自転車e-bikeで自転車通勤始めてみませんか?

e-bikeで自転車通勤始めてみませんか? e-bikeおすすめ イメージ

「なにか運動を始めたいな」と考えているあなたに、雑誌『家電批評』がおすすめするのが「自転車通勤」です。

しかし、自転車通勤には満員電車からの解放や運動不足の解消などのメリットがあるとわかっているものの、体力的に続けられるか不安……という人も多いでしょう。

そこで今回は、そんな不安を解決する通勤向けe-bikeを見つけるために、20万〜40万円の(e-bikeとしては比較的)購入しやすい人気メーカーのモデル10台集めました。

検証では通勤時に気になる坂道でのアシストのパワーやハンドルの操作のしやすさ、スピードに乗った時の安定感などを自転車のプロ2人と徹底的に調べました。

自転車通勤で「楽しさ」や「手軽さ」を手に入れよう!

自転車通勤のメリットは?

自転車通勤のメリットは? e-bikeおすすめ イメージ
  • 満員電車から解放される
  • 運動不足解消にも役立つ
  • 寄り道したり道中を楽しめる

上記のメリットを感じられる通勤距離の目安が、自転車で30分〜1時間の道のりである5〜10kmといわれています。

自転車通勤のデメリットは?

自転車通勤のデメリットは? e-bikeおすすめ イメージ
  • 初期投資にそれなりに費用がかかる
  • 公共交通機関を利用するより時間がかかる
  • 交通事故のリスクがある

駐輪場所の有無や盗難対策はもちろん、自転車保険には絶対に加入しましょう。

山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

走行ルートを複数パターン用意すると、さらに楽しい!

自転車通勤に向いている人は?

  • 職場まで5~10kmの人
  • 運動不足を解消したい人

2024年11月の法改正の内容は把握しておきましょう

最低限押さえておくべきポイント:走行中のながらスマホの罰則規定
  • 6カ月以下~1年以下の懲役または10万~30万円の罰金

自転車運転中(停止している間を除く)にスマホで通話したり、画面を注視したりする「ながらスマホ」が道路交通法により禁止され、罰則が強化されました。

手で持ったスマホだけでなく、自転車に取り付けたスマホの画面を注視することも禁止です。

e-bikeとは? 電動アシスト自転車の違いは?

自転車通勤のメリットを理解してもらったところで、さらに今回おすすめしたいのが「e-Bike」です。e-Bikeとは主に、電動アシスト自転車のなかでもスポーツタイプの自転車のことを指します。普通の自転車より価格が高めで重たいものの、ラクで楽しい通勤を実現してくれます。

田中弾 氏
自転車雑誌ライター
田中弾 氏 のコメント

体力に不安があっても自転車通勤を楽しめます!

e-bike

e-bike e-bikeおすすめ イメージ
  • 疲れにくく、スピードも出せて楽しい
  • アシストがあるので荷物の運搬もラク
  • バッテリーなどで車体が重くなる
  • 購入やメンテに費用がかなりかかる

普通の自転車

普通の自転車 e-bikeおすすめ イメージ
  • 車体が軽く、駐輪時などに扱いやすい
  • 車両価格が安く、購入やメンテナンスがしやすい
  • 長距離通勤できるかは体力次第
  • 強風時や坂道では疲れやすい

でもそれってLUUPでよくない?

でもそれってLUUPでよくない? e-bikeおすすめ イメージ

そもそも目的が違います

実はe-Bikeや電動アシスト自転車とLUUPは、まったくの別物。道路交通法上ではe-Bikeは軽車両です。LUUPは免許不要で乗れる「特定小型原動機付自転車(原付)」に分類されます。

LUUPは手軽で扱いやすい乗り物ですが、今回想定する5〜10km通勤のような長距離の移動には不向きです。

e-Bikeは長距離がっつり!LUUPはちょっとそこまで
  • ◯:LUUPは電動なので疲れない
  • ◯:LUUPはレンタルで手軽に乗れる
  • △:LUUPの走行距離は短い
  • △:LUUPは荷物を積載できない
  • △:LUUPのスピードは20km/hまで
ハナゾノゴウ 氏
デジタル系編集者
ハナゾノゴウ 氏 のコメント

どちらの乗り物も、道路交通法を遵守しなければならないことは変わりません。

自転車e-bikeの特徴は?

ランキングの発表の前に、e-bikeの特徴をおさらいしましょう。

e-Bikeはアシストのラクさと自力の楽しさのハイブリッド!

e-Bikeはアシストのラクさと自力の楽しさのハイブリッド! e-bikeおすすめ イメージ

フレームはスポーツタイプ

走行性アップのために、クロスバイクのようなスポーツタイプのフレームを採用しています。ただしバッテリーやユニットを搭載している分、重量はそれなりに増しています。階段で運ぶのは困難です。

バッテリーは内蔵されています

バッテリーは内蔵されています e-bikeおすすめ イメージ

最近のe-Bikeの多くは、フレーム(ダウンチューブ)内にバッテリーが搭載されています。取り外して充電できるものもあります。

義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

フレームにバッテリーを内蔵することで、スマートな見た目になります。

アシストが自然なモデルが多い

e-bike:電動アシストが脚の動きに合わせて自然
e-bike:電動アシストが脚の動きに合わせて自然 e-bikeおすすめ イメージ

脚の力と電動の力が同じ歯車でチェーンに伝わるモデルが多い傾向にあります。

電動アシスト自転車:電動アシストでグイグイ引っ張る感じ
電動アシスト自転車:電動アシストでグイグイ引っ張る感じ e-bikeおすすめ イメージ

脚の力と電動の力を伝える歯車が別々な構造のモデルが多い傾向です。

アシストの効き目は法律で規制されています

アシストが効くのはe-Bikeと電動アシスト自転車とも24km/hまでで、モーター出力の強さも制限されています。実はこの規制のため、アシストに関してはe-Bikeと電動アシスト自転車には「なんとなく上記のような傾向がある」程度の差しかないんです。

e-Bikeはなんでこんなに高価なの!?

電動アシスト自転車はママチャリタイプでも10〜15万円ほどの価格になります。スポーツタイプのフレームはママチャリよりも高価なため、さらに金額が上乗せされ最低でも20万円ほどになります。

これでも安いほうなんです……

  • スポーツタイプのフレームがそもそも高価
  • バッテリーやユニットを小型化する傾向にある
  • ブレーキや変速機もスポーツ仕様は高価
山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

なかには100万円を超えるe-Bikeも存在します。

自転車e-bikeの選び方は?

通勤にピッタリなe-Bikeをプロと探しました!

通勤にピッタリなe-Bikeをプロと探しました! e-bikeおすすめ イメージ

今回は、それぞれのe-Bikeを「5〜10kmの通勤で使用する」という前提で自転車のプロ2人がチェックしました。

アシスト性能や走行性がよいものはもちろん高評価ですが、コスパなども加味して“ちょうどいいバイク”を探しました!

テスト1:アシスト

走り出しや坂道でしっかりアシストの強弱を採点。強力でペダルをこぐ際に不自然さを感じないほど高得点としました。

テスト2:走行性

安定性や、操作性の高さを確認しました。また、スピードを出しやすいタイプか、ゆったり走るタイプかなどもチェックしています。

テスト3:パーツ

ブレーキや変速機などのパーツの質をチェック。通勤に必要とされる泥よけなどが標準搭載されているものは加点しました。

テスト4:コスパ

他3項目の点数とプロによる評価と販売価格の釣り合い取れているかを総合的に評価しました。

それでは、評価の高かった順におすすめのe-bikeをご紹介します。

自転車e-bikeのおすすめは?

プロと一緒に実際に使ってみた、e-bikeのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。

ランキングは項目名で並び替えられます
商品 おすすめポイント
A+評価
トレックFX+ 2
e-bikeおすすめ  トレック FX+ 2 イメージ
4.70
泥除けやチェーンガードを標準装備。やっかいな泥や油汚れからスーツを守ってくれる
4.00 5.00 5.00 5.00
S、M、L
17.69kg(Mサイズ)
サテントレックブラック、サテンミュルサンヌブルー、バイパーレッド
アルミニウム
アルミニウム
油圧ディスク
1×9段(42T、11-36T)
700×40C
67km
250Wh
A+評価
ヤマハCROSSCORE RC
e-bikeおすすめ ヤマハ CROSSCORE RC イメージ
4.60
アシストのパワーがあり、体力を使わずに走れる。乗り心地もよく振動による負担も小さい
5.00 4.33 5.00 4.00
S、M、L
23.5kg(Mサイズ)
カーキジェイド、スペースグラファイト、マットブロンズ
ハイドロフォームアルミ
合金(サスペンション)
油圧ディスク
1×9段(44T、11-36T)
27.5×2.0inch
188km
500Wh
A評価
ジャイアントEscape R E+
e-bikeおすすめ ジャイアント Escape R E+ イメージ
4.30
軽快で高速での速度維持がしやすく、アシスト制限を超えた速度でもしっかり進んでくれる
4.67 4.67 4.00 3.50
XS、S、M
19.7kg(XSサイズ)
レッド、メタリックブラック、パールホワイト
アルミニウム
アルミニウム
油圧ディスク
1×9段(11x36T)
700×38C
200km
400Wh
A評価
メリダePASSPORT 200
e-bikeおすすめ メリダ ePASSPORT 200 イメージ
4.20
アシストユニットがサポートに徹しているため、自分の脚力のみで走ったような達成感も得られる
4.00 4.33 5.00 3.50
XS、S
20.6kg(XSサイズ)
シルクスチールブルー、グロッシーブラック
アルミニウム
アルミニウム
油圧ディスク
1×9段(11-36T)
700×38C
130km
504Wh
A評価
フジFARPOINT
e-bikeおすすめ フジ FARPOINT ※リアキャリアはオプション品です イメージ
4.10
長いホイールベースと太いタイヤの効果で安定感のある乗り心地。ゆったりと走れる
4.33 4.33 4.50 3.00
M、L
19kg
シャンパンゴールド
アルミニウム
カーボン
油圧ディスク
1×9段(38T、11x36T)
650×47C
110km
418Wh
A評価
ベスビーBESV JF1
e-bikeおすすめ ベスビー BESV JF1 イメージ
3.80
車重が軽く高速を維持して走りやすい、高品質なパーツ構成
3.67 4.00 3.50 4.00
XS、M、L
16.2kg(Mサイズ)
グロスブルー、マットブラック、グロスホワイト
アルミニウム
アルミニウム
油圧ディスク
1×10段(44T、11x34T)
700×35c
105km
252Wh
B評価
パナソニックXEALT L3
e-bikeおすすめ パナソニック XEALT L3 イメージ
3.40
強力なアシストでゆっくり走ればほとんど体力を使わず目的地へ
2.33 3.67 3.50 4.50
390mm、440mm
20.0kg(390mm)
マットチャコールブラック、シャインパール ホワイト、エアグリーン、ソニックローズレッド
フォーミングアルミ
アルミニウム
Vブレーキ
1×8段(41T、11x32T)
700×38C
90km(約)
303Wh
B評価
ワイズロードSmaChari RAIL DISC-e
e-bikeおすすめ ワイズロード SmaChari RAIL DISC-e イメージ
3.30
バイクが軽いので軽快な走りが楽しめる
2.33 3.33 4.00 4.00
S、M、L
16kg
4色展開
アルミニウム
アルミニウム
油圧ディスク
1×8段(42T、12x32T)
700×32C
100km(約)
10Ah
B評価
サードバイクスFESMOTOR
e-bikeおすすめ サードバイクス FESMOTOR イメージ
3.10
アシストなしでも軽快な走りでクロスバイクとしての完成度が高い
2.67 3.33 3.00 3.50
160cm~(適正身長)
19.8kg
レッド
アルミニウム
アルミニウム
機械式ディスク
1×7段(14-28T)
700×32C
108km
374.4Wh
B評価
ベスビーSMALO LX2
e-bikeおすすめ ベスビー SMALO LX2 イメージ
3.10
変速とアシストを自動で行ってくれるので余計な操作が不要
2.33 3.67 3.50 3.00
169cm~
23.1kg
アークティックホワイト、ミッドナイトブラック
アルミニウム
アルミニウム
油圧ディスク
1×7段
28×2.0inch
120km
504Wh

A+評価【1位】トレック「FX+ 2」

家電批評: ベストバイ[リボンなし]
e-bikeおすすめ  トレック FX+ 2 イメージ1
  • トレックFX+ 2
  • 検証時価格: ¥279,290

総合評価: 4.70

 
アシスト
 4.00
走行性
 5.00
パーツ
 5.00
コスパ
 5.00

軽快な走りに実用装備。通勤専用車の理想系!

e-bikeのおすすめランキングで1位となり、ベストバイを獲得したのはA+評価のトレック(TREK)「FX+ 2」でした。

通勤向けe-bikeに“ちょうどいい”のが、トレック「FX+ 2」です。細身のフレームからくるスポーティーな印象に反し、走り出すとゆったりとした乗り味。

かたいバイクに比べて体への負荷が小さく、通勤で疲れてしまう心配がありません。

走行性能も高く、力強いアシストを受けての加速から気が付けばアシスト上限の24km/hを超える速度で走っているほど。高速を維持できるのは、交通量の多い車道を走る際に安心です。

坂道にも強く、約10%の上り坂(斜度:約5.7度)も難なく走破できました。

これに加えて、自転車のプロ2人が通勤向けと評価したのが、標準装備された泥除けとチェーンガードです。特にスーツでの通勤を考えている人にとって、汚れを防いでくれる装備は必須。

これらの装備は別売りオプション扱いのバイクが多いなか、トレック「FX+ 2」はこれを含めて約28万円(検証時)なんです。

ちなみにバッテリー連動で点灯する前後ライトも付属するため、帰宅が夜間になっても問題ありません。

アシスト距離の短さは気になりましたが、10km程度の通勤用と考えれば十分。万が一バッテリーが切れても、軽快な走りでカバーできます。

通勤のパートナーにベストな選択です。

おすすめポイント
  1. 泥除けやチェーンガードを標準装備。やっかいな泥や油汚れからスーツを守ってくれる
がっかりポイント
  1. バッテリーでのアシスト距離が短く、取り外しできないため充電の手間もかかる
サイズ
S、M、L
重量
17.69kg(Mサイズ)
カラー
サテントレックブラック、サテンミュルサンヌブルー、バイパーレッド
フレーム
アルミニウム
フォーク
アルミニウム
ブレーキ
油圧ディスク
変速
1×9段(42T、11-36T)
ホイール/タイヤ
700×40C
最長航続距離
67km
バッテリー容量
250Wh
田中弾 氏
自転車雑誌ライター
田中弾 氏 のコメント

アシストを切った状態でも走りが軽いです。

義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

公式サイトで現在19万9000円とディスカウント中(検証時)です。

【アシスト】後輪駆動はややラグありも上り坂もパワフルに進む

【アシスト】後輪駆動はややラグありも上り坂もパワフルに進む e-bikeおすすめ イメージ

モーターは後輪のハブに内蔵されているため、走り出してからアシストを感じるまでにややラグがあります。アシスト自体は力強く、急な坂も座ったままラクに登れます。

【走り心地】細身のフレームからは想像できないゆったりとした走行性と抜群の乗り心地

【走り心地】細身のフレームからは想像できないゆったりとした走行性と抜群の乗り心地 e-bikeおすすめ イメージ

e-Bikeとは思えない細身のフレームからかなりレーシーな印象を受けますが、走ってみると乗り心地はかなりジェントルです。

【走り心地】細身のフレームからは想像できないゆったりとした走行性と抜群の乗り心地 e-bikeおすすめ イメージ2

40Cとタイヤも太めなので、ゆったり走れます。

【装備】前後の泥除けとチェーンカバーを標準装備・雨上がりでもスーツを汚さない

【装備】前後の泥除けとチェーンカバーを標準装備・雨上がりでもスーツを汚さない e-bikeおすすめ イメージ

荷物を載せられるキャリアと前後の泥除けを標準装備。特に通勤用途でうれしいのが泥除けで、スーツを水はねで汚してしまわないための必須アイテムです。

【装備】前後の泥除けとチェーンカバーを標準装備・雨上がりでもスーツを汚さない e-bikeおすすめ イメージ2

また、チェーンガードも備えているため、パンツの裾を巻き込む心配もありません。

【装備】前後の泥除けとチェーンカバーを標準装備・雨上がりでもスーツを汚さない e-bikeおすすめ イメージ3

踏み面の広いプラスチックペダルは、足底へのあたりがやさしく、靴底も傷つけにくいので、実用性が高いです。

【タイヤ】空気が抜けたらガソリンスタンドで補充できるアメリカンバルブ

【タイヤ】空気が抜けたらガソリンスタンドで補充できるアメリカンバルブ e-bikeおすすめ イメージ

タイヤは車と同じアメリカンバルブなので、出先で空気が減ってしまっても、ガソリンスタンドで補充をお願いできます。

【パーツ】ギアとブレーキは信頼のシマノ製。バッテリー連動の前後ライトも付属

【パーツ】ギアとブレーキは信頼のシマノ製。バッテリー連動の前後ライトも付属 e-bikeおすすめ イメージ
【パーツ】ギアとブレーキは信頼のシマノ製。バッテリー連動の前後ライトも付属 e-bikeおすすめ イメージ2

変速とブレーキには、信頼性の高いシマノ製のパーツを採用。転倒などで壊れても交換パーツを入手しやすいため、長く乗ることができます。

ハンドルやサドルなどは、トレックの自社ブランドであるボントレガー製で統一されているのも安心感があります。

【パーツ】ギアとブレーキは信頼のシマノ製。バッテリー連動の前後ライトも付属 e-bikeおすすめ イメージ3

前後にはバッテリーと連動して点灯するライトを装着。夜間走行もバッチリです。

【パーツ】ギアとブレーキは信頼のシマノ製。バッテリー連動の前後ライトも付属 e-bikeおすすめ イメージ4

ハンドルバーは60cmを超える長さのため、購入時の状態だと道路交通法上、歩道を走ることはできません。

ただし、バッテリーに改善の余地あり

バッテリーの存在を感じさせない細身のフレームはカッコいい反面、充電面でやや難ありです。

基本的にはバッテリーを取り外せないため、充電時はバイクまで直接電源を引く必要があります。玄関やガレージで自転車を保管できない場合は、充電場所の確保に少し苦労しそう。

なお、アシスト距離を延長したい方に向けに、外付けバッテリーも用意されています。

ただし、バッテリーに改善の余地あり e-bikeおすすめ イメージ

バッテリーはダウンチューブに内蔵。フレームが細身なので、一見すると一般的なクロスバイクのようです。

ただし、バッテリーに改善の余地あり e-bikeおすすめ イメージ2

フレームの底にバッテリーの取り出し口がありますが、これは販売店などでのメンテナンス用です。

ただし、バッテリーに改善の余地あり e-bikeおすすめ イメージ3

250Whの「Hyenaレンジエクステンダーバッテリー」(6万6900円※検証時)をボトルゲージの位置に取り付ければ、航続距離は倍になります。

走り・パーツ・軽さ、すべてが理想的

e-Bikeはアシストを重視しがちですが、トレック「FX+ 2」はアシストを切ってもよく走る=自転車としての完成度の高さも特筆です。しかも、泥除けなどのパーツを含めて約18kgという軽さも魅力。毎日の通勤が楽しくなります。

山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

まさに通勤のためのe-Bikeです。

A+評価【2位】ヤマハ「CROSSCORE RC」

総合評価: 4.60

 
アシスト
 5.00
走行性
 4.33
パーツ
 5.00
コスパ
 4.00

e-bikeとしての総合的な完成度の高さは「ヤマハ」の勝利!

e-bikeのおすすめランキング2位は、A+評価のヤマハ(YAMAHA)「CROSSCORE RC」

今回の条件が「通勤向け」ではなかったら、ベストバイだったかもしれない、とプロを唸らせたのがヤマハの「CROSSCORE RC」です。

アシストは、走り出しから反応よくしっかりサポートしてくれるパワーと、スピードが乗ったあとの安定感ともに秀逸。走りに集中できるオートマチックモードも搭載しています。

フロントにサスペンションを備え、路面の凹凸や段差もあまり気にならない快適な乗り心地です。

変速やブレーキをシマノ製パーツで統一している点も見逃せません。動作の信頼性が高く、入手もしやすいため、長年使用するには欠かせない条件です。

メーターの視認性と操作性も良好でした。

やや高価格にはなりますがデザイン性も高く、迷ったらこれを買っておけば間違いない完成度。とにかくいいバイクが欲しい人におすすめです。

おすすめポイント
  1. アシストのパワーがあり、体力を使わずに走れる。乗り心地もよく振動による負担も小さい
がっかりポイント
  1. タイヤが太く重たいのもあり、高速の伸びはイマイチ。アシストを超える速度では巡航しにくい
サイズ
S、M、L
重量
23.5kg(Mサイズ)
カラー
カーキジェイド、スペースグラファイト、マットブロンズ
フレーム
ハイドロフォームアルミ
フォーク
合金(サスペンション)
ブレーキ
油圧ディスク
変速
1×9段(44T、11-36T)
ホイール/タイヤ
27.5×2.0inch
最長航続距離
188km
バッテリー容量
500Wh
田中弾 氏
自転車雑誌ライター
田中弾 氏 のコメント

装備も充実し、どんなシチュエーションでも扱いやすい一台です。

義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

定評のあるヤマハのアシストが効いているときの安定感は秀逸。

【サスペンション】

【サスペンション】 e-bikeおすすめ イメージ

通常のフォークより重くなりますが、路面の凹凸をよくいなしてくれます。

【アシスト】

【アシスト】 e-bikeおすすめ イメージ

定評のあるヤマハのアシストは、出足から反応がいいです。パワーがあり、制御も上手です。

【パーツ】

【パーツ】 e-bikeおすすめ イメージ

変速やブレーキはシマノ製パーツで統一、信頼性が高く安心感があります。

【走り心地】

【走り心地】 e-bikeおすすめ イメージ

スポーティーながら太めのタイヤでクッション性も高く快適に走れます。

裾バンドは必須

裾バンドは必須 e-bikeおすすめ イメージ

チェーンリングにカバーがないため、裾が広いパンツだと巻き込みます。特にスーツで乗るなら裾バンドを必ず用意しましょう。

都心の通勤路にもサスペンションが有効

都心の道路であっても、アスファルトの工事跡やちょっとした段差などが多数あります。完全に平坦な道路はほとんどありません。

サスペンションはこうした衝撃を吸収してくれるため、体に負担をかけないのがメリットです。

山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

パンクも気にせず乗り越えられます。

A評価【3位】ジャイアント「Escape R E+」

e-bikeおすすめ ジャイアント Escape R E+ イメージ1
  • ジャイアントEscape R E+
  • 検証時価格: ¥330,000

総合評価: 4.30

 
アシスト
 4.67
走行性
 4.67
パーツ
 4.00
コスパ
 3.50

「ジャイアント」なら夜道も快速。週末のロングライドでも大活躍

e-bikeのおすすめランキング3位は、A評価のジャイアント「Escape R E+」

1位のトレック「FX+ 2」や2位のヤマハ「CROSSCORE RC」よりも高速巡行が容易で、気持ちいい伸びが体感できるのがジャイアント「Escape R E+」です。

ヤマハと共同開発したモーターを搭載したアシストユニットは、加速から速度維持まで自然にサポート。実際に乗ってみるとグングン加速していき、走りの軽快さは1、2を争うものでした。

低速域ではアシストを受けながら加速し、アシストが切れる高速域は自分の脚力で気持ちよく風を切れます。

もちろん、坂道に怯む必要もありません。疲れていても、颯爽と帰宅できるので、仕事終わりがより待ち遠しくなります。

航続距離は最長で200kmと長く、平日の通勤は「できるだけ速く」、週末は「できるだけ遠く」郊外までロングライドにと、マルチに活躍してくれること間違いなし。

簡単に取り外し可能で、室内充電できるバッテリーもプラス材料です。

おすすめポイント
  1. 軽快で高速での速度維持がしやすく、アシスト制限を超えた速度でもしっかり進んでくれる
がっかりポイント
  1. スポーツ系e-Bikeとしての完成度は抜群なものの、通勤用と考えるとヤマハ同様コスパはそこそこ
サイズ
XS、S、M
重量
19.7kg(XSサイズ)
カラー
レッド、メタリックブラック、パールホワイト
フレーム
アルミニウム
フォーク
アルミニウム
ブレーキ
油圧ディスク
変速
1×9段(11x36T)
ホイール/タイヤ
700×38C
最長航続距離
200km
バッテリー容量
400Wh
義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

通勤距離が長く、時間を短縮したい人にもおすすめです。

田中弾 氏
自転車雑誌ライター
田中弾 氏 のコメント

高速走行時の伸びやかさがあります。

【アシスト】

【アシスト】 e-bikeおすすめ イメージ

自然でなじみやすく、通勤でも長距離でも十分なアシスト性能です。モーターはヤマハとの共同開発です。

【走行距離】

【走行距離】 e-bikeおすすめ イメージ

最長航続距離はECOモードなら200km。ロードバイクのようなロングライドも楽しめます。

【パーツ】

【パーツ】 e-bikeおすすめ イメージ

変速はシマノ製、ブレーキはテクトロ製とメーカーが分かれています。ホイールは自社パーツを使用しています。

【走り心地】

【走り心地】 e-bikeおすすめ イメージ

スポーティーな乗り味で自然に速度が伸びていきます。コーナリングも気持ちよくこなせました。

電源がわかりにくい

電源がわかりにくい e-bikeおすすめ イメージ

走行中の誤作動を防ぐために、アシストの電源ボタンの位置がコントロールユニットの前側にあります。最初は戸惑うかもしれません。

ストップ&ゴーを最速で駆け抜けます

アシストを受けてしっかり加速し、速度維持も容易なジャイアント「Escape R E+」。そのため、信号の多い都心の道路でもストップ&ゴーに対応しやすいです。

慣れてくれば通勤渋滞時の車の流れにのって走ることも可能です。

山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

スピードが出るからこそ車が多くても安心。

A評価【4位】メリダ「ePASSPORT 200」

e-bikeおすすめ メリダ ePASSPORT 200 イメージ1
  • メリダePASSPORT 200
  • 検証時価格: ¥317,900

総合評価: 4.20

 
アシスト
 4.00
走行性
 4.33
パーツ
 5.00
コスパ
 3.50

アシストの自然さにプロも脱帽! 通勤もレジャーも自走感が強い「メリダ」なら楽しめる!

e-bikeのおすすめランキング4位は、A評価のメリダ「ePASSPORT 200」

3位のジャイアント「Escape R E+」に似たスポーツ系だったのが、同じ台湾のライバルメーカーであるメリダ「ePASSPORT 200」です。

「ほどよく前傾姿勢で前へ前へ」(田中さん)と進むのが印象的。通勤用としてはフレームがややかためですが、レーサー寄りのバイクとして考えれば納得です。ジャイアント「Escape R E+」以上に小気味よい走りが楽しめます。

アシストユニットのSTEPSは自然なアシストが特徴で、どちらかといえば軽めのギアで脚を早く回転させて走る人に向いています。

強いアシスト主導で走るのではなく、「自分の走りをサポートしてくれる」という印象。そのため、フィットネス目的にも最適でしょう。

気になるのは、アシストオフだと「ライトがつかなかったり、クランクが重く感じるのが残念」(義村さん)ということ。

航続距離は最長130kmありますが、外出先でバッテリーが切れないように事前の充電は不可欠です。

おすすめポイント
  1. アシストユニットがサポートに徹しているため、自分の脚力のみで走ったような達成感も得られる
がっかりポイント
  1. フレームがかたく前傾姿勢になるため、体へのダメージが残りやすいかも……
サイズ
XS、S
重量
20.6kg(XSサイズ)
カラー
シルクスチールブルー、グロッシーブラック
フレーム
アルミニウム
フォーク
アルミニウム
ブレーキ
油圧ディスク
変速
1×9段(11-36T)
ホイール/タイヤ
700×38C
最長航続距離
130km
バッテリー容量
504Wh
義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

フレームが細身なので、電動ではないクロスバイクにも見えます。

田中弾 氏
自転車雑誌ライター
田中弾 氏 のコメント

ほどよい前傾姿勢とかためのフレームで、意外とレーサー志向です。

【バッテリー】

【バッテリー】 e-bikeおすすめ イメージ

カバーを外せば簡単に取り外しが可能。予備バッテリーは約10万円(検証時)で購入できます。

【パーツ】

【パーツ】 e-bikeおすすめ イメージ

ブレーキやドライブユニットはシマノ製ですが、リアのスプロケットだけサンレースを採用しています。

【鍵(ロック)】

【鍵(ロック)】 e-bikeおすすめ イメージ

標準でサークルロックが付属します。フレームに固定されているので荷物にもなりません。

【走り心地】

【走り心地】 e-bikeおすすめ イメージ

かためのフレームとやや前傾の姿勢が相まって、スポーティーな走りが楽しめます。

20kg超とやや重い

20kg超とやや重い e-bikeおすすめ イメージ

ラインナップのなかで唯一、車体重量がXS(最小)サイズで20kg超えと、スポーツバイクとしてはやや重い印象です。駐輪のときに少し手間取ることもありました。

電動ぽくないフレームにも注目

走りのほかにメリダ「ePASSPORT 200」で好評だったのが、フレームのデザイン。比較的細身で、いかにも「電動乗ってます」感がないのは意外と推したくなるポイントです。

ちなみに、バッテリーは簡単に取り外せるため、室内での充電が可能です

山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

自力で走っているように見えるかも。

A評価【5位】フジ「FARPOINT」

e-bikeおすすめ フジ FARPOINT※リアキャリアはオプション品です イメージ1

※リアキャリアはオプション品です

総合評価: 4.10

 
アシスト
 4.33
走行性
 4.33
パーツ
 4.50
コスパ
 3.00

通勤ルートに悪路アリでも「フジ」はゆとりの乗り心地!

e-bikeのおすすめランキング5位は、A評価のフジ「FARPOINT」

開口一番、義村さんが「キャンプへ行きましょう」と興奮気味に語ったのが、フジ「FARPOINT」です。写真のとおりワイルドなルックスで、趣味用として所有欲をかき立てられるのも納得です。

もちろん、通勤バイクとして使用するうえでの魅力も満載。ホイールベースが長いため走りが安定するので、スポーツ系のバイクに乗り慣れていない人でも安心です。

タイヤは太めの47Cを採用し、段差や未舗装路の走破性も高め。

アシストは4位のメリダ「ePASSPORT 200」と同様に脚の回転をサポートしてくれるタイプなので、慌てずにゆっくりと会社へ向かいましょう。

外付けのバッテリーは取り外しが容易で、自宅とオフィスのどちらでも手軽に充電可能でした。

なお、通勤時の荷物が多いなら、別売りのリアキャリアも要検討。長さがあるためやや大きめの荷物も余裕で運べます。

※リアキャリアはオプション品(2万円/税別)(検証時)です

おすすめポイント
  1. 長いホイールベースと太いタイヤの効果で安定感のある乗り心地。ゆったりと走れる
がっかりポイント
  1. ハンドル幅が広いため歩道は走行できず、急な旋回も苦手。余裕をもって曲がりたい。
サイズ
M、L
重量
19kg
カラー
シャンパンゴールド
フレーム
アルミニウム
フォーク
カーボン
ブレーキ
油圧ディスク
変速
1×9段(38T、11x36T)
ホイール/タイヤ
650×47C
最長航続距離
110km
バッテリー容量
418Wh
義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

通勤路に舗装路ではない道がある場合には、ベストチョイスかも。

田中弾 氏
自転車雑誌ライター
田中弾 氏 のコメント

全体的にクールな印象。オリジナルのハンドルもカッコいいです。

【フォーク】

【フォーク】 e-bikeおすすめ イメージ

アルミに比べて衝撃吸収性が高いカーボーン製のフォークを備えています。外側にはダボ穴(フロントフォークやフレームなどに設けられたネジ穴のこと)もあります。

【タイヤ】

【タイヤ】 e-bikeおすすめ イメージ

タイヤは47Cとかなり太め。未舗装路でも安定して走ることができます。サイズは650です。

【パーツ】

【パーツ】 e-bikeおすすめ イメージ

変速、ブレーキ、クランク、モーター、バッテリー、ディスプレイとすべてシマノ製で統一されています。

【走り心地】

【走り心地】 e-bikeおすすめ イメージ

ホイールベースが長く、安定性があるのでまったりとした走り。ハンドリングはもっさりしています。

歩道は走れない

歩道は走れない e-bikeおすすめ イメージ

バーが二重になったオリジナルのマルチハンドル。乗車姿勢を変えられるなどのメリットがあります。しかし、幅が広いため歩道の走行はできません。

タイヤが太めのシティクルーザー

長いホイールベースの効果か、ゆっくりと走るのが快適なバイク。時間にゆとりをもって景色を楽しみながら通勤できます。アスファルトの凹凸や段差、未舗装路も太いタイヤとカーボンフォークがいなしてくれるので安心です。

山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

気持ちにもゆとりが生まれます。

A評価【6位】ベスビー「BESV JF1」

総合評価: 3.80

 
アシスト
 3.67
走行性
 4.00
パーツ
 3.50
コスパ
 4.00

約16kgの超軽量「ベスビー」で“スピード”出社を狙う!

e-bikeのおすすめランキング6位は、A評価のベスビー「BESV JF1」

「フレームがかためでレーシー」(田中さん)というように、10製品のなかでも最もスポーティーな乗り味です。

変速はデオーレ、ディスクブレーキはティアグラという、ともにシマノ製のスポーツバイク向けの構成です。

35Cとスポーツの軽快さを損なわない太さのタイヤと、約16kgと軽く前傾姿勢をとれるフレームが合わさり、スピードを上げて走れます。

ただ、アシストはほどよい強さですが、リア駆動のためややラグを感じることも……。

おすすめポイント
  1. 車重が軽く高速を維持して走りやすい、高品質なパーツ構成
がっかりポイント
  1. しっかりとしたアシストは感じるが、ややラグがある
サイズ
XS、M、L
重量
16.2kg(Mサイズ)
カラー
グロスブルー、マットブラック、グロスホワイト
フレーム
アルミニウム
フォーク
アルミニウム
ブレーキ
油圧ディスク
変速
1×10段(44T、11x34T)
ホイール/タイヤ
700×35c
アシスト
3段階
ユニット取り付け箇所
後輪
最長充電時間
3.5時間(約)
最長航続距離
105km
バッテリー容量
252Wh
義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

純正オプションで泥除けが用意されているので、雨天時も使えます。

田中弾 氏
自転車雑誌ライター
田中弾 氏 のコメント

リア駆動なので、アシストに少しラグを感じました。

【ディスプレイ】

【ディスプレイ】 e-bikeおすすめ イメージ

色でモードを判別できて便利。日差しが強いと視認性が落ちますが、明るさ調整も可能です。

【走り心地】

【走り心地】 e-bikeおすすめ イメージ

乗り味はかためでレーシー。そのため、やや慣れが必要ですが、スピードを出せて軽快です。

【変速】

【変速】 e-bikeおすすめ イメージ

今回唯一のリア10段変速です。道路の斜度に合わせて最適なギアを選択できます。

【ブレーキ】

【ブレーキ】 e-bikeおすすめ イメージ

ディスクブレーキは油圧ディスク。ロードバイクにも採用されるシマノのティアグラです。

サドルもちょっとかたい

サドルもちょっとかたい e-bikeおすすめ イメージ

フレームと同様、サドルもスポーツ仕様で、かため。慣れていない人はサドルカバーなどでお尻が痛くならないよう対策しましょう。

B評価【7位】パナソニック「XEALT L3」

総合評価: 3.40

 
アシスト
 2.33
走行性
 3.67
パーツ
 3.50
コスパ
 4.50

ママチャリのような乗り心地!体力不足でも安心のパナソニック

e-bikeのおすすめランキング7位は、B評価のパナソニック(Panasonic)「XEALT L3」

上り坂でも後ろからグッと押されるような強力なアシストが印象的なパナソニック「XEALT L3」。見た目はスポーティですが、走行感はどちらかというとママチャリに近い安定感があります。

走り出しからしっかりアシストしてくれるため、義村さんは「体力に自信がない人にもおすすめです」とコメントしてくれました。

外付けのバッテリーは簡単に取り外せるため、充電がラク。リムブレーキはホイールが簡単に外せるため、車載もしやすいです。

おすすめポイント
  1. 強力なアシストでゆっくり走ればほとんど体力を使わず目的地へ
がっかりポイント
  1. スポーツバイクらしい走りを楽しむ自転車ではありません
サイズ
390mm、440mm
重量
20.0kg(390mm)
カラー
マットチャコールブラック、シャインパール ホワイト、エアグリーン、ソニックローズレッド
フレーム
フォーミングアルミ
フォーク
アルミニウム
ブレーキ
Vブレーキ
変速
1×8段(41T、11x32T)
ホイール/タイヤ
700×38C
最長航続距離
90km(約)
バッテリー容量
303Wh
型番
BE-RL31S
義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

体力がなくてもアシストをフル活用して通勤できます。

田中弾 氏
自転車雑誌ライター
田中弾 氏 のコメント

よく走る自転車ですが、スポーツバイクらしい一体感は少なめです。

【アシスト】

【アシスト】 e-bikeおすすめ イメージ

上り坂の途中で止まっても、余裕で走り出せる強力なアシスト。慣れないと乗りにくいかもしれません。

【ディスプレイ】

【ディスプレイ】 e-bikeおすすめ イメージ

ボタンが大きく、視認性も高いディスプレイ。表示項目も充実していて使い勝手がいいです。

【ブレーキ】

【ブレーキ】 e-bikeおすすめ イメージ

リムブレーキを搭載。ホイールの付け外しが容易なため、急なパンクでも対処しやすいです。

【バッテリー】

【バッテリー】 e-bikeおすすめ イメージ

簡単に取り外せるため、自宅に持って入って充電できます。

スポーツ感は薄め

スポーツ感は薄め e-bikeおすすめ イメージ

フレームの見た目からしてスポーティ感は薄く、スポーツライクな電動バイク。走りは軽いですが、見た目はスマートさに欠けます。

B評価【8位】ワイズロード「SmaChari RAIL DISC-e」

e-bikeおすすめ ワイズロード SmaChari RAIL DISC-e イメージ1
  • ワイズロードSmaChari RAIL DISC-e
  • 検証時価格: ¥218,900

総合評価: 3.30

 
アシスト
 2.33
走行性
 3.33
パーツ
 4.00
コスパ
 4.00

期待の後付けはマイルドなアシスト。「スマチャリ」は平坦で勝負!

e-bikeのおすすめランキング8位は、B評価のワイズロード「SmaChari RAIL DISC-e」

ホンダが開発した後付け電動アシストシステムとして話題の「SmaChari」。それをコーダーブルームの軽量クロスバイク「RAIL DISC」に採用したのがワイズロード「SmaChari RAIL DISC-e」です。

注目のアシストは元の自転車の走行性を損なわない調整になっているものの、坂道の多いコースでのサポートを求めているなら、やや物足りない印象でした。

アシストを切った際にわずかに抵抗が感じられましたが、ベース車の軽快さを活かしたサポートを受けながら通勤できます。

おすすめポイント
  1. バイクが軽いので軽快な走りが楽しめる
がっかりポイント
  1. アシストが弱く坂道でのサポートは不安が残る
サイズ
S、M、L
重量
16kg
カラー
4色展開
フレーム
アルミニウム
フォーク
アルミニウム
ブレーキ
油圧ディスク
変速
1×8段(42T、12x32T)
ホイール/タイヤ
700×32C
最長航続距離
100km(約)
バッテリー容量
10Ah
義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

自分の自転車をe-Bike化できるようになるのを待っています。

田中弾 氏
自転車雑誌ライター
田中弾 氏 のコメント

坂が多いコースで使うにはやや物足りないかも。

【バッテリー】

【バッテリー】 e-bikeおすすめ イメージ

バッテリーはボトルケージの位置に外付け。コンパクトで簡単に取り外して充電できます。

【走り心地】

【走り心地】 e-bikeおすすめ イメージ

アシストが効いていないときも、ペダルに抵抗があるように感じることがたまにありました。

【ディスプレイ】

【ディスプレイ】 e-bikeおすすめ イメージ

スマートフォンを利用するため、AIモードなど多機能ですが、走行中は操作できません。

【アシスト】

【アシスト】 e-bikeおすすめ イメージ

アシストは効いていますが、他製品と比べるとマイルドな調整。坂が多いルートは避けたいです。

ボトルケージがつけられない

ボトルケージがつけられない e-bikeおすすめ イメージ

バッテリー搭載の都合上、フレームにボトルケージ台座が取付けられないので、サドルにケージを取付けるアダプターなどで対応する必要があります。

B評価【9位】サードバイクス「FESMOTOR」

総合評価: 3.10

 
アシスト
 2.67
走行性
 3.33
パーツ
 3.00
コスパ
 3.50

見た目よしの「サードバイクス」。学生の通学バイクに最適

e-bikeのおすすめランキング9位は、B評価のサードバイクス「FESMOTOR」

発売から約2年がたったサードバイクス「FESMOTOR」。安全性を考慮し、マイルドに調整されたアシストに、もの足りなさは感じたものの、バイクそのものは高い完成度です。

アシストは弱めですが走りが軽いので、体力のある学生の通学用に最適かも。激坂や部活で疲れた帰宅時はアシストに頼る、というような使い方が合いそうです。

ブレーキや変速機は、メンテナンス性とコストパフォーマンス重視で選ばれたパーツ構成になっています。

おすすめポイント
  1. アシストなしでも軽快な走りでクロスバイクとしての完成度が高い
がっかりポイント
  1. アシストは5段階に分かれているものの、あまり違いが感じられない
サイズ
160cm~(適正身長)
重量
19.8kg
カラー
レッド
フレーム
アルミニウム
フォーク
アルミニウム
ブレーキ
機械式ディスク
変速
1×7段(14-28T)
ホイール/タイヤ
700×32C
最長航続距離
108km
バッテリー容量
374.4Wh
型番
FESMOTOR レッド
義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

フレームのデザインは若者受けしそうです。

田中弾 氏
自転車雑誌ライター
田中弾 氏 のコメント

アシストは弱いので激坂はきついかも……。

【装備】

【装備】 e-bikeおすすめ イメージ

リフレクター付きのプラスチックペダルのほか、前ライトやベルなどが標準で付属します。

【走り心地】

【走り心地】 e-bikeおすすめ イメージ

アシストを切った状態でも直進させやすく、コーナーリングも安定しています。走りのバランスは◎です。

【アシスト】

【アシスト】 e-bikeおすすめ イメージ

バーファン製のアシストユニットを採用。アシストは弱めでやや違和感もあります。

【変速】

【変速】 e-bikeおすすめ イメージ

リアの変速はシマノ製。変速時の操作性がイマイチなのはやや残念です。

ブレーキが機械式

ブレーキが機械式 e-bikeおすすめ イメージ

ディスクブレーキは機械式です。制動性に問題はありませんが、同価格帯で油圧式を採用しているモデルもあるので、贅沢をいえば油圧式だとうれしかったです。

B評価【9位】ベスビー「SMALO LX2」

総合評価: 3.10

 
アシスト
 2.33
走行性
 3.67
パーツ
 3.50
コスパ
 3.00

アシストも変速もオートマティック。「LX2」なら走りに集中できる

e-bikeのおすすめランキング同率9位は、B評価のベスビー「SMALO LX2」

AI制御を活用した、次世代のシティコミューターといえるのがベスビー「SMALO LX2」です。スマホアプリ連動と、オートマティックでリアの変速とアシストを提供してくれるのがウリです。

実際の走行時には、状況に応じたサポートがされていましたが、変速は手動と比べるとどうしてもワンテンポ遅れている感覚。

しかし、スポーツバイクに乗るのが苦手な人や、変速やアシストの切り替えが面倒に感じる人には慣れると便利なのでおすすめです。

おすすめポイント
  1. 変速とアシストを自動で行ってくれるので余計な操作が不要
がっかりポイント
  1. 変則やアシストを思った通りに作動させるには、慣れが必要
サイズ
169cm~
重量
23.1kg
カラー
アークティックホワイト、ミッドナイトブラック
フレーム
アルミニウム
フォーク
アルミニウム
ブレーキ
油圧ディスク
変速
1×7段
ホイール/タイヤ
28×2.0inch
最長航続距離
120km
バッテリー容量
504Wh
義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

未来的なデザインが好きな人には刺さりそうです。

田中弾 氏
自転車雑誌ライター
田中弾 氏 のコメント

チェーンに大きな力がかかったからか、坂道での変速時には大きな音がしました。

【ホイール】

【ホイール】 e-bikeおすすめ イメージ

ホイールはクイック式ではなくハブナット式なので、取り外しの際には工具が必要です。

【走り心地】

【走り心地】 e-bikeおすすめ イメージ

スポーツバイクよりもオートマ変速とアシストのタイミングがやや遅めに感じます。やや慣れが必要です。

【ディスプレイ】

【ディスプレイ】 e-bikeおすすめ イメージ

ディスプレイはステムに内蔵。アプリで詳細を確認できるため、こちらの表示はシンプルです。

【変速】

【変速】 e-bikeおすすめ イメージ

リアはシマノ製の内装式7段変速のため、ギアは見えません。自動変速にも対応します。

ライトがハンドルと連動しない

ライトがハンドルと連動しない e-bikeおすすめ イメージ

ライトがフレームに内蔵されているため、ハンドルを切っても進行方向を照らしてくれません。大きなカーブではやや不安が残ります。

自転車国内事業終了・縮小でe-Bikeはいまが買いどき!?

スポーツバイク市場を取り巻く環境はきびしいのかもしれません。

雑誌『家電批評』でも過去に「Quick Neo」が好評価を得ていたキャノンデール製品の輸入代理店、キャノンデールジャパンが2024年9月で事業を終了。事業をインターテック社へ譲渡しました。

また、スペシャライズドも、スペシャライズド・ジャパンの直営店事業譲渡が続いています。

ただ、消費者目線で見ると、在庫製品が値下げ販売されるタイミングかも……という淡い期待も。両メーカーのバイクを狙っている人は、要チェックです。

▼事業終了した製品

e-bikeおすすめ キャノンデール Quick Neo イメージ1
e-bikeおすすめ キャノンデール Quick Neoディスプレイ操作ボタン一体のサイコン イメージ2

ディスプレイ操作ボタン一体のサイコン

e-bikeおすすめ キャノンデール Quick Neoシマノ製アルタスの変速機 イメージ3

シマノ製アルタスの変速機

e-bikeおすすめ キャノンデール Quick Neo イメージ1
e-bikeおすすめ キャノンデール Quick Neoディスプレイ操作ボタン一体のサイコン イメージ2
e-bikeおすすめ キャノンデール Quick Neoシマノ製アルタスの変速機 イメージ3
  • キャノンデールQuick Neo
  • 検証時価格: ¥352,000
サイズ展開
SM・MD・LG
重量(MDサイズ)
18.6kg
アシスト
4段階
ユニット取り付け箇所
クランク
フレーム素材
アルミ
カラー
ラリー レッド、バイオ ライム
変速機
1×9速
ホイール/タイヤ
700×35c
ブレーキ
油圧ディスク
最長航続距離
165km
バッテリー容量
500Wh

▼事業縮小した製品

e-bikeおすすめ スペシャライズド VADO SL 4.0 イメージ1
e-bikeおすすめ スペシャライズド VADO SL 4.0変速機はシマノ製のデオーレを採用 イメージ2

変速機はシマノ製のデオーレを採用

e-bikeおすすめ スペシャライズド VADO SL 4.0アシストユニットはスペシャライズド製で出力240Wです イメージ3

アシストユニットはスペシャライズド製で出力240Wです

e-bikeおすすめ スペシャライズド VADO SL 4.0 イメージ1
e-bikeおすすめ スペシャライズド VADO SL 4.0変速機はシマノ製のデオーレを採用 イメージ2
e-bikeおすすめ スペシャライズド VADO SL 4.0アシストユニットはスペシャライズド製で出力240Wです イメージ3
  • スペシャライズドVADO SL 4.0
  • 検証時価格: ¥362,000
サイズ展開
S・M・L
重量
15.0kg(約)
アシスト
3段階
ユニット取り付け箇所
クランク
フレーム素材
アルミ
カラー
クリムゾンレッドティント、サテンニアリーブラック、アバロニ
変速機
1×10速
ホイール/タイヤ
700×38c
ブレーキ
320Wh
最長航続距離
130km
バッテリー容量
油圧ディスク

自転車自転車通勤するなら知っておきたい自転車の交通ルール

自転車通勤の基礎知識や、実際に通勤したレポートをお届けします!

まずは知っておきたい基本ルール

自転車は車道の左側を走行しましょう

自転車は車道の左側を走行しましょう e-bikeおすすめ イメージ
自転車は車道の左側を走行しましょう e-bikeおすすめ イメージ2

自転車は歩道と車道の区別のある道路では、必ず車道を通行しなければなりません。その場合、必ず左側に寄って走行しましょう。

しかし、路肩や車道の一部を利用した「自転車専用走行帯」、車道から独立した「自転車専用道路」が設けられている場合は車道ではなく、それぞれのエリアを走行する必要があります。

自転車は車道の左側を走行しましょう e-bikeおすすめ イメージ3

また、青色の矢印が示す「ナビレーン」は自転車専用走行帯と似ていますが、あくまでも自転車の通行を助けるための案内マークです。

山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

逆走は絶対にしてはダメ!

右折の際は必ず2段階右折

右折の際は必ず2段階右折 e-bikeおすすめ イメージ

自転車は右折時には、できる限り道路の左側端に寄り、交差点の側端に沿って徐行しなければなりません。また、自転車の右折方法は交差点の大きさや、交差点の形状によって変わることはありません。

2段階右折の方法は、図のように

①青信号で直進。道路を横断して向きを変え、赤信号で停止します。

②信号が赤から青に変わったことを確認。

③進行方向に直進しましょう。

“車両”なので標識に従う

“車両”なので標識に従う e-bikeおすすめ イメージ

自転車は道路交通法では「軽車両」として扱われています。なので、車道を走行する際は一時停止などの道路標識や停止線などの道路表示に従う必要があります。

「自転車を除く」なら無視してOK!

標識に「自転車を除く」とある場合は、標識の指示を無視してもOK! 一方通行などに多く見られます。

歩道は押して歩くのがベター

歩道は押して歩くのがベター e-bikeおすすめ イメージ

自転車は車体幅が60cm以下かつ、8km/h以下でなら歩道でも走行可能です。

しかし、あくまでも歩行者優先なので、意図せずスピードが出やすいe-Bikeはどうしてもというとき以外は歩道を避けましょう。

山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

歩道に退避する際は降りましょう。

安全確保には最大限の気を配る

安全確保には最大限の気を配る e-bikeおすすめ イメージ

ヘルメットの着用は努力義務とされていますが、万が一のことを考えると着用しない理由はありません。

安全確保には最大限の気を配る e-bikeおすすめ イメージ2

停車中の車を避けたり、進路を変更する際は後方確認することが重要です。素早く確実に振り返り確認しましょう。

【実録】片道20kmの道のりでも快適に通勤できるのか!?

正直慣れないとちょっと疲れます……

正直慣れないとちょっと疲れます…… e-bikeおすすめ イメージ

20kmの通勤は交通量などにもよりますが、1時間30分ほどかかります。アシストのおかげで、体力的には余裕がありますが、自転車に同じ姿勢で乗り続けているだけでちょっと疲れが。

また、車道を走る緊張感もあり、慣れないうちは精神的にも疲れてしまいます。

山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

出勤時は元気なので楽しい!

駐輪場は激戦区です

駐輪場は激戦区です e-bikeおすすめ イメージ

都内での話にはなりますが、駐輪場は埋まってしまっていることも多く、「ちょっと寄り道したいな」というときに駐輪場を探してフラフラ……なんてことも。

だからといって適当なところに駐輪はNGです!

山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

家の中に運び込めない場合は、月極契約の駐輪場を利用すると、雨風をしのげて、安心感もあります。

自転車担当編集の「コレだけは伝えたい!」こと

アイウェアは必須級アイテムです

アイウェアは必須級アイテムです e-bikeおすすめ イメージ

実際に通勤して、本当に欲しくなったのがアイウェアです。乾燥やまぶしさ、ゴミの飛来から目を守ってくれます。

特にコンタクトレンズの人は絶対に装着して!

停車中は降りてこの姿勢に!

停車中は降りてこの姿勢に! e-bikeおすすめ イメージ

サドルの高さをペダルを快適にこぎやすい高さに調節すると、足が地面に着くギリギリになりがちです。停車中はサドルから降りて足を着きましょう。

山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

自転車保険への加入もお忘れなく!!

e-Bike通勤も週2なら楽しい!!

通勤e-Bike企画で、実際に通勤しないわけにはいかない! と通勤検証を実施しました。しかし、筆者の自宅は会社から約20km。今回想定している5〜10kmの2倍の距離です。

ここまで長距離だと、やはり「常に快適!」とはいかないのですが、電動アシストのおかげで、33歳(運動経験者、現在は運動不足)でも体力的にはなんとかなりました。

慣れれば20kmでもイケる!

山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

20kmでも週に1〜2回なら、楽しくいい運動になります。でも、時間もかかるし、毎日はちょっとしんどいというのが本音です。

自転車まとめ:通勤以外でも使うなら2位以降にも注目したい

以上、e-bikeのおすすめランキングでした。

「5〜10km程度の通勤に適した」という条件を加えたことで、純粋な走行性能とアシスト力に加えて、通勤に適した快適さが求められた今回のランキング。

この条件がピッタリとハマったのが、1位のトレック「FX+ 2」です。しっかりとしたアシストと、レーシーすぎない乗り味は、「疲れずに」「でもできるだけ早く」到着したい通勤にはうってつけ。太めのタイヤや、衣服の汚れを防いでくれる前後の泥除けが標準装備されているのも、好評価となりました。

トレック「FX+ 2」と評価を二分したのが2位のヤマハ「CROSSCORE RC」です。こちらは純粋にスポーツバイク・e-bikeとしての総合力が強み。強力なアシストと路面の凹凸の衝撃をいなしてくれるサスペンションは、快適な走りをサポートしてくれます。

第3位以降はジャイアント・メリダ・ベスビーといったスポーツ向けの味付けのバイクが並びますが、そのなかで異彩を放つのがフジ「FARPOINT」です。

長いホイールベースと太いタイヤから想定したとおりゆったりとした乗り心地は、どちらかといえばキャンプやツーリングにハマりそう。通勤と趣味ともに活躍してくれる一台です。

アシストが強力で、乗っていて疲れないパナソニック「XEALT L3」など、下位のバイクにも魅力があります。

今回のランキングではあくまでも5〜10kmの通勤でおすすめのe-Bikeランキングとなっていますが、なかには100km以上のロングライドを楽しめるバイクもあるので、趣味のバイク探しの参考にも、ぜひともお役立てください。

記事を参考にぜひお気に入りのe-bikeを見つけてください。

自転車電動自転車の売れ筋ランキングもチェック!

電動自転車のAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。