ロードバイクには欠かせない重要アイテムです
ロードバイク用のアイテム購入で意外に後回しになるのがボトルです。「市販のペットボトルでいいんじゃない?」という人も結構多く、その重要性は意外に知らない人が多いのが現状です。そこで今回は監修の義村氏に、専用のボトルの必要性から賢い選び方を徹底解説してもらいました。
なぜ専用のボトルが必要なのか?
「長時間のサイクリングやポタリングではこまめな水分補給が必要となります」
そう語るのは、アウトドアに精通した専門家である義村貞純氏。
サイクリング中は風に当たっているため意外に実感がないが、予想以上に汗をかいて水分を失っているもの。
そのため細かな水分補給をしないと、脱水症状や熱中症にかかってしまう可能性があるのです。
ペットボトルでは代用できないの?
ペットボトルはフタを外してから飲むため、走行中に水分を補給することが難しくなります。そのため補給が後回しになり、気づいたときには軽い脱水症状に…なんてことにもなりかねません。
中にはフタを落としてしまい、ボトルの口が開いたままケージに入れて走ってしまった…なんて人も。ペットボトルそのままでは意外に使い勝手が悪いのです。
ただし「ボトルケージがペットボトル用なので…」という人も中にはいるかもしれません。
その場合「ペットボトル用の飲み口キャップ」を装着するという手があります。飲み口キャップについてはランキングの後で商品紹介をしますので参考にしてください。
ロードバイク用のボトルと通常のボトルの違いは?
通販サイトでは「ロードバイク用」に混じって通常のボトルも表示されるので注意が必要です。いったいどこが違うのでしょうか?
ロードバイク用のボトルの場合、ボディに写真のようなくびれがあります。ケージに入れた場合、これがひっかかりとなって、しっかりボトルを固定するようにできているのです。
一方、通常のボトルの場合、ボディにくびれがありません。これではボトルをしっかり保持することができず、ボトルから飛び出す危険性があります。
ロードバイク用ボトルの持ち運び方は?
自転車用のボトルを持ち運ぶやり方は、大きく分けて2通りあります。
専用のドリンクホルダーを使う
自転車用ドリンクホルダー(ボトルケージ)を取り付ければ、即座にボトルを取り出し、水分補給が可能です。外気に触れることになるので、ボトル内の温度を保つのが難しいというデメリットも知っておくといいでしょう。詳しくはこちらの記事で紹介しています。
バッグに入れて持ち運ぶ
バッグの中に入れておけば、ボトルの中の温度は保ちやすいと言えます。ただ、取り出すのに少し手間がかかるという点は否めません。
ロードバイク用ボトルの正しい飲み方とは?
ロードバイク用と通常のボトルのもう一つの違いは飲み口です。ロードバイク用は写真のようにフタやキャップを開けることなく直接飲むことができます。
ロードバイク用は独特の飲み方をします。飲み口の開閉タイプはまず歯で飲み口を引き出し、前面を見たまま、横から吸い出すように飲みます。真正面では視界の妨げになりますし、ボトルを傾けにくいのが理由です。
ロードバイク用ボトルにはどんな種類があるの?
それではロードバイク用ボトルには具体的にどんな種類があるのか、タイプ別に見て行きましょう。
種類1:真空断熱タイプ(魔法瓶タイプ)
ステンレス製で真空断熱による優れた保冷・保温能力を備えています。長時間の保冷・保温が可能ですが、比較的重く、価格が高めなのがデメリット。また中には飲み口の形状が特殊で飲みにくいことがあります。
なおこのタイプはボディが堅いので押し潰して飲むということができません。
種類2:真断熱材タイプ
断熱材を使い内側が2層・3層構造になっているボトル。1に比べて保冷・保温力では大きく劣るため、夏場は30分もすると飲み物がお湯のようになることも。しかし反面、安価で軽量。さらに手で潰して中身を飲むことが可能です。
このタイプは1と違って冷蔵庫で中身を凍らせることができるのもメリット。そのため夏場でも使用できるのです。
種類3:プラスティック(非保冷・保温)タイプ
シンプルな構造で保冷・保温能力はありません。しかし、軽量で持ち運びしやすく価格も安いのが特徴です。保冷力はありませんが、素早く中身を冷蔵庫で凍らせることができるので、暑い時期でも冷たいドリンクを補給することができます。
飲み口による違い
飲み口には、写真のような飲み口を引っ張ることで開閉する「プル式」、ボトルを握ると中身が出てくる「ジェットバルブ式」、プル式とジェットバルブ式を合体させた「ウォターゲート式」の3種類があります。
飲み口に関してはそれぞれの好みがあるので、一概にどれが優れているとは言えません。自分が飲みやすいタイプを選ぶのがおすすめです。
ボトル選びのポイントとは?
それではボトルを選ぶ際に、そんな点に注意すれば良いのか、選び方のポイントを義村氏に解説してもらいました。
選びのポイント1:ボトルケージとの相性
ボトルとケージのサイズがピッタリ合うかどうか気をつけましょう。ボトルケージの多くは直径70~80mmのボトルに対応していますが、ケージに対して細いボトルを買うと、走行中にグラグラして危険です。さらに下記のようなパターンは避けるようにしましょう。
注意パターン1:長めのボトルと短めのケージの組み合わせはNG
長めのボトルに短めのケージは×。うまく保持できずケージから飛び出してしまう危険があります。また大きめや太いボトルに対して通常のケージを合わせると収納できなかったり、ケージが壊れたりするので要注意です。
注意パターン2:長すぎるケージはNG
長めのボトルはケージの取り付け位置によっては非常に取り出しにくくなるので気をつけましょう。
ではどんなパターンがおすすめなのでしょうか?
ベストパターン1:メーカーを合わせれば間違いなし
ボトルのケージ合わせでおすすめなのが同じメーカーのものを選ぶこと。ぴったりとはまるケースが多く、スムーズに出し入れができます。(*写真は今回紹介するエリートのボトルとケージの組み合わせです)
選びのポイント2:洗いやすさ
今回は洗いやすさの検証も行いましたが、タンク部分の洗いやすさに関してはどの商品もほぼ同じでした。一方差が出るのが飲み口やキャップ。吸い口のパーツが外せるものが洗いやすくて衛生的です。しかしネット通販ではこの点が確認し辛いので、レビューを丹念にチェックしてみましょう。
選びのポイント3:残量の確認
ステンレスなど金属製にはありませんが、プラスティックス製には中身の残量を確認できるものがあります。そうしたタイプは水切れを起こすこともなく非常に便利です。
今回の採点基準は?
それではランキングを前に、今回の採点基準「選びのポイント」を紹介します。
採点基準1:飲みやすさ[配点:30点]
走行中でも飲みやすいかどうか、飲み口は機能的にできているかどうかが評価基準になります。このポイントに関しては義村氏に実際に口をつけて飲んでもらい、性能をチェックしました。
採点基準2:使い勝手[配点:30点]
ボトルを握りやすいか、潰しやすいか。また掃除をしやすいかなど「使い勝手全般」を採点しました。
採点基準3(保冷・保温タイプ):保冷・保温力[配点:30点]
保冷・保温タイプに関しては最高気温33℃の日中に、各ボトルに4.2℃の冷水を200ml入れて、3時間後の温度変化を測定。その結果によって得点差を付けました。
《各ボトルの温度変化の結果》
- 製品名: 温度変化
- サーモス(THERMOS)真空断熱ケータイマグ: 4.2℃→8.0℃
- サーモス(THERMOS)真空断熱ストローボトル: 4.2℃→8.1℃
- エリート(ELITE) : 4.2℃→20.7℃
- ゼファール(Zefal) : 4.2℃→25.1℃
- ポーラー(POLAR) : 4.2℃→26.5℃
保冷、保湿性に関しては「サーモス」の2製品がズバ抜けて優秀でした。
採点基準3(非保冷タイプ):機能性[配点:30点]
一方非保冷・保温タイプは基本的に温度を保つ性能自体が低いのでこの基準は採用せず、「残量チェックができるか」などさまざまな便利機能を有しているか、また軽量かどうかを「機能性」という項目で採点しました。
採点基準4:コスパ[配点:20点]
以上の1~3のポイントと価格を比較し、お買い得かどうかを採点しました。
ここからはロードバイク用ボトルのおすすめ人気ランキングをご紹介します。
まずは保冷・保温タイプのランキングからスタートです。
保冷・保温タイプのランキング5選
ここでは、飲み物の温度をキープしてくれる保冷・保温タイプのランキング5選をご紹介します。
サーモス「真空断熱ケータイマグ FJF-580ml」
- サーモス真空断熱ケータイマグ FJF-580ml
- 実勢価格: ¥3,600〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥3,600〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥4,180〜
- 飲みやすさ
- 使い勝手
- 保冷・保温力
- コスパ
圧倒的な保冷力を誇る
保冷・保温力がダントツなため第1位に選ばれたサーモスのボトル。「朝氷を入れた飲み物が夕方になっても氷が溶け切らず残っている」など、レビューではやはり保冷力を高く評価するものが多く見られました。
- おすすめポイント
-
- フタ付きで飲み口が汚れる心配がない
- お手入れが簡単
- がっかりポイント
-
- 走行中の横飲みはしにくい
- タイプ
- ステンレスボトルタイプ
- サイズ
- 75×80×230mm(約)
- 容量
- 580ml
- 保冷時間
- 保温効力(6時間)70度以上/保冷効力(6時間)10度以下
- 重量
- 280g(約)
- 型番
- WBT06500
飲み口の形状はサーモスの自転車専用以外のボトルと同じ。そのため写真のような飲み方になります。走行中の横飲みはしにくいので要注意。
フタ付きでホコリで飲み口が汚れる心配もなく、使用後は飲み口が外せるので手入れも簡単です。
レビューでは「走行中のカタカタ音が気になる」という意見も。しっかりとフィットするボトルケージが必要になります。
さすがの保冷力を誇るボトルです。またサーモスはパーツを手に入れられるので非常に便利。たとえばパッキンがダメになっても取り換えが可能で長く使えます。走行中のカタカタ音が気になる人はサーモスの別売り底カバー(400円前後)を装着するとある程度解消できます。なお水漏れがないため、カバンに入れて普段使いができます。
エリート「NANOGELITE THERMAL 4H SMK/WHT 500」
- エリートNANOGELITE THERMAL 4H SMK/WHT 500
- 検証時価格: ¥3,148〜
- 飲みやすさ
- 使い勝手
- 保冷・保温力
- コスパ
必要な時にすぐに水分補給ができる
第2位は『Nanogel』という固体絶縁材料を採用した、「エリート」のロードバイク用ボトルです。
- おすすめポイント
-
- 優れた保冷性を実現
- 走行中でも水分補給しやすい
- がっかりポイント
-
- 容量はやや少なめ
- タイプ
- 断熱材タイプ
- サイズ
- 74×245㎜(約)
- 容量
- 500ml
- 保冷時間(最長)
- 4時間(約)
- 重量
- 155g(編集部計測)
- 型番
- 130141109
パウダー状の『Nanogel』を使用し優れた保冷性を実現。今回の検証でも他の多層構造のボトルに比べ3時間後の保冷力が5~6℃低いという結果が出ました。
プル型の飲み口でボディを押し潰して使用するタイプです。そのため走行中でも水分補給がしやすく飲みやすさで高得点を獲得しました。ただし容量は500mlとやや少なめです。
ボディを潰しやすく、必要な時にすぐに水分補給ができるのが◎。冷蔵庫で凍らせて持ち歩けるのも良いですね。ただし水漏れする可能性があるのでカバンに入れるのは推奨できません。キャップを取り外して洗えるタイプですが、フタ裏の掃除が意外に面倒なのが残念な点です。
ゼファール「保冷ボトル」
- ゼファール保冷ボトル
- 検証時価格: ¥2,178〜
- 飲みやすさ
- 使い勝手
- 保冷・保温力
- コスパ
キャップの口当たりが良い
3位に輝いたのは「ゼファール」のボトル。シリコン製のキャップが口当たり良く、飲む量の調節が可能です。容量は550ml、750mlの2サイズを展開。
- おすすめポイント
-
- 飲む量の調節が可能
- 水を入れて凍らせられる
- ボディが握りやすい
- がっかりポイント
-
- 保冷力はやや短め
- タイプ
- 断熱材タイプ
- サイズ
- 70×70×270mm
- 容量
- 550ml, 750ml(2サイズ)
- 保冷時間
- 2.5時間
- 重量
- 137g(編集部計測)
内部は二重構造で温かい飲み物にも対応しますが、保冷力は2.5時間とやや短め。ただし水を入れて凍らせることができるので、真夏のライドでも冷たい水を飲むことができます。
ボディは握りやすく、キャップ口から中身がこぼれないように二重構造となっています。レビューでは「ボディがやや硬め」というものが多く見られました。
使いやすさは2位商品に劣りますが、こちらもボトルのまま凍らせられるので便利。長めのボトルなので、車種によっては上下の出し入れがしにくいと思います。ケージ選びに注意が必要です。
4位: ポーラー「ジップストリーム 保冷ボトル 24oz」
- ポーラージップストリーム 保冷ボトル 24oz
- 検証時価格: ¥1,961〜
- 飲みやすさ
- 使い勝手
- 保冷・保温力
- コスパ
握りやすいがやや握力が必要
飲みやすい新開発バルブを搭載した「ポーラー」の保冷ボトルが第4位にランクイン。金属ホイルと空気層を二重構造でサンドイッチした作りで熱を遮断します。
- タイプ
- 断熱材タイプ
- サイズ
- 70×275㎜(約)
- 容量
- 700ml
- 重量
- 160g(約)
商品説明に保冷能力に関する表示はありませんでしたが、編集部の検証では、ほぼ3位商品と同じ能力という結果が出ました。なおこちらも水を凍らせることが可能です。
飲み口は開閉可能なバルブに弁が内蔵されており、開放状態でも内圧を加えなければ飲料が出ない仕組みになっています。なおボディは3位商品と同じく長めなので、自転車によっては出し入れしにくい可能性があります。
メリットは握りやすく女性でも片手で扱うことができるという点。逆にデメリットは飲む際に握力が必要だという点。3位商品に比べて潰しにくく勢いよく水を飲むことができませんでした。また飲み口が外れないので掃除がしにくいのも×。高性能ながらやや使い辛い商品だと感じました。
5位: サーモス「真空断熱ストローボトル FFQ-600 S」
- サーモス真空断熱ストローボトル FFQ-600 600ml S
- 実勢価格: ¥3,190〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥3,190〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥3,960〜
- 飲みやすさ
- 使い勝手
- 保冷・保温力
- コスパ
飲み口がストローで保冷性に優れる
5位にも1位と同じく「サーモス」のボトルがランクイン。こちらは義村氏が愛用するボトルです。
素材にステンレスを使った真空断熱構造で、1位商品と同じく保冷力は抜群。同時に保温力もあり、オールシーズン使えるモデルです。
- タイプ
- ステンレスボトルタイプ
- サイズ
- 75×75×230㎜
- 容量
- 600ml
- 保冷時間
- 保冷効力:10°以下/ 6 時間
- 重量
- 270g(約)
- 型番
- FFQ-600-SBK
1位商品と異なるのは飲み口がストローになっている点です。レビューでは「強いパワーで吸わないと水が出ない」「かなりの吸引力が必要」といったコメントがいくつか見られました。
全体的には保冷力を称賛するものが多かったのですが、一方で「やや太い」「もう少し細身だったら」という意見も見られました。
優れた保冷力を持つボトルですが、ストロー式で飲むのに時間がかかり走行中の水分補給は無理があります。ただしマスクの隙間から飲めるのは◎。 なお傷がつくなど金属製のケージとは相性が悪いので、樹脂製のケージと組み合わせることをおすすめします。
続けては非保冷タイプの人気おすすめランキングをご紹介します。
非保冷・非保温タイプのランキング5選
ここからは、携帯性重視の非保冷・非保温タイプのロードバイク用ボトルのランキング5選のご紹介です。
ELITE「FLY ボトル 750ml(2020)」
- エリートFLY ボトル 750ml(2020)
- 検証時価格: ¥1,500〜
- 飲みやすさ
- 使い勝手
- 機能性
- コスパ
軽くて柔らかく携帯性に優れる
非保冷タイプでの栄えある1位は、軽量で携帯性に優れた「エリート」のボトル。新型の吸い口で走行中の水分補給も問題なしです。
- おすすめポイント
-
- 走行中の水分補給も問題なし
- 柔らかく握りやすい
- 広口ボディで洗いやすい
- タイプ
- 非保冷
- サイズ
- 74×220㎝(約)
- 容量
- 750ml
- 重量
- 54g
- 型番
- 0160752
柔らかく握りやすいので力を入れなくてもボトルを潰せるのが特徴です。
広口ボディなので洗いやすく掃除がラク。つねに衛生的に保てるボトルです。
キャップや吸い口が取り外せて簡単に掃除ができるのが良いですね。見た目に反して非常に軽いボトルで走行時の水分補給にも向いています。落ち着いたデザインで自転車にも合わせやすいと思います。
ナビタイム「ドリンクボトル SPECIALIZED Purist WATERGATE」
- ナビタイムドリンクボトル SPECIALIZED Purist WATERGATE 650ml
- 検証時価格: ¥1,728〜
- 飲みやすさ
- 使い勝手
- 機能性
- コスパ
軽量で持ちやすい
2位にランクインしたのは、「ナビタイム」のドリンクボトル。ナビタイムジャパンオリジナルのスタイリッシュなデザインが特徴です。
- おすすめポイント
-
- スタイリッシュなデザイン
- シンプルな作りで扱いやすい
- がっかりポイント
-
- 飲み口が取り外せず掃除がやや面倒
- タイプ
- 非保冷
- サイズ
- 74×210㎜
- 容量
- 650ml
- 重量
- 86g(約)
軽量で持ち運びしやすく、作りもシンプルで扱いやすい商品です。
吸い口はやや太め。ウォターゲート方式で走行中の水分補給も問題なくできます。
飲み口が取り外せないので、やや掃除が面倒です。好みもありますが吸い口が太いので飲み口はあまり良くないと感じました。
コアラボトル「サイクルボトル&ケージセット Watergateキャップ仕様」
- コアラボトルサイクルボトル&ケージセット Watergateキャップ仕様 / (22oz / 650ml)
- 検証時価格: ¥5,280〜
- 飲みやすさ
- 使い勝手
- 機能性
- コスパ
走行中でも素早く取り出せる
3位は「コアラボトル」の珍しいボトルとケージのセットアイテム。両方に強力なマグネットが付いていて、ボトルを装着したときにカチッというクリック音が鳴るようになっています。
- おすすめポイント
-
- 素早くボトルを取り出せる
- 簡単に給水できる
- がっかりポイント
-
- ケージを他に流用できない
- タイプ
- 非保冷
- サイズ
- 22.3 x 9.8 x 8.7 ×22.3cm
- 容量
- 650ml
- 重量
- 170g
ボトルは左右正面とすべての角度から取り出し可能。走行中でも素早くボトルを手にすることができます。
飲み口はウォターゲート方式を採用。中身が漏れず十分な水分を補給することが可能です。
やや高めのボトルセットですが「セットなら」と納得です。ケージに磁石を付けるというアイデアは素晴らしいと思います。走行中の給水は多少の練習が必要ですが、このタイプは簡単なので初心者にオススメです。ただこのケージはこのボトルしか使えないのが最大のデメリット。また磁石に砂鉄が付くと厄介だと思いました。
4位: デコジャ「サイクルボトル SH1(24556)」
- デコジャサイクルボトル SH1(24556)
- 検証時価格: ¥1,200〜
- 飲みやすさ
- 使い勝手
- 機能性
- コスパ
2個セットで超お得
4位は「デコジャ」のサイクルボトル。2本入りで千円ちょっとと抜群のコスパを誇る商品です。
- タイプ
- 非保冷
- サイズ
- 70×210㎜
- 容量
- 650ml(約)
- 重量
- 73g
飲み口はオーソドックスなプル式。飲みやすさは合格点です。
半透明で残量が分かるようになっているので、非常に便利です。
飲み口に問題はありませんが、水の出具合にやや偏りがありました。値段相応の商品だと思います。なによりこの値段ですから、紛失を気にせず使用できます。2本あると毎日のライドで片方は冷凍庫で凍らせて、片方は水、などと使い分けできて便利です。
5位: JATEN「スポーツボトル ワンタッチオープン」
- JATENスポーツボトルワンタッチオープン
- 検証時価格: ¥1,500〜
- 飲みやすさ
- 使い勝手
- 機能性
- コスパ
フタつきでホコリをシャットアウトする
5位は「JATEN」のスポーツボトル。フタ付きで飲み口をホコリから守ることができます。キャップはロック機能を備えていて、しっかりと閉めることができるのもグッドな点です。
- タイプ
- 非保冷
- サイズ
- 78×266㎜
- 容量
- 800ml、1000ml(2サイズ)
- 重量
- 200g
ストラップ付きで持ち運びに便利ですが、長さがあるのでケージを選びます。
キャップを外せるので掃除もラク。飲みやすさも問題なく、普段使いやスポーツにもおすすめです。
フタ付きのこのタイプは好みですが、正直800mlという容量は多くもなく、少なくもなく微妙だなと思いました。商品説明では対象スポーツにサイクリングが入っていますが、ボディにくびれがなく、ケージに入れたときにやや不安があります。
【おまけ】Kemier「ボトル 水筒 ウォーターボトル」
- Kemierボトル 水筒 ウォーターボトル
- 検証時価格: ¥1,680〜
ケージには入れられないけど、「Kemier」もオススメ!
惜しくもランク外となりましたが、「Kemier 」の折りたたみ式のボトルは、750mlもの大容量でオススメです。
- タイプ
- 非保冷
- 容量
- 750ml
- 重量
- 204g
- 型番
- S5-Pro-Blue
なんとかケージにセットしようと思ったのですが、素材が柔らかく無理でした。
以上ロードバイク用ボトルのランキングでした。さてここまで読んでも「ペットボトルが良い」という人には飲み口付きのペットボトルカバーをおすすめします。
飲み口付きペットボトルカバーのおすすめは?
ポタバイク「ペットボトルカバー 500mlボトル専用」
- ポタバイクペットボトルカバー 500mlボトル専用 TNI飲み口キャップ3個付き
- 実勢価格: ¥1,680〜
ペットボトルの方が良いという方には「POTA BIKE」がオススメ
こちらはペットボトルカバーと飲み口キャップ3個がセットになった商品です。ペットボトルでサイクリングをするのが楽しくなります。
- タイプ
- 非保冷
- 容量
- 500ml
- 重量
- 80g
それではみなさん、十分な水分補給をして快適なサイクリングを!
サイクリング中は一度に大量の水を飲むより、のどが渇く前に少量ずつ何回も飲むことが効果的。そのために専用ボトルは必須となります。