あなたの体力、低下していませんか?
スポーツ庁の「令和2年度体力・運動能力調査」のデータによれば、2019年とコロナ禍の2021年を比較すると、体力や運動能力に関してほとんどの年齢で低下がみられます。
「最近なんか体が重い」「階段で息が切れる」など、みなさんにも思い当たるふしがあるのではないでしょうか?
リモートワークや自粛で外出する機会が減り、運動習慣を続けることが大変な昨今、何か自宅で簡単にできる運動器具が欲しいもの。そこで今回おすすめするのが「ステッパー」です。
「ステッパー」は 自宅で手軽に有酸素運動ができる器具
ステッパーとは、左右の足を載せる台がついたトレーニンググッズで、交互に踏み込むようにするだけで、自宅で気軽に有酸素運動ができます。しかもコンパクトな運動器具なので、わずかなスペースでトレーニングが可能です。
ちなみに、ステッパー運動の1時間の消費カロリーは250kcal~400kcal程度と言われています(※体重や器具の負荷の強さ等、条件により変わります)。
ウォーキングの消費カロリーはだいたい1時間200kcal前後。ジョギングは450kcal前後なので、ステッパー運動のカロリー消費量が意外と高いことがお分りいただけると思います。
とはいえ、いざ購入しようとして通販サイトを見てみると種類が多すぎて、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
そこで、現役格闘家で人気スポーツトレーナーの板谷一樹さんにご協力いただき、人気のステッパー7台を集めて比較テストを実施。おすすめランキングを作成しました!
ステッパーを使った自宅トレーニングの魅力
健康を維持するために適度な運動は欠かせません。現代社会では日常的に体を動かす機会が減っているため、ジムなどに通ってトレーニングをはじめたいと考えている方も多いでしょう。
トレーニングにもさまざまな方法がありますが、その中でもステッパーを使った自宅トレーニングならではの魅力をご紹介します。
魅力1:自宅で運動ができるから毎日続けられる
(C) 123RF.COM
一番の魅力は自宅で気軽にトレーニングが可能になるという点です。近年ではブームになったこともあって、設備の整ったスポーツジムも増えています。しかし、やはり毎日通うとなると気が重くなってしまうものです。
いくら通勤経路や家の近くなどにジムがあったとしても、体を動かそうと思い立ってから実際にトレーニングを開始するまでにラグができてしまいますよね。
その間で気が変わってしまったり、出かけることが億劫になったりして結局トレーニングを継続できないというケースも少なくありません。
それに対して、ステッパーでの自宅トレーニングであれば思い立ったタイミングですぐにトレーニングを開始できます。ちょっとした空き時間などを利用することもできますので、なかなかまとまった時間を確保できないという方でも継続しやすいでしょう。
魅力2:「ながら」トレーニングもできる
「ながら」トレーニングがしやすいという点もステッパーの魅力のひとつです。省スペースで設置できますし、重量もそれほどありませんので、いつでも好きな場所でトレーニングを行えます。そのため、テレビを見ながら・読書をしながらのトレーニングが可能です。
有酸素運動はどうしても単調な動きの繰り返しになりますので、体力的にはまだ続けることができるのに退屈なせいで続けられないという方も少なくありません。そこでうまく「ながら」トレーニングを取り入れることができれば、継続しやすくなるでしょう。
早速ですが、1位商品を紹介します!
東急スポーツオアシス
フィットネスクラブがつくったツイストステッパー SP-100
実勢価格:1万1480円
今回のベストバイは東急スポーツオアシスの「ツイストステッパー SP-100」でした。「正面」「後面」と乗り方を変えるだけで、使用する筋肉や負荷が変わる仕組みになっていて、運動不足解消だけでなく、美尻や美脚効果も期待できます。
とはいえ、人によっては2位以下が向いているという場合も。それぞれの目的に合った商品を選ぶのがベストです。
ステッパーとエアロバイク・ランニングマシンとの違い
ステッパーと同様に有酸素運動を室内で行うことができるツールとしてエアロバイクやランニングマシンが挙げられます。どちらを購入すればいいのかわからず、悩んでいるという方も多いでしょう。
そこで、続いてはステッパーとエアロバイク・ランニングマシンとの違いをご紹介します。
エアロバイクとの違い
エアロバイクは自転車を漕ぐ動きで有酸素運動を行うことができるツールです。ステッパーと同様に室内でも十分なトレーニング効果を期待できるので、多くのスポーツジムなどで導入されています。
しかし、自宅で使用するにはいくつかの難点があります。まず、ステッパーと比較するとサイズも大きく場所を取ってしまいます。
また、重量もありますので気軽に場所を移動して使用するといった用途にも適していません。価格も高価なものが多いので、気軽に導入できるトレーニング機器とは言えないでしょう。
ランニングマシンとの違い
ランニングマシンはその名の通り、室内でランニングやウォーキングをするためのトレーニング機器です。こちらもエアロバイクと同様に多くにジムなどで導入されています。
しかし使用時にはかなりの振動や音がしますので、自宅の環境によってはトレーニングの時間帯が制限されてしまう可能性があります。
最近では折り畳み式でコンパクトに収納できるランニングマシンなども登場していますが、それでもステッパーと比較するとサイズは大きく重量があるという点にも注意が必要です。
ステッパー運動で 期待できる効果は?
ランキングの発表の前に、おさえておきたいステッパーの基礎知識をご紹介したいと思います。まずは、ステッパー運動をすることで期待できる「効果」についてお伝えします。
効果1:体力アップ
ステッパー運動はジョギングやウォーキング、水泳などと同じ「有酸素運動」です。冒頭でもお伝えしましたが、消費カロリーはウォーキングより高めです。
そして、階段を上るときや登山をするときの動きに近く、定期的にステッパー運動を行うことで基礎的体力のアップがのぞめます。
効果2:筋力&代謝アップ
ステッパーは左右の足を交互に踏み込むだけのシンプルな運動ですが、カラダの様々な部位に負荷をかけることができます。筋肉量が増えることで代謝量がアップするほか、カラダの引き締め効果やダイエット効果が期待できます。では、負荷をかけられる部位を具体的に紹介しましょう。
大腿四頭筋(だいたいしとうきん)
太もも前部にある筋肉の総称。下半身でもっとも大きな筋肉群です。ここを鍛えることで基礎代謝が向上し、脂肪を燃焼しやすい体を作ることができます。
大臀筋(だいでんきん)
いわゆるお尻の筋肉。引き締まったヒップを目指したい方は、この筋肉を鍛えると効果的です。
下腿三頭筋(かたいさんとうきん)
ふくらはぎの筋肉で、美脚を目指す人にとっては重要な筋肉です。また、ふくらはぎは第2の心臓とも呼ばれ、ここを鍛えることで“筋ポンプ作用“が向上し、下半身の血流がよくなります。
ハムストリング
太もも裏の筋肉です。ここを鍛えることで、太ももの引き締めやヒップアップ、下半身の安定といった効果がのぞめます。
腸腰筋(ちょうようきん)
ステッパーの踏み込み動作は、お腹の中のインナーマッスルである腸腰筋に負荷をかけます。
腸腰筋は体幹につながる重要な筋肉ですが、ここを鍛えることでお腹を引き締めることができます。
効果3:姿勢の改善
ステッパー運動をすることで、下半身の筋肉だけでなく体幹も鍛えることができます。体幹とは腹筋や背中、腰回りなど胴体部全体のこと。
体幹を鍛えることで姿勢が良くなり、体全体の安定性が高まります。運動選手やモデルさんなどはこの体幹を鍛えるトレーニングに特に力を入れています。
ステッパーの種類と 鍛えられる部位は?
ステッパーで鍛えられるカラダの部位は上記の通りなのですが、実はステッパー自体にいくつか種類があって、鍛えられる部位が異なります。そのため、ステッパーを「ただ何となく」選んでしまうと、期待通りの効果が得られない場合があるのでご注意を!
という訳で、ここからはステッパーの種類と特徴をご紹介したいと思います。
種類1:ストレートステッパー
プリマソーレ(primasole)
ミニステッパー
実勢価格:7037円
「ストレートステッパー」はもっともオーソドックスなステッパーで、真っすぐに踏み込んで足を上下させるタイプです。価格が比較的安いので、初めてステッパーを体験する人にもおすすめ。主に大腿四頭筋やハムストリングスを鍛えることができます。
ショップジャパン
健康ステッパー ナイスデイ
実勢価格:9155円
ストレートステッパーの中には上記の商品のように、足を載せる部分が「八の字」になっているものもあり、太ももの内側や外側を鍛えるのに役立ちます。この他にも、ストレートステッパーの中にもさまざまな種類があります。
種類2:ツイストステッパー
東急スポーツオアシス
フィットネスクラブがつくったツイストステッパー SP-100
実勢価格:1万1480円
「ツイストステッパー」はステップ部が回転して、踏み込むと自然と上半身と下半身がねじれるようになっています。
大腿四頭筋やハムストリングス以外に腹斜筋にも負荷をかけることができ、ウエストのくびれなども期待できます。体の引き締めを目的とする人は、このタイプのステッパーを選ぶとよいでしょう。
種類3:サイドステッパー
エアロライフ
サイドステッパー
実勢価格:9980円
ストレートステッパーは足を前後に踏み込むのですが、「サイドステッパー」はその名の通り、足をサイド(左右)に踏み込むタイプです。
比較的踏み込みがしやすく、回数をこなすことができるのでダイエット目的の方におすすめです。
より効果的なトレーニング方法って?
スポーツジムであればトレーナーにトレーニングの内容を相談したり、メニューを組んでもらったりすることができます。それに対して自宅トレーニングの場合、何をすればいいのかわからないという方も多いでしょう。
そんな方におすすめなのが、スマホの活用です。最近では、自分の目標に合わせてトレーニングメニューを組んでくれるアプリなども登場しています。
さらにスマートウォッチなどのウェラブルデバイスと組み合わせることによって、心拍数などの情報を確認しながらトレーニング効率を高めることもできます。
ステッパーの選び方は?
ステッパーの基礎知識は以上です。上記の内容を少しおさらいしつつ、ここからはステッパーを購入する際に気をつけたいポイントを詳しく見ていきたいと思います。
注目ポイント1:サイズはどうか
ステッパーは比較的コンパクトな筋トレグッズですが、製品によって大きさが異なります。設置予定場所のスペースは十分か? 収納に困らないか? ……など、購入前に製品と設置場所のサイズをしっかりと確認することをおすすめします。
注目ポイント2:使用目的は何か
先ほどもお伝えしましたが、ステッパーにはいくつか種類があって、それぞれ「効く部位」や「得られる効果」が異なります。なので、カロリー消費をメインとするのか? 体の引き締めをメインとするのか?……等々、ステッパーを使う目的を明確にする必要があります。
カロリー消費目的なら、踏み込みやすくて回数を稼ぐことができるタイプがおすすめ。一方、引き締めが目的なら、狙いとなる部位にしっかりと負荷がかけられるタイプがベストです。
注目ポイント3:静音性はどうか
静音性に配慮した製品もありますが、中には踏み込むときの音が気になるような製品もあります。店頭などで試すことができるのであれば、音にも注意してみてください。通販サイトで購入する際は、レビューを参考にするといいかもしれません。
注目ポイント4:耐荷重はどうか
体重をかけて何度も踏み込みを行うので、耐荷重の低いステッパーは耐久性が心配。大体の製品は耐荷重100~120kgとなっていますが、念のため、購入前に確認することをおすすめします。
注目ポイント5:ハンドルはついているか
運動が苦手な方や、バランス感覚に自信がない方は「ハンドル付き」のステッパーを選ぶのがベター。運動中にバランスを崩して転倒するのを防げます。
▼ハンドル付き商品はこちら
アルインコ(ALINCO)
ハンドル付ステッパー FA4016
実勢価格:1万2200円
サイズ:サイズ:W44×D45.5×H102.5~112.5cm
最大積載質量:90kg以下
しかし、好みのものが見つからない場合など、無理にハンドル付きステッパーを入手する必要はありません。すぐに体を支えられるように、壁の近くなどで運動するという手もあります。
おすすめステッパー7製品を プロが徹底比較しました
ステッパーを選ぶ上でおさえておきたい基礎知識は以上です。
今回は上記のポイントを踏まえた上で、ベストな1台を見つけるべく、板谷さんに人気のステッパー7製品の評価をしてもらいました。評価ポイントは「トレーニングのしやすさ」「トレーニングのバリエーション」「静音性などのクオリティ」「コスパ」の4点です。
テスト1:トレーニングのしやすさ(25点満点)
今回は初めてステッパーを使う方を想定して、初心者でも踏み込みやすいかどうか、長く続けることができるかどうかという点を重点的にチェックしました。
テスト2:トレーニングのバリエーション(25点満点)
せっかく購入するならば、1台でいろいろ鍛えられる方がうれしいですよね。そこで、負荷を変えられるか、運動のバリエーションはどうかといった点を確認して評価しました。バリエーションが多いものほど高評価となっています。
テスト3:器具全般のクオリティ(25点満点)
いくら機能性がすぐれていても、すぐに壊れたり、音がうるさかったりしては困ります。テストでは耐久性や静音性のほか、器具全般のクオリティをチェックしました
テスト3:コスパ(25点満点)
今回は初心者でも購入しやすいよう、5000~15000円ほどで購入できる7品を選出。値段とクオリティを照らし合わせてコスパをチェックしました。値段以上のクオリティを持つ商品ほど高評価となっています。
それでは、ステッパーのおすすめランキングのスタートです!
ステッパーのおすすめは?
東急スポーツオアシス 「フィットネスクラブがつくったツイストステッパー SP-100」
東急スポーツオアシス
フィットネスクラブがつくったツイストステッパー SP-100
実勢価格:1万1480円
サイズ:(約)W51×D32×H29cm
重量:9kg
耐荷重:100kg
タイプ:ツイストステッパー
▼テスト結果
総合得点 | トレーニングのしやすさ | バリエーションの多さ | 器具のクオリティ | コスパ |
96/100点 | 23/25点 | 25/25点 | 24/25点 | 24/25点 |
1位は東急スポーツオアシスの「フィットネスクラブがつくったツイストステッパー SP-100」。スチール材でできた頑丈なツイストステッパーで、美脚や美尻を目指す方におすすめの1台です。
「正面」「後面」と乗り方を変えるだけで、使用する筋肉や負荷が変わるスグレモノ。「正面乗り」なら美尻、「後面乗り」なら美脚に作用してバリエーション豊かなエクササイズが可能です。
メーター付きで、時間・回数・カロリー・累積回数が表示されます。専用マット付属で、床を傷つける心配もありません。
ただ、負荷の調整(切り替え)ができないのがチョット残念。ツイストステッパーなので初心者は慣れるまでトレーニングし辛いと感じるかもしれません。
前後入れ替えで負荷をかける場所が変わるのは秀逸です。鍛えたい筋肉を意識しながら踏み込むと効果が高まります。有酸素運動というより、下半身の筋肉や体幹を鍛えたい人向けですね。
プリマソーレ「ミニステッパー」
プリマソーレ(primasole)
ミニステッパー
実勢価格:7037円(グリーンホワイト)
サイズ:幅29×奥行33×高さ21cm
重量:5.9kg
耐荷重:100kg
タイプ:ストレートステッパー
連続使用:約30分
▼テスト結果
総合得点 | トレーニングのしやすさ | バリエーションの多さ | 器具のクオリティ | コスパ |
92/100点 | 24/25点 | 21/25点 | 23/25点 | 24/25点 |
2位はプリマソーレ(primasole) 「ミニステッパー」でした。
上下に踏み込むことで体力アップ、足腰の強化、さらにヒップアップや美脚が期待できます。
調整ノブを回すことで、低、中、高と3段階で負荷が変わります。なお連続使用時間は30分を推奨と、若干短めです。
デジタルカウンター付きで、回数、時間、カロリーなどが計測できます。
ペダルは足を載せやすく、滑り止めも強め。素足で乗っても滑りませんでした。
普通に良い、というかしっかりと負荷がかけられるし、使いやすい商品でおすすめです。ジムによく置いてあるステッパーのミニ版とイメージするとよいかもしれません。ペダルも滑らない加工が施されていて安全に運動ができます。足も載せやすく、非常に踏みやすいステッパーだと感じました。
アルインコ「 FA4018」
アルインコ(ALINCO)
手すり付きステッパー FA4018
実勢価格:1万2600円
Rentioレンタル価格(15泊16日):4980円
本体サイズ:W38×D56.5×H120~129cm
折りたたみ時:W38×D78×H16cm
重量:11.5kg
使用体重制限:90kg
タイプ:ストレートステッパー
▼テスト結果
総合得点 | トレーニングのしやすさ | バリエーションの多さ | 器具のクオリティ | コスパ |
90/100点 | 23/25点 | 22/25点 | 23/25点 | 22/25点 |
3位はアルインコの「手すり付きステッパー FA4018」。
今回テストした7製品の中で唯一の「ハンドル付きステッパー」。ハンドルのおかげで安定感があり、運動が苦手な方やお年寄りでも安心して使えます。ハンドルの支柱の高さは3段階で調節可能。
しかし、レビューでもいくつか指摘がありますが、片づけに手間がかかるのと、ハンドルなしのタイプと比べて場所を取る点はデメリットかもしれません。
ハンドル付きは安定感があっていいですね。しかしこの製品は価格がやや高め。しかも収納性に難があって、耐荷重も90㎏までということで評価を下げました。また連続使用時間が20分と短い点もマイナスポイントに。今後の改良に期待します。
3位:ショップジャパン「ナイスデイ」
ショップジャパン
健康ステッパー ナイスデイ
実勢価格:9155円
サイズ:W43×D45.5×H20cm
重量:7kg
耐荷重:非表示
ストレートステッパー
▼テスト結果
総合得点 | トレーニングのしやすさ | バリエーションの多さ | 器具のクオリティ | コスパ |
90/100点 | 22/25点 | 22/25点 | 22/25点 | 24/25点 |
同点3位はショップジャパンの「健康ステッパー ナイスデイ」。ハの字ステップで下半身の筋肉全体を鍛えられるステッパーです。ハの字にゆっくりと外側に踏み込むことで、太ももの外側、内側の筋肉を刺激することができます。
ステップの高さが調節できるノブが付いていて、高さを変えることで運動量の調整も可能。自分の体力にあわせて運動できます。
ただ、「作動音が気になる」といったレビューがいくつか寄せられていました。それ以外のクオリティは高く、初めてステッパーを試す人にもおすすめです。
ハの字ステップは筋肉を鍛えるのに効果的です。ただ単純なストレートタイプと比べて、トレーニングのしやすさという点では若干劣ります。回数をこなすことより、しっかりと筋肉を鍛えることを重視する人におすすめです。
5位:エアロライフ「サイドステッパー」
エアロライフ
サイドステッパー
実勢価格:9980円
サイズ:約・奥32×幅50×高さ26cm
重量:7kg
耐荷重:100kg
タイプ:サイドステッパー
連続使用:60分
▼テスト結果
総合得点 | トレーニングのしやすさ | バリエーションの多さ | 器具のクオリティ | コスパ |
89/100点 | 22/25点 | 21/25点 | 23/25点 | 23/25点 |
5位はエアロライフの「サイドステッパー」。身体の重心を左右に大きく振る運動が行える器具で、脚の筋肉や体幹、骨盤周りの筋肉を鍛えるのに効果的です。
横運動のため、フットプレートが常に地面と平行に保たれるため、高齢者でも踏みやすく、安全に使用ができます。
極太シリンダーを採用しているため、連続使用時間が60分と長めです。
モニターにはステップ回数、時間、消費カロリーなどが表示されます。
横移動の運動なので、縦の動きやツイストが入った器具に比べ運動量が若干減る感じですが、シリンダーなどの作りも良くおすすめです。また静音設計になっていて、深夜のトレーニングでも問題ありません。マット付きでお得感もあります。
6位:SURSPORT「ステッパー」
SURSPORT
ステッパー
実勢価格:8980円
サイズ:59×31×21cm
重量:8kg
耐荷重:100kg
タイプ:サイドステッパー
連続使用:40分
▼テスト結果
総合得点 | トレーニングのしやすさ | バリエーションの多さ | 器具のクオリティ | コスパ |
86/100点 | 21/25点 | 22/25点 | 21/25点 | 22/25点 |
6位はSURSPORT「ステッパー」でした。
トレーニングチューブ付きで、下半身だけでなく、上半身も鍛えることができます。
サイドステッパーなので、基本の動きは左右の踏み込み。運動のバリエーションは少ないですが、連続使用が40分と長めなことと、静音性に優れている点は高く評価できます。
バランスが取りやすい動きをするため、運動が苦手な人でもステップを踏みやすいのが特徴です。ただしペダルに関して、形状や滑り止めなどの点で安定感で欠けるため、今回は順位を下げました。
運動は左右の踏み込みだけと単調ですが、初心者や高齢の方には良いかもしれません。ただペダルの安定性に欠けるのが残念。また個体差はあるかもしれませんが、編集部に届いたものは運動しているときに若干ガタつきがありました。
7位:Kaitou「KT ステッパー」
Kaitou
KT ステッパー
実勢価格:5000円
サイズ:約29×36×19cm
重量:約5kg
タイプ:ストレートステッパー
▼テスト結果
総合得点 | トレーニングのしやすさ | バリエーションの多さ | 器具のクオリティ | コスパ |
79/100点 | 20/25点 | 21/25点 | 18/25点 | 20/25点 |
7位はKaitou「KT ステッパー」。今回のラインナップの中で最安値の商品です。
動きは上下に踏み込むストレートステッパーとなります。
通販サイトでは触れられていませんでしたが、6位商品と同じくトレーニングチューブが付属していました。
調節ネジとカウンター付き。カウンターは回数や消費カロリーを表示してくれます。
ペダルは形状や滑り止めに工夫が少なく、上位商品に比べて安定感に欠ける印象でした。
価格は安くて良いのですが、上位商品に比べてクオリティーで劣ります。たとえば踏み幅が小さく、同じ時間でも他のステッパーに比べて運動量が少ない点や、シリンダーが安っぽい感じなどが気になりました。また調節ネジが硬すぎるので、負荷の調整が大変でした。
ステッパー運動を長く 続けるためにはココに注目!
以上、初心者におすすめのステッパー7選のご紹介でした。自宅で気軽にできるエクササイズを探している方は、ぜひ検討してみてください。
……しかし、ステッパー運動は単純動作の繰り返しなので、「長く続けるための工夫」が必要になります。せっかく器具を購入しても、3日坊主で終わってしまっては意味がありません。
ランニングをするときと同じように、音楽を聴きながらやるのもひとつの手でしょう。「今日は100回踏む!」など、目標を立てて運動するのも効果的です。
また、ステッパーがすぐに壊れるようではトレーニングになりません。個体差やセッティングミスなども考えられると思いますが、製品によっては「使用して数日で不具合がでた」といったレビューがいくつか見られます。
今回の検証ではふれていませんが、安心してトレーニングを継続するためには、購入前にぜひ「保証の有無」もチェックしてみてください!
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大腿四頭筋を鍛えることで下半身が安定し、足の速さや瞬発力といった”運動能力”の向上が期待できます。