スマートフォンカメラとAIが売りのPixel 10シリーズ

ピクセルの2025年モデル「Google Pixel 10」シリーズが発売されました。

今回の目玉機能は、AIが写真の構図を教えてくれる「カメラコーチ機能」などAI機能がメインです。

カメラとAIが売りのPixel 10シリーズ Google Pixel 10おすすめ イメージ

ただ、実際に普段使いでも活用できるのか気になるところ。

そこで今回は、「Pixel 10」シリーズの目玉機能であるAIやゲーム、映像画質など、スマホを使ううえで気になる項目を検証しました!

Pixel 10の実力を6項目で徹底検証

【カメラ性能】人物撮影は「iPhone 16」より好印象! プロが下した評価とは?

ポートレートやインカメラ、風景などを撮影して、ライバル機と徹底比較。 「肌のトーン」や「背景ボケの自然さ」について、プロカメラマンの文田信基氏が辛口採点しました。

【AI性能】文字起こし・消しゴム機能は「Galaxy」と並ぶ完成度

CMでおなじみの画像補正や、ボイスレコーダーの文字起こし機能を検証。 iPhoneでは誤字が出やすい場面でも、Pixel 10は正確に認識できるかがポイントです。

【コスパ】AI機能重視なら「買い」。ただしゲーマーには不向き?

「性能に対して価格は見合っているか」を厳しくチェック。 AI機能を使い倒す人にはお買い得ですが、単純なスペック勝負では厳しい評価になりました。

【ベンチマーク・ゲーム】『原神』は動くがスコアは低め。処理性能は“そこそこ”

ベンチマークアプリ「AnTuTu」でのスコア計測に加え、高負荷ゲーム『原神』を画質「高」でプレイ。 最新チップ「Tensor G5」の実力を数値で丸裸にします。

【画質・音質】映画鑑賞に最適! 有機ELの発色はiPhoneより鮮やか

AV評論家の野村ケンジ氏を交えて、ディスプレイの色再現性とスピーカー音質を確認。 YouTubeやNetflixを視聴した際の「没入感」に差が出ました。

【使い勝手】バッテリー持ちは「12時間」と短め。充電頻度には注意が必要

操作感やサイズ感に加え、ユーザーが最も気にする「バッテリーの実駆動時間」を計測。 iPhone 16が約20時間持つのに対し、Pixel 10はどこまで粘れるかを検証しました。

スマートフォンAIカメラとして優秀なのが魅力

B評価Google「Google Pixel 10」

総合評価: 3.73

 
ベンチマーク
 3.25
カメラ性能
 3.50
ゲーム性能
 3.50
映像
 4.25
音声
 3.50
使い勝手
 3.50
AI機能
 4.50
コスパ
 5.00

ゲームをしないならコスパがいい!

Google「Pixel 10シリーズ」は、チップが一世代進化した「Tensor G5」を搭載。

さらに、背面マグネットを新搭載しており、充電がラクチンになりました。

他にも、超解像ズームやカメラコーチなど、AI機能は確実に向上しています。

ただ、スペック面を見ると前機種の9シリーズから向上は少なめです……。

カメラ性能をiPhoneと比べると、人物の肌をワントーン明るい健康的な肌色に仕上げてくれました。

また「10」は「Pro」ほどではありませんが、デジタルズームの20倍は実用的で、2製品の差はほとんど感じません。

気軽に写真を撮るなら「10」で十分と言えます。

ベンチマークスコアが他社製品に比べて劣るという点はありますが、ゲームをしない人にとってはコスパのいいスマホと言っていいでしょう。

おすすめポイント
  1. プロと同じカメラコーチ機能が使える
  2. 机の上でもガタつかない
がっかりポイント
  1. SoCの性能が物足りず
72mm
奥行
8.6mm
高さ
152.8mm
重量
204g
ディスプレイ
6.3インチ 、Actua ディスプレイ
画面解像度
1080×2424px OLED、422 PPI
最大輝度
2000ニト(HDR)、3000ニト(ピーク輝度)
SoC
Google Tensor G5
メモリ
12GB
ストレージ
128GB・256GB
カメラ性能
48MP 広角、13MP 超広角、超解像ズーム最大20倍
カメラコーチ機能
超解像ズームPro
背面マグネット
型番
PIXEL10_128L

AI機能

文字起こしの精度や改行などはPixelとGalaxyが優勢
文字起こしの精度や改行などはPixelとGalaxyが優勢 Google Pixel 10おすすめ イメージ
文字起こしの精度や改行などはPixelとGalaxyが優勢 Google Pixel 10おすすめ イメージ2
文字起こしの精度や改行などはPixelとGalaxyが優勢 Google Pixel 10おすすめ イメージ3

PixelとGalaxyはiPhoneと異なり、誤字・脱字がほぼなく優秀でした。

改行もわかりやすく、会議やインタビューなどの書き起こしにもにも便利そうです。

画像補正はPixelとGalaxyが自然!

【元画像】

画像補正はPixelとGalaxyが自然! Google Pixel 10おすすめ イメージ
画像補正はPixelとGalaxyが自然! Google Pixel 10おすすめ イメージ2
画像補正はPixelとGalaxyが自然! Google Pixel 10おすすめ イメージ3
画像補正はPixelとGalaxyが自然! Google Pixel 10おすすめ イメージ4

純正の画像補正機能を使用すると、PixelとGalaxyはどちらも違和感なく人物を消去しました。

一方、iPhoneは横断歩道が不自然な描写になりました。

石川泰紀
家電批評編集部
石川泰紀 のコメント

観光地など人が多い場所でも、後から人物を消去できるのは便利!

カメラコーチは被写体の動きが少ない人物や風景向け

カメラコーチ機能とは、AIが構図を教えてくれる機能のこと。

指示に従って、カメラを調整するとキレイな構図の写真が撮影できます。

ただ、インターネット環境が必須なので、電波が入らない場所では使えません。

カメラコーチは被写体の動きが少ない人物や風景向け Google Pixel 10おすすめ イメージ

①構図を選びます。

カメラコーチは被写体の動きが少ない人物や風景向け Google Pixel 10おすすめ イメージ2
カメラコーチは被写体の動きが少ない人物や風景向け Google Pixel 10おすすめ イメージ3

②③AIの指示に従って合わせます。

カメラコーチは被写体の動きが少ない人物や風景向け Google Pixel 10おすすめ イメージ4

④最後は撮影ボタンを押して完成です!

文田信基 氏
フォトグラファー
文田信基 氏 のコメント

カメラコーチ撮影には4ステップ必要です。風景撮影したり、人物撮影なら被写体の人が待ってくれますが、一瞬を切り取る写真には向きません。

カメラ性能

ポートレート:人物の肌がワントーン明るく撮影できる

【Pixel 10】

ポートレート:人物の肌がワントーン明るく撮影できる Google Pixel 10おすすめ イメージ

彩度が低いけれど、ボケ感は◎!

【iPhone 16】

ポートレート:人物の肌がワントーン明るく撮影できる Google Pixel 10おすすめ イメージ2

ボケの処理がいい!

ただし、人物は暗めです。

インカメラは黒が締まる

【Pixel 10】

インカメラは黒が締まる Google Pixel 10おすすめ イメージ

黒が締まり、立体感があります。

【iPhone 16】

インカメラは黒が締まる Google Pixel 10おすすめ イメージ2

はっきりとしていて、実際に一番近い映りです。

広角・望遠では青色がやや浅め
広角・望遠では青色がやや浅め Google Pixel 10おすすめ イメージ

やや処理感はあるが、十分使える20倍ズーム!

広角・望遠では青色がやや浅め Google Pixel 10おすすめ イメージ2

最大10倍なのに精細さに欠ける印象です。

映像・音質

映像・音質 Google Pixel 10おすすめ イメージ

【Pixel 10】屋敷のオレンジ色をくっきりと再現しています!

映像・音質 Google Pixel 10おすすめ イメージ2

【iPhone 16】川に反射する夕焼けを丁寧に描写!

「Pixel 10」は、黒の滲みはあるものの、「iPhone 16」に比べて、明るく爽やかな色合いなので、YouTubeなどのエンタメだけではなく、映画観賞にも向いています。

野村ケンジ 氏
AV(オーディオ&ビジュアル)評論家
野村ケンジ 氏 のコメント

「10シリーズ」は明るめの色調なので、奥行き感と色の深みがやや欠けますが、確実にクオリティアップしています!

ベンチマークとゲーム性能

ベンチマークとゲーム性能 Google Pixel 10おすすめ イメージ

上記の表は、AnTuTu Benchmark V10で比較したもの。

ベンチマークとゲーム性能 Google Pixel 10おすすめ イメージ2

ベンチマークスコアは、「10」「Pro」共に同価格帯製品と比べると大きく劣る結果になりました。

ただし高負荷ゲームの『原神』を画質「高」でプレイしたところ、明るめの映像で挙動もスムーズ。

ほぼカクつかずにプレイできました。

スマートフォン特徴があって面白いけど積極的に選ぶ理由は少ない

今回の検証結果では、グーグルの目玉機能であるAI性能とカメラ性能に加えて、ディスプレイの映像美も優れていました。

初搭載されたカメラコーチ機能は、動く被写体は厳しいですが、人物や風景の撮影にはもってこいです。

ただ、「撮影に1分程かかるうえに、指示が細かいので、もう少し手軽にできれば使う人も増えそう」(文田さん)という意見もありました。

カメラ性能は、風景や人物は優秀です。

一方で、料理は彩度が低く、あまりおいしそうに見えませんでした。

夜景もデジタル処理感が強くイマイチと、得意不得意がハッキリした印象。

一番気になったのは、バッテリー持ちです。

輝度最大の4K解像度で動画を視聴したところ、「10」は約12時間と電池持ちは期待できません。

ちなみに、iPhone 16は約20時間と2倍ほど差が出ました。

結論として、同価格帯のiPhoneなどに総合力で劣るものの、AI機能に魅力を感じるなら検討する価値はあります。

石川泰紀
家電批評編集部
石川泰紀 のコメント

OS&セキュリティアップデートが7年とアンドロイドの中では最長クラス。安心して使えるのは魅力です!

スマートフォンスマートフォンの売れ筋ランキングもチェック!

スマートフォンのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。