【いきなり結論】タイプ別テレビのベストバイまとめ
専門家と一緒にテレビの人気商品を集めて徹底比較。用途別におすすめのアイテムを探しました。miniLEDテレビは高コスパで発色の良さと輝度の高さが優秀。地上波を重点的に視聴する人には最適です。有機ELテレビは映画や高品質な配信番組をガッツリ見たい人向けです。
【忠実な色味でネトフリなど配信映画派に最適】miniLED液晶テレビ
- パナソニックVIERA W95Bシリーズ(55V型)
- 最安価格: ¥179,410〜
- おすすめポイント
-
- 派手さはなく素直な色味の画づくり
- 迫力ある音質で楽しめるスピーカー搭載
- ノイズリダクションが優秀
- がっかりポイント
-
- ゲームプロモードでは暗め
【地上波を最高画質&便利に見るならコレ!】miniLED液晶テレビ
- TVS REGZA Z875Rシリーズ(55V型)
- 最安価格: ¥180,720〜
- おすすめポイント
-
- 輝度が高く、色鮮やかな映像美
- ゲームモードも低遅延でプレイ可能
- 「タイムシフトマシン(全録)」機能を搭載
- がっかりポイント
-
- 起動速度がやや遅め
- 幅
- 1229mm(スタンド含む)
- 奥行
- 266mm(スタンド含む)
- 高さ
- 770mm(スタンド含む)
- 重量
- 23.5kg(スタンド含む)
- サイズ展開
- 85V型、75V型、65V型、55V型
- 型番
- 55Z875R
【コスパ重視派の映画好きは必見!】有機ELテレビ(ハイエンド)
- シャープAQUOS 4T-GS1
- 最安価格: ¥237,780〜
- おすすめポイント
-
- 素材のよさを生かした高画質
- AIによる映像の自動調整が優秀
- 音声と画面との一体感が高い
- がっかりポイント
-
- リモコンの配置は慣れが必要
- 幅
- 122.5cm(スタンド含む)
- 奥行
- 30.4cm(スタンド含む)
- 高さ
- 77.0cm(スタンド含む)
- 重量
- 31kg(約)
- チューナー
- 地上デジタル×2、BS/110度CS 4K×2、BS/110度CSデジタル×2
- OS
- GoogleTV
- サイズ展開
- 55V、65V
- 年間消費電力量(55V)
- 220kWh
- 型番
- 4T-C55GS1
【初一人暮らしで大画面&良画質を楽しみたい人に!】格安4Kテレビ
- KEIYONewBridge OBN-50TUD1
- 最安価格: ¥49,800〜
- おすすめポイント
-
- 4K画質はかなり優秀
- 音質も十分聞けるレベル
- Google TV搭載
- がっかりポイント
-
- HDR10では明るすぎることも
- 幅
- 111.8cm(約)(スタンド含む)
- 奥行
- 27.4cm(約)(スタンド含む)
- 高さ
- 70.8cm(約)(スタンド含む)
- 重量
- 9kg
- チューナー
- 地上デジタル✕2、BS/CSデジタル✕2、4Kチューナーは非搭載
- OS
- Google TV
- サイズ展開
- 50V
- スピーカー
- 2個
- 年間消費電力量
- 154kWh(50v)
- 型番
- OBN-50TUD1
【音質が良くて色鮮やか!】32型テレビ
- ハイセンスFHD/HD 液晶テレビ 32A4N
- 最安価格: ¥26,800〜
- おすすめポイント
-
- この価格にしては高画質
- 低遅延ゲームモード機能
- ネット動画視聴ボタン付き
- がっかりポイント
-
- 諧調表現にやや甘さあり
【4K映画も十分楽しめる画質】安い大型4Kテレビ
- ドン・キホーテ×TCL65P71B
- 検証時価格: ¥87,978〜
- おすすめポイント
-
- とにかくキレイで良音
- 大画面が活きる実力派
- 操作性・機能性も優秀
- がっかりポイント
-
- 地デジは人の肌色に少し違和感
- 幅
- 1444mm(スタンド含む)
- 奥行
- 320mm(スタンド含む)
- 高さ
- 893mm(スタンド含む)
- 重量
- 16.3kg(スタンド含む)
- チューナー数
- 地デジ×2、BS・CS×2、BS・CS4K×2
- 端子
- HDMI×3(ARC×1、HDMI2.1×1)、USB×2、光デジタル×1、LAN×1、ヘッドホン端子×1
【地上波不要ならこれがハイコスパ】チューナーレステレビ
- SKYWORTHSKYWORTH Smart TV
- 最安価格: ¥121,000〜
- おすすめポイント
-
- リッチな明るさながら自然な映像
- 暗部の階調も十分に描写できている
- OSは「Google TV」を採用
- がっかりポイント
-
- 赤色が多少強め
- リモコンがシンプルすぎる
- 音質で特筆すべきところはない
テレビの選び方
テレビは何を重要視するかで見るべきポイントは異なりますが、基本的には「パネル」「機能性」「サイズ」の3点を基準に選べば問題ありません。特に「パネル」は最も重要なポイント。これらをひとつずつ詳しく見ていきます。
選び方1:「パネル」

画質にこだわるのであれば、パネルは必ずチェックしたいポイントです。
現在一般的に普及しているのは、大別すると「有機ELパネル」と「液晶パネル」の2種類。
「有機ELパネル」は、自発光式と呼ばれる、パネル自体が発光するタイプ。暗闇のシーンでは液晶よりもキレイに暗くしてくれる点が特徴です。映画など、暗い描写が多いコンテンツを視聴する人におすすめ。
また、液晶テレビだと斜めから見るのと正面から見るのとで画面の色合いが変わってしまうことが多いですが、有機ELパネルだとその心配はほとんどありません。
家族など大人数でテレビを視聴し、正面からテレビを見られないことが多い場合は有機ELパネルがいいでしょう。

画面の明るさ(輝度)に関しては液晶の方が勝っていることがほとんど。とはいえ、有機ELもかなりの進歩を遂げており、画面を暗いと感じることはほぼないでしょう。
価格は液晶よりも比較的高めですが、販売しているメーカーはシャープやTVS REGZAなどの主流企業がほとんどなので「ハズレ」モデルに当たる可能性はかなり少ないといえます。
ちなみに、有機EL登場初期によく言われていた「画面の焼き付き」は、現行品では各社が対策を施しており、気にする必要はほとんどありません。
一方の液晶パネルは、広く普及しているパネル。パネルの裏に配置されたバックライトにより、画面を表示する形式です。輝度の高さや価格の安さが特徴で、格安テレビのほとんどは液晶テレビ。

以前は有機ELパネルに比べて画質は劣るという評価が一般的でしたが、近年主流となっている「量子ドットMiniLED液晶」で評価が一変。バックライトを通常の液晶より格段に多く配置することで、細やかな色再現を実現し、有機ELと肩を並べるところまで成長しています。
ソニーはフラッグシップモデルを有機ELからminiLEDのみにするなど、miniLEDの市場は急速に成長しています。価格と性能のバランスを考えるなら、現時点での最適解はMiniLED液晶テレビでしょう。
ちなみに、パネルと同様に映像品質を大きく左右する要素として「映像エンジン」がありますが、これは専門性が高いので、HPを見るだけでは判断がつきにくいです。
ただし、昨年モデルから映像エンジンが変わっていれば、画質面で大きな進展が望めることは考慮してもいいでしょう。逆に映像エンジンやパネルが昨年モデルから違いがなければ、値段が落ちた昨年モデルの型落ちを前向きに検討すべきです。
選び方2:機能性

機能性と一言で言っても「番組表や録画など、地上波周りの機能」「視聴したいコンテンツにすぐ辿り着ける検索のしやすさ」「映像・音声周りの設定」など、多岐にわたります。
しかも、最近の大手メーカーによるテレビの機能性は頭打ちと言われていて、REGZAのAI機能やパナソニックのFire TVなど、一部の例外を除けばそこまで大きな差異はありません。
ただ、3点のみ気をつけたいことがあります。それは「Google TV搭載の有無」「リモコンのダイレクトボタンの種類」「全録機能」について。
「Google TV」搭載の有無は、特にパナソニックやソニー、TVS REGZAなどの大手メーカー以外で注意すべき点です。格安メーカーで「Google TV」を搭載していない製品は、あまりおすすめできません。

自社でちゃんとしたUIを作れる大手メーカーならいいのですが、そうでないのであれば「Google TV」搭載モデルと視聴できるコンテンツの面で、大きな差が生まれてしまいかねないためです。特別な理由がない限り、もし格安メーカーでテレビを買うのであれば「Google TV」搭載モデルを選びましょう。
また、最近のテレビのリモコンに決まってついている動画配信サービスに直接アクセスできるダイレクトボタンも要チェックです。
「Amazon Prime Video」や「Netflix」はほとんどのメーカーで搭載していますが、意外と「YouTube」ボタンは付いていないモデルも少なからずあります。店頭でテレビを選ぶ際は、自分がよく見るサービスのボタンがあるか、必ずリモコンをチェックしましょう。ダイレクトボタンがない場合、いちいちホームに戻る必要がある場合もあり、非常に面倒です。
そして「全録機能」は設定した期間の地上波番組を全て仮録画をしてくれる機能で、例えば放送後に話題になったあの番組をみたい時にすぐチェックできるんです。テレビでは基本的にREGZAの製品しか搭載していません。
選び方3:サイズ

30V型から100V型まで、多様なサイズが存在するテレビ。もちろんテレビを置くスペースなどの問題もあるかと思いますが、高画質なテレビを視聴するなら最低でも43V型以上がおすすめ。
その理由は、現状、テレビの売れ筋が43〜50・55V型なので、メーカー各社もこれらのサイズ以上に上位モデルの映像エンジンを搭載するなど、力を入れる傾向にあるから。
また、レグザを中心にして、さらなるサイズアップ化が業界では進んでいます。レグザのサイトでは「テレビのサイズの選び方」として、適切なテレビサイズの選び方が紹介しているので、そちらを参考にしてみてもいいでしょう。
4KminiLED液晶テレビ(ミドルクラス)のおすすめモデル
まずはminiLED液晶テレビのミドルクラス(10万円台後半〜20万円台前半)のおすすめランキングから。画質は妥協したくないけど、価格も大切という人は要チェックです。
【1位】パナソニック「VIERA W95Bシリーズ(55V型)」
- パナソニックVIERA W95Bシリーズ(55V型)
- 最安価格: ¥179,410〜
商品カードを編集から[おすすめ/がっかりの編集]ボタンをクリックすると編集できます。
【2位】TVS REGZA「Z875Rシリーズ(55V型)」
- TVS REGZA Z875Rシリーズ(55V型)
- 最安価格: ¥180,720〜
商品カードを編集から[おすすめ/がっかりの編集]ボタンをクリックすると編集できます。
- 幅
- 1229mm(スタンド含む)
- 奥行
- 266mm(スタンド含む)
- 高さ
- 770mm(スタンド含む)
- 重量
- 23.5kg(スタンド含む)
- サイズ展開
- 85V型、75V型、65V型、55V型
- 型番
- 55Z875R
- 型番
- 55Z875R
【3位】ソニー「BRAVIA 5 XR50 シリーズ(55V型)」
- ソニーBRAVIA 5 XR50 シリーズ(55V型)
- 最安価格: ¥184,970〜
優秀なノイズリダクションで地デジ&ネット動画がキレイ
miniLEDテレビのおすすめランキング第3位は、A評価のソニー(SONY)「BRAVIA 5 XR50 シリーズ(55V型)」。独自のLEDバックライト制御技術を採用しています。
25万円(検証時)と今回のラインナップでは高額な部類ですが、その価格に見合うだけの価値をしっかり感じられる結果となりました。
HDR映像の立体感や階調表現は、思わず感嘆してしまうほどです。
注目したいのはノイズリダクションの優秀さ。地デジやYouTubeを見てもノイズがよく抑えられていて、元の画質の粗さを感じさせません。この処理の上手さは海外メーカーと比べても一日の長があります。
補正も積極的に行っているようで、スタンダードモードでも「パッキリとした映像です」(本田さん)というように、コントラストが効いて鮮やか。ノイズがなく明るい映像は、地デジを楽しむには申し分ありません。
一方で、NetflixやAmazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)向けに用意された専用画質モードは、映像制作者の意図を忠実に再現することを目的としているため補正はされていません。そのため同じシーンでもスタンダードモードとは印象が大きく変わることもあり、映画やドラマ好きならぜひ試してほしいモードです。
映像の満足度が高かったのに対し、少し残念だったのが音質です。低音が物足りず、音楽ライブでは音が軽く、アクション映画では迫力不足に感じました。ただ、人の声は聞き取りやすく内容に集中しやすかったので、その点は好印象です。
とはいえ、総合的に見れば完成度の高さには感心しました。地デジやネット動画をメインに楽しむ方には、とてもおすすめできる一台です。
- 幅
- 1228mm(スタンド含む)
- 奥行
- 210mm(スタンド含む)
- 高さ
- 739mm(スタンド含む)
- 重量
- 18.8kg(スタンド含む)
- サイズ展開
- 98型、75型、65型、55型
- 型番
- K-55XR50
有機EL4Kテレビ(ハイエンド)のおすすめ
暗部の沈み込みに優れた有機ELテレビの4Kモデルおすすめを紹介。2024年モデルなので値段も下がっていてコスパでも優れています。
【1位】シャープ「AQUOS 4T-GS1シリーズ」
- シャープAQUOS 4T-GS1
- 最安価格: ¥237,780〜
商品カードを編集から[おすすめ/がっかりの編集]ボタンをクリックすると編集できます。
- 幅
- 122.5cm(スタンド含む)
- 奥行
- 30.4cm(スタンド含む)
- 高さ
- 77.0cm(スタンド含む)
- 重量
- 31kg(約)
- チューナー
- 地上デジタル×2、BS/110度CS 4K×2、BS/110度CSデジタル×2
- OS
- GoogleTV
- サイズ展開
- 55V、65V
- 年間消費電力量(55V)
- 220kWh
- 型番
- 4T-C55GS1
- 型番
- 4T-C55GS1
【2位】レグザ「X9900Nシリーズ」
- 東芝X9900N
- 最安価格: ¥259,740〜
- 幅
- 122.3cm(スタンド含む)
- 奥行
- 26.5cm(スタンド含む)
- 高さ
- 77.0cm(スタンド含む)
- 重量
- 24.5kg(約)
- チューナー
- 地上デジタル×9、BS/110度CS 4K×2、BS/110度CSデジタル×3
- OS
- 独自OS
- サイズ展開
- 55V、65V
- 年間消費電力量(55V)
- 252kWh
- 型番
- 55X9900N
【3位】パナソニック「VIERA Z95Aシリーズ」
- パナソニックVIERA Z95A
- 最安価格: ¥242,852〜
最新パナは「Fire TV」で操作性UP!
4Kテレビのおすすめランキング3位は、A評価のパナソニック「VIERA Z95Aシリーズ」。音質BESTに選ばれました。
映像面の進化に乏しくとも、操作性の向上に全力を注いだのが2024年のパナソニック。アマゾンの「Fire TV」を搭載してきました!
実際に使ってみると操作性もよく、独自OSからの乗り換えは大成功といえます。
素の「Fire TV」をそのまま使うのではなく、ホーム画面にテレビのチャンネルを「ライブ」として同列に並べたところに、パナソニックの思い描く未来のテレビ像が見えているのではないでしょうか。
放送のサムネイルが表示されないなど未完成の部分は気になりますが、Google TVを牽制するには十分なインパクトでした。
AV評論家の本田雅一さんが感心していたのが、Netflix専用の「Netflixアダプティブ画質モード」です。
パナソニック「VIERA Z95Aシリーズ」は原画に忠実な補正をするため、明るめのリビングを想定した環境では上位2製品に比べて各モードの調整が物足りなく感じがち。
一方で、暗い部屋であれば「Netflixアダプティブ画質モード」のほうが、純粋に映像を楽しむことができます。
Netflix以外の配信作品には、こちらも暗い部屋でオリジナルの映像を忠実に再現できる「フィルムメーカー モード」を用意。パナソニック「VIERA Z95Aシリーズ」は映像マニア向けなんです。
そして、パナソニック「VIERA Z95Aシリーズ」が文句なしのトップ評価だったのが音質です。
特に「Space Tune調整」を行ったあとは、セリフの明瞭さ、音の立体感ともに本田さんも好評価。後方まで音に包まれる……とまではいきませんが、テレビのスピーカーでここまで聞こえれば大抵の人は満足できます。
ゲームモードの充実ぶりは、注目したいポイント。表示の反応もよく、PS5などを接続して遊ぶのにも不足ありません。
価格も約36万円(検証時)と、値引きがないことを考えてもリーズナブルで、コスパ面でも優秀な一台です。
- 幅
- 122.7cm(約、スタンド含む)
- 奥行
- 34.8cm(約、スタンド含む)
- 高さ
- 79.2cm(約、スタンド含む)
- 重量
- 25.5kg(約)
- チューナー
- 地上デジタル×3、BS/110度CSデジタル×3、BS/110度CS 4K×2
- OS
- Fire TV
- サイズ展開
- 55V、65V
- 年間消費電力量(55V)
- 192kWh
- 型番
- TV-55Z95A
10万円クラスの50V型以下4Kテレビのおすすめ
4Kテレビは50V型を切ると、一気に製品数が減ってしまいます。しかし、その中でも見るべき物は少なくありません。AV評論家の本田雅一さんと検証し、一定レベルに達しているとわかったおすすめ製品を紹介します。
【1位】KEIYO「NewBridge OBN-50TUD1」
- KEIYONewBridge OBN-50TUD1
- 最安価格: ¥49,800〜
商品カードを編集から[おすすめ/がっかりの編集]ボタンをクリックすると編集できます。
- 幅
- 111.8cm(約)(スタンド含む)
- 奥行
- 27.4cm(約)(スタンド含む)
- 高さ
- 70.8cm(約)(スタンド含む)
- 重量
- 9kg
- チューナー
- 地上デジタル✕2、BS/CSデジタル✕2、4Kチューナーは非搭載
- OS
- Google TV
- サイズ展開
- 50V
- スピーカー
- 2個
- 年間消費電力量
- 154kWh(50v)
- 型番
- OBN-50TUD1
- 型番
- OBN-50TUD1
【2位】ハイセンス「43A6K」
- ハイセンス43A6K
- 検証時価格: ¥69,800〜
ド定番のハイコスパメーカーは盤石の結果!オートで十分良好な画質でした
安い4Kテレビのおすすめランキング2位は、A評価のハイセンス(Hisense)「43A6K」でした。
惜しくも2位に留まりましたが、音質や機能性などを含めた総合力ではベストバイのKEIYOに引けを取りません。特にゲームモードは低遅延で、FPSでも快適にプレイできました。3840×2160の高解像で、60p出力のPCゲームにも対応します。
一方で気になったのはOS。今回、高評価モデルがこぞって「Google TV」を搭載する中、ハイセンスは独自OSです。また、主要サービスは搭載しているものの、自分の好きなタイミングでサービスを追加できないのは少し残念です。
画質は悪くないものの、地上波画質で点数を落としました。ただし、UHD BDなど元々の画質の素性がいいと、十分視聴に耐えうる画質になります。
価格は比較対象と比べると少し高め。しかし、店頭販売が中心のモデルなので、掲載価格より安く買えることもありそう。気になったら店舗で要チェックです!
- 幅
- 96.3cm(約、スタンド含む)
- 奥行
- 22.1cm(約、スタンド含む)
- 高さ
- 60.6cm(約、スタンド含む)
- 重量
- 7kg
- チューナー
- 地上デジタル✕2、BS/CS4K✕2、BS/CSデジタル✕2
- OS
- VIDAA
- サイズ展開
- 43V、50V、55V、65V、75V
- スピーカー
- 2個
- 年間消費電力量
- 98kWh(43v)
【3位】フナイ「FL-43UF360」
- フナイFL-43UF360
- 最安価格: ¥67,000〜
- 幅
- 96.9cm(約、スタンド含む)
- 奥行
- 22.9cm(約、スタンド含む)
- 高さ
- 61.6cm(約、スタンド含む)
- 重量
- 8.4kg
- チューナー
- 地上デジタル✕2、BS/CS4K✕2、BS/CSデジタル✕2
- OS
- Fire TV
- サイズ展開
- 43V、50V、55V
- スピーカー
- 2個
- 年間消費電力量
- 169kWh(43v)
格安の32V型テレビのおすすめ
個人向けにぴったりな格安の32V型テレビのおすすめ3製品を紹介します。
【1位】ハイセンス「FHD/HD 液晶テレビ 32A4N」
- ハイセンスFHD/HD 液晶テレビ 32A4N
- 最安価格: ¥26,800〜
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【2位】TCL「32S5400」
- TCL32S5400
- 最安価格: ¥24,400〜
多くの動画配信に対応!リモコン操作も快適です
32型テレビのおすすめランキング2位は、B評価のTCL「32S5400」でした。
しっかりと解像感がある映像はプロも高評価でしたが、バックライトにややムラがあり、青空がまだらに見えるような場面があったのは惜しいポイント。
色味はやや赤が目立ちます。
色調整は可能なので、映像を自分で調整できる人にはおすすめです。
- 幅
- 716mm
- 奥行
- 180mm
- 高さ
- 468mm
- 重量
- 3.5kg(スタンド含む)
- チューナー
- 地上デジタル×2、BS・110度CSデジタル×2
- 型番
- 32S5400
チューナーレステレビのおすすめ
地上波は視聴できないものの、コスパに優れたチューナーレステレビのおすすめモデルを紹介します。
【1位】SKYWORTH「SKYWORTH Smart TV」
- SKYWORTHSKYWORTH Smart TV
- 最安価格: ¥121,000〜
商品カードを編集から[おすすめ/がっかりの編集]ボタンをクリックすると編集できます。
【2位】シャオミ「Xiaomi TV S Mini LED 55」
- シャオミXiaomi TV S Mini LED 55
- 最安価格: ¥84,800〜
- 幅
- 1226mm
- 高さ
- 716mm
- 奥行
- 311mm
- 重量
- 12.8kg(約)
- OS
- Google TV
- サイズ展開
- 55V、65V、75V
- パネル
- QD-Mini LED
- リフレッシュレート
- 144Hz
- 型番
- ELA5664GL
【3位】シャオミ「Xiaomi TV A Pro 43 2025」
- シャオミXiaomi TV A Pro 43 2025
- 検証時価格: ¥39,800〜
コスパを最重視するならこれがベストかも
色味も比較的ナチュラルで、緑や青にクセがなく、赤もやや強めながらバランスのとれた仕上がり。鮮明で見やすい映像は、ニュースやYouTube、バラエティなどのカジュアルな視聴に適しています。
一方で、黒の沈み込みや中間階調の表現には甘さがあり、暗い映像では立体感や深みが出にくい場面も。他の2機種との差が最も感じられたのがこの“暗部の描写力”でした。
とはいえ、画面サイズが43インチで約4万円、65インチでも約9万円という価格を考えれば十分に納得のクオリティ。「価格重視で楽しい映像を見たい!」という人におすすめしたい、バランス型の1台です。
- 幅
- 957.4mm
- 高さ
- 597.8mm
- 奥行
- 209.1mm
- 重量
- 6.1kg
- OS
- Google TV
- サイズ展開
- 43V、55V、65V、75V
- パネル
- 4K QLED
- リフレッシュレート
- 60Hz
コラム:テレビの疑問を解決!
テレビは決して安い買い物ではありません。「なにを買えばいいのか不安」という方も多いのでは。最後に、テレビに関する疑問を解決します。
Q.みんな高画質って言うけど、結局どれの画質がいいの?
A.有機ELか量子ドットMiniLEDテレビのハイエンドモデルが一番優れた画質だと言われています。
基本的にそれ以外の価格帯のテレビは「(この価格にしては)高画質」という意味だと考えるといいでしょう。
また、現代のテレビにおける「画質の良さ」は大別すると2種類に分かれています。
「元々の画質があまり良くない映像(地上波放送やYouTubeのそこまでキレイではない映像)」を補正して、美しく映し出すアップコンバート機能。
一方は「元々の画質が優れている映像(NetflixやAmazon Prime Videoなどの高品質映像)」を、作り手の意図通りに映し出す機能。
ハイエンドモデルのテレビは両方とも優れていますが、それでもどちらかといえばどっちの方が得意……というのはあります。特に、20万円を超えるレベルのテレビの購入を検討しているのであれば、どちらを優先させたいかを考えてから選ぶといいでしょう。
Q.そもそもテレビを買うべきなのはどういう人?
A.手軽に大画面で映像を楽しみたい人は、誰でもテレビを買うべきです。
そもそも現在では「Netflix」や「Amazon Priime Video」など、様々なジャンルで高品質な映像が配信されていますが「小さな画面で見にくい」「そもそも準備が面倒で、億劫になり最近は見ていない」なんてことも少なくありません。
その点テレビは、電源さえ接続すれば地上波からYouTube、NetFlixまでリモコンひとつですぐ視聴可能。しかもメジャーなメーカーのテレビには作りこまれた映像エンジンを搭載しているので、一般的なスマホで見る映像よりも格段に優れた映像を楽しめます。
近年「地上波離れ」が叫ばれていますが、現在のテレビは「地上波を見るもの」というより「あらゆる映像コンテンツを、気軽かつ高品質で視聴できるデバイス」になっているんです。最近流行りつつあるプロジェクターでも、手軽さという面ではテレビに劣ってしまいます。
Q.「Google TV」ってそもそもなんなの?
A.Googleが提供するテレビのOSのことです。
そもそも、最近の4Kテレビは何かしらのOSが入っていることがほとんど。それで「Netflix」や「Amazon Prime Video」などのネット配信サービスを手軽に視聴できるのですが、その中でも「Google TV」は、自分でプレイストアの「Google Play」から手軽にアプリを追加できるんです。
Q.サウンドバーは必要?
A.配信の映画を視聴するなら、ぜひ買うべきです。
そもそも近年のテレビは、薄型化の影響もあり音質面では物足りないことも少なくありません。その点サウンドバーは、3万円未満でも一定上の迫力とサラウンド感を担保してくれます。「20万円台後半のテレビより、2万円台のサウンドバーの方が音質に優れている」なんて声もありますから、テレビを長く使うなら買って損はないでしょう。
さらに最近のサウンドバーのほとんどは、Bluetooth接続でスピーカーとしても使えるので、一挙両得です。
「家電批評」が選んだ、サウンドバーのおすすめはこちらです。
Q.テレビの買い時っていつ?
A.モデルチェンジのタイミングに近い1〜3月ごろが狙い目です。
ただし、モデルチェンジに伴い旧機種の販売をやめてしまうメーカーもあるので、注意しましょう。シャープやLGはモデルチェンジ後も旧機種が販売されていることが多いので、値段にこだわるなら狙い目です。


![家電批評: ベストバイ[リボンなし]](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/b/3/100wm/img_b3288d40ddd40fcbbae4c094af12cf8323865.png)

![MONOQLO: ベストバイ[リボンなし]](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/4/3/100wm/img_4338bbd94636913e97f68a6754792b3e23204.png)








私も2年前にソニーの有機ELテレビを購入し、つけっぱなしで寝てしまうこともかなりありましたが、現時点では一切焼き付いていません