自転車電動空気入れのメリットと選ぶときの注意点は?

電動空気入れのメリットと選ぶときの注意点は? 電動空気入れおすすめ イメージ

空気入れといえば、足で抑えながら手で押すフロアポンプタイプを思い浮かぶ人は多いと思います。ですが何回も押す必要があるので疲れるし、空気圧メーターが付いていないタイプだと、どのくらい空気を入れればいいかわかりません。

電動空気入れのメリットと選ぶときの注意点は? 電動空気入れおすすめ イメージ2

そんなときに便利なのが「電動空気入れ」です。フロアポンプタイプより圧倒的に便利で、面倒な空気入れを格段にラクにしてくれます。おすすめする最大の理由はこの3つ。

おすすめの理由1:ワンボタンで疲れない

電動だから当然、ボタンを押したあとは空気が入り終わるのを待つだけです。

おすすめの理由2:圧倒的に早い

手動の空気入れでいくら頑張っても、電動のスピードにはかないません。

おすすめの理由3:規定空気圧までピッタリ

タイヤには規定の空気圧があります。電動なら事前に設定しておけば自動で止まります。

また、電動空気入れは付属品のアタッチメントによって使いやすさもかなり変わるので見落とさないようにしましょう。

おすすめの理由3:規定空気圧までピッタリ 電動空気入れおすすめ イメージ

自転車の空気バルブには英式、仏式、米式と3つのタイプがあり、自分の自転車のバルブと空気入れが対応しているか確認しておくことも重要です。

※一般的にシティサイクルは英式、スポーツバイクは仏式です。

自転車電動空気入れ11製品+αをプロと編集部が徹底検証!

電動空気入れ11製品+αをプロと編集部が徹底検証! 電動空気入れおすすめ イメージ

そこで今回は、空気入れが面倒という不満を解決できるおすすめ電動空気入れ11製品を検証しました。

あわせて、手のひらサイズの変わり種であるスリーアール「PumPush 3R-PMP01」も、最後にご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

【検証1】速度(配点:5点)

【検証1】速度(配点:5点) 電動空気入れおすすめ イメージ

テスト方法は、ロードバイク用のタイヤを使い、それぞれ空気の抜けた状態から規定の空気圧になるまでの速さを計測。90PSI、110PSIに到達するまでどのくらいの時間がかかるかを比較しました。

90PSI、110PSIに達する時間はタイヤ1本目、2本目それぞれ以下のようになりました。

【90PSI】

順位 製品名 1本目 2本目 平均
1 LUFT/LUFT-ARP(電動空気入れ 全タイヤバルブ対応 充電式 コードレス) 48秒 49秒 48.5秒
2 マキタ/充電式空気入れ10.8V MP100DZ 47秒 52秒 49.5秒
3 Xiaomi/Xiaomi 電動空気入れ 2 53秒 56秒 54.5秒
4 FUAUFAS/電動空気入れ 67秒 74秒 70.5秒
5 キジマ/スマートエアポンプ JP02 78秒 84秒 81秒
6 トーホー/電動エアポンプ RLC-AP001 83秒 86秒 84.5秒
6 アドベンチャーエイド/BICYCOVER らくらく電動空気入れ BC-AP-S 87秒 82秒 84.5秒
8 南海部品/NP-D26 電動エアーポンプ 84秒 86秒 85秒
8 TradeFKJapan/面倒を楽にする スマート空気入れ 84秒 86秒 85秒
10 キャプテンスタッグ/電動コンパクト空気入れ〈英・米・仏式バルブ対応/6000mAh〉(ブラック) Y-3230 89秒 94秒 91.5秒
11 Woowind/Woowind BP188 100秒 104秒 102秒

【110PSI】

順位 製品名 1本目 2本目 平均
1 LUFT/LUFT-ARP(電動空気入れ 全タイヤバルブ対応 充電式 コードレス) 65秒 67秒 66秒
2 マキタ/充電式空気入れ10.8V MP100DZ 70秒 79秒 74.5秒
3 Xiaomi/Xiaomi 電動空気入れ 2 75秒 80秒 77.5秒
4 FUAUFAS/電動空気入れ 107秒 115秒 111秒
5 キジマ/スマートエアポンプ JP02 108秒 115秒 111.5秒
6 南海部品/NP-D26 電動エアーポンプ 112秒 116秒 114秒
7 アドベンチャーエイド/BICYCOVER らくらく電動空気入れ BC-AP-S 114秒 116秒 115秒
8 TradeFKJapan/面倒を楽にする スマート空気入れ 115秒 117秒 116秒
9 トーホー/電動エアポンプ RLC-AP001 116秒 120秒 118秒
10 キャプテンスタッグ/電動コンパクト空気入れ〈英・米・仏式バルブ対応/6000mAh〉(ブラック) Y-3230 122秒 132秒 127秒
11 Woowind/Woowind BP188 133秒 144秒 138.5秒

【検証2】使い勝手(配点:5点)

【検証2】使い勝手(配点:5点) 電動空気入れおすすめ イメージ

スイッチの押しやすさ、付属品の使いやすさ、ホースの長さなど、使い勝手全般をチェックしました。

【検証3】動作音(配点:5点)

【検証3】動作音(配点:5点) 電動空気入れおすすめ イメージ

電動空気入れが作動しているときに、騒音計で騒音レベルを計測しました。
結果は以下の通りです。

90dBの凡例はカラオケ店の中、100dBは電車が通ったときのガード下。どの製品も動作音は大きめで、夜中に使うのは躊躇しそうです。

順位 製品名 騒音レベル
1 Woowind/Woowind BP188 90.7dB
2 トーホー/電動エアポンプ RLC-AP001 91.9dB
3 マキタ/充電式空気入れ10.8V MP100DZ 93dB
4 アドベンチャーエイド/BICYCOVER らくらく電動空気入れ BC-AP-S 93.9dB
5 南海部品/NP-D26 電動エアーポンプ 94dB
6 LUFT/LUFT-ARP(電動空気入れ 全タイヤバルブ対応 充電式 コードレス) 94.4dB
7 TradeFKJapan/面倒を楽にする スマート空気入れ 94.9dB
8 Xiaomi/Xiaomi 電動空気入れ 2 95.9dB
9 キジマ/スマートエアポンプ JP02 96dB
10 キャプテンスタッグ/電動コンパクト空気入れ〈英・米・仏式バルブ対応/6000mAh〉(ブラック) Y-3230 99.3dB
11 FUAUFAS/電動空気入れ 104.5dB

はたして、使いやすくてベストなおすすめ電動空気入れはどの製品だったのでしょうか? おすすめランキングをご覧ください!

自転車電動空気入れのおすすめは?

プロと一緒に実際に使ってみた、電動空気入れのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。

ランキングは項目名で並び替えられます
商品
A+評価
LUFTLUFT-ARP
電動空気入れおすすめ LUFT LUFT-ARP イメージ
4.83
5.00 5.00 4.50
6.3㎝
16㎝
6.2cm
566g
米式/英式/仏式アダプター、ボール針
A評価
マキタ充電式空気入れ10.8V
電動空気入れおすすめ マキタ 充電式空気入れ10.8V イメージ
4.50
5.00 4.00 4.50
74mm
173mm
1.1kg
米式チャック、英式バルブ用アダプター、仏式バルブ用アダプター、ボール用アダプター、浮き輪用アダプター
235mm
バッテリー駆動(バッテリー、充電器は別売り)
A評価
シャオミXiaomi 電動空気入れ2
電動空気入れおすすめ シャオミ Xiaomi 電動空気入れ2 イメージ
4.33
5.00 4.00 4.00
7.55㎝(約)
12.3㎝(約)
4.58cm(約)
490g(約)
仏式アダプター、ニードルバルブアダプター
A評価
アドベンチャーエイドBICYCOVER らくらく電動空気入れ BC-AP-S
電動空気入れおすすめ アドベンチャーエイド BICYCOVER らくらく電動空気入れ BC-AP-S イメージ
3.83
3.50 3.50 4.50
6.5㎝(約)
15.7㎝(約)
4.4cm(約)
410g
仏式/英式アダプター、ボール用アダプター、浮き輪用アダプター
A評価
南海部品NP-D26 電動エアーポンプ
電動空気入れおすすめ 南海部品 NP-D26 電動エアーポンプ イメージ
3.83
3.50 3.50 4.50
6.5cm(約)
15.7cm(約)
4.4cm(約)
420g
仏式/英式アダプター、ボール用ニードルアダプター、ビニール製品用アダプター、フレキシブルエアホースL型、フレキシブルエアホースストレート
B評価
キャプテンスタッグ電動コンパクト空気入れ Y-3230
電動空気入れおすすめ キャプテンスタッグ 電動コンパクト空気入れ Y-3230 イメージ
3.67
3.00 4.50 3.50
8㎝(約)
15.2㎝(約)
4.5㎝(約)
670g
ボール用アダプター、レジャー用品用アダプター
B評価
キジマスマートエアポンプ JP02
電動空気入れおすすめ キジマ スマートエアポンプ JP02 イメージ
3.67
4.00 3.00 4.00
63mm
155mm
39mm
428g
英式/仏式アダプター、浮き輪ノズル、ボールニードル、30cmロングホース、90°アダプター(※90°アダプターは米式バルブ専用です。英式や仏式アダプターとの併用はできません)
B評価
TradeFKJapan面倒を楽にする スマート空気入れ PANP RIDE
電動空気入れおすすめ TradeFKJapan 面倒を楽にする スマート空気入れ PANP RIDE イメージ
3.67
3.50 3.00 4.50
6㎝(約)
15.3㎝(約)
3.9cm(約)
433g
英式/仏式アダプター、浮き輪ノズル、ボール用アタッチメント、浮き輪用アタッチメント
B評価
トーホー電動エアポンプ RLC-AP001
電動空気入れおすすめ トーホー 電動エアポンプ RLC-AP001 イメージ
3.50
3.50 2.00 5.00
14㎝(約)
480g(約)
英式/仏式アダプター、浮き輪等用アダプター、ボール用アダプター
7㎝(約)
B評価
WoowindWoowind BP188
電動空気入れおすすめ Woowind Woowind BP188 イメージ
3.50
2.00 3.50 5.00
6.8cm
21.5cm
4.5cm
500g
仏式アダプター、シュレーダーバルブ(米式)、ボールニードル
C評価
FUAUFAS電動空気入れ
電動空気入れおすすめ FUAUFAS 電動空気入れ イメージ
3.17
4.50 3.00 2.00
7㎝
17.2㎝
5.2㎝
370g
自転車ノズル、ボールノズル、浮き輪ノズル、ゴムボートノズル
スリーアールPumPush 3R-PMP01
電動空気入れおすすめ スリーアール PumPush 3R-PMP01 イメージ

2.8cm(約)
6.4㎝(約)
5.6㎝(約)
97g(約)
米式ノズルピン

A+評価【1位】LUFT「LUFT-ARP」

  • LUFTLUFT-ARP
  • 実勢価格: ¥8,480

総合評価: 4.83

 
速度
 5.00
使い勝手
 5.00
動作音
 4.50
おすすめポイント
  1. 空気を速く入れられる
  2. プラスマイナスのボタンがわかりやすい
  3. エアーホースが接続しやすい
  4. エアーホースが長いので本体を持たなくて済む
  5. 車用としても使いやすい
がっかりポイント
  1. 動作音は大きめ
6.3㎝
高さ
16㎝
奥行
6.2cm
重量
566g
付属品
米式/英式/仏式アダプター、ボール針
【1位】LUFT「LUFT-ARP」 電動空気入れおすすめ イメージ

電動空気入れのおすすめランキング第1位に輝いたのはLUFT「LUFT-ARP(電動空気入れ 全タイヤバルブ対応 充電式 コードレス)」でした。

空気を入れる速度は90PSI、110PSIのどちらも、到達するまで最も速かったのがこの製品。走るまであまり待たずに済みそうです。

ただし動作音は11製品中6位。大きめなので夜中に使うのは躊躇しそうです。

【1位】LUFT「LUFT-ARP」 電動空気入れおすすめ イメージ2

数字が大きくコントラストもはっきりしているので見やすいです。

エアーホースは長めなので、空気を入れているときに手に持たなくていいのでラク。本体との接続方法が、何回も回す必要があるネジ式ではなくワンタッチで接続できるロック式なのもラクです。

付属品はしっかりしていて高級感があります。シガーソケット用の充電ケーブルも付属しており、バッテリー残量がなくても使えるため、車用としてもおすすめです。

義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

プラスとマイナスがボタンの上下の位置に配置されているので、初見でもわかりやすいです。ホースが長いので、チューブレスレディでシーラントを入れてる場合でも使いやすいと感じました。

A評価【2位】マキタ「充電式空気入れ10.8V MP100DZ」

電動空気入れおすすめ マキタ 充電式空気入れ10.8V イメージ1
電動空気入れおすすめ マキタ 充電式空気入れ10.8V温度が高温になるとモータが自動停止 イメージ2

温度が高温になるとモータが自動停止

電動空気入れおすすめ マキタ 充電式空気入れ10.8V空気圧の設定値をコントロール イメージ3

空気圧の設定値をコントロール

電動空気入れおすすめ マキタ 充電式空気入れ10.8V イメージ1
電動空気入れおすすめ マキタ 充電式空気入れ10.8V温度が高温になるとモータが自動停止 イメージ2
電動空気入れおすすめ マキタ 充電式空気入れ10.8V空気圧の設定値をコントロール イメージ3
  • マキタ充電式空気入れ10.8V
  • 実勢価格: ¥7,300

総合評価: 4.50

 
速度
 5.00
使い勝手
 4.00
動作音
 4.50
おすすめポイント
  1. 空気を速く入れられる
  2. エアーホースが長い
  3. バッテリーが着脱式
がっかりポイント
  1. 動作音は大きめ
  2. 数字の表記スペースが小さい
  3. トリガーを押し続ける必要がある
  4. バッテリーを含めると価格が高くなる
74mm
高さ
173mm
長さ
235mm
重量
1.1kg
電源
バッテリー駆動(バッテリー、充電器は別売り)
付属品
米式チャック、英式バルブ用アダプター、仏式バルブ用アダプター、ボール用アダプター、浮き輪用アダプター
型番
MP100DZ
【2位】マキタ「充電式空気入れ10.8V MP100DZ」 電動空気入れおすすめ イメージ

電動空気入れのおすすめランキング第2位は、マキタ「充電式空気入れ10.8V MP100DZ」でした。

空気を入れる速度は90PSI、110PSIのどちらも11製品中2位。110PSIは、1位の「LUFT-ARP」より平均で8.5秒遅かったです。

動作音は11製品中3位でした。

【2位】マキタ「充電式空気入れ10.8V MP100DZ」 電動空気入れおすすめ イメージ2

数字の表記スペースが小さいので、見えにくい人がいるかもしれません。

エアーホースはとても長いので、空気注入中に本体を置いておけます。ですが空気注入は自動的には止まらず、トリガーを押し続けないといけないのは△です。

義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

バッテリーを複数用意すれば、バッテリー切れを気にせず空気を入れられます。他の製品はバッテリー内蔵なので、バッテリーの寿命が製品寿命。こちらは永く使えるプロダクトです。ホースが長く、チューブレスレディとシーラントの組み合わせでも使いやすいですが、空気を入れている間はずっとスイッチを押していなければなりません。

A評価【3位】シャオミ「Xiaomi 電動空気入れ 2」

電動空気入れおすすめ シャオミ Xiaomi 電動空気入れ2 イメージ1
  • シャオミXiaomi 電動空気入れ2
  • 検証時価格: ¥6,990

総合評価: 4.33

 
速度
 5.00
使い勝手
 4.00
動作音
 4.00
おすすめポイント
  1. 数字が見やすくスイッチも押しやすい
  2. エアーホースを接続する手間がない
がっかりポイント
  1. 動作音は大きめ
  2. エアーホースを外すときに空気が抜けやすい
7.55㎝(約)
高さ
12.3㎝(約)
奥行
4.58cm(約)
重量
490g(約)
付属品
仏式アダプター、ニードルバルブアダプター
【3位】シャオミ「Xiaomi 電動空気入れ 2」 電動空気入れおすすめ イメージ

電動空気入れのおすすめランキング第3位は、Xiaomi「Xiaomi 電動空気入れ 2」でした。

空気を入れる速度は90PSI、110PSIのどちらも11製品中3位。2位の「充電式空気入れ10.8V MP100DZ」より少し遅いくらいです。

動作音は11製品中8位で、大きめの数値でした。

【3位】シャオミ「Xiaomi 電動空気入れ 2」 電動空気入れおすすめ イメージ2

数字の表記スペースが大きいので見やすく、スイッチ部分も盛り上がっているデザインなので押しやすいです。

またエアーホースが最初から本体に付いているので、エアーホースを本体に接続する手間がないのはうれしいです。

義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

エアーホースを外すときに空気が抜けやすいのは気になりました。

A評価【4位】アドベンチャーエイド「BICYCOVER らくらく電動空気入れ BC-AP-S」

  • アドベンチャーエイドBICYCOVER らくらく電動空気入れ BC-AP-S
  • 実勢価格: ¥7,979

総合評価: 3.83

 
速度
 3.50
使い勝手
 3.50
動作音
 4.50
おすすめポイント
  1. ポップでかわいらしいデザイン
  2. 数字が見やすくスイッチも押しやすい
  3. エアーホースが長め
がっかりポイント
  1. 動作音は大きめ
  2. プラスとマイナスのスイッチが横方向に配置されている
6.5㎝(約)
高さ
15.7㎝(約)
奥行
4.4cm(約)
重量
410g
付属品
仏式/英式アダプター、ボール用アダプター、浮き輪用アダプター
【4位】アドベンチャーエイド「BICYCOVER らくらく電動空気入れ BC-AP-S」 電動空気入れおすすめ イメージ

電動空気入れのおすすめランキング第4位は、アドベンチャーエイド「BICYCOVER らくらく電動空気入れ BC-AP-S」でした。

空気を入れる速度は90PSI、110PSIのどちらも11製品中7位。

動作音は11製品中4位でした。

【4位】アドベンチャーエイド「BICYCOVER らくらく電動空気入れ BC-AP-S」 電動空気入れおすすめ イメージ2

他社製品は黒色が多いのですが、この製品はベージュ色。ポップでかわいらしいデザインです。

数字の表記スペースが大きくて見やすく、スイッチも押しやすいです。

エアーホースが長めで、空気注入中に本体を床に置きやすいのは便利です。

義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

プラスとマイナスのスイッチは縦方向に配置したほうが操作しやすいのに、と感じました。

A評価【4位】南海部品「NP-D26 電動エアーポンプ」

  • 南海部品NP-D26 電動エアーポンプ
  • 実勢価格: ¥8,000

総合評価: 3.83

 
速度
 3.50
使い勝手
 3.50
動作音
 4.50
おすすめポイント
  1. エアーホースが2本付いている
がっかりポイント
  1. 動作音は大きめ
6.5cm(約)
高さ
15.7cm(約)
奥行
4.4cm(約)
重量
420g
付属品
仏式/英式アダプター、ボール用ニードルアダプター、ビニール製品用アダプター、フレキシブルエアホースL型、フレキシブルエアホースストレート
型番
NP-D26
【4位】南海部品「NP-D26 電動エアーポンプ」 電動空気入れおすすめ イメージ

電動空気入れのおすすめランキング第4位は、南海部品「NP-D26 電動エアーポンプ」でした。

空気を入れる速度は11製品中90PSIが8位、110PSIが6位でした。

動作音は11製品中5位でした。

【4位】南海部品「NP-D26 電動エアーポンプ」 電動空気入れおすすめ イメージ2

エアーホースは米式L型とストレートの2本が付いており、扱いやすいほうを選ぶことができます。

義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

エアーホースはどちらも短めです。

B評価【6位】キャプテンスタッグ「電動コンパクト空気入れ Y-3230」

  • キャプテンスタッグ電動コンパクト空気入れ Y-3230
  • 実勢価格: ¥12,871

総合評価: 3.67

 
速度
 3.00
使い勝手
 4.50
動作音
 3.50
おすすめポイント
  1. 小さい付属品を取り付ける必要がない
がっかりポイント
  1. 動作音は大きめ
8㎝(約)
高さ
15.2㎝(約)
奥行
4.5㎝(約)
重量
670g
付属品
ボール用アダプター、レジャー用品用アダプター
型番
Y-3230
【6位】キャプテンスタッグ「電動コンパクト空気入れ Y-3230」 電動空気入れおすすめ イメージ

電動空気入れのおすすめランキング第6位は、キャプテンスタッグ「電動コンパクト空気入れ〈英・米・仏式バルブ対応/6000mAh〉(ブラック) Y-3230」でした。

空気を入れる速度は90PSI、110PSIともに11製品中10位でした。

動作音は11製品中4位でした。

【6位】キャプテンスタッグ「電動コンパクト空気入れ Y-3230」 電動空気入れおすすめ イメージ2

操作画面の数字は大きめで見やすいです。

【6位】キャプテンスタッグ「電動コンパクト空気入れ Y-3230」 電動空気入れおすすめ イメージ3

エアーホースに2つの口金が付いているのが特徴的。英/仏/米に対応しているので、小さいアタッチメントを付ける必要がないのは便利です。

義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

プラスとマイナスのスイッチは縦方向に配置してほしかったです。最初の操作時は戸惑いました。アウトドア用途ならアタッチメントが全方位対応なのはさすが!

B評価【6位】キジマ「スマートエアポンプ JP02」

  • キジマスマートエアポンプ JP02
  • 実勢価格: ¥8,449

総合評価: 3.67

 
速度
 4.00
使い勝手
 3.00
動作音
 4.00
おすすめポイント
  1. エアーホースが本体に収納できる
  2. 設置しやすい付属品が付いている
がっかりポイント
  1. 動作音は大きめ
  2. 手袋をつけているとうまく操作ができない
63mm
高さ
155mm
奥行
39mm
重量
428g
付属品
英式/仏式アダプター、浮き輪ノズル、ボールニードル、30cmロングホース、90°アダプター(※90°アダプターは米式バルブ専用です。英式や仏式アダプターとの併用はできません)
【6位】キジマ「スマートエアポンプ JP02」 電動空気入れおすすめ イメージ

電動空気入れのおすすめランキング第6位は、キジマ「スマートエアポンプ JP02」でした。

空気を入れる速度は90PSI、110PSIともに11製品中5位でした。

動作音は11製品中9位でした。

【6位】キジマ「スマートエアポンプ JP02」 電動空気入れおすすめ イメージ2

タッチパネル式でスタイリッシュなデザインですが、手袋をつけているとうまく操作はできないのは気になりました。操作画面の数字は大きめで見やすいです。

エアーホースが本体に収納でき、エアホースを引き出すと自動的に電源が入ります。

30cmのロングホースや90°アダプターが別途付いているので、自転車やバイクにより変えることで設置しやすくなります。

義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

現在の空気圧と、セットした空気圧の数値が一緒に表示されるのでわかりやすいです。

B評価【6位】TradeFKJapan「面倒を楽にする スマート空気入れ PANP RIDE」

  • TradeFKJapan面倒を楽にする スマート空気入れ PANP RIDE
  • 実勢価格: ¥7,980

総合評価: 3.67

 
速度
 3.50
使い勝手
 3.00
動作音
 4.50
おすすめポイント
  1. エアーホースが本体に収納できる
がっかりポイント
  1. 動作音は大きめ
  2. 手袋をつけているとうまく操作ができない
6㎝(約)
高さ
15.3㎝(約)
奥行
3.9cm(約)
重量
433g
付属品
英式/仏式アダプター、浮き輪ノズル、ボール用アタッチメント、浮き輪用アタッチメント
型番
smart_pomp
【6位】TradeFKJapan「面倒を楽にする スマート空気入れ PANP RIDE」 電動空気入れおすすめ イメージ

電動空気入れのおすすめランキング第6位は、TradeFKJapan「面倒を楽にする スマート空気入れ」でした。

空気を入れる速度は90PSIが11製品中9位、110PSIが9位でした。

動作音は11製品中7位でした。

【6位】TradeFKJapan「面倒を楽にする スマート空気入れ PANP RIDE」 電動空気入れおすすめ イメージ2

デザインはキジマ「スマートエアポンプ JP02」に似ており、使い勝手もほぼ同じです。
30cmのロングホースや90°アダプターは付いていません。

B評価 【9位】トーホー「電動エアポンプ RLC-AP001」

  • トーホー電動エアポンプ RLC-AP001
  • 実勢価格: ¥5,690

総合評価: 3.50

 
速度
 3.50
使い勝手
 2.00
動作音
 5.00
おすすめポイント
  1. エアーホースを接続する手間がない
  2. ハードケースが付属
がっかりポイント
  1. 動作音は大きめ
直径
7㎝(約)
高さ
14㎝(約)
重量
480g(約)
付属品
英式/仏式アダプター、浮き輪等用アダプター、ボール用アダプター
型番
RLC-AP001(SV)
【9位】トーホー「電動エアポンプ RLC-AP001」 電動空気入れおすすめ イメージ

電動空気入れのおすすめランキング第3位は、トーホー「電動エアポンプ RLC-AP001」でした。

空気を入れる速度は11製品中、90PSIは6位、110PSIは9位でしたが、動作音は2位と上位でした。

【9位】トーホー「電動エアポンプ RLC-AP001」 電動空気入れおすすめ イメージ2

エアーホースが最初から本体に付いているので、エアーホースを本体に接続する手間はいりません。

円筒形なのでやや持ちにくいですが、床に置けば安定感があります。ハードケースが付属しているため、持ち運びもしやすいです。

LEDライトは白色、赤色点滅、SOSパターンでの赤色点滅と3種類に切り替えられるので、夜の道で空気を入れているときに後続に注意を促すことができそうです。

義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

空気を入れたあとでも本体が熱くならないのはいいですね。

B評価【9位】Woowind「Woowind BP188」

  • WoowindWoowind BP188
  • 実勢価格: ¥4,899

総合評価: 3.50

 
速度
 2.00
使い勝手
 3.50
動作音
 5.00
おすすめポイント
  1. エアーホースを接続する手間がない
  2. ハードケースが付属
がっかりポイント
  1. 動作音は大きめ
6.8cm
高さ
21.5cm
奥行
4.5cm
重量
500g
付属品
仏式アダプター、シュレーダーバルブ(米式)、ボールニードル
型番
BP188-B
【9位】Woowind「Woowind BP188」 電動空気入れおすすめ イメージ

電動空気入れのおすすめランキング第9位は、Woowind「Woowind BP188」でした。

空気を入れる速度は11製品中、90PSI、110PSIともに11位と最下位。1位の製品とは90PSIで平均53.5秒、11PSIで平均72.5秒も遅く、かなり待たされます。

動作音テストの結果は1位ですが、音は大きいです。

【9位】Woowind「Woowind BP188」 電動空気入れおすすめ イメージ2

細長いデザインなので持ちやすいですが、エアホースは短め。液晶は数字が大きいので見やすいですが、プラスとマイナスのスイッチは縦方向に配置してほしかったです。

義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

測定気圧値と予定気圧値が同時に表示されるのでわかりやすいです。自転車ショップや部活の練習などでは、誰かが持っていると大活躍するかも。

C評価【11位】FUAUFAS「電動空気入れ」

  • FUAUFAS電動空気入れ
  • 実勢価格: ¥6,999

総合評価: 3.17

 
速度
 4.50
使い勝手
 3.00
動作音
 2.00
おすすめポイント
  1. シガーソケット用の電源コード付き
がっかりポイント
  1. 動作音は最も大きい
  2. レバー式なので外れやすい
7㎝
高さ
17.2㎝
奥行
5.2㎝
重量
370g
付属品
自転車ノズル、ボールノズル、浮き輪ノズル、ゴムボートノズル
型番
B0BQ7MS7YL
【11位】FUAUFAS「電動空気入れ」 電動空気入れおすすめ イメージ

電動空気入れのおすすめランキング第11位は、FUAUFAS「電動空気入れ」でした。

空気を入れる速度は11製品中、90PSI、110PSIともに4位。ですが動作音は最下位で、かなりうるさいです。

【11位】FUAUFAS「電動空気入れ」 電動空気入れおすすめ イメージ2

レバー式のフレンチバルブなので、自転車だと外れやすく使いにくいです。シガーソケット用の電源コードが付いているので、車用としては使いやすそうです。

【コラム】軽くて緊急用に便利な「PumPush 3R-PMP01」

  • スリーアールPumPush 3R-PMP01
  • 実勢価格: ¥8,490
2.8cm(約)
高さ
6.4㎝(約)
奥行
5.6㎝(約)
重量
97g(約)
付属品
米式ノズルピン
型番
3R-PMP01BK

スリーアール「PumPush 3R-PMP01」は表示ウインドウが付いておらず、測定気圧値や予定気圧値はわからないので、おすすめランキングとは別にご紹介!

【コラム】軽くて緊急用に便利な「PumPush 3R-PMP01」 電動空気入れおすすめ イメージ

コンパクトで軽い手のひらサイズなので、ポケットに入れて持ち運ぶこともできます。本体を直接バルブに挿すだけで空気が入るので、作業性は◎。

ただし、表示窓は付いていないので、今どれだけ空気が入っているのかはわかりません。テストでは1回目の注入時に1分56秒で自動的に止まり、エアゲージで測ると78PSIでした。2回目の注入時は1分20秒で止まり、空気圧は58PSIでした。

動作音は103.1dBで、大きめの数値でした。

【コラム】軽くて緊急用に便利な「PumPush 3R-PMP01」 電動空気入れおすすめ イメージ2

電源ボタンは、バッテリー残量が減ると色で知らせてくれます。フル充電でタイヤ約2本分の空気を入れることができます。

【コラム】軽くて緊急用に便利な「PumPush 3R-PMP01」 電動空気入れおすすめ イメージ3
【コラム】軽くて緊急用に便利な「PumPush 3R-PMP01」 電動空気入れおすすめ イメージ4

ちなみに義村さん私物のCO2ボンベは重量が83g・91gとより軽いのですが、ボンベは使い切りで買い足す必要があります。「PumPush 3R-PMP01」なら充電すれば何回も 使用可能。長く使い続けるなら、コチラのほうがお得です。

義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

緊急用の意味合いが強い製品ですね。グループライド(集団走行)するときに誰かが1台持っていると便利。ロードバイクなど700Cの指定空気圧では約2本分のバッテリー容量ですが、コンパクトで実用性は高いと思います。

自転車【さいごに】電動空気入れは自転車以外でも大活躍!

今回ご紹介したおすすめ製品は、自転車だけでなく、ボールや浮き輪などの水遊び用おもちゃにも空気を入れることができます。

【さいごに】電動空気入れは自転車以外でも大活躍! 電動空気入れおすすめ イメージ

浮き輪は、それほど高圧にすることはないので、海やプールでたくさんの浮き輪を膨らませて疲れ果ててしまう、全国の優しいお父さんには、どの製品も強い味方になると思います。

【さいごに】電動空気入れは自転車以外でも大活躍! 電動空気入れおすすめ イメージ2

自転車に限ると、ママチャリなどシティーサイクルは、街の自転車屋さんでも空気を入れるのもあり。無料だったり有料だったりしますけど、スタッフに必ず声をかけて! その際プロの目線で自転車のヤバいところ(タイヤがひび割れてるとか、ブレーキのゴムの劣化)などを観てくれてアドバイスがもらえたりします。

スポーツバイクの場合も同様で、ショップで空気をいれるのをオススメしますが、新製品とかに目移りしてしまって散財しがち。

ただ、ロードバイクなどの高圧タイヤでは、ライド前に空気圧を管理したほうが絶対にいいです。乗り心地にすごく影響しますし、気温などでかなり変化します。心拍計やパワーメーターで自身のコンディションやトレーニングを管理している人も多いと思いますが、空気圧も管理してみて欲しい。風などの影響も大きいのですが、タイヤの空気圧はびっくりするほど影響が大です。

マウンテンバイクで主に使われるサスペンションやドロッパーシートポストは、ほとんどが米式ですが、これはアマチュアならば手動がいいです。空気量がそもそも少ないのでそれほど電動のメリットを感じませんし、空気入れ側の故障で高価なエアサスペンション機構を壊してしまうことも。

他の用途ですと、浮き輪などの水に浮かべる浮力として空気を利用するSUPやパックラフトなどがあります。どれもエアボリュームが多いので、使い分けが肝要です。電動ブロワである程度膨らませて、仕上げを今回紹介したような高圧電動空気入れがベストです。シャチやクジラなどの浮き具を口で膨らませて、始まりなのに疲れ切ってしまっているお父さんには電気の力を授けたい!

自動車用途にも使えます。車検の際に交換でもいいのかもしれませんが、自身で空気入れをしていると不具合にも気がつくはずです。転ばぬ先の杖、ですね。バスケットやバレーなどのボールの空気もいれられます。

給油でガソリンスタンドに立ち寄ることがない電気⾃動⾞に乗っている人、ガソリンスタンドでセルフでの空気圧チェックが煩わしい人、逆にタイヤの空気圧を自身でチェックしたい人は、今回紹介した電動空気⼊れは、持っていたいアイテムといえます。

自転車 電動空気入れの売れ筋ランキングもチェック!

電動空気入れのamazon・楽天の売れ筋ランキングは以下のリンクからご確認ください