AV機器【いきなり結論】タイプ別テレビのベストバイまとめ

専門家と一緒にテレビの人気商品を集めて徹底比較。用途別におすすめのアイテムを探しました。miniLEDテレビは高コスパで発色の良さと輝度の高さが優秀。地上波を重点的に視聴する人には最適です。有機ELテレビは映画や高品質な配信番組をガッツリ見たい人向けです。

A+評価【忠実な色味でネトフリなど配信映画派に最適】miniLED液晶テレビ

映像と音質どちらもクオリティに隙なし!

おすすめポイント
  1. 派手さはなく素直な色味の画づくり
  2. 迫力ある音質で楽しめるスピーカー搭載
  3. ノイズリダクションが優秀
がっかりポイント
  1. ゲームプロモードでは暗め

A+評価【地上波を最高画質&便利に見るならコレ!】miniLED液晶テレビ

色鮮やかで映像・ゲームがより楽しい!

おすすめポイント
  1. 輝度が高く、色鮮やかな映像美
  2. ゲームモードも低遅延でプレイ可能
  3. 「タイムシフトマシン(全録)」機能を搭載
がっかりポイント
  1. 起動速度がやや遅め
1229mm(スタンド含む)
奥行
266mm(スタンド含む)
高さ
770mm(スタンド含む)
重量
23.5kg(スタンド含む)
サイズ展開
85V型、75V型、65V型、55V型
型番
55Z875R

A+評価【コスパ重視派の映画好きは必見!】有機ELテレビ(ハイエンド)

型落ちになってコスパも良くなったシャープ

おすすめポイント
  1. 素材のよさを生かした高画質
  2. AIによる映像の自動調整が優秀
  3. 音声と画面との一体感が高い
がっかりポイント
  1. リモコンの配置は慣れが必要
122.5cm(スタンド含む)
奥行
30.4cm(スタンド含む)
高さ
77.0cm(スタンド含む)
重量
31kg(約)
チューナー
地上デジタル×2、BS/110度CS 4K×2、BS/110度CSデジタル×2
OS
GoogleTV
サイズ展開
55V、65V
年間消費電力量(55V)
220kWh
型番
4T-C55GS1

A評価【初一人暮らしで大画面&良画質を楽しみたい人に!】格安4Kテレビ

価格以上の階調表現を達成したKEIYO

おすすめポイント
  1. 4K画質はかなり優秀
  2. 音質も十分聞けるレベル
  3. Google TV搭載
がっかりポイント
  1. HDR10では明るすぎることも
111.8cm(約)(スタンド含む)
奥行
27.4cm(約)(スタンド含む)
高さ
70.8cm(約)(スタンド含む)
重量
9kg
チューナー
地上デジタル✕2、BS/CSデジタル✕2、4Kチューナーは非搭載
OS
Google TV
サイズ展開
50V
スピーカー
2個
年間消費電力量
154kWh(50v)
型番
OBN-50TUD1

A+評価【音質が良くて色鮮やか!】32型テレビ

一人暮らしにもピッタリな価格良し・性能良しな一台

おすすめポイント
  1. この価格にしては高画質
  2. 低遅延ゲームモード機能
  3. ネット動画視聴ボタン付き
がっかりポイント
  1. 諧調表現にやや甘さあり

A評価【4K映画も十分楽しめる画質】安い大型4Kテレビ

MONOQLO: ベストバイ[リボンなし]
テレビおすすめ ドン・キホーテ×TCL 65P71B イメージ1
  • ドン・キホーテ×TCL65P71B
  • 検証時価格: ¥87,978

臨場感に優れた画質と音質

おすすめポイント
  1. とにかくキレイで良音
  2. 大画面が活きる実力派
  3. 操作性・機能性も優秀
がっかりポイント
  1. 地デジは人の肌色に少し違和感
1444mm(スタンド含む)
奥行
320mm(スタンド含む)
高さ
893mm(スタンド含む)
重量
16.3kg(スタンド含む)
チューナー数
地デジ×2、BS・CS×2、BS・CS4K×2
端子
HDMI×3(ARC×1、HDMI2.1×1)、USB×2、光デジタル×1、LAN×1、ヘッドホン端子×1

A評価【地上波不要ならこれがハイコスパ】チューナーレステレビ

巧みなチューニングであらゆる映像を自然に映し出す

おすすめポイント
  1. リッチな明るさながら自然な映像
  2. 暗部の階調も十分に描写できている
  3. OSは「Google TV」を採用
がっかりポイント
  1. 赤色が多少強め
  2. リモコンがシンプルすぎる
  3. 音質で特筆すべきところはない

AV機器テレビの選び方

テレビは何を重要視するかで見るべきポイントは異なりますが、基本的には「パネル」「機能性」「サイズ」の3点を基準に選べば問題ありません。特に「パネル」は最も重要なポイント。これらをひとつずつ詳しく見ていきます。

選び方1:「パネル」

選び方1:「パネル」 テレビおすすめ イメージ

画質にこだわるのであれば、パネルは必ずチェックしたいポイントです。

現在一般的に普及しているのは、大別すると「有機ELパネル」と「液晶パネル」の2種類。

「有機ELパネル」は、自発光式と呼ばれる、パネル自体が発光するタイプ。暗闇のシーンでは液晶よりもキレイに暗くしてくれる点が特徴です。映画など、暗い描写が多いコンテンツを視聴する人におすすめ。

また、液晶テレビだと斜めから見るのと正面から見るのとで画面の色合いが変わってしまうことが多いですが、有機ELパネルだとその心配はほとんどありません。

家族など大人数でテレビを視聴し、正面からテレビを見られないことが多い場合は有機ELパネルがいいでしょう。

選び方1:「パネル」 テレビおすすめ イメージ2

画面の明るさ(輝度)に関しては液晶の方が勝っていることがほとんど。とはいえ、有機ELもかなりの進歩を遂げており、画面を暗いと感じることはほぼないでしょう。

価格は液晶よりも比較的高めですが、販売しているメーカーはシャープやTVS REGZAなどの主流企業がほとんどなので「ハズレ」モデルに当たる可能性はかなり少ないといえます。

ちなみに、有機EL登場初期によく言われていた「画面の焼き付き」は、現行品では各社が対策を施しており、気にする必要はほとんどありません。

中山壮太
家電批評編集部
中山壮太 のコメント

私も2年前にソニーの有機ELテレビを購入し、つけっぱなしで寝てしまうこともかなりありましたが、現時点では一切焼き付いていません

一方の液晶パネルは、広く普及しているパネル。パネルの裏に配置されたバックライトにより、画面を表示する形式です。輝度の高さや価格の安さが特徴で、格安テレビのほとんどは液晶テレビ。

選び方1:「パネル」 テレビおすすめ イメージ3

以前は有機ELパネルに比べて画質は劣るという評価が一般的でしたが、近年主流となっている「量子ドットMiniLED液晶」で評価が一変。バックライトを通常の液晶より格段に多く配置することで、細やかな色再現を実現し、有機ELと肩を並べるところまで成長しています。

中山壮太
家電批評編集部
中山壮太 のコメント

ソニーはフラッグシップモデルを有機ELからminiLEDのみにするなど、miniLEDの市場は急速に成長しています。価格と性能のバランスを考えるなら、現時点での最適解はMiniLED液晶テレビでしょう。

ちなみに、パネルと同様に映像品質を大きく左右する要素として「映像エンジン」がありますが、これは専門性が高いので、HPを見るだけでは判断がつきにくいです。

ただし、昨年モデルから映像エンジンが変わっていれば、画質面で大きな進展が望めることは考慮してもいいでしょう。逆に映像エンジンやパネルが昨年モデルから違いがなければ、値段が落ちた昨年モデルの型落ちを前向きに検討すべきです。

選び方2:機能性

選び方2:機能性 テレビおすすめ イメージ

機能性と一言で言っても「番組表や録画など、地上波周りの機能」「視聴したいコンテンツにすぐ辿り着ける検索のしやすさ」「映像・音声周りの設定」など、多岐にわたります。

しかも、最近の大手メーカーによるテレビの機能性は頭打ちと言われていて、REGZAのAI機能やパナソニックのFire TVなど、一部の例外を除けばそこまで大きな差異はありません。

ただ、3点のみ気をつけたいことがあります。それは「Google TV搭載の有無」「リモコンのダイレクトボタンの種類」「全録機能」について。

「Google TV」搭載の有無は、特にパナソニックやソニー、TVS REGZAなどの大手メーカー以外で注意すべき点です。格安メーカーで「Google TV」を搭載していない製品は、あまりおすすめできません。

選び方2:機能性 テレビおすすめ イメージ2

自社でちゃんとしたUIを作れる大手メーカーならいいのですが、そうでないのであれば「Google TV」搭載モデルと視聴できるコンテンツの面で、大きな差が生まれてしまいかねないためです。特別な理由がない限り、もし格安メーカーでテレビを買うのであれば「Google TV」搭載モデルを選びましょう。

また、最近のテレビのリモコンに決まってついている動画配信サービスに直接アクセスできるダイレクトボタンも要チェックです。

「Amazon Prime Video」や「Netflix」はほとんどのメーカーで搭載していますが、意外と「YouTube」ボタンは付いていないモデルも少なからずあります。店頭でテレビを選ぶ際は、自分がよく見るサービスのボタンがあるか、必ずリモコンをチェックしましょう。ダイレクトボタンがない場合、いちいちホームに戻る必要がある場合もあり、非常に面倒です。

そして「全録機能」は設定した期間の地上波番組を全て仮録画をしてくれる機能で、例えば放送後に話題になったあの番組をみたい時にすぐチェックできるんです。テレビでは基本的にREGZAの製品しか搭載していません。

選び方3:サイズ

選び方3:サイズ テレビおすすめ イメージ

30V型から100V型まで、多様なサイズが存在するテレビ。もちろんテレビを置くスペースなどの問題もあるかと思いますが、高画質なテレビを視聴するなら最低でも43V型以上がおすすめ

その理由は、現状、テレビの売れ筋が43〜50・55V型なので、メーカー各社もこれらのサイズ以上に上位モデルの映像エンジンを搭載するなど、力を入れる傾向にあるから。

また、レグザを中心にして、さらなるサイズアップ化が業界では進んでいます。レグザのサイトでは「テレビのサイズの選び方」として、適切なテレビサイズの選び方が紹介しているので、そちらを参考にしてみてもいいでしょう。

AV機器4KminiLED液晶テレビ(ミドルクラス)のおすすめモデル

まずはminiLED液晶テレビのミドルクラス(10万円台後半〜20万円台前半)のおすすめランキングから。画質は妥協したくないけど、価格も大切という人は要チェックです。

A+評価【1位】パナソニック「VIERA W95Bシリーズ(55V型)」

本来の色味に忠実。映像と音質どちらも隙がないクオリティ!

miniLEDテレビのおすすめランキング第1位、ベストバイに輝いたのは、A+評価のパナソニック「VIERA W95Bシリーズ(55V型)」です。

映像はオリジナルに忠実な素直な画作りで、映画など元々の画質が優れた映像を視聴するのに最適です。
画質モードを「ドルビービジョンIQ」に設定してNetflixで映画を視聴したところ、屋内の暗いシーンでも壁のディテールが潰れず、しっかりと描写されていました。

さらに「フィルムメーカーモード」では、HDRで明るくなりがちな花火などのシーンでも光が抑えられ、映画製作者の意図を感じさせる自然な画作りを巧みに再現しています。

また、地上波の音楽番組では背景にブロックノイズが出やすい製品もあるなか、本機はノイズをきれいに抑制。音質は中高音だけではなく、低音も程よく響き渡り、映画館にいるような臨場感です。

総合的に見ても高評価で、今回検証した国内ブランドの中では価格が最も安く(検証時点)、コストパフォーマンスも抜群。

映画やドラマの映像を重視する方には、パナソニック「VIERA W95Bシリーズ」がおすすめです。

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A+評価【2位】TVS REGZA「Z875Rシリーズ(55V型)」

色鮮やかで映像・ゲームがより楽しい!

miniLEDテレビのおすすめランキング第2位でA+評価を獲得したのは、 TVS REGZA(ティーヴィーエス レグザ)「Z875Rシリーズ(55V型)」 です。

総合点ではパナソニック「VIERA W95Bシリーズ」にわずかに及ばなかったものの、異なる映像表現が高く評価され、こちらもベストバイに選ばれました。

パナソニック「VIERA W95Bシリーズ」が“素直な色味”を特徴とするのに対し、レグザ「Z875Rシリーズ」は積極的に補正をかけ、鮮やかで華やかな映像を描き出すのが特長です。

通常、強めの補正は不自然な色合いになりがちですが、本機はAIと映像分析の精度が高く、破綻のない自然な仕上がりを実現しています。

音質については低音がやや弱めながら、全体的なバランスは良好。

懸念点を挙げるとすれば、独自OSを採用しているためアプリを自由に追加できないこと。ただし、リモコンの配置や操作性、音声検索結果の表示などは洗練されており、使い勝手は快適です。

さらに、全録機能を搭載しているため地デジ視聴が多い人に最適。積極的な映像補正はゲームとの相性も良く、応答速度にも優れていることからゲーマーにもおすすめできます。

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1229mm(スタンド含む)
奥行
266mm(スタンド含む)
高さ
770mm(スタンド含む)
重量
23.5kg(スタンド含む)
サイズ展開
85V型、75V型、65V型、55V型
型番
55Z875R
型番
55Z875R

A評価【3位】ソニー「BRAVIA 5 XR50 シリーズ(55V型)」

優秀なノイズリダクションで地デジ&ネット動画がキレイ

miniLEDテレビのおすすめランキング第3位は、A評価のソニー(SONY)「BRAVIA 5 XR50 シリーズ(55V型)」。独自のLEDバックライト制御技術を採用しています。

25万円(検証時)と今回のラインナップでは高額な部類ですが、その価格に見合うだけの価値をしっかり感じられる結果となりました。

HDR映像の立体感や階調表現は、思わず感嘆してしまうほどです。

注目したいのはノイズリダクションの優秀さ。地デジやYouTubeを見てもノイズがよく抑えられていて、元の画質の粗さを感じさせません。この処理の上手さは海外メーカーと比べても一日の長があります。

補正も積極的に行っているようで、スタンダードモードでも「パッキリとした映像です」(本田さん)というように、コントラストが効いて鮮やか。ノイズがなく明るい映像は、地デジを楽しむには申し分ありません。

一方で、NetflixやAmazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)向けに用意された専用画質モードは、映像制作者の意図を忠実に再現することを目的としているため補正はされていません。そのため同じシーンでもスタンダードモードとは印象が大きく変わることもあり、映画やドラマ好きならぜひ試してほしいモードです。

映像の満足度が高かったのに対し、少し残念だったのが音質です。低音が物足りず、音楽ライブでは音が軽く、アクション映画では迫力不足に感じました。ただ、人の声は聞き取りやすく内容に集中しやすかったので、その点は好印象です。

とはいえ、総合的に見れば完成度の高さには感心しました。地デジやネット動画をメインに楽しむ方には、とてもおすすめできる一台です。

1228mm(スタンド含む)
奥行
210mm(スタンド含む)
高さ
739mm(スタンド含む)
重量
18.8kg(スタンド含む)
サイズ展開
98型、75型、65型、55型
型番
K-55XR50

AV機器有機EL4Kテレビ(ハイエンド)のおすすめ

暗部の沈み込みに優れた有機ELテレビの4Kモデルおすすめを紹介。2024年モデルなので値段も下がっていてコスパでも優れています。

A+評価【1位】シャープ「AQUOS 4T-GS1シリーズ」

新エンジンのシャープがバランス最強!

有機EL4Kテレビのおすすめランキング1位は、A+評価のシャープ「AQUOS 4T-GS1シリーズ」でした。

表現力は高いけれど使いこなすのはむずかしい。そんなQD-OLEDのポテンシャルを引き出して、ベストバイに選ばれたのはシャープ「AQUOS 4T-GS1シリーズ」です。

AV評論家の本田雅一さんをして「アクオスとは思えない高画質」と言わしめたほど、2023年までのモデルから進化しています。

特筆すべきは、本田さんが「基礎体力が高い」と表現したQD-OLEDの色再現域の広さを、新型の映像エンジンが完璧にコントロールしていること。映像に合わせてキレイかつ立体的に見えるように補正をかけていますが、その具合が素晴らしいです。

加えて「AIオート」を使用すれば、映像や周辺環境に合わせた調整をしてくれるため、ポンッと置いただけで最良の映像が表示されます。ずっと地デジを見ている人なら、もう映像設定を開く必要もありません。

AIによる補正は的確で、配信でも地デジでも不自然さはなし。オリジナルのイメージを損なわない、素直な調整を行います。そのため映画などの作品を観る際に、制作者の意図をそのまま受け取りたいという人にもおすすめです。

正面からは一切見えないのに、それなりに再生帯域が広いスピーカーも、前モデルから進化したポイント。画面と音の一体感が高いため、映像に集中できます。

ドルビーアトモスはそこそこの立体感はあるものの、センシングによる補正は非搭載のため、部屋の環境によっては物足りなさを感じるかもしれません。

パネルの特性とそのよさを引き出した映像エンジン、さらにAIによる画質の調整と、すべてが高いレベルで融合し、過去一番の進化を遂げたシャープ「AQUOS 4T-GS1シリーズ」。

設定不要で、テレビを手軽に楽しみたい人にはベストな一台です。

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122.5cm(スタンド含む)
奥行
30.4cm(スタンド含む)
高さ
77.0cm(スタンド含む)
重量
31kg(約)
チューナー
地上デジタル×2、BS/110度CS 4K×2、BS/110度CSデジタル×2
OS
GoogleTV
サイズ展開
55V、65V
年間消費電力量(55V)
220kWh
型番
4T-C55GS1
型番
4T-C55GS1

A+評価【2位】レグザ「X9900Nシリーズ」

地デジの全録番組がレグザのAI補正で驚きのクオリティに

4Kテレビのおすすめランキング2位は、A+評価のレグザ「X9900Nシリーズ」。画質評価でシャープ「AQUOS 4T-GS1シリーズ」と同点になったレグザ「X9900Nシリーズ」が今回もう一台のベストバイになりました。

シャープ「AQUOS 4T-GS1シリーズ」がオリジナルの映像を生かした処理をしていたのに対して、レグザ「X9900Nシリーズ」は感覚的に「見やすい」「キレイ」と思わせる補正が印象的です。

方向性は違いますが、どちらが優れているというわけではなく、最後は好みで選んでOK。

レグザ「X9900Nシリーズ」の補正のスゴさを体感できるのが、地デジです。

解像度がフルHD以下でエンコードの質が低い地デジは配信に比べると低画質ですが、レグザ「X9900Nシリーズ」はノイズリダクションがしっかり効いていて、人肌も健康的に。

補正を強くするとつくりもののようになりがちですが、不自然さはありません。また、コントラストが低い映像でも人物が立体的に描写されたのもポイント。

全録で積極的に地デジを楽しみたい人にとって、このうえない機能でしょう。

映像や視聴環境に応じてモードを調整する「おまかせAI」の優秀さも特筆もの。配信映画(SDR・HDR)・アニメ・YouTube・Ultra HD BDなどの、内容を認識して見栄えのいい映像になります。

また、Netflixなどのドルビービジョンに対応した作品向けに、明るい部屋での視聴をサポートしてくれる「リビング」モードがあるのも貴重です。これに加えて、詳細な映像補正ができるのもレグザ「X9900Nシリーズ」の強み。

自分好みの映像にこだわりたい人にもレグザ「X9900Nシリーズ」がおすすめです。

一方で、音質に関しては全体的に高域寄りで、中低音域の厚みが希薄なのが気になります。立体音響はあまり効果的ではなく、「おまかせAI」も映像ほどの効果は感じられませんでした。

全録の「タイムシフトマシン」の存在感もまだ大きく、レグザ「X9900Nシリーズ」を選ぶ理由のひとつ。配信との融合も進んでおり、さらに映像を楽しむための環境が整いました。

122.3cm(スタンド含む)
奥行
26.5cm(スタンド含む)
高さ
77.0cm(スタンド含む)
重量
24.5kg(約)
チューナー
地上デジタル×9、BS/110度CS 4K×2、BS/110度CSデジタル×3
OS
独自OS
サイズ展開
55V、65V
年間消費電力量(55V)
252kWh
型番
55X9900N

A評価【3位】パナソニック「VIERA Z95Aシリーズ」

最新パナは「Fire TV」で操作性UP!

4Kテレビのおすすめランキング3位は、A評価のパナソニック「VIERA Z95Aシリーズ」​。音質BESTに選ばれました。

映像面の進化に乏しくとも、操作性の向上に全力を注いだのが2024年のパナソニック。アマゾンの「Fire TV」を搭載してきました!

実際に使ってみると操作性もよく、独自OSからの乗り換えは大成功といえます。

素の「Fire TV」をそのまま使うのではなく、ホーム画面にテレビのチャンネルを「ライブ」として同列に並べたところに、パナソニックの思い描く未来のテレビ像が見えているのではないでしょうか。

放送のサムネイルが表示されないなど未完成の部分は気になりますが、Google TVを牽制するには十分なインパクトでした。

AV評論家の本田雅一さんが感心していたのが、Netflix専用の「Netflixアダプティブ画質モード」です。

パナソニック「VIERA Z95Aシリーズ」は原画に忠実な補正をするため、明るめのリビングを想定した環境では上位2製品に比べて各モードの調整が物足りなく感じがち。

一方で、暗い部屋であれば「Netflixアダプティブ画質モード」のほうが、純粋に映像を楽しむことができます。

Netflix以外の配信作品には、こちらも暗い部屋でオリジナルの映像を忠実に再現できる「フィルムメーカー モード」を用意。パナソニック「VIERA Z95Aシリーズ」は映像マニア向けなんです。

そして、パナソニック「VIERA Z95Aシリーズ」が文句なしのトップ評価だったのが音質です。

特に「Space Tune調整」を行ったあとは、セリフの明瞭さ、音の立体感ともに本田さんも好評価。後方まで音に包まれる……とまではいきませんが、テレビのスピーカーでここまで聞こえれば大抵の人は満足できます。

ゲームモードの充実ぶりは、注目したいポイント。表示の反応もよく、PS5などを接続して遊ぶのにも不足ありません。

価格も約36万円(検証時)と、値引きがないことを考えてもリーズナブルで、コスパ面でも優秀な一台です。

122.7cm(約、スタンド含む)
奥行
34.8cm(約、スタンド含む)
高さ
79.2cm(約、スタンド含む)
重量
25.5kg(約)
チューナー
地上デジタル×3、BS/110度CSデジタル×3、BS/110度CS 4K×2
OS
Fire TV
サイズ展開
55V、65V
年間消費電力量(55V)
192kWh
型番
TV-55Z95A

AV機器10万円クラスの50V型以下4Kテレビのおすすめ

4Kテレビは50V型を切ると、一気に製品数が減ってしまいます。しかし、その中でも見るべき物は少なくありません。AV評論家の本田雅一さんと検証し、一定レベルに達しているとわかったおすすめ製品を紹介します。

A評価【1位】KEIYO「NewBridge OBN-50TUD1」

価格以上の階調表現を達成したKEIYO

安い4Kテレビのおすすめランキング1位でベストバイは、A評価のKEIYO「NewBridge OBN-50TUD1」です。

雑誌『家電批評』の過去検証で高評価だった格安テレビの定番、ハイセンスを上回る結果となりました。

高評価の決め手は、やはり画質。AV評論家の本田雅一さんは「元の画質を一定レベルで再現している」と評価。編集部も初めてこのテレビを見た時、解像度の高さと画面の華やかさに驚かされ、ひと目で悪くないテレビだと感じました(ただし、地上波の画質は少し鮮やかすぎるかもしれませんが)。

音質は低域をほとんど感じられないものの、聞きづらさはありません。音の広がりはそこそこで、正面から一人でテレビを見ている分には気になりにくいです。

ただし、機能性・操作性では相対的には高評価ではあるものの、少し気になる点がありました。リモコンは操作時に多少のカクツキが見られますし、ゲームモードでも微妙に遅延があります。

一方で「Google TV」を搭載している点は高評価。また、音声アシスタント機能は優秀で、使い勝手は良さそうです。

さらに、画質・音質ともに細かく調整ができるのは見事。特にスピーカーのイコライザーまで搭載しているのは驚きました。

今回の評価には含めていませんが、Web上で反応速度やコントラストまで細かく公表しているのも好印象でした。製品購入前に詳細なスペックを見て検討できます。

ハイセンスやフナイと比べてメジャーな企業とはいえず、店頭展示も少ないため、不安も残るネット購入がメインとなる分、ここまでしっかりと情報発信をしてくれるのは安心です。

必要十分なレベルの機能性と価格以上の画質を兼ね備えたKEIYO。格安モデルでも、画質にしっかりこだわりたいという人におすすめです。

※本機種は4K対応パネルですが、4Kチューナーは内蔵していません。

商品カードを編集から[おすすめ/がっかりの編集]ボタンをクリックすると編集できます。

111.8cm(約)(スタンド含む)
奥行
27.4cm(約)(スタンド含む)
高さ
70.8cm(約)(スタンド含む)
重量
9kg
チューナー
地上デジタル✕2、BS/CSデジタル✕2、4Kチューナーは非搭載
OS
Google TV
サイズ展開
50V
スピーカー
2個
年間消費電力量
154kWh(50v)
型番
OBN-50TUD1
型番
OBN-50TUD1

A評価【2位】ハイセンス「43A6K」

テレビおすすめ ハイセンス 43A6K イメージ1
  • ハイセンス43A6K
  • 検証時価格: ¥69,800

ド定番のハイコスパメーカーは盤石の結果!オートで十分良好な画質でした

安い4Kテレビのおすすめランキング2位は、A評価のハイセンス(Hisense)「43A6K」でした。

惜しくも2位に留まりましたが、音質や機能性などを含めた総合力ではベストバイのKEIYOに引けを取りません。特にゲームモードは低遅延で、FPSでも快適にプレイできました。3840×2160の高解像で、60p出力のPCゲームにも対応します。

一方で気になったのはOS。今回、高評価モデルがこぞって「Google TV」を搭載する中、ハイセンスは独自OSです。また、主要サービスは搭載しているものの、自分の好きなタイミングでサービスを追加できないのは少し残念です。

画質は悪くないものの、地上波画質で点数を落としました。ただし、UHD BDなど元々の画質の素性がいいと、十分視聴に耐えうる画質になります。

価格は比較対象と比べると少し高め。しかし、店頭販売が中心のモデルなので、掲載価格より安く買えることもありそう。気になったら店舗で要チェックです!

96.3cm(約、スタンド含む)
奥行
22.1cm(約、スタンド含む)
高さ
60.6cm(約、スタンド含む)
重量
7kg
チューナー
地上デジタル✕2、BS/CS4K✕2、BS/CSデジタル✕2
OS
VIDAA
サイズ展開
43V、50V、55V、65V、75V
スピーカー
2個
年間消費電力量
98kWh(43v)

B評価【3位】フナイ「FL-43UF360」

Fire TV内臓はうれしいものの画質の調整がなかなか面倒です

安い4Kテレビのおすすめランキング3位は、フナイ(FUNAI)「FL-43UF360」でした。

当時の検証で唯一の「Fire TV」内蔵モデル。ネット機能周りはほとんど不満はないものの、ドルビービジョン非対応は気になります。Netflixなどでドルビービジョン対応映画をよく見るのであれば要注意。

肝心の画質ですが、視聴コンテンツによって画質モードのこまめな変更を行わないと階調が失われるなど違和感が生まれてしまいます。

ちなみに配信コンテンツにおける高輝度部分の表現力は、明るさ不足が原因でイマイチ。ただし、全体的には違和感の少ないバランス良い表現ができていました。

操作性ですが、リモコンの使い勝手は好みが分かれそう。コンパクトで使いやすいですが、画質・音質の調整ができる設定ボタンがなくホームボタン長押しが必要だったり、YouTubeボタンがないのも残念です。

96.9cm(約、スタンド含む)
奥行
22.9cm(約、スタンド含む)
高さ
61.6cm(約、スタンド含む)
重量
8.4kg
チューナー
地上デジタル✕2、BS/CS4K✕2、BS/CSデジタル✕2
OS
Fire TV
サイズ展開
43V、50V、55V
スピーカー
2個
年間消費電力量
169kWh(43v)

AV機器格安の32V型テレビのおすすめ

個人向けにぴったりな格安の32V型テレビのおすすめ3製品を紹介します。

A+評価【1位】ハイセンス「FHD/HD 液晶テレビ 32A4N」

音質が良く色鮮やか!一人暮らしにはハイセンスが最強!

32型テレビのおすすめランキング1位でベストバイを獲得したのは、A評価のハイセンス「FHD/HD 液晶テレビ 32A4N」でした。

階調表現にやや甘さはあるものの、低価格帯のFHDではトップクラスの画質。

動きの激しい動画をきちんと表現できている点も高評価でした。

また、内蔵スピーカーも優秀で、低音域の量感は大型のテレビと比べても遜色のない出来です。

さらに豊富なネット動画、低遅延ゲームモードなど、機能も充実しています。

外付けHDDによる録画機能も便利で、コスパのいいお買い得な一台としておすすめです。

商品カードを編集から[おすすめ/がっかりの編集]ボタンをクリックすると編集できます。

B評価【2位】TCL「32S5400」

多くの動画配信に対応!リモコン操作も快適です

32型テレビのおすすめランキング2位は、B評価のTCL「32S5400」でした。

しっかりと解像感がある映像はプロも高評価でしたが、バックライトにややムラがあり、青空がまだらに見えるような場面があったのは惜しいポイント。

色味はやや赤が目立ちます。

色調整は可能なので、映像を自分で調整できる人にはおすすめです。

716mm
奥行
180mm
高さ
468mm
重量
3.5kg(スタンド含む)
チューナー
地上デジタル×2、BS・110度CSデジタル×2
型番
32S5400

AV機器チューナーレステレビのおすすめ

地上波は視聴できないものの、コスパに優れたチューナーレステレビのおすすめモデルを紹介します。

A評価【1位】SKYWORTH「SKYWORTH Smart TV」

巧みなチューニングであらゆる映像を自然に映し出す

オウガ・ジャパン(OPPO)が国内販売を手がけるチューナーレステレビ「SKYWORTH Smart TV」はMini LED &量子ドットの性能を十分に発揮。チューニングが巧みで、映画・配信・BD・YouTubeと、さまざまなコンテンツで高水準な画づくりを実現しています。

特徴は、明るい部分はしっかり明るく、暗部は黒が引き締まりつつも階調を失わないコントラスト感のある画調。高いパネル性能をフル活用した設計で、暗いシーンでも潰れず、かといってノイジーにもならない。まさに“今の時代のテレビらしい絵づくり”が光っていました。視野角も悪くないので、複数人の視聴にも使えそうです。

一点だけ惜しかったのが「赤の出方」です。純色系の赤がやや強めに出てしまい、特にYouTubeの一部コンテンツなどでテールランプなどが“ギラッ”と目立つ場面も。ただし全体の色味のバランスは良好で、調整次第で気にならなくなる範囲です。

音質は「一般的なテレビスピーカー相当」で、可もなく不可もない程度。定位感はある程度ありつつ、広がりや奥行きはやや控えめです。外部スピーカーやサウンドバーとの組み合わせでカバーしましょう。

アプリを自由に追加できる「Google TV」を搭載し「Googleアシスタント」にも対応。付属のリモコンに話しかけて手軽に音声操作や検索ができて便利です。

リモコンはダイレクトボタンを3つ(Netflix、Amazon Prime Video、YouTube)と自分で設定可能なボタンをひとつ搭載。チューナー搭載テレビのリモコンに慣れてしまうとやや物足りなさはありますが、一般的なチューナーレステレビよりも充実度は高いです。

総合すると、チューナーレステレビとしては最上位クラスの完成度で、高い画質を楽しめます。55V型だと約12万円で同型のチューナー搭載テレビの型落ちと肩を並べてきますが、画面の明るさや華やかさでは一般的な液晶テレビよりも上回る可能性は十分にあります。チューナーレステレビの画質に不満を感じていた人は、ぜひ検討してみてください。

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A評価【2位】シャオミ「Xiaomi TV S Mini LED 55」

価格と画質にこだわるのであればベスト!

シャオミのMini LED モデルも高評価になりました。特に優れていたのは音質。映画向けテレビと言ってもいいほどしっかりとした低域を感じられるので、臨場感が大切なアクション映画でもしっかり楽しめます。AV評論家の野村ケンジさんも「音質については、今回試した3台のなかで圧倒的に良かった」と高評価

また、画質についてもSKYWORTHよりは劣るものの、全体的にパワフルな明るさ表現が印象的。担当編集も視聴していて、まるで映画館で見るような強烈な映像だと感じました。ただ、多少ビビットすぎるので、バックライトを好みに応じて下げるなどの調整が必要でしょう。

欠点は暗部表現。下位モデルの「A Pro」と大きな差が感じられず、大雑把な表現に感じられました。薄暗い映像がぼやけているので、暗い映像が多めの動画などを視聴する際は要注意です。

とはいえ、55V型で8万円台とチューナー搭載テレビでは考えられないような価格で「10万円台に十分対抗し得る画質」(野村さん)を実現した逸品。コスパを重視しつつ映画も楽しみたい人におすすめです。

1226mm
高さ
716mm
奥行
311mm
重量
12.8kg(約)
OS
Google TV
サイズ展開
55V、65V、75V
パネル
QD-Mini LED
リフレッシュレート
144Hz
型番
ELA5664GL

B評価【3位】シャオミ「Xiaomi TV A Pro 43 2025」

  • シャオミXiaomi TV A Pro 43 2025
  • 検証時価格: ¥39,800

コスパを最重視するならこれがベストかも

 

色味も比較的ナチュラルで、緑や青にクセがなく、赤もやや強めながらバランスのとれた仕上がり。鮮明で見やすい映像は、ニュースやYouTube、バラエティなどのカジュアルな視聴に適しています。

一方で、黒の沈み込みや中間階調の表現には甘さがあり、暗い映像では立体感や深みが出にくい場面も。他の2機種との差が最も感じられたのがこの“暗部の描写力”でした。

とはいえ、画面サイズが43インチで約4万円、65インチでも約9万円という価格を考えれば十分に納得のクオリティ。「価格重視で楽しい映像を見たい!」という人におすすめしたい、バランス型の1台です

957.4mm
高さ
597.8mm
奥行
209.1mm
重量
6.1kg
OS
Google TV
サイズ展開
43V、55V、65V、75V
パネル
4K QLED
リフレッシュレート
60Hz

AV機器コラム:テレビの疑問を解決!

テレビは決して安い買い物ではありません。「なにを買えばいいのか不安」という方も多いのでは。最後に、テレビに関する疑問を解決します。

Q.みんな高画質って言うけど、結局どれの画質がいいの?

A.有機ELか量子ドットMiniLEDテレビのハイエンドモデルが一番優れた画質だと言われています
基本的にそれ以外の価格帯のテレビは「(この価格にしては)高画質」という意味だと考えるといいでしょう。
また、現代のテレビにおける「画質の良さ」は大別すると2種類に分かれています。
「元々の画質があまり良くない映像(地上波放送やYouTubeのそこまでキレイではない映像)」を補正して、美しく映し出すアップコンバート機能。
一方は「元々の画質が優れている映像(NetflixやAmazon Prime Videoなどの高品質映像)」を、作り手の意図通りに映し出す機能。
ハイエンドモデルのテレビは両方とも優れていますが、それでもどちらかといえばどっちの方が得意……というのはあります。特に、20万円を超えるレベルのテレビの購入を検討しているのであれば、どちらを優先させたいかを考えてから選ぶといいでしょう。

Q.そもそもテレビを買うべきなのはどういう人?

A.手軽に大画面で映像を楽しみたい人は、誰でもテレビを買うべきです。
そもそも現在では「Netflix」や「Amazon Priime Video」など、様々なジャンルで高品質な映像が配信されていますが「小さな画面で見にくい」「そもそも準備が面倒で、億劫になり最近は見ていない」なんてことも少なくありません。
その点テレビは、電源さえ接続すれば地上波からYouTube、NetFlixまでリモコンひとつですぐ視聴可能。しかもメジャーなメーカーのテレビには作りこまれた映像エンジンを搭載しているので、一般的なスマホで見る映像よりも格段に優れた映像を楽しめます。
近年「地上波離れ」が叫ばれていますが、現在のテレビは「地上波を見るもの」というより「あらゆる映像コンテンツを、気軽かつ高品質で視聴できるデバイス」になっているんです。最近流行りつつあるプロジェクターでも、手軽さという面ではテレビに劣ってしまいます。

Q.「Google TV」ってそもそもなんなの?

A.Googleが提供するテレビのOSのことです。
そもそも、最近の4Kテレビは何かしらのOSが入っていることがほとんど。それで「Netflix」や「Amazon Prime Video」などのネット配信サービスを手軽に視聴できるのですが、その中でも「Google TV」は、自分でプレイストアの「Google Play」から手軽にアプリを追加できるんです。

Q.サウンドバーは必要?

A.配信の映画を視聴するなら、ぜひ買うべきです。
そもそも近年のテレビは、薄型化の影響もあり音質面では物足りないことも少なくありません。その点サウンドバーは、3万円未満でも一定上の迫力とサラウンド感を担保してくれます。「20万円台後半のテレビより、2万円台のサウンドバーの方が音質に優れている」なんて声もありますから、テレビを長く使うなら買って損はないでしょう。
さらに最近のサウンドバーのほとんどは、Bluetooth接続でスピーカーとしても使えるので、一挙両得です。
「家電批評」が選んだ、サウンドバーのおすすめはこちらです。

Q.テレビの買い時っていつ?

A.モデルチェンジのタイミングに近い1〜3月ごろが狙い目です。
ただし、モデルチェンジに伴い旧機種の販売をやめてしまうメーカーもあるので、注意しましょう。シャープやLGはモデルチェンジ後も旧機種が販売されていることが多いので、値段にこだわるなら狙い目です。

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