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※本記事は『家電批評 2020年4月号』掲載時の情報を再編集したものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。

カメラ【お知らせ】今回のランキングはYou Tube「家電批評チャンネル」でも公開中です

いきなりですが、記事本編に入る前にお知らせです。

今回の双眼鏡おすすめランキングの上位3製品についてはYou Tubeの「家電批評チャンネル」でも公開中です。動画でチェックしたい方はぜひそちらをご覧ください!

それでは記事本編をどうぞ!

カメラ双眼鏡とは?

双眼鏡というと、多くの方がその形状や基本的な使い方をイメージできるかと思います。しかし、その仕組みや構造などについてはよく分からないのではないでしょうか?双眼鏡とは、望遠鏡の一種で、2つの鏡胴を平行に並べたものを指します。ここでは詳しい仕組みや特徴などについてご紹介します。

双眼鏡の仕組みとは?

それぞれの鏡胴に連動した接眼レンズと対物レンズを持っています。一般的な単眼式の望遠鏡とは違い、両目で対象物を拡大して見ることができるため、視界を画面として捉えやすいというメリットがあります。

双眼鏡に求められる要素

高い拡大率で遠方のものをより大きく見たい場合は単眼望遠鏡、広い視界を拡大して見たい場合には双眼鏡という形で使い分けられるのが一般的です。この用途の違いから、単眼望遠鏡は比較的拡大率が高く、双眼鏡は拡大率は控えめのものやサイズ的にコンパクトなものが多い傾向にあります。ただ、近年ではコンパクトな双眼鏡でも拡大率が高いものも増えていますので、より幅広い用途で使用できるようになっています。

ただ、あまりにも拡大倍率が高すぎると、ちょっとしたブレで視界が大きく動きます。使いにくかったり、長時間使用すると酔ったりしてしまうケースもあります。最低倍率が高いものは用途が限定されてしまいますので、注意が必要です。逆に最低倍率も低く、細かく倍率調整ができるものであれば、さまざまな用途で使用できます。ただ、高性能な双眼鏡はそれだけ重量が重くなってしまいがちです。長時間にわたって使用する場合、わずかな重量の差でもかなり大きく感じられてしまいます。あまりに思いと手が疲れ、ブレて対象物をしっかり見ることができなくなる可能性もありますので注意が必要です。

双眼鏡の持ち運び方

据え置きで使用されることの多い単眼望遠鏡に対して、双眼鏡はコンパクトで持ち運んで使用するのが一般的です。そこで、気になるのが持ち運び方です。基本的には専用のケースなどに入れて持ち運ぶことが推奨されています。しかし、中には接眼・対物それぞれのレンズにカバーをつけるだけで持ち運びができるものもあります。いずれにしても、双眼鏡の命はレンズです。なので、レンズに傷が付いたり割れたりしてしまうことがないように注意しましょう。

また、双眼鏡は一見シンプルなように見えて倍率調整などの可動部位の多いアイテムです。小さな部品が組み合わせられていますので、強い衝撃を与えないようにすることも大切です。

カメライベントをもっと楽しみたいなら今や双眼鏡は必要不可欠です

2020年春、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の下、日本のほぼすべてのエンターテインメント、スポーツイベント開催が中止・オンライン化となってしまいました。しかし、7月現在はプロ野球やJリーグが再開、当初無観客だった観客入場者数を一定数限定し再開するなど、コロナと共存していくための新様式にイベント・スポーツ関連も移行しつつあります

さて、ライブやコンサート、スポーツ観戦に出かけた際、当然どこの席で見るかによって見え方が大きく変わります。席が遠いとよく見えなくて、結局モニターで確認することもしばしば。どんな席でも楽しめて、もっと欲を言えば近くでガッツリ見たい! そんな切なる願いをかなえてくれるのが、「双眼鏡」です。

今まで双眼鏡を使ったことのない人は、若干抵抗があるかもしれません。でも双眼鏡を使えば前列でもより大きく見れたり、舞台のセットがすみずみまで見れたりと、いいことずくめなんです。

倍率を調整できる双眼鏡であれば、気になる部分のみをクローズアップして見ることもできます。これによって、スポーツであれば選手の細かい動きを、演劇やコンサートなどであれば役者やアーティストの表情などまで細かく見ることができますので、新しい発見があるかもしれません。

アウトドアで自然を楽しむ際にも双眼鏡は欠かせません。アウトドアで双眼鏡というと、真っ先にバードウォッチングを思い浮かべるかもしれません。ですがその他にも遠く離れた場所をクローズアップして見ることができますので、さまざまな楽しみ方が可能です。また、遠方の安全確認などにも双眼鏡は欠かせません。キャンプや登山などのアウトドアをもっと安全に楽しみたいという方は、双眼鏡の購入を検討してみてはいかがでしょうか?

数十メートル先の肉眼では米粒大の対象物もこんなに大きく!

そこで今回は、1000円台で買えるものから5万円を超えるものまで、全12メーカー計23台の双眼鏡を徹底比較。一度使うと手放せなくなる、理想の双眼鏡を求めてテストを行います。

カメラ双眼鏡の選び方は「視界」「明るさ」「操作性」の3つです

ひとくちに双眼鏡と言っても、大きなものから小さなもの、近くが見やすいものから遠くの対象が大きく見えるもの、明るく見えるものや視界の広いものまで、実にさまざま。これらの双眼鏡を、目的に応じて使うことで、対象物がよく見えるようになるだけでなく、今までできなかった楽しみ方も可能になります。

そんな双眼鏡を上手に使いこなすために、知っておきたい3カ条をご紹介しますので、この機会に覚えておきましょう。

その1:視界

双眼鏡の選び方を調べると、「ホールでは8倍」「アリーナ2階席は10倍」「ドーム2階席以上は12倍」と記載されているものが多くあります。これはいわゆる「倍率」のことですが、「倍率」とは肉眼と比べて「どれくらい大きく見えるか」の割合。

倍率が大きいほど対象物が大きく見えると思いがちですが、倍率が5倍や6倍の製品の中にはあまりよく見えないと感じるものもあります。

倍率が低い製品は、「実視界」とよばれる双眼鏡を通して見える範囲が広く、ステージ全体を見渡せます。一度にたくさんの人が目に入る分、対象物が見つけやすいというメリットがあります。

一方、倍率の高い双眼鏡は、実視界が小さくなります。小さいところを大きく見せる分、風景を切り取る範囲が狭い、というイメージです。対象物だけを視界に入れたいなら高倍率は理想ですが、実視界が狭いと、少しの手ブレでも見える景色が大きくずれてしまうほか、推しを視界に捉えにくくなってしまうことも。

もう一つの重要な視界は、「見かけ視界」です。これは、双眼鏡の中に見える視界の大きさのこと。

見かけ視界が大きいほど、推しとの距離感も縮まった印象に。実視界が同じ製品なら見かけ視界が大きい方が、倍率も高くなるので迫力のある像を楽しめるのです。このバランスは実際にのぞいてみないとわかりません。

その2:明るさ

双眼鏡の明るさは、現場の満足度を上げてくれるポイントの一つ。明るさのチェックは、「ひとみ径」の値を見ましょう。「ひとみ径」とは、対物レンズから入った光が双眼鏡を通して接眼レンズから出る光の束の太さのこと。太い光が目に入ることで、レンズの向こう側を明るく感じることができます。

この「ひとみ径」は大きければ大きいほど明るく見やすいのですが、これまた一筋縄ではいかないのが、ひとみ径が大きいほどレンズも大きくなるということ。より明るさを求めるほどに大きく重い双眼鏡になるので、サイズとのバランスは気をつけたいです。

茂手木秀行
写真家
茂手木秀行 のコメント

ひとみ径が3ミリ以上は最低条件です。

その3:操作性

購入前に必ず確認したいのが、双眼鏡自体の基本的な使いやすさ。手元を見なくても迷いなく操作できることは、双眼鏡としては必須条件です。現場でもたつくのを避けるには、事前にセッティングしてから使うのが理想。とっさの機動力に直結するので、操作性は必ず確認しましょう。

カメラ双眼鏡23製品を7つの項目で評価しました

今回は全12メーカーの双眼鏡から23台をピックアップ。プロにご協力いただき、千円台で買えるものから5万円を超えるものまで、徹底的に検証しました。

▼テストした23製品はこちら
・Personal-α personal-α 10倍
・ビクセン コールマン HR10×25WP
・ペンタックス タンクロー UP 8×21
・ケンコー・トキナー ウルトラビュー 8×21 DH FMC
・ビクセンat6 M6×18
・SVBONY SV-21
・ペンタックス 8×21 UCF R
・ニコン Sportstar Zoom 8-24×25
・Cobiz 双眼鏡 ポロ式 12×25 7.5°
・ケンコー・トキナー Classi-air 10×21DH
・ビクセン アリーナ M6×21
・ペンタックス AD 10×25 WP
・Preime 12倍 コンサート専用双眼鏡
・ビクセン コールマン H6×21(サーフ)
・ビクセン アトレックⅡ HR8×32WP
・ニコン ACULON T02 8×21
・ビクセン at4 M4×18
・日の出光学 ヒノデ 5×21-A5
・ビクセン アリーナ HD 8×21WP
・オリンパス 8×21 DPC I
・ビクセン アリーナスポーツ M8×25
・日の出光学 ヒノデ 6×30-B+
・オリンパス 8×25 WP II


実使用に即して、サイリウムや推しタオル、うちわなど現場と同じものを装備した状態で、次の5項目をテストしました。

テスト1:のぞきやすさ(10点満点)

視界の広さや、見える像の大きさによる満足感を評価。見かけ視界が大きくても、実視界が狭いと動くものを追うのが難しく、窮屈な印象に。

テスト2:明るさ(10点満点)

視界やのぞいた対象の明るさを評価。

テスト3:クリアさ(10点満点)

見える像の解像感やキレがあるか、歪みや色のムラなどがないかを「クリアさ」としてそれぞれ評価。

テスト4:ブレにくさ(10点満点)

両手で構えたときはもちろん、動いているものを追うときや、片手でサッと構えたときを総合してブレの大小を評価。

テスト5:操作性(10点満点)

ピント調整のしやすさに加えて、視度や目の幅を合わせやすいか、メガネの有無での見やすさを評価。ダイヤルの形状や固さなどで差が出ました。

テスト6:携帯性 (5点満点)

ケースに入れたときのサイズ・重量を採点。うちわやサイリウムを入れた現場参戦用バッグや、通勤バッグに入れることを想定しシビアに判定しました。

テスト7:持ちやすさ(5点満点)

コンサートや観劇中を想定して、両手または片手でのぞきながら重さ・大きさを評価。本体の素材や形状も、持ちやすさに影響しました。

さて、ホールクラスの舞台から夢の東京ドームまで、完全攻略できるのはいったいどの製品でしょうか。早速、検証結果を発表します。

全台実際に触ってチェックしました!

また、今回のテスト結果のおすすめランキングは特設サイトでも公開中です!

▼【サンロクマルで公開中!】双眼鏡ランキング特設サイトはこちら

記事1位BESTライブ用双眼鏡の決定版!
ビクセン「アリーナスポーツ M8×25」

ビクセン
アリーナスポーツ
M8×25
実勢価格:1万2711円

サイズ:W116×H101×D50mm
重量:約290g
倍率:8倍
対物レンズ有効径:25mm
ひとみ径:3.1mm
実視界:6°
見かけ視界:48°
カラー:ホワイト、レッド

▼テスト結果

  • のぞきやすさ: 9/10点
  • 明るさ: 8/10点
  • クリアさ: 9/10点
  • ブレにくさ: 9/10点
  • 操作性: 9/10点
  • 携帯性: 4/5点
  • もちやすさ: 4/5点
  • 合計: 52/60点

ベストバイに輝いたのは、ビクセン「アリーナスポーツ M8×25」。本機でズバリ特筆すべきは、ピントの合わせやすさです。対象物が遠くに行ったり近くに来たりするような作りのステージでは、このピントの合わせやすさはかなり重宝するはずです。明るさに関してはほかにもっとスゴい製品がありましたが、それでも水準以上。どの評価も満遍なく高く、見事ベストバイに輝きました。価格はやや高めですが、最初の一台としても、双眼鏡慣れした人の買い替え用としても損はさせない双眼鏡です。

対象物まで35mの場合

ホールクラスの会場なら、数メートル手前の至近距離で観ているような迫力を味わえます。

対象物まで150mの場合

表情までつかむのはさすがに厳しいですが、ブレに強く、このサイズを肉眼で見るより像がくっきり!

暗いところの様子

同じ8倍でも、対物レンズの口径が25mmになり明るさがアップすると、見やすさが格段に変わります。近くにいても遠くにいても、快適に対象を見ることができます。

手のひらサイズで重さ約290gと比較的軽いので、持ち運びに便利。太めのグリップにはゴムが張られていて持ちやすさも◎。

本機はアイドルファンの2名が、ともに1位の評価。理由はピント調整ダイヤルなどの操作類が非常に使いやすいこと。ダイヤルの径が大きめで、軽すぎず適度な抵抗があって回しやすいため、ピントの“山”を一発で発見できます。

また、グリップが適度に太く、持ったときにしっかりホールドできるので、ペンライトやうちわを振りながら「片手」で扱いやすいことなども挙げられました。

カネコシュウヘイ 氏
アイドルライター
カネコシュウヘイ 氏 のコメント

ドームも守備範囲!メガネをかけてもストレスがありません。

一方で見え方に目を向けてみても、見かけ視界が適度に広く、ストレスを感じることなくステージに集中できます。ナイター照明やLEDの光を軽減する「オーロラコート」やレンズの多層膜コーティングの恩恵もあってか、画質もかなりクリアです。

みきーる 氏
ジャニヲタ・エバンジェリスト
みきーる 氏 のコメント

想像以上に視界がクリアで、美しい画質に驚きました。

双眼鏡のプロ・茂手木氏からは「若干の色収差と歪曲を感じる」という厳しい指摘もありましたが、それでも「キレイに見える範囲が広く、全体のバランスはかなりイイ」とのことでした。

記事2位BESTダントツの明るさで視野が広い
日の出光学「ヒノデ 6×30-B+」

日の出光学:ヒノデ 6×30-B+:双眼鏡

日の出光学
ヒノデ 6×30-B+
実勢価格:2万9800円

サイズ:W161×H105×D51mm
重量:482g
倍率:6倍
対物レンズ有効径:30mm
ひとみ径:5mm
実視界:8.4°
見かけ視界:50.4°
カラー:ナチュラル、ブラック、レンガレッド

▼テスト結果

  • のぞきやすさ: 9/10点
  • 明るさ: 9/10点
  • クリアさ: 9/10点
  • ブレにくさ: 9/10点
  • 操作性: 9/10点
  • 携帯性: 2/5点
  • もちやすさ: 3/5点
  • 合計: 50/60点

今回初参戦の日の出光学「ヒノデ 6×30-B+」が2位にランクイン。同メーカーは双眼鏡の専業メーカーで、ラインナップは5~8倍までの低倍率ながら、観劇ファンから高い支持を受けています。

対象物まで35mの場合

見かけ視界は1位よりさらに広く、より快適度はアップ。クリアなので表情もばっちりです。

対象物まで150mの場合

暗いところの様子

コントラストもはっきりしていて、手ブレのしにくさは防振以外ではトップクラス。暗転したステージも見えるほどの明るさがあります。

みきーる 氏
ジャニヲタ・エバンジェリスト
みきーる 氏 のコメント

初めてのぞいたときに、思わず「明るい!」と叫んでしまいました。

とくにのぞきやすさと明るさは圧巻。低倍率なので像こそ小さめですが、それを補って余りある圧倒的な明るさと広い視界、低倍率ならではのブレのなさに驚きます。大きいサイズが受け入れられるならぜひ。

記事2位BEST作画の良さを実感する
オリンパス「8×25 WP II」

オリンパス:8×25 WP II:双眼鏡

オリンパス
8×25 WP II
実勢価格:8460円

サイズ:W107×H104×D44mm
重量:260g
倍率:8倍
対物レンズ口径:25mm
ひとみ径:3.1mm
実視界:6.2°
見かけ視界:49.5°
カラー:ディープパープル、フォレストグリーン

▼テスト結果

  • のぞきやすさ: 8/10点
  • 明るさ: 8/10点
  • クリアさ: 9/10点
  • ブレにくさ: 8/10点
  • 操作性: 9/10点
  • 携帯性: 4/5点
  • もちやすさ: 4/5点
  • 合計: 50/60点

同じく2位はオリンパス「8×25 WP II」。1位とはわずか2点差。のぞきやすさとブレにくさで若干差がつきました。片手で持つより両手で持ってじっくりと観察したいときにおすすめです。

対象物まで35mの場合

ピントの山を探り当てるのにややコツがいりますが、「周辺部までシャープで、色収差や歪曲も少なく見事な視界」と、茂手木氏。

対象物まで150mの場合

暗いところの様子

右のビクセンと同じ8×25でも、実視界も見かけ視界も広め。ビクセンよりも周辺までシャープでコントラストも良好。夜景の写真からもわかるとおり、明るさはビクセンと同等です。

カネコシュウヘイ 氏
アイドルライター
カネコシュウヘイ 氏 のコメント

実視界が広く、全体的に明るくクリアな画質。奥行き感も良く、遠近どちらにも使いやすい!

ダブルヒンジでコンパクトにたためるので、ストラップを使わずポケットに挿すのも可。

4位: 片手持ちでも追い続けられる
オリンパス「8×21 DPC I」

オリンパス:8×21 DPC I :双眼鏡

オリンパス
8×21 DPC I
実勢価格:3944円

サイズ:W107×H82×D41mm
重量:170g
倍率:8倍
対物レンズ有効径:21mm
ひとみ径:2.6mm
実視界:6.4°
見かけ視界:51.2°
カラー:ファッションブルー

▼テスト結果

  • のぞきやすさ: 8/10点
  • 明るさ: 7/10点
  • クリアさ: 8/10点
  • ブレにくさ: 8/10点
  • 操作性: 8/10点
  • 携帯性: 5/5点
  • もちやすさ: 4/5点
  • 合計: 48/60点

4位はオリンパス「8×21 DPC I」。軽量かつコンパクト、しかも手前から奥まで、視界がキレイに見える範囲が広いので、のぞいた瞬間から見やすい画を提供してくれます。ただ、持ち方に少し工夫が必要です。

対象物まで35mの場合

対象物まで150mの場合

暗いところの様子

右隣のビクセンと同じ8×21ですが、こちらは実視界も見かけ視界もちょっとだけ広め。「筒内反射はあるものの、輪郭はシャープで、まずまずクリアに見えます」と、茂手木氏。

5位: カワイイ見た目に反して高性能
ビクセン「アリーナ HD 8×21WP」

ビクセン:アリーナ  HD 8×21WP:双眼鏡

ビクセン
アリーナ
HD 8×21WP
実勢価格:5823円

サイズ:W91×H67×D48mm
重量:190g
倍率:8倍
対物レンズ口径:21mm
ひとみ径:2.6mm
実視界:6.0°
見かけ視界:45.5°
カラー:ピンク、ブルー、グリーン

▼テスト結果

  • のぞきやすさ: 8/10点
  • 明るさ: 7/10点
  • クリアさ: 8/10点
  • ブレにくさ: 8/10点
  • 操作性: 7/10点
  • 携帯性: 5/5点
  • もちやすさ: 5/5点
  • 合計: 48/60点

同じく4位はビクセン「アリーナ HD 8×21WP」。3色のカラバリがあるだけでなく、本体色に合わせたストラップが付くのもポイント。必要最低限の視野を確保し、明るさも十分。ブレにくさも秀逸です。

対象物まで35mの場合

対象物まで150mの場合

暗いところの様子

8×21くらいになると、35mでは対象が十分な大きさで見えます。一方で手ブレも気になってくるため、150mだと低倍率より対象は大きくてもはっきり見づらくなってきます。

6位: 低倍率の素晴らしさがわかる
日の出光学「ヒノデ 5×21-A5」

日の出光学:ヒノデ  5×21-A5:双眼鏡

日の出光学
ヒノデ
5×21-A5
実勢価格:1万4800円

サイズ:W107×H81×D50mm
重量:215g
倍率:5倍
対物レンズ有効径:21mm
ひとみ径:4.2mm
実視界:11°
見かけ視界:51.4°
カラー:ホワイト×ダークグレー、ダークブラウン×ブラウン

▼テスト結果

  • のぞきやすさ: 8/10点
  • 明るさ: 8/10点
  • クリアさ: 7/10点
  • ブレにくさ: 8/10点
  • 操作性: 8/10点
  • 携帯性: 4/5点
  • もちやすさ: 4/5点
  • 合計: 47/60点

6位は日の出光学「ヒノデ 5×21-A5」。実視界も見かけ視界も広く、くっきりとした気持ちいい見え方。推しが動いたときや、複数人同時に見たいときもしっかり追い続けられるのでストレスが皆無です。

対象物まで35m

対象物まで150m

暗いところの様子

実視界も見かけ視界も広々。画質は「良像範囲も広く、気持ちの良い見え方」と、茂手木氏。対象が小さくてもくっきりと見える印象。明るさも十分以上でどんな会場でも◎。

7位: 近くで見るときや暗い場所に強い
ビクセン「at4 M4×18」

ビクセン:at4 M4×18:双眼鏡

ビクセン
at4 M4×18
実勢価格:7700円

サイズ:W112×H85×D40mm
重量:145g
倍率:4倍
対物レンズ有効径:18mm
ひとみ径:4.5mm
実視界:9.2°
見かけ視界:35.7°
カラー:ダークブラウン×ブラック

▼テスト結果

  • のぞきやすさ: 7/10点
  • 明るさ: 7/10点
  • クリアさ: 6/10点
  • ブレにくさ: 7/10点
  • 操作性: 8/10点
  • 携帯性: 5/5点
  • もちやすさ: 5/5点
  • 合計: 45/60点

7位はビクセン「at4 M4×18」。劇場やホールクラスなら最適な見かけ視界。コンパクトで携帯性も抜群。最短55cmでもピントが合い、美術館などでも使えるので、持っておいて損はありません。

対象物まで35m

対象物まで150m

暗いところの様子

見かけ視界が狭いので快適とはいえないものの、実視界は広いため、近い席でのほうが真価を発揮します。明るく、手ブレもしにくいですが、4倍だとドームはやはり厳しめです。

8位: シンプルな作りで操作しやすい
ニコン「ACULON T02 8×21」

ニコン:ACULON T02 8×21:双眼鏡

ニコン
ACULON
T02 8×21
実勢価格:6500円

▼テスト結果

  • 合計: 44/60点

8位はニコン「ACULON T02 8×21」。シンプルな作りで操作しやすいです。6色のカラバリのラインナップも魅力です。

9位: 明るさや視界の広さは高評価
ビクセン「アトレックⅡ HR8×32WP」

ビクセン:アトレックⅡ HR8×32WP:双眼鏡

ビクセン
アトレックⅡ
HR8×32WP
実勢価格:2万6800円

▼テスト結果

  • 合計: 43/60点

9位はビクセン「アトレックⅡ HR8×32WP」。明るさや視界の広さは高評価でしたが、重量とサイズ感がややネックになりました。

10位: シンプルで持ちやすく操作も快適
ビクセン「コールマン H6×21(サーフ)」

ビクセン:コールマン H6×21(サーフ):双眼鏡

ビクセン
コールマン
H6×21(サーフ)
実勢価格:5527円

▼テスト結果

  • 合計: 42/60点

10位はビクセン「コールマン H6×21(サーフ)」。シンプルで持ちやすく、操作も快適です。ただし、ピント調整はややシビアです。

10位: コスパのよさで選ぶならアリ
Preime「12倍 コンサート専用双眼鏡」

Preime:12倍 コンサート専用双眼鏡:双眼鏡

Preime
12倍 コンサート専用双眼鏡
実勢価格:2680円

▼テスト結果

  • 合計: 42/60点

同じく10位はPreime「12倍 コンサート専用双眼鏡」。倍率のわりに視界は広く好印象でした。コスパのよさで選ぶならアリです。

10位: 対象のディテールが明るくはっきり
ペンタックス「AD 10×25 WP」

ペンタックス:AD 10×25 WP:双眼鏡

ペンタックス
AD 10×25 WP
実勢価格:1万4900円

▼テスト結果

  • 合計: 42/60点

同じく10位はペンタックス「AD 10×25 WP」。明るく対象のディテールもはっきりしています。ケースが頑丈なのも◎。

13位: 広範囲を快適に見られる
ビクセン「アリーナ M6×21」

ビクセン:アリーナ M6×21:双眼鏡

ビクセン
アリーナ
M6×21
実勢価格:9245円

▼テスト結果

  • 合計: 40/60点

13位はビクセン「アリーナ M6×21」。広範囲を快適に見られます。グループのダンスなどに向きます。

13位: 軽くて操作もしやすい
ケンコー・トキナー「Classi-air 10×21DH」

ケンコー・トキナー:Classi-air 10×21DH:双眼鏡

ケンコー・トキナー
Classi-air
10×21DH
実勢価格:5394円

※リンク先のカラーはマットブラックになります

▼テスト結果

  • 合計: 40/60点

同じく13位はケンコー・トキナー「Classi-air 10×21DH」。首から下げてもストレスにならないほど軽く、操作もしやすいです。

15位: 見た目よりも軽くて持ちやすい
Cobiz「双眼鏡 ポロ式 12×25 7.5°」

Cobiz:双眼鏡 ポロ式 12×25 7.5°:双眼鏡

Cobiz
双眼鏡 ポロ式
12×25 7.5°
実勢価格:1799円

▼テスト結果

  • 合計: 37/60点

15位はCobiz「双眼鏡 ポロ式 12×25 7.5°」。見た目の印象より軽く持ちやすいですが、キレイに見える範囲は狭いです。

16位: ズーム機では優秀
ニコン「Sportstar Zoom 8-24×25」

ニコン:Sportstar Zoom 8-24×25:双眼鏡

ニコン
Sportstar Zoom
8-24×25
実勢価格:1万6500円

▼テスト結果

  • 合計: 36/60点

16位はニコン「Sportstar Zoom 8-24×25」。使えるものが少ないズーム機では優秀。12倍以上ではイマイチでした。

17位: ピントが合えばキレの良い視界
ペンタックス「8×21 UCF R」

ペンタックス:8×21 UCF R:双眼鏡

ペンタックス
8×21 UCF R
実勢価格:3717円

17位はペンタックス「8×21 UCF R」。評価が分かれた1台。ピントが合えばキレの良い視界なのですが、眼鏡着用では見えにくいことも。

18位: 視界はクリアだけど狭い
SVBONY「SV-21」

SVBONY:SV-21:双眼鏡

SVBONY
SV-21
実勢価格:4050円

18位はSVBONY「SV-21」。前回9位からランクダウン。視界はクリアですが、サイズのわりには視界が狭くブレやすいです。

19位: 実視界が狭く明るさが気になる
ビクセン「at6 M6×18」

ビクセン:at6 M6×18:双眼鏡

ビクセン
at6 M6×18
実勢価格:7455円

19位はビクセン「at6 M6×18」。ブレは少なめですが、実視界が狭く感じるのと、スペックほど明るさを感じられませんでした。

20位: 明るさも視界も物足りない
ケンコー・トキナー「ウルトラビュー 8×21 DH FMC」

ケンコー・トキナー:ウルトラビュー  8×21 DH FMC:双眼鏡

ケンコー・トキナー
ウルトラビュー
8×21 DH FMC
実勢価格:6890円

20位はケンコー・トキナー「ウルトラビュー 8×21 DH FMC」。明るさも視界も物足りません。手前のピントが合わせにくく、動いている対象を追うのはやや厳しいです。

21位: 軽すぎてブレを感じやすい
ペンタックス「タンクロー UP 8×21」

ペンタックス:タンクロー UP 8×21:双眼鏡

ペンタックス
タンクロー UP
8×21
実勢価格:6730円

21位はペンタックス「タンクロー UP 8×21」。小ささは評価できるものの、軽すぎてブレを感じやすいです。ピントが合わせにくい点もイマイチでした。

22位: 明るさは高評価
ビクセン「コールマン HR10×25WP」

ビクセン:コールマン HR10×25WP:双眼鏡

※画像はAmazonより

ビクセン
コールマン
HR10×25WP
実勢価格:1万4850円

22位はビクセン「コールマン HR10×25WP」。明るさは高評価でしたが、視界が窮屈でピントがズレやすい印象。ブレが出やすい点でも評価が伸びませんでした。

23位: 高倍率でも見かけ視界が狭い
Personal-α「personal-α 10倍」

Personal-α:personal-α  10倍:双眼鏡

Personal-α
personal-α
10倍
実勢価格:1780円

23位はPersonal-α「personal-α 10倍」。10倍と高倍率で見かけ視界も狭いので、動く対象を追うのは至難の業。しかし、価格は安いです。

カメラ写真家やライブ鑑賞のプロ、
アイドルライターのマイベスト発表!

ここからは、今回のテストにご協力いただいた各界のプロが選んだ、マイベスト双眼鏡をご紹介します。

写真家・茂手木さんのマイベストはビクセン「at4 M4×18」

ビクセン:at4 M4×18:双眼鏡

ビクセン
at4 M4×18
実勢価格:7700円

サイズ:W112×H85×D40mm
重量:145g
倍率:4倍
対物レンズ有効径:18mm
ひとみ径:4.5mm
実視界:9.2°
見かけ視界:35.7°
カラー:ダークブラウン×ブラック

歪みがなく非常に優れた見え方。持っていて損はありません。

茂手木秀行
写真家
茂手木秀行 のコメント

サブの一台にちょうどいい!

ジャニヲタ・エバンジェリストみきーるさんのマイベストはビクセン「ATERA H10×21」

ビクセン:ATERA H10×21:双眼鏡

ビクセン
ATERA H10×21
実勢価格:6万4359円

サイズ:W130×H107×D63mm
重量:358g(電池別)
倍率:10倍
対物レンズ口径:21mm
ひとみ径:2.1mm
実視界:4.8
見かけ視界:45.5°
カラー:ブラック、ホワイト

明るさのメリハリが美しく、防振性能も非常に優秀でした。

みきーる 氏
ジャニヲタ・エバンジェリスト
みきーる 氏 のコメント

自担をのぞいたら最高です!

アイドルライター・カネコシュウヘイさんのマイベストは日の出光学「ヒノデ 6×30-B+」

日の出光学:ヒノデ 6×30-B+:双眼鏡

日の出光学
ヒノデ 6×30-B+
実勢価格:2万9800円

サイズ:W161×H105×D51mm
重量:482g
倍率:6倍
対物レンズ有効径:30mm
ひとみ径:5mm
実視界:8.4°
見かけ視界:50.4°
カラー:ナチュラル、ブラック、レンガレッド

視界がクリアでくっきり。ドームでも表情の雰囲気が掴めます。

カネコシュウヘイ 氏
アイドルライター
カネコシュウヘイ 氏 のコメント

明るくて全会場で見やすい!

カメラ4つのキーワードを覚えておけば大会場での攻略も実現可能なんです

東京ドームや大阪城ホールといった大きなハコでは、天空席になる確率が多いのも事実。しかし、4つのキーワードを覚えておけば、ドーム攻略にきっと役立つはずです。

キーワード1:倍率・対物レンズ有効径

製品名や側面を見ると、倍率と対物レンズ有効径(レンズの大きさ)がわかります。上写真の場合、左の10の数字が倍率、右の25の数字が対物レンズ有効径となります。

キーワード2:ひとみ径・明るさ

ひとみ径は「対物レンズ有効径÷倍率」の値。大きいほど明るく、薄暗い場所を見るには少なくとも3mm以上が推奨。明るさはひとみ径の2乗の値です。

キーワード3:見かけ視界

双眼鏡をのぞいたときに視界がどれくらいの角度で開けているかを示します。この値が大きいほど迫力があり、対象と距離感が近づきます。

キーワード4:実視界

実視界が同じなら見かけ視界が広いほど、倍率が高く、対象も大きく捉えられます。実視界が狭いと対象を即座に視界に捉えられなくなります。

茂手木秀行
写真家
茂手木秀行 のコメント

倍率よりも視界が重要です!

カメラベストバイはビクセン「アリーナスポーツ M8×25」でした

以上、双眼鏡おすすめランキング23選でした。ベストバイのビクセン「アリーナスポーツ M8×25」は、プロも認める高性能さ。会場や席、目的によって選ぶべき双眼鏡は変わってきますので、本記事を参考にベストな一台を見つけてください!