スポーツストレッチ用ポールとは?

ストレッチ用ポールとは? ストレッチ用ポールおすすめ イメージ

幅広く、いろんなストレッチに使えるストレッチ用ポール。

ストレッチだけでなく、ダイエットに活用できるものなど、さまざまなタイプの商品が発売されています。

今回比較したのは、カマボコのような型のハーフタイプのストレッチ用ポール

一般的な円柱形は揺れる動きが得意ですが、ハーフタイプは高さが低く安定感があるためビギナー向けです。

ハーフタイプのストレッチ用ポールのメリットは?

安定感のあるハーフタイプはポーズのバリエーションが広く、さまざまな用途で使えるのでぜひ取り入れてほしいアイテム。

基本の使い方は背中に乗ってへそ下を揺らし、筋肉をほぐす使い方。ランジなど、トレーニングの負荷調整にも使えます。

木幡洋一 氏
for.R 整体院 代表
木幡洋一 氏 のコメント

離して使えるので幅広いポーズに対応できます。

フォームローラーとストレッチ用ポールの違いは?

フォームローラーは「筋膜はがし」、ストレッチ用ポールは「全身緩め」と、用途が異なります。

フォームローラーとストレッチ用ポールの違いは? ストレッチ用ポールおすすめ イメージ

トリガーポイント(Trigger Point)
グリッドフォームローラー

こちらが代表的なフォームローラーですが、一般的に長さが30cm前後と短く(上記商品は33cm)、表面に突起があり、硬い素材でできているのが特徴です。

フォームローラーは筋肉のこわばりやコリをピンポイントでほぐしていくアイテム

凝っている場所に当てて、転がすようにしてコリをほぐします。筋膜リリースはフォームローラーで行うのが効果的です。

一方、ストレッチ用ポールは主に全身のバランスを整えたり、全身の筋肉を緩めたりといったストレッチ目的で使われます。

なおフォームローラーに関して詳しく知りたい人は、フォームローラーのランキング記事をご参照ください。

MONOQLOがストレッチ用ポールをテスト

MONOQLOがストレッチ用ポールをテスト ストレッチ用ポールおすすめ イメージ

今回、雑誌『MONOQLO』がハーフタイプのストレッチ用ポールを比較テスト。

扱いやすく安定感があるおすすめを探しました。

スポーツストレッチ用ポールの選び方は?

ストレッチ用ポールは素材、形状でいくつかの種類に分けることができます。

選び方1:素材

発泡オレフィン系樹脂

ストレッチ用ポールの中ではもっとも優れた素材だと言えます。適度な硬さがあり、耐久性が高いので長く使いたい人におすすめです。

ただしこの素材を使った商品はやや価格が高めです。

PE(ポリエチレン)素材

数多くのストレッチ用ポールに使われているのがこの素材。価格は安いですが耐久性はいまひとつ。とりあえずストレッチ用ポールを試したいという人向け。

EVA素材

適度な柔軟性を持っていて体にフィットする素材です。耐久性は発泡オルフィン系とPEの中間ぐらい。値段は比較的手ごろだと言えます。

選び方2:形状

通常タイプ

通常タイプ ストレッチ用ポールおすすめ イメージ

一般的なストレッチ用ポールで長さが90〜98cm前後、太さが15cm前後です。体が大きい人は10cm程度長いタイプを選ぶと良いでしょう。

スリムタイプ

スリムタイプ ストレッチ用ポールおすすめ イメージ

長さは通常タイプと同じですが、太さが10cm前後と細いポール。通常のストレッチ用ポールでは「太くて体にフィットしない」「硬い」「痛い」と感じる人におすすめです。

ハーフカットタイプ

ハーフカットタイプ ストレッチ用ポールおすすめ イメージ

長さが通常タイプの半分程度。ポールの形は半円状ですが、マジックテープでくっつけることで円形のポールとしても使うことができます。

また半円状を縦に並べれば上半身を載せることができますが、負荷は低めです。

スポーツストレッチ用ポールのテスト方法は?

今回、雑誌『MONOQLO』編集部はハーフタイプのストレッチ用ポール5製品をピックアップ。

for.R 整体院代表の木幡洋一さんと共に、各製品を以下の項目で比較テストしました。

テスト1:安定感

硬すぎない、やわらかすぎない適度な硬さかどうかや、滑りにくさについて実際にプロが使用して確認しました。

テスト2:サイズ

実際にストレッチで使用することを想定して、長さと幅のバランスが適切かどうかについて確認しました。

テスト3:耐久性

長期間使用することを想定して、カバーの素材や作りの丁寧さなどから総合的に判断しました。

スポーツストレッチ用ポールのおすすめは?  

プロと一緒に実際に使ってみた、ストレッチ用ポールのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。

ランキングは項目名で並び替えられます
商品
A+評価
LPNストレッチポール® ハーフカット
ストレッチ用ポールおすすめ LPN ストレッチポール® ハーフカット イメージ
4.67
5.00 4.00 5.00
A評価
東急スポーツオアシスリセットポール ハーフカット
ストレッチ用ポールおすすめ 東急スポーツオアシス リセットポール ハーフカット イメージ
4.00
4.00 5.00 3.00
A評価
Ms.RAJAハーフカット ヨガポール
ストレッチ用ポールおすすめ Ms.RAJA ハーフカット ヨガポール イメージ
4.00
4.00 5.00 3.00
B評価
LINDSPORTSストレッチングクッション ハーフ 2本セット
ストレッチ用ポールおすすめ LINDSPORTS ストレッチングクッション ハーフ 2本セット イメージ
2.67
2.00 4.00 2.00
C評価
stanフォームローラー 半円ハーフカット
ストレッチ用ポールおすすめ stan フォームローラー 半円ハーフカット イメージ
2.00
1.00 4.00 1.00

A+評価【1位】LPN「ストレッチポール® ハーフカット」

  • LPNストレッチポール® ハーフカット
  • 実勢価格: ¥7,865

総合評価: 4.67

 
安定感
 5.00
サイズ
 4.00
耐久性
 5.00

動きを受け止めてくれるLPNは初めてのポールにピッタリ!

ストレッチ用ポールのおすすめランキング1位でベストバイは、A+評価のLPN「ストレッチポール® ハーフカット」です。

他製品よりやや硬め。

カバー本体がピッタリフィットしているのでずれにくく、長く使えます。

おすすめポイント
  1. 硬めで抜群の安定感
  2. 耐久性が高く長く使える
40cm
奥行
7.5cm
高さ
15cm
重量
220g
型番
0011

弾力性のあるEPE素材を使用

他製品は比較的やわらかいEVA素材を使用しているものが多いのに対し、LPNはしっかりとした硬さのEPE素材を使用。

弾力性があり適度に反発するためヘタりにくいです。

LPN
LPN ストレッチ用ポールおすすめ イメージ

反発力が高くたわみません!

他製品
他製品 ストレッチ用ポールおすすめ イメージ

強く押すとたわんでしまいます。

A評価【2位】東急スポーツオアシス「リセットポール ハーフカット」

  • 東急スポーツオアシスリセットポール ハーフカット
  • 実勢価格: ¥3,980

総合評価: 4.00

 
安定感
 4.00
サイズ
 5.00
耐久性
 3.00

どんな体格の人もポーズをとりやすい

ストレッチ用ポールのおすすめランキング2位は、A評価の東急スポーツオアシス「リセットポール ハーフカット」です。

長さがあるためどんな体格の人もポーズがとりやすいです。

柔らかいので乗り心地は良好です。

おすすめポイント
  1. 乗り心地が良い
  2. 長さがある
50cm
奥行
16cm
高さ
17cm
重量
909.99g(2本分)
型番
RP-300

A評価【2位】Ms.RAJA「ハーフカット ヨガポール」

  • Ms.RAJAハーフカット ヨガポール
  • 実勢価格: ¥3,980

総合評価: 4.00

 
安定感
 4.00
サイズ
 5.00
耐久性
 3.00

バランスが取りやすい

ストレッチ用ポールのおすすめランキング同率2位は、A評価のMs.RAJA「ハーフカット ヨガポール」です。

長いので隙間を空けずに使えてバランスがとりやすいです。

こちらもやわらかめの乗り心地です。

おすすめポイント
  1. 隙間を空けずに使える
  2. やわらかめの乗り心地
長さ
50cm
15cm
高さ
7cm
重量
250g
型番
half-pole001

B評価【4位】LINDSPORTS「ストレッチング クッション ハーフ 2本セット」

  • LINDSPORTSストレッチングクッション ハーフ 2本セット
  • 実勢価格: ¥5,040

総合評価: 2.67

 
安定感
 2.00
サイズ
 4.00
耐久性
 2.00

 ストレッチ用ポールのおすすめランキング4位は、B評価のLINDSPORTS「ストレッチング クッション ハーフ 2本セット」​です。

カバーにゆとりがあるため使用している間にどんどんズレてきてしまいます。

乗り心地は硬めでした。

41cm
奥行
7.5cm
高さ
15cm
重量
500g

C評価【5位】stan「フォームローラー 半円ハーフカット」

  • stanフォームローラー 半円ハーフカット
  • 実勢価格: ¥2,980

総合評価: 2.00

 
安定感
 1.00
サイズ
 4.00
耐久性
 1.00

 ストレッチ用ポールのおすすめランキング5位は、C評価のstan「フォームローラー 半円ハーフカット」​です。

カバーがツルツルした素材で本体との間にゆとりがあるため、体重を乗せると滑ってしまいました……。

長さ
41cm
17cm
高さ
8.5cm
重量
400g

スポーツストレッチ用ポールの活用方法は?

ここからは、ストレッチ用ポールの活用方法をご紹介します。

基本は背中で乗ってへそ下を揺らす

基本は背中で乗ってへそ下を揺らす ストレッチ用ポールおすすめ イメージ

基本の使い方は背中で乗ってじっとしたり、ゆらゆら揺れること。

揺らすときはへその中心から左右に揺らし、筋肉がほぐれるのを感じましょう。

基本は背中で乗ってへそ下を揺らす ストレッチ用ポールおすすめ イメージ2

上から見たらこんな感じです。

ランジの負荷調整にも使える!

ランジの負荷調整にも使える! ストレッチ用ポールおすすめ イメージ

さまざまなトレーニングの負荷を調整することもできます。

たとえば「ランジ」が物足りない場合、前側の足の下に置けば負荷がプラスに。

ほかのポーズでは腰や首がキツいときのサポートに使うこともできます。

スポーツまとめ:長めのものが汎用性高し!

以上、ストレッチ用ポールのおすすめランキングでした。

ストレッチ用ポールはストレッチだけでなく、エクササイズや体幹トレーニングにも使える便利なアイテム。

使い方も簡単で、ストレッチ用ポールの上で仰向けに寝るだけ。背中をマッサージするように身体を揺らすことで、背骨や肩甲骨を刺激し、筋肉のこりをほぐす効果が期待できます。

今回ご紹介した半円型は円柱タイプより安定感があり、初心者さんにもおすすめです。

人気5製品をプロと一緒に検証した結果、LPN「ストレッチポール® ハーフカット」がベストバイに輝きました!

弾力性に優れたEPE素材を芯材に使用しているため、やや硬めで反発力の高い乗り心地が特徴。毎日ガッツリ使いたい方におすすめです。

ご紹介した商品詳細を参考に、お気に入りの1本をぜひ見つけてみてくださいね。

ストレッチ用ポールのおすすめ

 
ストレッチ用ポールのおすすめ ストレッチ用ポールおすすめ イメージ
ストレッチ用ポールのおすすめ ストレッチ用ポールおすすめ イメージ2

LPN
ストレッチポール® ハーフカット

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