家電おすすめ家電批評が選んだ家電ベストバイ・オブ・ザ・イヤー2025!

家電批評が選んだ家電ベストバイ・オブ・ザ・イヤー2025! 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ

大手メーカーから新興ブランドまで、魅力的な家電・ガジェットが次々と登場し、まさに群雄割拠の時代。そんな中、本音テストの雑誌『家電批評』編集部は、2025年も徹底した実機テストを重ね、あらゆる製品を検証してきました。

そして今回、その膨大なテスト結果の中から、「これは本気でおすすめできる!」と編集部が胸を張って推せる逸品だけを厳選。名付けて──「家電ベストバイ・オブ・ザ・イヤー2025」を発表します!

性能、使いやすさ、コスパ、そして“いかに暮らしを豊かに、便利にできるか”。忖度ナシで、あらゆる角度から評価したうえで選ばれた、“間違いなしの一台”をお届けします。

今回は、「生活家電部門」編をまとめて紹介します!

家電おすすめ【生活家電部門】家電批評2025ベストバイオブザイヤー

【コードレススティック掃除機(2万円以下)】ニトリ「コードレススティッククリーナー MA201SC」

  • ニトリコードレススティッククリーナー MA201SC
  • 最安価格: ¥19,990

総合評価: 4.24

 
総合評価
 4.24

安いのに使い勝手までしっかり設計。さすがニトリ

ニトリ「コードレススティッククリーナー MA201SC」は、雑誌『家電批評』がPB(プライベートブランド)家電特集で実施した2万円以下のスティック掃除機比較で、ビックカメラや無印良品の製品を退け、見事1位を獲得しました。

特に、押しやすい電源ボタンや思い通りに動くヘッドなど、使い勝手に優れている点が高く評価されました。

おすすめポイント
  1. この価格帯では高めの吸引性能
  2. 金属フィルターでお手入れしやすい
がっかりポイント
  1. 付属のアタッチメントは1種類のみ
209mm(約)
奥行
195mm(約)
高さ
970mm(約)
重量
1.1kg(約)
安いのに使い勝手までしっかり設計。さすがニトリ 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ

1万円台(検証時)なのに、電源ボタンは軽い力で押せて、ヘッドもスイスイ動くから、毎日の使用もラクラク。

▼安いコードレス掃除機をもっと比較したい人はこちら

【ポータブル電源(1000Whクラス)】BLUETTI「AORA 100」

  • BLUETTIBLUETTI AORA 100
  • 最安価格: ¥109,800

総合評価: 4.25

 
総合評価
 4.25

トップ級のバッテリー性能と誰でも扱えるわかりやすさ!

BLUETTI(ブルーティ)「AORA 100」は、操作部の日本語化を徹底する、日本の住宅に合う本体色にするなど、中国のブルーティが日本専用モデルとして展開しているポータブル電源。

スペックと実容量の差が少なく、最大で1800W出力が可能とバッテリー性能も優秀です。

おすすめポイント
  1. トップクラスの充電性能
  2. 操作部が全て日本語化されている
がっかりポイント
  1. 16.4kgと持ち運ぶには重たい
340mm
奥行
247mm
高さ
317mm
重量
16.4kg(約)
容量
1152Wh
USB-A出力
4
USB-C出力
1
AC出力
4(定格出力1800W)
電池のタイプ
リン酸鉄リチウムイオン電池
型番
AORA100
トップ級のバッテリー性能と誰でも扱えるわかりやすさ! 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ
トップ級のバッテリー性能と誰でも扱えるわかりやすさ! 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ2

充電スピードが速く、本体を1時間で99%充電可能です。

▼ポータブル電源をもっと比較したい人はこちら

【布団乾燥機】カドー「FOEHN 002」

  • カドーFOEHN 002
  • 最安価格: ¥20,174

総合評価: 4.20

 
総合評価
 4.20

寝る40分前に差し込んでポカポカお布団で就寝!

カドー「FOEHN 002」は、画期的な小型化で布団乾燥機界に革命を起こした布団乾燥機「FOEHN 001」の後継モデル。

なぜか実測では「FOEHN 001」のほうが乾燥力は高かったのですが、「FOEHN 002」もサーモ画像のように、布団全体にしっかり温風を届けてくれます。

夏場は送風モードにすれば、布団を熱くせずに脱臭も可能です。

おすすめポイント
  1. 事前の準備不要で布団乾燥ができる
  2. コンパクトで邪魔にならない
がっかりポイント
  1. 静音モードでの乾燥力は弱い
49mm
奥行
49mm
高さ
135mm
重量
420g(約)
型番
FEN-002
寝る40分前に差し込んでポカポカお布団で就寝! 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ

通常モードでは温風が布団全体に!

【トースター(ハイエンド)】シャープ「ヘルシオトースター AX-WT1」

  • シャープヘルシオ トースター AX-WT1
  • 最安価格: ¥22,999

総合評価: 4.79

 
総合評価
 4.79

「過熱水蒸気」というおいしさが約束されたテクノロジーに識者も感動!

料理研究家があまりのおいしさにテスト後、即買いしたほどの傑作トースターが、このシャープ「ヘルシオトースター AX-WT1」です。

本機の特徴は「過熱水蒸気」で焼くことにあります。100℃を超える過熱水蒸気を庫内に充満させて、パンの乾燥を防ぎつつ焼き上げるため、中はふわふわ、外はサックリと理想的な焼き上がりを実現します。

ふわふわ度を3段階、焼き色を5段階で調節でき、好みのトーストを楽しめます。

おすすめポイント
  1. まさに“サクもち”
  2. トーストと目玉焼きを同時に!
がっかりポイント
  1. トーストの焼き時間は長め
340mm
奥行
363mm
高さ
270mm
重量
5.0kg
一度に焼けるトーストの数
2枚
温度調整可能範囲
120~260℃(約)
型番
AX-WT1-B
さわけん 氏
科学する料理研究家
さわけん 氏 のコメント

好みの食感に調節できる機能が万能。パンのよさを引き出します。

桃世真弓 氏
料理家 スーパーエコごはん研究家
桃世真弓 氏 のコメント

中はアツアツで耳もしっかり焼け、水分を感じる焼き上がりです。

ヘルシオ

ヘルシオ 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ

上の写真は6枚切りのトーストの裏面。ヘルシオは裏面もしっかり焼けます。

▼トースターをもっと比較したい人はこちら

【ロボット掃除機(10万円以下)】シャオミ「Xiaomi ロボット掃除機 X20 Max」

  • シャオミX20 Max
  • 最安価格: ¥63,800

総合評価: 4.05

 
総合評価
 4.05

7万円台なのにモップの自動洗浄まで! 掃除性能も高く、まさにハイコスパ

シャオミ「Xiaomi ロボット掃除機 X20 Max」は、水拭きモップの自動洗浄・乾燥までできる高機能なロボット掃除機。

ミドルクラスとしては7万円台(検証時)と手頃なうえ、テスト環境では、ゴミの吸引率がフローリングで99.9%とほぼ完璧かつ壁際までしっかり水拭きができました。

床に這う電源コードも回避できるため、まさにコストパフォーマンス最強のモデルです。

おすすめポイント
  1. 水拭き・吸引とも性能が高い
  2. 障害物の回避性能が優秀
がっかりポイント
  1. 電源プラグは2ピンへ変換が必要
350mm(本体)、420mm(ドックステーション)
奥行
350mm(本体)、340mm(ドックステーション)
高さ
97mm(本体)、563mm(約、ドックステーション)
重量
3.9kg(約、本体)、8.6kg(約、ドックステーション)
型番
BHR9219JP

before

before 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ

after

after 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ

足跡の汚れ(ピンク部分)を水拭きで、しっかり落としています。

▼ロボット掃除機をもっと比較したい人はこちら

【通勤用 e-Bike】トレック「FX+ 2」

家電批評: ベストバイ[リボンなし]
家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ  トレック FX+ 2 イメージ1
  • トレックFX+ 2
  • 検証時価格: ¥279,290

総合評価: 4.70

 
総合評価
 4.70

片道10km程度に最適な走りと装備、通勤向けの作り込みにプロも感動!

トレック「FX+ 2」は、雑誌『家電批評』の通勤・通学向けe-Bike比較特集で見事1位となりました。

電動アシスト自転車としては軽量な約18kgの車体とパワフルな後輪駆動により、20〜24km/hの高速走行を維持しやすく、交通量の多い幹線道路も安心して走れます。

唯一の弱点は、バッテリーを取り外せないこと。エレベーターのないマンション住まいの人などには、不向きな点が残念です。

ブレーキやギアは日本のシマノ製で安心感があり、初心者にもおすすめできるモデルです。

おすすめポイント
  1. 軽快な走りと十分なパワー
  2. ガソリンスタンドで空気の補充可能な米式バルブのタイヤ
がっかりポイント
  1. バッテリーの着脱ができない
サイズ
S、M、L
重量
17.69kg(Mサイズ)
カラー
サテントレックブラック、サテンミュルサンヌブルー、バイパーレッド
フレーム
アルミニウム
フォーク
アルミニウム
ブレーキ
油圧ディスク
変速
1×9段(42T、11-36T)
ホイール/タイヤ
700×40C
最長航続距離
67km
バッテリー容量
250Wh
田中弾 氏
自転車雑誌ライター
田中弾 氏 のコメント

アシストを切った状態でも走りが軽いです。

片道10km程度に最適な走りと装備、通勤向けの作り込みにプロも感動! 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ
片道10km程度に最適な走りと装備、通勤向けの作り込みにプロも感動! 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ2

泥除けやチェーンガードなどの衣服を汚さない装備、ライトやリアキャリアを標準装備。追加出費なく自転車通勤をはじめられるのは専門家からも好評!

▼e-bike(電動アシスト自転車)をもっと比較したい人はこちら

【ハンディ高圧洗浄機】谷村実業「HANDY POWER」

  • 谷村実業HANDY POWER
  • 最安価格: ¥12,750

総合評価: 4.08

 
総合評価
 4.08

テスト結果はケルヒャー超え。ハンディ高圧洗浄機に新星現る!

谷村実業「HANDY POWER」は、ペットボトル給水ができる高圧洗浄機。

ハンディ高圧洗浄機は、屋外に蛇口がなくてもベランダや自転車の汚れを落とせるとあって、最近ではケルヒャーも参入するなど注目を集めています。

「HANDY POWER」は他製品より水圧が高く洗浄力はNo.1。壁にこびりついたコケをしっかり落とせました。

おすすめポイント
  1. ハンディタイプとしては最も強力
  2. たためないがそのまま自立する
がっかりポイント
  1. 騒音値が80dBを超えておりうるさい
77mm(ノズル装着時)
奥行
270mm(ノズル装着時)
高さ
24mm(ノズル装着時)
重量
917g(約、本体)
モード
5モード
最大許容圧力
2.5MPa
吐出圧力
1.5
吐出水量
100/240l/h
使用時間
25分(約)
バッテリー容量
12000mAh
充電時間
5時間(約)
型番
TP-013-01
テスト結果はケルヒャー超え。ハンディ高圧洗浄機に新星現る! 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ

ホースでバケツからの給水も可能です。稼働時間は約25分です。

【ゴミ収集ドック付きコードレススティック掃除機】シャーク「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO Ⅱ+」

  • シャークShark EVOPOWER SYSTEM NEO Ⅱ+
  • 最安価格: ¥42,800

総合評価: 4.33

 
総合評価
 4.33

階段も家具の下も巧みに入れる小回り番長

シャーク「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO Ⅱ+」は、高性能なスティック掃除機を求める人におすすめです。

吸引力テストでは、フローリングの溝に砂を残した以外はほぼ完璧な性能です。

約1.7kgと高性能機としては軽量かつノズルが折れ曲がるなど小回りも利くので、階段や隙間掃除がスムーズなど、使い勝手も優秀でした。

おすすめポイント
  1. 最新機種には及ばないが十分強い吸引力
  2. 軽量で思い通りに操作できる
がっかりポイント
  1. 本体・ドックとも稼働音が大きい
228mm(スティック形態時)、280mm(収納時)
奥行
160mm(スティック形態時)、262mm(収納時)
高さ
1040mm(スティック形態時)、1060mm(収納時)
重量
1.7kg(約、スティック本体)
型番
LC551JBK
階段も家具の下も巧みに入れる小回り番長 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ

手が小さくても、持ち手から自然に親指が届くように操作ボタンが配置されています。

階段も家具の下も巧みに入れる小回り番長 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ2

清掃後のゴミはドックに集積。ゴミ捨ての頻度を減らせます。

▼ドック付き掃除機をもっと比較したい人はこちら

【衣類乾燥除湿機】パナソニック「F-YHX200B」

  • パナソニックF-YHX200B
  • 最安価格: ¥97,911

総合評価: 4.00

 
総合評価
 4.00

比較した8製品中乾燥性能がNo.1!

パナソニック「F-YHX200B」は、温風をコントロールするルーバーを2分割し、それぞれを異なるスピードで動かすことでワイドに風を送り出せる衣類乾燥除湿機。

ハイブリッド式なので、電気代が高く本体も重たいものの、とにかく衣類乾燥力が高い! 操作性のよさや水捨ての手軽さも特筆ものです。

おすすめポイント
  1. ツインルーバーでムラなく風が洗濯物に届く
  2. 良好な操作性や扱いやすい水タンク
がっかりポイント
  1. 乾燥力が高い分、電気代は高め
378mm
奥行
296mm
高さ
662mm
重量
17.4kg
タンク容量
5.0L(約)
除湿方式
ハイブリッド式
適用畳数
19畳(木造住居、50Hz地域の場合)
型番
F-YHX200B-W
石井和美 氏
家電レビュー歴10年以上のプロレビュアー
石井和美 氏 のコメント

ハード面も操作部もオーソドックスでわかりやすい作りです。

比較した8製品中乾燥性能がNo.1! 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ

乾燥テストは90分間で行いましたが、チノパンの乾燥率は唯一の80%超えです。

▼除湿機をもっと比較したい人はこちら

【加湿器(8〜10畳用)】パナソニック「ヒーターレス気化式加湿機FE-KX05C」

  • パナソニックヒーターレス 気化式加湿機 FE-KX05C
  • 最安価格: ¥22,527

総合評価: 4.13

 
総合評価
 4.13

1日8時間使っても電気代はたった1.5円! 加湿もムラなし!

パナソニック「ヒーターレス気化式加湿機FE-KX05C」は、異なる方式の加湿器を混在させた『家電批評』の加湿器テストで1位に輝きました。

気化式のメリットを上手に生かした、省エネ・低騒音な設計。給水や操作もしやすく、パーツ分解の手間も少なめでした。

おすすめポイント
  1. 強モードでも0.006kWhの省エネ性能
  2. 睡眠中でも邪魔にならない静かさ
がっかりポイント
  1. 加湿量はスチーム式などにやや劣る
375mm
奥行
186mm
高さ
375mm
重量
5.2kg(約)
タンク容量
4.2L
適用畳数
8.5畳(和室)
加湿方式
気化式
加湿量
600ml/h
型番
FE-KX05C-W
1日8時間使っても電気代はたった1.5円! 加湿もムラなし! 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ

4地点の30分後の湿度は「背面65%・正面63%・左隅65%・右隅63%」。各地点の変化をグラフ化すると、湿度の上昇度はゆるやかながらムラなく加湿されています。

【衣類スチーマー】東芝「コードレス衣類スチーマー TAS-X80」

  • 東芝La・Coo S TAS-X80
  • 最安価格: ¥12,440

総合評価: 4.37

 
シワ伸ばし力
 4.72
シャツの仕上がり
 4.50
立ち上がり
 4.50
使い勝手
 3.75
付加機能
 4.80

頑固なシワも強スチームで素早く伸ばす衣類スチーマー

東芝「コードレス衣類スチーマー TAS-X80」は、『家電批評』の衣類スチーマー7製品テストで、見事ベストバイに輝きました。

まず、シワ伸ばし力と仕上がりがダントツでした。7製品のなかで最軽量なうえ、かけ面が大きくすべりやすいので「一番かけやすい!」(石井さん)と識者も絶賛。

また、スチーム量も申し分なく、瞬間的に3倍以上の量を噴射する「倍増ショット」を使えば、手強いシワもラクに伸ばせます。

スタンドからの着脱はやや手間取りますが、アイロンとしても使いやすく、特に単身者やアイロンの使用頻度が少ない人におすすめの一台です。

おすすめポイント
  1. 3倍量以上のスチームを噴射
  2. コードレスでも使える
  3. 7製品でテストした中で最も軽い
176mm
奥行
71mm
高さ
128mm
重量
650g(約)
コードの長さ
2.0m(約)
タンク容量
130ml(約)
スチーム量
20g/分(約、平均、最大)
型番
TAS-X80(K)
石井和美 氏
家電レビュー歴10年以上のプロレビュアー
石井和美 氏 のコメント

本体を持ちやすく、かけ心地がなめらかで一番快適でした! 付加機能も便利です。

3倍量のスチーム噴射ができ最軽量でかけやすさも優秀

スチームは衣類や目的に合わせ3段階に調節でき、瞬間的にスチーム量を倍増する機能を搭載。本体は650gと軽くて持ちやすいので、大きなシワを素早くラクに伸ばせ、シワ伸ばし力と仕上がりの評価はトップです。

さらに、設定温度に達するとブザー音で知らせる機能や、コードレスなど付加機能も充実しています。

スチームの量
スチームの量 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ

各製品のスチーム量

スチームの量 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ2

※コード付き最大値(公称値)

スチームの量 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ3

スチーム量は4位のティファール(DT7131J0)と比べても大差がなく、連続スチームも安定していました。低温設定したスチーム噴射も可能でデリケートな衣類の仕上げに向いています。また、通常量の3倍以上を約1秒間噴射する「倍増ショット」を使うと、シワの深い服でもラクに伸ばせました。

シワ伸ばし力と仕上がり

BEFORE

シワ伸ばし力と仕上がり 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ

AFTER

シワ伸ばし力と仕上がり 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ2

綿シャツ前後の身頃にある大きなシワを伸ばすのにかかった時間は1分18秒で、7製品のうち最速。かけ面が大きくスチーム穴の数が14個と多いうえ、360度全方向にスチームを噴射するので、1度の操作でムラなくシワを伸ばせました。

【コーヒー豆焙煎機】ダイニチ「MR-SVF60B」

  • ダイニチコーヒー豆焙煎機 MR-SVF60B
  • 最安価格: ¥39,820

総合評価: 3.80

 
総合評価
 3.80

おまかせで狙い通りの焙煎具合! 性能も使いやすさもピカイチです

高価格帯の製品が中心のコーヒー豆焙煎機に、家庭で使いやすいサイズと価格で一石を投じたダイニチの「MR-F60A」。ダイニチ「MR-SVF60B」は、その上位モデルです。

焙煎レベルが7段階+エスプレッソに増え、より好みに合わせた焙煎度が選べるようになりました。

使い方は従来と変わらず非常に簡単で、豆を投入して焙煎レベルを選んだらスタート。

一番浅煎りの「L1」であれば60gの生豆が約16分(冷却時間含む)で仕上がりました。放っておくだけでしっかり深さの違いがわかる焙煎具合になるのはさすが。

コーヒー好きのベストアイテムとして側に置きたい逸品です。

おすすめポイント
  1. ポットサイズのコンパクトさ
  2. 焙煎度合いが変えられる
がっかりポイント
  1. 稼働音が大きめ
241mm
奥行
186mm
高さ
280mm
重量
2.3kg(約)
消費電力
1300W
焙煎方式
熱風式
焙煎メニュー
8種
生豆投入量
60g
焙煎時間
16~25分(約、冷却時間含む)
型番
MR-F60A
三輪徳子 氏
カフェ・トロワバグ オーナー
三輪徳子 氏 のコメント

焙煎時の騒音はやや気になりますが、卓上で使えるサイズ感と手を出しやすい価格はとても魅力的です!

7種類の焙煎の違いがはっきり出ていました

M3(中煎り3)の試飲評価
M3(中煎り3)の試飲評価 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ

各焙煎具合で入れたコーヒーの試飲では、M3(中煎り3)の段階が一番おいしく感じられました。

L1(浅煎り1)
L1(浅煎り1) 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ
D2(深煎り2)
D2(深煎り2) 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ

L1(浅煎り1)〜M2(中煎り2)までの焙煎段階では仕上がりにムラが見られましたが、M3(中煎り3)〜D2(深煎り2)では均一に仕上がっています。選択した焙煎レベルに合わせた違いがしっかり出ている点で高評価です。

【電気ヒーター(セラミック)】コイズミ「セラミックヒーターKPH-1247」

  • コイズミセラミックヒーター KPH-1247
  • 最安価格: ¥8,973

総合評価: 4.08

 
総合評価
 4.08

広範囲に届く熱で全身しっかり暖まる

コイズミ「セラミックヒーターKPH-1247」は、速暖性と、やさしい温風が特徴のセラミックヒーター。

本製品は座った状態で腰から首元までの広範囲を暖められ、使用場所に合わせてタテ・ヨコ置きが選べる満足度が高い製品です。

おすすめポイント
  1. 熱が届く範囲が広く全身暖まる
  2. タテ置き・ヨコ置きのどちらでも使える
  3. リモコン付属で遠隔操作も可能
がっかりポイント
  1. ヨコ置きだと背が低くパネル操作しにくい
520mm(約)
奥行
125mm(約)
高さ
265mm(約)
重量
3.4㎏(約)
出力
750W、1000W、1200W
人感センサー
型番
KPH-1247/W

▼セラミックヒーターをもっと比較したい人はこちら

【炊飯器(1万円以下)】ハイアール「3合炊きマイコンジャー炊飯器 JJ-M32B」

  • ハイアール3合炊き マイコンジャー炊飯器 JJ-M32B
  • 最安価格: ¥7,650

総合評価: 3.75

 
総合評価
 3.75

炊き立ての味はダントツ、操作もラクで機能も十分!

ハイアール「3合炊きマイコンジャー炊飯器 JJ-M32B」は、約8000円(検証時)と格安のマイコン式炊飯器ながら、「通常」「早炊き」「冷凍ご飯」のおいしさ評価項目で高評価を獲得。

特に早炊きではかたさが残る製品が多い中、程よい弾力感と旨み、食感のよさが光りました。

おすすめポイント
  1. 「おいしさ」はどの項目も好評価を獲得
  2. 炊飯モードが充実
  3. 液晶が大きく操作もスムーズ
がっかりポイント
  1. お手入れがやや手間
236mm
奥行
282mm
高さ
191mm
重量
2.9kg(約)
加熱方式
マイコン式
最大炊飯容量
0.54L
消費電力
460W
メニュー数
9種
冷凍モード
クリーン機能
型番
JJ-M32B(W)

▼安い炊飯器をもっと知りたい人はこちら

【電気スチーマー】ラッセルホブス「クイックミニスチーマー 3000JP」

  • ラッセルホブスクイックミニスチーマー 3000JP
  • 最安価格: ¥4,447

総合評価: 3.91

 
総合評価
 3.91

スチーム温度に優れ小型で使いやすい

ラッセルホブス「クイックミニスチーマー 3000JP」は、本体サイズが小型のため一度の調理量は限られるものの、その分スチーム温度が高く、短時間で調理できるのが魅力です。

操作もダイヤルを回すだけと迷いなく行えます。各パーツもコンパクトで洗いやすいため、日常的な使用も苦になりません。

おすすめポイント
  1. しっかり適度に蒸せる
  2. 小型で設置性は高い
  3. 操作がわかりやすい
がっかりポイント
  1. 単モードで容量は小さい
155mm
奥行
135mm
高さ
260mm
重量
0.85kg
コード長
1.0m
消費電力
350W
型番
3000JP

【扇風機】シロカ「サーキュレーター扇風機シロカのポチタマ扇 SF-V251」

  • シロカDC音声操作サーキュレーター扇風機 シロカのポチタマ扇(2025年モデル) SF-V251
  • 最安価格: ¥13,600

総合評価: 4.08

 
総合評価
 4.08

強い風を遠くまで届けられる機能充実の扇風機

シロカ「サーキュレーター扇風機シロカのポチタマ扇」は、最大風速で他を寄せ付けない5.4m/sを記録し、ムラの少ない強い風を遠くまで届けられました。

離れた位置から音声で自動操作や首振りの微調節ができ、使い勝手にも優れます。

おすすめポイント
  1. 強い風が遠くまで届く
  2. 音声操作やみまもり機能が便利
がっかりポイント
  1. コードレスにはならない
360mm
奥行
300mm
高さ
680~880mm
重量
4.2kg(約)
高さ調節
680~880mm
風量切替
8段階
最大騒音
56.5dB
定格出力
25W
型番
SF-V251

▼扇風機をもっと比較したい人はこちら

【ペット用自動給餌器】うちのこエレクトリック「カリカリマシーンV2」

  • うちのこエレクトリックカリカリマシーン V2
  • 最安価格: ¥10,782

総合評価: 3.66

 
総合評価
 3.66

迷わず使えるカンタン給餌器

うちのこエレクトリック「カリカリマシーンV2」は、シンプルな設計で使いやすく、特にエサ管理のしやすさが優れていました。

肝心の給餌量のバラ付きも、±0.5gほどに納まる正確さでした。

おすすめポイント
  1. 構造がシンプルで使いやすい
  2. 各パーツのお手入れがしやすい
がっかりポイント
  1. 本体がわずかに倒れやすい
240mm(約、フードトレイ設置時)
奥行
317mm(約、フードトレイ設置時)
高さ
380mm(約、フードトレイ設置時)
重量
2.3kg(約)
型番
UE-TM-V2

▼自動給餌器についてもっと知りたい人はこちら

【ポータブル電源(200Whクラス)】EcoFlow「RIVER 3」

家電批評: ベストバイ[リボンなし]
家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ EcoFlow RIVER 3 イメージ1
  • EcoFlowRIVER 3
  • 最安価格: ¥16,990

総合評価: 4.02

 
総合評価
 4.02

充電力から使いやすさまで死角のない性能を発揮!

EcoFlow「RIVER 3」は、バッテリー用量は公称値の230Whに対して実測で210Whと、容量率91.3%を記録。ロス率の低さは群を抜いて優秀でした。

ACはもちろん、USB-A・Cにシガーソケットとポートも充実しています。

おすすめポイント
  1. 充電性能は総じて優秀
  2. 液晶画面は明るく見やすい
  3. ポートの種類も充実
がっかりポイント
  1. 付加機能は多くない
255mm
奥行
212mm
高さ
113mm
重量
3.5kg(約)
容量
230Wh
USB-A出力
2
USB-C出力
1
AC出力
2(定格出力300W)
電池のタイプ
リン酸鉄リチウムイオン電池

▼ポータブル電源をもっと比較したい人はこちら

【空気清浄機(ハイエンド)】シャープ「加湿空気清浄機 KI-UX100」

  • シャープ加湿空気清浄機 KI-UX100
  • 最安価格: ¥117,177

総合評価: 4.08

 
吸引力
 4.00
脱臭力
 4.50
センサー
 4.67
消費電力
 2.00
機能性
 4.67
静音性
 3.50
操作性
 4.75
メンテナンス
 3.00
設置性
 4.00

風量や運転コースが豊富! 機能充実な高性能モデル

大きめのリビングにも対応するハイエンドクラス空気清浄機において、前年モデルに続きシャープ(SHARP)「加湿空気清浄機 KI-UX100」が1位を獲得し、ベストバイ連覇を達成しました。

シャープの強みは高感度のセンサーです。擬似花粉の検知テストでは2mの距離で6秒と、テストした5製品の中で最も素早く反応し、すぐに強モード運転に切り替わりました。

また、ホコリやニオイも3mの距離で検知するなど、センサー感度は抜群です。室内に侵入する花粉を素早く防ぎたいのであれば、本製品が最も適していると言えます。

機能面では、多彩な運転モードや加湿機能、イオン発生機能に加え、室内の粒子数を液晶表示する「AIモニター」により、空気環境の見える化を実現しています。

また、前モデルから引き続き採用されている、室内のキレイ度の基準値を高めた「AI AUTOモード」を搭載しており、クリーンな空気基準に達するまで自動で運転し続けます。

一方で、消費電力の高さ(年間電気代約5000円)やメンテナンスの手間、交換パーツのコスト(年間平均6000円以上)が割高である点は、やや難点です。

とはいえ、高めの本体価格やランニングコストを差し引いても、一年中使いたい、特に換気しにくい冬でも空気環境を保ちたいのなら、本製品を選ぶのが最善の選択と言えるでしょう。

おすすめポイント
  1. センサー感度が優秀
  2. AIモニターなど機能面も充実
  3. 多彩な運転モードや付加機能
がっかりポイント
  1. 消費電力が年間約5000円
  2. 交換部品が多く維持費もやや高め
427mm
奥行
305mm
高さ
700mm
重量
14.0kg(約)
適用床面積
46畳(空気清浄)、31畳(加湿※洋室での加湿適用床面積)
フィルター交換目安
10年(集塵、脱臭、加湿)
付加機能
加湿、イオン発生
型番
KI-UX100-H

【吸引力】背面にある大型吸引口からパワフルに吸引します

【吸引力】背面にある大型吸引口からパワフルに吸引します 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ

本体背面の大部分を占める大型吸引口で、ホコリやニオイを逃さずキャッチ。

【吸引力】背面にある大型吸引口からパワフルに吸引します 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ2

擬似花粉を使った参考テストでは除去率98.3%と抜群の吸引力でした。

【脱臭力】タバコから出た有害成分はアセトアルデヒド・酢酸がやや残った

アンモニアは100%除去
アンモニアは100%除去 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ

タバコのガス成分の除去率は92.5%と優秀。アンモニアは完全に除去できましたが、アセトアルデヒドと酢酸がやや残りました。

【センサー】センサーの感度は5製品中トップ!花粉の検知は最速でした

本体側面に高感度センサー搭載
本体側面に高感度センサー搭載 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ
本体側面に高感度センサー搭載 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ2

センサーの感度はトップの成績です。検知が苦手な製品が多い花粉のテストでも、2mの距離で擬似花粉にすばやく反応。室内に侵入する花粉も吸引できそうです。

【消費電力】電気代は年間約5000円と高め。省エネ性能はイマイチ……

【消費電力】電気代は年間約5000円と高め。省エネ性能はイマイチ…… 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ

消費電力は年間約5000円(検証時)とお高めなのがデメリット。特に強モード時は電力消費が多めで運転音も大きくなります。

【機能性】空気環境を「見える化」した「AIモニター」など機能面も充実

【機能性】空気環境を「見える化」した「AIモニター」など機能面も充実 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ

室内の粒子数を数値と色で表示する「AIモニター」を搭載し、常に室内の空気環境を「見える化」。電気代や現在の温湿度なども表示します。

また、「花粉」「飛沫粒子」など運転モードも多彩。加湿機能やプラズマクラスターNEXTによるイオン発生など付加機能も充実しています。

シャープ独自の「音声ガイド」やAUTOモード」を搭載
シャープ独自の「音声ガイド」やAUTOモード」を搭載 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ

外国語や方言などにもカスタム可能なシャープ独自の音声ガイドが、室内環境やお手入れ時期などをお知らせ。さらに、「AI AUTOモード」が検知した粒子数によって風量を制御します。

※音声内容はイメージです。

【操作性】本体のボタンが押しやすく優秀。AI搭載のアプリも高評価

操作しやすい大きめのボタン
操作しやすい大きめのボタン 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ

大きめボタンの操作面は本体天面に集約されています。

運転を最適化するAIを搭載
運転を最適化するAIを搭載 家電批評ベストバイオブザイヤーおすすめ イメージ

また、スマホアプリ「COCORO AIR」により天気や花粉飛来情報を分析して運転を最適化。過去データも学習してAIによる制御がさらに進化します。

▼空気清浄機をもっと比較したい人はこちら

以上、家電批評「家電ベストバイ・オブ・ザ・イヤー」生活家電部門に選ばれた、おすすめ製品の紹介でした。

2025年の生活家電は、ロボット掃除機の自動洗浄化、気化式加湿器の省エネ進化など、「ほっといても家が整う」方向に大きく進化しています。

本記事で紹介したベストバイ家電は、どれも実機テストで優秀だったものばかり。生活がラクになる一台を探している人は、このランキングから選べばまずハズしません。

ぜひ、製品選びの参考にしてください!

家電ベストバイ・オブ・ザ・イヤー2025の記事一覧はこちら

家電批評オブザイヤー