ロードバイクなどで使えるボトルケージとは?
ボトルケージとは、ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイク、スポーツバイクなどに取り付けて飲料ボトルを収納する籠(かご)状のアイテムです。素材はカーボン、アルミ、樹脂などさまざま。デザインも多彩で幅広いのが特徴です。
ボトルケージの必要性って?
サイクリングやポタリングなど長時間のスポーツではこまめな水分補給や栄養補給が必須。
水分補給を行わないと、熱中症やハンガーノック(極度の低血糖状態)に見舞われる恐れがあります。ハンガーノックについては知らない人も多いのですが、冷や汗や動機、手足のしびれ、ひどい場合には意識障害に陥ることがあるので要注意です。
でも、飲み物や補給食をリュックやカバンの中に入れておくと、取り出すのが面倒でついつい補給が後回しになってしまいがち……。
そこでスポーツドリンクやドリンクに混ぜるタイプの補給食をボトルに入れてケージに収納しておけば、いつでも取り出せて熱中症やハンガーノックを予防することができるのです。
ちなみに、水分補給には、水に溶かして飲む粉末タイプの清涼飲料もオススメ。
powersports(パワースポーツ)
パワードリンク チャレンジャー 5個
実勢価格:1550円
※楽天のリンク先はバラ売りです。
powersports(パワースポーツ)「パワードリンク チャレンジャー」は、1袋70gを500mlの水またはお茶等に溶かすと、280kcalの高エネルギー飲料が出来上がります。
こうしたドリンクを入れて持ち運ぶのに最適なスポーツバイクやロードバイク用ボトルのおすすめは、以下の記事で紹介しています。
では、ロードバイクなどのスポーツバイクで使えるボトルケージにはどんな種類があるのか早速見て行きましょう!
ボトルケージは大きく3種類に分かれる
ネット通販サイトにはさまざまなタイプのボトルケージが並びますが、大別すると3種類に分けられます。
タイプ1:ペットボトルタイプ
市販のペットボトル飲料そのままセットできるボトルケージです。500mlが主流ですが、他に1.5L対応のタイプもあります。
MINOURA(ミノウラ)
ペットボトル用ケージ [PC-500] 500ml用
実勢価格:730円
タイプ2:サイクルボトルタイプ
飲み口を引っ張ることで開閉するなど、片手で簡単に水分補給ができるのがサイクルボトルです。市販のペットボトルよりも径が大きいため、ペットボトル用のケージでは収納できません。自分が使っているボトルのサイズに合ったものを選ぶ必要があります。
ELITE(エリート)
Custom Race PLUS ボトルケージ
実勢価格:1815円
タイプ3:可変タイプ
ケージの外径を変えて、ペットボトルからサイクルボトルまで幅広く収納できるタイプです。
TOPEAK(トピーク)
Modula Cage EX
実勢価格:1450円
なお、今回のランキングはサイクルボトルタイプ、可変タイプを中心に商品を選びました。
ボトルケージにはさまざまな素材がある
ボトルケージは金属や樹脂などさまざまな素材によってできています。それぞれの素材の特徴も見ていきましょう。
●アルミ・スチール・ジュラルミン:アルミは軽量ですが変形しやすいです。スチールは丈夫ですが比較的サビやすく、しかも重いというデメリットがあります。ただし金属製は他の素材と比べて衝撃に強く、転倒しても壊れにくいという特徴を持ちます。
●カーボン:軽くて丈夫なのがカーボン製です。とくに軽量性では3種類の素材の中でダントツ。ただし価格がややお高め、というデメリットがあります。
●樹脂:いわゆるプラスチックですが軽いという点が最大のメリット。その反面、金属製に比べて耐久性が落ちるというデメリットがあります。
以上のようにケージは素材によって一長一短。自分の目的や予算に合わせて選ぶと良いでしょう。
カーボン、樹脂は、自分で変形させて調整することができません。なので、ボトルとの相性が大事です。
後悔しないボトルケージの選び方
では実際ボトルケージをどう選べばよいのでしょうか? 本記事のノウハウや商品評価の監修者であるアドベンプロダクツ代表・義村氏に具体的な選び方を解説してもらいました。
選び方のポイント1:金属製×金属製の組み合わせは相性が悪い
ボトル、ケージともに金属製の組み合わせは非常に相性が悪いので、できれば避けたいもの。ボトルに傷がつく可能性があり、また写真のように底にスキ間ができるとカタカタと音が鳴り気になります。
ボトルとケージは「金属製」×「樹脂」のように、違った素材を組み合わせるのが無難です。
選び方のポイント2:同じメーカーだと組み合わせやすい
可能ならばボトルケージとボトルは同じメーカーで揃えるのがおすすめです。相性が良いので差し込んだ時にぴったりはまることが多く、フィット感も抜群。
たとえば上の写真はエリートというメーカーのボトルとケージの組み合わせですが、出し入れもスムーズでしっかりとボトルを保持してくれます。
選び方のポイント3:自転車やウエアとの相性を考える
大きなケージを選んで自転車に取り付けたらケージだけ浮いてしまった。派手な色のケージを選んだら自転車のカラーと合わなかった……など、あまり考えないでケージを選ぶと後々後悔することになります。
ケージを選ぶ際は、自転車のデザインや自分のウエアとのコーディネートも考えましょう。
選びのポイント4:ボトルが大事か? ケージが大事か?
ボトルが高級なものだったら、できるだけ樹脂製を選んだほうがよいでしょう。そのほうがボトルに傷がつきにくくなります。一方、ボトルが傷だらけになってもOK、保持力を重視したいというなら、組み合わせはさほど気にしなくてよいと思います。
選びのポイント5:重量はさほど気にする必要がない
ボトルの重さを気にする人がいますが、考えてみれば中身を飲めば重量は減るわけです。大きく重量が変わる場合は話が違いますが、10~50g程度の違いなら、あまり神経質になる必要はないでしょう。
ネットで購入する場合の注意点は?
さて、ネット通販で購入する場合は商品を実際手に取って選ぶことができません。どんな点に注意して購入すればよいのでしょうか?
ネット購入時の注意点1:サイズは必ずチェック
商品説明には「ペットボトル用」か「サイクルボトル用」か、さらに適応サイズが示されているので、使っているボトルとケージのサイズが合うかどうか必ず確認するようにしましょう。
ネット購入時の注意点2:取り付け方法をチェック
ほとんどのケージはフレームのネジ穴に取り付けるタイプになっています。しかし自転車によってはネジ穴がないものもあるので要注意。その場合は固定ホルダーを使って取り付けるタイプを選ぶ必要があります。購入前に自分の自転車をチェックしておきましょう。
ネット購入時の注意点3:耐久性をチェック
衝撃に強いかどうか、長期間使っても素材が劣化しないかなど「耐久性」に関してはレビューをチェックしましょう。
とくにプラスチック製は長期間の使用の場合、破損の恐れや直射日光などで素材が劣化することがあります。一方で、金属製はサビや溶接部分の剥がれなどの問題があるので要注意です。
ロードバイクなどで使えるボトルケージ29製品を徹底テスト!
さてランキングに入る前に、今回の採点ポイントを紹介しましょう。
テスト1:保持力[配点:30点]
ケージがボトルをしっかりと固定・保持できるかどうかのポイントです。義村氏には実際に適合ボトルを収納して凸凹道を走ってもらい、目視による揺れ具合や音によるチェックを行い、固定力や保持力を検証してもらいました。
ボトルをしっかりと保持出来て、走行中にガタガタしないことが重要です。これが弱いとボトルが走行中に飛んでしまうことがあり非常に危険です。ガタガタ音は、自転車の不調のサイン。これが常時鳴っていると、サインを見逃しちゃいますね。
テスト2:サイズ対応力[配点:30点]
さまざまなサイズのボトルを収納できるかどうか。いわゆる汎用性のチェックです。こちらは商品のスペック表を参考に、実際いくつかのボトルを入れてみて採点を行いました。
春夏と秋冬では保冷力、保温力などの点で使用するボトルが変わってきます。またペットボトルとサイクルボトルを併用する人もいます。サイズ対応力に優れたボトルなら、どちらも収納できて非常に便利です。
テスト3:出し入れのしやすさ[配点:30点]
ケージへのボトルの出し入れのスムーズさも重要です。出し入れが堅かったり、角度的に取り出しにくかったりすると、いざ水が飲みたいというときにストレスになります。義村氏には、実際に自転車にケージを取り付けてボトルを出し入れしてもらい、その扱いやすさをチェックしてもらいました。
ケージにはボトルを真上から、斜め上から、そして横から差し込むタイプの3種類があります。この中でもっとも差し込みやすいのは斜め上からのタイプになります。
テスト4:コスパ[配点:10点]
価格と品質のつり合いが取れているか、耐久性が十分で長く使えるかなど、義村氏と編集部で総合的に商品をチェックし採点しました。
以上を踏まえ、それではいよいよ29商品のランキングスタートです!
ボトルを選ばず保持力もバツグン TOPEAK「モジュラーケージ2」
TOPEAK(トピーク)
モジュラーケージ2
実勢価格:1483円
タイプ:可変タイプ
素材:エンジニアリングプラスチック、アルミ合金
対応ボトル:φ(直径)63~74mm
重量:72g
▼テスト結果
- 保持力: 30/30点
- サイズ対応力: 29/30点
- 出し入れのしやすさ: 30/30点
- コスパ: 9/10点
- 合計: 98/100点
1位に輝いたのは、サイクル用品の大手メーカーTOPEAKの「モジュラーケージ2」です。ボトルのホールド部分には滑り止めが付いているため、固定力抜群で凸凹道でもガタつくことなく安心して走れます。また、滑り止めはボトルの傷防止の役割も果たしています。
外径を変えれば、さまざまなサイズのボトルに合わせられるスグレモノです。径の調節方法は超簡単。底面にある銀色のボタンを押すと、入れるボトルのサイズが変えられます。
上から真っすぐに入れるタイプですが、斜めからでも取り出せるので非常に便利です。またペットボトル、サイクルボトルなどさまざまなタイプを保持できるのも◎。しっかりと固定できるのでどんな道でも安心して走れます。そのぶん、値段と重さが△。ぴったり調整すると、保冷ボトルでも音がしません。
リピーターが多い人気の「Tacx」
タックス(Tacx)
ディーバ ボトルケージ 2個セット
実勢価格:3980円
タイプ:サイクルボトルタイプ
素材:カーボンファイバー、グラスファイバー他
対応ボトル:ボトル直径75mm用
重量:29g(1個)
※Amazonは並行輸入品の商品販売ページです
▼テスト結果
- 保持力: 29/30点
- サイズ対応力: 28/30点
- 出し入れのしやすさ: 30/30点
- コスパ: 9/10点
- 合計: 96/100点
2位のTacx「ディーバ ボトルケージ」は、ボトルの出し入れのしやすさで高評価を獲得しました。
ポリアミドやガラス繊維など3種類の異なる素材を配合し、固定力、軽量性、耐久性に優れたボトルケージです。
全9色のカラフルなラインナップ。レビューではカラーやシルエットを絶賛するものが目立つ、リピーターが多いホルダーです。
ホルダー力はかなり強め。抜き差しは硬めで、太めのボトルだとキツキツになります。
ボトルを入れるフックが左右つながっていないため、さまざまな方向からボトルを入れることができます。最近はこのタイプが増えているように感じます。保持力が強めなので、ステンレス保冷ボトルを入れても、ガタガタしにくいです。タックス(Tacx)はオランダで自転車販売・修理店としたスタートした会社ですが、個人的には「今はローラー台」みたいなイメージがあります。2019年にアメリカのガーミンに買収されています。そんな流れで自転車乗りにはおなじみの日直商会は、2021年3月末でTacx製品の取扱を終了しました。今後のサポートはガーミンが行うそうです。
重心を低く取り付けられる「CYCLEPRO」
CYCLE PRO(サイクルプロ)
ボトルケージ
実勢価格:1000円(木目調)
タイプ:サイクルボトルタイプ
素材:樹脂
重量:36g
▼テスト結果
- 保持力: 28/30点
- サイズ対応力: 29/30点
- 出し入れのしやすさ: 29/30点
- コスパ: 9/10点
- 合計: 95/100点
3位のCYCLE PRO「ボトルケージ」は、樹脂製のサイクルボトルホルダーです。カラーは木目調とレッドの2種類があります。
開口部がややきつめなので、通常のサイクルボトル以外に500~600mlのペットボトルも入れることができます。
特徴的なのがネジ穴からホルダーの支え(底部)までがやや長めなこと。
一般的な物に比べ3cmほど下寄りの取り付けが可能です。その分ボトル装着時の重心が低く多少走りやすくなります。
保持力は2位商品に比べて若干弱いですが、オンロードならこれで十分でしょう。しっかりとボトルを保持してくれます。フックが2位と同じく開いているのでさまざまな方向から出し入れできるのも便利です。
4位:個性的なデザインの「ELITE」
ELITE(エリート)
Custom Race PLUS ボトルケージ(2020)
実勢価格:1815円
タイプ:サイクルボトルタイプ
素材:グラスファイバー(ナイロン樹脂)
重量:40g
▼テスト結果
- 保持力: 29/30点
- サイズ対応力: 27/30点
- 出し入れのしやすさ: 29/30点
- コスパ: 9/10点
- 合計: 94/100点
4位は個性的なデザインと考え抜かれた形状が秀逸なELITEの「Custom Race PLUS ボトルケージ(2020)」。軽量性と保持力に優れており、フロントエラストマーがボトルとケージの振動を軽減してくれます。
ボトルをしっかりつかみながらラクに抜き差しすることができます。ただし、サーモボトルやクリア素材のボトルなど硬質な表面素材の場合は、ボトルが抜き出しにくい場合があるとの注意書きがありました。
よく考え抜かれた優れた形状です。先端部が伸び縮みして、しかも滑り止めにもなっています。出し入れもしやすいのでストレスフリー。樹脂製なので金属製ほどの耐久性はありませんが、個性的なデザインでおすすめのケージです。
5位:対応力◎な可変式 TOPEAK「Modula Cage EX」
TOPEAK(トピーク)
Modula Cage EX
実勢価格:1450円
タイプ:可変タイプ
素材: エンジニアリングプラスチック
対応ボトル:ボトル外径φ53~74mmボトル対応
重量:52g
▼テスト結果
- 保持力: 29/30点
- サイズ対応力: 29/30点
- 出し入れのしやすさ: 27/30点
- コスパ: 8/10点
- 合計: 93/100点
1位と同じブランド、TOPEAKの「Modula Cage EX」が5位にランクインしました。ケージの幅をボトルに合わせたら、底部のダイヤルを回して固定する手軽で使いやすい優れたボトルケージです。
サイクルボトル、ペットボトル兼用でさまざまなサイズのボトルに合わせることができます。樹脂製なので金属製のボトルを傷つける恐れもありません。
こちらも1位と同じく可変タイプでさまざまなボトルを保持することができます。1位商品と異なる点は、すべてが樹脂でできているのでやや耐久性は劣ります。また、市場にこの商品の偽物が出回っているので注意しましょう。なお、樹脂を使った商品は定期的に劣化の確認が必要になります。ネジ部があるので、緩みすぎや脱落に注意しましょう。私の経験上、富士見パノラマリゾートでMTB、8本目で緩んで、ネジを無くしたことがあります。王滝セルフディスカバリーでは、大丈夫でしたが……。
6位:初心者ならコレ!「MINOURA」
MINOURA(ミノウラ)
ボトルケージ [AB100-5.5] デュラゲージ
実勢価格:820円
タイプ:サイクルボトルタイプ
素材:2017ジュラルミン使用
対応ボトル:直径73mmの自転車用ポリボトル対応
重量:54g
▼テスト結果
- 保持力: 28/30点
- サイズ対応力: 27/30点
- 出し入れのしやすさ: 28/30点
- コスパ: 9/10点
- 合計: 92/100点
6位のMINOURA「ボトルケージ [AB100-5.5] デュラゲージ」は、自転車ショップで「もっとも一般的なボトルケージをください」と注文すると紹介されるモデルです。
MINOURA「デュラゲージ」のラインナップには、ここで紹介している、軽さよりも丈夫さ重視の「AB100-5.5」と、軽さを重視するロード向けの「AB100-4.5」の2種類があります。
カラーバリエーションが豊富で、5色のアルマイト仕上げと7色の粉体塗装(ホワイトと6色のパントーンカラー)仕上げの合計12カラーを展開しています。
個人的には、この商品の5.5がベンチマーク。長年作り続けられているのには理由があると思います。金属製ボトルだと、どうしてもカタカタ音が鳴ったり、ボトルに傷がついたりしますが、レース、コンペディションで、ボトルの重量を気にする時など、プラスチック製のボトルを使いたい場合は、僕はコレです!
6位:軽量でボトルも取り出しやすい「BIANCHI」
BIANCHI(ビアンキ)
プラスチックボトルゲージA 【ブラック/ホワイト】
実勢価格:2000円
タイプ:サイクルボトルタイプ
素材: プラスチック
重量:31g
▼テスト結果
- 保持力: 27/30点
- サイズ対応力: 27/30点
- 出し入れのしやすさ: 29/30点
- コスパ: 9/10点
- 合計: 92/100点
同点6位は、創立が1885年のイタリアの自転車ブランド「ビアンキ」のボトルケージ。
軽量でボトルが取り出しやすいです。プラスチック製ですが耐久性も備えており、さまざまなボトルをしっかりホールドしてくれます。
ビアンキ乗りは、コレにしたらいいかもです。逆に、愛車がビアンキで無いならば、ちょっと待って! 僕はあまり気にしませんが、自転車がトレックならボントレガー(USA)、国産のアンカーとかなら箕浦(日本)、なんて気にするチャリダーもいますよ。どうでもいいですが、ビアンキのチェレステカラーって、年々明るくなっていませんか? 視力低下したのかな? イタリアの空の色って「こんなにくすんでいるんだー」と若かりし頃は思ったものです。
8位:130年の伝統を誇る「ゼファール」
ゼファール(Zefal)
ボトルケージ パルスA2 [Pulse A2] 樹脂製 ホールド力 26g
実勢価格:1173円
タイプ:サイクルボトルタイプ
素材:エラストマー樹脂
サイズ:8x8x23.7cm
重量:26g
▼テスト結果
- 保持力: 26/30点
- サイズ対応力: 27/30点
- 出し入れのしやすさ: 29/30点
- コスパ: 9/10点
- 合計: 91/100点
8位は、1880年創立のフランスのサイクリングアクセサリーメーカー「ゼファール」のボトルケージです。樹脂製ですが、軽量化を意識したデザインにより、カーボンボトルケージより軽い26gを実現しています。
また、開口部はボトルの抜き差しがしやすいです。カラーバリエーションは全6色。レビューでは「ホールド力抜群」と高評価がいくつか見られました。
自転車大国・フランスのZefal-ゼファール。分割式ですが、下向きなので不意に引っかかることがありません。LOOK-ルックとかTIME-タイムとかLapierre-ラピエールとかのフレームとMAVIC-マビックのリムとかと国を合わせるならば、組み合わせたいところですが、ゼファールはなんというか競技用というよりは実用的なラインナップが多いイメージ。自転車専用メーカーなので、しっかりした作りです。
8位:保持力バツグン!「Ibera」
Ibera(イベラ)
自転車ボトルケージ
実勢価格:1099円
タイプ:サイクルボトルタイプ
素材:アルミ合金
対応ボトル:72~75mm径ボトル対応
重量:29g
▼テスト結果
- 保持力: 28/30点
- サイズ対応力: 26/30点
- 出し入れのしやすさ: 28/30点
- コスパ: 9/10点
- 合計: 91/100点
同点8位は、通販サイトでも高評価のIbera「自転車ボトルケージ」。29gという超軽量のボトルケージです。カラーはマットブラック、カーボン色、シルバー、ホワイトと4色展開。
素材のアルミ合金製は熱処理されており、耐久性を高めています。ボトルが振動で落下しないように滑り止めが取り付けられています。
ボトルの出し入れ部の先端が閉じて(つながって)いるのが良いですね。ここがつながっているタイプは保持力に優れています。また底部のストッパーが金属製なのも◎。ストッパーが樹脂製だと、劣化に気付かず使い続けた時にボトルが下にスポーンと落ちたことがあります。もちろん金属製でも破損する可能性がありますが、樹脂製より劣化しにくいと思われます。
10位:サドル後部にも取り付け可能な トピーク「トライケージ WBC08000」
トピーク(TOPEAK)
トピーク トライケージ WBC08000
実勢価格:1865円
タイプ:サイクルボトルタイプ
素材:エンジニアリング プラスチック
重量:75g(タイヤレバーを含む)
サイズ:L82xW90xH147mm
▼テスト結果
- 保持力: 28/30点
- サイズ対応力: 26/30点
- 出し入れのしやすさ: 28/30点
- コスパ: 8/10点
- 合計: 90/100点
10位はトピーク「トライケージ WBC08000」。ボトルケージやポータブルポンプ、予備チューブなどの必需品をまとめてサドル後部にセットできるアタッチメント「トライバックアップ」シリーズ(別売)との使用が最適なボトルケージです。
※画像はAmazonより
「バックアップシリーズ」はサドル後部にすべてをセットすることで空気抵抗を低減し、必需品の取り出しもスピーディーにできます。
TOPEAK(トピーク)
バックパーツ オムニバックアップ エリート
実勢価格:4390円
「バックパーツ オムニバックアップ エリート」は、「トライバッグアップ」シリーズのひとつで、サドルレール後部のV字形状部分に取り付けるアタッチメント。トライケージとの使用が可能。
もちろん、このようにフレームに取り付けて使うことも可能です。ボトルを前方から取り出しやすいフォワードリリースデザインになっています。なおタイヤレバーが2本付属しています。
分割式で尖った部分があるので、若干使い勝手は悪いと感じるかもしれませんが、ドライバックアップには、チューブがピッタリ! 輪行袋やツールボックスなどを入れるといいかもしれません。TRIは「トライアスロン向け」を表しているのかもしれませんね。
10位:出し入れがスムーズな「ROCKBROS」
ROCKBROS(ロックブロス)
ドリンクホルダー 自転車 ボトルケージ
実勢価格:1645円
タイプ:サイクルボトルタイプ
素材:アルミ合金
対応ボトル:φ74mm前後
重量:33g
▼テスト結果
- 保持力: 26/30点
- サイズ対応力: 27/30点
- 出し入れのしやすさ: 28/30点
- コスパ: 9/10点
- 合計: 90/100点
同点10位は、自転車用アクセサリーで有名なROCKBROS「ドリンクホルダー 自転車 ボトルケージ」。おしゃれなデザインが印象的なケージです。色はシルバー、ブラックなど全5色で、自転車の色に合わせて選ぶことができます。
最大の特徴は斜めにボトルを出し入れできること。真上や横からより出し入れがスムーズにできます。
ボトルのサイズ合わせはケージを折り曲げることで行います。ただし折り曲げには少々コツが必要と感じました。
とにかく軽いのが◎。また斜めの出し入れが可能なので、ストレスがありません。ただし先端がつながっていないので、その分保持力は下がります。またデザインは良いのですが、先端部が尖っているので、不用意にズボンの裾などが引っかかったりするデメリットもあります。個人的には、右入れと左入れでフィーリングが変わるのは好きでないですが……。
12位:利き腕に合わせてゲートの向きを変えられる「Kevinhzq」
Kevinhzq
自転車 ボトルホルダー
実勢価格:799円
タイプ:サイクルボトルタイプ
対応ボトル:50~73mmボトル対応
サイズ:145×95×73mm
重量:38g
▼テスト結果
- 保持力: 25/30点
- サイズ対応力: 27/30点
- 出し入れのしやすさ: 28/30点
- コスパ: 9/10点
- 合計: 89/100点
12位は千円以下でコスパに優れた「Kevinhzq」の自転車用ドリンクホルダー。サイドオープンの取り出しやすい軽量ホルダーです。
取り出し部は柔軟性があり、太めのボトルでも収納することができます。素材の表示はありませんが、たぶんカーボンだと思われます。
特徴的なのが台座と本体が分かれていること。そのためゲートを左右どちら側にも付けられて、ボトルを右側から取り出すことも、左側から取り出すことも可能です。利き腕に合わせて変えられるので非常に便利。工具の六角レンチも付属でお得感もあります。
開口部が左右どちらにも付けられるタイプです。繰り返しになりますが、平地などスピードがある時は右、登りではどっちも使いたいので個人的には左右での取り入れでフィーリングが異なるのは、好みではありません。ですが、必ずどちらからと決めている人にはメリットは少ないですが、中にはブレーキを左右入れ替えている人、左利きの人もいるので、そうした人にはおすすめです。
13位:ステンレス製でコスパと強さに優れた「TIOGA」
TIOGA(タイオガ)
ステンレスボトルケージ
実勢価格:1440円
タイプ:サイクルボトルタイプ
素材:φ4mmステンレススチール
サイズ:L82×W82×H145mm
重量:40g
▼テスト結果
- 保持力: 25/30点
- サイズ対応力: 26/30点
- 出し入れのしやすさ: 28/30点
- コスパ: 9/10点
- 合計: 88/100点
13位のTIOGA(タイオガ) 「ステンレスボトルケージ」は、シンプルなデザインの美しいボトルケージです。価格もチタン製の半分程度なので、コスパにも優れています。
ボトルのホールド力はかなり強め。太めのボトルにとってはきつめですが、しっかりとホールドしてくれます。金属製なので、ボトルに合わせた微調整も比較的やりやすいと思います。
レビューでは「プレート付ではないので掃除がしやすい」といった意見もありました。
ステンレス製で丈夫ですが、最近のロードバイクはカーボン製が多いので、金属製のボトルケージとの組み合わせは見た目が合わない場合があるので要注意です。構造的にはマウント部がセパレートタイプになっているので、掃除がしやすいと思います。意外にマウントの裏側は埃や泥などがたまって掃除しにくいものです。ミノウラのデュラゲージより、若干ですが軽量なのもいいですね。
14位:ネジ穴の無い自転車にも対応「TOPCABIN」
TOPCABIN
ボトルケージ 自転車ボトルホルダー
実勢価格:1198円
タイプ:サイクルボトルタイプ
素材:エンジニアリングプラスチック
対応ボトル:最大ボトル直径76.2mm
重量:52g
▼テスト結果
- 保持力: 26/30点
- サイズ対応力: 27/30点
- 出し入れのしやすさ: 26/30点
- コスパ: 8/10点
- 合計: 87/100点
14位のTOPCABIN「ボトルケージ 自転車ボトルホルダー」は、アダプター(ホルダー)付きでネジ穴が付いていない自転車にも取り付け可能なホルダーです。
ボトルサイズの調整が難しいため、収納できるボトルは限定的です。細めのボトルでは隙間ができ、ガタガタしてしまいます。
アダプターは360°回転するので、収納ボトルの角度を自由に変えることができます。また、ボトルに傷がつかないような付属物の工夫も施されています。
先端部がつながっており、なおかつ丸い滑り止めが付いているので、保持力は合格点です。ケージのパーツも太く比較的頑丈にできていると思います。アダプターでさまざまな場所に取り付けられるのも良いですね。保持力の分、重量が若干ですが重めです。
15位:独特のデザインで人気の「川住製作所」
川住製作所
ボトルホルダー バタフライ BH-303
実勢価格:1164円
タイプ:サイクルボトルタイプ
材質:軽合金
サイズ:(約)幅74×長さ138×高さ75mm
本体重量:60g
▼テスト結果
- 保持力: 26/30点
- サイズ対応力: 27/30点
- 出し入れのしやすさ: 25/30点
- コスパ: 8/10点
- 合計: 86/100点
15位の川住製作所「ボトルホルダー バタフライ BH-303」は、通販サイトのレビューで「デザインがとても良い」「なかなか付けている人を見ないのでよかった」などの好評価を得ているボトルケージです。
素材はかなり固く、柔軟性には欠けます。レビューにも「ボトルを入れる時と出すときが大変」というものがありました。ただその分保持力はかなり高いと言えます。
個性的なデザインが良いのですが、雰囲気が合う自転車と合わない自転車があると思います。金属製なのでやや出し入れがしづらいかなと思いました。
15位:出し入れがしやすい「Hordlend」
Hordlend
自転車 ボトルケージ
実勢価格:980円
タイプ:サイクルボトルタイプ
素材: 高弾性PC
サイズ:8x8x14cm
最大適応ボトルの直径: 約80mm
重量:約40g
▼テスト結果
- 保持力: 25/30点
- サイズ対応力: 27/30点
- 出し入れのしやすさ: 25/30点
- コスパ: 9/10点
- 合計: 86/100点
同点15位は、素材に弾性に優れたPCを使った「Hordlend」のボトルケージ。
上部の開口部はフレア形状になっているため、ボトルの出し入れがしやすいのが特徴です。
ボトルサイズ調整機能はありませんが、ペットボトル、サイクルボトル、どちらも入れることができます。通販サイトでは「安いのに意外にしっかりした作り」という評価が多く見られました。
保持部が分割しているタイプです。僕の場合、長ズボンで乗ることもあるので、ボトルが入っていればOKですが、無い時に不意に裾が入ったことがあるので、好みではありません。分割していても、先端が上向きになっていなければいいのだけど……。
15位:25gと超軽量の「ROADNADO」
ROADNADO
自転車 カーボン ボトルケージ
実勢価格:1699円
タイプ:サイクルボトルタイプ
素材: カーボン
対応ボトル:φ(直径) 72-74mm
重量:25g
▼テスト結果
- 保持力: 24/30点
- サイズ対応力: 27/30点
- 出し入れのしやすさ: 26/30点
- コスパ: 9/10点
- 合計: 86/100点
こちらも同点15位の「ROADNADO」。25gと超軽量のボトルケージです。2個セットが3千円以下でお得。
前三角が狭いフレームになっていても、トップチューブに干渉しないよう、斜めに取り出せる設計になっています。サイクルボトルならOKですが、レビューでは「ペットボトルの場合はホールドできず不向き」という報告がいくつか見られました。
樹脂製、カーボン製の弱点である「ボトル底部を支える部分」がこの製品はしっかりしているのが良い点。ただ薄い形状なので、尖ってはいませんが、ボトルが入っていない状態だと体に当てたり、引っ掛けたりしないように注意が必要です。
18位:製品の作りが良い「PLATT」
PLATT
ボトルケージ フルカーボンファイ 3K
光沢 / つや消し 超軽量ロードバイク ボトルホルダー
実勢価格:2298円
タイプ:サイクルボトルタイプ
素材:カーボン
対応ボトル:φ(直径) 72-74mm
▼テスト結果
- 保持力: 24/30点
- サイズ対応力: 27/30点
- 出し入れのしやすさ: 26/30点
- コスパ: 8/10点
- 合計: 85/100点
18位は「ボトルが出しやすい」と評判の「PLATT ボトルケージ」です。
比較的薄い作りですが保持力も合格点。ただし細身のボトルには不向きです。レビューでは「見た目がかっこいい」「目立って良い」などデザインを高く評価するものも多く見られました。
リッチーロジックのWCSのデザインによく似ているな……? と。この製品は、よくわからないロゴマークと、WSS! 個人的には、分かって使うならばいいけど、知らないでこの製品を使うのはどうなのかなーと、思って手に取りましたが、製品事態は悪くない! 上位のROADNADO の商品とプリントや艶の有無の違いだけかと思います。
19位:千円を切る価格の「OnKJ」
OnKJ
自転車 ボトルケージ
実勢価格:988円
タイプ:ペットボトル/サイクルボトルタイプ
素材:プラスチック
重量:39g(本体のみ・編集部計測)
▼テスト結果
- 保持力: 22/30点
- サイズ対応力: 26/30点
- 出し入れのしやすさ: 26/30点
- コスパ: 9/10点
- 合計: 83/100点
19位のOnKJ「自転車 ボトルケージ」は、千円以下でコスパに優れたペットボトルホルダーです。
六角レンチ付きで、工具がなくても取り付けることができます。500mlペットボトルを入れるとやや緩めかぴったりなので、細身のサイクルボトルならなんとか収納することができます。
ただしレビューでは「無理して輪行袋を入れていたら割れた」といったものも。硬くて柔軟性に欠けるので無理な使い方には要注意です。とはいえ「この値段は魅力」といった意見も多く見られました。
ボトルを支える底部はリング状になっていて安定感があります。カラーはホワイト、レッド、ブラックなど全4色です。
プラスチックボトルならよいのですが、金属製のボトルだとゲートが開き気味になり、ふいに飛び出さないか心配になりました。ただ激しい走りをしない、凸凹道は避ける、プラスティックボトルを使う、といった条件ならOKだと思います。
19位:2個セットでお買い得の「ギアトル」
ギアトル
ボトルケージ 自転車ドリンクホルダー 2個セット
実勢価格:1380円
タイプ:サイクルボトルタイプ
素材: ABS
対応ボトル:φ(直径) mm
サイズ:高さ約14×幅約7.5cm
重量:40g
▼テスト結果
- 保持力: 23/30点
- サイズ対応力: 26/30点
- 出し入れのしやすさ: 25/30点
- コスパ: 9/10点
- 合計: 83/100点
同点19位の「ギアトル」は、2個セットで千円ちょっとというコスパに優れたボトルケージです。
サイクルボトル以外に、ペットボトルやタンブラーにも対応しています。なお一体成型で耐久性を高めています。
嬉しい2個セット。身長大きめな自転車なら、ボトルゲージがシートチューブ、ダウンチューブと2ヶ所付けられますが、まずは自分の自転車をチェック。個人的には、2個セットする場合は、なんとなくテイストが揃っていたほうがカッコいいかな? と思っています。
21位:2個入りでコスパ抜群の「RICYRLK」
RICYRLK
自転車 ボトルケージ
実勢価格:1799円(2個入り)
タイプ:サイクルボトルタイプ
素材:カーボンファイバー
対応ボトル:直径72~74mmのボトル
サイズ:長さ約140mm×直径約72mm
重量:18g
▼テスト結果
- 保持力: 25/30点
- サイズ対応力: 26/30点
- 出し入れのしやすさ: 24/30点
- コスパ: 7/10点
- 合計: 82/100点
21位のRICYRLK「自転車 ボトルケージ」は、約18gと軽量なのが魅力です。
素材は柔軟性があり、出し入れしやすいのが印象に残りました。
おそらく、カーボンファイバーではなく、単純な樹脂製かと。軽い! 安い! と魅力的な商品ですが、金属製のボトルでは保持力がやや不安な感じです。プラスチック製のボトルなら大丈夫でしょう。なおペットボトルは保持できませんので要注意。
21位:ボトルをしっかり保持してくれる「SUPACAZ」
SUPACAZ(スパカズ)
ボトルケージ FLY CAGE ANO BLACK ブラック
実勢価格:2650円
タイプ:サイクルボトルタイプ
材質:アルミ
本体重量:18g
▼テスト結果
- 保持力: 25/30点
- サイズ対応力: 24/30点
- 出し入れのしやすさ: 25/30点
- コスパ: 8/10点
- 合計: 82/100点
同点21位のSUPACAZ「ボトルケージ FLY CAGE ANO BLACK ブラック」は、重量が18gと超軽量なボトルケージです。
アルミ製で弾性もあり、出し入れはややきつめですが、その分ボトルをしっかりと保持してくれます。ただし金属製なので、ボトルによっては傷がつく場合もあります。
金属だから軽いし、調整も可能ですが、手持ちのボトルをいくつか試してみた限りでは、ぴったりと合うボトルはありませんでした。
23位:細身でどんな自転車にも合う UNICO「BIKE'N ROLL」
UNICO(ユニコ)
BIKE'N ROLL ステンレスボトルケージ シルバー
実勢価格:2399円
タイプ:サイクルボトルタイプ
素材:ステンレス
サイズ:145×85×80mm
重量:50g
▼テスト結果
- 保持力: 23/30点
- サイズ対応力: 25/30点
- 出し入れのしやすさ: 25/30点
- コスパ: 8/10点
- 合計: 81/100点
23位のUNICO「BIKE'N ROLL ステンレスボトルケージ シルバー」は、細身のステンレスワイヤーを曲げて作られた、ハンドメイド製品。細身でシンプルなデザインのボトルケージで、どんな形の自転車にも違和感なくマッチします。
ただし重量はやや重めです。ホールド力は上位製品より若干弱く、ボトルに合わせて広げる微調整は比較的やりやすいと言えます。
なおネジが付いていないので注意してください。
金属製だけどサイズ調整が難しかったです。溶接部分は意外に割れる可能性があり要注意。ボトルの径よりも2周りぐらい大きめなので、ボトル以外の輪行袋やツールケースを収納する目的ならアリだと思います。
24位:チタン製で強く丈夫な「SUPACAZ」
SUPACAZ(スパカズ)
TiFlyチタンボトルケージ Raw Titanium One Size
実勢価格:4960円
タイプ:サイクルボトルタイプ
素材:チタン
対応ボトル:50~73mmボトル対応
サイズ:8×21×8cm
重量:45.36g
▼テスト結果
- 保持力: 24/30点
- サイズ対応力: 24/30点
- 出し入れのしやすさ: 26/30点
- コスパ: 6/10点
- 合計: 80/100点
24位のSUPACAZ(スパカズ) 「TiFlyチタンボトルケージ Raw Titanium One Size」は、100%チタン製の高級サイクルボトルホルダーです。
通販サイトの写真より実物はややダークな渋めの色調で、高級感があります。他の製品と比較して思ったよりも軽くないのが意外でした。
チタンは軽くて耐食性に優れ丈夫な素材。鋼に匹敵するほどの強度を特徴とします。海水にも強く、海辺のロードを走っても手入れが要りません。
好きな人にはたまらないチタン製。購入時はサイクルボトルを入れても余裕がありましたが、調整は比較的ラクです。ボトルの径よりも1周りぐらい大きめなので、ボトル以外の輪行袋やツールケースを収納する目的ならアリだと思います。
24位:ペットボトル派に超オススメ UNICO「Bikeguyペットケージ」
ユニコ(Unico)
Bikeguyペットケージ (500mlペットボトル専用)
実勢価格:627円
タイプ:ペットボトルタイプ
素材:アルミ合金(本体)、スチール(ボルト)
対応ボトル:飲料用500mlペットボトル(丸型、角型)
サイズ:155×70×70mm
重量:50g
▼テスト結果
- 保持力: 26/30点
- サイズ対応力: 23/30点
- 出し入れのしやすさ: 23/30点
- コスパ: 8/10点
- 合計: 80/100点
同点24位のユニコ「Bikeguyペットケージ」は、アルミ合金を素材とした、ペットボトル用ケージ。
※画像はAmazonより
シンプルで、軽さ、強度にこだわった作りになっています。レビューでは「ホールド力が高い」という報告がいくつか見られました。
ペットボトルを自転車ボトルとして常用する人にはよいかもしれません。ただ、世界的にマイクロプラスチックが問題になっている昨今、水筒がいいのでは? と思っていますが、出先の補給で冷たいドリンクを飲むのであれば結局ペットボトルを使わざるを得ないのが悩みです。
26位:角度調整が便利な「D-drempating」
D-drempating
簡単角度調整 ドリンクホルダー
実勢価格:899円
タイプ:サイクルボトルタイプ
素材:PVC
対応ボトル:φ70~80mmのボトル
▼テスト結果
- 保持力: 22/30点
- サイズ対応力: 24/30点
- 出し入れのしやすさ: 25/30点
- コスパ: 8/10点
- 合計: 79/100点
26位のD-drempating「簡単角度調整 ドリンクホルダー」は、アダプターを使うタイプなので、フレームにネジ穴がない自転車でもOK。簡単に取り付けができて、360度回転が可能です。
角度はネジを締めて固定するので、運転中にボトルが回転してズレることはありません。
サイクルボトルタイプなので、ペットボトルには隙間ができて不向きです。また、固定力も上位商品に比べて弱めです。
アダプターは便利ですが、出し入れ口がつながっていないので保持力は落ちます。また底部のストッパーが樹脂製なので使用しているうちに割れないか多少不安です。遠出や凸凹道の走行には向いていませんが、近場のサイクリングならOKでしょう。自転車用というよりも、スクーターなどのオートバイで人気なのかな? と思います。
26位:保持力やや弱め「OnKJ」
OnKJ
ボトルケージ 自転車 バイク用 ドリンクホルダー
実勢価格:1599円
タイプ:サイクルボトルタイプ
素材:高密度炭素繊維プラスチック
対応ボトル:通常の750mlまでのボトルや水筒
重量:50g
▼テスト結果
- 保持力: 23/30点
- サイズ対応力: 24/30点
- 出し入れのしやすさ: 24/30点
- コスパ: 8/10点
- 合計: 79/100点
同率26位のOnKJ「ボトルケージ 自転車 バイク用 ドリンクホルダー」は、カーボン調デザインがレビューでも大人気で評価の高い商品です。
左右から抑え込むタイプですが、太めのボトルは収納しづらいのでボトルの大きさに注意しましょう。出し入れは比較的スムーズにできます。
デザイン的には良いのですが、先端部がつながっていないので保持力はそれほど強くありません。また強引に太いボトルを入れようとすると割れてしまう恐れがあるので要注意。カーボン調であって、カーボン繊維ではないように観えました。また底部のストッパーも金属製ではないので耐久性は弱めです。
28位:普段使いに便利な「AUTOUTLET」
AUTOUTLET
自転車ドリンクホルダー 2個セット
実勢価格:1699円
タイプ:サイクルボトルタイプ
素材:PVC
対応ボトル:φ53~70mm前後のボトル対応
▼テスト結果
- 保持力: 22/30点
- サイズ対応力: 23/30点
- 出し入れのしやすさ: 25/30点
- コスパ: 7/10点
- 合計: 77/100点
28位は、お得なAUTOUTLET「自転車ドリンクホルダー 2個セット」。アダプター付きなので、ネジ穴がない自転車でも取り付けることができます。
クランピング開口部は、水平チューブまたは垂直パイプの両方に適合するように360度回転させることができ、カップやボトルが常に上向きに保持できます。
保持力・固定力という点で長時間のサイクリングやポタリングには不向きですが、さまざまな箇所に取り付けられるのが非常に便利です。
ハンドルなどどこでも取り付けられる便利なホルダーです。ただし保持力は弱め、底部も長期使用の劣化で割れる恐れがあり。ボルト穴の空いているスポーツ車でのサイクリングやポタリングには向いていません。小径車やママチャリなどボトル用のダボ穴がない自転車でどうしてもボトルを装着したい場合などに適したタイプだといえます。
29位:マジックテープ固定で取り外しがラク!「StarryLife」
StarryLife
自転車 ドリンクホルダー
実勢価格:1880円
タイプ:ペットボトル/サイクルボトルタイプ
素材:ナイロン、ポリエステル
重量:95g
サイズ:約高さ16×外径9×内径8cm
▼テスト結果
- 保持力: 24/30点
- サイズ対応力: 23/30点
- 出し入れのしやすさ: 21/30点
- コスパ: 7/10点
- 合計: 75/100点
29位の「StarryLife」は、マジックテープで3点を固定し、さらにドリンクホルダー底面にもマジックテープが付いているホルダーです。
工具不要で自転車のさまざまなところに取り付けることができます。防水コーティング加工で、雨の日でも安心。
ドリンクホルダー内側には保温・保冷効果のあるアルミ箔が張られています。
ゆっくりめのポタリングやサイクリングにはよいかもしれません。また、小径車にはボトルゲージをフレームに取り付けられないことも多いかと。そういった場合には、ハンドルやサドルに取り付けるしかありませんが、どうしても地面から高い位置になるため、ほんの少し走行性が悪くなります。
以上、自転車用ボトルケージ29製品のランキングでした。
使えるボトルケージの特徴&ボトルケージの取り付け方
以上、ボトルケージのランキングでした。以下に、評価の高かったボトルケージの共通点を挙げます。
1:開口部の先端がくっついていて離れていないもの
2:底部のストッパーが金属製
3:可変式でボトルサイズ対応力があるもの
こちらの3つを念頭にケージをチェックするといいですよ。
ボトルケージの取り付け方
さて、「いざ通販でボトルケージを買ったものの取り付け方が分からない」という人が多いと聞きますが、フレームボルトが付いているタイプなら、六角レンチで簡単に取り付けられます。
手順は簡単。
1:フレームボルトを六角レンチで外す
2:ホルダーの固定部を穴に合わせる
3:フレームボルトを差し込んで六角レンチで回して固定
以上で完了です! なお、六角レンチは次のようなセットを買っておくと便利です。
E-Value
六角棒レンチセット
実勢価格:282円
以上、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイクで使えるボトルケージのおすすめランキング29選でした!
お手持ちのサイクルボトルと相性のいいボトルケージを探したり、サイクルボトルとボトルケージをセット買いしてみてはいかがでしょう。ぜひ、お気に入りのグッズと一緒にサイクリングを楽しんでみてくださいね!
ボトルに合わせて、自分で曲げて調整できるのは◎ですね。