【選び方】“容量”と“出力”がポイント
まずは、大容量ポータブル電源を選ぶときのポイントを押さえておきましょう。
ポイント1:容量の大きさによって用途が変わる
「とにかく容量の大きなものを買っておこう」というのは大間違い。大容量ポータブル電源は容量が大きくなるにつれて、価格もサイズもアップします。必要以上に大容量なものを買うと、財布も寂しくなるし、置く場所にも困ってしまうので、用途に合ったものを選ぶことが大切です。
【容量:1000Wh〜】連泊のキャンプや災害時でも心強い容量

1000Whを超える容量があれば、無駄使いをしない限りは家族で2、3日は電気に困りません。
【容量:500W〜1000W】1泊のキャンプに適した売れ筋の容量

手頃な価格と、持ち運びやすいサイズ、そして、1泊のキャンプに適した容量ということで、製品自体も豊富です。
【容量:250W〜500W】日帰りBBQならコレで十分!

泊まりがけのキャンプで使用するには不安ですが、複数でのちょっとしたお出かけにはぴったりです。
ポイント2:使いたいものにあわせて出力を選ぶ

大容量ポータブル電源を選ぶ際は、使用したい電化製品に必要な出力があるのか確認することが大切。また、出力される電気の波がキレイな曲線(正弦波)を描いていることも重要。なお、今回の24製品は全て正弦波で出力するものばかりです。
▼電化製品の使用に必要な出力の目安
1000W〜 | ホットプレート/電気ケトル/ドライヤー |
500W〜1000W | コーヒーメーカー/電気ストーブ/電子レンジ |
250W〜500W | プロジェクター/ミキサー/電動ドリル/電動のこぎり |
50W〜250W | 液晶テレビ(40V型)/ノートパソコン/小型冷温庫 |
〜50W | スマホ/電気スタンド/扇風機/スピーカー |
※電子レンジや電動工具など、起動電力(電化製品を起動させるための電力)が定格出力の1.1〜8倍必要な製品もあります。
今回の検証方法

今回は大容量ポータブル電源24製品をピックアップ。「容量」と「出力」を含めた以下の5項目を採点し、容量別にランキング化しました。
検証1:使い勝手

「使い勝手」は20点満点で採点。内訳として「持ち運びやすさ」が10点、「付加機能」が10点となります。
「持ち運びやすさ」は本体の実重量を測定して評価するだけでなく、取手の有無とその構造をベースに、実際に持ってみた体感も採点に加えました。
「付加機能」は本体のモニターの表示内容や、LEDライトの有無、充電速度の調節の可否などといった便利な機能に対して点数をつけました。珍しい機能である、バッテリー交換やアプリでの調節機能にも点数をつけています。
検証2:ポート

シガーソケット(CS)からUSB-Aのクイックチャージ(QC)までポートを点数化。QCにはAnker独自のiQも含める一方、USB-Aとは区別しました。
検証3:容量

充電が空になるまで電球を灯し続け、計測器で実容量を測定。実容量から1万円あたりの容量と1kgあたりの容量を算出した“ウェイトパフォーマンス”も評価に加えました。
検証4:出力

ポータブル電源を使って灯すことのできる100W電球の数をチェックし、その際の出力を計測器で確認。容量に応じて出力に点数をつけました。
検証5:充電速度
ポータブル電源の充電量をゼロにした状態から、1時間充電を行い、ワットモニターに表示された数値から充電された電気量を測定。その量を10点満点で採点しました。
なお、小数点以下は四捨五入して合計点数を算出しています。
それでは、「500~1000Whタイプ」「1000Wh~タイプ」「200~500Whタイプ」の容量別に大容量ポータブル電源のおすすめランキングを発表します。
重さも価格もちょうどいい!|容量:500~1000Whタイプ

はじめに、1泊のキャンプに適した売れ筋の容量タイプを10製品ご紹介します。
EcoFlow「DELTA mini」
EcoFlow
DELTA mini
実勢価格:11万5500円
サイズ:W378×D184×H240mm
重量(本体のみの実測値):10.5kg
サイクル:公称800回
ポート:AC/5、DC/2、CS/1、Qi/0、QC/1、USB-A/2、USB-C/1
容量:実測710Wh(公称882Wh)、1万円あたり62Wh、1kgあたり68Wh
AC出力:実測1400W(定格出力1400W)
充電速度:1時間の回復量780Wh(公称容量の約88%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
80/100点 | 13/20点 | 5/10点 | 22/30点 | 30/30点 | 10/10点 |
A+評価のEcoFlow「DELTA mini」は、1泊2日のキャンプ用途でよく使用されている500Wh〜1000Whの大容量ポータブル電源の中で注目を集めている製品です。
シリーズ最軽量のモデルですが、上位機種に引けをとらない性能。検証結果も出力1400Wというパワーと急速充電780Whという蓄電能力でほかの電源を圧倒しました。少々値が張るのだけがネックですが、屋外で使用した際に電化製品を動かせないという心配がなくなるので、資金に余裕がある人は「DELTA mini」をオススメします。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 7点 |
付加機能 | 6点 |
10kg超と、このクラスでは重めですが、どっしりとして安定しています。アプリで電源のモニタリングや充電速度の調節が可能です。
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 3点 |
USBポート | 2点 |
USBポートは平均的な数ですが、ACコンセントが5つと豊富。USB-Cの規格に100Wを採用し、高速充電に対応しています。
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 10点 |
1万円あたりの実容量 | 6点 |
1kgあたりの実容量 | 6点 |
実容量は8割と平均値に抑えられています。高出力に対して容量に物足りなさを感じる人は上のクラスにするといいでしょう。
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 15点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 15点 |

テストでは、15個の100W電球を点灯させられました。実測では定格出力をわずかに上回る出力を確認でき、高出力のドライヤーや複数の電化製品を同時に動かせます。
充電速度
1時間の充電で780Whを蓄電しました。バッテリーに負荷をかけたくない人は時間をかけて充電することも可能です。
EENOUR「P703」
EENOUR
P703
実勢価格:9万4473円
サイズ:W272×D215×H238mm
重量(本体のみの実測値):7.0kg
ポート:AC/4、DC/2、CS/2、Qi/0、QC/2、USB-A/2、USB-C/2
容量:610Wh(公称710Wh)、1万円あたり65Wh、1kgあたり87Wh
AC出力:実測700W(定格出力700W)
充電速度:1時間の回復量140Wh(公称容量の約20%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
68/100点 | 11/20点 | 7/10点 | 22/30点 | 24/30点 | 4/10点 |
A評価のEENOUR「P703」は、バッテリーの実容量が610Whと多く、出力も700Wとほとんどの電化製品を動かせるポータブル電源。テスラ製の最新バッテリーが内蔵されています。
本機が優れているのはズバリ使い勝手で、タフなボディに大きくて見やすいディスプレイが特徴です。またACコンセントが4つ、USBポートが6つあり、このクラスの出力ポート数としてはかなり充実しているといえます。
そのうえ本体にライトが2つ装備されているのもポイントで、アウトドア使いで役に立つこと間違いなし。ユーザー目線で作られた使い勝手のいいポータブル電源です。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 8点 |
付加機能 | 3点 |
堅牢なつくりで握りやすい取手。大きく見やすいディスプレイ表示に加え、2つのライトで真夜中でも明るく照らしてくれます。
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 4点 |
USBポート | 3点 |
ACが4つ、USBが6つと出力ポート数が豊富。100W規格のUSB-Cを2つも搭載していて、複数人で行くキャンプに最適です。
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 8点 |
1万円あたりの実容量 | 8点 |
1kgあたりの実容量 | 6点 |
計測した実容量はほかの電源と比較して高め。1kgあたりの容量も優秀な数値で、コスパの高さがうかがえます。
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 12点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 22点 |

7個の100W電球を点灯させられました。定格出力700Wと高めで多くの大抵の電化製品を動かせます。アウトドアで使用する電化製品程度なら複数使用も可能です。
充電速度
ACアダプタによる充電は少々時間が必要。USB-Cを使った高速充電ができるので急ぐときは併用しましょう。
Volt magic「PB3000メガ」
Volt Magic
PB3000メガ
実勢価格:18万4800円
サイズ:W474×D324×H326mm
重量(本体のみの実測値):20.2kg
サイクル:公称3500回
ポート:AC/2、DC/1、CS/1、Qi/0、QC/2、USB-A/0、USB-C/1
容量:実測710Wh(公称921Wh)、1万円あたり35Wh、1kgあたり38Wh
AC出力:実測2000W(定格出力2000W)
充電速度:1時間の回復量760Wh(公称容量の約83%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
65/100点 | 7/20点 | 4/10点 | 14/30点 | 30/30点 | 10/10点 |
A評価だったVolt magic「PB3000メガ」の最大の特徴は圧倒的な高出力。出力はこのクラス最大の2000Wで電子レンジを稼働させられるほどです。
また背面に充電用のケーブルが内蔵されていて、アダプタを経由せず直接コンセントから充電することができます。その充電時間は速く、1時間の充電で約80%もの電力を蓄電しました。
しかし残念な点もあります。本機のサイズがかなり大きくて重い……。サブバッテリー(2048Wh)併用で3000Wh級の大容量バッテリーになりますが、本機とサブバッテリーを車に積むとキャンプ道具を積むスペースがなくなります。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 4点 |
付加機能 | 3点 |
サブバッテリーを稼働させることを考慮しても、とにかく重い。サブバッテリーも重いので持ち運びにはかなり難儀しそうです。
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 2点 |
USBポート | 2点 |
AC、USBともに出力ポート数は少なめ。とくにACコンセントは少なく、せっかくの高出力がもったいない気もします。
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 10点 |
1万円あたりの実容量 | 2点 |
1kgあたりの実容量 | 2点 |
公称値は921Whですが実容量が710Whと高くありません。また価格が高いので容量に対するコスパも低いです。
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 15点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 15点 |

20個の100W電球を点灯させられました。パワフルな出力で様々な電化製品を動かせます。電動工具も問題なく稼働するので作業現場などでも重宝しそうです。
充電速度
実際に1時間充電してみたところ760Whを蓄電、82%まで回復しました。1.5時間もあれば満充電ができる優秀さです。
BLUETTI「EB70」
BLUETTI
EB70
実勢価格:7万8980円
サイズ:W320×D217×H222mm
重量(本体のみの実測値):9.8kg
サイクル:公称2500回
ポート:AC/4、DC/2、CS/1、Qi/1、QC/0、USB-A/2、USB-C/2
容量:実測530Wh(公称716Wh)、1万円あたり67Wh、1kgあたり54Wh
AC出力:実測700W(定格出力700W)
充電速度:1時間の回復量220Wh(公称容量の約31%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
62/100点 | 10/20点 | 6/10点 | 16/30点 | 24/30点 | 6/10点 |
B評価のBLUETTI「EB70」は、安全性が高く電池の寿命が長いポータブル電源です。
公称値容量や出力、充電速度をスペック上で判断するといずれも合格点ですが、実容量を計測したところ716Whに対して530Whしかありませんでした。小型でライトも装備して使い勝手に優れていただけに悔やまれます。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 7点 |
付加機能 | 3点 |
Qi充電やライトを搭載し使いやすいです。ディプレイに残量時間が表示されるとなおいいです。
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 5点 |
USBポート | 1点 |
ACコンセント4つ、USBはQiを含めて5つと心強い出力ポート数。USB-Cの規格は100Wです。
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 6点 |
1万円あたりの実容量 | 4点 |
1kgあたりの実容量 | 6点 |
実容量が公称値の74%と低い計測結果に。コスパなどの数字も振るいませんでした。
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 12点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 12点 |

6個の100W電球を点灯させられました。家電製品の故障を防ぐため、定格出力700Wを少しでもオーバーすると電源が落ちました。
※電球点灯時のワットモニターは700Wを示していました。
充電速度
ACアダプタによる充電は31%を回復。搭載されているUSB-Cからは充電できません。
Anker「PowerHouse II 800」
Anker
PowerHouse II 800
実勢価格:7万4800円
サイズ:W300×D185×H204mm
重量(本体のみの実測値):8.6kg
サイクル:公称400回
ポート:AC/2、DC/2、CS/1、Qi/0、IQ/4、USB-A/0、USB-C/2
容量:実測600Wh(公称778Wh)、1万円あたり80Wh、1kgあたり70Wh
AC出力:実測500W(定格出力500W)
充電速度:1時間の回復量130Wh(公称容量の約17%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
61/100点 | 11/20点 | 6/10点 | 22/30点 | 18/30点 | 4/10点 |
B評価のAnker「PowerHouse II 800」は、お馴染みの漆黒のボディに多くのUSBポートを搭載。実容量の高さが魅力で、1万円あたりの容量も高くコスパに優れているポータブル電源です。
シガーソケットだけでなく、ACもカバー付き。サポート面も充実しているのがポイント。大容量ポータブル電源を始めて買う人におすすめです。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 7点 |
付加機能 | 4点 |
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 3点 |
USBポート | 3点 |
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 8点 |
1万円あたりの実容量 | 6点 |
1kgあたりの実容量 | 8点 |
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 9点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 9点 |

5個の100W電球を点灯させられました。
Jackery「ポータブル電源 708」
Jackery
ポータブル電源 708
実勢価格:7万9800円
サイズ:W299.7×D191.5×H190.5mm
重量(本体のみの実測値):6.7kg
サイクル:公称500回
ポート:AC/2、DC/0、CS/1、Qi/0、QC/1、USB-A/1、USB-C/1
容量:実測570Wh(公称708Wh)、1万円あたり71Wh、1kgあたり85Wh
AC出力:実測500W(定格出力500W)
充電速度:1時間の回復量190Wh(公称容量の約27%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
54/100点 | 9/20点 | 3/10点 | 20/30点 | 18/30点 | 4/10点 |
目立つ色がキャンプ場で映えるデザインのJackery「ポータブル電源 708」がB評価に。キャンパーたちに人気のJackery製のリチウムイオンバッテリーは近年の大容量バッテリーの著しい進化で、性能的には標準型です。安全性の高さは折り紙付きといえます。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 8点 |
付加機能 | 1点 |
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 2点 |
USBポート | 1点 |
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 6点 |
1万円あたりの実容量 | 8点 |
1kgあたりの実容量 | 6点 |
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 9点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 9点 |

5個の100W電球を点灯させられました。
Owltech「OWL-LPBL172801」
Owltech
OWL-LPBL172801
実勢価格:6万6880円
サイズ:約W290×D210×H205mm
重量(本体のみの実測値):6.9kg
ポート:AC/2、DC/2、CS/1、Qi/0、QC/0、USB-A/3、USB-C/1
容量:実測520Wh(公称622Wh)、1万円あたり78Wh、1kgあたり76Wh
AC出力:実測600W(定格出力600W)
充電速度:1時間の回復量90Wh(公称容量の約15%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
51/100点 | 9/20点 | 4/10点 | 18/30点 | 18/30点 | 2/10点 |
B評価のOwltech「OWL-LPBL172801」は、がっしりボディでライト付きの大容量ポータブル電源。小型で持ち運びやすく使い勝手がいい製品です。そのうえ価格に対して容量が多めでコスパも高いといえます。一方でACアダプタによる充電速度が遅いので、USB-Cを併用しましょう。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 8点 |
付加機能 | 1点 |
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 2点 |
USBポート | 1点 |
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 6点 |
1万円あたりの実容量 | 6点 |
1kgあたりの実容量 | 6点 |
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 9点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 9点 |

6個の100W電球を点灯させられました。
ELECAENTA「S600W」
ELECAENTA
S600W
実勢価格:7万9800円
サイズ:W290×D160×H198mm
重量(本体のみの実測値):7.4kg
サイクル:公称1000回
ポート:AC/2、DC/2、CS/1、Qi/0、QC/3、USB-A/0、USB-C/1
容量:実測420Wh(公称740Wh)、1万円あたり53Wh、1kgあたり57Wh
AC出力:実測600W(定格出力600W)
充電速度:1時間の回復量200Wh(公称容量の約27%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
51/100点 | 10/20点 | 5/10点 | 12/30点 | 18/30点 | 6/10点 |
B評価のELECAENTA「S600W」は、今回の検証では実容量は420Whでした。バッテリー交換式という珍しいタイプで、1時間で200Whが溜まる充電速度も魅力的。そのうえ100W規格のUSB-CとのW充電も可能です。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 7点 |
付加機能 | 3点 |
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 3点 |
USBポート | 2点 |
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 4点 |
1万円あたりの実容量 | 4点 |
1kgあたりの実容量 | 4点 |
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 9点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 9点 |

6個の100W電球を点灯させられました。
Smart Tap「PowerArQ3」
Smart Tap
PowerArQ3
実勢価格:7万9800円
サイズ:W295×D225×H230mm
重量(本体のみの実測値):7.9kg
ポート:AC/2、DC/0、CS/1、Qi/1、QC/2、USB-A/2、USB-C/1
容量:実測420Wh(公称555Wh)、1万円あたり53Wh、1kgあたり53Wh
AC出力:実測500W(定格出力500W)
充電速度:1時間の回復量230Wh(公称容量の約41%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
50/100点 | 11/20点 | 3/10点 | 12/30点 | 18/30点 | 6/10点 |
B評価のSmart Tap「PowerArQ3」は、キャンプになじむ本体カラーが特徴で、ポートにカバーが付いているのが心憎いです。秀でているのはバッテリーの交換ができるところでしょうか。買い換える必要がないのは心強いです。USBの種類が豊富ですが、全体的に性能は平均点でした。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 7点 |
付加機能 | 4点 |
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 2点 |
USBポート | 1点 |
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 4点 |
1万円あたりの実容量 | 4点 |
1kgあたりの実容量 | 4点 |
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 9点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 9点 |

5個の100W電球を点灯させられました。
AUKEY「PS-MC06」
AUKEY
PS-MC06
実勢価格:6万4800円
サイズ:W308×D179×H194mm
重量(本体のみの実測値):6.3kg
サイクル:公称500回
ポート:AC/2、DC/1、CS/1、Qi/0、QC/1、USB-A/2、USB-C/1
容量:実測450Wh(公称550Wh)、1万円あたり69Wh、1kgあたり72Wh
AC出力:実測500W(定格出力500W)
充電速度:1時間の回復量70Wh(公称容量の約11%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
49/100点 | 9/20点 | 4/10点 | 16/30点 | 18/30点 | 2/10点 |
C評価となったAUKEY「PS-MC06」は、大きなディスプレイで数値が見やすく軽さもうれしいところ。しかし充電性能が低く、1時間の充電で70Whという結果に。実容量が450whなので、時間がかかります。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 8点 |
付加機能 | 1点 |
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 2点 |
USBポート | 2点 |
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 4点 |
1万円あたりの実容量 | 6点 |
1kgあたりの実容量 | 6点 |
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 9点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 9点 |

6個の100W電球を点灯させられました。
2、3日平気で使える|容量:1000Wh~タイプ

続いて、災害時にも心強い大容量タイプを8製品ご紹介します。
EcoFlow「DELTA Max(2000)」
EcoFlow
DELTA Max(2000)
実勢価格:24万2000円
サイズ:W497×D242×H305mm
重量(本体のみの実測値):21.6kg
サイクル:公称800回
ポート:AC/6、DC/2、CS/1、Qi/0、QC/2、USB-A/2、USB-C/2
容量:1810Wh(公称2016Wh)、1万円あたり75Wh、1kgあたり84Wh
AC出力:実測2000W(定格出力2000W)
充電速度:1時間の回復量1100Wh(公称容量の約55%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
81/100点 | 10/20点 | 7/10点 | 24/30点 | 30/30点 | 10/10点 |
1000Wh~タイプでA+評価だったEcoFlow「DELTA Max(2000)」。検証結果は目を見張るものがあり、頭ひとつ抜きに出た存在でベストバイに輝きました。
定格出力は2000Wあり、電気ストーブやドライヤーを余裕をもって使用できます。また充電速度も優秀で、わずか1時間で1100Wを蓄電。他の製品に比べて圧倒的な速度で充電が完了します。
そして驚きなのはアプリで電池容量の確認だけでなく、充電速度を調節できるところ。バッテリーに負荷をかけずにゆっくり充電することもできます。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 4点 |
付加機能 | 6点 |
重量は重めですが、重心が下部にあるので、上に物を乗せても安定しています。また、予備のバッテリーで容量を拡張できます。
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 4点 |
USBポート | 3点 |
全15口から電源を確保できます。USB-Cが2口あり、100W出力に対応していますがUSB-Cからの充電はできません。
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 10点 |
1万円あたりの実容量 | 8点 |
1kgあたりの実容量 | 6点 |
公称値2016Whに対し、実容量は約90%と優秀。重量はあるほうですが、1kgあたりの容量を考えると十分満足できます。
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 15点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 15点 |

20個の100W電球を点灯させられました。出力が2000Wもあるため、様々な電化製品が同時に利用することができます。これ一台あれば電気の不安はありません。
充電速度
1時間の充電で容量の半分以上を回復。約2時間で充電が完了する計算です。またアプリで充電時間の調節も可能です。
MATERAS「M2000」
MATERAS
M2000
実勢価格:23万1000円
サイズ :W240×D330×H330mm
重量(本体のみの実測値):18.5kg
サイクル:公称1500回
ポート:AC/3、DC/2、CS/1、Qi/0、QC/1、USB-A/2、USB-C/1
容量:1947Wh(公称2220Wh)、1万円あたり89Wh、1kgあたり105Wh
AC出力:実測2000W(定格出力2000W)
充電速度:1時間の回復量充電速度:1時間の回復量
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
73/100点 | 5/20点 | 6/10点 | 28/30点 | 30/30点 | 4/10点 |
日本メーカーのMATERAS「M2000」はA評価に。バッテリー容量は公称値が2220Wh。実際に計測した容量も2000Whに迫ります。出力も2000Wあり、キャンプだけでなく防災用にも十分役立ってくれそうな実力を秘めたバッテリーです。本体もコンパクトなので狭いスペースにも収納できます。
ただし、ACポートが3つ、USBポートが合わせて4つと少なめ。大人数のキャンプだとUSBのポートが必要になってくるので、もう少し多いとうれしかったかもしれません。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 5点 |
付加機能 | 0点 |
20kg近い重量もこの大容量ならやむなし。ディスプレイは本体の大きさからすると小さめで、持ち運びに便利です。
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 4点 |
USBポート | 2点 |
AC、USBともにポート数が少ないのがデメリット。バッテリー容量と出力が充実しているので、もう少し増やしてもいい気がします。
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 10点 |
1万円あたりの実容量 | 8点 |
1kgあたりの実容量 | 10点 |
1kgあたりの容量が100Whを超えているのは、24製品中この製品だけ。小さなサイズでたっぷり使えるのがうれしいです。
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 15点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 15点 |

出力は文句なしの2000W。20個の100W電球を点灯させられました。電気ストーブやカーペットなど高出力の電化製品でも問題なく稼働させることができます。
充電速度
ベストバイ製品と差が出たのは充電時間。フル充電するには時間がかかります。USB-Cで充電する機能が欲しかったです。
BLUETTI「AC200P」
BLUETTI
AC200P
実勢価格:21万9980円
サイズ:約W420×D280×H386mm
重量(本体のみの実測値):27.9kg
サイクル:公称2500回
ポート:AC/6、DC/1、CS/1、Qi/2、QC/0、USB-A/4、USB-C/1、CAR/1
容量:1730Wh(公称2000Wh)、1万円あたり79Wh、1kgあたり62Wh
AC出力:実測2000W(定格出力2000W)
充電速度:1時間の回復量520Wh(公称容量の約26%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
71/100点 | 6/20点 | 7/10点 | 22/30点 | 30/30点 | 6/10点 |
B評価のBLUETTI「AC200P」は、大容量かつ高出力、そして多彩な機能性がウリのハイスペックポータブル電源。
タッチパネル操作やポート数の多さ、Qi充電、電気自動車への電力供給ができる夢のようなバッテリーですが、重量が約28kgと重ため。車の荷台に乗せるのにはひと苦労しそうです。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 3点 |
付加機能 | 3点 |
タッチパネルと2つのQi搭載、すべてのポートにカバー付きなどうれしい機能が満載です。
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 4点 |
USBポート | 3点 |
AC、USBともに多くのポートが搭載。また電気自動車充電用のポートもあります。
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 10点 |
1万円あたりの実容量 | 6点 |
1kgあたりの実容量 | 6点 |
実容量が公称値の87%と優秀な数値。1万円あたりの容量も多くコスパにも優れた製品です。
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 15点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 15点 |

ベストバイ製品同様の高出力の2000W。20個の100W電球を点灯させられました。6口あるコンセントから同時に出力できます。
充電速度
大容量のためフル充電まで時間はかかることを見越して充電することが必要です。
SUNGA「LK2000」
SUNGA
LK2000
実勢価格:19万9800円
サイズ:W394×D223×H320mm
重量(本体のみの実測値):20.7kg
サイクル:公称2000回
ポート:AC/4、C/2、CS/1、Qi/0、QC/1、USB-A/2、USB-C/1
容量:実測1250Wh(公称1536Wh)、1万円あたり63Wh、1kgあたり60Wh
AC出力:実測2000W(定格出力2000W)
充電速度:1時間の回復量560Wh(公称容量の約37%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
66/100点 | 7/20点 | 5/10点 | 18/30点 | 30/30点 | 6/10点 |
B評価のSUNGA「LK2000」は、定格出力2000Wと急速充電に対応したハイエンドモデルで、IHヒーターで料理をしながら炊飯器なども稼働することができます。
メカっぽいルックスで、持ち運びやすい本体設計が特徴。キャンプ使用に最適です。ただしバッテリー容量は約1500Whと若干物足りなさを感じるので、電力消費が激しい家電製品を長時間使用するのはオススメできません。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 4点 |
付加機能 | 3点 |
重量はありますが、頑丈なメタリックボディで安心感があります。本体のライトも便利です。
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 3点 |
USBポート | 2点 |
ACコンセントは豊富ですが、USBポート4つは少なめ。USB-Cの規格は100Wです。
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 6点 |
1万円あたりの実容量 | 6点 |
1kgあたりの実容量 | 6点 |
2000Wの高出力をフルに発揮させるにはもう少し容量がほしいところです。
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 15点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 15点 |

20個の100W電球を点灯させることができ、文句なしの出力。3つのACポートに分散させても2000Wのハイパワーを見せつけてくれました。
充電速度
充電量560Whは優秀。ただし充電時のファンが回る音が気になる人も多そうです。
Jackery「1500 PTB152」
Jackery
1500 PTB152
実勢価格:17万9800円
サイズ :W355×D265×H253mm
重量(本体のみの実測値):15.5kg
サイクル:公称800回
ポート:AC/3、C/0、CS/1、Qi/0、QC/1、USB-A/1、USB-C/1
容量:実測1280Wh(公称1534.68Wh)、1万円あたり72Wh、1kgあたり83Wh
AC出力:実測1800W(定格出力1800W)
充電速度:1時間の回復量280Wh(公称容量の約18%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
64/100点 | 8/20点 | 4/10点 | 24/30点 | 24/30点 | 4/10点 |
売れ筋のJackery「1500 PTB152」は、B評価に。性能や使い勝手は合格点。実測280Whのバッテリー容量や1800Wの出力は平均値以上の好成績を収めていますが、充電には時間が必要。ダブル充電で弱点を補えるので別途アダプタの購入がオススメです。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 5点 |
付加機能 | 3点 |
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 2点 |
USBポート | 2点 |
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 10点 |
1万円あたりの実容量 | 8点 |
1kgあたりの実容量 | 6点 |
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 12点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 12点 |

18個の100W電球を点灯させられました。
MaxPower「MP1300」
MaxPower
MP1300
実勢価格:12万8000円
サイズ :W258×D175×H250mm
重量(本体のみの実測値):9.4kg
ポート:AC/4、DC/0、CS/1、Qi/0、QC/1、USB-A/2、USB-C/1
容量:実測850Wh(公称1160Wh)、1万円あたり66Wh、1kgあたり90Wh
AC出力:実測1200W(定格出力1300W)
充電速度:1時間の回復量330Wh(公称容量の約28%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
49/100点 | 11/20点 | 4/10点 | 18/30点 | 12/30点 | 4/10点 |
B評価のMaxPower「MP1300」は女性でも楽に持てる高性能バッテリー。ほかの大容量ポータブル電源と比較して、9.4kgと軽量なのに定格出力を1300Wにキープしているのが好感が持てます。
小型で場所を取らず、持ち運びにも適しています。暗闇でもライトで辺りを照らしてくれるので安心です。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 7点 |
付加機能 | 4点 |
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 2点 |
USBポート | 2点 |
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 4点 |
1万円あたりの実容量 | 8点 |
1kgあたりの実容量 | 6点 |
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 6点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 6点 |

10個の100W電球を点灯させられました。
JVCケンウッド「BN-RB10-C」
JVCケンウッド
BN-RB10-C
実勢価格:11万8500円
サイズ :W333×D234×H244mm
重量(本体のみの実測値):10.6kg
サイクル:公称500回
ポート:AC/3、DC/0、CS/1、Qi/0、QC/1、USB-A/1、USB-C/2
容量:実測800Wh(公称1002Wh)、1万円あたり68Wh、1kgあたり76Wh
AC出力:実測1000W(定格出力1000W)
充電速度:1時間の回復量180Wh(公称容量の約18%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
41/100点 | 7/20点 | 4/10点 | 16/30点 | 12/30点 | 2/10点 |
C評価のJVCケンウッド「BN-RB10-C」は使い勝手に優れた大容量ポータブル電源。充電速度以外は大きな欠点もなく、名の知れた国産メーカーのため安心感は高め。故障した際のアフターケアの充実とアクセスのしやすさがポイントです。なお、USB-Cでは充電できないタイプです。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 6点 |
付加機能 | 1点 |
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 2点 |
USBポート | 2点 |
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 4点 |
1万円あたりの実容量 | 6点 |
1kgあたりの実容量 | 6点 |
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 6点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 6点 |

10個の100W電球を点灯させられました。
Smart Tap「PowerArQ Pro」
Smart Tap
Power ArQ Pro
実勢価格:13万2000円
サイズ :W333×D235×H273mm
重量(本体のみの実測値):10.2kg
ポート:AC/3、DC/0、CS/1、Qi/0、QC/1、USB-A/2、USB-C/2
容量:実測860Wh(公称1002Wh)、1万円あたり65Wh、1kgあたり84Wh
AC出力:実測1000W(定格出力1000W)
充電速度:1時間の回復量150Wh(公称容量の約15%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
41/100点 | 5/20点 | 4/10点 | 18/30点 | 12/30点 | 2/10点 |
C評価のSmart Tap「PowerArQ Pro」は、実容量が優秀なポータブル電源。
ただ、1000Wh超の製品の多くは急速充電に対応していますが、本機の充電性能は1時間の充電で150Whと力不足感は否めません。突然必要になったときは困るかも。使うときは前日から充電しておきましょう。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 4点 |
付加機能 | 1点 |
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 4点 |
USBポート | 1点 |
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 2点 |
1万円あたりの実容量 | 2点 |
1kgあたりの実容量 | 4点 |
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 8点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 6点 |

10個の100W電球を点灯させられました。
持ち運びやすさが魅力|容量:200〜500Whタイプ

さいごに、日帰りBBQなどに適した容量タイプを6製品ご紹介します。
EcoFlow「RIVER Plus」
EcoFlow
RIVER Plus
実勢価格:4万9500円
サイズ:W288×D185×H194mm
重量(本体のみの実測値):5.3kg
サイクル:公称800回
ポート:AC/3、DC/2、CS/1、Qi/0、QC/1、USB-A/2、USB-C/1
容量:230Wh(公称360Wh)、1万円あたり47Wh、1kgあたり43Wh
AC出力:実測600W(定格出力600W)
充電速度:1時間の回復量350Wh(公称容量の約97%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
72/100点 | 13/20点 | 5/10点 | 14/30点 | 30/30点 | 10/10点 |
200〜500WhタイプでA+評価となったEcoFlow「RIVER Plus」。EcoFlowの独自技術が搭載されたエントリーモデルです。
500Wh以下のクラスにもかかわらず出力は600Wと破格の高出力。また充電速度もハイエンドと同じ性能なので、1時間の充電で350Wを蓄電、ほぼフル充電にまで回復しました。
容量が少ないのが唯一のネックですが、別売の予備バッテリーで2倍の720Wh(公称)まで増設できます。コスパ機とは思えない高出力と爆速充電で見事ベストバイに選ばれました。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 8点 |
付加機能 | 5点 |
取手があるので上に物を置けませんが、軽量で小型、使い勝手がいいです。LEDライトも点灯して夜でも役立ちます。
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 3点 |
USBポート | 2点 |
ACが3つ、USBポートが4つと充実しています。USB-Cの規格は100Wでスマホを爆速で充電してくれます。
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 6点 |
1万円あたりの実容量 | 4点 |
1kgあたりの実容量 | 4点 |
価格の割に容量は少なめです。別売の予備バッテリーで容量を2倍にできますが、約3万円と高いのがマイナスでした。
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 15点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 15点 |

6個の100W電球を点灯させられました。ドライヤーなどの家電製品は動かせませんが、ランタンやミキサーなどあまり電力を要しない製品ならキチンと動かせます。
充電速度
ハイエンドクラスのDELTAシリーズと同じ充電技術ーを採用しています。急速充電が可能で、約1時間で充電が完了します。
Owltech「OWL-LPBL112001」
Owltech
OWL-LPBL112001
実勢価格:4万4880円
サイズ:W240×D196×H192mm
重量(本体のみの実測値):4.12kg
ポート:AC/2、DC/2、CS/1、Qi/0、QC/0、USB-A/3、USB-C/1
容量:実測360Wh(公称403Wh)、1万円あたり80Wh、1kgあたり87Wh
AC出力:400W(定格出力400W)
充電速度:1時間の回復量90W(公称容量の約22%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
61/100点 | 9/20点 | 4/10点 | 24/30点 | 18/30点 | 6/10点 |
A評価のOwltech「OWL-LPBL112001」は、国産ブランドであるOwltechの大容量ポータブル電源ですが「何かいい!」。ボディは堅牢で収納式の取手は握りやすい。また出力400Wもこのクラスにしては高く、ミキサーなどといった電化製品を動かせます。
優秀なのは実容量で、公称値403Wに対して実容量も360Wありました。またポートの数も充実していて、USB-Cの規格が100Wなのもうれしい限り。AC電源と併用すれば本体への充電時間を短縮することも可能です。
価格と容量、性能のバランスがいいので万人にオススメできるエントリークラスの大容量ポータブル電源と言えます。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 8点 |
付加機能 | 1点 |
小型で軽量なボディですが、ずっしりして安定感があります。背面には大きめのライトを搭載し明るく照らしてくれます。
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 3点 |
USBポート | 1点 |
低容量の電源はポート数が少なめですが、本機はAC、USBともにポート数が多め。USB-Cの規格は100Wです。
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 8点 |
1万円あたりの実容量 | 8点 |
1kgあたりの実容量 | 8点 |
実容量は公称値の90%に迫る性能でかなり優秀です。価格も重さも控えめなので評価が高くなりました。
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 9点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 9点 |

4個の100W電球を点灯させられました。キャンプで使用する電化製品が十分稼働させられます。複数のACアダプタから出力しても、合計400Wがきちんと出力されました。
充電速度
ACアダプタによる充電速度は決して速くありません。USB-Cからも充電が可能なので、併用して充電時間を早めましょう。
AUKEY「PS-ST04」
AUKEY
PS-ST04
実勢価格:3万9820円
サイズ:W280×D160×H203mm
重量(本体のみの実測値):サイズ:W280×D160×H203mm
ポート:AC/2、DC/1、CS/1、Qi/0、QC/1、USB-A/2、USB-C/1
容量:実測400Wh(公称470Wh)、1万円あたり101Wh、1kgあたり76Wh
AC出力:実測300W(定格出力300W)
充電速度:1時間の回復量145Wh(公称容量の約15%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
54/100点 | 8/20点 | 4/10点 | 26/30点 | 12/30点 | 4/10点 |
ディスプレイが大きくて見やすいAUKEY「PS-ST04」はB評価に。1万円あたりの容量は今回検証した24台中トップの100.5Wで最もコスパが高いといえます。定格出力300Wは平均的ですが、1本挿しならまず落ちることはありません。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 8点 |
付加機能 | 0点 |
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 2点 |
USBポート | 2点 |
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 10点 |
1万円あたりの実容量 | 6点 |
1kgあたりの実容量 | 10点 |
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 6点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 6点 |

3個の100W電球を点灯させられました。
Jackery「ポータブル電源 400」
※画像はAmazonより
Jackery
ポータブル電源 400
実勢価格:4万4800円
サイズ:W230×D153.2×H167.3mm
重量(本体のみの実測値):3.7kg
ポート:AC/1、DC/0、CS/1、Qi/0、QC/0、USB-A/2、USB-C/0
容量:実測360Wh(公称400Wh)、1万円あたり80Wh、1kgあたり97Wh
AC出力:実測200W(定格出力200W)
充電速度:1時間の回復量70Wh(公称容量の約18%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
48/100点 | 10/20点 | 2/10点 | 24/30点 | 6/30点 | 6/10点 |
B評価のJackery「ポータブル電源 400」は、ACポートが1口ですが使い勝手は優秀な大容量ポータブル電源。日帰りのソロキャンプで活躍しそうです。最低限のスペックを搭載したバッテリーなので、重量も軽く持ち運びに困ることはないでしょう。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 9点 |
付加機能 | 1点 |
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 2点 |
USBポート | 0点 |
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 8点 |
1万円あたりの実容量 | 8点 |
1kgあたりの実容量 | 8点 |
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 3点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 3点 ※ACポート1口 |
2個の100W電球を点灯させられました。
Smart Tap「PowerArQ mini 2」
Smart Tap
PowerArQ mini 2
実勢価格:3万8500円
サイズ:W250×D175×H177mm
重量(本体のみの実測値):5.29kg
ポート:AC/2、DC/2、CS/1、Qi/1、QC/0、USB-A/2、USB-C/1
容量:実測210Wh(公称307Wh)、1万円あたり55Wh、1kgあたり40Wh
AC出力:実測300W(定格出力300W)
充電速度:1時間の回復量70Wh(公称容量の約23%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
40/100点 | 9/20点 | 1/10点 | 12/30点 | 12/30点 | 6/10点 |
B評価のSmart Tap「PowerArQ mini 2」は、置くだけでケーブルレスで充電できる大容量ポータブル電源です。
性能は悪くないですが、採点がシビアに反映されたのは実容量の計測。本機の実容量は7割に届かなかったのが低評価の要因です。定格出力が300Wありポート数も十分なだけに、惜しい結果になりました。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 8点 |
付加機能 | 1点 |
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 1点 |
USBポート | 0点 |
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 6点 |
1万円あたりの実容量 | 2点 |
1kgあたりの実容量 | 4点 |
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 6点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 6点 |
3個の100W電球を点灯させられました。
Anker「521 Portable Power Station」
Anker
521 Portable Power Station
実勢価格:2万4800円
サイズ:W216×D144×H211mm
重量(本体のみの実測値):3.71kg
ポート:AC/2、DC/0、CS/1、Qi/0、IQ/2、USB-A/2、USB-C/1
容量:実測190Wh(公称256Wh)、1万円あたり77Wh、1kgあたり51Wh
AC出力:実測200W(定格出力200W)
充電速度:1時間の回復量70Wh(公称容量の約27%)
▼総合評価
合計 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
39/100点 | 10/20点 | 3/10点 | 14/30点 | 6/30点 | 6/10点 |
C評価のAnker「521 Portable Power Station」は、安全性に配慮したバッテリーの寿命が長いポータブル電源。
ACは2口ついていますが、出力が200Wのため、高出力の電化製品を使用すると電源が落ちそうです。モバイル機器なら同時に給電可能。サブ機として使うなら十分です。
使い勝手
▼使い勝手の採点結果詳細
重量&持ち運びやすさ | 9点 |
付加機能 | 1点 |
ポート
▼ポートの採点結果詳細
AC&DCポート | 2点 |
USBポート | 1点 |
容量
▼容量の採点結果詳細
実容量 | 4点 |
1万円あたりの実容量 | 4点 |
1kgあたりの実容量 | 6点 |
AC出力
▼AC出力の採点結果詳細
ポート1口の最大出力 | 3点 |
複数ポートの最大出力(合計) | 3点 |

2個の100W電球を点灯させられました。
ポータブル電源24製品の採点結果まとめ

今回は大容量という言葉がつくとはいえ、バッテリーの検証ということで「容量」と「出力」の配点を大きくして24製品の判定を実施。
その結果、雑誌『MONOQLO』の兄弟誌である『家電批評』の22年2月号でもベストバイに輝いたデルタ ミニをはじめとするエコフローの3製品が容量別の全部門でベストバイを獲得しました。
大容量バッテリーは「ポータブル電源」とも呼ばれるため、ポータブル性、つまり持ち運びやすさの面で難がある製品は苦戦したようです。
アンカーをはじめ、長寿命をウリにした製品もありましたが、製品のへたりにくさを検証することができなかったため、長く使用したい人はアンカーなどもアリかもしれません。
▼500~1000Whタイプ
EcoFlow
DELTA mini
実勢価格:11万5500円
サイズ:W378×D184×H240mm
重量(本体のみの実測値):10.5kg
サイクル:公称800回
ポート:AC/5、DC/2、CS/1、Qi/0、QC/1、USB-A/2、USB-C/1
容量:実測710Wh(公称882Wh)、1万円あたり62Wh、1kgあたり68Wh
AC出力:実測1400W(定格出力1400W)
充電速度:1時間の回復量780Wh(公称容量の約88%)
▼総合評価
判定 | 合計点数 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
A+ | 80/100点 | 13/20点 | 5/10点 | 22/30点 | 30/30点 | 10/10点 |
▼1000Wh~タイプ
EcoFlow
DELTA Max(2000)
実勢価格:24万2000円
サイズ:W497×D242×H305mm
重量(本体のみの実測値):21.6kg
サイクル:公称800回
ポート:AC/6、DC/2、CS/1、Qi/0、QC/2、USB-A/2、USB-C/2
容量:1810Wh(公称2016Wh)、1万円あたり75Wh、1kgあたり84Wh
AC出力:実測2000W(定格出力2000W)
充電速度:1時間の回復量1100Wh(公称容量の約55%)
▼総合評価
判定 | 合計点数 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
A+ | 81/100点 | 10/20点 | 7/10点 | 24/30点 | 30/30点 | 10/10点 |
▼200~500Whタイプ
EcoFlow
RIVER Plus
実勢価格:4万9500円
サイズ:W288×D185×H194mm
重量(本体のみの実測値):5.3kg
サイクル:公称800回
ポート:AC/3、DC/2、CS/1、Qi/0、QC/1、USB-A/2、USB-C/1
容量:230Wh(公称360Wh)、1万円あたり47Wh、1kgあたり43Wh
AC出力:実測600W(定格出力600W)
充電速度:1時間の回復量350Wh(公称容量の約97%)
▼総合評価
判定 | 合計点数 | 使い勝手 | ポート | 容量 | AC出力 | 充電速度 |
A+ | 72/100点 | 13/20点 | 5/10点 | 14/30点 | 30/30点 | 10/10点 |
安くないからこそ知っておきたい! ポータブル電源Q&A
安くない買い物だからこそ、ポータブル電源の使い方はきちんと知っておきたいですよね。そこで、長く使うためのコツやバッテリーの種類など、ポータブル電源の疑問を専門家に聞いてみました。
Q1. 長く安全に使うにはどうしたらいい?
A. 3つのポイントを守って使用するのが理想です
ポイント1:フル充電から空になるまで使う

継ぎ足し充電をすると寿命までの充電サイクルは多くなりますが、取り出せる総エネルギーは少なくなります。
また、回路が残量を誤認しやすく、バッテリーがダメージを受けやすいので、長く使用したいなら、毎回空になるまで使用することを心がけましょう。災害に備えて置いておくなら約80%の充電がおすすめです。
ポイント2:45℃以上or0℃以下の場所に置くのを避ける

大容量バッテリーを劣化させないためには、温度が45℃を超える真夏の車内や、気温が0℃以下の屋外などで放置はもちろん、使用することも控えるべきです。
屋外で使用することの多いものですが、直射日光が当たる場所での放置と使用も避けたほうが良いでしょう。頑丈そうな外見とは裏腹に内部は高温にも低温にも弱いので注意しましょう。
ポイント3:燃えやすいものが多いところでは充電しない

大容量バッテリーは安全性を考慮して作られていますが、バッテリーユニットの極端な劣化や、衝撃による内部の破損によって、可燃性の液体が漏れ出してしまうことも。発火事故は充電時が多いので、可燃物のない場所で充電することをオススメします。
Q2. バッテリーにはどんな種類があるの?
A. コスパに優れた「リン酸鉄系」や大容量でも省スペースな「三元系」などがあります
大容量バッテリーの進化は日進月歩。数年前に発売されたものと今の製品では、容量も性能も安全性も段違いです。進化した大容量バッテリーを実感してみてください。また、なかには別売りのソーラーパネルを使ってソーラー充電できるポータブル電源もあります。
▼バッテリーの種類や特徴
リン酸鉄系 | 三元系 | |
メリット | ・劣化しにくく、安全性が高い ・コスパに優れる |
・低温下でも出力が落ちにくい ・大容量でもサイズを抑えられる |
デメリット | ・サイズも重さも大きくなりがち ・低温下では出力が低下 |
・リン酸鉄系より安全性が劣る ・価格が高いものが多い |
使用している製品 | 521 Portable Power Station、AC200P など | DELTA mini、M2000 など |
Q3. どうやって捨てたらいい?
A. リサイクル業者などに回収を依頼しましょう
大容量バッテリーは繰り返しの使用や、使用せずに放置しても、充電性能が落ちてゆきます。充電性能が落ちたら、購入した店舗、ホームセンター、リサイクル業者などに回収してもらいましょう。
おわりに
以上、大容量ポータブル電源のおすすめランキングでした。いかがでしたか?
「出力」「充電速度」が3製品とも満点のEcoFlowは買って損なしの製品と言えるでしょう。どんな用途で使いたいかに合わせて、自分にピッタリの一台を選んでみてくださいね。
もうしばらくすると、新技術を用いた大容量バッテリーが登場するという話もあります。