たった1本で全身に効かせられる! 超万能なトレーニングチューブ
スポーツ選手や格闘家が自宅で筋トレに使っている「トレーニングチューブ」を知っていますか?
トレーニングチューブは、たった1本(1枚で)全身に使えて、体幹トレーニングやストレッチなども行える超万能なトレーニンググッズ。
使い方は簡単で、両手を使って引っ張ったり、脚にひっかけて使ったりして色々なトレーニングができます。また、強度を自在に調節できるのも大きなメリット。
タイプはシンプルなヒモ状のものからグリップ付きなどさまざま。筋力の弱い人から強い人まで、それぞれに合ったタイプが多数発売されているのも魅力です。
でも種類が多いと、最初にどんなトレーニングチューブを購入すればよいのか、よくわかりませんよね……。
そこで今回は現役格闘家でスポーツトレーナーも務める板谷一樹氏に、トレーニングチューブの基礎知識や購入する際のポイントを教えてもらいました。さらに初心者におすすめのトレーニングチューブのランキングも公開しますよ。
さっそくですが結果発表!
1位は「TheFitLife」の製品でした!
※画像はAmazonより
TheFitLife
トレーニングチューブ チューブ トレーニング 筋トレチューブ50kg
実勢価格:2490円
強度:5段階
素材:天然ラテックス他
第1位に輝いたTheFitLife の「トレーニングチューブ」は「50kgまでの負荷タイプ」以外に、より負荷が強い「68kgまでの負荷タイプ」があります。実勢価格で2千円台とコスパに優れた商品です。
さまざまな強度でトレーニングが行える上、足首ストラップやドアアンカー付きで運動のバリエーションが幅広いのが大きな特徴です。
とはいえ目的によっては他の商品があなたにとっての1位になることも。そこでまずトレーニングチューブの基本知識を解説しましょう。
トレーニングチューブにはどんなタイプがある?
筋トレには、上の写真の腕立て伏せのように、自分の体重を負荷にして行う自重トレーニングと、器具を使うトレーニングの2種類があります。
自重トレーニングはお金がかかりませんが、やり方によっては負荷を上げにくい、体を作るのに時間がかかるデメリットが……。
一方、器具を使ったトレーニングの場合、大きなマシンだと場所を取るし、ダンベルなどの重い器具は正しい方法で使わないと肩などを痛めてしまいます。
そこでおすすめなのがトレーニングチューブなんです。
器具を使うトレーニングではありますが、コンパクトで場所も取らず、自分に合った負荷で筋トレができるので、体を痛めるリスクも低めです。さらにお値段も手ごろなので、コスト面でも初心者におすすめのトレーニングアイテムといえます。
それでは、トレーニングチューブにはどんなものがあるかいくつか紹介しましょう。
[トレーニングチューブの種類1]
平らなゴムバンドタイプ
今もっとも人気のあるのがこのタイプです。平べったいゴムを使用したタイプで長さや幅を調節しやすく、強度を自由に変えることができます。輪状になっているものは中に手や足を入れるだけで筋トレが開始できるので、筋トレ初心者におすすめです。
幅があり支点が安定しやすいので、安定した状態で負荷をかけることができます。そのためトレーニング中の怪我なども起こりにくいのが特徴です。注意点としては、チューブタイプよりも耐久性が低いことです。特に薄いものは摩擦に弱く破れやすいため、安全のためにも使用前に亀裂がないか確認するようにしましょう。それでも心配な方は、1年に1回など定期的に買い替えるのがおすすめです。
[トレーニングチューブの種類2]
管状のチューブタイプ
シンプルなヒモ状のトレーニングチューブです。カットしたり縛ったりと長さを自由に調節できるのが大きな特徴です。また二重、三重にして使うなどの方法で負荷を上げることができます。
このように負荷を自由に調節できるほか、柱に縛って使うなどさまざまなトレーニングが可能になります。チューブをカットしなくても持つ場所を変えるだけでも負荷を調節できるので、とても手軽なのが特徴です。1本で幅広いトレーニングをしたい方に人気です。
[トレーニングチューブの種類3]
変形・進化タイプ
チューブにグリップが付いていたり、3~4つの輪がつながったりと、使いやすさを追求したタイプ。握りやすいので女性や初心者にもおすすめです。
反面、形や長さが決まっているため、負荷を変えにくいという一面もありますが、最初から負荷やチューブの長さが決まっているので、自分で切るのが面倒な方にはぴったりですよ。
滑ることなく握れるので、握力に自信がない方でも安心してトレーニングできます。リハビリにも使われることが多く、負荷が弱めのチューブも発売されています。
トレーニングチューブが 初心者に与える3つのメリット
トレーニングチューブの種類がわかったら、次はトレーニングチューブの具体的なメリットや特徴を見ていきましょう。
[特徴1]コンパクトで持ち運びが簡単
トレーニングチューブは軽くてコンパクトにまとめられるので、バッグなどに入れて持ち歩くことができます。オフィスで、旅先で……など、いつでもどこでも筋トレを行うことができます。
[特徴2]ピンポイントで鍛えることができる
自重トレーニングはとかく全身運動になってしまい、自分が狙った筋肉にアプローチできないことがあります。その点トレーニングチューブは鍛えたい筋肉にピンポイントで負荷をかけられるので効果バツグンです。
[特徴3]無理しても体を痛めにくい
トレーニングチューブはダンベルなどと異なり、チューブ自体がその人の筋力に合わせて伸縮するので、多少無理をしても体を痛めにくい利点があります。
強度もソフト、ミディアム、ハードなどいくつかに分かれているので、自分に合った強さでトレーニングをすることができます。
体調がよいときはハードタイプ、そうでないときはソフトタイプといった具合に、複数のトレーニングチューブを持っておくのも、ひとつの手ですね。
[特徴4]高強度の筋トレが可能
長さを調節する事によって強度を変えられるのがトレーニングチューブの特徴です。そのため初心者から上級者まで、自分に合った高強度の筋トレが可能になります。
ゴムの強度によりますが、ダンベルを使ったトレーニングと同じくらいの負荷がかかるとも言われています。それだけの高強度のトレーニングを誰もができるのが特徴のひとつです。
選ぶときのチェックポイント
ここではトレーニングチューブを選ぶ際に押さえておきたいチェックポイントについてご紹介します。効率よく安全に筋トレを行うためにもぜひ参考にしてくださいね。
[ポイント1]強度は適切か
強度は強すぎても弱すぎても効果を最大限に発揮することができません。そのため一人ひとりが自分に合った強度を選ぶことが大切です。目安としては、「少しキツイ」と感じるくらいがちょうど良いでしょう。負荷〇〇kgと表記されているものや、ソフト・ミディアムといったタイプ表記のものがあるので、自分に合う負荷を覚えておくのも良いでしょう。
ただ、初心者の方はどれを買ってよいのか迷いますよね。そこでおすすめなのが、強度の異なる複数のチューブがセットになった製品です。セットなら自分に合った強度のチューブを見つけられるし、2本、3本を重ねて使うことで強度を高めることができますよ。
[ポイント2]長さの調節は可能か
自分に合うものはわかっていて、何本もトレーニングチューブを持ちたくない方や、使い分けるのが面倒だという方は長さの調節が可能かどうかをチェックするのがおすすめです。チューブを切ることができるか、持ち手の長さを変えられるかなどをチェックしましょう。
1本あれば、間隔を短く持つなどの方法で、自分に合わせて負荷を変えられるので、何本も使い分けたくない方はこれらのポイントをしっかりと意識しながら選んで見て下さい。
[ポイント3]グリップの有無
初心者の方はグリップの有無を確認しましょう。グリップがあるほうが、「握りやすい」「滑りにくい」「力を入れやすい」といったメリットがあります。そのため握力に自信がない方でもしっかりと力をいれられますよ。怪我後のリハビリなどにもぴったりです。
ただし、チューブを切ったり持ち手の長さを変えることはできないので、負荷の調節がしにくいのがデメリットです。1本でさまざまなトレーニングがしたいという方はグリップ無しのものを選ぶと良いでしょう。
また、それ以外にも耐久性は重要なポイント。この点については「ゴムが切れた」「劣化した」などの声がレビューに多数報告されているので、参考にするとよいでしょう。
製品選びに欠かせない 3つのポイントで徹底検証
選び方のポイントがわかり、どんなトレーニングチューブが向いているかイメージがわきましたか? しかし、ネット通販などでトレーニングチューブを購入する場合、実際に試すことができないので、どれを買ってよいのか迷うと思います。
ということで、以上を踏まえて実際に使ってみないとわからない、トレーニングチューブ選びに欠かせない「使いやすさ」「伸縮性」「コスパ」を比較しました。この3つを押さえておけば、初めての購入でも失敗せずに買えるはずです。
今回はプロ格闘家、スポーツトレーナーの板谷一樹氏の監修のもと、トレーニングデビューに最適なトレーニングチューブ11製品を選抜。板谷氏に実際に30日間使用していただきました。
その後、板谷氏が製品を選ぶ上で注意する3つのポイントをもとに製品を審査。100点満点で評価を行いました。(評価結果はのちほどランキングにて公開します!)
[ポイント1:使いやすさ]
初心者でも使いやすいかどうか?(配点40点)
チューブにはさまざまな種類があります。強度が変えられるかどうか、チューブは握りやすいか、安定してトレーニングができるか、などを総合的に審査しました。
ただし握りやすいものは初心者向けが多く、負荷が固定されているものがあるので注意してください。長く使いたい人、レベルアップを目指す人は異なった負荷のセットになっているものを購入すると良いでしょう。
[ポイント2:伸縮性]
長く使うことができるかどうか?(配点40点)
ゴムの硬さや十分な伸縮性があるかどうかも重要です。ストレッチ用の弱い強度のチューブで激しいトレーニングをするとちぎれてしまう場合があります。板谷氏には実際に製品でトレーニングを行ってもらい、伸縮性や硬さをチェックしてもらいました。
[ポイント3:コスパ]
値段に見合った製品かどうか?(配点20点)
価格に対して、使いやすさや素材、伸縮性などが見合っているかどうかも重要です。トレーニングチューブは全体に安い価格帯になっていますが、粗悪なものを選ぶと安物買いの銭失いになってしまいます。
とくに初めて買う人は素材をしっかりチェックして購入するようにしましょう。
それでは、初心者におすすめしたいトレーニングチューブのランキング発表です!
トレーニングチューブのおすすめは?
プロと一緒に実際に使ってみた、トレーニングチューブのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | おすすめポイント | |||||||
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TheFitLifeトレーニングチューブ チューブ トレーニング 筋トレチューブ50kg
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|
チューブは色分け&負荷が表示されている/高強度の引っ張りにも耐え得る作り/付属品が充実している |
5段階 |
天然ラテックス他 |
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POWERUP トレーニングチューブ 3本セット
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|
負荷は11から22kgまでの3段階/さまざまなトレーニングに使用できる |
3段階 |
ポリエステル綿 |
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Crochトレーニングチューブ
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計5段階のチューブがセットになっている/ドアに挟んで固定するパーツ付き/輪状だから足を入れて下半身を鍛えるトレーニングにも |
5段階 |
ゴム |
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Fenspeedエクササイズバンド
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|
3段階 |
ゴム、コットン |
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リーボックトレーニングチューブ[強度:ヘビー]
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|
1段階 |
混合 |
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D&Mセラバンド トレーニングチューブ ヘビー(+4)
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1段階 |
ゴム |
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FREETOOフィットネスチューブ(レッド+ブラック)
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2段階 |
ゴム |
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4evershapeトレーニングチューブ パープル
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1段階 |
ゴム |
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PROIRONストレッチバンド フィットネスバンド
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1段階 |
TPE |
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TheFitLifeトレーニングチューブ
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5段階 |
天然ラテックス |
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リクライトレーニングチューブ 2色セット (ブラック+パープル)
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2種類(レギュラー、スーパーハード) |
ラテックス |
TheFitLife 「トレーニングチューブ」
- TheFitLifeトレーニングチューブ チューブ トレーニング 筋トレチューブ50kg
- 実勢価格: ¥2,580〜検証時価格: ¥2,490〜
- 使いやすさ
- 伸縮性
- コスパ
第1位はTheFitLifeの「トレーニングチューブ」。今回検証を行った「50kgまでの負荷タイプ」以外に、より負荷が強い「68kgまでの負荷タイプ」があります。
- おすすめポイント
-
- チューブは色分け&負荷が表示されている
- 高強度の引っ張りにも耐え得る作り
- 付属品が充実している
- 強度
- 5段階
- 素材
- 天然ラテックス他
- 型番
- TFL-RB-110LBS-JP-1
同種の商品が3千円を超える価格が多いのに対し、こちらは2千円台。コスパに優れた商品です。
チューブは色分けされ、負荷も表示されているので便利です。
チューブ内部は二重構造になっていて、高強度の引っ張りにも耐え得る作りになっています。
足首ストラップ付きで、足への固定が簡単にできます。またドアアンカーでドアにチューブを取り付けられるので、運動のバリエーションを増やすことが可能です。
付属品が充実している上、チューブの長さも十分にあるので、さまざまなトレーニングができるのが良いですね。ドアアンカー付きなのも便利です。縫製がしっかりしている、カラビナも丈夫など、耐久性にも優れていると思います。
POWERUP「トレーニングチューブ 3本セット」
- POWERUP トレーニングチューブ 3本セット
- 実勢価格: ¥1,980〜検証時価格: ¥1,880〜
- 使いやすさ
- 伸縮性
- コスパ
2位のPOWERUP「トレーニングチューブ 3本セット」は、ポリエステル綿を使ったトレーニングチューブです。
- おすすめポイント
-
- 負荷は11から22kgまでの3段階
- さまざまなトレーニングに使用できる
- 強度
- 3段階
- 素材
- ポリエステル綿
円状になっていて円周は約200cm、幅が約3cmになっています。負荷は11から22kgまでの3段階。
長さが十分にあるので、さまざまなトレーニングに使用できます。
肌触りも良いし、作りもしっかりした商品ですね。伸縮性で若干減点となりましたが、価格的にお得感があり、コスパが抜群です。
Croch「トレーニングチューブ」
- Crochトレーニングチューブ
- 実勢価格: ¥3,599〜検証時価格: ¥3,399〜
- 使いやすさ
- 伸縮性
- コスパ
同点2位はCroch「トレーニングチューブ」。
- おすすめポイント
-
- 計5段階のチューブがセットになっている
- ドアに挟んで固定するパーツ付き
- 輪状だから足を入れて下半身を鍛えるトレーニングにも
- 強度
- 5段階
- 素材
- ゴム
負荷レベルがもっとも弱いもので2.5~7kg、もっとも強いもので70~90kgで、計5段階のチューブがセットになった商品です。
ドアに挟んで固定するパーツも付いており、さまざまなトレーニングができます。また輪状なので、足を入れて下半身を鍛えるトレーニングにも向いています。
3千円を超えますが、さまざまなものが入っていてこの価格は安いと思いました。軽くてかさばらないので持ち歩くのにも便利ですね。
4位:Fenspeed「エクササイズバンド」
- Fenspeedエクササイズバンド
- 実勢価格: ¥1,899〜検証時価格: ¥1,699〜
- 使いやすさ
- 伸縮性
- コスパ
第4位はFenspeed「エクササイズバンド」。負荷の異なる3本のセットです。
- 強度
- 3段階
- 素材
- ゴム、コットン
主に下半身に特化したバンドで、ラテックスと綿を素材とした弾性生地によって作られています。
ラテックス部は滑り止めにもなっており、補強ステッチが施すことで耐久性を高めています。
効果としては太ももとおしりの改善。臀部の筋肉強化、引き締めにより美しい下半身を作り上げることが可能です。
輪状になっているのでトレーニングの種類が限定的ですが、下半身、とくに内股の強化などに向いています。素材にコットンを使っているので肌触りが良いのも大きな特徴のひとつ。可能なトレーニングのバリエーションは少ないですが、非常に使いやすい商品だと思います。
5位:リーボック「トレーニングチューブ」
- リーボックトレーニングチューブ[強度:ヘビー]
- 検証時価格: ¥2,500〜
- 使いやすさ
- 伸縮性
- コスパ
第5位はリーボック(Reebok) 「トレーニングチューブ」。
- 強度
- 1段階
- 素材
- 混合
- 型番
- RATB-11032BK
ライト、ミディアム、ヘビーと3種類の負荷がありますが、今回はヘビーを取り寄せて検証しました。
サイズは144(L)x12.5(W)x2.8(H)cm。さまざまな部位の筋肉群を強化したり、調子を整えたりするのに役立つチューブです。
持ち手はソフトグリップハンドル。各部の作りはかなりしっかりしており、安心してトレーニングができます。
リーボック色のトレーニングチューブです。セットではないので強度は1商品1種類ですが、短く持って負荷を上げることもできます。ただし若干価格が高めなので、コスパが悪いのが残念でした。
5位:D&M「セラバンド トレーニングチューブ」
- D&Mセラバンド トレーニングチューブ ヘビー(+4)
- 実勢価格: ¥1,619〜検証時価格: ¥1,764〜
- 使いやすさ
- 伸縮性
- コスパ
同点5位は伸縮性で高得点を獲得した、D&M「セラバンド トレーニングチューブ」でした。
- 強度
- 1段階
- 素材
- ゴム
- 型番
- #TTB-16
抵抗力が6段階あり、今回はもっとも強いシルバーを検証。
シンプルな厚いゴムチューブで耐久性に優れています。ハンドルが付いていないために握る場所を変えることができ、長さ調節や負荷を自在に変更することができます。
また62種類のトレーニングを掲載したマニュアル付きなのも嬉しいポイントです。
持ち手がないチューブバージョン。伸縮性に優れていて中級者以上向けと言えます。トレーニングに慣れている人にはおすすめですが、初心者は他の持ち手がある商品のほうがよいでしょう。
7位:FREETOO 「フィットネスチューブ」
- FREETOOフィットネスチューブ(レッド+ブラック)
- 検証時価格: ¥2,680〜
- 使いやすさ
- 伸縮性
- コスパ
7位はFREETOO「フィットネスチューブ」。3種類の負荷が発売されていて、今回はそのうち2種類がセットになったもので検証しました。
- 強度
- 2段階
- 素材
- ゴム
レッドは負荷7~16kg、ブラックは負荷11〜30kgと負荷の幅が広く、しっかりトレーニングができます。
ちなみに長さは以下の通り。
レッド:長さ208cm×幅1.3cm×厚さ4.5mm
ブラック:長さ208cm×幅2.2cm×厚さ4.5mm
どちらも軽くて、コンパクトに収納できるので、持ち運びに便利。自宅や職場で気軽にエクササイズができます。シンプルな作りで、太もも、ふくらはぎ、腰、お尻、胸、背中、肩、腕などさまざまな部位を鍛えることが可能です。
太くてしっかりしたトレーニングチューブです。ゴム系の中では使い勝手がダントツで、薄いペラペラしたタイプより持ちやすく、しっかりと体に負荷をかけることができます。価格は若干高いので、コスパで減点しましたが、非常に良い商品だと思います。
8位:4evershape「トレーニングチューブ」
- 4evershapeトレーニングチューブ パープル
- 実勢価格: ¥2,709〜検証時価格: ¥1,499〜
- 使いやすさ
- 伸縮性
- コスパ
8位は4evershape「トレーニングチューブ」。
- 強度
- 1段階
- 素材
- ゴム
- 型番
- SO0001パープル
今回は単品のパープル色(18-36kg)で検証を行いましたが、他にブラック(15-28kg)、緑(25-59kg)などの強度のラインナップがあります。若干高くなりますが、初心者ならハンドルやアンカーが付いたセット(3899円)を買うという手もあります。
単品では持ち手がないため点数を下げました。また伸縮性でも減点となりましたが、しっかりした作りで安心してトレーニングができるチューブです。
わりと厚さがあるチューブですが、取手がないならこういう分厚いタイプのほうが持ちやすくて使いやすいと思います。
9位:PROIRON「ストレッチバンド フィットネスバンド」
- PROIRONストレッチバンド フィットネスバンド
- 実勢価格: ¥679〜検証時価格: ¥799〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥679〜
12/11(月)01:59まで楽天市場で見る¥1,880〜
- 使いやすさ
- 伸縮性
- コスパ
第9位はPROIRON「ストレッチバンド フィットネスバンド」。4種類の負荷のラインナップで、長さも1.5mと2mのものが発売されています。
- 強度
- 1段階
- 素材
- TPE
今回は負荷の強いグレー2mとパープル2mの2種類を取り寄せ検証しました。
シンプルが故、さまざまなトレーニングができます。表面には滑り止めが施され、さらに冷却設計になっているのが工夫された点です。
コチラはもっとも強度が高いグレータイプ。1枚1枚は千円以下で買えますが、全部揃えるとそれなりの値段になるので、コスパをよく考えて購入することをおすすめします。
長さがあるので、持つ位置を変えることで負荷を調節できます。そのため、初心者はいきなり高強度を買うのではなく、強度が中間の紫や緑を買って、短く持つことで強度をじょじょに上げるのがよいでしょう。
10位:TheFitLife「トレーニングチューブ」
- TheFitLifeトレーニングチューブ
- 実勢価格: ¥999〜検証時価格: ¥999〜
- 使いやすさ
- 伸縮性
- コスパ
第10位はTheFitLife 「トレーニングチューブ」。5~23kgまでの5段階の負荷を持つゴムバンドのセットです。
- 強度
- 5段階
- 素材
- 天然ラテックス
負荷ごとに色分けされており、それぞれLight、Heavyなど負荷の強さが丁寧に記されているので、選ぶ際に分かりやすいのが特徴です。
腕だけでなく、写真のように下半身の強化にも効果的です。また脛と腕など複数の箇所にセットしてトレーニングを行うのもおすすめ。
レビューでは耐久性も十分というものがいくつか見られました。
色分け以外に表面に負荷が記されているのが分かりやすくて良いですね。形や強度はバンドタイプとしては一般的なもので、初心者でも使いやすいと思います。
11位:リクライ(LICLI)「トレーニングチューブ 2色セット」
- リクライトレーニングチューブ 2色セット (ブラック+パープル)
- 検証時価格: ¥2,480〜
- 使いやすさ
- 伸縮性
- コスパ
11位のリクライ(LICLI)「トレーニングチューブ 2色セット」は、強度が4種類あり、単品、2本セット、4本セットなどの組み合わせを選んで購入できるループ状の製品です。
- 強度
- 2種類(レギュラー、スーパーハード)
- 素材
- ラテックス
4本セットだと4000円近くになってしまうため、今回はレギュラーとスーパーハードの2本セットを購入。実際にテストしてみたところ、レギュラーでもかなりの強度があるので、背筋を鍛えたり、下半身を鍛えたりと様々な部位に効かせることができました。
レビューでは「においが気になる」というものがありましたが、編集部に届いたものはほぼ無臭でした。
各バンドともかなりの高負荷です。本格的にトレーニングを始めたいという人におすすめ。
おわりに
以上、初心者におすすめのトレーニングチューブ8製品ランキングをお届けいたしました。
今回はセット製品を中心にご紹介しましたが、強度調整の汎用性が高い製品であれば、単品で購入するのもありかもしれませんね。また解説書やDVDが付いているものもあるので、サイトで製品情報をチェックして、合わせて購入検討の材料にしてください。
トレーニングチューブはながらエクササイズができるので、続けやすいことがメリット。気になったらぜひトライしてみてください!
トレーニングチューブを使った筋トレを格闘家が伝授!
トレーニングチューブを準備したもののトレーニング方法が分からない。そんな人のために、格闘家でありスポーツトレーナーの板谷一樹氏に「部位・目的別のトレーニング」を紹介してもらい、それを動画にしました。
どれも簡単にできる方法なので、ぜひ今日から試してみてください。
上腕二頭筋を鍛えるトレーニング
.腕の力こぶができる部分にある筋肉を鍛えるトレーニングです。筋力の向上と併せて、二の腕のシェイプアップ効果も期待できます。
ポイント:筋肥大や筋力アップを目指すなら強度の高いチューブで
筋肥大を目指すなら「ちょっとキツイな」と感じる強度のチューブで1セット8~12回。筋力アップなら同様の強度で1セット1~5回。脂肪燃焼なら「強すぎず、弱すぎず」の強度で1セット15~30回。それらを1度につき最低3セット行いましょう。
またトレーニング初心者や久しぶりに運動を行うという人は、10回以上をできる強度に合わせましょう。
ヒップアップのトレーニング
お尻周りの筋肉を鍛えるトレーニングです。ヒップアップ効果で美しいお尻を作ることができます。また太もものシェイプアップ効果も期待できます。
ポイント:最低5歩左右に移動
輪状のチューブを使うとやりやすいですが、輪状ではない場合チューブを結んで使用しましょう。トレーニングはスペースにもよりますが、最低5歩左右に移動します(動画ではスペースに余裕があったため10歩ずつ移動しています)。
この移動を1セット30秒×3セット行います。
大胸筋と上腕三頭筋を鍛えるトレーニング
主に胸の筋肉と腕の後ろ側を鍛えるトレーニングです。筋力アップ以外に、たるんだ胸や腕を引き締めるシェイプアップ効果も期待できます。
ポイント:胸に効かせる腕の高さを意識
両手が上がり過ぎないようにします。手が上がると肩に負荷がかかり胸に効かなくなります。また肩を痛める場合もあるので注意しましょう。
ポイント:目的に応じて回数で強度調整
回数や目安となる強度は上腕二頭筋と同じ。筋肥大を目指すなら「ちょっとキツイな」と感じる強度のチューブで1セット8~12回。筋力アップなら同様の強度で1セット1~5回。脂肪燃焼なら「強すぎず、弱すぎず」の強度で1セット15~30回。それらを1度につき最低3セット行いましょう。
またトレーニング初心者や久しぶりに運動を行うという人は、10回以上をできる強度に合わせましょう。
トレーニングチューブの売れ筋ランキングもチェック!
トレーニングチューブのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
初心者や女性は「変形・進化タイプ」、より強い負荷を求める人は「バンドタイプ」「チューブタイプ」を選ぶとよいでしょう。