カメラ高級コンデジの先駆けは
全モデル現行で販売中

ソニーのハイエンドコンパクトデジカメシリーズ「RX100」の最新モデル「DSCーRX100M6」が2018年6月に発売されました。

ソニー:DSC-RX100M6:デジカメ

ソニー
DSC-RX100M6
実勢価格:14万5600円

シリーズ初となるF2.8-4.5ズームレンズを搭載し、24-200ミリ相当までをカバー。これまでのシリーズが24-70ミリだったことを考えると、全く別物といえるほどのモンスター高倍率ズーム機となっています。

ポップアップ式のEVF(電子ビューファインダー)やBluetooth通信に対応するなど、細かなポイントでも前モデルの「M5」から進化しています。

RX100シリーズといえば、初代モデルは2012年の6月に登場し、その後はほぼ約1年ごとのペースで後継機が登場してきたベストセラーのハイエンドコンデジ。初代モデルからM5までのラインナップがこちらです。


[2012年6月発売]

ソニー:DSC-RX100:デジカメ

ソニー
DSC-RX100
実勢価格:3万6280円

画質は今でも通用しますが、Wi-Fi非搭載などそろそろ時代遅れ感も出てきた初代モデルです。


[2013年7月発売]

ソニー:DSC-RX100M2:デジカメ

ソニー
DSC-RX100M2
実勢価格:4万8649円

シリーズで唯一、マルチインターフェイスシューを採用。外付けフラッシュなどのカスタマイズも可能です。


[2014年5月発売]

ソニー:DSC-RX100M3:デジカメ

ソニー
DSC-RX100M3
実勢価格:6万2800円

レンズやファインダーがアップグレードされ、動画性能もグッと進化しています。


[2015年7月発売]

ソニー:DSC-RX100M4:デジカメ

ソニー
DSC-RX100M4
実勢価格:7万2552円

4K動画やハイフレームレート動画、S-Log2撮影にも対応。プロスペックといえるレベルに!


[2016年10月発売]

ソニー:DSC-RX100M5:デジカメ

ソニー
DSC-RX100M5
実勢価格:8万7270円

画面全体を覆う広いオートフォーカス、最高で毎秒約24コマの高速連写が可能になっています。ちなみに『家電批評』誌編集部のカメラ担当、阿部氏のおすすめはこちらのモデルとのこと。


驚くべきは、初代モデル以降すべての機種がディスコン(廃番)にならず、併売されていること。これは、スマホの台頭によってほぼ壊滅状態ともいえるコンデジ市場において、ひいてはカメラ業界においても異例のことです。

RX100の魅力について、カメラマンの福永仲秋氏は「卓越したレンズの描写力と、それを支える大きな1インチセンサーがあれだけのコンパクトサイズに収められている。とても丁寧に作られたカメラだと思います」と語っています。

高級コンデジの先駆けは全モデル現行で販売中
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初代モデルから『家電批評』誌に何度も取り上げられており、ハイエンドコンデジ部門でベストバイとなることもしばしば。スマホでは撮れない高画質、表現力でハイエンドコンデジの市場を作り出したパイオニアともいえます。

「スマホ以上の写真が撮れる」がウリのRX100シリーズですが、第三世代の「M3」以降は動画性能も飛躍的に向上。4K映像も撮れるうえ、ハイフレームレート対応でスーパースローモーション撮影なども可能です。

また、ピクチャープロファイル設定も豊富で、撮った写真をLOWデータのように扱うことができるなど、後から編集する能力も非常に豊富です。下手すると一般ユーザーは持て余してしまうほど。「プロカメラマンがサブカメラとして十分使うことができる」(前出・福永氏)レベルなのです。

カメラ案の定、価格も高騰中
オススメのモデルは……

レンズがフルリニューアルとなったM6は、見た目がほとんど同じでも、これまでのモデルとはまったく違うモデルとなっています。案の定、価格も一眼カメラクラスとなっていて、ちょっとハードルが高くなったかもしれません。

RX100シリーズ6兄弟の中で、『家電批評』誌がオススメするのは「M5」です。世界最多の315点像面位相差AFセンサーに世界最速0.05秒の高速AFとレコード尽くしのスペック。当時のソニーのフラッグシップ一眼レフ「α99」で使用されたイメージセンサーも採用されています。文字通り「一眼レフ級」のモンスターコンデジといえます。

最大手だったカシオが撤退したコンデジ界において、一見見た目は同じなのに、それぞれが「変態性」を持って売れ続けるRX100シリーズは、今やコンデジが生き残るための指針となっているのです。