ポータブル電源のおすすめは?
雑誌『家電批評』がテストした結果、高評価を獲得したおすすめアイテムをご紹介します!
BLUETTI「AC180 大容量ポータブル電源」
- BLUETTIAC180 大容量ポータブル電源
- 実勢価格: ¥76,800〜
- 実容量
- 充電回復率
- ポートの種類・数
- 定格出力
- 使い勝手
- 幅
- 247mm
- 奥行
- 340mm
- 高さ
- 317mm
- 重量
- 16.4kg(約)
- 容量
- 1152Wh(36Ah)
- 稼働時間
- 1800W/2700W(瞬間最大出力)
- 型番
- AC180
テスト1:実容量(配点5点→得点5点)
100W電球を取り付けたユニットを、ワットモニターを介して、フル充電しておいたポータブル電源で接続。電球を点けて待ち、電球が消えたところでワットモニターの消費電力量を計測しました。
その結果、「AC180」の実容量は1030Whで、表示容量の1152Whと比べると実容量率は89.4%です。
実容量率は8割以上あり、過去本誌が検証してきた他社のポータブル電源と比べても高い数値。実際に使用しても満足ができる容量といえます。
テスト2:充電回復率(配点5点→得点5点)
ポータブル電源の容量が空になった状態で、ワットモニターを介して60分間充電。そのときの充電量を計測しました。
その結果、「AC180」の充電量は1060Whで、表示容量の1152Whに対する回復率は92%。
「AC180」は1時間でほとんど回復することができました。
テスト3:ポートの種類・数(配点5点→得点4点)
ポータブル電源のポートの種類と数を調べました。ポートの数が多ければ、さまざまな種類の家電をたくさん接続することができます。
▼対象製品のポートの種類・数はこちら!
ポートの種類 | AC180 |
USB-A | 4個 |
USB-C | 1個 |
ACコンセント | 4個 |
アクセサリーソケット | 1個 |
ワイヤレス充電 | 1個 |
「AC180」はUSB-Aが4個もあるので、家族分のスマホを一度に充電できます。またACコンセントも4個あるので、車載冷蔵庫で冷やしながらコーヒーメーカーでコーヒーを沸かすこともできます。
テスト4:定格出力(配点5点→得点5点)
定格出力(公称)は、「AC180」が1800W。1150Wの電気オーブンなら50分、1500Wのポータブルエアコンなら0.5〜1.5時間使用できます。
普段家で使用していた家電がアウトドアでも役立つのはありがたいです。
テスト5:使い勝手(配点5点→得点3点)
「AC180」は大容量でポート数が多いのは便利ですが、約16kgとかなり重いので車への積み込みや外での移動はなかなか大変。価格もそこそこしますので、家族みんなで何度もキャンプをするようなタイプの方なら検討の余地があるでしょう。
BLUETTI「AC60 小型ポータブル電源」
- 実容量
- 充電回復率
- ポートの種類・数
- 定格出力
- 使い勝手
- 幅
- 205mm
- 奥行
- 290mm
- 高さ
- 234mm
- 重量
- 9.1kg
- 容量
- 403Wh
- 稼働時間
- 600W/1200W(瞬間最大出力)
- 型番
- AC60
防水、防塵機能付きなので、アウトドアに向いているようです。
テスト1:実容量(配点5点→得点5点)
100W電球を取り付けたユニットを、ワットモニターを介して、フル充電しておいたポータブル電源で接続。電球を点けて待ち、電球が消えたところでワットモニターの消費電力量を計測しました。
その結果、「AC60」の実容量は340Whで、表示容量の403.2Whと比べると実容量率は84.3%でした。
実容量率は8割以上あり、過去本誌が検証してきた他社のポータブル電源と比べても高い数値。実際に使用しても満足ができる容量といえます。
テスト2:充電回復率(配点5点→得点4点)
ポータブル電源の容量が空になった状態で、ワットモニターを介して60分間充電。そのときの充電量を計測しました。
その結果、「AC60」の充電量は250Whで、表示容量の403.2Whに対する回復率は62%。まずまずの数値といえます。
テスト3:ポートの種類・数(配点5点→得点2点)
ポータブル電源のポートの種類と数を調べました。ポートの数が多ければ、さまざまな種類の家電をたくさん接続することができます。
▼対象製品のポートの種類・数はこちら!
ポートの種類 | AC60 |
USB-A | 2個 |
USB-C | 1個 |
ACコンセント | 2個 |
アクセサリーソケット | 1個 |
ワイヤレス充電 | 1個 |
「AC180」と比べると、「AC60」はポートの種類や数は少ないものの、1〜2人程度で一緒に使うのなら必要十分といえます。
テスト4:定格出力(配点5点→得点4点)
「AC60」の定格出力(公称)は600W。60Wの小型冷蔵庫なら5時間、250Wの製氷機なら1.3時間使用できます。
普段家で使用していた家電がアウトドアでも役立つのはありがたいです。
テスト5:使い勝手(配点5点→得点5点)
「AC60」は重量が9.1kgで「AC180」に比べれば軽く、大きなハンドルもついているので持ち運びやすいです。
容量やポート数は控えめなものの、頻繁に料理をするようなことがなければこれでも十分。
また、ポータブル電源としては手を出しやすい価格です。
専用スマホアプリを使えば、充放電状況の確認や設定変更ができるのも便利です。
BLUETTI「AC70 小型ポータブル電源」
- BLUETTIAC70 小型ポータブル電源
- 実勢価格: ¥49,800〜
- 実容量
- 充電速度
- AC最大出力
- 重量
- 出力ポート数
- 操作性
- 付加機能
- おすすめポイント
-
- 公称値に対する実容量のロス率が低い
- 定期的に開催されるセールがかなりお得
- 最低限必要そうなポートがそろっている
- がっかりポイント
-
- AC出力が2ポートでやや物足りない
- 幅
- 314mm
- 奥行
- 209.5mm
- 高さ
- 255.8mm
- 重量
- 10.2kg(約)
- AC出力
- 2
- 定格出力
- 1000W
- USB出力口数
- USB-A✕2、USB-C✕2
- 型番
- AC70
テスト1:実容量(配点20点→得点19点)
実容量はかなり優秀です。
テスト2:充電速度(配点10点→得点7点)
右側面の電源ポートにコンセントから給電。
768Whの公称値に対し、実測値は650Wh。ロス率はわずか15.4%と優秀。充電速度も1時間で79%回復となかなか良好でした。
テスト3:AC最大出力(配点5点→得点4点)
なかなかの性能です。
テスト4:重量(配点10点→得点7点)
ズッシリ重いけれど持ち運びはできます。
製品名に「小型」とありますが、 バッテリー容量的には中容量クラス。持ち運びやすさと容量のバランスのいいクラスですが、それなりに重量はあります。
テスト5:出力ポート数(配点5点→得点2点)
ACとUSBポートはすべて前面に配置されていて、使いやすく好印象。AC出力のポートはあと2つあるとさらに便利かも。
テスト6:操作性(配点5点→得点3点)
悪くないです。
テスト7:付加機能(配点5点→得点3点)
DC入力ポートでは、別売りのソーラーパネルや車のシガーソケットから充電が可能。
使いやすいスマホアプリも用意されています。
本体もアプリもわかりやすいので、パッと見で使い方が把握できます。特に本体の液晶画面が、大きくて見やすいです。
BLUETTIはどんなブランド?
BLUETTIは、「より良い世界を創造する」をコンセプトにさまざまな蓄電ソリューションを展開するクリーンエネルギーブランド。
屋内外で使用できるグリーン蓄電ソリューションを通じて、持続可能な未来に対して忠実であり続けると同時に、「環境に優しい体験」を世界の人々に提案しています。
ここではBLUETTIの代表的なクリーンエネルギーラインを紹介します。
小容量ポータブル電源
持ち運びやすく、アウトドアでの使用に適した小容量ポータブル電源ラインです。
大容量ポータブル電源
家庭用や外出先での使用に適した大容量ポータブル電源ライン。停電しても静かで環境に優しいとうたうアイテムを展開しています。
家庭用バックアップ電源
99%の家電をカバーし、長時間駆動することができるという家庭用バックアップ電源を展開しています。
ソーラーパネル
折りたたみ式やポータブル、高効率など太陽光発電を効率的に行えるモデルを展開しています。
▼詳細は公式サイトをチェック!
まとめ:BLUETTIのポータブル電源で備えよう!
以上、BLUETTIのポータブル電源特集でした!
紹介した3製品ともにロス率が少なく、充電速度も高評価。アウトドアはもちろん、災害時などいざというときにも役立つので、一家に一台備えておきたい製品です。
最後に、雑誌『家電批評』で高評価を獲得したおすすめアイテムをもう一度振り返ってみましょう。
BLUETTI「AC180 大容量ポータブル電源」
BLUETTI
AC180 大容量ポータブル電源
BLUETTI「AC180 大容量ポータブル電源」は、実容量、充電回復率、定格出力が満点評価です。
USB-Aが4個、ACコンセントも4個あるなど、ポートの数や種類が豊富なのも魅力。大人数でのキャンプやアウトドア、災害時にも強い味方となります。
BLUETTI「AC60 小型ポータブル電源」
BLUETTI
AC60 小型ポータブル電源
BLUETTI「AC60 小型ポータブル電源」は、実容量と使い勝手が満点評価。
「AC180」よりも軽く、大きなハンドルもついているので持ち運びやすいのがメリットです。キャンプ初心者や、ソロ~少人数での使用におすすめ。価格も含めて使い勝手のいい一台です。
BLUETTI「AC70 小型ポータブル電源」
BLUETTI
AC70 小型ポータブル電源
BLUETTI「AC70 小型ポータブル電源」は、「小型」とはいえ中容量の800Whクラス。実容量が優秀で、充電速度も良好。持ち運び可能な重量を実現したバランスのいい製品です。
以上、BLUETTIのポータブル電源の紹介でした。どれも雑誌『家電批評』おすすめの優秀製品です。気になった方はぜひチェックしてみてください!
ソーラーパネルで充電できるのも便利です!