気になりますが、背面に波紋模様が施されており、圧倒的な摩擦力で床にフィット。実際に使ってみてもズレはほとんどありませんでした。

グリップ力もバツグン。メーカーが行った滑り止め実験では65度の角度で、スマホが滑り落ちませんでした。

滑りにくくグリップはかなり安定しています。またヨガマット自体が動かないので、どんなポーズでも安心してできます。

多少ザラっとしますが、質感も悪くなく、寝たときの感触も良い感じです。厚みも標準よりやや厚く、体への衝撃を十分に和らげてくれます。

2位以下の商品すべてに言えるのですが、1位に比べてやや伸縮性があるのが残念なポイントです。しかし、その中でも同製品は伸縮性はかなり低いと思います。なにより安価なのに高いグリップ力を誇るマット。初心者の1枚目として、かなりなおすすめです。
グリップ力に勝るTaimonik
性能は2位商品に劣らず
Taimonik
ヨガマット
実勢価格:2399円
素材:TPE
サイズ:長さ183×幅61cm
厚み:6mm
重量:1kg
▼テスト結果
グリップ力 :23/25点
伸縮性 :22/25点
触感・臭い :21/25点
発汗時の安定性:23/25点
総合評価 :89点
グリップ力、伸縮性などの性能は2位商品とほぼ同じです。ただ重量がやや重くなっています。
3位になった理由は質感。わずかな差なのですが、2位のほうが触った感じが良かった点がランキングに影響しました。
ヨガマットの裏面には摩擦に耐える波形加工が施されていて、マット自体のズレを防いでくれます。正面の柄は滑り止め効果があり、グリップ力を高めています。

2位と同じく伸縮性は低めなので、写真のようなポーズを取ってもズレることがありません。安心して使用できるマットです。

現在の主流となりつつある新素材・TPEなので、持ち運びにも便利です。防水機能を備えており、直接水で丸洗いができるので、野外のヨガフェスなどに使っても、あとで簡単に洗うことが可能です。

スムーズでツルツルした肌触り、という点で2位のほうが上だったため、こちらを3位にしました。しかし触感は人によって好みが違うので、3位商品のほうがヨガに集中できる場合もあります。
4位: 形状記憶素材を採用!
丸まりづらいActive Winner

Active Winner
ヨガマット
実勢価格:2690円
素材:PVC
サイズ:長さ183×幅61cm
厚み:6mm
発送重量:1.6kg
▼テスト結果
グリップ力 :21/25点
伸縮性 :22/25点
触感・臭い :23/25点
発汗時の安定性:20/25点
総合評価 :86点
最大の特徴は形状記憶素材を採用している点。丸まりづらく、クセがつきにくいので、スムーズにヨガの準備を行うことができます。
表面に凸凹があるためグリップ力も高く、安心して練習を行うことができます。
また耐久性にも十分な対策がなされています。ポリエステルメッシュが施されているため、伸びや裂けに強く、長期間の使用にも耐えられるようになっています。

表面がツルツルしていて滑りそうに見えますが、滑りにくくグリップ力の高い商品です(ただ汗をかくと多少滑ることも)。

2位、3位と同じようにコスパに優れているので初心者にもおすすめです。サイズも一般的な大きさと言えます。

感触が良いので居心地のよいヨガマットです。とくに寝たときに快適に感じるはずです。発汗時の安定性に関しては今後に期待したい商品です。
5位: 弾力性に富んだ軽量素材
アマゾンで1位になった良品

LICLI
ヨガマット
実勢価格:2880円
素材:NBR(ニトリルゴム)
サイズ:長さ183×幅61cm
厚さ:10mm
重量:800g
▼テスト結果
グリップ力 :22/25点
伸縮性 :18/25点
触感・臭い :23/25点
発汗時の安定性:22/25点
総合評価 :85点
こちらはアマゾンで売り上げ第1位を獲得したこともある商品です。その秘密はサイズが大きく厚手で初心者がヨガをやりやすいこと。
素材のNBR(ニトリルゴム)は合成ゴムのひとつ。弾力があるためフカフカした感触を持っています。

10mmというのはかなりの厚さ。手や膝をついたときの衝撃を吸収してくれます。表面は凸凹しておりグリップ力も◎。耐久性も十分です。
また軽量素材を使っているので持ち運びやセッティングがラクですが、サイズが180cmと大きいのでジャマになると感じる人もいるかもしれません。

臭いもほとんどなく、サラッとした肌触りで快適にヨガを行うことができます。

人気もあり、かなりよい商品ですが、じつは分厚いマットは足で踏んだ時に伸びてしまうことが多いのです。つまり伸縮性が高いわけで、安定性には多少欠けるきらいがあります。ただし初心者にとっては硬い床から手や足を守るといった意味で良い商品だと言えるでしょう。
6位: 幅90cmのビッグサイズ
さまざまなポーズが可能です

YUREN
メンズ用 トレーニングマット
実勢価格:4831円
素材:NBR(ニトリルゴム)
サイズ:長さ185×幅90cm
厚さ:15mm
発送重量:1.7kg
▼テスト結果
グリップ力 :22/25点
伸縮性 :17/25点
触感・臭い :23/25点
発汗時の安定性:22/25点
総合評価 :84点
フカフカした合成ゴムを素材として使ったヨガマット。最大の特徴は15mmの厚みで、標準サイズの2倍以上にもなります。厚みがあるので防音性に優れ、深夜のエクササイズでも周囲に迷惑をかけることがありません。
衝撃吸収はもちろんですが、長さ185cm、幅90cmのビッグサイズ。安全にヨガを行うことができます。

他のヨガマットを重ねてみると、その大きさがわかりますね。大きいので開脚しても足が外に出ません。さまざまなポーズをマット上で行うことができます。

持ち運びには向いていないサイズですが、自宅で使うのには問題ないと思われます。
厚さがある分グリップ力に不安がありますが、意外にズレないのが好ポイント。裏面の滑り止めもしっかりしています。
ネックはお値段。2~5位商品に比べてやや高いので、初心者には手を出しにくいかもしれません。

上位商品に比べ、安定性やグリップ力ではやや劣りますが、さまざまなポーズをマット内でできるのが素晴らしい。初心者向けというより、中級~上級者向けだと考えるとよいでしょう。
7位: 正しいポジションに導いてくれる
ガイドライン付きマット

YAWHO
ヨガマット
実勢価格:2790円
素材:TPE
サイズ:長さ183×幅66cm
厚み:6mm
発送重量:約1.1kg
▼テスト結果
グリップ力 :16/25点
伸縮性 :22/25点
触感・臭い :22/25点
発汗時の安定性:22/25点
総合評価 :82点
TPE素材の比較的軽いヨガマットです。特徴は表面に刻まれたセンターガイドライン。正しいポーズを取れるように工夫されたもので、手の位置を決めやすく、左右均等な力でポーズを取ることができます。

また両面とも滑り止めが施されていて、マット自体の安定性やグリップ力は合格点。
TPE素材なので吸水性にはやや欠けますが、臭いがなくて水洗いできるのが◎。手入れが簡単というメリットがあります。
レビューでは丸まるのが気になるというものがありましたが、軽くて扱いやすい商品だと言えます。

触り心地もいい商品です。ズレは多少生じますが、感触が良いのでヨガに集中することができます。簡単なポーズを取る分には何の問題もありません。
8位: 厚みがあってコスパ抜群
ヨガを体験したい方にオススメ

Soomloom
ヨガマット
実勢価格:1790円
素材:NBR
サイズ:約長さ183×幅61cm
厚み:約10mm
重量:約1.1kg
▼テスト結果
グリップ力 :20/25点
伸縮性 :15/25点
触感・臭い :21/25点
発汗時の安定性:22/25点
総合評価 :78点
今回紹介するヨガマットの中では最安値で、コスパ抜群のヨガマット。形状記憶仕様なので、長く使っても形が変形する心配がありません。
他の商品と比べてみると伸縮性があり、やや安定性に欠けています。しかし表面が凸凹になっており、グリップ力があるので、初心者が使うには十分だと思われます。

しっかり厚みがあって、手足を着いたときの衝撃も気になりません。堅いフローリングでも安心して練習ができ、体に負担をかけないヨガマットです。
ただ、レビューにあった通り、多少臭いが気になる印象がありました。

なによりコスパに優れているのがオススメポイント。とりあえずヨガを体験してみたい、という人なら、グリップ力など性能的に十分だと思われます。
ヨガマットの売れ筋ランキングもチェック!
ヨガマットのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
すべて合格ラインクリアです
ご紹介したヨガマット8製品は
(C) PaylessImages/123RF.COM
以上、1~8位までのランキングをお送りしましたが、今回編集部ではこれら以外の商品も検証しました。
その際、滑りやすい、伸びすぎる、感触が悪いなどのイマイチ製品は、事前にエントリーから除外しています。
つまりランキングにてご紹介した8製品はすべてが合格ライン以上、初心者におすすめのものばかりということです。

8つの商品で第1位のマンドゥカは別格ですが、持ち歩き派、自宅派など目的によって商品のチョイスも変わってきます。
第1位の商品を買って長く使い続けるというのも手ですが、おすすめなのがまず標準的なヨガマットを購入して実際に使ってみる。そして自分ができるポーズが増えていったら、大きめのマットやクッション性の高いマットを買うという段階的な購入。つまり自分の上達の度合いに応じてマットを変えていくというやり方です。

また複数のマットを持っていれば、耐久性についても比較することができます。どのメーカーのものが、どんな素材が長持ちするのか、実体験でわかるはずです。
本ランキングを参考にしながら、ぜひ自分だけの最高の1枚を手に入れてくださいね!
私のジムでも使用しています。マンドゥカはヨガマットのトレンドで多くのインストラクターが使っています。ヨガマットは耐久性が意外とないものが多く、ダメなものは3か月ぐらいで使えなくなってしまいますが、この製品は耐久性に優れており、私自身、長い期間使えています。