座るだけで筋トレに!“バランスボール”ってそもそもどんなもの?

「ただ座るだけ」で自宅で手軽に運動ができ、今や老若男女に人気のトレーニングアイテムのひとつになっている「バランスボール」。
空気を入れて使う直径45~85cmの大きなボールで、これで体を弾ませたり、体を支えたりすることでインナーマッスルや体幹を鍛えることができます。
現在バランスボールは他に「Gボール」「エクササイズボール」「トレーニングバルーン」などさまざまな名前で呼ばれています。

バランスボールの起源は1960年代。スイスで神経系の障害の治療器具として使われたのが始まりで、その後、スポーツ選手のリハビリテーション器具やトレーニング器具として広まっていったと言われています。
日本では2001年にサッカーの中田英寿選手がバランスボールを使ってトレーニングしていることが報じられ、一気にブームに火が付きました。
スイスでは集中力を高める目的でバランスボールを椅子代わりに使う学校もあるとのこと。ただし形は通常のバランスボールとは異なるものです。
では、なぜバランスボールに座るだけで体が鍛えられるのか、まずはそこから説明していきましょう。
インナーマッスルに効く!バランスボールで期待できる効果とは?
バランスボールは弾力性があるので、上に座ると体がグラグラと不安定な状態になります。すると体のバランスを取ろうと筋肉が一生懸命働き出します。そのため座っているだけで全身のさまざまな筋肉が鍛えられるというわけです。
なかでもとくに重要な働きをするのがインナーマッスル。インナーマッスルとは体幹部にある筋肉の一部。深層筋や姿勢保持筋とも呼ばれていて、お腹の奥深くで内臓を支え、関節の安定性を高め、全身のバランスを取ってくれる重要な筋肉です。

インナーマッスルの代表的なものに「腹横筋」や「多裂筋」、「横隔膜」、「骨盤底筋群」といったものがあります。
バランスボールでそれらの筋肉を効果的に鍛えることができ、バランス感覚が培われて姿勢が改善します。またインナーマッスルを強化することで内臓の健康を保つことができます。
体幹を鍛えるとスムーズに動けるようになる!

体幹を鍛えるメリットは第一に「日常生活で力を出しやすくなる」こと。スポーツだけでなく、日常生活においても力を発揮しやすくなります。
例えば、階段で息切れしない、通勤電車内でよろよろしない、重い荷物を持てる、姿勢がよくなる、疲れが溜まらない…などなど。
力は筋肉が生み出すものですが、体幹トレーニングをすることで体の各部に効率よく伝わってスムーズに動けるようになります。
ダイエット効果も期待できる?

インナーマッスルを鍛える筋肉量が増え、基礎代謝が上がります。
基礎代謝とは生命活動を維持するための必要最低限のエネルギーのこと。基礎代謝は歳を取るごとに下がっていくため、何もしないと「やせにくい体質」になっていくのです。
逆にバランスボールで筋トレをして筋肉を増やし、基礎代謝量を上げることで、「脂肪を燃焼しやすい」「やせやすい体質」に変わることが期待できます。
飽きにくく、続けやすい
バランスボールは座っているだけでも効果を感じられる可能性が高いため、ほかの筋トレ・ストレッチ用具に比べて手軽に続けやすいという点がメリットとして挙げられます。
座り仕事や読書などの時間にも使えるので、飽きにくいというメリットも。座って作業をするときに姿勢の悪さが気になるという方は、椅子をバランスボールに変えるだけで自然と良い姿勢を保とうと意識できるはずですよ。
腰痛のストレッチの補助にも
バランスボールでインナーマッスルを鍛えることは、腰痛改善にも繋がります。悪い姿勢を続けていると、その負担は上半身と下半身を繋ぐ腰に集中します。
特にデスクワークなどで長時間同じ姿勢で働き続けていると腰に大きな負担がかかり、悪化すると椎間板ヘルニアを発症することも。
姿勢の悪さが気になる方やすでに腰痛に悩まされている方は、バランスボールでインナーマッスルを鍛えて良い姿勢をキープして、腰痛の改善・予防を行ってみましょう。
骨盤のゆがみにも効果的

女性の大きな悩みのひとつにある「骨盤のゆがみ」。放っておくと、肩こりや腰痛、生理痛、冷え性、便秘、ぽっこりお腹など、あらゆる不調の原因に。
骨盤がゆがんでしまう原因には、以下のようなことが挙げられます。
・運動不足による骨盤まわりの筋肉の衰え
・長時間の同じ姿勢
・偏った動作
・姿勢の悪さ
バランスボールは、姿勢の矯正や、骨盤周りの筋肉の強化が期待できるため、じつは、骨盤のゆがみ解消にも役立ちます。

とくに骨盤矯正を行いたい人は、以下のようなトレーニング法が効果的です。
▼骨盤矯正に効果的なトレーニング方法
1:ヒザが90度の角度になるようにバランスボールに座る。
2:真上に体が引っ張られるイメージで姿勢を正す。
3:上半身を動かさずお尻を前に突き出すように動かす。次に後ろに突き出すように動かす。これを繰り返す。
4:続いて上半身を動かさず、お尻をグルっとゆっくり回す。右回り・左回り両方行う。
自宅でできる!バランスボールを使ったトレーニング法2選
バランスボールは背筋や腹筋を中心に体のあらゆる部分に負荷をかけることができるので、筋肉強化のため多くのスポーツ選手がトレーニングに取り入れています。
ここでは代表的な2つのトレーニング法を紹介しましょう。
体幹を鍛えるトレーニング
効果:体幹全体の筋肉、とくに背筋や腹筋が鍛えられます。
注意点:ボールが転がると危ないので、慣れない人はボールを壁に押し付ける形で行うとよいでしょう。
▼トレーニング方法

1:うつ伏せの状態で両肘と前腕をバランスボールに載せます。足はまっすぐ伸ばしかかとを浮かせます。
2:腰を持ち上げた状態で姿勢をキープします。ワンセット10秒×3。1日3回程度行います。
下半身を鍛えるトレーニング
効果:下半身のバランス力がアップします。またハムストリングスや大腿四頭筋など太ももの筋肉が鍛えられます。
注意点:体のバランスがうまく取れない人は、何かにつかまる形で行うと安全です。
▼トレーニング方法

1:まっすぐに立って、片足をバランスボールの上に乗せます。

2:バランスボールに載せているのとは反対側の足を曲げ、体を垂直に落としていきます。十分に足を曲げたら、今度は体を垂直に上げ元に戻ります。上下に3往復×1日3回程度やると良いでしょう。
バランスボールを選び方とネットで買うときの注意点

ひと口にバランスボールといっても、さまざまなタイプがあって迷ってしまいますよね。ここからは、バランスボールの基本的な選び方を紹介します。
選び方のポイント1:サイズ
まず大事なことは各々の体に合ったサイズを選ぶことです。サイズが合わないと、足が床につかなかったり、過度な負荷が体にかかったりしてしまうので、サイズ選びは慎重に行いましょう。
- 身長: ボールサイズ
- ~150cm: 45~55cm
- 150~170cm: 55~65cm
- 170~180cm: 65~75cm
- 180cm~: 75~85cm
参考:健康長寿ネット
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shintai-training/ball.html
選び方のポイント2:耐荷重
バランスボールを選ぶ際は、バランスボールが耐えられる重さが何kgかを確認するようにしましょう。このときの重さは自身の体重で考えるのではなく、激しい動きをすることで加わる重さであることに注意してください。
今回のランキングでも製品ごとに耐荷重を記載しているので選ぶ際の参考にしてみてください。
選び方のポイント3:素材

バランスボールは塩化ビニールなどの素材で作られています。元々丈夫な作りになっていますが、「アンチバースト(ノンバースト)タイプ」ならより安心して使えます。このタイプは、ボールが二重構造になっているので、穴が開いてもゆっくりとしぼみます。
ノンバーストタイプのバランスボールだと重さに耐えられない場合や経年劣化で穴が空いてしまった際にも、空気がゆっくり抜けていくため安心です。激しい筋トレを考えている方は、出来るだけ怪我をしないようノンバーストタイプかどうかもチェックしてみましょう。
ネットで購入する際の注意点は?

ネットではまず、自分の体に合ったサイズを選び、また素材や付属品にも必ず目を通しておきましょう。
空気の入れやすさに関しては、編集部で実際に何度かやってみたところ、あまり差がないということが分かりました。
レビューでは「付属のポンプでの空気入れが大変」といったものが見られましたが、手動の空気入れでは、どれもパンパンにするまで時間がかかるようです。どちらかといえば足踏み式がラクなようです。
空気入れの手間がイヤだ、という人には電動ポンプをおすすめします。空気注入だけでなく排出もできるので非常に便利ですし、価格も2000~3000円で手に入れることができます。
▼おすすめの電動ポンプ
RUNACC
電動エアーポンプ 充電式
実勢価格:2995円
サイズ:幅10×奥行き7.6×高さ7.6cm
重さ:270g
コンパクトながらの最大気圧3300Pa。バランスボールはもちろん短時間でエアーベッド、子供用プールなどを膨らませることが可能です。手動ポンプで空気を入れるより25倍速く、電池が4000mAhの大容量で使用時間が30-40分ほどの高性能ポンプです。
バランスボールのメンテナンス方法とは?
バランスボールの耐久性を良くするためにも、メンテナンスは欠かせません。頻繁に行う必要はありませんが、使用頻度に合わせて定期的に行うことをおすすめします。ここでは、バランスボールの主なメンテナンス方法についてご紹介します。参考にして、バランスボールを長く使えるようにしてくださいね。
空気量のチェック
まず、バランスボールに乗る前に空気量が適切かチェックを行いましょう。チェックの仕方は、手でバランスボールを押さえて空気量を確認してください。しっかり跳ね返ったら空気量が十分な証拠ですが、跳ね返りがなかったり、形が凹んでしまったりする場合には空気量が正しくない可能性があります。安全に使用するためにも、まずバランスボールの空気量を確認するようにしてください。
空気の出し入れ方法
空気量をチェックして調整が必要だと感じたら、空気を入れたり抜いたりしましょう。空気の出し入れ方法は商品ごとに異なる場合があるので、必ず取扱説明書をよく読んで行うようにしてください。基本的には空気を閉じ込めている栓を外して行います。専用のポンプがあれば、それを使用するといいでしょう。
汚れたときは拭く
室内で使用するものとはいえ、汗による皮脂や床に落ちているゴミやホコリがくっつくとバランスボールが汚れてしまいます。汚れが目立ってきた時やずっと掃除をしていない場合は、一度しっかりお手入れをしましょう。濡らしたタオルに洗剤をつけて、全体的に拭き掃除をしてください。
お風呂場でシャワーをかけて洗うのも良いですが、なかに水が入ってしまう原因にもなるので、なるべく拭き掃除で汚れを落としてください。汚れが落ちたら風通しの良い場所で乾燥させます。基本的なお手入れはこのような感じでOKですが、商品ごとに方法が異なる場合があるので、取扱説明書を読んでから行ってください。
使いやすいのはどれ?バランスボール14製品を徹底テスト

今回は数あるバランスボールの中から、板谷氏と編集部で合議し、14品目を厳選。すべての商品を板谷氏とスタッフで実際に使ってみてランキングを行いました。検証ポイントは以下の通りです。
テスト1:扱いやすさ・トレーニングのしやすさ[配点:35点]
![テスト1:扱いやすさ・トレーニングのしやすさ[配点:35点]](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/8/5/500wm/img_85f1a772fa8e78e702b3c42580475d2032107.jpg)
まず準備段階で空気が入れやすいかどうか。さらに、滑り止めや台座などトレーニングがしやすい工夫がなされているかどうかをチェックしました。
後ほどご紹介するランキングのテスト結果では、「扱いやすさ・トレーニングのしやすさ」の項目を「扱いやすさ」と記載しています。
テスト2:付属物[配点:35点]
![テスト2:付属物[配点:35点]](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/c/e/500wm/img_cec974b06ea304438f06c3d57088722021231.jpg)
バランスボールによって付属物が異なります。詳しい解説書やトレーニングマニュアルがついていれば、すぐにトレーニングを始められるので便利です。
また、バンドが付属していれば、トレーニングの幅が大きく広がります。このポイントでは付属物の有無、便利さをチェックしました。
テスト3:コスパ[配点:30点]
![テスト3:コスパ[配点:30点]](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/7/6/500wm/img_7621db42c24111c7a49351e754dd310018565.jpg)
バランスボールはメーカーによって価格に幅があります。ただし高いから品質が良いということではありません。この項目では、実際に使った感じが値段に見合うかどうか、コスパをチェックしました。
それでは、おまたせしました。いよいよ、バランスボールのおすすめランキング、スタートです!
付属品の多さではダントツ!「RGGD&RGGL」
RGGD&RGGL
バランスボール
厚い固定リング+トレーニングチューブ付き
55cm
実勢価格:3480円
素材:PVC
耐荷重:997kg(アンチバーストタイプ)
付属物:トレーニングチューブ2本、フットポンプ、栓、栓抜き、タオル、日本語取扱説明書、ガイドブック
▼テスト結果
- 扱いやすさ: 34/35点
- 付属物: 35/35点
- コスパ: 27/30点
- 合計: 96/100点
第1位になったのは付属物の豊富さを誇る「RGGD&RGGL」。とくに固定リングとトレーニングチューブは非常に便利で、トレーニングの幅を大きく広げてくれます。カラーは5色。サイズは55cmと65cmの2種類があります。

トレーニング法も、自分でアレンジして行うことができます。なお、メーカー表示ですが997kgという圧倒的な耐荷重を誇るアンチバーストタイプのバランスボールです。

商品販売サイトのレビューはおおむね高評価。とくに素材の丈夫さや付属物の充実を評価するものが多く見られました。ポンプは足踏み式なので、手で持って使うタイプより空気注入がラクです。
リング付きで安定感抜群!「東急スポーツオアシス」
東急スポーツオアシス
フィットネスクラブがつくった バランスボール
55cm
実勢価格:3680円
素材:PVC
耐荷重:300kg(アンチバーストタイプ)
付属品:ボール固定用リング、ハンドポンプ(ダブルアクションではない)、エクササイズDVD、栓抜き、栓
本体重量:950g
▼テスト結果
- 扱いやすさ: 34/35点
- 付属物: 33/35点
- コスパ: 27/30点
- 合計: 94/100点
第2位は、ブランドの知名度抜群なフィットネスクラブ「東急スポーツオアシス」がつくったバランスボールです。55cm以外に65、75cmの大きなサイズがあり、色も7~8種類と豊富。インテリアと合わせることができます。

こちらも1位商品と同じく付属品が充実。便利なのが付属のリングで、使っているときの安全性を保ってくれるのはもちろん、使っていないときもしっかりと固定してくれます。

またエクササイズDVD、ハンドポンプが付いていて、付属品に関してはほぼ完璧と言ってよいでしょう。ただしポンプが手で持って使うタイプなので、1位商品に比べて空気注入がやや面倒です。
価格比較サイトなどのレビューでは「臭いが気になる」というものがありました。編集部数人がチェックしたところあまり気にならないという意見が多かったのですが、人によっては気にする方もいるかもしれません。

ノンバーストなので安心して使えます。リングがあるので初心者におすすめです。また表面に滑り止めもついていてトレーニングしやすいバランスボールだと言えます。
コスパ抜群でサイズも豊富な「プリマゾーレ」
プリマソーレ(primasole)
フィットネスボール 空気入れ付き バランスボール フィットネス
実勢価格:1566円
材質:ポリ塩化ビニール
耐荷重:300kg(アンチバーストタイプ)
付属品:空気入れ、栓、栓抜き、紙メジャー
重量:850~1500g
▼テスト結果
- 扱いやすさ: 33/35点
- 付属物: 32/35点
- コスパ: 29/30点
- 合計: 94/100点
同点の第2位は「プリマソーレ」。サイズが45、55、65、75cmと豊富なバランスボールです。

45cmの場合は千円ちょっとというコスパの良さで超おすすめです。

表面はしっかりと滑り止めが施されており、安定感も十分。
4位: コスパ◎で初心者の1個目にオススメ「IRONMAN CLUB」
カワセ
IRONMAN CLUB(鉄人倶楽部)
ヨガ ボール
65cm
実勢価格:1832円
素材:ポリ塩化ビニル・ポリプロピレン
耐荷重:80kg(アンチバーストタイプ)
付属品:ダブルアクションポンプ、栓
本体重量:1000g(55cm)
▼テスト結果
- 扱いやすさ: 33/35点
- 付属物: 31/35点
- コスパ: 29/30点
- 合計: 93/100点
4位は、2000円を切るコスパのよさを誇る「IRONMAN CLUB(鉄人倶楽部)」でした。サイズは55、65、75cmの3種類。SPEC欄には耐荷重80kgと表示されていますが、500kg以上の耐荷重試験をクリアしているとのことです。
75cmサイズは、身長の高い人にもオススメです。カラーバリエーションはサイズによって決まっているので、選択の幅が少ないのがやや残念。

ポンプは手動なので、足踏み式よりやや面倒と言えます。付属品がもう少し充実していれば上位にランクされた商品です。

使用感は問題なし。2000円を切るコスパの良さが魅力です。初心者の1個目としておすすめです。
5位: リング付きで収納しやすい「Trideer」
Trideer
バランスボール(リング付)55/65cm 耐荷重500kg
実勢価格:2980円
素材:PVC
耐荷重:500kg(アンチバーストタイプ)
付属品:リング、ポンプ
▼テスト結果
- 扱いやすさ: 33/35点
- 付属物: 32/35点
- コスパ: 27/30点
- 合計: 92/100点
第5位は「Trideer」のリング付きバランスボール。

サイズは55cmと65cmの2種類。カラーは、シルバー、ブラック、ブルーの3色となります。

リング付きで、安定してトレーニングができ、使っていないときでもしっかり収納できるのが便利です。
6位: 滑り止めがしっかりした「リーボック」
リーボック(Reebok)
バランスボール
実勢価格:2420円(65cm)
素材:PVC
耐荷重:非表示(アンチバーストタイプ)
付属品:専用エアーポンプ、栓
▼テスト結果
- 扱いやすさ: 34/35点
- 付属物: 28/35点
- コスパ: 29/30点
- 合計: 91/100点
第6位は「リーボック」のバランスボール。サイズは55cm、65cm、75cmの3種類。

写真でも分かるように、滑り止めがしっかり施されていて、トレーニングしやすいバランスボールです。
7位: これぞオーソドックスな「amugis」
amugis
バランスボール ヨガボール
アンチバースト
65cm
実勢価格:2480円
素材:PVC
耐荷重:500kg(アンチバーストタイプ)
付属品:フットポンプ、栓
▼テスト結果
- 扱いやすさ: 33/35点
- 付属物: 28/35点
- コスパ: 28/30点
- 合計: 89/100点
7位にランクインした「amugis」は、サイズは55cm、65cmの2種類。カラーは6種類が準備されています。付属品は上位商品に比べて少ないですが、平均的で無難な商品だと言えます。

マット加工が施されており、デザイン性も滑り止め効果も十分。フットポンプが付属されており、ハンドポンプよりは空気注入がラクです。

良くも悪くもオーソドックスなバランスボールです。ノンバーストタイプで耐荷重も高いのでかなりの負荷をかけても安心です。
7位: 1500円を切るコスパの良さが魅力の「Ejospo」
Ejospo
バランスボール
実勢価格:1499円
素材:PVC
耐荷重:300kg(アンチバーストタイプ)
付属品:フットポンプ、栓
▼テスト結果
- 扱いやすさ: 32/35点
- 付属物: 28/35点
- コスパ: 20/30点
- 合計: 89/100点
同点7位は「Ejospo」。サイズは55cmと65cmの2種類。カラーはピンクとブルーの2色になります。

実勢価格で1500円を切るコスパ抜群の商品です。
9位: 頑丈で安心して使える「Active Winner」
アクティブウィナー(Active Winner)
バランスボール
実勢価格:2590円
素材:PVC
耐荷重:非表示(アンチバーストタイプ)
付属品:ポンプ、ピン
▼テスト結果
- 扱いやすさ: 33/35点
- 付属物: 27/35点
- コスパ: 28/30点
- 合計: 88/100点
9位の「Active Winner」は、Amazonで800を超えるレビュー数を誇る人気商品。サイズは55、65cmの2種類、カラーは全6色展開しています。価格が4、5位商品よりややお高めなのでランクを落としました。

アンチバースト使用で素材も分厚く、耐久性が期待できます。滑り止め加工も施されているので、安心してトレーニングが行えます。

トレーニングのしやすさでは、上位商品とほぼ同じです。サイズバリエーションが少ないのが残念ですが、滑り止め、アンチバーストなど、基本的な条件はすべてクリアしています。
10位: 安定したトレーニングができる「Umi.」
Umi.(ウミ)
バランス ボール
実勢価格:1889円
素材:PVC
耐荷重:500kg(アンチバーストタイプ)
付属品:ポンプ、ピン
重量:1000g
▼テスト結果
- 扱いやすさ: 33/35点
- 付属物: 26/35点
- コスパ: 28/30点
- 合計: 87/100点
第10位は「Umi.」。2千円を切る、コスパに優れた商品です。

サイズは55cm、65cm、 75cm、カラーはレッド、パープル、ブルーの3種類となります。
11位: スタイリッシュでモチベーションが高まる「MTG」
MTG(エムティージー)
シックスパッド バランスボール
実勢価格:2750円(55cm)
素材:PVC
耐荷重:体重100kgまでOK
重量:800g
▼テスト結果
- 扱いやすさ: 32/35点
- 付属物: 26/35点
- コスパ: 28/30点
- 合計: 86/100点
第11位は「MTG」のバランスボール。

現在、通販サイトで手に入るものが55cmだけなので、今回は評価を下げました。
11位: 半円型で安定感抜群の「EveryMile」
EveryMile
バランスボール 半円型
チューブ付き ヨガボール 半球 直径58cm
実勢価格:6180円
素材:PVC
耐荷重:150kg
付属品:エアーポンプ、弾力チューブ
▼テスト結果
- 扱いやすさ: 33/35点
- 付属物: 27/35点
- コスパ: 27/30点
- 合計: 87/100点
同点11位の「EveryMile」は、半球型で直径58cm、高さ25cmのユニークなバランスボールです。変形型なのでランクを落としましたが、安定感があり、ボールに乗るのはちょっと怖いという初心者にオススメの商品です。
ちなみに、楽天の「バランスボール」人気ランキングでは、半球型の商品がいくつか上位にランクインしています。

1位商品と同じくチューブ付きなので、負荷を変えてトレーニングを行うことができます。

裏返してバランスディスクのような使い方をするのも可能。さまざまなトレーニングができる点が大きなメリットです。

厳密にはバランスボールとは言えませんが、優れた商品だと思います。安定感があり、子供や女性、筋力が衰えている人にもおすすめです。形のせいかややお高めなので、ランクを落としました。
13位: 価格とデザインのユニークさでは第1位の「Bona」

Bona
バランスボール 55/65cm
実勢価格:900円(65cm)
素材:PVC
耐荷重:500kg(アンチバーストタイプ)
▼テスト結果
- 扱いやすさ: 30/35点
- 付属物: 27/35点
- コスパ: 28/30点
- 合計: 85/100点
第13位はユニークなデザインの「Bona」。

千円を切る、断トツのコスパの良さで、55cmと65cmの2サイズ展開です。

ボールの表面にはエクササイズ例が印刷されています。
14位: ユニークなピーナツ型「susanSport」
susanSport
ピーナッツ型 バランスボール
実勢価格:2100円
材質:PVC
耐荷重:250kg
付属品:エアーポンプ、気管、ガス抽出、エアープラグ
▼テスト結果
- 扱いやすさ: 31/35点
- 付属物: 27/35点
- コスパ: 27/30点
- 合計: 85/100点
14位の「susanSport」は、ピーナツ型のユニークなバランスボールです。サイズは直径約48cm×90cmで、対応身長が155~175cmとなります。

上の写真のような側臥(腰と股鍛錬)、ポールマッサージ、仰臥起き上がり(腹部引き締め、バランス強化)など、この商品ならではのオリジナルトレーニングができます。

このように、背面のストレッチにも使えます。
厚さ約1mmで質感はやや薄め。レビューでも丈夫さにやや欠けるというものがありました。

ユニークな形なので、球形のバランスボールとは異なりトレーニングメニューが制限されます。ただこの商品独自のトレーニングもあり、2個目としてはアリだと思います。通常のバランスボールに比べ場所を取らない点は◎だと思います。
性能に大きな差はなし!購入時は商品情報をよく確認して

今回は14種類のバランスボールを紹介しましたが、弾力性など性能に関して大きな差はありませんでした。
大きく違う所といえば、サイズバリエーションや、付属品などなので、商品情報をよく確認して購入するようにしましょう。
また、腕も鍛えたいならチューブ付き、上に乗るのが恐いなら固定リング付きや半円型など、用途や好みに合わせて使いやすいバランスボールを選んで、ご自宅でのエクササイズを楽しんでくださいね!
板谷一樹氏が所属する GRABAKA 東中野ジムのご紹介
今回監修をしていただいた板谷一樹氏が所属するのGRABAKA 東中野ジムのご紹介です!
GRABAKAは、2000年にチームを結成。2001年にGRABAKAのリーダー 菊田早苗がアブダビコンバット世界大会で優勝
寝技世界一になったのを皮切りに勢いづくと、同年9月にパンクラスライトヘビー級王者に。2002年12月に東京中野区にGRABAKAジムを設立。パンクラス、PRIDEなどに多くの選手を送り込み、チャンピオンを輩出してきました。
また、近年の格闘技フィットネスブームで女性にも人気。一般向けのジムとして、キックフィットネスや柔術部門もあり、現役プロ選手が丁寧に楽しく指導しています。
同ジムではパーソナルトレーニングも行っています。詳しくは下記のHPをご覧ください!
「GRABAKA」公式HP
https://www.grabaka.com/#about
トレーニングチューブが付属しているのが良いですね。実際使ってみると通常のバランスボールのトレーニング以上の負荷をかけられます。負荷の強弱を変えられるので幅広い年齢層に対応できる商品だと言えるでしょう。