バランスボールとは?
「ただ座るだけ」で自宅で手軽に運動ができ、今や老若男女に人気のトレーニングアイテムのひとつになっている「バランスボール」。
空気を入れて使う直径45~85cmの大きなボールで、これで体を弾ませたり、体を支えたりすることでインナーマッスルや体幹を鍛えることができます。
現在バランスボールは他に「Gボール」「エクササイズボール」「トレーニングバルーン」などさまざまな名前で呼ばれています。
バランスボールの起源は1960年代。スイスで神経系の障害の治療器具として使われたのが始まりで、その後、スポーツ選手のリハビリテーション器具やトレーニング器具として広まっていったと言われています。
日本では2001年にサッカーの中田英寿選手がバランスボールを使ってトレーニングしていることが報じられ、一気にブームに火が付きました。
それ以来、野球選手を始めとして、多くのアスリートがバランスボールをトレーニングに取り入れています。最近ではバランスボールを使ったトレーニング法を公開している動画も多いので、参考にするとよいでしょう。
またスイスでは集中力を高める目的でバランスボールを椅子代わりに使う学校もあるとのこと。ただし形は通常のバランスボールとは異なるものです。
では、なぜバランスボールに座るだけで体が鍛えられるのか、まずはそこから説明していきましょう。
バランスボールで期待できる効果とは?
バランスボールは弾力性があるので、上に座ると体がグラグラと不安定な状態になります。すると体のバランスを取ろうと筋肉が一生懸命働き出します。そのため座っているだけで全身のさまざまな筋肉が鍛えられるというわけです。
インナーマッスルが鍛えられる
なかでもとくに重要な働きをするのがインナーマッスル。インナーマッスルとは体幹部にある筋肉の一部。深層筋や姿勢保持筋とも呼ばれていて、お腹の奥深くで内臓を支え、関節の安定性を高め、全身のバランスを取ってくれる重要な筋肉です。
インナーマッスルの代表的なものに「腹横筋」や「多裂筋」、「横隔膜」、「骨盤底筋群」といったものがあります。
バランスボールでそれらの筋肉を効果的に鍛えることができ、バランス感覚が培われて姿勢が改善します。またインナーマッスルを強化することで内臓の健康を保つことができます。
体幹を鍛えるとスムーズに動けるようになる
体幹を鍛えるメリットは第一に「日常生活で力を出しやすくなる」こと。スポーツだけでなく、日常生活においても力を発揮しやすくなります。
例えば、階段で息切れしない、通勤電車内でよろよろしない、重い荷物を持てる、姿勢がよくなる、疲れが溜まらない……などなど。力は筋肉が生み出すものですが、体幹トレーニングをすることで体の各部に効率よく伝わってスムーズに動けるようになります。
ダイエット効果も期待できる?
インナーマッスルを鍛える筋肉量が増え、基礎代謝が上がります。
基礎代謝とは生命活動を維持するための必要最低限のエネルギーのこと。基礎代謝は歳を取るごとに下がっていくため、何もしないと「やせにくい体質」になっていくのです。
逆にバランスボールで筋トレをして筋肉を増やし、基礎代謝量を上げることで、「脂肪を燃焼しやすい」「やせやすい体質」に変わることが期待できます。
飽きにくく、続けやすい
バランスボールは座っているだけでも効果を感じられる可能性が高いため、ほかの筋トレ・ストレッチ用具に比べて手軽に続けやすいという点がメリットとして挙げられます。
座り仕事や読書などの時間にも使えるので、飽きにくいというメリットも。座って作業をするときに姿勢の悪さが気になるという方は、椅子をバランスボールに変えるだけで自然と良い姿勢を保とうと意識できるはずですよ。
腰痛のストレッチの補助にも
バランスボールでインナーマッスルを鍛えることは、腰痛改善にも繋がります。
悪い姿勢を続けていると、その負担は上半身と下半身を繋ぐ腰に集中します。特にデスクワークなどで長時間同じ姿勢で働き続けていると腰に大きな負担がかかり、悪化すると椎間板ヘルニアを発症することも。
姿勢の悪さが気になる方は、バランスボールでインナーマッスルを鍛えて、姿勢の改善・予防を行ってみましょう。
骨盤のゆがみにも効果的
女性の大きな悩みのひとつにある「骨盤のゆがみ」。放っておくと、肩こりや腰痛、生理痛、冷え性、便秘、ぽっこりお腹など、あらゆる不調の原因に。
骨盤がゆがんでしまう原因には、以下のようなことが挙げられます。
- 運動不足による骨盤まわりの筋力の衰え
- 長時間の同じ姿勢
- 偏った動作
- 姿勢の悪さ
バランスボールは、姿勢の矯正や、骨盤周りの筋肉の強化が期待できるため、じつは、骨盤のゆがみ解消にも役立ちます。
とくに骨盤矯正を行いたい人は、以下のようなトレーニング法が効果的です。
▼骨盤矯正に効果的なトレーニング方法
1:ヒザが90度の角度になるようにバランスボールに座る。
2:真上に体が引っ張られるイメージで姿勢を正す。
3:上半身を動かさずお尻を前に突き出すように動かす。次に後ろに突き出すように動かす。これを繰り返す。
4:続いて上半身を動かさず、お尻をグルっとゆっくり回す。右回り・左回り両方行う。
自宅でできるバランスボールを使ったトレーニング2選
バランスボールは背中やお腹周りの筋肉を中心に体のあらゆる部分に負荷をかけることができるので、筋力強化のため多くのスポーツ選手がトレーニングに取り入れています。
ここでは代表的な2つのトレーニング法を紹介しましょう。
1:体幹を鍛えるトレーニング
効果:体幹全体の筋肉、とくに背筋や腹筋が鍛えられます。
注意点:ボールが転がると危ないので、慣れない人はボールを壁に押し付ける形で行うとよいでしょう。
トレーニング方法
1:うつ伏せの状態で両肘と前腕をバランスボールに載せます。足はまっすぐ伸ばしかかとを浮かせます。
2:腰を持ち上げた状態で姿勢をキープします。ワンセット10秒×3。1日3回程度行います。
2:下半身を鍛えるトレーニング
効果:下半身のバランス力がアップします。またハムストリングスや大腿四頭筋など太ももの筋肉が鍛えられます。
注意点:体のバランスがうまく取れない人は、何かにつかまる形で行うと安全です。
トレーニング方法
1:まっすぐに立って、片足をバランスボールの上に乗せます。
2:背中が丸まらないように上体を前傾し、ボールに掛けている足の膝を垂直に下ろします。
バランスボールを選び方は? ネットで買うときの注意点
ひと口にバランスボールといっても、さまざまなタイプがあって迷ってしまいますよね。ここからは、バランスボールの基本的な選び方を紹介します。
選び方のポイント1:サイズ
まず大事なことは各々の体に合ったサイズを選ぶことです。サイズが合わないと、足が床につかなかったり、過度な負荷が体にかかったりしてしまうので、サイズ選びは慎重に行いましょう。
▼身長に合ったボールサイズ
- ~150cm: 45~55cm
- 150~170cm: 55~65cm
- 170~180cm: 65~75cm
- 180cm~: 75~85cm
参考:健康長寿ネット
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shintai-training/ball.html
選び方のポイント2:耐荷重
バランスボールを選ぶ際は、バランスボールが耐えられる重さが何kgかを確認するようにしましょう。このときの重さは自身の体重で考えるのではなく、激しい動きをすることで加わる重さであることに注意してください。
今回のランキングでも製品ごとに耐荷重を記載しているので選ぶ際の参考にしてみてください。
選び方のポイント3:素材
バランスボールは塩化ビニールなどの素材で作られています。元々丈夫な作りになっていますが、「アンチバースト(ノンバースト)タイプ」ならより安心して使えます。このタイプは、ボールが二重構造になっているので、穴が開いてもゆっくりとしぼみます。
ノンバーストタイプのバランスボールなら、重さに耐えられない場合や経年劣化で穴が空いてしまった際でも、空気がゆっくり抜けていくため安心です。激しい筋トレを考えている方は、出来るだけ怪我をしないようノンバーストタイプかどうかもチェックしてみましょう。
ネットで購入する際の注意点は?
ネットではまず、自分の体に合ったサイズを選び、また素材や付属品にも必ず目を通しておきましょう。
空気の入れやすさに関しては、編集部で実際に何度かやってみたところ、あまり差がないということが分かりました。
レビューでは「付属のポンプでの空気入れが大変」といったものが見られましたが、手動の空気入れでは、どれもパンパンにするまで時間がかかるようです。どちらかといえば足踏み式がラクなようです。
空気入れの手間がイヤだ、という人には電動ポンプをおすすめします。空気注入だけでなく排出もできるので非常に便利ですし、価格も2000~3000円で手に入れることができます。
ただし購入前に、バランスボールに対応したノズルが付いているか、必ず確認してください。
バランスボール15製品を徹底テスト
今回は数あるバランスボールの中から、格闘家でプロトレーナーの板谷一樹氏と編集部で合議し、15品目を厳選。
すべての商品を板谷氏とスタッフで実際に使ってみてランキングを作成しました。検証ポイントは以下の通りです。
テスト1:扱いやすさ・トレーニングのしやすさ[配点35点]
まず準備段階で空気が入れやすいかどうか。さらに、滑り止めや台座などトレーニングがしやすい工夫がなされているかどうかをチェックしました。
後ほどご紹介するランキングのテスト結果では、「扱いやすさ・トレーニングのしやすさ」の項目を「扱いやすさ」と記載しています。
テスト2:付属物[配点35点]
バランスボールによって付属物が異なります。詳しい解説書やトレーニングマニュアルがついていれば、すぐにトレーニングを始められるので便利です。
また、バンドが付属していれば、トレーニングの幅が大きく広がります。このポイントでは付属物の有無、便利さをチェックしました。
テスト3:コスパ[配点30点]
バランスボールはメーカーによって価格に幅があります。ただし高いから品質が良いということではありません。この項目では、実際に使った感じが値段に見合うかどうか、コスパをチェックしました。
それでは、おまたせしました。いよいよ、バランスボールのおすすめランキング、スタートです!
バランスボールのおすすめランキング1位は?
RGGD&RGGL「バランスボール」
- 扱いやすさ
- 付属物
- コスパ
第1位になったのは付属物の豊富さを誇るRGGD&RGGL「バランスボール 厚い固定リング+トレーニングチューブ付き」。
とくに固定リングとトレーニングチューブは非常に便利で、トレーニングの幅を大きく広げてくれます。カラーは5色。サイズは55cmと65cmの2種類があります。
- おすすめポイント
-
- 付属物が豊富
- 圧倒的な耐荷重を誇る
- ポンプは足踏み式
- 直径
- 55cm
- 耐荷重
- 997kg(アンチバーストタイプ)
- 素材
- PVC
- 付属物
- トレーニングチューブ2本、フットポンプ、栓、栓抜き、タオル、日本語取扱説明書、ガイドブック
トレーニング法も、自分でアレンジして行うことができます。なお、メーカー表示ですが997kgという圧倒的な耐荷重を誇るアンチバーストタイプのバランスボールです。
商品販売サイトのレビューはおおむね高評価。とくに素材の丈夫さや付属物の充実を評価するものが多く見られました。ポンプは足踏み式なので、手で持って使うタイプより空気注入がラクです。
La-VIE「リング付ジムボール 姿勢よしこ 55cm」
- ラヴィリング付ジムボール 姿勢よしこ
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- 扱いやすさ
- 付属物
- コスパ
第2位はLa-VIE(ラヴィ)「リング付ジムボール 姿勢よしこ」。こちらも台座付きのバランスボールです。
- おすすめポイント
-
- 台座付きで安定感がある
- 弾力性に優れる
- 素材
- ノンフタル酸塩化ビニル樹脂
- 耐荷重
- 300kg(アンチバーストタイプ)
- 付属物
- フットポンプ、メジャー
- 型番
- オフホワイト 55cm
バランスボールは初めての人にとっては姿勢がなかなか保ち辛いものですが、台座付きなので安定感があり、バランスを取りやすくなっています。弾力性にも優れ、抜群の「座り感」が高得点につながりました。
使用していない状態では台座のリングがボールに対して大きめに見えますが、座って圧をかけると、ボールが潰れ、リングがしっかりかみ合うようになっています。
今回は身長が145~165cmの人向けの55cmサイズで検証しましたが、下記のもう少し大きいサイズも発売されています。
- ラヴィリング付ジムボール 姿勢よしお
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La-VIE(ラヴィ)「リング付ジムボール 姿勢よしお」はサイズが65cmで、身長が155~175cmの人向け。男性ならこちらを選ぶとよいでしょう。
- 型番
- 3B-3123
台座があって、とても座りやすいバランスボールです。弾力性に優れ、トレーニング中の違和感がありません。またセッティングのラクさも高評価につながりました。バランスボールは、せっかく入れた空気が栓をする前に抜けてしまい、なかなか好みの硬さにならないのが悩みの種。その点この商品は空気が抜けにくく硬さ調節がしやすいのが大きな特長です。
東急スポーツオアシス「 フィットネスクラブがつくった バランスボール 」
- 東急スポーツオアシスフィットネスクラブがつくった バランスボール
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- 扱いやすさ
- 付属物
- コスパ
第3位は、ブランドの知名度抜群なフィットネスクラブ東急スポーツオアシスの「フィットネスクラブがつくった バランスボール」です。55cm以外に65、75cmの大きなサイズがあり、色も7~8種類と豊富。インテリアと合わせることができます。
- おすすめポイント
-
- 弾力性に優れ反発力が強い
- さまざまな姿勢やトレーニングメニューに耐え得る作り
- カラー展開が豊富
- がっかりポイント
-
- 空気注入がやや面倒
- 本体重量
- 950g
- 素材
- PVC
- 付属品
- ボール固定用リング、ハンドポンプ(ダブルアクションではない)、エクササイズDVD、栓抜き、栓
- 耐荷重
- 300kg(アンチバーストタイプ)
- 型番
- FB-600
弾力性に優れているので反発力が強く、さまざまな姿勢やトレーニングメニューに耐え得る作りになっています。
こちらも1位商品と同じく付属品が充実。便利なのが付属のリングで、使っているときの安全性を保ってくれるのはもちろん、使っていないときもしっかりと固定してくれます。
またエクササイズDVD、ハンドポンプが付いていて、付属品に関してはほぼ完璧と言ってよいでしょう。ただしポンプが手で持って使うタイプなので、1位商品に比べて空気注入がやや面倒です。
価格比較サイトなどのレビューでは「臭いが気になる」というものがありました。編集部数人がチェックしたところあまり気にならないという意見が多かったのですが、人によっては気にする方もいるかもしれません。
ノンバーストなので安心して使えます。リングがあるので初心者におすすめです。また表面に滑り止めもついていてトレーニングしやすいバランスボールだと言えます。
4位:every「ドーナツ型 ボール 拡大版55cm」
- 扱いやすさ
- 付属物
- コスパ
第4位はevery「ドーナツ型ボール拡大版55cm」でした。ドーナツ型は最近各社から発売されている比較的新しい形状です。
- 素材
- ポリ塩化ビニル
- 耐荷重
- 非表示(アンチバーストタイプ)
- 付属物
- フットポンプ
真ん中に穴が空いているので座ったときの安定感は抜群です。表面には小さな突起がたくさんあり、滑り止めの役割をしてくれます。
座って体幹トレーニングを行う意外に、上半身を載せてストレッチを行うことも可能です。
筋トレにはちょっと使いにくいかもしれませんが、工夫すればさまざまなメニューをこなすことができます。
良くも悪くも安定感があるのがドーナツ型です。座るのがメインで負荷は弱めですが、体幹が弱い人や、あまり運動しない人にはむしろおすすめと言えるでしょう。トレーニング目的で使用するときはメニューが限定的ですが、ストレッチなどには十分に活用できると思います。
4位:プリマソーレ「フィットネスボール 空気入れ付き」
- プリマソーレフィットネスボール 空気入れ付き バランスボール フィットネス
- 実勢価格: ¥1,596〜
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- 扱いやすさ
- 付属物
- コスパ
同点の第4位はプリマソーレ「フィットネスボール 空気入れ付き」。サイズが45、55、65、75cmと豊富なバランスボールです。
- 重量
- 850~1500g
- 材質
- ポリ塩化ビニール
- 耐荷重
- 300kg(アンチバーストタイプ)
- 付属品
- 空気入れ、栓、栓抜き、紙メジャー
- 型番
- PSS91NH059
45cmの場合は千円ちょっとというコスパの良さで超おすすめです。ポンプはハンド式なので、多少空気入れが面倒ですが、本体の作りはしっかりしています。
表面はしっかりと滑り止めが施されており、安定感も十分。さまざまなトレーニングができて、汎用性が高いバランスボールだと言えます。
サイズバリエーションが豊富なのが良いですね。素材に厚みもあり、しっかりした作りになっています。弾力性も十分です。とくに付属品が充実しているということもないので、若干順位を下げましたが、スタンダードなバランスボールで最初の1個目としてはかなりおすすめです。
4位:Trideer 「バランスボール」
- 扱いやすさ
- 付属物
- コスパ
同じく第4位はTrideer「バランスボール」。今回検証したMサイズ(48~55cm)の他にひと回り大きいLサイズ(58~65cm)があります。
- 材質
- PVC
- 耐荷重
- 150kg(アンチバーストタイプ)
- 付属品
- フットポンプ、栓、栓抜き、メジャー
- 型番
- TR-6601SBMA
フットポンプ付きなのでセッティングは比較的ラクにできます。表面に滑り止めが施されたノンスリップデザインとなっています。
説明では「PVC素材で弾力性があり、使用する程だんだん柔らかくなる」とのこと。素材の厚みもあり、パンと目いっぱい膨らませても大丈夫。さまざまなトレーニングがしやすいバランスボールだと言えます。
スタンダードなバランスボールだと言えます。厚みもあり、滑りづらく使いやすいと思います。何より価格が安めなのが良いですね。
7位:カワセ「IRONMAN CLUB ヨガ ボール」
- カワセIRONMAN CLUB(鉄人倶楽部) ヨガ ボール
- 実勢価格: ¥1,480〜
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- 扱いやすさ
- 付属物
- コスパ
第7位は、2000円を切るコスパのよさを誇るカワセ「IRONMAN CLUB(鉄人倶楽部) ヨガ ボール」でした。
サイズは55、65、75cmの3種類。SPEC欄には耐荷重80kgと表示されていますが、500kg以上の耐荷重試験をクリアしているとのことです。
75cmサイズは、身長の高い人にもオススメです。カラーバリエーションはサイズによって決まっているので、選択の幅が少ないのがやや残念。
- 直径
- 65cm
- 本体重量
- 1200g
- 素材
- ポリ塩化ビニル・ポリプロピレン
- 耐荷重
- 80kg(アンチバーストタイプ)
- 付属品
- ダブルアクションポンプ、栓
- 型番
- IMC-81
ポンプは手動なので、足踏み式よりやや面倒と言えます。付属品がもう少し充実していれば上位にランクされた商品です。
使用感は問題なし。2000円を切るコスパの良さが魅力です。初心者の1個目としておすすめです。
8位:MIZUNO「バランスボール」
- 扱いやすさ
- 付属物
- コスパ
第8位はMIZUNO(ミズノ)「フィットネス トレーニンググッズ バランスボール」でした。サイズは55cmと65cmの2種類があります。
- 直径
- 55cm
- 耐荷重
- 300kg(100㎏以上の体重は不可)
- 素材
- PVC
- 付属品
- 空気入れ用ポンプ、予備栓
- 型番
- C3JET20309
さすがスポーツメーカーだけあって、グリップ力が高く、作りもしっかりしています。
表面が非常に滑りづらいため、さまざまなトレーニングができます。素材も厚めなので、耐久性もバツグンです。
グリップ力が高いので、非常にトレーニングがしやすかったですね。トレーニング目的なら、これをベストバイだと感じる人もいるでしょう。ただハンドポンプだったので、順位が下になりました。
8位:リーボック「バランスボール」
- リーボックバランスボール
- 実勢価格: ¥2,362〜
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- 扱いやすさ
- 付属物
- コスパ
第8位はリーボック「バランスボール」。サイズは55cm、65cm、75cmの3種類。
- 直径
- 65cm
- 素材
- PVC
- 耐荷重
- 非表示(アンチバーストタイプ)
- 付属品
- 専用エアーポンプ、栓
- 型番
- RAB-12016BK
写真でも分かるように、滑り止めがしっかり施されていて、トレーニングしやすいバランスボールです。
表面のグリップ力が効いていて、使いやすいバランスボールですね。デザインも◎。付属物が充実していればもっと上位に食い込んだ商品だと思いました。
10位:amugis「バランスボール」
- amugisバランスボール ヨガボール アンチバースト
- 実勢価格: ¥2,480〜
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- 扱いやすさ
- 付属物
- コスパ
第10位にランクインしたamugis「バランスボール」は、サイズは55cm、65cmの2種類。カラーは6種類が準備されています。付属品は上位商品に比べて少ないですが、平均的で無難な商品だと言えます。
- 直径
- 65cm
- 素材
- PVC
- 耐荷重
- 500kg(アンチバーストタイプ)
- 付属品
- フットポンプ、栓
- 型番
- amu-bl-variation
マット加工が施されており、デザイン性も滑り止め効果も十分。フットポンプが付属されており、ハンドポンプよりは空気注入がラクです。
良くも悪くもオーソドックスなバランスボールです。ノンバーストタイプで耐荷重も高いのでかなりの負荷をかけても安心です。なお65cmは千円ちょっとの値段になっていますが、他のサイズだと2千円を超えるので要確認です。
11位:Active Winner「バランスボール」
- アクティブウィナーバランスボール
- 実勢価格: ¥2,590〜
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- 扱いやすさ
- 付属物
- コスパ
第11位のActive Winner「バランスボール」は、Amazonで800を超えるレビュー数を誇る人気商品。サイズは55、65cmの2種類、カラーは全6色展開しています。
- 直径
- 65cm
- 素材
- PVC
- 耐荷重
- 非表示(アンチバーストタイプ)
- 付属品
- ポンプ、ピン
アンチバースト使用で素材も分厚く、耐久性が期待できます。滑り止め加工も施されているので、安心してトレーニングが行えます。
トレーニングのしやすさでは、上位商品とほぼ同じです。サイズバリエーションが少ないのが残念ですが、滑り止め、アンチバーストなど、基本的な条件はすべてクリアしています。
11位:uFit「シーティングボール」
- uFitシーティングボール
- 実勢価格: ¥5,382〜
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- 扱いやすさ
- 付属物
- コスパ
同点11位はuFit 「シーティングボール」。カバー付きバランスボールで、椅子代わりとして最適なバランスボールです。セッティングはしぼんだ本体をカバーの中に入れて膨らませます。布には厚みがあり、耐久性もかなり高いと言えます。
- 素材
- PVC
- 耐荷重
- 300kg
- 付属品
- カバー、空気入れ、止め栓、収納袋
本来布カバーの中に入れて使うものですが、中身だけでも座ってみました。カバーなしでは若干柔らかめ。トレーニング向きではないので、やはりカバーをして使った方がよいようです。
丈夫な収納袋付きなのもうれしいポイント。ただしポンプは手押しなので、やや空気入れが面倒です。
カバー付きなので非常に安定感があり、長時間座ることができます。カバーの生地も丈夫なので、耐久性にも優れています。カバーなしで使えないかと試してみたのですが、柔らかくてトレーニングには向いていませんでした。やはりカバーと一体化して使うのがベストです。座ること、体幹強化に特化していますが、今回は「トレーニング向けランキング」ということで順位がやや下になりました。しかしながら座るという目的だけならベスト3に入る商品だと思います。
13位:Umi.「バランスボール」
- Umiバランスボール
- 実勢価格: ¥1,499〜
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※検証時価格は「パープル 48-55cm」のものです。
- 扱いやすさ
- 付属物
- コスパ
第13位はUmi.「バランスボール」。サイズによっては2千円を切る、コスパに優れた商品です。
- 重量
- 1000g
- 素材
- PVC
- 耐荷重
- 500kg(アンチバーストタイプ)
- 付属品
- ポンプ、ピン
- 型番
- UMI-YJ01-8JP
サイズは55cm、65cm、 75cm、カラーはレッド、パープル、ブルーの3種類となります。
標準的なバランスボールですね。滑り止めや素材の厚さは標準的。やや硬めで弾力性は若干弱いですが、トレーニングには問題ないでしょう。何より価格が安めなので、とりあえず試したいという人におすすめです。付属品がフットポンプだったら、もう少し点数が高かったでしょう。
14位:IRONMAN CLUB(鉄人倶楽部)「ドーナツ ボール IMC-35」
- IRONMAN CLUB(鉄人倶楽部)ドーナツ ボール グリーン
- 実勢価格: ¥1,192〜
11/29(金)~12/6(金)Amazonで見る¥1,192〜
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- 扱いやすさ
- 付属物
- コスパ
第14位はIRONMAN CLUB(鉄人倶楽部)「ドーナツ ボール IMC-35」。実勢価格で千円ちょっととお求めやすい商品です。
- 素材
- ポリ塩化ビニル・ポリプロピレン
- 耐荷重
- 80kg
- 付属品
- ダブルアクションポンプx1・栓x2
- 型番
- IMC-35
ドーナツ型で安定感がありますが、高さがないので、大人ではちょっと座りにくいかもしれません。背が低い人やキッズ向けのバランスボールだと言えるでしょう。
ただし、写真のようなバランストレーニングなどは可能で、高さがないため逆に安全にトレーニングができます。
素材の厚み標準的。グリップ力は若干弱めでした。
大人が座るとヒザが立ってしまうので、あぐら座りなどが良いかもしれません。また椅子の上に載せるなど高さ調節をするとよいでしょう。価格が安いのが◎。素材や作りに関しては標準的です。
15位:susanSport「ピーナッツ型 バランスボール」
- susanSportピーナッツ型 バランスボール
- 実勢価格: ¥3,830〜
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- 扱いやすさ
- 付属物
- コスパ
第15位の「susanSport」は、ピーナツ型のユニークなバランスボールです。サイズは直径約48cm×90cmで、対応身長が155~175cmとなります。
- 材質
- PVC
- 耐荷重
- 250kg
- 付属品
- エアーポンプ、気管、ガス抽出、エアープラグ
上の写真のような側臥(腰と股鍛錬)、ポールマッサージ、仰臥起き上がり(腹部引き締め、バランス強化)など、この商品ならではのオリジナルトレーニングができます。
このように、背面のストレッチにも使えます。
厚さ約1mmで質感はやや薄め。レビューでも丈夫さにやや欠けるというものがありました。
ユニークな形なので、球形のバランスボールとは異なりトレーニングメニューが制限されます。ただこの商品独自のトレーニングもあり、2個目としてはアリだと思います。通常のバランスボールに比べ場所を取らない点は◎だと思います。
バランスボールのメンテナンス方法とは?
バランスボールの耐久性を良くするためにも、メンテナンスは欠かせません。頻繁に行う必要はありませんが、使用頻度に合わせて定期的に行うことをおすすめします。
ここでは、バランスボールの主なメンテナンス方法についてご紹介します。参考にして、バランスボールを長く使えるようにしてくださいね。
空気量のチェック
まず、バランスボールに乗る前に空気量が適切かチェックを行いましょう。チェックの仕方は、手でバランスボールを押さえて空気量を確認してください。
しっかり跳ね返ったら空気量が十分な証拠ですが、跳ね返りがなかったり、形が凹んでしまったりする場合には空気量が正しくない可能性があります。安全に使用するためにも、まずバランスボールの空気量を確認するようにしてください。
空気の出し入れ方法
空気量をチェックして調整が必要だと感じたら、空気を入れたり抜いたりしましょう。空気の出し入れ方法は商品ごとに異なる場合があるので、必ず取扱説明書をよく読んで行うようにしてください。
基本的には空気を閉じ込めている栓を外して行います。専用のポンプがあれば、それを使用するといいでしょう。
汚れたときは拭く
室内で使用するものとはいえ、汗による皮脂や床に落ちているゴミやホコリがくっつくとバランスボールが汚れてしまいます。汚れが目立ってきた時やずっと掃除をしていない場合は、一度しっかりお手入れをしましょう。濡らしたタオルに洗剤をつけて、全体的に拭き掃除をしてください。
お風呂場でシャワーをかけて洗うのも良いですが、なかに水が入ってしまう原因にもなるので、なるべく拭き掃除で汚れを落としてください。汚れが落ちたら風通しの良い場所で乾燥させます。
基本的なお手入れはこのような感じでOKですが、商品ごとに方法が異なる場合があるので、取扱説明書を読んでから行ってください。
まとめ:性能に大きな差はなし! 付属品もチェック
ベストはRGGD&RGGL「バランスボール」
RGGD&RGGL
バランスボール
厚い固定リング+トレーニングチューブ付き
実勢価格:3680円(55cm)
素材:PVC
耐荷重:997kg(アンチバーストタイプ)
付属物:トレーニングチューブ2本、フットポンプ、栓、栓抜き、タオル、日本語取扱説明書、ガイドブック
今回の第1位はRGGD&RGGLの「バランスボール」でした。サイズは55cmと65cmの2種類。アンチバースト仕様で耐久性に優れた製品です。表面には滑り止めが施されていて効率よく運動することができます。
目を引くのは付属品の多さ。固定リング以外にトレーニングチューブやフットポンプ、タオルなどが付いていてお得感があります。
15種類のバランスボールを検証したところ、弾力性など性能に関して大きな差はありませんでした。大きく違う所といえば、サイズバリエーションや、付属品などなので、商品情報をよく確認して購入するようにしましょう。
腕も鍛えたいならチューブ付き、上に乗るのが恐いなら固定リング付きや半円型など、用途や好みに合わせて使いやすいバランスボールを選んで、ご自宅でのエクササイズを楽しんでくださいね!
トレーニングチューブが付属しているのが良いですね。実際使ってみると通常のバランスボールのトレーニング以上の負荷をかけられます。負荷の強弱を変えられるので幅広い年齢層に対応できる商品だと言えるでしょう。