AV機器【いきなり結論】タイプ別プロジェクターのベストバイまとめ

「とにかくプロジェクターのおすすめを知りたい!」という人のために、いきなりベストバイを紹介します。

4Kモデルは標準以上の画質を求める人向け、超単焦点モデルは自宅のレイアウトに制限がある人向け、小型モデルやモバイルモデルはプロジェクター初心者向けです。

A評価【4Kモデル】Dangbei「DBOX02(Mars Pro 2)」

236.5mm
奥行
201.5mm
高さ
167mm
重量
3.98kg
輝度
2450ISOルーメン
光源
ALPDレーザー
解像度
4K(3840×2160)
投射サイズ
最大200インチ
スピーカー出力
12W✕2
発売
2024年6月
型番
DBOX02

A評価【超短焦点モデル】Aladdin X「Aladdin Marca Max」

51.0cm
奥行
27.0cm
高さ
14.4cm
フォーカス
オート
消費電力
180W(最大)
方式
DLP
光源
レーザー
輝度
2500 ANSI lm
スピーカー
20W×4
型番
ALADDIN MARCA MAX

A評価【小型モデル】BenQ「GV50」

130mm
奥行
191.4mm
高さ
211.2mm
重量
2.1kg
機能
500ANSIルーメン、最大120インチ
スピーカー
4W×2+10W サブウーファー
バッテリー再生
2.5時間
解像度
FHD
光源
レーザー
型番
GV50-JP

A評価【モバイルモデル】ミラアーク「CINEMAGE mini」

72mm
奥行
72mm
高さ
106mm
重量
390g
解像度
854×480
輝度
120ANSIルーメン
投影サイズ
180インチ(4.7m)(最大)
型番
CINEMAGE MINI スカイブルー

AV機器プロジェクターの魅力

大迫力の映像を気軽に楽しめる!

大迫力の映像を気軽に楽しめる! プロジェクターのおすすめランキング。用途別に人気商品を徹底比較おすすめ イメージ

そもそもプロジェクターとは、壁やスクリーンに映像を投影して楽しむAV機器。昔は高額な印象が強かったジャンルですが、最近ではAnker(Nebura)やBenQなど、2万円〜5万円で購入できる小型製品も増えています。

また「テレビを置くスペースがない一人暮らしの方」「子供と一緒に大画面で映画を楽しみたいファミリー」はもちろんのこと、映画館のような非日常感を手軽に楽しみたい人にもおすすめです。

一般的な50-60インチのテレビでは得られない迫力と没入感が味わえます。

さらに、ほとんどの現行品はOSを搭載していて、Amazon Prime VideoやNetflix、YouTubeなどの配信サービスを手軽に視聴可能。「地上波を見ないけど、配信サービスは楽しみたい」という人の新たな選択肢としても魅力的なんです。

AV機器プロジェクターの選び方

「輝度」と「投影距離」、「解像度」、「機能」の4点を基準に選びましょう。これらはどの製品のページにも基本的に記載されているので、チェックは簡単。では、ひとつずつ見ていきます。

選び方1:輝度

選び方1:輝度 プロジェクターのおすすめランキング。用途別に人気商品を徹底比較おすすめ イメージ

プロジェクターの「輝度(きど)」とは、映像の明るさを表すもので一番重要な要素。明るさの単位には「ANSIルーメン」や「ルーメン」が使われ、数値が大きいほど映像も明るく映ります。

昔のプロジェクターは、部屋を真っ暗にしないとほとんど映像が見えませんでしたが、最近のモデルは性能がアップしていて、昼間でもしっかり楽しめる製品が増えてきました。

ただし、明るい部屋で使うにはある程度の輝度がやっぱり必要です。日中のリビングなど明るい場所で使うなら最低でも1000ANSIルーメン以上、快適に視聴したいなら2000ANSIルーメン以上の明るさを持つモデルがおすすめです。

選び方2:投影距離

選び方2:投影距離p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 14.7px Arial; -webkit-text-stroke: #000000}span.s1 {font-kerning: none} プロジェクターのおすすめランキング。用途別に人気商品を徹底比較おすすめ イメージ

投影距離とは、プロジェクター本体と映像を映す壁やスクリーンとの距離のことです。一般的なプロジェクター(標準焦点モデル)の場合、100インチの大画面を映すにはおよそ2.5〜3mほどのスペースが必要になります。

一方で「短焦点プロジェクター」なら、約0.8〜1.5mの距離で大画面を投影可能。さらに「超短焦点プロジェクター」であれば、壁からわずか10〜50cm程度でも大画面を楽しむことができます。

自宅のどこで使うか、どれくらいのスペースを確保できるかを考えながら、自分に合った投影距離のプロジェクターを選ぶのがポイントになります。

選び方3:解像度

選び方3:解像度 プロジェクターのおすすめランキング。用途別に人気商品を徹底比較おすすめ イメージ

解像度とは、画面内の画素の細かさを示す指標のこと。数値が高ければ精細な画面に、数値が低いと粗い映像になってしまいます。「dpi」という単位で記載しますが、基本的にはいくつかの規格によって分類されます。有名なものだと「フルHD(1920×1080)」「4K(3840×2160)」などがあります。画質にこだわるなら、4Kの製品を選びたいところ。

プロジェクターにおいては、記載されている規格によってどれくらい精細に画面を映し出すかがわかるので、必ずチェックしましょう。

選び方4:機能

選び方4:機能 プロジェクターのおすすめランキング。用途別に人気商品を徹底比較おすすめ イメージ

最近のプロジェクターは多機能化が進んでいます。どの機能が必要かどうか、取捨選択を考えましょう。特に重要な機能は2つです。

一つ目は「Google TV」or「Android TV」。これが搭載されていれば、ほとんどの配信サービスが楽しめるだけでなく、自由にサービスを追加できます。中長期的に使うのなら絶対に欲しい機能と言えるでしょう。

2つ目は「自動台形補正」機能。映像を壁に映し出した際、キレイな長方形に映るとは限りません(むしろ映らない方がほとんど……)。だから映し出した後、自分で細かい調整が必要なんですが、この「自動台形補正」が搭載していれば、ボタン一押しするだけで、自動で調整してくれるんです(起動するだけで補正してくれる製品も!)。格安モデルでは搭載されていないことも多いので、要注意です。

3つ目は「スピーカー内蔵」の有無。一昔前のエプソンなど、スピーカーを搭載していないモデルも実はあるんです。しっかりチェックしましょう。

ここからは、雑誌『家電批評』と『MONOQLO』が、オーディオ&ビジュアルのプロとともに人気モデルを実際に集めてテストし、選び抜いたおすすめプロジェクターをタイプ別に紹介します。

一番最初に取り上げる4Kプロジェクターは、本格的なプロジェクターにチャレンジしてみたい人におすすめ。一方でプロジェクター初心者の人には小型プロジェクターがおすすめです。キャンプなど屋外での使用も考えている人は、持ち歩きに便利なモバイルプロジェクターもいいでしょう。

自分に合ったプロジェクターのランキングをチェックしてみてください!

AV機器4Kプロジェクターのおすすめモデル

30万円以下の4Kプロジェクターは、高い解像感と鮮やかさを実現。音質も総じて好評で不満も少ないです。自宅で映画をよく見る人や、大画面を楽しみたいけどテレビは高すぎる……という人におすすめ。

雑誌『家電批評』で、オーディオ&ビジュアルライターの野村ケンジさんと徹底検証しました。ベスト3はこちらです。

A+評価【1位】Dangbei「DBOX02(Mars Pro 2)」

鮮やかでハッキリとした映像で音質の広がりも見事!

30万円以下の4Kプロジェクターのおすすめランキングで第1位となり、ベストバイに選ばれたのは画質でも優秀だったDangbei(ダンベイ)「DBOX02(Mars Pro 2)」でした。

左右に搭載された12Wのスピーカーによる、広がりををしっかり感じられる音も、ネット動画や動画配信を楽しむには十分な音質です。

Google TVを搭載しているので、主要な動画配信サービスは利用可能で、Netflixも公式対応。

台形やピントの自動補正も高精度で、使い勝手も良好です。

おすすめポイント
  1. フレッシュで質の良い映像
  2. サラウンド感のある音質
  3. 台形補正が優秀
  4. 「Google TV」を搭載
がっかりポイント
  1. アクション映画には迫力が物足りないかも
236.5mm
奥行
201.5mm
高さ
167mm
重量
3.98kg
輝度
2450ISOルーメン
光源
ALPDレーザー
解像度
4K(3840×2160)
投射サイズ
最大200インチ
スピーカー出力
12W✕2
発売
2024年6月
型番
DBOX02

A評価【2位】XGIMI「HORIZON Ultra」

十分な輝度で解像感も色のりも良い鮮明な映像を実現

4Kプロジェクターのおすすめランキング2位は、A評価のXGIMI(エクスジミー)「HORIZON Ultra」。雑誌『家電批評』で過去ベストバイとなった製品です。

派手めな映像で暗部の表現も優秀、解像感のある映像を楽しめます。

音も広がりはありますが、2つのスピーカーが同じ向きで配置されているためか、音の定位はやや甘めです。

Android TVを搭載しており、初心者でも迷わずさまざまな映像を楽しめます。

おすすめポイント
  1. 解像感も色のりも良い映像
  2. 自動補正が搭載
  3. 「Android TV」を搭載
  4. リモコンでサクサク動く
がっかりポイント
  1. 少し彩度が強すぎるかも
  2. 定位感がやや曖昧
265mm
奥行
224mm
高さ
170mm
重量
5.2kg
輝度
2300ISOルーメン
光源
LED+レーザー
解像度
4K(3840×2160)
投射サイズ
最大200インチ
OS
Android TV 11.0
スピーカー出力
12W✕2
型番
HORIZON ULTRA

A評価【3位】BenQ「X300G」

ゲームモードが豊富! 小さいので持ち運びもラクラク

4Kプロジェクターのおすすめランキング3位は、A評価のBenQ(ベンキュー)「X300G」。持ち運びに特化したゲーミングプロジェクターです。

小型で短焦点なので、設置場所を選ばないのが特徴。映像はキレイで暗所も明るく表現されるので、ゲームには最適ですが、やはりやや輝度が不足気味です。

また、映像設定がかなり細かく、とことん煮詰められる反面、初心者には若干難易度が高めです。

おすすめポイント
  1. 影の部分が明るめ
  2. 色彩を自然に再現
  3. 映像を細かく調整可能
がっかりポイント
  1. 値段の割に明るさが物足りない
212mm
奥行
194.8mm
高さ
180.9mm
重量
3kg
輝度
2000ANSIルーメン
光源
LED
解像度
4K(3840×2160)
投射サイズ
最大120インチ
スピーカー出力
8W✕2

以上、4Kプロジェクターのおすすめベスト3でした。ランキングの詳細は、下記の記事をご覧ください。

AV機器4K超短焦点プロジェクターのおすすめモデル

4K超単焦点プロジェクターは、狭い部屋でも壁際に置いて、80〜150インチの映像を楽しめる製品。ハイエンドモデルが多く、値段面では冒険が必要ですが、不満が限りなく少ない映像体験を満喫できます。

雑誌『家電批評』で、オーディオ&ビジュアル評論家の本田雅一さんと4Kモデルを徹底検証しました。ベスト3はこちらです。

A+評価【1位】Aladdin X「Aladdin Marca Max」

ほぼ満点に近い超優秀な画質

超短焦点プロジェクターのおすすめランキング1位でベストバイは、A+評価のAladdin X(アラジンX)「Aladdin Marca Max」

2023年に登場したフルHDの「Aladdin Marca」を4K化した上位モデルです。

Aladdin Xは日本のブランドですが、親会社の中国XGIMIが開発に深く関わっており、リモコンもXGIMIのもの。

一方、Aladdin Xが開発して大ヒットしたスイカゲームがインストールされているなどOSは独自仕様です。

超短焦点プロジェクターをメーカーは「壁から◯◯センチ」と宣伝しますが、それはレンズから壁までの距離のこと。

実際には本体の奥行きも加味する必要があり、設置してみると「あれ? イメージと違う……」という製品もあるなか、Aladdin X「Aladdin Marca Max」は本体を含め実測48 センチの奥行きを確保できれば100インチ投影が可能です。これなら載せる家具を見つけるのも容易。

こうした設置性に加えて、ほぼ満点に近い画質評価を達成!

階調の滑らかさは液晶(LCD)を使うエプソンにやや劣りますが、DLPならではの高コントラスト、鮮やかな発色、HDR処理の適切さなどで今時の派手な絵作りの作品も存分に楽しめます。

おすすめポイント
  1. コンパクトかつ優秀な画質
  2. 自動台形補正など高機能
がっかりポイント
  1. 高額で購入には勇気が必要
51.0cm
奥行
27.0cm
高さ
14.4cm
フォーカス
オート
消費電力
180W(最大)
方式
DLP
光源
レーザー
輝度
2500 ANSI lm
スピーカー
20W×4
型番
ALADDIN MARCA MAX

A評価【2位】エプソン「dreamio EH-LS650」

設置性は課題ですが画質とコスパに驚いた!

超短焦点プロジェクターのおすすめランキング2位は、A評価のエプソン(EPSON)「dreamio EH-LS650」

同社の上位モデル「dreamio EH-LS800」より輝度をやや下げ(その分、省エネ)横幅も狭くしたモデルです。

スピーカーや画像処理エンジンはエプソン「dreamio EH-LS800」と同等。

大きめですが、4K超短焦点としては異例の20万円台(検証時)で購入できるのが最大の魅力。ブラックとホワイトの2色展開です。

解像感と映画では欠かせないHDRの表現力でAladdin X「Aladdin Marca Max」にやや及ばないことや、100インチの投影では実測で奥行き70cm前後のスペースが必要になることなど弱点もあります。

しかし、良好な画質・音質の4K超短焦点プロジェクターが20万円台は「安い!」と言いたくなるレベルです!

おすすめポイント
  1. 高品位な映像体験
  2. コンパクトで設置しやすい
がっかりポイント
  1. アプリの追加が不自由
46.7cm
奥行
40.0cm
高さ
13.3cm
フォーカス
マニュアル
消費電力
278W(最大)
方式
3LCD
光源
レーザー
輝度
3600 ANSI lm
スピーカー
5W×2+10W×1
型番
EH-LS650B

A評価【3位】エプソン「dreamio EH-LS800」

設置性は課題ですが画質とコスパに驚いた!

超短焦点プロジェクターのおすすめランキング2位は、A評価のエプソン(EPSON)「dreamio EH-LS650」

同社の上位モデル「dreamio EH-LS800」より輝度をやや下げ(その分、省エネ)横幅も狭くしたモデルです。

スピーカーや画像処理エンジンはエプソン「dreamio EH-LS800」と同等です。

大きめですが、4K超短焦点としては異例の20万円台(検証時)で購入できるのが最大の魅力。ブラックとホワイトの2色展開です。

解像感と映画では欠かせないHDRの表現力でAladdin X「Aladdin Marca Max」にやや及ばないことや、100インチの投影では実測で奥行き70cm前後のスペースが必要になることなど弱点もあります。

しかし、良好な画質・音質の4K超短焦点プロジェクターが20万円台は魅力。「安い!」と言いたくなるレベルでした。

おすすめポイント
  1. 優れた暗部の再現性
  2. 十分な音質
がっかりポイント
  1. 横幅が大きく重たい
69.5cm
奥行
34.1cm
高さ
14.5cm
フォーカス
マニュアル
消費電力
350W(最大)
方式
3LCD
光源
レーザー方式
輝度
4000 ANSI lm
スピーカー
5W×2+10W×1
型番
EH-LS800B

以上、超短焦点4Kプロジェクターのおすすめベスト3でした。ランキングの詳細は、下記の記事をご覧ください。

AV機器小型プロジェクターのおすすめモデル

近年プロジェクターは小型化が進み、一人でも手軽に持ち運べるモデルが増えています。

雑誌『家電批評』で、オーディオ&ビジュアルライターの野村ケンジさんと、天井投影が可能なフルHDのモデルを徹底検証しました。ベスト3はこちらです。

A評価【1位】BenQ「GV50」

総合得点トップの性能と使い勝手!

小型プロジェクターのおすすめランキング1位は、A評価のBenQ(ベンキュー)「GV50」でした。「使い勝手BEST」も獲得です。

鮮やかでしゃっきりした映像で、暗部の処理が非常に上手。ややマゼンタが強めですが、よくある 赤や緑が強すぎる感はありません。

輝度は明るい部屋でそこそこ見える程度ですが、2.1チャンネルのスピーカーを搭載しており、音質は十分です。サラウンド感もしっかり確保。Google TVを搭載しており、補正機能や使い勝手は優秀です。

おすすめポイント
  1. 画質・音質がよくて鮮やかな映像を楽しめる
  2. 好きな角度で投影できて天井投影もしやすい
がっかりポイント
  1. 他の製品と比べると飛び抜けて高価格
130mm
奥行
191.4mm
高さ
211.2mm
重量
2.1kg
機能
500ANSIルーメン、最大120インチ
スピーカー
4W×2+10W サブウーファー
バッテリー再生
2.5時間
解像度
FHD
光源
レーザー
型番
GV50-JP

A評価【2位】ダンベイ「Dangbei N2」

総合では2位ですが高コスパゆえにこちらがベストバイ!

小型プロジェクターのおすすめランキング2位ながら、ベストバイに選ばれたのはA評価のダンベイ「Dangbei N2 &専用スタンド」

画質はダンベイらしい爽やかな映像で、スッキリと見やすく、評価は6製品中でトップ。広がりは弱めですが、音質も1位のBenQ「GV50」と同点でトップです。

弱点といえば、天井投影に使用するジンバルスタンドの後付け感が強かったり、映像を再生したまま補正や設定の変更がしづらい点でしょう。

とはいえ、今回6製品中1位を獲得したBenQ「GV50」の半額以下となる5万円台(検証時)の圧倒的な高コスパがなにより魅力的。そこで、本特集でのベストバイには、初心者にもピッタリのダンベイ「Dangbei N2」を選出しました。

おすすめポイント
  1. 爽やかで見ていて疲れない映像
  2. 広がりは弱いがかなりの音質
  3. オリジナルOSでUIがわかりやすい
がっかりポイント
  1. ジンバルスタンドの後付け感が強い
  2. 設定変更時には再生が中断される
130mm
奥行
197mm
高さ
207mm
重量
2.2kg
機能
400ISOルーメン、最大120インチ
型番
DANGBEI N2 & STAND BUNDLE

A評価【3位】XGIMI「MoGo 3 Pro」

映像も音質も使い勝手も見事! カジュアルさ重視の製品

小型プロジェクターのおすすめランキング3位は、A評価のXGIMI「MoGo 3 Pro」でした。

くるりと回して収納できるデザインが特徴的で、好きな角度で投映できます。ただし、真上までは回らない構造です。

派手めではっきりした色合いですが見やすく、フルHD以上の精細感を実現。音質も比較的良質なうえ、低音もあるので映画も楽しめます。

自動補正機能が非常に優秀で、Google TVも搭載し、機能は文句ありません!

おすすめポイント
  1. 好きな角度で投映できる
  2. 精細感のある派手目な映像
  3. コンパクトで持ち運びに最適
  4. 自動補正機能が優秀
がっかりポイント
  1. 映画向けに特化はしていない
95mm
奥行
95mm
高さ
204.9mm
重量
1.1kg
機能
450ISOルーメン、 最大200インチ
型番
JP-MoGo3Pro

以上、小型プロジェクターのおすすめベスト3でした。ランキングの詳細は、下記の記事をご覧ください。

AV機器モバイルプロジェクターのおすすめモデル

持ち歩きに便利なモバイルプロジェクターは「初めてのプロジェクター」体験にはおすすめです。

雑誌『MONOQLO』で、オーディオ&ビジュアルライターの野村ケンジさんと手が出しやすい5万円以下のモデルを徹底検証しました。ベスト3はこちらです。

A評価【1位】CINEMAGE「CINEMAGE mini」

小型で高画質なシネマージュが最強!

モバイルプロジェクターのおすすめランキング1位となりベストバイを獲得したのは、A評価のCINEMAGE「CINEMAGE mini」でした。

高価な製品と比べると、輝度や解像度の物足りなさはありますが、このサイズと価格を考えると、画質・音質・使い勝手・機能が良バランスです。

今回の検証で、一番の掘り出し物といえる製品です。

安いけれどしっかり使える製品が欲しい人におすすめです。

おすすめポイント
  1. 暗いシーンでも見やすい
  2. 明るい室内でも使用可能
  3. モバイルバッテリーとしても使える
がっかりポイント
  1. 高額製品と比べると解像度に物足りなさも
72mm
奥行
72mm
高さ
106mm
重量
390g
解像度
854×480
輝度
120ANSIルーメン
投影サイズ
180インチ(4.7m)(最大)
型番
CINEMAGE MINI スカイブルー

A評価【2位】アンカー「Nebula Capsule Pro」

クールな色合いでシャープさもあり! ハリのある音質で解説が聴きやすい

モバイルプロジェクターのおすすめランキング2位は、A評価のアンカー「Nebula Capsule Pro」でした。

350ml缶ほどのサイズの「Nebula Capsule Pro」は、充電器だけでなくプロジェクターでもすっかり定番メーカーとなった「アンカー・ジャパン」の製品。画質・音質だけでなく、使い勝手や機能なども、さすがは定番メーカーというスキのない性能です。

画質はやや青が強めですが、シャープさはもっとも感じられる映像でした。360度スピーカーの音は中高域にハリがあり、人の声も聞き取りやすいです。

アルミ缶のようなサイズ感に加えて、内部ストレージ容量が多く稼働時間も長めなので、自宅観戦だけでなくキャンプなどに持っていくのもおすすめです。

おすすめポイント
  1. 定番メーカーで使い勝手も良好
  2. シャープで素直な映像
  3. Bluetoothスピーカーとしても使用可能
がっかりポイント
  1. 投影角度に注意が必要
直径
68mm(約)
高さ
120mm(約)
重量
470g(約)
画面解像度
854×480画素
輝度
150ANSIルーメン
ランプ寿命
30000時間(約)
型番
D4111

A評価【3位】アンカー「Nebula Astro 」

ソフトな映像で見やすさは抜群! 子供でも安心の機能搭載

モバイルプロジェクターのおすすめランキング3位は、A評価のアンカー「Nebula Astro」でした。

アンカー「Nebula Capsule Pro」よりさらに安い「Nebula Astro」は、子どもがいる家庭におすすめのプロジェクター。アイガード機能を搭載しており、本体の前を通過すると投影が即中断されます。

「Nebula Capsule Pro」が150ANSIルーメンなのに対し、こちらは100ANSIルーメンとやや暗め。解像度は一緒ですが、ソフトで優しい映像なので全体的にぼやけ気味。そのぶん、観ていて疲れません。

また、レンズのある面と反対側の面が平らなので、天井への投射がしやすいのも特徴。ファミリー向けとしても優秀でおすすめです。

おすすめポイント
  1. ソフトで優しい映像
  2. 前に人が来ると投影を止めてくれる
  3. 丸い本体で子どもも扱いやすい
がっかりポイント
  1. 映像はややぼやけ気味
91.2mm
奥行
89.2mm
高さ
91.2mm
重量
380g(約)
画面解像度
854×480画素
明るさ
100ANSIルーメン
ランプ寿命
30,000時間(約)
OS
Android 7.1
型番
D2400

以上、モバイルプロジェクターのおすすめベスト3でした。ランキングの詳細は、下記の記事をご覧ください。

AV機器コラム:プロジェクターの疑問を解決!

ここまで紹介してきましたが、プロジェクターは決して安い買い物ではありません。購入に不安に感じる方も多いのでは。最後に、プロジェクターに関する疑問を解決します!

壁紙に凹凸があったり、色がついていても使えますか?

投影すること自体は可能ですが、画質を最大限に楽しむなら白い平らな壁か、専用のスクリーンがおすすめです。
壁紙に凹凸があると、映像が少し歪んだり、細かい文字が読みにくくなったりすることも少なくありません。また、ベージュやグレーなど色付きの壁紙の場合、映像全体にその色が乗ってしまい、本来の色味とは異なって見えてしまうことも。
最近では、壁紙の色に合わせて映像の色を自動補正してくれる「壁色調整モード」を搭載した機種もありますが、より綺麗に観たい場合はプロジェクタースクリーンの使用を検討しましょう。

ランプの寿命はどのくらいですか? 交換は必要?

ランプの寿命はどのくらいですか? 交換は必要? プロジェクターのおすすめランキング。用途別に人気商品を徹底比較おすすめ イメージ

そもそも、プロジェクターの光源には主に「水銀ランプ」と「LED・レーザー」の2種類があります。
LED・レーザーは、現在の家庭用モデルの主流です。寿命が約2万〜3万時間と非常に長く、毎日4時間使っても10年以上持つ計算になります。そのため、本体の寿命が来るまでランプ交換の心配はほぼありません。
水銀ランプは、従来型の光源で、数千時間で寿命を迎えるため定期的な交換が必要です。
これから購入するなら、長寿命で手間のかからない「LED」または「レーザー」光源のモデルを選びましょう。

Q3:「ルーメン」と「ANSIルーメン」の違いはなんですか?

A:プロジェクターのスペック表記で混在して登場するこの2つの記載。実は明るさの測定基準が違うんです。
ルーメン(lm):主に光源自体の明るさを示す単位で、メーカーによって測定基準が異なる場合があります。
ANSIルーメン(ANSI lm):米国国家規格協会(ANSI)が定めた統一規格で、スクリーンに投影された映像の明るさを実際に測定した、より信頼性の高い数値です。
一部の安価な製品で「10000ルーメン」などと非常に高い数値が書かれていても、実際には「数百ANSIルーメン」程度しかない、というケースも。明るさを比較する際は、必ず「ANSIルーメン」で比べることが重要です。

テレビの代わりにプロジェクターを買うのはアリ?

テレビの代わりにプロジェクターを買うのはアリ? プロジェクターのおすすめランキング。用途別に人気商品を徹底比較おすすめ イメージ

はい、ライフスタイルによってはテレビ以上に満足できる選択肢になるはずです。
ただし、テレビとプロジェクターでは得意なこと・不得意なことがあります。以下のメリット・デメリットを視聴スタイルと照らし合わせて判断しましょう。
プロジェクターをテレビ代わりにするメリット
・圧倒的な大画面と没入感:100インチ超の大画面が手軽に実現でき、映画やライブ映像、ゲームの迫力はテレビの比ではありません。
省スペースで部屋がスッキリ:使わない時は映像が消え、壁面がそのまま残るため、大きな黒い画面がなくなり部屋に圧迫感が出ません。
設置場所の自由度:ポータブル型なら、リビングだけでなく寝室や書斎など、好きな場所に持ち運んで大画面を楽しめます。

知っておくべき注意点(デメリット)
日中の明るい部屋では見えにくい:高輝度モデルが増えていますが、日差しが差し込む部屋で「ながら見」をするような使い方には、やはりテレビの方が向いています。
地上波放送の視聴には工夫が必要:ほとんどのプロジェクターはテレビチューナーを内蔵していません。地上波を見るには、別途レコーダーなどのチューナー付き機器をHDMIで接続する必要があります。
電源ON/OFFの手軽さ:テレビのように瞬時に点灯・消灯するわけではなく、起動に数秒〜十数秒かかる場合があります。

プロジェクターのスクリーンって必要?白壁で十分では?

あった方が絶対にキレイに視聴できます!
壁に穴や凸凹があると、せっかくいいプロジェクターを使っても映像が乱れてしまいます。白壁でないと、映像の色再現に影響が出ることも。「より良い映像を見るため」というよりも、「せっかくのプロジェクターの性能を100%発揮するため」にも、プロジェクタースクリーンは用意すべきでしょう。

雑誌『家電批評』とAV評論家の野村ケンジさんが選んだ、格安プロジェクタースクリーンのベストバイはこちらです!

家電批評: ベストバイ[リボンなし]
プロジェクターのおすすめランキング。用途別に人気商品を徹底比較おすすめ ニトリ 遮光ロールスクリーン ドルフィンWH 180✕220(裏面) イメージ1
  • ニトリ遮光ロールスクリーン ドルフィンWH 180✕220(裏面)
  • 最安価格: ¥7,990

「裏面」が投影向きという奇跡的なロールカーテン

プロジェクタースクリーンのおすすめランキング1位でベストバイは、A評価のニトリ「遮光ロールスクリーン ドルフィンWH 180X220」。雑誌『家電批評』2021年7月号でもベストバイを獲得した製品です。

名前のとおり、窓に設置するための遮光スクリーンなのですが、裏面はプロジェクタースクリーンに活用できます。ニトリのサイトでもプロジェクター用に買ったとクチコミが多数。見事、V2に輝きました。

おすすめポイント
  1. 光を後ろに通さない
  2. 色の再現が忠実
  3. 黒の階調がしっかり出ている
がっかりポイント
  1. 画面サイズが窓の大きさに左右
1800mm
奥行
37mm
高さ
2200mm
重量
1.96kg(約)
対角線サイズ
80インチ相当
タイプ
吊り下げ型

詳細は下記のプロジェクタースクリーンのおすすめランキングをご覧ください。

AV機器映画や動画配信サービスの視聴がメインならテレビよりおすすめ

夜間に映画や動画配信サービスをじっくり楽しむのがメインの方や、インテリア性を重視する方なら、プロジェクターはテレビの代わりとして十分活躍します。

一方で、日中に地上波のニュースやバラエティを頻繁に見たり、いつでも手軽に映像を楽しみたい人にはテレビの方が向いているでしょう。

AV機器プロジェクターの売れ筋ランキングもチェック!

プロジェクターのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。