膝に痛みを感じるのはなぜ?
膝の痛みは、加齢からくる痛みと運動からくる痛みの2つが主な原因。
筋肉には、関節にある軟骨への摩擦を和らげる役割がありますが、高齢になると筋肉量が減り、膝への負担が増えるのです。また、年を重ねることで軟骨がすり減り膝に痛みを感じさせる可能性も。
運動からくる痛みは、筋肉不足やオーバートレーニングが原因に挙げられます。
膝は、体の中で最も荷重を受ける部分で、通常歩いているだけでも体重の5~7倍も負荷がかかっているのです。運動するとさらに負荷がかかり膝の負担に。長時間負荷をかけ続けるオーバートレーニングは、膝を酷使しているのですね。
20~30代男性の5人に1人が 膝の痛みに悩まされている?
「最近、膝が痛くて……」というセリフ、なんとなく年配感が漂いますよね。おじいちゃんやおばあちゃんの世間話で耳にするフレーズです。
でも意外なことに、20~50代の男性1000人を対象に実施した「膝の痛み」にまつわるアンケート調査によれば、20~50代の男性5人に1人が膝の痛みに悩まされているのだとか。
しかも中高年だけでなく、20~30代でも20%近い人が膝の痛みを抱えているとのこと。原因としては、とくに20代では「スポーツ」を挙げる人が半数を占めていました。
一方、20~59歳の女性4961人を対象にした「膝の痛み」にまつわるアンケート調査では、なんと29%の人が膝の痛みを訴えているとの結果が。
その原因のひとつとしては、ヨガやダンス、ストレッチなどの運動を行う人が増えたことが挙げられるそうです。
こうした情報を見ると、“膝の痛みに悩まされるのはお年寄りだけ”という考えは、ちょっと古く思えてきますね。
「まだ若いから大丈夫」 の油断は危険?
つまり、膝の痛みは、運動をしている人であれば、若年層だったとしても起こりうる可能性があるということ。
「そんなにハードな運動じゃないから」と何も予防策をとらないで自己流で行ったりすると、ある日突然、膝の痛みに悩まされるかもしれません。
たとえば、ちょっとした跳躍を要する動きでも、膝には体重の約3倍の負荷がかかることも…。かるーい運動だと思っていても、ダンスやジョギングは、膝にとってけっこうな負担なのです。
また、膝の曲げ伸ばしには、大腿四頭筋(だいたいしとうきん)やハムストリングスといった筋肉を使います。これらの筋力が低下していると、膝を伸ばすときに痛みを生じることも……。
もちろん膝が痛くなった場合は、医療機関に相談するのがベストですが、予防法として膝専用サポーターなどの装具を着けるのは非常に有効だと多くのお医者さんが指摘しています。
膝サポーターはハードなスポーツにも効果的!
一方、バスケなどのハードな運動でも“膝サポーター”が効果的。高い跳躍や激しい動作を伴うハードなスポーツでは、常に怪我のリスクと隣り合わせです。そのため、怪我の予防と膝への負担の軽減にサポーターは役立つのです。
怪我の予防に最適
サポーターで膝を固定することで、関節の動きをしっかりと補助してくれます。そのおかげで無理な動きをすることなくスポーツができるので、怪我の予防につながるのです。
ハードなスポーツにはしっかり固定できることが重要。スポーツでのサポーターは怪我の予防目的で使用されることが多くなっています。
膝への負担を軽減してくれる
サポーターをすることで膝の可動域を制限してくれるので、激しく動いても負担が軽減されます。高い跳躍は着地の際の膝への衝撃がすさまじく、サポーターで衝撃による負担を減らすことがポイント。
ハードなスポーツ時だけでなく、長時間膝に負担をかけるマラソンや登山などにも効果的です。
膝の痛みを防ぐサポーターを プロと徹底検証
「膝の痛みなんてまだ関係ないよ」と思っている方にも、予防の重要性がちょっとおわかりいただけたでしょうか?
そこで今回は、プロの格闘家でスポーツトレーナーでもある板谷一樹氏監修のもと、膝サポーターの基礎知識や購入する上での選び方のポイントを紹介。
さらに板谷氏が選抜したおすすめのひざサポーターのランキングも公開します。
さっそくですが結果発表! 1位はBERTERの加圧ベルトでした
BERTER
膝サポーター スポーツ 両ヒザ用
実勢価格:1629円
検証の結果、今回1位に選ばれたのは「BERTER」の加圧ベルトでした。今回監修をしてくださった板谷氏も絶賛で「足が軽くなる」と言わしめたほど。
この製品の最大の特徴としては、筒型の本体に固定するためのベルトが付属していることです。筒型の本体とベルトで二重に固定することで、膝への負担を大幅に減らすことができるのです。
とはいえ、膝サポーターに何を求めるかで、2位以下の製品が候補に上がる可能性も……。
ということで、ランキングをチェックする前に最新情報や基礎知識から見ていきましょう。
パッドの左右のスプリングで動きがさらにラクに!
膝の保護を目的とした膝サポーターですが、最近発売されているものには「スプリング(バネ)」や「支柱」が付いたものが多く見られます。
上の写真は2位商品のものですが、これで言えば円形の左にある細長いものがスプリングのパーツになります。スプリングを備えることで、動きが助けられ、膝の曲げ伸ばしがラクになります。
商品を選ぶ際は、このスプリングの有無もしっかりチェックしましょう。
じつは知られていない 膝サポーターの種類とは?
膝サポーターには痛みを防ぐための固定型や、保温効果型、スポーツ・シェイプアップ運動などで使用する膝の負担軽減型など、さまざまなものがありますが、今回は主に“膝の保護を目的としたスポーツタイプ”を中心に紹介します。
スポーツタイプの膝サポーターは形状から大きく2つに分けることができます。
[膝サポーターの種類1]
筒型サポーターの特徴とは?
筒型は足を通して膝に装着するタイプ。取り外しがラクでストレッチ性が優秀なのが特徴です。登山やスポーツなどでの膝の保護・負担軽減に向いています。
筒型は伸縮性に優れているため、誰でも装着しやすいのが特徴です。はじめて使う方にもぴったりで価格が安いものが多いのも嬉しいポイント。日常生活で使う場合も、衣類の上からでも目立ちにくい薄型なので安心です。
[膝サポーターの種類2]
ベルト型サポーターの特徴とは?
膝を保護・サポートする力が、先程の筒型よりも強いのがベルト型。ベルトでギュッと締めることで、しっかりと固定してくれます。筒型に比べて膝を支える効果も高めになっています。
ただし厚みがあるので、普段使いする際はできるだけ薄いものを選ぶのが◎です。
なお、ひざサポーターの中には、筒型とベルト型の両方の形態を併せ持つアイテムもあります。この点もしっかりと把握しておきましょう。
それでは続いて、膝サポーターがもたらす3つのメリットについて見てみましょう。
膝サポーターの“3つのメリット”って?
特別ハードな運動をしなくても膝痛が起きやすいのは、膝関節が体重を支える役割をしているから。全体重がかかってくるので、もっとも痛めやすい場所といえます。
だから痛める前に、サポーターで守ってあげることが大切。
ということで、本項では、膝サポーターがもたらす3つのメリットをまとめてみました。
[膝サポーターのメリット1]
不安定な膝を安定させてくれる
負担のかかりやすい膝関節を守るのが大腿四頭筋(だいたいしとうきん)ですが、運動不足などでこの筋力が低下していると、衝撃が膝にダイレクトに来てしまいます。
膝サポーターを装着することで不安定で弱い膝関節を守ることができます。
[膝サポーターのメリット2]
保温効果で血液の循環をよくしてくれる
膝サポーターには保温効果があります。装着することで血液の流れがよくなり、同時に筋肉をほぐしてくれ、蓄積した疲れを解消してくれます。
[膝サポーターの効果3]
すでにある膝の痛みも軽減
膝サポーターは膝を固定する働きもしてくれます。装着することで無理な動きを防ぐことができ、膝の痛みを軽減してくれます。
膝サポーターを選ぶときのポイントは?
スポーツタイプの膝サポーターを選ぶときに重要なのが、着けたときの「フィット感」としっかり膝をホールドする「固定力」です。
そしてもうひとつ大切なのが、意外かもしれませんが「臭い」。膝サポーターは意外に製品の素材の臭いが気になることがあるんです。臭いがないサポーターなら、運動に集中できますよね。
しかし、これらのポイントは、ネット通販ではなかなかチェックできないもの。良い商品を探し当てるには、商品情報から以下のポイントを見つけるとよいでしょう。
▼通販で選ぶときの重要ポイント
- 「滑り止め」が付いているかどうか
- 「着圧の調節」ができるか
- レビューで「しっかり固定できる」「蒸れない」「臭いがない」と評されているか
また、今回の採点には含みませんでしたが、初心者の場合は着けやすさにも注意することをおすすめします。着けるのが面倒だとついつい装着なしで運動するようになり、膝を痛めがちです。
他にも、肌に直接触れるものなので、お手入れできることも大切なポイントです。洗濯機や手洗いに対応している製品は洗って清潔に使えるため安心です。洗濯する際は洗濯ネットを使用すると生地が痛むのを防げ、3~5年程度使用することができるとされます。
洗濯できないものは汚れたり、汗の臭いが気になり始めたりしたら買い替えるしかありませんので、価格にも注意してください。
この点もレビューなどでよくチェックすることをおすすめします。
膝サポーター13製品を 現役の格闘家が徹底検証!
以上のポイントをふまえながら、今回は以下の3項目で検証を行いました。
フィット感や調整能力、臭いについては板谷氏に全製品を1週間使っていただいたあと、詳細なヒアリング取材と評価アンケートを実施。その結果をもとに採点評価を行っています。
[項目1:フィット感]
違和感なく体に密着するか(配点40点)
板谷氏がもっとも重視するのがここ。フィット感が悪く、違和感があると、スポーツやトレーニング中に気になってしまいます。実際に着用し、その着け心地、強度を総合的に判定しました。
[項目2:固定力]
しっかり膝を固定できるか(配点40点)
長時間身に着けてスポーツを行うアイテムですから、膝の固定力は十分か、着圧を調整できるかどうかも重要ポイントです。
[項目3:臭い]
素材の臭いが気にならないか(配点20点)
サポーターを使った人なら分かりますが、臭いはとても気になるもの。臭いは素材によってキツイものやほぼ無臭なものなどさまざま。実際に手に取って製品の臭いを確認し、判定しました。
それでは、膝サポーター13製品のランキングを見てみましょう!
※以下製品画像は一部Amazonから引用しています
膝サポーターのおすすめは?
プロと一緒に実際に使ってみた、膝サポーターのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | |||||||
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BERTER膝サポーター スポーツ 両ヒザ用
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S/M/L/XL (左右兼用 1枚入) |
59%ナイロン、15%スパンデックス、25%ラテックスワイヤー、1%シリカゲル |
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Chefal膝サポーター [柔道整復師監修 サイドボーン×ゲルパッド内臓 膝 サポーター]
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|
S、M、L、XL |
TPR15%、ゴム25%、ナイロン45%、スパンデックス5%、金属バネ15% |
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LIKE膝サポーター 薄型 スポーツ 膝保護 膝固定 怪我防止 運動用 登山 捻挫 違和感の無い着用 膝屈曲自由 サイズ調整 左右兼用 男女兼用
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|
フリーサイズ |
SBR、スパンデックス、ラテックスワイヤー、シリカゲル |
||||
PYKES PEAK膝サポーター スポーツ 膝 膝用 膝固定 関節靭帯保護 ひざ 怪我防止 通気性 左右兼用 男女兼用 サイズ別
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4サイズ |
EVA樹脂他 |
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ミューラーひざサポーター フリーサイズ、通気性、日常生活、運動サポート
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フリーサイズ |
ナイロン他 |
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HOLZACブレッシング シリコンサポーター ひざ用 L ブラック
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F(38~46cm)、M、L、LL |
ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン |
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マクダビッド膝サポーター ラップシリーズ
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S、M、L |
合成ゴム、ナイロン、ポリウレタン |
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RESLTALY膝サポーター スポーツ 2枚入り
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S、M、L、XL |
スーパーストレッチナイロン70%、スパンデックス15% |
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ザムストEKシリーズ 膝サポーター
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S、M、L、LL、3L |
ナイロン、ポリウレタン、アクリル、クロロプレン |
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MODVEL膝サポーター 2枚組 L グリーン
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S、M、L、XL、XXL |
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YXTC膝サポーター スポーツ ひざ サポーター 医療用 保温 ランニング 登山 テニス 薄型 2個セット
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L、XL |
ナイロン、シリコン、ニット |
||||
ULSTAR膝サポーター 2枚組
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ワンサイズ |
OK布、金属バネ他 |
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Boar Croc膝サポーター 痛み スポーツ 登山 保温 関節 靭帯 筋肉保護 通気性 伸縮性 怪我防止 左右兼用 男女兼用 サイズ選択 1枚入り
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|
S、M、L、XL(1枚入り) |
ポリアミド、ゴミ糸、ポリエステル、ポリウレタン(エラステイン) |
BERTER「膝サポーター」
- BERTER膝サポーター スポーツ 両ヒザ用
- 実勢価格: ¥1,881〜
- フィット感
- 固定力
- 臭い
第1位に選ばれたのは、板谷氏絶賛のBERTER「膝サポーター」です。
- おすすめポイント
-
- ベルトで二重固定できる
- 締め付けの調整がしやすい
- よく伸びて膝にぴったりフィット
- サイズ
- S/M/L/XL (左右兼用 1枚入)
- 素材
- 59%ナイロン、15%スパンデックス、25%ラテックスワイヤー、1%シリカゲル
- 型番
- berterX
板谷氏が着用したときの第一印象は「足が軽くなる」。膝をサポートすることで足の動きが非常に良くなり、軽く感じるとのことでした。
この製品の最大の特徴は、筒型の本体にベルトが付属していること。ベルトは加圧のためのものですが、二重に固定できるのでサポート力が強く、膝の負担を大幅に減らすことができます。
また締め付けの調整もしやすく、膝の状態に合わせて着圧を自在に変えることができます。
伸縮性に優れた素材を使っているので、とにかくよく伸びて膝にぴったりとフィットします。本体上部には滑り止めが付いているので運動中もズレることがありません。
また薄手で通気性に優れているため、夏場でも蒸れにくく快適に使うことができました。製品自体の臭いもほとんど気になりません。
レビューでは「サイズ選びで迷った」という人が何人かいました。S、M、L、XLと4種類あるので、商品説明に記された計測法でしっかりとサイズ選びをすることが大切です。
Chefal「膝サポーター」
- Chefal膝サポーター [柔道整復師監修 サイドボーン×ゲルパッド内臓 膝 サポーター]
- 検証時価格: ¥1,680〜
- フィット感
- 固定力
- 臭い
第2位のChefal「膝サポーター」は、比較的ソフトな圧迫で膝への負担を軽減してくれます。
- おすすめポイント
-
- 圧迫感は比較的ソフト
- しゃがむ時の補助力が強い
- サイズ
- S、M、L、XL
- 素材
- TPR15%、ゴム25%、ナイロン45%、スパンデックス5%、金属バネ15%
左右に膝への負担を軽減する2本のサイドボーン(長バネ)が入っているのが大きな特徴。これによってしゃがんだときなどに膝への負担を軽減することができます。
運動だけではなく、膝を曲げることが多い仕事や登山などにも向いたサポーターだと言えます。
内側には滑り止めが施されていますが、運動中に若干のズレはありました。ただし、パッドと左右のバネの効果で他商品よりズレにくく、許容範囲だと言えるでしょう。
検証した筒タイプの中で1番使い続けたいと感じたのがこの商品でした。バネが入っているので、しゃがむときなどの補助力が強く、運動中も「助けられている」感じがありました。通気性も問題ないので、日常生活で使うのもアリですね。
LIKE「膝サポーター」
- LIKE膝サポーター 薄型 スポーツ 膝保護 膝固定 怪我防止 運動用 登山 捻挫 違和感の無い着用 膝屈曲自由 サイズ調整 左右兼用 男女兼用
- 実勢価格: ¥1,082〜
- フィット感
- 固定力
- 臭い
第3位にランクインしたのはLIKE「膝サポーター」。重さわずか77gの軽量タイプです。
- おすすめポイント
-
- しっかり固定してズレを防止する
- 水洗いできる
- 着用感もバツグン
- がっかりポイント
-
- 厚みがあり細めのパンツの下に着用するのが大変
- サイズ
- フリーサイズ
- 素材
- SBR、スパンデックス、ラテックスワイヤー、シリカゲル
使った印象はとにかくマジックテープが強力。しっかりと固定できて、ズレを防止します。
特殊生地を使っているため水洗いができ、通気性にも優れています。サポーターをいつも清潔に保つことができるので、着用感もバツグンです。
スリムに装着できるタイプですが、膝周りに厚みがあるので、普段使いだと細めのパンツなどの下に着用するのが大変な場合もあります。
1位商品と違って、こちらは完全なベルト装着型。固定力ではやや性能が落ちますが、その代わり着けやすく、外しやすいというメリットを持っています。
マジックテープが強力なのでしっかりと膝をサポートすることができます。最長65cmにまで引き伸ばせる素材を使っているため、動きもスムーズです。価格が1000円前後ということでコスパにも優れていますね。
4位:PYKES PEAK「膝サポーター」
- PYKES PEAK膝サポーター スポーツ 膝 膝用 膝固定 関節靭帯保護 ひざ 怪我防止 通気性 左右兼用 男女兼用 サイズ別
- 実勢価格: ¥1,240〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥1,240〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥2,980〜
- フィット感
- 固定力
- 臭い
第4位はPYKES PEAK「膝サポーター」。ヒザ部分には円形のゲルクッションを使っており、衝撃を緩和してくれます。ただし、ヒザ部分に厚みがあります。
- サイズ
- 4サイズ
- 素材
- EVA樹脂他
通気性と保温性を両立していて、長時間使っていてもムレやかぶれがありません。マジックテープで5か所を固定できるため、フィット感も抜群。締め付けも申し分なしです。
滑り止めには波型シリコンを使用していますが、レビューで指摘されているように、人によっては肌触りが気になる人もいるかもしれません。
使いやすさを追求したアイテムです。しっかりとヒザを固定してくれるため、ケガのリハビリ用にも最適です
5位:ミューラー「ひざサポーター」
- ミューラーひざサポーター フリーサイズ、通気性、日常生活、運動サポート
- 実勢価格: ¥3,804〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥4,548〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥3,804〜
- フィット感
- 固定力
- 臭い
第5位はミューラー(Mueller) 「ひざサポーター」。フリーサイズで膝周りが35~50cmに対応しています。
- サイズ
- フリーサイズ
- 素材
- ナイロン他
- 型番
- 55427
背面の2本のストラップでサイズ調整を行います。生地にかなり厚みがありますが、膝パットの中心部分に穴が開いているので通気性は問題ありません。
ただし若干重めで、編集部の実測で1枚198gありました。同じくスプリング入りの2位商品は141gなので、50g以上の差があります。
装着時は膝裏にも通気口ができ、蒸れを防いでくれます。
こちらは開いたときの写真。スチールスプリングが穴の左右に2本ずつ入っていて、膝の横揺れを防止してくれます。
生地が厚いのと重いのがデメリットで、若干動きづらいと感じました。ただし厚みがある分、丈夫で、耐久性には優れています。フィット感は問題ありませんでしたが、スチールスプリングに2位商品ほどの補助感はありませんでした。運動用というよりは、むしろ日常生活での膝サポートに向いているかもしれません。
6位:HOLZAC「ブレッシング シリコンサポーター」
- HOLZACブレッシング シリコンサポーター ひざ用 L ブラック
- 実勢価格: ¥1,800〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥1,800〜
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- フィット感
- 固定力
- 臭い
第6位はHOLZAC「ブレッシング シリコンサポーター」。生地が薄いのでズボンの下に着けても違和感がありません。
- サイズ
- F(38~46cm)、M、L、LL
- 素材
- ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン
- 塗布剤
- シリコン
- 型番
- G10-0237
膝周りがシリコンによるテーピング構造になっていて、必要な部分だけしっかりと固定してくれます。
筒型ではきやすく、伸縮性があるので、動きやすいのが特徴です。しっかりと膝を固定してくれますが、締め付け感は若干強めです。
薄い生地ですが、締め付け感が強い分、しっかりと膝の動きを補助してくれるサポーターです。メッシュなので通気性はありますが、長時間の運動では多少汗によるベタつきがあると思います。伸縮性に優れているので曲げ伸ばしがしやすく、日常生活で使うのにおすすめです。
6位:マクダビッド「膝サポーター ラップシリーズ」
- マクダビッド膝サポーター ラップシリーズ
- 実勢価格: ¥2,874〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥2,874〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥5,247〜
- フィット感
- 固定力
- 臭い
同点6位はマクダビッド (McDavid)「膝サポーター ラップシリーズ」でした。
- サイズ
- S、M、L
- 素材
- 合成ゴム、ナイロン、ポリウレタン
- 型番
- M4192
1枚当たり84g(Mサイズ)という超軽量サポーターで、シリーズには用途に応じて、
- 1:M4191/ソフトサポート……薄さ重視
- 2:M4192/ミドルサポート……圧迫力・フィット感重視
- 3:M4201/ミドルサポートプラス……固定力重視
などいくつかの種類があり、今回は「2」で検証を行いました。
固定部分はメインラップとサイドラップの2重構造になっており、膝周りをしっかりと包み込んでサポートします。商品には装着方法に関する分かりやすい説明書が付いています。
素材の1.5mm厚薄型クロロプレンゴムにはマイクロ・エアホールが配置されており、通気性を高めています。また柔軟性もあり動きも快適です。
前面で締めるダブルラップ構造のサポーターです。重層的で固定感が十分。フィット感は抜群です。ただ今回検証したタイプは、曲げる際は助けてくれるけど、伸ばす方は助ける力が若干弱めだったので、補助力で評価を下げました。他にもさまざまな種類があり、自分に合ったサポーターが探せるのが非常に良いと思いました。
8位:RESLTALY 「膝サポーター」
- RESLTALY膝サポーター スポーツ 2枚入り
- 実勢価格: ¥892〜
- フィット感
- 固定力
- 臭い
第8位はRESLTALY「膝サポーター」。2枚入りでかなりコスパに優れた商品です。
- サイズ
- S、M、L、XL
- 素材
- スーパーストレッチナイロン70%、スパンデックス15%
機能的にはとくに伸縮性に優れ、動きやすいつくりになっています。
生地は伸縮性だけでなく、吸湿性・通気性にも優れています。長時間の運動でも蒸れにくく、汗のベタつきが気になる人におすすめです。
こちらは後ろから見た写真。しっかりとフィットしていますが、膝裏の通気性も問題なし。編集部実測で1枚67gと超軽量なのも高評価でした。
価格も安いし、品質も良い商品だと思いました。通気性、フィット感も抜群です。ただしマジックテープ方式と比べると、筒形の分、保護効果が弱く、加圧調節もしにくいため減点となりました。
9位:ザムスト「EKシリーズ 膝サポーター」
- ザムストEKシリーズ 膝サポーター
- 実勢価格: ¥3,190〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥3,651〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥3,190〜
- フィット感
- 固定力
- 臭い
第9位はザムスト「EKシリーズ 膝サポーター」。シリーズは代表的なものに以下のラインナップがあり、
1:EK-1……薄さ重視のソフトサポート
2:EK-3……フィット性重視のソフトサポート
3:EK-5……固定力重視のミドルサポート
となります。今回は「2」のEK-3で検証を行いました。
- サイズ
- S、M、L、LL、3L
- 素材
- ナイロン、ポリウレタン、アクリル、クロロプレン
- 型番
- 371903
お皿の形状に沿うように設計された生地パターンが秀逸です。縫製など全体の作りもしっかりしています。さらに膝をしっかり固定できるので、左右にブレたり、上下にズレたりしにくくなっています。
膝裏はなめらかで肌触りの良い生地を使用。薄さわずか0.6mmで通気性に優れています。
膝の左右にはスムーズな曲げ伸ばしを可能にするパッドや、膝をしっかり安定させるアクティブ樹脂ステー(支柱)を備えています。
左右の支柱が良いですが、支柱の位置がやや外目にあるので、2位商品などに比べて、足を曲げたときに若干の違和感がありました。ただ動きづらいということはまったくありません。マジックテープで加圧の加減ができるのも◎。全体の快適さをしっかり考えて作られているので、中には1~3位商品よりこちらがいい、という人もいるでしょう。
10位:MODVEL「膝サポーター 2枚組」
- MODVEL膝サポーター 2枚組 L グリーン
- 実勢価格: ¥2,599〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥2,599〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で探す
- フィット感
- 固定力
- 臭い
第10位はMODVELの「膝サポーター 2枚組」でした。
- サイズ
- S、M、L、XL、XXL
- 型番
- MV-112-L-GR
1枚当り1300円ちょっととコスパも抜群。筒型で着脱しやすく、重量は編集部実測で79gと軽量なサポーターです。
内側には波線状の滑り止めが施してあります。
伸縮性もそこそこあり、動きやすい作りになっています。ただしサポート力は他の商品比べて弱めでした。また通販サイトのレビューでは「サイズが大きめ」という報告も。購入時には、自分に合うかどうか、サイズの念入りなチェックが必要です。
一般的なサポーターですね。2枚組でコスパは良いと思います。軽い運動や日常生活での膝のサポートには向いていると思いますが、負荷を減らす効果は低めなので、本格的な運動には向いていません。
10位:YXTC「膝サポーター」
- YXTC膝サポーター スポーツ ひざ サポーター 医療用 保温 ランニング 登山 テニス 薄型 2個セット
- 実勢価格: ¥990〜
- フィット感
- 固定力
- 臭い
同点10位のYXTC「膝サポーター」は、通気性を特に重視した筒形タイプ。
サイズはLとXLの2つだけですが、ヒザ裏に3Dニットを使用しているため、曲げた時の違和感が少なく、ぴったりフィットさせることができます。
- サイズ
- L、XL
- 素材
- ナイロン、シリコン、ニット
- タイプ
- 筒型
シリコンが内側に付いていますが、筒形なので長時間の使用でズレが生じる場合もありますので、サイズ選びは慎重に行いましょう。スポーツ以外に半月板や靭帯損傷の膝サポートとしても使用可能です。
膝の可動域を制限することがない、弾力性に優れたサポーターです。また他の商品とは一味異なるデザインも◎です。
12位:ULSTAR「膝サポーター 2枚組」
- ULSTAR膝サポーター 2枚組
- 検証時価格: ¥1,799〜
- フィット感
- 固定力
- 臭い
第12位はULSTAR「膝サポーター 2枚組」。2枚セットで2千円以下のサポーターです。
- サイズ
- ワンサイズ
- 素材
- OK布、金属バネ他
中央センターホールには円形のEVA樹脂、ホールの左右には合計4本のスプリングを備えています。またシリコン滑り止め付きでズレにくい作りになっています。
大小合計3本のベルトで膝を固定します。締め加減を調節できるのは便利。
ただし生地が硬く、運動時に膝が曲げづらいのがデメリット。通気性もいまひとつでした。膝をがっちり固定する目的ならよいかもしれません。
バネが入っているのはよいのですが、生地が伸縮性に乏しいため膝が曲げ辛づらく、着け心地もいまひとつで大幅な減点となりました。2個セットでお得ですが、用途は限定的になります。
13位:Boar Croc「膝サポーター」
- Boar Croc膝サポーター 痛み スポーツ 登山 保温 関節 靭帯 筋肉保護 通気性 伸縮性 怪我防止 左右兼用 男女兼用 サイズ選択 1枚入り
- 実勢価格: ¥1,135〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥1,135〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で探す
- フィット感
- 固定力
- 臭い
13位のBoar Croc「膝サポーター」は、通気性重視の筒型タイプです。
- サイズ
- S、M、L、XL(1枚入り)
- 素材
- ポリアミド、ゴミ糸、ポリエステル、ポリウレタン(エラステイン)
- 型番
- BoarHXlan-S
長時間使ってみたところ吸汗性もよく、薄手でムレにくいサポーターでした。滑り止めがあるのでズレを防止。ただし滑り止めは上部のみなので、上下にあるとさらに良いと思われます。今後の改良に期待しましょう。
筒型なので、ベルト型に比べてサポート力は落ちます。ただし伸縮性があるので、初心者でも着用しやすいと思います
膝サポーターを使用する際の注意点
メリットの多いひざ用サポーターですが、使用する上で注意点もあるので最後にご紹介しておきます。
スポーツ用サポーターは運動時のみ使用する
スポーツ用のサポーターはしっかりと固定できる反面、ずっと付けていると血行不良を引き起こしたり、かえって膝に負担をかけてしまったりすることがあります。
膝が痛いからといって四六時中つけるのではなく、運動をするときにはスポーツ用を、それ以外の時間には日常生活用のものを使用するなど上手く使い分けることが大切です。
また、長時間付けていると膝周りの筋肉が衰えてしまうので、サポーターに頼りすぎないようにするという意識を持つようにしましょう。
膝以外には使わない
膝に使うことを目的に作られているため、肘など他の部位に使うのは控えてください。膝と同じような効果は期待できません。それとは反対に、肘用など他の部位用のサポーターを膝に使用するのもやめましょう。痛みが悪化するなどの事態も考えられます。
肌が弱い方やアレルギー体質の方は使わないようにする
膝の周りに傷、湿疹等の異常がある方や慢性皮膚炎の方、化繊等によるアレルギー体質の方は使用を控えましょう。
膝用サポーターの中には、通気性が悪く使用中に汗などで蒸れるものも。症状の悪化や、アレルギー症状を引き起こす可能性もあるので、注意が必要です。
正しく使うために定期的に交換する
膝サポーターは、伸縮性に優れている反面、長く使い続けると生地が伸びてきてしまいます。また、ベルト部分の接着力もだんだんと弱まってくるのでサポーター本来の力を発揮できなくなります。
「少し固定力が弱まってきた」「フィット感が薄れてきた」と感じたらすぐに買い替えるのがおすすめです。頻繁に使う場合は、1度に2~3枚購入してローテーションを組んで使うと良いでしょう。
一つひとつのサポーターを長持ちさせられるのでぜひ試してみてください。
強く締めすぎない
膝を正しい位置で固定する為には、サポーターをきつめに締める必要があります。
しかし、あまりにも強く締めすぎてしまうと、血流不良をおこす可能性があります。強く締める時は運動時だけにするなど、日常生活とのメリハリが膝を健やかに保つ秘訣になります。
どうしても必要でない場合、就寝時などはなるべくサポーターを外すようにしましょう。サポーターを外して軽くマッサージして血流を促してあげるのもおすすめです。苦しいと感じる前に、1日に何度か外すようにしてくださいね。
運動に膝サポーターは 必須アイテムと心得ましょう!
以上、膝サポーターのおすすめランキングでした。
板谷氏によれば、運動をする場合は“初心者もベテランも関係なく、サポーターは用意しておくべき”とのこと。「膝が痛い……」となってから買うのでは遅すぎると指摘します。
とくに運動不足の人は筋力も落ちているため、膝への負担は大きくなります。どんなトレーニングを行うかと考えるときには、同時に「どんなサポーターを選ぶか」も考えるのが正解です!
ぜひ今回のランキングをぜひ参考にして、自分に合った膝サポーターを見つけてくださいね。
膝サポーターは運動中のズレが気になりますが、このサポーターは2重の締め付けにより、ズレがほとんどありません。ハードな動きでも膝を守ってくれて安心です。