e-bikeで自転車通勤始めてみませんか?
「なにか運動を始めたいな」と考えているあなたに、雑誌『家電批評』がおすすめするのが「自転車通勤」です。
しかし、自転車通勤には満員電車からの解放や運動不足の解消などのメリットがあるとわかっているものの、体力的に続けられるか不安……という人も多いでしょう。
そこで今回は、そんな不安を解決する通勤向けe-bikeを見つけるために、20万〜40万円の(e-bikeとしては比較的)購入しやすい人気メーカーのモデル10台集めました。
検証では通勤時に気になる坂道でのアシストのパワーやハンドルの操作のしやすさ、スピードに乗った時の安定感などを自転車のプロ2人と徹底的に調べました。
自転車通勤で「楽しさ」や「手軽さ」を手に入れよう!
自転車通勤のメリットは?
- 満員電車から解放される
- 運動不足解消にも役立つ
- 寄り道したり道中を楽しめる
上記のメリットを感じられる通勤距離の目安が、自転車で30分〜1時間の道のりである5〜10kmといわれています。
自転車通勤のデメリットは?
- 初期投資にそれなりに費用がかかる
- 公共交通機関を利用するより時間がかかる
- 交通事故のリスクがある
駐輪場所の有無や盗難対策はもちろん、自転車保険には絶対に加入しましょう。
自転車通勤に向いている人は?
- 職場まで5~10kmの人
- 運動不足を解消したい人
2024年11月の法改正の内容は把握しておきましょう
最低限押さえておくべきポイント:走行中のながらスマホの罰則規定
- 6カ月以下~1年以下の懲役または10万~30万円の罰金
自転車運転中(停止している間を除く)にスマホで通話したり、画面を注視したりする「ながらスマホ」が道路交通法により禁止され、罰則が強化されました。
手で持ったスマホだけでなく、自転車に取り付けたスマホの画面を注視することも禁止です。
e-bikeとは? 電動アシスト自転車の違いは?
自転車通勤のメリットを理解してもらったところで、さらに今回おすすめしたいのが「e-Bike」です。e-Bikeとは主に、電動アシスト自転車のなかでもスポーツタイプの自転車のことを指します。普通の自転車より価格が高めで重たいものの、ラクで楽しい通勤を実現してくれます。
体力に不安があっても自転車通勤を楽しめます!
e-bike
- 疲れにくく、スピードも出せて楽しい
- アシストがあるので荷物の運搬もラク
- バッテリーなどで車体が重くなる
- 購入やメンテに費用がかなりかかる
普通の自転車
- 車体が軽く、駐輪時などに扱いやすい
- 車両価格が安く、購入やメンテナンスがしやすい
- 長距離通勤できるかは体力次第
- 強風時や坂道では疲れやすい
でもそれってLUUPでよくない?
そもそも目的が違います
実はe-Bikeや電動アシスト自転車とLUUPは、まったくの別物。道路交通法上ではe-Bikeは軽車両です。LUUPは免許不要で乗れる「特定小型原動機付自転車(原付)」に分類されます。
LUUPは手軽で扱いやすい乗り物ですが、今回想定する5〜10km通勤のような長距離の移動には不向きです。
e-Bikeは長距離がっつり!LUUPはちょっとそこまで
- ◯:LUUPは電動なので疲れない
- ◯:LUUPはレンタルで手軽に乗れる
- △:LUUPの走行距離は短い
- △:LUUPは荷物を積載できない
- △:LUUPのスピードは20km/hまで
どちらの乗り物も、道路交通法を遵守しなければならないことは変わりません。
e-bikeの特徴は?
ランキングの発表の前に、e-bikeの特徴をおさらいしましょう。
e-Bikeはアシストのラクさと自力の楽しさのハイブリッド!
フレームはスポーツタイプ
走行性アップのために、クロスバイクのようなスポーツタイプのフレームを採用しています。ただしバッテリーやユニットを搭載している分、重量はそれなりに増しています。階段で運ぶのは困難です。
バッテリーは内蔵されています
最近のe-Bikeの多くは、フレーム(ダウンチューブ)内にバッテリーが搭載されています。取り外して充電できるものもあります。
フレームにバッテリーを内蔵することで、スマートな見た目になります。
アシストが自然なモデルが多い
e-bike:電動アシストが脚の動きに合わせて自然
脚の力と電動の力が同じ歯車でチェーンに伝わるモデルが多い傾向にあります。
電動アシスト自転車:電動アシストでグイグイ引っ張る感じ
脚の力と電動の力を伝える歯車が別々な構造のモデルが多い傾向です。
アシストの効き目は法律で規制されています
アシストが効くのはe-Bikeと電動アシスト自転車とも24km/hまでで、モーター出力の強さも制限されています。実はこの規制のため、アシストに関してはe-Bikeと電動アシスト自転車には「なんとなく上記のような傾向がある」程度の差しかないんです。
e-Bikeはなんでこんなに高価なの!?
電動アシスト自転車はママチャリタイプでも10〜15万円ほどの価格になります。スポーツタイプのフレームはママチャリよりも高価なため、さらに金額が上乗せされ最低でも20万円ほどになります。
これでも安いほうなんです……
- スポーツタイプのフレームがそもそも高価
- バッテリーやユニットを小型化する傾向にある
- ブレーキや変速機もスポーツ仕様は高価
なかには100万円を超えるe-Bikeも存在します。
e-bikeの選び方は?
通勤にピッタリなe-Bikeをプロと探しました!
今回は、それぞれのe-Bikeを「5〜10kmの通勤で使用する」という前提で自転車のプロ2人がチェックしました。
アシスト性能や走行性がよいものはもちろん高評価ですが、コスパなども加味して“ちょうどいいバイク”を探しました!
テスト1:アシスト
走り出しや坂道でしっかりアシストの強弱を採点。強力でペダルをこぐ際に不自然さを感じないほど高得点としました。
テスト2:走行性
安定性や、操作性の高さを確認しました。また、スピードを出しやすいタイプか、ゆったり走るタイプかなどもチェックしています。
テスト3:パーツ
ブレーキや変速機などのパーツの質をチェック。通勤に必要とされる泥よけなどが標準搭載されているものは加点しました。
テスト4:コスパ
他3項目の点数とプロによる評価と販売価格の釣り合い取れているかを総合的に評価しました。
それでは、評価の高かった順におすすめのe-bikeをご紹介します。
e-bikeのおすすめは?
プロと一緒に実際に使ってみた、e-bikeのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | おすすめポイント | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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トレックFX+ 2
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|
泥除けやチェーンガードを標準装備。やっかいな泥や油汚れからスーツを守ってくれる |
S、M、L |
17.69kg(Mサイズ) |
サテントレックブラック、サテンミュルサンヌブルー、バイパーレッド |
アルミニウム |
アルミニウム |
油圧ディスク |
1×9段(42T、11-36T) |
700×40C |
67km |
250Wh |
|||||
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ヤマハCROSSCORE RC
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|
アシストのパワーがあり、体力を使わずに走れる。乗り心地もよく振動による負担も小さい |
S、M、L |
23.5kg(Mサイズ) |
カーキジェイド、スペースグラファイト、マットブロンズ |
ハイドロフォームアルミ |
合金(サスペンション) |
油圧ディスク |
1×9段(44T、11-36T) |
27.5×2.0inch |
188km |
500Wh |
|||||
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ジャイアントEscape R E+
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|
軽快で高速での速度維持がしやすく、アシスト制限を超えた速度でもしっかり進んでくれる |
XS、S、M |
19.7kg(XSサイズ) |
レッド、メタリックブラック、パールホワイト |
アルミニウム |
アルミニウム |
油圧ディスク |
1×9段(11x36T) |
700×38C |
200km |
400Wh |
|||||
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メリダePASSPORT 200
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|
アシストユニットがサポートに徹しているため、自分の脚力のみで走ったような達成感も得られる |
XS、S |
20.6kg(XSサイズ) |
シルクスチールブルー、グロッシーブラック |
アルミニウム |
アルミニウム |
油圧ディスク |
1×9段(11-36T) |
700×38C |
130km |
504Wh |
|||||
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フジFARPOINT
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|
長いホイールベースと太いタイヤの効果で安定感のある乗り心地。ゆったりと走れる |
M、L |
19kg |
シャンパンゴールド |
アルミニウム |
カーボン |
油圧ディスク |
1×9段(38T、11x36T) |
650×47C |
110km |
418Wh |
|||||
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ベスビーBESV JF1
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|
車重が軽く高速を維持して走りやすい、高品質なパーツ構成 |
XS、M、L |
16.2kg(Mサイズ) |
グロスブルー、マットブラック、グロスホワイト |
アルミニウム |
アルミニウム |
油圧ディスク |
1×10段(44T、11x34T) |
700×35c |
105km |
252Wh |
|||||
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パナソニックXEALT L3
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|
強力なアシストでゆっくり走ればほとんど体力を使わず目的地へ |
390mm、440mm |
20.0kg(390mm) |
マットチャコールブラック、シャインパール ホワイト、エアグリーン、ソニックローズレッド |
フォーミングアルミ |
アルミニウム |
Vブレーキ |
1×8段(41T、11x32T) |
700×38C |
90km(約) |
303Wh |
|||||
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ワイズロードSmaChari RAIL DISC-e
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|
バイクが軽いので軽快な走りが楽しめる |
S、M、L |
16kg |
4色展開 |
アルミニウム |
アルミニウム |
油圧ディスク |
1×8段(42T、12x32T) |
700×32C |
100km(約) |
10Ah |
|||||
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サードバイクスFESMOTOR
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|
アシストなしでも軽快な走りでクロスバイクとしての完成度が高い |
160cm~(適正身長) |
19.8kg |
レッド |
アルミニウム |
アルミニウム |
機械式ディスク |
1×7段(14-28T) |
700×32C |
108km |
374.4Wh |
|||||
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ベスビーSMALO LX2
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|
変速とアシストを自動で行ってくれるので余計な操作が不要 |
169cm~ |
23.1kg |
アークティックホワイト、ミッドナイトブラック |
アルミニウム |
アルミニウム |
油圧ディスク |
1×7段 |
28×2.0inch |
120km |
504Wh |
【1位】トレック「FX+ 2」
- トレックFX+ 2
- 検証時価格: ¥279,290〜
- アシスト
- 走行性
- パーツ
- コスパ
- おすすめポイント
-
- 泥除けやチェーンガードを標準装備。やっかいな泥や油汚れからスーツを守ってくれる
- がっかりポイント
-
- バッテリーでのアシスト距離が短く、取り外しできないため充電の手間もかかる
- サイズ
- S、M、L
- 重量
- 17.69kg(Mサイズ)
- カラー
- サテントレックブラック、サテンミュルサンヌブルー、バイパーレッド
- フレーム
- アルミニウム
- フォーク
- アルミニウム
- ブレーキ
- 油圧ディスク
- 変速
- 1×9段(42T、11-36T)
- ホイール/タイヤ
- 700×40C
- 最長航続距離
- 67km
- バッテリー容量
- 250Wh
アシストを切った状態でも走りが軽いです。
公式サイトで現在19万9000円とディスカウント中(検証時)です。
【アシスト】後輪駆動はややラグありも上り坂もパワフルに進む
モーターは後輪のハブに内蔵されているため、走り出してからアシストを感じるまでにややラグがあります。アシスト自体は力強く、急な坂も座ったままラクに登れます。
【走り心地】細身のフレームからは想像できないゆったりとした走行性と抜群の乗り心地
e-Bikeとは思えない細身のフレームからかなりレーシーな印象を受けますが、走ってみると乗り心地はかなりジェントルです。
40Cとタイヤも太めなので、ゆったり走れます。
【装備】前後の泥除けとチェーンカバーを標準装備・雨上がりでもスーツを汚さない
荷物を載せられるキャリアと前後の泥除けを標準装備。特に通勤用途でうれしいのが泥除けで、スーツを水はねで汚してしまわないための必須アイテムです。
また、チェーンガードも備えているため、パンツの裾を巻き込む心配もありません。
踏み面の広いプラスチックペダルは、足底へのあたりがやさしく、靴底も傷つけにくいので、実用性が高いです。
【タイヤ】空気が抜けたらガソリンスタンドで補充できるアメリカンバルブ
タイヤは車と同じアメリカンバルブなので、出先で空気が減ってしまっても、ガソリンスタンドで補充をお願いできます。
【パーツ】ギアとブレーキは信頼のシマノ製。バッテリー連動の前後ライトも付属
変速とブレーキには、信頼性の高いシマノ製のパーツを採用。転倒などで壊れても交換パーツを入手しやすいため、長く乗ることができます。
ハンドルやサドルなどは、トレックの自社ブランドであるボントレガー製で統一されているのも安心感があります。
前後にはバッテリーと連動して点灯するライトを装着。夜間走行もバッチリです。
ハンドルバーは60cmを超える長さのため、購入時の状態だと道路交通法上、歩道を走ることはできません。
ただし、バッテリーに改善の余地あり
バッテリーの存在を感じさせない細身のフレームはカッコいい反面、充電面でやや難ありです。
基本的にはバッテリーを取り外せないため、充電時はバイクまで直接電源を引く必要があります。玄関やガレージで自転車を保管できない場合は、充電場所の確保に少し苦労しそう。
なお、アシスト距離を延長したい方に向けに、外付けバッテリーも用意されています。
バッテリーはダウンチューブに内蔵。フレームが細身なので、一見すると一般的なクロスバイクのようです。
フレームの底にバッテリーの取り出し口がありますが、これは販売店などでのメンテナンス用です。
250Whの「Hyenaレンジエクステンダーバッテリー」(6万6900円※検証時)をボトルゲージの位置に取り付ければ、航続距離は倍になります。
走り・パーツ・軽さ、すべてが理想的
e-Bikeはアシストを重視しがちですが、トレック「FX+ 2」はアシストを切ってもよく走る=自転車としての完成度の高さも特筆です。しかも、泥除けなどのパーツを含めて約18kgという軽さも魅力。毎日の通勤が楽しくなります。
まさに通勤のためのe-Bikeです。
【2位】ヤマハ「CROSSCORE RC」
- アシスト
- 走行性
- パーツ
- コスパ
- おすすめポイント
-
- アシストのパワーがあり、体力を使わずに走れる。乗り心地もよく振動による負担も小さい
- がっかりポイント
-
- タイヤが太く重たいのもあり、高速の伸びはイマイチ。アシストを超える速度では巡航しにくい
- サイズ
- S、M、L
- 重量
- 23.5kg(Mサイズ)
- カラー
- カーキジェイド、スペースグラファイト、マットブロンズ
- フレーム
- ハイドロフォームアルミ
- フォーク
- 合金(サスペンション)
- ブレーキ
- 油圧ディスク
- 変速
- 1×9段(44T、11-36T)
- ホイール/タイヤ
- 27.5×2.0inch
- 最長航続距離
- 188km
- バッテリー容量
- 500Wh
装備も充実し、どんなシチュエーションでも扱いやすい一台です。
定評のあるヤマハのアシストが効いているときの安定感は秀逸。
【サスペンション】
通常のフォークより重くなりますが、路面の凹凸をよくいなしてくれます。
【アシスト】
定評のあるヤマハのアシストは、出足から反応がいいです。パワーがあり、制御も上手です。
【パーツ】
変速やブレーキはシマノ製パーツで統一、信頼性が高く安心感があります。
【走り心地】
スポーティーながら太めのタイヤでクッション性も高く快適に走れます。
裾バンドは必須
チェーンリングにカバーがないため、裾が広いパンツだと巻き込みます。特にスーツで乗るなら裾バンドを必ず用意しましょう。
都心の通勤路にもサスペンションが有効
都心の道路であっても、アスファルトの工事跡やちょっとした段差などが多数あります。完全に平坦な道路はほとんどありません。
サスペンションはこうした衝撃を吸収してくれるため、体に負担をかけないのがメリットです。
パンクも気にせず乗り越えられます。
【3位】ジャイアント「Escape R E+」
- ジャイアントEscape R E+
- 検証時価格: ¥330,000〜
- アシスト
- 走行性
- パーツ
- コスパ
- おすすめポイント
-
- 軽快で高速での速度維持がしやすく、アシスト制限を超えた速度でもしっかり進んでくれる
- がっかりポイント
-
- スポーツ系e-Bikeとしての完成度は抜群なものの、通勤用と考えるとヤマハ同様コスパはそこそこ
- サイズ
- XS、S、M
- 重量
- 19.7kg(XSサイズ)
- カラー
- レッド、メタリックブラック、パールホワイト
- フレーム
- アルミニウム
- フォーク
- アルミニウム
- ブレーキ
- 油圧ディスク
- 変速
- 1×9段(11x36T)
- ホイール/タイヤ
- 700×38C
- 最長航続距離
- 200km
- バッテリー容量
- 400Wh
通勤距離が長く、時間を短縮したい人にもおすすめです。
高速走行時の伸びやかさがあります。
【アシスト】
自然でなじみやすく、通勤でも長距離でも十分なアシスト性能です。モーターはヤマハとの共同開発です。
【走行距離】
最長航続距離はECOモードなら200km。ロードバイクのようなロングライドも楽しめます。
【パーツ】
変速はシマノ製、ブレーキはテクトロ製とメーカーが分かれています。ホイールは自社パーツを使用しています。
【走り心地】
スポーティーな乗り味で自然に速度が伸びていきます。コーナリングも気持ちよくこなせました。
電源がわかりにくい
走行中の誤作動を防ぐために、アシストの電源ボタンの位置がコントロールユニットの前側にあります。最初は戸惑うかもしれません。
ストップ&ゴーを最速で駆け抜けます
アシストを受けてしっかり加速し、速度維持も容易なジャイアント「Escape R E+」。そのため、信号の多い都心の道路でもストップ&ゴーに対応しやすいです。
慣れてくれば通勤渋滞時の車の流れにのって走ることも可能です。
スピードが出るからこそ車が多くても安心。
【4位】メリダ「ePASSPORT 200」
- メリダePASSPORT 200
- 検証時価格: ¥317,900〜
- アシスト
- 走行性
- パーツ
- コスパ
- おすすめポイント
-
- アシストユニットがサポートに徹しているため、自分の脚力のみで走ったような達成感も得られる
- がっかりポイント
-
- フレームがかたく前傾姿勢になるため、体へのダメージが残りやすいかも……
- サイズ
- XS、S
- 重量
- 20.6kg(XSサイズ)
- カラー
- シルクスチールブルー、グロッシーブラック
- フレーム
- アルミニウム
- フォーク
- アルミニウム
- ブレーキ
- 油圧ディスク
- 変速
- 1×9段(11-36T)
- ホイール/タイヤ
- 700×38C
- 最長航続距離
- 130km
- バッテリー容量
- 504Wh
フレームが細身なので、電動ではないクロスバイクにも見えます。
ほどよい前傾姿勢とかためのフレームで、意外とレーサー志向です。
【バッテリー】
カバーを外せば簡単に取り外しが可能。予備バッテリーは約10万円(検証時)で購入できます。
【パーツ】
ブレーキやドライブユニットはシマノ製ですが、リアのスプロケットだけサンレースを採用しています。
【鍵(ロック)】
標準でサークルロックが付属します。フレームに固定されているので荷物にもなりません。
【走り心地】
かためのフレームとやや前傾の姿勢が相まって、スポーティーな走りが楽しめます。
20kg超とやや重い
ラインナップのなかで唯一、車体重量がXS(最小)サイズで20kg超えと、スポーツバイクとしてはやや重い印象です。駐輪のときに少し手間取ることもありました。
電動ぽくないフレームにも注目
走りのほかにメリダ「ePASSPORT 200」で好評だったのが、フレームのデザイン。比較的細身で、いかにも「電動乗ってます」感がないのは意外と推したくなるポイントです。
ちなみに、バッテリーは簡単に取り外せるため、室内での充電が可能です
自力で走っているように見えるかも。
【5位】フジ「FARPOINT」
- フジFARPOINT
- 実勢価格: ¥336,600〜
- アシスト
- 走行性
- パーツ
- コスパ
- おすすめポイント
-
- 長いホイールベースと太いタイヤの効果で安定感のある乗り心地。ゆったりと走れる
- がっかりポイント
-
- ハンドル幅が広いため歩道は走行できず、急な旋回も苦手。余裕をもって曲がりたい。
- サイズ
- M、L
- 重量
- 19kg
- カラー
- シャンパンゴールド
- フレーム
- アルミニウム
- フォーク
- カーボン
- ブレーキ
- 油圧ディスク
- 変速
- 1×9段(38T、11x36T)
- ホイール/タイヤ
- 650×47C
- 最長航続距離
- 110km
- バッテリー容量
- 418Wh
通勤路に舗装路ではない道がある場合には、ベストチョイスかも。
全体的にクールな印象。オリジナルのハンドルもカッコいいです。
【フォーク】
アルミに比べて衝撃吸収性が高いカーボーン製のフォークを備えています。外側にはダボ穴(フロントフォークやフレームなどに設けられたネジ穴のこと)もあります。
【タイヤ】
タイヤは47Cとかなり太め。未舗装路でも安定して走ることができます。サイズは650です。
【パーツ】
変速、ブレーキ、クランク、モーター、バッテリー、ディスプレイとすべてシマノ製で統一されています。
【走り心地】
ホイールベースが長く、安定性があるのでまったりとした走り。ハンドリングはもっさりしています。
歩道は走れない
バーが二重になったオリジナルのマルチハンドル。乗車姿勢を変えられるなどのメリットがあります。しかし、幅が広いため歩道の走行はできません。
タイヤが太めのシティクルーザー
長いホイールベースの効果か、ゆっくりと走るのが快適なバイク。時間にゆとりをもって景色を楽しみながら通勤できます。アスファルトの凹凸や段差、未舗装路も太いタイヤとカーボンフォークがいなしてくれるので安心です。
気持ちにもゆとりが生まれます。
【6位】ベスビー「BESV JF1」
- ベスビーBESV JF1
- 実勢価格: ¥258,000〜
- アシスト
- 走行性
- パーツ
- コスパ
- おすすめポイント
-
- 車重が軽く高速を維持して走りやすい、高品質なパーツ構成
- がっかりポイント
-
- しっかりとしたアシストは感じるが、ややラグがある
- サイズ
- XS、M、L
- 重量
- 16.2kg(Mサイズ)
- カラー
- グロスブルー、マットブラック、グロスホワイト
- フレーム
- アルミニウム
- フォーク
- アルミニウム
- ブレーキ
- 油圧ディスク
- 変速
- 1×10段(44T、11x34T)
- ホイール/タイヤ
- 700×35c
- アシスト
- 3段階
- ユニット取り付け箇所
- 後輪
- 最長充電時間
- 3.5時間(約)
- 最長航続距離
- 105km
- バッテリー容量
- 252Wh
純正オプションで泥除けが用意されているので、雨天時も使えます。
リア駆動なので、アシストに少しラグを感じました。
【ディスプレイ】
色でモードを判別できて便利。日差しが強いと視認性が落ちますが、明るさ調整も可能です。
【走り心地】
乗り味はかためでレーシー。そのため、やや慣れが必要ですが、スピードを出せて軽快です。
【変速】
今回唯一のリア10段変速です。道路の斜度に合わせて最適なギアを選択できます。
【ブレーキ】
ディスクブレーキは油圧ディスク。ロードバイクにも採用されるシマノのティアグラです。
サドルもちょっとかたい
フレームと同様、サドルもスポーツ仕様で、かため。慣れていない人はサドルカバーなどでお尻が痛くならないよう対策しましょう。
【7位】パナソニック「XEALT L3」
- アシスト
- 走行性
- パーツ
- コスパ
- おすすめポイント
-
- 強力なアシストでゆっくり走ればほとんど体力を使わず目的地へ
- がっかりポイント
-
- スポーツバイクらしい走りを楽しむ自転車ではありません
- サイズ
- 390mm、440mm
- 重量
- 20.0kg(390mm)
- カラー
- マットチャコールブラック、シャインパール ホワイト、エアグリーン、ソニックローズレッド
- フレーム
- フォーミングアルミ
- フォーク
- アルミニウム
- ブレーキ
- Vブレーキ
- 変速
- 1×8段(41T、11x32T)
- ホイール/タイヤ
- 700×38C
- 最長航続距離
- 90km(約)
- バッテリー容量
- 303Wh
- 型番
- BE-RL31S
体力がなくてもアシストをフル活用して通勤できます。
よく走る自転車ですが、スポーツバイクらしい一体感は少なめです。
【アシスト】
上り坂の途中で止まっても、余裕で走り出せる強力なアシスト。慣れないと乗りにくいかもしれません。
【ディスプレイ】
ボタンが大きく、視認性も高いディスプレイ。表示項目も充実していて使い勝手がいいです。
【ブレーキ】
リムブレーキを搭載。ホイールの付け外しが容易なため、急なパンクでも対処しやすいです。
【バッテリー】
簡単に取り外せるため、自宅に持って入って充電できます。
スポーツ感は薄め
フレームの見た目からしてスポーティ感は薄く、スポーツライクな電動バイク。走りは軽いですが、見た目はスマートさに欠けます。
【8位】ワイズロード「SmaChari RAIL DISC-e」
- ワイズロードSmaChari RAIL DISC-e
- 検証時価格: ¥218,900〜
- アシスト
- 走行性
- パーツ
- コスパ
- おすすめポイント
-
- バイクが軽いので軽快な走りが楽しめる
- がっかりポイント
-
- アシストが弱く坂道でのサポートは不安が残る
- サイズ
- S、M、L
- 重量
- 16kg
- カラー
- 4色展開
- フレーム
- アルミニウム
- フォーク
- アルミニウム
- ブレーキ
- 油圧ディスク
- 変速
- 1×8段(42T、12x32T)
- ホイール/タイヤ
- 700×32C
- 最長航続距離
- 100km(約)
- バッテリー容量
- 10Ah
自分の自転車をe-Bike化できるようになるのを待っています。
坂が多いコースで使うにはやや物足りないかも。
【バッテリー】
バッテリーはボトルケージの位置に外付け。コンパクトで簡単に取り外して充電できます。
【走り心地】
アシストが効いていないときも、ペダルに抵抗があるように感じることがたまにありました。
【ディスプレイ】
スマートフォンを利用するため、AIモードなど多機能ですが、走行中は操作できません。
【アシスト】
アシストは効いていますが、他製品と比べるとマイルドな調整。坂が多いルートは避けたいです。
ボトルケージがつけられない
バッテリー搭載の都合上、フレームにボトルケージ台座が取付けられないので、サドルにケージを取付けるアダプターなどで対応する必要があります。
【9位】サードバイクス「FESMOTOR」
- アシスト
- 走行性
- パーツ
- コスパ
- おすすめポイント
-
- アシストなしでも軽快な走りでクロスバイクとしての完成度が高い
- がっかりポイント
-
- アシストは5段階に分かれているものの、あまり違いが感じられない
- サイズ
- 160cm~(適正身長)
- 重量
- 19.8kg
- カラー
- レッド
- フレーム
- アルミニウム
- フォーク
- アルミニウム
- ブレーキ
- 機械式ディスク
- 変速
- 1×7段(14-28T)
- ホイール/タイヤ
- 700×32C
- 最長航続距離
- 108km
- バッテリー容量
- 374.4Wh
- 型番
- FESMOTOR レッド
フレームのデザインは若者受けしそうです。
アシストは弱いので激坂はきついかも……。
【装備】
リフレクター付きのプラスチックペダルのほか、前ライトやベルなどが標準で付属します。
【走り心地】
アシストを切った状態でも直進させやすく、コーナーリングも安定しています。走りのバランスは◎です。
【アシスト】
バーファン製のアシストユニットを採用。アシストは弱めでやや違和感もあります。
【変速】
リアの変速はシマノ製。変速時の操作性がイマイチなのはやや残念です。
ブレーキが機械式
ディスクブレーキは機械式です。制動性に問題はありませんが、同価格帯で油圧式を採用しているモデルもあるので、贅沢をいえば油圧式だとうれしかったです。
【9位】ベスビー「SMALO LX2」
- ベスビーSMALO LX2
- 実勢価格: ¥398,000〜
- アシスト
- 走行性
- パーツ
- コスパ
- おすすめポイント
-
- 変速とアシストを自動で行ってくれるので余計な操作が不要
- がっかりポイント
-
- 変則やアシストを思った通りに作動させるには、慣れが必要
- サイズ
- 169cm~
- 重量
- 23.1kg
- カラー
- アークティックホワイト、ミッドナイトブラック
- フレーム
- アルミニウム
- フォーク
- アルミニウム
- ブレーキ
- 油圧ディスク
- 変速
- 1×7段
- ホイール/タイヤ
- 28×2.0inch
- 最長航続距離
- 120km
- バッテリー容量
- 504Wh
未来的なデザインが好きな人には刺さりそうです。
チェーンに大きな力がかかったからか、坂道での変速時には大きな音がしました。
【ホイール】
ホイールはクイック式ではなくハブナット式なので、取り外しの際には工具が必要です。
【走り心地】
スポーツバイクよりもオートマ変速とアシストのタイミングがやや遅めに感じます。やや慣れが必要です。
【ディスプレイ】
ディスプレイはステムに内蔵。アプリで詳細を確認できるため、こちらの表示はシンプルです。
【変速】
リアはシマノ製の内装式7段変速のため、ギアは見えません。自動変速にも対応します。
ライトがハンドルと連動しない
ライトがフレームに内蔵されているため、ハンドルを切っても進行方向を照らしてくれません。大きなカーブではやや不安が残ります。
国内事業終了・縮小でe-Bikeはいまが買いどき!?
スポーツバイク市場を取り巻く環境はきびしいのかもしれません。
雑誌『家電批評』でも過去に「Quick Neo」が好評価を得ていたキャノンデール製品の輸入代理店、キャノンデールジャパンが2024年9月で事業を終了。事業をインターテック社へ譲渡しました。
また、スペシャライズドも、スペシャライズド・ジャパンの直営店事業譲渡が続いています。
ただ、消費者目線で見ると、在庫製品が値下げ販売されるタイミングかも……という淡い期待も。両メーカーのバイクを狙っている人は、要チェックです。
▼事業終了した製品
- キャノンデールQuick Neo
- 検証時価格: ¥352,000〜
- サイズ展開
- SM・MD・LG
- 重量(MDサイズ)
- 18.6kg
- アシスト
- 4段階
- ユニット取り付け箇所
- クランク
- フレーム素材
- アルミ
- カラー
- ラリー レッド、バイオ ライム
- 変速機
- 1×9速
- ホイール/タイヤ
- 700×35c
- ブレーキ
- 油圧ディスク
- 最長航続距離
- 165km
- バッテリー容量
- 500Wh
▼事業縮小した製品
- スペシャライズドVADO SL 4.0
- 検証時価格: ¥362,000〜
- サイズ展開
- S・M・L
- 重量
- 15.0kg(約)
- アシスト
- 3段階
- ユニット取り付け箇所
- クランク
- フレーム素材
- アルミ
- カラー
- クリムゾンレッドティント、サテンニアリーブラック、アバロニ
- 変速機
- 1×10速
- ホイール/タイヤ
- 700×38c
- ブレーキ
- 320Wh
- 最長航続距離
- 130km
- バッテリー容量
- 油圧ディスク
自転車通勤するなら知っておきたい自転車の交通ルール
自転車通勤の基礎知識や、実際に通勤したレポートをお届けします!
まずは知っておきたい基本ルール
自転車は車道の左側を走行しましょう
自転車は歩道と車道の区別のある道路では、必ず車道を通行しなければなりません。その場合、必ず左側に寄って走行しましょう。
しかし、路肩や車道の一部を利用した「自転車専用走行帯」、車道から独立した「自転車専用道路」が設けられている場合は車道ではなく、それぞれのエリアを走行する必要があります。
また、青色の矢印が示す「ナビレーン」は自転車専用走行帯と似ていますが、あくまでも自転車の通行を助けるための案内マークです。
逆走は絶対にしてはダメ!
右折の際は必ず2段階右折
自転車は右折時には、できる限り道路の左側端に寄り、交差点の側端に沿って徐行しなければなりません。また、自転車の右折方法は交差点の大きさや、交差点の形状によって変わることはありません。
2段階右折の方法は、図のように
①青信号で直進。道路を横断して向きを変え、赤信号で停止します。
②信号が赤から青に変わったことを確認。
③進行方向に直進しましょう。
“車両”なので標識に従う
自転車は道路交通法では「軽車両」として扱われています。なので、車道を走行する際は一時停止などの道路標識や停止線などの道路表示に従う必要があります。
「自転車を除く」なら無視してOK!
標識に「自転車を除く」とある場合は、標識の指示を無視してもOK! 一方通行などに多く見られます。
歩道は押して歩くのがベター
自転車は車体幅が60cm以下かつ、8km/h以下でなら歩道でも走行可能です。
しかし、あくまでも歩行者優先なので、意図せずスピードが出やすいe-Bikeはどうしてもというとき以外は歩道を避けましょう。
歩道に退避する際は降りましょう。
安全確保には最大限の気を配る
ヘルメットの着用は努力義務とされていますが、万が一のことを考えると着用しない理由はありません。
停車中の車を避けたり、進路を変更する際は後方確認することが重要です。素早く確実に振り返り確認しましょう。
【実録】片道20kmの道のりでも快適に通勤できるのか!?
正直慣れないとちょっと疲れます……
20kmの通勤は交通量などにもよりますが、1時間30分ほどかかります。アシストのおかげで、体力的には余裕がありますが、自転車に同じ姿勢で乗り続けているだけでちょっと疲れが。
また、車道を走る緊張感もあり、慣れないうちは精神的にも疲れてしまいます。
出勤時は元気なので楽しい!
駐輪場は激戦区です
都内での話にはなりますが、駐輪場は埋まってしまっていることも多く、「ちょっと寄り道したいな」というときに駐輪場を探してフラフラ……なんてことも。
だからといって適当なところに駐輪はNGです!
家の中に運び込めない場合は、月極契約の駐輪場を利用すると、雨風をしのげて、安心感もあります。
担当編集の「コレだけは伝えたい!」こと
アイウェアは必須級アイテムです
実際に通勤して、本当に欲しくなったのがアイウェアです。乾燥やまぶしさ、ゴミの飛来から目を守ってくれます。
特にコンタクトレンズの人は絶対に装着して!
停車中は降りてこの姿勢に!
サドルの高さをペダルを快適にこぎやすい高さに調節すると、足が地面に着くギリギリになりがちです。停車中はサドルから降りて足を着きましょう。
自転車保険への加入もお忘れなく!!
e-Bike通勤も週2なら楽しい!!
通勤e-Bike企画で、実際に通勤しないわけにはいかない! と通勤検証を実施しました。しかし、筆者の自宅は会社から約20km。今回想定している5〜10kmの2倍の距離です。
ここまで長距離だと、やはり「常に快適!」とはいかないのですが、電動アシストのおかげで、33歳(運動経験者、現在は運動不足)でも体力的にはなんとかなりました。
慣れれば20kmでもイケる!
20kmでも週に1〜2回なら、楽しくいい運動になります。でも、時間もかかるし、毎日はちょっとしんどいというのが本音です。
まとめ:通勤以外でも使うなら2位以降にも注目したい
以上、e-bikeのおすすめランキングでした。
「5〜10km程度の通勤に適した」という条件を加えたことで、純粋な走行性能とアシスト力に加えて、通勤に適した快適さが求められた今回のランキング。
この条件がピッタリとハマったのが、1位のトレック「FX+ 2」です。しっかりとしたアシストと、レーシーすぎない乗り味は、「疲れずに」「でもできるだけ早く」到着したい通勤にはうってつけ。太めのタイヤや、衣服の汚れを防いでくれる前後の泥除けが標準装備されているのも、好評価となりました。
トレック「FX+ 2」と評価を二分したのが2位のヤマハ「CROSSCORE RC」です。こちらは純粋にスポーツバイク・e-bikeとしての総合力が強み。強力なアシストと路面の凹凸の衝撃をいなしてくれるサスペンションは、快適な走りをサポートしてくれます。
第3位以降はジャイアント・メリダ・ベスビーといったスポーツ向けの味付けのバイクが並びますが、そのなかで異彩を放つのがフジ「FARPOINT」です。
長いホイールベースと太いタイヤから想定したとおりゆったりとした乗り心地は、どちらかといえばキャンプやツーリングにハマりそう。通勤と趣味ともに活躍してくれる一台です。
アシストが強力で、乗っていて疲れないパナソニック「XEALT L3」など、下位のバイクにも魅力があります。
今回のランキングではあくまでも5〜10kmの通勤でおすすめのe-Bikeランキングとなっていますが、なかには100km以上のロングライドを楽しめるバイクもあるので、趣味のバイク探しの参考にも、ぜひともお役立てください。
記事を参考にぜひお気に入りのe-bikeを見つけてください。
電動自転車の売れ筋ランキングもチェック!
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走行ルートを複数パターン用意すると、さらに楽しい!