この記事でわかること
- 2025年に買うべきオーディオ製品が一目でわかる
- プロ視点で"本当に音がいい"モデルだけを厳選
- AirPods Pro 3は買い替える価値があるのか
- ジャンル別のおすすめと失敗しない選び方
家電批評が選んだ家電ベストバイ・オブ・ザ・イヤー2025!

大手メーカーから新興ブランドまで、魅力的な家電・ガジェットが次々と登場し、まさに群雄割拠の時代。そんな中、本音テストの雑誌『家電批評』編集部は、2025年も徹底した実機テストを重ね、あらゆる製品を検証してきました。
その膨大なテスト結果の中から、「これは本気でおすすめできる!」と編集部が胸を張って推せる逸品だけを厳選。名付けて──「家電ベストバイ・オブ・ザ・イヤー2025」を大発表。
性能、使いやすさ、コスパ、そして“いかに暮らしを豊かに、便利にできるか”。忖度ナシで、あらゆる角度から評価したうえで選ばれた、“間違いなしの一台”をお届けします。
今回は、「オーディオ部門」編です!
この記事は、「今年オーディオ製品を買う予定がある」「失敗しないイヤホン・ヘッドホン選びがしたい」「評価が信用できるレビューだけ読みたい」「プロ視点の“本当に良い音”が知りたい」といった人におすすめです。
この記事を読めば、2025年版のオーディオ界隈主要トピックを網羅することができます。
【オーディオ部門】家電ベストバイ・オブ・ザ・イヤー2025
【ノイズキャンセリングイヤホン】おすすめ 2025
今年もっとも買う価値のあるノイキャンイヤホンを、専門家とともに徹底検証しました。
- AppleAirPods Pro 3
- 最安価格: ¥36,480〜
- 総合評価
- おすすめポイント
-
- クラス最強レベルのノイキャン
- 優れた空間オーディオ
- がっかりポイント
-
- アンドロイド、ウインドウズとの互換性
- 重量
- 5.55g
- 型番
- MFHP4J/A
AirPods Pro 3とAirPods Pro 2の違いを徹底比較
AirPodsはもともと音質に定評がありましたが、Pro 3では解像度や音像定位、ダイナミクスがさらに向上しています。レスポンスの良い低域に加え、ボーカルの艶やかさや楽器の音色の鮮やかさが際立ちます。
空間オーディオも一段と広がりを増しており、「これ以上進化するのか?」と思うほど魅力的な音に仕上がっています。

Apple「AirPods Pro 3」
「AirPods Pro 2」からドライバーの変更はないようですが、ハウジングの設計変更などにより、音質が向上。特に解像度、音像定位、ダイナミクスに変化がありました。また、空間オーディオは10点満点という、これまでにない高い評価となりました。
Apple「AirPods Pro 2」
Pro 3の音を聴かなければ、十分に満足できる音質です。解像度はPro 3に負けていますが、ボーカルの滑らかさを残した絶妙な解像感で聴きやすさ重視です。
ややウォームな音色で女性ボーカルがやわらかく感じられます。
Pro 3のほうがシャープな音質
Apple「AirPods Pro 3」

Apple「AirPods Pro 2」

やわらかな印象のPro 2に対して、カラッとした空気感で、女性ボーカルはややドライに感じられるほど歯切れがいい音質です。
空間オーディオがすごい!映画やライブを大迫力で楽しめる
AirPods Pro 3の空間オーディオは、Pro 2から大きく進化しています。特に低域の表現が秀逸で、空間全体を包み込むような迫力と臨場感が魅力。映画やライブ音源では思わず息を呑むような没入感を味わえます。トラッキング時の音の動きも滑らかで、顔の向きに合わせて定位が自然に変化。Pro 3の空間オーディオは間違いなく一歩先を行っています。

コントロールセンターで音量スライダーを長押しし、「空間オーディオ」をタップしてオンにできます。
空間の定位がしっかりしながら、自然な音の広がりがすばらしい。
【ワイヤレスヘッドホン(ハイエンド)】おすすめ 2025
今年もっとも買う価値のあるワイヤレスヘッドホン(ハイエンド)を、専門家とともに徹底検証しました。
- Bowers & WilkinsPx7 S3
- 最安価格: ¥62,000〜
- 総合評価
- おすすめポイント
-
- デザインや質感がいい
- 通話マイクの音質が自然で聞きやすい
- がっかりポイント
-
- 外音取り込みの音がやや不自然
- 重量
- 300g
- 連続再生時間
- 30時間(約)
- 対応コーデック
- SBC、AAC、aptX、aptX HD、aptX Adaptive、aptX Lossless
- 型番
- PX7S3/AB
ライバル機「Bose QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)」と徹底比較
ワイヤレスであることを忘れてしまうほど完成度の高いBowers&Wilkins(B&W)「Px7 S3」。
ボーズとの比較では、すべての項目でB&Wが上回りました。高域から低域まで音の粒立ちが美しく、細かなニュアンスまでしっかりと描き出します。
一方のボーズは、押し出しの強い“塊感”のある音が魅力ですが、音楽が楽しいと感じたのは、やはりB&Wでした。

Bowers&Wilkins「Px7 S3」
高音質コーデックのaptX HD、aptX Adaptive、aptX Losslessに対応しており、ハイレゾ音源が楽しめます。有線と遜色ない美しいサウンドは一聴の価値あり。

艶やかな高域に量感ある低域を組み合わせた音がとても魅力的です。
上品さの中にどこか色っぽさも感じさせ、自然と音楽に引き込まれます。
ボーズ「Bose QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)」
昔のボーズの量感ある低域を、現代技術でブラッシュアップした迫力のあるサウンドですが、情報量が少なくニュアンスに欠けるのが残念です。

新幹線のようなノイズの多い環境でも、音楽にしっかり集中できる音作りです。
B&Wに比べて情報量が少なく、音の立体感に欠けるのが惜しいです。
ボーズほどではないがノイキャンも良好

| ボーズ | B&W | |
| 装着感(5点) | 4.0 | 3.7 |
| 外音取り込み(5点) | 4.5 | 3.5 |
| ノイキャン(10点) | 8.0 | 7.5 |
| 通話マイク(5点) | 4.0 | 4.5 |
| 操作性(5点) | 4.0 | 3.5 |
B&Wのノイズキャンセリングも高い効果を感じました。街中では、人の話し声や高域のノイズはやや残りますが、機内のエンジン音はしっかりと抑えます。音楽を聴きながらであれば、十分に実用的です。なお、装着感は側圧がやや強めですがしっかりとホールドします。
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【サウンドバー(エントリークラス)】おすすめ 2025
今年もっとも買う価値のあるサウンドバー(エントリークラス)を、専門家とともに徹底検証しました。
- デノンDHT-S218
- 最安価格: ¥30,280〜
- 総合評価
- おすすめポイント
-
- どのコンテンツも良音で聴ける
- プリセットもしっかり機能
- リモコン操作がわかりやすい
- がっかりポイント
-
- 専用アプリがない
- 幅
- 890mm
- 奥行
- 120mm
- 高さ
- 67mm
- 重量
- 3.6kg
- チャンネル数
- 7.1ch
- 対応音声フォーマット
- Dolby Atmos、Dolby Digital
- Bluetooth
- Ver. 5.3
- 型番
- DHT-S218-K
高域から低域まで十分以上の音質
ツイーター

サラウンド感は専門家が「お見事!」と絶賛。低音の量感はほどほどですが、音像がしっかり作り込まれていてリアリティのあるサウンドです。

音楽のニュートラルな音色が素晴らしく、広がりや定位の表現も優秀。アコースティック楽器やクラシックに最適です。
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【Bluetoothスピーカー】おすすめ 2025
今年もっとも買う価値のあるBluetoothスピーカーを、専門家とともに徹底検証しました。
- JBLCharge 6
- 最安価格: ¥22,275〜
- 総合評価
- おすすめポイント
-
- 音の広がりと迫力がスゴい
- AIが自動で音質を調整
- がっかりポイント
-
- 他製品よりやや大きく重い
- 幅
- 228.8mm
- 奥行
- 94.0mm
- 高さ
- 98.5mm
- 重量
- 990g (ストラップ使用時)
- 型番
- CHARGE 6 BLUE
音域特性


アプリには4つのイコライザーがプリセットされ、バッテリー節約モードも搭載しています。
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【アクティブスピーカー(4〜10万円クラス)】おすすめ 2025
今年もっとも買う価値のあるアクティブスピーカー(4〜10万円クラス)を、専門家とともに徹底検証しました。
- Q AcousticsM20
- 最安価格: ¥110,000〜
- 総合評価
- おすすめポイント
-
- 価格以上の高音質
- スタイリッシュなデザイン
- がっかりポイント
-
- 本体で音量操作がしにくい
- 幅
- 170mm
- 奥行
- 296mm
- 高さ
- 279mm
- 重量
- 5.5kg(アンプ内蔵SP)、5.1kg(パッシブSP)
- カラー展開
- ブラック、ホワイト、ウォールナット
- Bluetoothコーデック
- aptX、aptX HD、aptX Low Latency、SBC、AAC
- 型番
- 3030I WHITE 2ホン
音域特性

音色は明るくボーカルはくっきり。ハイレゾ時代にふさわしい音です。
【USB-Cイヤホン】おすすめ 2025
今年もっとも買う価値のあるUSB-Cイヤホンを、専門家とともに徹底検証しました。
- SIMGOTEW300 DSP マイク付き
- 最安価格: ¥14,000〜
- 総合評価
- おすすめポイント
-
- 良好な定位や音場感
- マイク感度が高い
- がっかりポイント
-
- 苦手な楽曲もある
- 重量
- 31.0g(実測)
- ドライバー
- トリプルドライバー
- 型番
- SIMGOT EW300

音は硬めで音量の起伏が激しい楽曲(ジャズなど)はやや苦手。強めの音圧で歌い切るようなJ-POPや、静かで穏やかなアコースティックな曲、小規模なクラシックなどが得意です。
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【開放型ヘッドホン(5万円以下)】おすすめ 2025
今年もっとも買う価値のある開放型ヘッドホン(5万円以下)を、専門家とともに徹底検証しました。
- SIVGAAnser
- 最安価格: ¥33,980〜
- 総合評価
- おすすめポイント
-
- 高級感あるデザイン
- やわらかいイヤーパッド
- がっかりポイント
-
- ハードケースが付属しない
- 重量
- 342g
- 駆動方式
- ダイナミック型
作品のよさ演奏の巧みさを伝えてくれます!
音域特性

【DAP(エントリーモデル)】おすすめ 2025
今年もっとも買う価値のあるDAP(エントリーモデル)を、専門家とともに徹底検証しました。
- FIIOJM21 ブラック FIO-JM21-B
- 最安価格: ¥31,995〜
- 総合評価
- おすすめポイント
-
- 安くDAPデビューするならコレ
- 明るくポップな楽曲が得意
- がっかりポイント
-
- Android機としてはメモリが不十分
- 幅
- 68mm(約)
- 奥行
- 13mm(約)
- 高さ
- 120.7mm
- 重量
- 156g
- DAC
- Cirrus Logic CS43198×2
- 型番
- FIO-JM21-B
音域特性

DACやBluetoothレシーバーなど機能面は完璧!EQも手軽に使える
レシーバー機能

USB-DAC機能

PCやスマホからUSB入力して高音質で聴けるDAC機能、音楽をBluetooth転送して本機で再生できるレシーバー機能を搭載。なお、メモリが少ないためアプリの同時起動は非推奨です。

イコライザーは純正アプリ以外にも適用されます。プリセットが豊富な上、効果を体感しやすい音響効果も◎です。
コスパならこれ。低価格でもDAPの楽しさがわかります。
爽やかで明るい音。メリハリがあり現代の楽曲に合っています。
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以上、家電批評「家電ベストバイ・オブ・ザ・イヤー」オーディオ部門に選ばれた、おすすめ製品の紹介でした。
ぜひ、製品選びの参考にしてください!


![家電批評: ベストバイ[リボンなし]](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/b/3/100wm/img_b3288d40ddd40fcbbae4c094af12cf8323865.png)













音楽の細部まで再現しようという意気込みが感じられます。