双眼鏡は今やライブ参戦の必需品です
コンサートやライブ、フェス、観劇は「推し」を愛でる大チャンス! 大好きな「推し」はできるだけアップで見たいですよね。
でも、巨大アリーナやドームでは、どんなに頑張ってチケットを取っても、ステージから座席が遠く離れてしまうなんてこともザラ。公演中も、メンバーが多いグループなら自分の尊い「推し」がスクリーンに映るのは一瞬、なんてことも。
何より、オタクとしてはスクリーンに抜かれていないときの顔こそ見たいものですよね。
そういうとき、双眼鏡があれば、最前列よりもさらにド迫力で「推し」の表情や首にしたたる汗、衣装の細かな装飾まで拝めちゃうんです。
そんな需要もあり、バードウォッチング用途はもちろんなのですが、家電量販店の店員さんいわく「最近の双眼鏡の購入目的のうち8〜9割がライブ参戦用」なんだとか。
「推し」を見逃さない双眼鏡は?
でも、双眼鏡といっても低価格安い製品から高価なハイエンド製品までたくさんあります。軽量、防振、高倍率など機能も豊富。どれを選べばいいのか迷いませんか? ライブやコンサート用にどうせ購入するなら失敗したくないですよね。
そこで今回は、雑誌『家電批評』編集部がプロと一緒に新旧問わず4ジャンル(エントリーモデル、ミドルモデル(防振つき)、ミドルモデル(防振なし)、高倍率モデル)23製品の双眼鏡を集めてテストしました。
4つのクラス別に満足度の高い「双眼鏡のおすすめ」ランキングを発表します。
双眼鏡の選び方は?
ランキング発表の前に、まずは双眼鏡の選び方を紹介します。
筆者(編集部・高島)は某スタジアムで行われた藤井風のライブに粗悪な双眼鏡を持参した結果、手ブレがひどく、何も見えなかったのを後悔中(泣)。同じ轍を踏まないために、「双眼鏡のイロハ」を知っておきましょう。
選び方1:「推し」との距離をチェックして倍率を決めよう
さいたまスーパーアリーナの例。
倍率とは、双眼鏡でのぞいた像がどの程度大きく見えるのかを表した数値のこと。10倍の双眼鏡で100m先を見る場合、100m÷10倍=10mの距離から見るのと同じ大きさになります。
まずは席からステージへの距離をチェックしましょう!
倍率の目安
- 35m以内▶8倍
- 100m以内▶10倍
- 150m以内▶12倍以上
双眼鏡の倍率ごとの見え方の違い
8倍で見た画像
- 35m先(写真左):顔はギリギリ見える
- 100m先(写真中):場所は分かる
- 150m先(写真右):う~ん、豆粒
10倍で見た画像
- 35m先(写真左):結構近く感じる
- 100m先(写真中):ステージで何をしているかわかる
- 150m先(写真右):姿はギリギリ見える
12倍で見た画像
- 35m先(写真左):表情も鮮明に見える!
- 100m先(写真中):着ている服の柄もわかる
- 150m先(写真右):どこにいるかはっきりわかる
選び方2:暗い会場なら明るさが重要!「ひとみ径」を計算しよう
明るさは対物レンズ有効径(口径)の大きさに依存します。口径が大きいと、光を取り込む量が増えるため、明るくなるという理屈です。
また、明るさを求めるには、ひとみ径が重要です。大きいほど明るくなる値で、屋内のライブであれば「ひとみ径」3mm以上、「明るさ」9以上が望ましいとされています。
製品スペックをチェック!
スペック表に、実視界などは記載しているが、明るさは書いていないこともあります。その場合は下の式で自分で計算しましょう。
ひとみ径の求め方:「口径÷倍率=ひとみ径」
例えば、倍率10倍・口径25mmなら、「25÷10=2.5mm」で「ひとみ径は2.5mm」となります。
明るさの求め方:「ひとみ径の2乗=明るさ」
例えば、倍率10倍・口径25mmなら、「2.5の2乗=6.25」で「明るさは6.25」となります。
高倍率なら防振機能付きも検討しよう
防振で「推し」を確実にとらえる
高倍率になるほど、少しの手ブレで視界がずれて、対象がフレームアウトにつながるため、防振機能が重要になります。
ただし、電池が必要なためサイズは大きく重たくなります。
双眼鏡キーワード辞典
「推し」をキレイに見るために、双眼鏡に関するキーワードもおさらいしておきましょう。
アイレリーフ
目と接眼レンズまでの距離のこと。アイレリーフが長いと、長時間でも目が疲れにくく、メガネをかけても視野を快適に見通せます。
実視界
双眼鏡を動かさずに見ることができる範囲を対物レンズの中心から測った角度です。実視界が大きいほど一度に見える範囲が広いため、対象を探しやすくなります。
見かけ視界
双眼鏡をのぞいたとき、視野が開けている角度です。値が大きいほど、高倍率でも実視界が広くなり、対象と距離感が近づき迫力のある像に。
ひとみ径
対物レンズから入った光が双眼鏡を通って接眼レンズから出る光の束の太さのこと。大きいほど明るく感じます。
ちなみに……双眼鏡のライブ・コンサート以外の用途は?
・野鳥観察
野鳥は近づくと逃げてしまうため双眼鏡は観察に最適。明るい昼間に使用するため、口径は重要ではありません。
・天体観察
暗い場所で使用するので、口径の大きさは最重要。またシャープな映りの方が星が綺麗に見えるため、レンズのグレードが高く、その分金額的にも高い製品が向いています。
・スポーツ観戦
動きが早いものを追う必要があるため、実視界が広いものがおすすめ。また防振があるとなお良いです。
・観劇
一人の顔を見る人は8倍がおすすめですが、ステージ全体を見渡したい人は5倍がおすすめ。またライブ同様暗い場所で使用するので口径が大きいものが見やすいです。
双眼鏡の比較方法は?
今回は、雑誌『家電批評』編集部が、識者・みきーるさん、モニター3名と一緒に以下の8項目を検証しました。
8項目を検証しました!
テスト1:ブレの少なさ
両手で構えたときや動いているものを追うときなどのブレの少なさをチェックしました。
テスト2:明るさ
双眼鏡をのぞいたときの視界や対象の明るさを評価しました。
テスト3:クリアさ
見える像に解像感やキレがあるか、歪みや色のムラがないかを確認しました。
テスト4:のぞきやすさ
ケラレ※の有無や視界の広さ、メガネをかけた状態でも見やすいかをチェックしました。
※双眼鏡をのぞいた際に景色の周りにフチが見える現象
テスト5:操作性
ダイヤルによるピント・視度調整のしやすさ、目の幅を合わせやすいか確認しました。
テスト6:持ちやすさ
ライブや劇場を想定し、両手や片手でのぞきながら重さや大きさを評価しました。
テスト7:携帯性
たたんだ状態やケース収納時のサイズや重量から持ち運びやすさをチェックしました。
テスト8:防振
防振機能付きモデルで、防振の効き具合やモードの種類などを総合的に評価しました。
AKB48世代です。今回の検証では、「メガネ越しでのぞきやすいか」も重視しました。
【エントリーモデル】双眼鏡のおすすめは?
プロと一緒に実際に使ってみた、双眼鏡のおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | おすすめポイント | ||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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ビクセンアリーナH+ 8×21WP
![]() |
|
軽量コンパクトで扱いやすい/小型なのに像が明るくクリア!/防水で屋外のライブでも安心 |
660mm |
460mm |
920mm |
195g |
8倍 |
21mm |
2.6mm |
6.0° |
45.5° |
11mm |
◯ |
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ニコンACULON T02 8x21
![]() |
|
片手で持ちやすい形状/遠距離でもシャープな視界/メガネをかけたままでも見やすい |
104mm |
34mm |
87mm |
195g |
8倍 |
21mm |
2.6mm |
6.3° |
47.5° |
10.3mm |
◯ |
||||||||
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ヴァンガードVESTA 8210
![]() |
|
本体色を選べる/マットな質感で握りやすい |
106mm |
94mm |
195g |
8倍 |
21mm |
2.6mm |
7.1° |
56.8°(編集部調べ) |
10mm |
◯ |
|||||||||
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OMデジタルソリューションズ8×25 WP II
![]() |
|
明るい視界で遠くまで見渡せる/渋いカーキ色が男性ウケ/防水で悪天候でも安心 |
107mm(眼幅最大時) |
104mm(収納時) |
44mm(眼幅最大時) |
285g |
8倍 |
25mm |
3.1mm |
6.2° |
49.6° |
15mm |
◯ |
||||||||
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SVBONYSV30 10×42
![]() |
|
10倍大口径で7000円切り/持ち手の模様が持ちやすい |
126mm |
150mm |
58mm |
551g |
10倍 |
42mm |
4.2mm |
5.8° |
58° |
15mm |
◯ |
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SVBONYSV-21 10×42 F9117AD
![]() |
|
ダイヤルが大きくピント調整が楽/6000円強(検証時)の良コスパ |
128mm |
148mm |
580g |
10倍 |
42mm |
4.2° |
5.8 |
58° |
13.6mm |
◯ |
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日々和工業RUXIS
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|
140gと軽くてコンパクト/3000円台でお手頃価格 |
110mm |
80mm |
40mm |
140g |
10倍 |
22mm |
2.2mm |
6.5° |
65° |
7mm |
◯ |
【1位】ビクセン「アリーナH+ 8×21WP」
- ビクセンアリーナH+ 8×21WP
- 実勢価格: ¥7,980〜
- ブレの少なさ
- 明るさ
- クリアさ
- のぞきやすさ
- 操作性
- 持ちやすさ
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- 軽量コンパクトで扱いやすい
- 小型なのに像が明るくクリア!
- 防水で屋外のライブでも安心
- がっかりポイント
-
- エントリーモデルとしては少し高め
- 幅
- 660mm
- 奥行
- 460mm
- 高さ
- 920mm
- 重量
- 195g
- 倍率
- 8倍
- 対物レンズ有効径
- 21mm
- ひとみ径
- 2.6mm
- 実視界
- 6.0°
- 見かけ視界
- 45.5°
- アイレリーフ
- 11mm
- レンズコーティング
- ◯
- 型番
- アリーナH+8X21WP PINK
像がクリアで、小型のハンデを超える満足感です。
【ここがイチ推し!】たためば胸ポケットにラクラク入る小ささ
サッと取り出して「推し」を逃さない!
幅を最小まで折りたためば縦横がちょうどスマホくらいのサイズ(横幅6.6cm)になります。胸ポケットにもラクラク入る小ささで、公演中にもサッと取り出せるくらい携帯性はバツグンです。
【ここが推し!】195gの軽さで持ちやすい
ライブや劇場での使用にあたって小型軽量は正義! ビクセン「アリーナH+ 8×21WP」は195gでとにかく軽く、サコッシュなんかにも入るサイズです。
視度調整は少し固め
のぞきながらピント調整しやすい
構えると自然にダイヤルに指が伸びる位置にあるので迷いません。
本体は防水で安心
野外フェスなどでは急な悪天候がつきもの。雨に濡れても「推し」を視界から逃したくない! という人にはピッタリな防水機能つきです。
ソフトマットのボディがやさしく指をとらえ、持ちやすいです。
【ここが推し!】推しの顔がクリアに浮かび上がる。クリアな視界で「推し」を愛でよう!
視界のクリアさはエントリーモデル7製品の中ではトップの評価。色味も自然で、のぞいた際の疲れが少ないです。
8倍なのでアリーナ後方席から「推し」の表情を見るのは厳しいかもしれませんが、近くの席なら肉眼よりも表情が明瞭に確認できます。
【ここが惜しい…】目当て周辺の作りがチープ。おもちゃに見えてしまうのが惜しい
目当ては回して調整するツイストアップ式。軽量化のためかプラスチック製で、固定する力も弱めです。
くすみカラーのカラバリ豊富なのも“推し”です
推し活用の双眼鏡にはかわいさも重要! ビクセン「アリーナH+ 8×21WP」はくすみカラーのカラーバリエーションが5種あり、「推し」のイメージカラーに近い色を選べるのがうれしいです。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
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【2位】ニコン「ACULON T02 8x21」
- ニコンACULON T02 8x21
- 実勢価格: ¥7,950〜
- ブレの少なさ
- 明るさ
- クリアさ
- のぞきやすさ
- 操作性
- 持ちやすさ
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- 片手で持ちやすい形状
- 遠距離でもシャープな視界
- メガネをかけたままでも見やすい
- がっかりポイント
-
- たたんでもそこまで小さくならない
- 幅
- 104mm
- 奥行
- 34mm
- 高さ
- 87mm
- 重量
- 195g
- ひとみ径
- 2.6mm
- 実視界
- 6.3°
- 見かけ視界
- 47.5°
- レンズコーティング
- ◯
- 倍率
- 8倍
- 対物レンズ有効径
- 21mm
- アイレリーフ
- 10.3mm
- 最短合焦距離
- 3m(調整をしていない正視眼の場合)
- 型番
- BAA860WA
片手でも扱いやすい形状で、取り回しやすさが秀逸です。
【ここがイチ推し!】100m先でもクリアな見やすさ。遠距離でも像がハッキリ
昼間は対象が小さくてもクッキリ見える印象。
暗い場所も得意。夜間や暗い場所でも、光が当たっている部分の像はクリアで見やすいです。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
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【3位】ヴァンガード「VESTA 8210」
- ヴァンガードVESTA 8210
- 実勢価格: ¥6,169〜
- ブレの少なさ
- 明るさ
- クリアさ
- のぞきやすさ
- 操作性
- 持ちやすさ
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- 本体色を選べる
- マットな質感で握りやすい
- がっかりポイント
-
- まつげが長いと当たりやすい
- 視界がややモヤッとする
- 幅
- 106mm
- 高さ
- 94mm
- 重量
- 195g
- 倍率
- 8倍
- 対物レンズ有効径
- 21mm
- ひとみ径
- 2.6mm
- 実視界
- 7.1°
- 見かけ視界
- 56.8°(編集部調べ)
- アイレリーフ
- 10mm
- レンズコーティング
- ◯
- 型番
- VESTA 8210 ROSE
【ここが推し!】マットな本体でグリップしやすい。見た目よりしっかりグリップ
写真で見ると滑りやすそうに見えますが、マットな質感でガッチリとグリップが効きます。動きの激しいライブでも落としにくいでしょう。
【ここが惜しい…】視界はやや黄みがかかる。クッキリ鮮明、までは行かない
見かけ視界は広めで視界は開けていますが、全体的にわずかに黄みがかかり、視界がもやっとする印象です。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
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【4位】OMデジタルソリューションズ「8×25 WP II」
- OMデジタルソリューションズ8×25 WP II
- 実勢価格: ¥12,988〜
5/6火 9:00 ~ 5/12月 23:59Amazonで見る¥13,000〜
- ブレの少なさ
- 明るさ
- クリアさ
- のぞきやすさ
- 操作性
- 持ちやすさ
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- 明るい視界で遠くまで見渡せる
- 渋いカーキ色が男性ウケ
- 防水で悪天候でも安心
- がっかりポイント
-
- 重量は一長一短
- 幅
- 107mm(眼幅最大時)
- 奥行
- 104mm(収納時)
- 高さ
- 44mm(眼幅最大時)
- 重量
- 285g
- 倍率
- 8倍
- 対物レンズ有効径
- 25mm
- ひとみ径
- 3.1mm
- 実視界
- 6.2°
- 見かけ視界
- 49.6°
- アイレリーフ
- 15mm
- レンズコーティング
- ◯
- 型番
- 8X25WP II フォレストグリーン
【ここが推し!】防水でタフに使える。悪天候もなんのその
防水なので雨天時も安心。濡れても握りやすい質感です。
【ここが推し!】ブレの少なさと明るさはトップ。パッと明るい視界が広がる
重量がある分、安定感がありブレません。視界は明るく、遠くの物までキレイに見通せます。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
【5位】SVBONY「SV30 10×42」
- SVBONYSV30 10×42
- 実勢価格: ¥5,733〜
- ブレの少なさ
- 明るさ
- クリアさ
- のぞきやすさ
- 操作性
- 持ちやすさ
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- 10倍大口径で7000円切り
- 持ち手の模様が持ちやすい
- がっかりポイント
-
- ピント調整ができない
- ブレが大きくやや使いづらい
- 幅
- 126mm
- 奥行
- 150mm
- 高さ
- 58mm
- 重量
- 551g
- 倍率
- 10倍
- 対物レンズ有効径
- 42mm
- ひとみ径
- 4.2mm
- 実視界
- 5.8°
- 見かけ視界
- 58°
- アイレリーフ
- 15mm
- レンズコーティング
- ◯
- 型番
- SV30
【ここが惜しい…】ピント調整はできません。ちょっと離れれば見えます
ピントが常に一定なので近い場所は見づらいです。ライブくらいの距離を見るのに特化した製品といえます。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
【6位】SVBONY「SV-21 10×42 F9117AD」
- SVBONYSV-21 10×42 F9117AD
- 実勢価格: ¥4,980〜
- ブレの少なさ
- 明るさ
- クリアさ
- のぞきやすさ
- 操作性
- 持ちやすさ
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- ダイヤルが大きくピント調整が楽
- 6000円強(検証時)の良コスパ
- がっかりポイント
-
- 視界の歪みやモヤが目立つ
- ブレが大きく使いづらい
- 幅
- 128mm
- 奥行
- 148mm
- 重量
- 580g
- 倍率
- 10倍
- 対物レンズ有効径
- 42mm
- ひとみ径
- 4.2°
- 実視界
- 5.8
- 見かけ視界
- 58°
- アイレリーフ
- 13.6mm
- レンズコーティング
- ◯
- カラー
- ブラック・グリーン・オレンジ
- 型番
- SV21
視界にモヤが目立ちます。
【ここが惜しい…】のぞきやすいがゆがみが目立つ
視界は広いですが、歪みがあり全体的に見づらい印象。今後の改善に期待です。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
【7位】日々和工業「RUXIS」
- 日々和工業RUXIS
- 実勢価格: ¥3,799〜
- ブレの少なさ
- 明るさ
- クリアさ
- のぞきやすさ
- 操作性
- 持ちやすさ
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- 140gと軽くてコンパクト
- 3000円台でお手頃価格
- がっかりポイント
-
- 視界の歪みがひどい
- 視界が白っぽくにごって見える
- 幅
- 110mm
- 奥行
- 80mm
- 高さ
- 40mm
- 重量
- 140g
- 倍率
- 10倍
- 対物レンズ有効径
- 22mm
- ひとみ径
- 2.2mm
- 実視界
- 6.5°
- 見かけ視界
- 65°
- アイレリーフ
- 7mm
- レンズコーティング
- ◯
- 型番
- RUXIS000WH
【ここが惜しい…】見えなくはないけど……
視界は白っぽくにごり、対象の周囲の歪みも大きいです。見やすくはありません。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
【ミドルモデル(防振つき)】双眼鏡のおすすめは?
【1位】ビクセン「ATERA II H10×21」
- ビクセンATERA II H10×21
- 実勢価格: ¥85,921〜
5/6火 9:00 ~ 5/12月 23:59Amazonで見る¥86,000〜
- ブレの少なさ
- 防振
- 明るさ
- クリアさ
- のぞきやすさ
- 操作性
- 持ちやすさ
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- ブレを止めてくれる高い防振性能
- 防振つきでもわかりやすい操作
- しなやかで肌にフィットする目当て
- がっかりポイント
-
- 明るさはライバルに一歩譲る
- 幅
- 107mm
- 奥行
- 63mm
- 高さ
- 130mm(シリコン見口付137mm)
- 重量
- 372g(シリコン見口付)
- 倍率
- 10倍
- 対物レンズ有効径
- 21mm
- ひとみ径
- 2.1mm
- 実視界
- 4.8°
- 見かけ視界
- 45.5°
- アイレリーフ
- 16mm
- レンズコーティング
- ◯
- 型番
- ATERA II H10X21 グレージュ
【ここがイチ推し!】ステージとの距離を縮める10倍ズーム。ブレずに手の届きそうな距離に迫る
一度対象の姿をとらえると、防振なしでもブレをあまり感じず、対象をとらえ続ける感覚があります。もちろん防振も効果的。10倍ズームで迫ってきた「推し」を、ブレを気にせず見つめ続けられます。
【ここが推し!】操作のわかりやすさも美点。防振スイッチをオン・オフ
アナログな防振スイッチや大きい視度調整マーク、目立つ電池ケースなど、やりたい操作が直感的にわかるのも美点です。
【ここが推し!】目当てのゴムがやさしい。まつ毛が長くても受け入れてくれる
ほかの製品に比べて目当てのゴムが薄く、肌にあたってもしなやかさを感じます。みきーるさんも「秀逸だと思います」と絶賛です。
パフォーマンスとMCのそれぞれにハマる防振モード
ビクセン「ATERA II H10×21」は小刻みな揺れ用と、大きな揺れ用の2種類の防振モードが用意されています。
モード選択は本体を傾けるだけ。激しく動くパフォーマンス中は左へ、ほぼ止まっているMC中は右に傾けて、「推し」にフォーカスしましょう。
持ち運びがラクになります
このままライブに持っていける付属の持ち手付き収納袋の実用性が高いです。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
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【2位】キヤノン「BINOCULARS 8x20 IS」
- キヤノンBINOCULARS 8×20 IS
- 実勢価格: ¥49,980〜
5/6火 9:00 ~ 5/12月 23:59Amazonで見る¥54,450〜
- ブレの少なさ
- 防振
- 明るさ
- クリアさ
- のぞきやすさ
- 操作性
- 持ちやすさ
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- 像がくっきり立体的に見える明るさ
- 防振を使わなくてもブレにくい
- 丸っこいボディは手に持つと安定
- がっかりポイント
-
- 防振使用時にケラレが出た
- 幅
- 118mm
- 奥行
- 142mm
- 高さ
- 69mm
- 重量
- 420g(約)
- 倍率
- 8倍
- 対物レンズ有効径
- 20mm
- ひとみ径
- 2.5mm
- 実視界
- 6.6°
- 見かけ視界
- 49.5°
- アイレリーフ
- 13.5mm
- レンズコーティング
- ◯
- 型番
- 8X20 IS
防振を使わなくてもブレが気にならないんです 。
【ここがイチ推し!】パノラマ映像を見るような立体感がすごい
見たい対象が浮き出てくるような立体感がすごいです。100m離れていてもモデルにしっかりピントを合わせられます。
【ここが推し!】大きめボディが手にフィットする。両手でも片手でも安定
ボテッとした形状は一見すると持ちづらそうですが、実際に手に取ると思いの外なじみます。重めのボディですが、安定感があります。
【ここが惜しい…】防振を使うとケラレが気になった。ブレは抑えてくれますが……
防振をオンにすると、ややケラレが出ます。
1位のビクセン「ATERA II H10×21」や3位のニコン「STABILIZED 10x25 S」では見られなかっただけに、やや気になりました。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
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【3位】ニコン「STABILIZED 10x25 S」
- ニコンSTABILIZED 10x25 S
- 実勢価格: ¥74,800〜
5/6火 9:00 ~ 5/12月 23:59Amazonで見る¥79,944〜
- ブレの少なさ
- 防振
- 明るさ
- クリアさ
- のぞきやすさ
- 操作性
- 持ちやすさ
- 携帯性
- 幅
- 117mm(折り畳み時89mm)
- 奥行
- 103mm
- 高さ
- 56mm(折り畳み時65mm)
- 重量
- 405g
- 倍率
- 10倍
- 対物レンズ有効径
- 25mm
- ひとみ径
- 2.5mm
- 実視界
- 5.4°
- 見かけ視界
- 50.5°
- アイレリーフ
- 14mm
- レンズコーティング
- ◯
- 型番
- STABILIZED 10X25 S
【ここが推し!】折りたたむとコンパクト。スマホと比べてもこの差です
望遠・防振・重さに妥協しないうえ、コンパクトなサイズ感は特筆です。
防振が欲しい女性にもうれしいサイズ感です。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
▼ニコン「STABILIZED 10x25 S」の購入はこちら
【ミドルモデル(防振なし)】双眼鏡のおすすめは?
【1位】ビクセン「SW8×25WP」
- ビクセンSW8×25WP
- 実勢価格: ¥31,650〜
5/6火 9:00 ~ 5/12月 23:59Amazonで見る¥32,000〜
- ブレの少なさ
- 明るさ
- クリアさ
- のぞきやすさ
- 操作性
- 持ちやすさ
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- ライブに携帯しやすいコンパクトさ
- サイズの割に軽い333gを実現
- 片手でも操作しやすいフォルム
- がっかりポイント
-
- カラーバリエーションがない
- 幅
- 114mm
- 奥行
- 107mm
- 高さ
- 53.5mm(除・突起部)
- 重量
- 333g
- 倍率
- 8倍
- 対物レンズ有効径
- 25mm
- ひとみ径
- 3.1mm
- 実視界
- 9.4°
- 見かけ視界
- 66.7°
- アイレリーフ
- 18.3mm
- レンズコーティング
- ◯
- 型番
- SW8X25WP
このサイズでこの軽さを叶えているのがすごいです。
【ここがイチ推し!】手へのフィット感が抜群で片手でもポジションが安定。指がいい感じに収まります
構えた瞬間にわかる指の収まりのよさ。本体裏側に親指用のくぼみを設けるなど、考えられたつくりです。
安定感があるためか重量以上に軽く感じられ、片手でも安心して使えます。
【ここが推し!】メガネでものぞきやすいアイレリーフの長さ
メガネ民でも視野が広い!
レンズと目の距離を15mmほど離しても見えかたが変わらないハイアイポイント仕様。メガネをかけたままでも視界が狭くなったりしません。
女性モニターからは「メイクの崩れが気にならない」との声も。
【ここが推し!】「推し」の表情もブレずにとらえるクリアさと広い視野角
超広角なので視野角は広めです。明るさ、クリアさも十分で、広がりのある明瞭な画に。35mくらい近づけば、「推し」を間近に感じられるでしょう。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
▼ビクセン「SW8×25WP」の購入はこちら
【2位】ビクセン「SW10×25WP」
- ビクセンSW10×25WP
- 実勢価格: ¥33,890〜
5/6火 9:00 ~ 5/12月 23:59Amazonで見る¥34,000〜
- ブレの少なさ
- 明るさ
- クリアさ
- のぞきやすさ
- 操作性
- 持ちやすさ
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- SW8×25WPと同サイズ・同重量
- 10倍で「推し」がより近く見える
- 持ちやすく高い操作性
- がっかりポイント
-
- 明るさと視界の広さはSW8にやや劣る
- 幅
- 114mm
- 奥行
- 107mm
- 高さ
- 53.5mm(除・突起部)
- 重量
- 333g
- 倍率
- 10倍
- 対物レンズ有効径
- 25mm
- ひとみ径
- 2.5mm
- 実視界
- 7.5°
- 見かけ視界
- 66.5°
- アイレリーフ
- 17.3mm
- レンズコーティング
- ◯
- 型番
- SW10X25WP
サイズも重さも変わらずめちゃくちゃ優秀です。
【ここが推し!】負担にならない333g!やっぱり軽さは正義
8倍も10倍も重量は変わらず
ライブ中は体力を消耗するだけに双眼鏡も軽さが求められます。このクラスでは400g台の製品が存在するなか、333gと極めて軽量です。
【ここが推し!】「推し」の表情もブレずにとらえるクリアさと広い視野角
1位のビクセン「SW8×25WP」よりひと回り大きく見えるため、スタジアムやドームならビクセン「SW10×25WP」を推奨します。
35mはもちろん、100m離れてもモデルの表情がわかります。
見た目と実用性を兼ね備えた付属ケースとストラップにキュンです
この心遣いがにくい!
エントリーモデルに比べてカラバリがありませんが、1位のビクセン「SW8×25WP」と2位の「SW10×25WP」には巾着型ソフトケースと太めのロープ状のストラップが付属します。
ライブ用の勝負服と合わせても浮きませんし、長時間首から下げても疲れにくく感じました。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
▼ビクセン「SW10×25WP」の購入はこちら
【3位】ケンコー「ウルトラビューEX コンパクト 8×32」
- ケンコーウルトラビューEX コンパクト 8×32
- 実勢価格: ¥25,500〜
5/6火 9:00 ~ 5/12月 23:59Amazonで見る¥25,500〜
- ブレの少なさ
- 明るさ
- クリアさ
- のぞきやすさ
- 操作性
- 持ちやすさ
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- 明るさ・クリアさはクラスNo.1評価
- レンズ越しでも細部までしっかり見える
- がっかりポイント
-
- 1位のビクセンよりやや重い
- 幅
- 108.5mm
- 奥行
- 49.5mm(眼幅最大時)
- 高さ
- 124mm
- 重量
- 375g
- ひとみ径
- 4mm
- 実視界
- 8.3°
- 見かけ視界
- 60.3°
- レンズコーティング
- ◯
- 倍率
- 8倍
- 対物レンズ有効径
- 32mm
- アイレリーフ
- 15.2mm
- 最短合焦距離
- 2m
- 防水機能
- ◯(IPX7)
- 型番
- ULTRA-VIEW EX COMPACT 8X32
多少の重さも気にならないほど像が明るくクリアです。
【ここがイチ推し!】明るいレンズに王者の風格。この明るさは正義
ひとみ径が4mmと大きく、像はクリアで色もかなり鮮明です。
夜景もこの通り鮮明に映し出してくれるので、照明を落としたステージでも活躍してくれそうです。
モデルにしっかりフォーカスされ、洋服の模様も見えます。背景も明るく色が鮮明です。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
▼ケンコー「ウルトラビューEX コンパクト 8×32」の購入はこちら
【4位】ケンコー「Avantar 8×32 ED Ⅱ」
- ケンコーAvantar 8×32 ED Ⅱ
- 実勢価格: ¥34,100〜
5/6火 9:00 ~ 5/12月 23:59Amazonで見る¥39,900〜
- ブレの少なさ
- 明るさ
- クリアさ
- のぞきやすさ
- 操作性
- 持ちやすさ
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- 像の明るさ・クリアさは上位
- シンプルな形状で操作しやすい
- がっかりポイント
-
- 400g超えの重さは気になる
- 幅
- 115mm
- 奥行
- 124mm
- 高さ
- 49.5mm(眼幅最大時)
- 重量
- 410g
- 倍率
- 8倍
- 対物レンズ有効径
- 32mm
- ひとみ径
- 4mm
- 実視界
- 8.3°
- 見かけ視界
- 60.3°
- アイレリーフ
- 15.2mm
- レンズコーティング
- ◯
- 型番
- アバンタ- 8X32ED II
【ここがイチ推し!】風景の細部まで拾ってくる。「推し」の汗だって見えるかも
クリアさの評価が高く、こちらも離れた場所から芝生の一本一本を確認できるほどです。
【ここが惜しい…】ちょっと重いです
やはり400g超えは重い。ライブ中はネックストラップをして万全を期したいです。
35mの距離でもワンピースの花柄模様が認識できるクリアさ。150m離れてもぼんやりとわかるほどです。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
【5位】ケンコー「Avantar 10×32 ED Ⅱ」
- ケンコーAvantar 10×32 ED Ⅱ
- 実勢価格: ¥41,361〜
5/6火 9:00 ~ 5/12月 23:59Amazonで見る¥44,090〜
- ブレの少なさ
- 明るさ
- クリアさ
- のぞきやすさ
- 操作性
- 持ちやすさ
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- 10倍ズームでクリアな像を実現
- ダイヤル操作もしやすい
- がっかりポイント
-
- 肩掛けでは不安になる重さ
- 幅
- 115mm
- 奥行
- 124mm
- 高さ
- 49.5mm(眼幅最大時)
- 重量
- 415ℊ
- 倍率
- 10倍
- 対物レンズ有効径
- 32mm
- ひとみ径
- 3.2mm
- 実視界
- 6.7°
- 見かけ視界
- 60.7°
- アイレリーフ
- 15mm
- レンズコーティング
- ◯
- 型番
- アバンタ- 10X32ED II
重さはありますがストレート形状は持ちやすいです。
【ここがイチ推し!】ピント合わせが快適! 大きめで回しやすいです
ボディは4位のケンコー「Avantar 8×32 ED Ⅱ」と共通です。目当てのあいだにある大きめのダイヤルが回しやすく、ピントを気持ちよく合わせられます。
35mならほぼ目の前に立っていると錯覚する近さです。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
【高倍率モデル】双眼鏡のおすすめは?
【1位】シリウス「防振双眼鏡 シリウス14」
- シリウス防振双眼鏡 シリウス14
- 実勢価格: ¥78,242〜
- ブレの少なさ
- 防振
- 明るさ
- クリアさ
- のぞきやすさ
- 操作性
- 持ちやすさ
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- ピタッと止まる防振性能
- 14倍の高倍率で「推し」が近い
- 一脚・三脚が使えるネジ穴を搭載
- がっかりポイント
-
- 防振の連続駆動時間が短め
- 幅
- 150mm
- 奥行
- 125mm
- 高さ
- 53mm
- 重量
- 560g
- 倍率
- 14倍
- 対物レンズ有効径
- 30mm
- ひとみ径
- 2.1mm
- 実視界
- 4.4°
- 見かけ視界
- 56.5°
- アイレリーフ
- 15mm
- レンズコーティング
- ◯
- 型番
- シリウス14
ピタッと止まる防振は感動的。無骨な見た目も男心をくすぐります。
【ここがイチ推し!】ジャイロセンサーと2種類のモードで像を安定。揺れをしっかり止めてくれます
6軸ジャイロセンサーでポジションを制御。加えて大きい揺れと小刻みな揺れに対応する防振モードを備えていて、揺れをなかったことにしてくれます。
【ここが推し!】明るさ・クリアさともに平均以上。14倍ズームでドーム対策もバッチリ
100m離れてもモデルの洋服の模様が把握できるくらい、14倍はなかなかの高倍率です。像は明るめでクリアさもあり、色味がおかしい箇所もありません。
ステージまでの距離が遠いドームライブ後方席でも活躍してくれそうです。
一脚・三脚が使えるネジ穴を備えてます
重さが気にならない
今回、シリウス「防振双眼鏡 シリウス14」だけが備えていたのが底面のネジ穴です。一脚や三脚を取り付けることで、長時間使用していても腕が疲れる心配がありません。
屋外イベントなど、一脚・三脚の使用が制限されていないイベントなら、大活躍間違いなしです。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
▼シリウス「防振双眼鏡 シリウス14」の購入はこちら
【1位】ニコン「STABILIZED 12x25 S」
- ニコンSTABILIZED 12x25 S
- 実勢価格: ¥81,873〜
5/6火 9:00 ~ 5/12月 23:59Amazonで見る¥81,873〜
- ブレの少なさ
- 防振
- 明るさ
- クリアさ
- のぞきやすさ
- 操作性
- 持ちやすさ
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- 高倍率で唯一400gを切るボディ
- 手軽に持ち運べるコンパクトさ
- 遠くまでクリアに見えるキメ細かさ
- がっかりポイント
-
- 視界がシリウスよりやや暗く感じる
- 幅
- 117mm(折り畳み時89mm)
- 奥行
- 100mm
- 高さ
- 56mm(折り畳み時65mm)
- 重量
- 395g
- 倍率
- 12倍
- 対物レンズ有効径
- 25mm
- ひとみ径
- 2.1mm
- 実視界
- 4.5°
- 見かけ視界
- 50.5°
- アイレリーフ
- 12.3mm
- レンズコーティング
- ◯
- 型番
- STABILIZED 12X25 S
像を浮き上がらせるように見えるのがすごい。
【ここがイチ推し!】このコンパクトさでこのズームは大満足。今日の衣装もハッキリ見える
35mの距離ではテレビで見ているようにモデルの全身をちょうどとらえられます。ダンスなど全身の動きをチェックするにはちょうどいい倍率です。
100mでも衣装の詳細や表情が確認できるので、広めの会場でも十分に実用的といえそうです。
【ここが推し!】「推し」の動きも余裕で追える軽快な機動力
ミドルモデルの10×25 Sと同サイズ
ニコン「STABILIZED 12x25 S」は高倍率モデルながら、折りたためば手のひらサイズです。カバンに入れても荷物になりにくく、女性や子どもも扱いやすいです。
500mlのペットボトルより軽い
重さは400gを切っており、ミドルモデルと比べても軽い部類。カバンをできるだけ軽くしたいならファーストチョイスです。
【ここが惜しい…】明るさがもう少し欲しい。明るさのスペックは4.4
検証では画が多少暗めという評価。同シリーズのニコン「STABILIZED 10x25 S」も同様だったことから、レンズか形状の特性かもしれません。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
▼ニコン「STABILIZED 12x25 S」の購入はこちら
【3位】ビクセン「ATERA II ED H16×50WP」
- ビクセンATERA II ED H16×50WP
- 実勢価格: ¥142,560〜
5/6火 9:00 ~ 5/12月 23:59Amazonで見る¥144,000〜
- ブレの少なさ
- 防振
- 明るさ
- クリアさ
- のぞきやすさ
- 操作性
- 持ちやすさ
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- クリアなズームで防振は2モード
- 手を押さえるグリップストラップ付属
- がっかりポイント
-
- 女性の手には余る大きめサイズ
- 幅
- 108mm
- 奥行
- 206mm
- 高さ
- 73mm(除・突起部)
- 重量
- 840g
- 倍率
- 16倍
- 対物レンズ有効径
- 50mm
- ひとみ径
- 3.1mm
- 実視界
- 3.7°
- 見かけ視界
- 54.7°
- アイレリーフ
- 16mm
- レンズコーティング
- ◯
- 型番
- ATERA II ED H16X50WP
離れているのに“ここにいる”くらい、2階席からでも頼りになります。
【ここがイチ推し!】遠くの「推し」が目の前に迫る
みきーるさんものぞいてすぐ「これはすごい」ともらしたほど、明るさとクリアさは上位の評価。16倍で「推し」もすぐそこです。
ストラップで手と固定
ボディはかなり大きめですが、グリップストラップのおかげで片手でも安定します。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
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【4位】ケンコー「VCスマート 12×21 Cellarto」
- ケンコーVCスマート 12×21 Cellarto
- 実勢価格: ¥68,200〜
- ブレの少なさ
- 防振
- 明るさ
- クリアさ
- のぞきやすさ
- 操作性
- 持ちやすさ
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- 高倍率モデルとしてはコンパクト
- 会場サイズにかかわらず使いやすい
- がっかりポイント
-
- 防振なしだと揺れが気になる
- 幅
- 135mm
- 奥行
- 120mm
- 高さ
- 50mm
- 重量
- 409g
- 倍率
- 12倍
- 対物レンズ有効径
- 21mm
- ひとみ径
- 1.8mm
- 実視界
- 4.8°
- 見かけ視界
- 53.4°
- アイレリーフ
- 11mm
- レンズコーティング
- ◯
- 型番
- VC SMART 12X21 CELLARTO
クリアさ・明るさは十分。小型版でもしっかり戦えます。
【ここがイチ推し!】手が小さくても持ちやすいサイズ。片手でも操作できます
女性でもギリ片手で操作できるサイズ感です。重量も約400gと軽いので、会場を選ばず携帯しやすいです。
防振オン時のライトを隠せるカバーで、盗撮の疑いを防ぎます。
35m、100mともに表情までしっかり確認できます。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
【5位】富士フイルム「FUJINON TECHNO-STABI TS-L 1640」
- 富士フイルムFUJINON TECHNO-STABI TS-L 1640
- 実勢価格: ¥168,498〜
- ブレの少なさ
- 防振
- 明るさ
- クリアさ
- のぞきやすさ
- 操作性
- 持ちやすさ
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- 明るさ・クリアさはトップ評価
- ハンドストラップ・ネックストラップが付属
- がっかりポイント
-
- 全製品で最重量
- 幅
- 122mm
- 奥行
- 185.5mm
- 高さ
- 72mm(拡張時)
- 重量
- 856g
- 倍率
- 16倍
- 対物レンズ有効径
- 40mm
- ひとみ径
- 2.5mm
- 実視界
- 4.2°
- 見かけ視界
- 60.8°
- アイレリーフ
- 15.7mm
- レンズコーティング
- ◯
- 型番
- テクノスタビ TS-L 1640
正直、目で見た像は上位の製品とほとんど差がありません。
【ここがイチ推し!】明るさ・クリアさでリードする! 暗所だって実用的な明るさ
明るさとクリアさは全23製品中トップの得点です。夜景の撮影でも赤が鮮やかに表現されていました。
16倍だけにモデルはさすがの近さ。全体的に明るいですが、色味はやや薄く見えます。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
【6位】富士フイルム「FUJINON TECHNO-STABI TS-L 2040」
- 富士フイルムFUJINON TECHNO-STABI TS-L 2040
- 実勢価格: ¥168,498〜
- ブレの少なさ
- 防振
- 明るさ
- クリアさ
- のぞきやすさ
- 操作性
- 持ちやすさ
- 携帯性
- 幅
- 122mm
- 奥行
- 185.5mm
- 高さ
- 72mm(拡張時)
- 重量
- 853g
- 倍率
- 20倍
- 対物レンズ有効径
- 40mm
- ひとみ径
- 2.0mm
- 実視界
- 3.4°
- 見かけ視界
- 61.4°
- アイレリーフ
- 15.4mm
- レンズコーティング
- ◯
- 型番
- テクノスタビ TS-L 2040
35m程度の距離は完全にないものになります。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
【7位】ケンコー「VCスマート 15×42 Cellarto WP」
- ケンコーVCスマート 15×42 Cellarto WP
- 実勢価格: ¥6,729〜
5/6火 9:00 ~ 5/12月 23:59Amazonで見る¥110,000〜
- ブレの少なさ
- 防振
- 明るさ
- クリアさ
- のぞきやすさ
- 操作性
- 持ちやすさ
- 携帯性
- 幅
- 118mm
- 奥行
- 180mm
- 高さ
- 70mm(眼幅最大時)
- 重量
- 610g
- 倍率
- 15倍
- 対物レンズ有効径
- 42mm
- ひとみ径
- 2.8mm
- 実視界
- 3.8°
- 見かけ視界
- 52.9°
- アイレリーフ
- 14mm
- レンズコーティング
- ◯
- 型番
- VC SMART 15X42 CELLARTO WP
像にフォーカスすると背景はボヤケ気味です。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
根強いファンを持つ5倍も試してみた!
サイトロンジャパン「SI525 SWA II」
- サイトロンジャパンSI525 SWA II
- 実勢価格: ¥14,000〜
5/6火 9:00 ~ 5/12月 23:59Amazonで見る¥14,000〜
他を圧倒するひろ~い視界で観劇などにおすすめ
視野角15°の視界がとにかく圧倒的にワイド。5倍なので対象との距離感は遠めですが、「グループ全員が推し」なんてライブならまとめて視界にとらえます。
ステージ全体を見たいミュージカルや小劇場などにももってこいです。
1万6000円(検証時)と手頃な価格ですが、グリーンとゴールドの組み合わせは高級感があり、所有欲が満たされます。
- 幅
- 118mm
- 奥行
- 132mm
- 高さ
- 50mm
- 重量
- 572g(約)
- 倍率
- 5倍
- 対物レンズ有効径
- 25mm
- ひとみ径
- 4.8mm
- 実視界
- 15°
- 見かけ視界
- -
- アイレリーフ
- 13.8mm
- レンズコーティング
- ◯
- 型番
- SI 525 SWA II
色とデザインがカワイくて手になじむのも好きです。
手ざわりがよく持ちやすい外装。ぶら下がるレンズカバーも秀逸です。
【検証結果】実際に見えた画像は?
<昼間>35m
<昼間>100m
<昼間>150m
<夜景>100m
<夜景>150m
おまけ:これが令和のオタクの標準装備だ!
天空席でもばっちりな装備とは?
双眼鏡
後ろの席でも双眼鏡があれば安心です。ずっと持っていると疲れるので、携帯性や持ちやすさと倍率、明るさなどのバランスを考慮しよう!
ファンサうちわ
「推し」に自分の存在をアピールし、ファンサをもらうための必須アイテムです。写真を貼ったりしてデコると楽しい! 持っていると気分も上がります。
サイリウム(ペンライト)
リズムに合わせて振れば、会場の盛り上がりに貢献する「推し」活の必需品です。サイリウムなら輝度や発光時間を必ずチェック!
トートバッグ
うちわが入る大きさのバッグ。公演中でも手軽に中の物を取り出しやすいトートバッグがおすすめです。
どこから「推し」を見ても見られてもぬかりないコーデがおすすめ。
ライブ直前でも借りられる双眼鏡レンタルサービスも!
レンティオ 水道橋駅前店 supported by ケンコー・トキナー
予約すれば防振双眼鏡を借りられるサービスも登場しています。
0泊1日で3000円ほど(検証時)と手軽です。
双眼鏡のおすすめ まとめ
以上、エントリーモデル、ミドルクラス(防振つき)、ミドルクラス(防振なし)、高倍率モデルの4つのクラス別に双眼鏡のおすすめを紹介しました。
各クラスのベストバイを振り返ってみましょう。
【エントリーモデル】双眼鏡のおすすめ
ビクセン
アリーナH+ 8×21WP
【ミドルモデル(防振つき)】双眼鏡のおすすめ
ビクセン
ATERA II H10×21
【ミドルモデル(防振なし)】双眼鏡のおすすめ
ビクセン
SW8×25WP
【高倍率モデル】双眼鏡のおすすめ
シリウス
防振双眼鏡 シリウス14
ニコン
STABILIZED 12x25 S
記事を参考に、ぜひ自分にぴったりのお気に入りを見つけてください。
双眼鏡で「推し」の解像度、上げちゃいましょう!!!
双眼鏡の売れ筋ランキングもチェック!
双眼鏡の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
ライブや舞台の現場に行くと想定して検証しました。