エクササイズバンドの魅力は?

運動不足が気になるけれど、何から始めたらいいのかわからない......そんな人におすすめなのが「ながらトレーニング」できる運動器具や健康器具、グッズです。
寝転びながら身体の気になる部分をシェイプするなら、エクササイズバンドがおすすめです。
トレーニングチューブとエクササイズバンドの違いは?
トレーニングチューブとエクササイズバンドはどちらも体に負荷をかけるトレーニング器具で、ほぼ同じものを指すことが多いです。
トレーニングチューブはひも状や円筒形のものを指すことが多く、全身トレーニングをはじめ多様な使い方ができます。エクササイズバンドは、平らなバンドタイプや輪っかのループ状のものが多く、初心者や女性でも使いやすいものが多いです。
特に短いループ状のバンドは、お尻や太ももなど下半身のトレーニングに特化して使われる傾向があります。
魅力1:自宅で手軽にトレーニングできる
エクササイズバンドを使えば、場所をとらずに自宅で手軽にトレーニングができます。
魅力2:初心者も取り入れやすい
エクササイズバンドはお値頃なものが多く、筋トレ初心者も取り入れやすいです。
魅力3:使い方によって多様なトレーニングができる
背中や腕まわりなどの上半身、お尻から足までの下半身といった鍛えたい部位に合わせて使えるので、使い方によって多様なトレーニングができます。
LDKが下半身向けエクササイズバンドの人気商品をテスト

初心者でも、忙しい人でも、体力に不安のある人でも無理のない範囲ではじめるのが大事!
運動のために時間が取れなくても、何かのついでにトレーニングが一緒にできればラクちん! 無理なく習慣化できちゃいます。
でも、ズボラさんや初心者さんでもはじめやすい&続けやすいのは、どんなグッズを使ったトレーニングなのでしょうか?
そこで雑誌『LDK』が、主に下半身のトレーニングに使いやすいエクササイズバンドの人気商品を徹底比較! 寝転びながら下半身をシェイプできるおすすめを探しました。
エクササイズバンドの選び方は?
実際に使ってみないと違いがわかりにくいのがエクササイズバンド。ここでは、自分に合ったエクササイズバンドの選び方のポイントを解説します。
強度別のセットがおすすめ

強度の違うバンドが3本〜5本がセットになったものなら、鍛えたい部位やトレーニングレベルに合わせて強さを変えられるのでおすすめです。
足首用は約3〜5kg、太もも用は6kg以上の負荷が適しています。ちなみに、腕は3kg以下がオススメ。負荷の大きさは商品によって異なるため、強度を確認するようにしましょう。
筋力に自信のない人やトレーニング初心者には、負荷の小さいバンドがセットになったものがいいでしょう。
鍛えたい部位に向いているタイプで選ぶ
1本タイプ
トレーニングの習慣がある人や鍛えたい部位が決まっている人には1本タイプがおすすめです。
トレーニングしたい部位に合わせて長さや幅を決める必要がありますが、上半身を鍛える場合は長めのものを、下半身を鍛える場合は短めのものを、強度を重視するなら幅が広いものを選ぶといいでしょう。
短く持ったり、長く持ったりして負荷の調整をする場合は、握る場所によって強度を変えられるものがベターです。
ループタイプ

- お尻から脚までの下半身トレーニングに最適
- 強度別でのセットなら筋力や部位で使い分けできる
両脚や両腕に通して使用するタイプ。すべり止め付きのものだと安定したフォームで運動できます。
持ち手付きタイプ

- 背中や腕まわりなどの上半身トレーニングに向いている
- 持ち手が付いているから握りやすい
1本の紐状チューブの両端に持ち手が付いたタイプ。背筋や腕などの上半身のトレーニングに最適です。
エクササイズバンドのテスト方法は?

今回は、雑誌『LDK』が、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど、ネット通販で購入できるエクササイズバンドの人気商品をピックアップ。
ダイエットエキスパートの和田清香さんと雑誌『LDK』編集部員で実際に全て使ってトレーニングし、「鍛えやすさ」「品質」の2項目を検証しました。
比較検証の結果は、評価の高かったエクササイズバンドのおすすめ商品からランキングで発表します。それではどうぞ!
※強度(測定値)は、一定距離を引っ張ったときにかかる強度を測った実測値を掲載しています。 数値はあくまで目安であり評価はしていません。
エクササイズバンドのおすすめは?
プロと一緒に実際に使ってみた、エクササイズバンドのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | ||||
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PROIRONエクササイズバンド 3本セット
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YOGOTO トレーニングチューブ 4本セット
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スリーコインズhemle トレーニングバンド Light/Medium
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HOBBYONEZELDNER トレーニングチューブ 5本セット
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La-VIEラバトレ ソフト/ハード 3B-3090
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【1位】PROIRON「エクササイズバンド 3本セット」
- PROIRONエクササイズバンド 3本セット
- 実勢価格: ¥679〜
- 鍛えやすさ
- 品質
- おすすめポイント
-
- 強度のバランスがいい
- 強度別表示&すべり止め加工アリ
- 手頃な価格がいい
- 型番
- PRO-TLD02-17
鍛えやすさは高評価

PROIRONはYOGOTOより負荷が小さめ。鍛えやすさは高評価でした。
※強度(測定値)は、一定距離を引っ張ったときにかかる強度を測った実測値を掲載しています。数値はあくまで目安であり評価はしていません。
強度別表示&すべり止め加工アリ

程よく厚みがあって裏側はすべり止め加工されています。強度が表示されていて初心者でも使い分けしやすいです。
バンドを使うと負荷がかかり効率よく鍛えられる

バンドを使ったほうが筋トレ時の動作が安定して、負荷がかかるので短時間で効果が出やすいです。
バンドをつけると、動きが安定して運動効果を高めます。
【1位】YOGOTO「トレーニングチューブ 4本セット」
- YOGOTO トレーニングチューブ 4本セット
- 検証時価格: ¥1,358〜
- 鍛えやすさ
- 品質
- おすすめポイント
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- 全体的に高強度
- 強度別表示&すべり止め加工アリ
- 下半身トレーニングに最適
YOGOTOは負荷が大きめ

YOGOTOはPROIRONより負荷が大きめ。鍛えやすさは高評価でした。
YOGOTOは負荷が大きめなので、下半身のトレーニング特化型です。(編集・赤川)
※強度(測定値)は、一定距離を引っ張ったときにかかる強度を測った実測値を掲載しています。数値はあくまで目安であり評価はしていません。
強度別表示&すべり止め加工アリ

程よく厚みがあって裏側はすべり止め加工されています。強度が表示されていて初心者でも使い分けしやすいです。
どちらもゴムがしっかりしていて、ストレスなくトレーニングできます。(ライター橋本)
下半身トレに最適

ちょこっとトレーニングで下半身にアプローチ!
【3位】スリーコインズ「hemle トレーニングバンド Light/Medium」
- スリーコインズhemle トレーニングバンド Light/Medium
- 検証時価格: ¥550〜
- 鍛えやすさ
- 品質
- おすすめポイント
-
- すべり止め加工あり
- がっかりポイント
-
- トレーニングが限定される
鍛えやすさは平均的

鍛えやすさは平均的です。
裏は色の濃い部分にすべり止め加工あり

裏は色の濃い部分にすべり止め加工があります。
【4位】HOBBYONE「ZELDNER トレーニングチューブ 5本セット」
- HOBBYONEZELDNER トレーニングチューブ 5本セット
- 実勢価格: ¥1,180〜
- 鍛えやすさ
- 品質
- おすすめポイント
-
- 5本セット
- がっかりポイント
-
- 負荷が小さくゴムが薄い
鍛えやすさは平均的

鍛えやすさは平均的です。
緑や青は負荷が小さすぎる

緑や青は負荷が小さすぎます。
【5位】La-VIE「ラバトレ ソフト/ハード 3B-3090」
- La-VIEラバトレ ソフト/ハード 3B-3090
- 実勢価格: ¥1,260〜
- 鍛えやすさ
- 品質
- がっかりポイント
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- 強度も太さも使いにくい
- 型番
- 3B-3090
鍛えやすさはいま一歩

鍛えやすさはいま一歩でした。
幅が太すぎてねじれやすい

ピンクは太すぎるから、上手に掛けないとねじれやすいです。紫は強度が低すぎます。
エクササイズバンドを使ったおすすめエクササイズは?
エクササイズバンドを使ったおすすめのエクササイズをご紹介します。
寝たまま脚や太ももを開いて下半身をトレーニング!
レベル1:足首にバンドを掛けて脚全体をエクササイズ
目安:左右20回/日

両方の足首にバンドを掛け、横に寝て腰を立てた状態から、足を真上に上げることで下半身痩せを目指せます。お尻まわりや脚痩せに効果的です。
横に寝た状態で上体を起こし、腰を垂直に立てます。このとき、手に体重をかけすぎないように注意。真上に脚を上げるを左右20回を目安に繰り返しましょう。
お尻に床をつけるのはNG。腰を寝かせないようにして。
レベル2:太ももにつけて脚とお尻、体幹にアプローチ
目安:20回/日

太ももにバンドを掛け、仰向けの状態で手を体の横に置きます。脚と頭、肩甲骨で体を支えてお尻を真上に引き上げて浮かし、太ももを外側に開きます。戻すときもゆっくりと。
肩からひざまでが一直線になるようにお尻を上げるのがポイントです。
レベルアップをめざすならこの2つのトレーニングがおすすめ
1:お尻と太ももを鍛えるトレーニング

両足首にバンドをつけて、背筋を伸ばして手を腰に置き、半円を描くように足を回します。
まずは、つま先を時計の12時の位置に前に出します。続いてつま先を3時の位置まで回したら、つま先を6時の位置まで後ろに回します。左右の脚それぞれ10回が目安です。
2:スクワットで下半身をトレーニング

スクワット時にバンドをつけます。フォームが安定しやすく効率的です。背筋を真っすぐに伸ばし、腰を垂直に下に落とします。太ももやお尻に効果的ありです。
内股だとひざを痛めやすいのでNGです。
強度の低いバンドで腕をトレーニング(約3kg以下)
二の腕シェイプ

両手首に約3kg以下のバンドを掛けます。手のひらを外側にすると二の腕の内側に効きます。

手を高く挙げ、左右に開閉を約10回繰り返します。手のひらを内側にすると二の腕の外側に効果的です。
ながら運動でも効果を実感するポイントは?
ポイント1:運動するときは正しいフォームで行うことを意識して!

誤ったフォームで運動すると効果は半減。大事なポイントや効かせたい部位を意識すれば、正しく鍛えられてけがのリスクも軽減します。
何よりもフォームを大切にしてください。
ポイント2:負荷は小さくてもいいから継続することのほうが大切

最初から高負荷ではなく、ちょっともの足りないかな? ぐらいの負荷からスタートしてみましょう。慣れたら負荷を上げてみて!
いきなりハードに運動すると三日坊主になりがちです……。(ライター橋本)
エクササイズバンドのおすすめ まとめ
以上、エクササイズバンドのおすすめランキングでした。
今回ベストバイに輝いたのは、PROIRON「エクササイズバンド 3本セット」とYOGOTO「トレーニングチューブ 4本セット」でした。
初心者にはPROIRON、下半身強化にはYOGOTOがおすすめです。スリコは伸びにくいので太もも用に使うのがオススメです。
初心者さん向けのPROIRON

PROIRON
エクササイズバンド 3本セット
PROIRON「エクササイズバンド 3本セット」は、適度な厚みのあるチューブでトレーニングしやすい! 手頃な価格もうれしいです。
下半身強化にぴったりなYOGOTO

YOGOTO
トレーニングチューブ 4本セット
YOGOTO「トレーニングチューブ 4本セット」は、負荷が大きめなので下半身のトレーニングに最適です。
エクササイズバンドを探している人は、本記事のおすすめランキングの情報を参考に、お気に入りを見つけてくださいね。
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ながらでも問題なく使えるか、細かくチェックしました!