【いきなり結論】タイプ別プロジェクターのベストバイまとめ
「とにかくプロジェクターのおすすめを知りたい!」という人のために、いきなりベストバイを紹介します。
4Kモデルは標準以上の画質を求める人向け、超単焦点モデルは自宅のレイアウトに制限がある人向け、小型モデルやモバイルモデルはプロジェクター初心者向けです。
【4Kモデル】Dangbei「DBOX02(Mars Pro 2)」
- DangbeiDBOX02(Mars Pro 2)
- 最安価格: ¥174,899〜
- 幅
- 236.5mm
- 奥行
- 201.5mm
- 高さ
- 167mm
- 重量
- 3.98kg
- 輝度
- 2450ISOルーメン
- 光源
- ALPDレーザー
- 解像度
- 4K(3840×2160)
- 投射サイズ
- 最大200インチ
- スピーカー出力
- 12W✕2
- 発売
- 2024年6月
- 型番
- DBOX02
【超短焦点モデル】Aladdin X「Aladdin Marca Max」
- Aladdin XAladdin Marca Max
- 最安価格: ¥322,830〜
- 幅
- 51.0cm
- 奥行
- 27.0cm
- 高さ
- 14.4cm
- フォーカス
- オート
- 消費電力
- 180W(最大)
- 方式
- DLP
- 光源
- レーザー
- 輝度
- 2500 ANSI lm
- スピーカー
- 20W×4
- 型番
- ALADDIN MARCA MAX
【小型モデル】BenQ「GV50」
- ベンキューGV50
- 最安価格: ¥99,840〜
- 幅
- 130mm
- 奥行
- 191.4mm
- 高さ
- 211.2mm
- 重量
- 2.1kg
- 機能
- 500ANSIルーメン、最大120インチ
- スピーカー
- 4W×2+10W サブウーファー
- バッテリー再生
- 2.5時間
- 解像度
- FHD
- 光源
- レーザー
- 型番
- GV50-JP
【モバイルモデル】ミラアーク「CINEMAGE mini」
- ミラアークCINEMAGE mini
- 最安価格: ¥44,000〜
- 幅
- 72mm
- 奥行
- 72mm
- 高さ
- 106mm
- 重量
- 390g
- 解像度
- 854×480
- 輝度
- 120ANSIルーメン
- 投影サイズ
- 180インチ(4.7m)(最大)
- 型番
- CINEMAGE MINI スカイブルー
プロジェクターの魅力
大迫力の映像を気軽に楽しめる!
そもそもプロジェクターとは、壁やスクリーンに映像を投影して楽しむAV機器。昔は高額な印象が強かったジャンルですが、最近ではAnker(Nebura)やBenQなど、2万円〜5万円で購入できる小型製品も増えています。
また「テレビを置くスペースがない一人暮らしの方」「子供と一緒に大画面で映画を楽しみたいファミリー」はもちろんのこと、映画館のような非日常感を手軽に楽しみたい人にもおすすめです。
一般的な50-60インチのテレビでは得られない迫力と没入感が味わえます。
さらに、ほとんどの現行品はOSを搭載していて、Amazon Prime VideoやNetflix、YouTubeなどの配信サービスを手軽に視聴可能。「地上波を見ないけど、配信サービスは楽しみたい」という人の新たな選択肢としても魅力的なんです。
プロジェクターの選び方
「輝度」と「投影距離」、「解像度」、「機能」の4点を基準に選びましょう。これらはどの製品のページにも基本的に記載されているので、チェックは簡単。では、ひとつずつ見ていきます。
選び方1:輝度
プロジェクターの「輝度(きど)」とは、映像の明るさを表すもので一番重要な要素。明るさの単位には「ANSIルーメン」や「ルーメン」が使われ、数値が大きいほど映像も明るく映ります。
昔のプロジェクターは、部屋を真っ暗にしないとほとんど映像が見えませんでしたが、最近のモデルは性能がアップしていて、昼間でもしっかり楽しめる製品が増えてきました。
ただし、明るい部屋で使うにはある程度の輝度がやっぱり必要です。日中のリビングなど明るい場所で使うなら最低でも1000ANSIルーメン以上、快適に視聴したいなら2000ANSIルーメン以上の明るさを持つモデルがおすすめです。
選び方2:投影距離
投影距離とは、プロジェクター本体と映像を映す壁やスクリーンとの距離のことです。一般的なプロジェクター(標準焦点モデル)の場合、100インチの大画面を映すにはおよそ2.5〜3mほどのスペースが必要になります。
一方で「短焦点プロジェクター」なら、約0.8〜1.5mの距離で大画面を投影可能。さらに「超短焦点プロジェクター」であれば、壁からわずか10〜50cm程度でも大画面を楽しむことができます。
自宅のどこで使うか、どれくらいのスペースを確保できるかを考えながら、自分に合った投影距離のプロジェクターを選ぶのがポイントになります。
選び方3:解像度
解像度とは、画面内の画素の細かさを示す指標のこと。数値が高ければ精細な画面に、数値が低いと粗い映像になってしまいます。「dpi」という単位で記載しますが、基本的にはいくつかの規格によって分類されます。有名なものだと「フルHD(1920×1080)」「4K(3840×2160)」などがあります。画質にこだわるなら、4Kの製品を選びたいところ。
プロジェクターにおいては、記載されている規格によってどれくらい精細に画面を映し出すかがわかるので、必ずチェックしましょう。
選び方4:機能
最近のプロジェクターは多機能化が進んでいます。どの機能が必要かどうか、取捨選択を考えましょう。特に重要な機能は2つです。
一つ目は「Google TV」or「Android TV」。これが搭載されていれば、ほとんどの配信サービスが楽しめるだけでなく、自由にサービスを追加できます。中長期的に使うのなら絶対に欲しい機能と言えるでしょう。
2つ目は「自動台形補正」機能。映像を壁に映し出した際、キレイな長方形に映るとは限りません(むしろ映らない方がほとんど……)。だから映し出した後、自分で細かい調整が必要なんですが、この「自動台形補正」が搭載していれば、ボタン一押しするだけで、自動で調整してくれるんです(起動するだけで補正してくれる製品も!)。格安モデルでは搭載されていないことも多いので、要注意です。
3つ目は「スピーカー内蔵」の有無。一昔前のエプソンなど、スピーカーを搭載していないモデルも実はあるんです。しっかりチェックしましょう。
ここからは、雑誌『家電批評』と『MONOQLO』が、オーディオ&ビジュアルのプロとともに人気モデルを実際に集めてテストし、選び抜いたおすすめプロジェクターをタイプ別に紹介します。
一番最初に取り上げる4Kプロジェクターは、本格的なプロジェクターにチャレンジしてみたい人におすすめ。一方でプロジェクター初心者の人には小型プロジェクターがおすすめです。キャンプなど屋外での使用も考えている人は、持ち歩きに便利なモバイルプロジェクターもいいでしょう。
自分に合ったプロジェクターのランキングをチェックしてみてください!
4Kプロジェクターのおすすめモデル
30万円以下の4Kプロジェクターは、高い解像感と鮮やかさを実現。音質も総じて好評で不満も少ないです。自宅で映画をよく見る人や、大画面を楽しみたいけどテレビは高すぎる……という人におすすめ。
雑誌『家電批評』で、オーディオ&ビジュアルライターの野村ケンジさんと徹底検証しました。ベスト3はこちらです。
【1位】Dangbei「DBOX02(Mars Pro 2)」
- DangbeiDBOX02(Mars Pro 2)
- 最安価格: ¥174,899〜
- おすすめポイント
-
- フレッシュで質の良い映像
- サラウンド感のある音質
- 台形補正が優秀
- 「Google TV」を搭載
- がっかりポイント
-
- アクション映画には迫力が物足りないかも
- 幅
- 236.5mm
- 奥行
- 201.5mm
- 高さ
- 167mm
- 重量
- 3.98kg
- 輝度
- 2450ISOルーメン
- 光源
- ALPDレーザー
- 解像度
- 4K(3840×2160)
- 投射サイズ
- 最大200インチ
- スピーカー出力
- 12W✕2
- 発売
- 2024年6月
- 型番
- DBOX02
【2位】XGIMI「HORIZON Ultra」
- XGIMIHORIZON Ultra
- 最安価格: ¥188,000〜
- おすすめポイント
-
- 解像感も色のりも良い映像
- 自動補正が搭載
- 「Android TV」を搭載
- リモコンでサクサク動く
- がっかりポイント
-
- 少し彩度が強すぎるかも
- 定位感がやや曖昧
- 幅
- 265mm
- 奥行
- 224mm
- 高さ
- 170mm
- 重量
- 5.2kg
- 輝度
- 2300ISOルーメン
- 光源
- LED+レーザー
- 解像度
- 4K(3840×2160)
- 投射サイズ
- 最大200インチ
- OS
- Android TV 11.0
- スピーカー出力
- 12W✕2
- 型番
- HORIZON ULTRA
【3位】BenQ「X300G」
- ベンキューX300G
- 最安価格: ¥219,800〜
- おすすめポイント
-
- 影の部分が明るめ
- 色彩を自然に再現
- 映像を細かく調整可能
- がっかりポイント
-
- 値段の割に明るさが物足りない
- 幅
- 212mm
- 奥行
- 194.8mm
- 高さ
- 180.9mm
- 重量
- 3kg
- 輝度
- 2000ANSIルーメン
- 光源
- LED
- 解像度
- 4K(3840×2160)
- 投射サイズ
- 最大120インチ
- スピーカー出力
- 8W✕2
以上、4Kプロジェクターのおすすめベスト3でした。ランキングの詳細は、下記の記事をご覧ください。
4K超短焦点プロジェクターのおすすめモデル
4K超単焦点プロジェクターは、狭い部屋でも壁際に置いて、80〜150インチの映像を楽しめる製品。ハイエンドモデルが多く、値段面では冒険が必要ですが、不満が限りなく少ない映像体験を満喫できます。
雑誌『家電批評』で、オーディオ&ビジュアル評論家の本田雅一さんと4Kモデルを徹底検証しました。ベスト3はこちらです。
【1位】Aladdin X「Aladdin Marca Max」
- Aladdin XAladdin Marca Max
- 最安価格: ¥322,830〜
- おすすめポイント
-
- コンパクトかつ優秀な画質
- 自動台形補正など高機能
- がっかりポイント
-
- 高額で購入には勇気が必要
- 幅
- 51.0cm
- 奥行
- 27.0cm
- 高さ
- 14.4cm
- フォーカス
- オート
- 消費電力
- 180W(最大)
- 方式
- DLP
- 光源
- レーザー
- 輝度
- 2500 ANSI lm
- スピーカー
- 20W×4
- 型番
- ALADDIN MARCA MAX
【2位】エプソン「dreamio EH-LS650」
- エプソンdreamio EH-LS650
- 最安価格: ¥300,000〜
- おすすめポイント
-
- 高品位な映像体験
- コンパクトで設置しやすい
- がっかりポイント
-
- アプリの追加が不自由
- 幅
- 46.7cm
- 奥行
- 40.0cm
- 高さ
- 13.3cm
- フォーカス
- マニュアル
- 消費電力
- 278W(最大)
- 方式
- 3LCD
- 光源
- レーザー
- 輝度
- 3600 ANSI lm
- スピーカー
- 5W×2+10W×1
- 型番
- EH-LS650B
【3位】エプソン「dreamio EH-LS800」
- エプソンdreamio EH-LS800
- 最安価格: ¥378,000〜
- おすすめポイント
-
- 優れた暗部の再現性
- 十分な音質
- がっかりポイント
-
- 横幅が大きく重たい
- 幅
- 69.5cm
- 奥行
- 34.1cm
- 高さ
- 14.5cm
- フォーカス
- マニュアル
- 消費電力
- 350W(最大)
- 方式
- 3LCD
- 光源
- レーザー方式
- 輝度
- 4000 ANSI lm
- スピーカー
- 5W×2+10W×1
- 型番
- EH-LS800B
以上、超短焦点4Kプロジェクターのおすすめベスト3でした。ランキングの詳細は、下記の記事をご覧ください。
小型プロジェクターのおすすめモデル
近年プロジェクターは小型化が進み、一人でも手軽に持ち運べるモデルが増えています。
雑誌『家電批評』で、オーディオ&ビジュアルライターの野村ケンジさんと、天井投影が可能なフルHDのモデルを徹底検証しました。ベスト3はこちらです。
【1位】BenQ「GV50」
- ベンキューGV50
- 最安価格: ¥99,840〜
- おすすめポイント
-
- 画質・音質がよくて鮮やかな映像を楽しめる
- 好きな角度で投影できて天井投影もしやすい
- がっかりポイント
-
- 他の製品と比べると飛び抜けて高価格
- 幅
- 130mm
- 奥行
- 191.4mm
- 高さ
- 211.2mm
- 重量
- 2.1kg
- 機能
- 500ANSIルーメン、最大120インチ
- スピーカー
- 4W×2+10W サブウーファー
- バッテリー再生
- 2.5時間
- 解像度
- FHD
- 光源
- レーザー
- 型番
- GV50-JP
【2位】ダンベイ「Dangbei N2」
- ダンベイDangbei N2 &専用スタンド
- 最安価格: ¥33,973〜
- おすすめポイント
-
- 爽やかで見ていて疲れない映像
- 広がりは弱いがかなりの音質
- オリジナルOSでUIがわかりやすい
- がっかりポイント
-
- ジンバルスタンドの後付け感が強い
- 設定変更時には再生が中断される
- 幅
- 130mm
- 奥行
- 197mm
- 高さ
- 207mm
- 重量
- 2.2kg
- 機能
- 400ISOルーメン、最大120インチ
- 型番
- DANGBEI N2 & STAND BUNDLE
【3位】XGIMI「MoGo 3 Pro」
- XGIMIMoGo 3 Pro
- 最安価格: ¥70,446〜
- おすすめポイント
-
- 好きな角度で投映できる
- 精細感のある派手目な映像
- コンパクトで持ち運びに最適
- 自動補正機能が優秀
- がっかりポイント
-
- 映画向けに特化はしていない
- 幅
- 95mm
- 奥行
- 95mm
- 高さ
- 204.9mm
- 重量
- 1.1kg
- 機能
- 450ISOルーメン、 最大200インチ
- 型番
- JP-MoGo3Pro
以上、小型プロジェクターのおすすめベスト3でした。ランキングの詳細は、下記の記事をご覧ください。
モバイルプロジェクターのおすすめモデル
持ち歩きに便利なモバイルプロジェクターは「初めてのプロジェクター」体験にはおすすめです。
雑誌『MONOQLO』で、オーディオ&ビジュアルライターの野村ケンジさんと手が出しやすい5万円以下のモデルを徹底検証しました。ベスト3はこちらです。
【1位】CINEMAGE「CINEMAGE mini」
- ミラアークCINEMAGE mini
- 最安価格: ¥44,000〜
- おすすめポイント
-
- 暗いシーンでも見やすい
- 明るい室内でも使用可能
- モバイルバッテリーとしても使える
- がっかりポイント
-
- 高額製品と比べると解像度に物足りなさも
- 幅
- 72mm
- 奥行
- 72mm
- 高さ
- 106mm
- 重量
- 390g
- 解像度
- 854×480
- 輝度
- 120ANSIルーメン
- 投影サイズ
- 180インチ(4.7m)(最大)
- 型番
- CINEMAGE MINI スカイブルー
【2位】アンカー「Nebula Capsule Pro」
- アンカーNebula Capsule Pro
- 最安価格: ¥38,630〜
- おすすめポイント
-
- 定番メーカーで使い勝手も良好
- シャープで素直な映像
- Bluetoothスピーカーとしても使用可能
- がっかりポイント
-
- 投影角度に注意が必要
- 直径
- 68mm(約)
- 高さ
- 120mm(約)
- 重量
- 470g(約)
- 画面解像度
- 854×480画素
- 輝度
- 150ANSIルーメン
- ランプ寿命
- 30000時間(約)
- 型番
- D4111
【3位】アンカー「Nebula Astro 」
- アンカーNebula Astro
- 最安価格: ¥34,780〜
- おすすめポイント
-
- ソフトで優しい映像
- 前に人が来ると投影を止めてくれる
- 丸い本体で子どもも扱いやすい
- がっかりポイント
-
- 映像はややぼやけ気味
- 幅
- 91.2mm
- 奥行
- 89.2mm
- 高さ
- 91.2mm
- 重量
- 380g(約)
- 画面解像度
- 854×480画素
- 明るさ
- 100ANSIルーメン
- ランプ寿命
- 30,000時間(約)
- OS
- Android 7.1
- 型番
- D2400
以上、モバイルプロジェクターのおすすめベスト3でした。ランキングの詳細は、下記の記事をご覧ください。
コラム:プロジェクターの疑問を解決!
ここまで紹介してきましたが、プロジェクターは決して安い買い物ではありません。購入に不安に感じる方も多いのでは。最後に、プロジェクターに関する疑問を解決します!
壁紙に凹凸があったり、色がついていても使えますか?
投影すること自体は可能ですが、画質を最大限に楽しむなら白い平らな壁か、専用のスクリーンがおすすめです。
壁紙に凹凸があると、映像が少し歪んだり、細かい文字が読みにくくなったりすることも少なくありません。また、ベージュやグレーなど色付きの壁紙の場合、映像全体にその色が乗ってしまい、本来の色味とは異なって見えてしまうことも。
最近では、壁紙の色に合わせて映像の色を自動補正してくれる「壁色調整モード」を搭載した機種もありますが、より綺麗に観たい場合はプロジェクタースクリーンの使用を検討しましょう。
ランプの寿命はどのくらいですか? 交換は必要?
そもそも、プロジェクターの光源には主に「水銀ランプ」と「LED・レーザー」の2種類があります。
LED・レーザーは、現在の家庭用モデルの主流です。寿命が約2万〜3万時間と非常に長く、毎日4時間使っても10年以上持つ計算になります。そのため、本体の寿命が来るまでランプ交換の心配はほぼありません。
水銀ランプは、従来型の光源で、数千時間で寿命を迎えるため定期的な交換が必要です。
これから購入するなら、長寿命で手間のかからない「LED」または「レーザー」光源のモデルを選びましょう。
Q3:「ルーメン」と「ANSIルーメン」の違いはなんですか?
A:プロジェクターのスペック表記で混在して登場するこの2つの記載。実は明るさの測定基準が違うんです。
ルーメン(lm):主に光源自体の明るさを示す単位で、メーカーによって測定基準が異なる場合があります。
ANSIルーメン(ANSI lm):米国国家規格協会(ANSI)が定めた統一規格で、スクリーンに投影された映像の明るさを実際に測定した、より信頼性の高い数値です。
一部の安価な製品で「10000ルーメン」などと非常に高い数値が書かれていても、実際には「数百ANSIルーメン」程度しかない、というケースも。明るさを比較する際は、必ず「ANSIルーメン」で比べることが重要です。
テレビの代わりにプロジェクターを買うのはアリ?
はい、ライフスタイルによってはテレビ以上に満足できる選択肢になるはずです。
ただし、テレビとプロジェクターでは得意なこと・不得意なことがあります。以下のメリット・デメリットを視聴スタイルと照らし合わせて判断しましょう。
プロジェクターをテレビ代わりにするメリット
・圧倒的な大画面と没入感:100インチ超の大画面が手軽に実現でき、映画やライブ映像、ゲームの迫力はテレビの比ではありません。
・省スペースで部屋がスッキリ:使わない時は映像が消え、壁面がそのまま残るため、大きな黒い画面がなくなり部屋に圧迫感が出ません。
・設置場所の自由度:ポータブル型なら、リビングだけでなく寝室や書斎など、好きな場所に持ち運んで大画面を楽しめます。
知っておくべき注意点(デメリット)
・日中の明るい部屋では見えにくい:高輝度モデルが増えていますが、日差しが差し込む部屋で「ながら見」をするような使い方には、やはりテレビの方が向いています。
・地上波放送の視聴には工夫が必要:ほとんどのプロジェクターはテレビチューナーを内蔵していません。地上波を見るには、別途レコーダーなどのチューナー付き機器をHDMIで接続する必要があります。
・電源ON/OFFの手軽さ:テレビのように瞬時に点灯・消灯するわけではなく、起動に数秒〜十数秒かかる場合があります。
プロジェクターのスクリーンって必要?白壁で十分では?
あった方が絶対にキレイに視聴できます!
壁に穴や凸凹があると、せっかくいいプロジェクターを使っても映像が乱れてしまいます。白壁でないと、映像の色再現に影響が出ることも。「より良い映像を見るため」というよりも、「せっかくのプロジェクターの性能を100%発揮するため」にも、プロジェクタースクリーンは用意すべきでしょう。
雑誌『家電批評』とAV評論家の野村ケンジさんが選んだ、格安プロジェクタースクリーンのベストバイはこちらです!
- ニトリ遮光ロールスクリーン ドルフィンWH 180✕220(裏面)
- 最安価格: ¥7,990〜
- おすすめポイント
-
- 光を後ろに通さない
- 色の再現が忠実
- 黒の階調がしっかり出ている
- がっかりポイント
-
- 画面サイズが窓の大きさに左右
- 幅
- 1800mm
- 奥行
- 37mm
- 高さ
- 2200mm
- 重量
- 1.96kg(約)
- 対角線サイズ
- 80インチ相当
- タイプ
- 吊り下げ型
詳細は下記のプロジェクタースクリーンのおすすめランキングをご覧ください。
映画や動画配信サービスの視聴がメインならテレビよりおすすめ
夜間に映画や動画配信サービスをじっくり楽しむのがメインの方や、インテリア性を重視する方なら、プロジェクターはテレビの代わりとして十分活躍します。
一方で、日中に地上波のニュースやバラエティを頻繁に見たり、いつでも手軽に映像を楽しみたい人にはテレビの方が向いているでしょう。
プロジェクターの売れ筋ランキングもチェック!
プロジェクターのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。