『家電批評』が選んだ傑作選。カメラレンズの超コスパはこれだ!
昨年2018年は、フルサイズのミラーレスが大きな話題になりました。カメラ雑誌などでも特集が組まれるほど話題のガジェット。なかでもソニーのカメラボディは安いモデルもあるが、レンズはとにかく高い…。
レンズキットを買うだけでも、かなり予算がなくなってしまうのに、5万円以下のレンズは1本と、ユーザー泣かせの問題です。
そこでオススメしたいのが、「サムヤン」のカメラレンズなんです!
サムヤンは韓国のレンズメーカー。Amazonでもその高コスパな製品から人気を得ています。そんなサムヤンが、最近オートフォーカスレンズに参入してきて、日本でも正規販売を開始しました。
今回ご紹介するカメラレンズももちろん超コスパ。なんと、純正品の約半額のコストで同等の性能のカメラレンズが手に入ります。
サムヤン
AF35mm F2.8 FE
実勢価格:3万8170円
重量:120g
フィルター径:49mm
F値:f/2.8~22
レンズマウント:ソニーE
コンパクトながら高性能で頼れるレンズです!
これだけを見ると、フルサイズの一眼カメラ用のレンズとは思えない小ささ! 本体の小さいソニーαシリーズに、ぴったりのサイズ感です。
では、サムヤンのカメラレンズが本当に超コスパのいいアイテムなのか、実際にソニーの純正品と比べていきましょう。
5万円の壁…高すぎる!ソニーのレンズはサムヤンで代用
ソニー
Sonner T* FE 35mm F2.8ZA
実勢価格:7万2800円
重量:120g
フィルター径:49mm
F値:f/2.8~22
レンズマウント:ソニーE
さすが純正。かなりのお値段です…。
でも安いサムヤンとはスペックがちがうんじゃない? と思った方、ご安心ください。ちゃんと比べました!
スペックを比べてみると、サムヤンのレンズがいかにコスパが良いかが、わかりますよね。注目すべきは重さ。同等の性能でも、サムヤンのレンズのほうがかなり軽いのです!
こちらは純正レンズを本体に取りつけた写真です。
本体がコンパクトさをウリにしているのに対して、レンズのこの大きさは…正直ちょっとバランスが悪いですよね。サムヤンの方が軽いうえに、取り付けたときの見た目もスマートです。
画質とAFはやや劣る?日常使いには充分な性能です
価格の差でどうしても気になってしまうのが画質ですよね。
こちらが実際にサムヤンのレンズで撮影した写真です。純正と比べると、やはり画質とAFはやや劣ってしまいました。
それでも日常スナップなど、ふだん使いならまったく問題ナシ! なんていったって、本体の性能がいいですからね。
サムヤンとは違いますが、純正品を購入するより安くなるもう1つの方法もあります。
アダプタをかませれば1万円台のレンズも使える!
それは変換アダプターを用いるという方法。
シグマ
MC-11
実勢価格:2万6349円
このアダプターがあれば、格安レンズを使えます。
キヤノン
EF50mm F1.8 STM
実勢価格:1万4666円
キャノンなどの格安レンズと変換アダプターをうまく組み合わせることができれば、純正品で揃えるよりもずっと安くなります。
値段だけを見るとコスパ面に不安が残ると感じる人は多いでしょうが、使うシーンを見極めれば価格をふまえても十分な実力の製品です!
いつか純正からも気軽に手の届くレンズが登場する日まで、格安レンズでやりくりするのも1つの手ですよ!