AV機器極楽!天井投影ができるプロジェクターで「寝ながら映画」

狭い部屋に大きなテレビは置きたくない! でも大画面で楽しみたい。

そんな、わがままをかなえるのがプロジェクターです。

アマゾンでセール対象になりやすい注目ジャンルでもあります。

極楽!天井投影ができるプロジェクターで「寝ながら映画」 モバイルプロジェクターおすすめ イメージ

今回、数あるプロジェクターの中で人気のある2機種をじっくり使い比べてみました。

これまで家電批評で高評価だった「ベンキュー」と「XGIMI」の定番モデルの実力をご紹介します。

AV機器ベンキューとXGIMIの定番モデルを徹底比較!

A評価BenQ「GV50」

  • ベンキューGV50
  • 最安価格: ¥99,434

総合評価: 4.00

 
画質
 4.00
スピーカー音質
 3.50
機能
 4.00
使い勝手
 4.50

天井投影ならBenQ!

BenQ「GV50」は角度調節が簡単にできるため、正面や真上以外にも、見る人の体勢に合わせて、斜め上に投影することも可能です。

画質も良好で映像モードの種類も多彩。

音響も天井投影に最適化したサウンドモードがあり、寝ながら映画などを存分に楽しめます。

おすすめポイント
  1. モバイル機としては最高レベルの画質
  2. 真上投影・ティルト可能な台座
がっかりポイント
  1. モバイル機としては大きく・重たい
130mm
奥行
191.4mm
高さ
211.2mm
重量
2.1kg
機能
500ANSIルーメン、最大120インチ
スピーカー
4W×2+10W サブウーファー
バッテリー再生
2.5時間
解像度
FHD
光源
レーザー
型番
GV50-JP

画質

画質 モバイルプロジェクターおすすめ イメージ

映像モードは「鮮やか」「シネマ」「ナイトシフト」「ゲーム」。

ややマゼンタが強めですが、不自然さはありません。

肉眼でもMoGo 3 Proより明るく見え、昼間でも遮光カーテンを閉めればそこそこ使えると感じました。

機能

機能 モバイルプロジェクターおすすめ イメージ
機能 モバイルプロジェクターおすすめ イメージ2

Google TVを搭載しているので、動画配信への対応は完璧!

音響を天井投影に最適化する「天井シネマ」サウンドモードまで用意されています。

使い勝手

使い勝手 モバイルプロジェクターおすすめ イメージ

台座の上で転がすように角度調節でき、正面にも斜め上にも真上にも投影可能。

使い勝手 モバイルプロジェクターおすすめ イメージ2

しかも、台座の引き込み式脚を展開すれば、机や床に対して傾けることも可能。

左右に倒して設置できます!

使い勝手 モバイルプロジェクターおすすめ イメージ3

垂直方向はほぼ真上、机に対しては右斜めに向けたセッティングが可能です。

そのため、XGIMI「MoGo 3 Pro」より自分に近い位置で投影できています。

A評価XGIMI「MoGo 3 Pro スタンドセット」

XGIMI「MoGo 3 Pro スタンドセット」 モバイルプロジェクターおすすめ イメージ

持ち運びやインテリア性重視ならコレ!

XGIMI「MoGo 3 Pro スタンドセット」の特徴は小型で軽量で持ち運びやすい点です。

またプロジェクターの枠を超えたデザイン性の高さが高く評価されました。

しかし、バッテリーが本体には非搭載だったり、真上に映像を投影できないといった点がマイナスポイントとなり、今回比較したBenQ「GV50」に苦杯をなめる結果となりました。

画質

画質 モバイルプロジェクターおすすめ イメージ

映像モードは「標準」「オフィス」「ゲーム」で一般的なシネマモードは非搭載ですが色合いは自然。

解像感が高くフルHDを超えるような精細感が楽しめます。

ただ、GV50より肉眼でも暗めでした。

機能

機能 モバイルプロジェクターおすすめ イメージ

MoGo 3 ProもGV50同様にGoogle TV搭載。

動画配信対応は完璧です。

機能 モバイルプロジェクターおすすめ イメージ2

動画を見ないときは写真のように、ライトやスピーカーとして使用可能(発光色は変更可能)。

遊び心が光る機種です。

使い勝手

使い勝手 モバイルプロジェクターおすすめ イメージ
使い勝手 モバイルプロジェクターおすすめ イメージ2

MoGo3 Proはスタンドを外すと筒状になるので持ち運びが容易です。

一方、PCやゲーム機との接続はGV50のほうがラクでした。

どちらもHDMIで入力可能ですが、MoGo3 ProはMicro HDMIケーブルが必要です。

使い勝手 モバイルプロジェクターおすすめ イメージ3

投影するには収納状態からスポッとプロジェクター部分を引き出して、その後壁や天井に向けてレンズを回転させます。

使い勝手 モバイルプロジェクターおすすめ イメージ4

スタンドの構造上、真上に投影できないため、天井投影ではプロジェクターから斜め前方に映像が映ります。

プロジェクターを枕元に設置した際は「もっと映像を自分に近づけたいのに……」と不満が残りました。

阿部淳平
家電批評 編集長
阿部淳平 のコメント

MoGo3 Proは三脚のようなスタンドにバッテリーを内蔵しています。なお、スピーカーはGV50と比べて迫力不足です。

AV機器プロジェクターとして優れているのはBenQ「GV50」

両機種を自宅に設置して使い込んでみた結論としては、プロジェクターとして優れているのはBenQ「GV50」

画質など、やや値が張るだけのことはあります。

特に寝室で天井に投影したい場合は、投影角度が自由なGV50が断然有利。

XGIMI「Mogo Pro 3」は回転角度に制限があり、真上に投影できず、ベッド横に置くと手動で台形補正が必要な場面が目立ちました。

GV50なら仰向けでも見やすい位置に映せます。

一方、リビングから寝室や子ども部屋へ移動したり、あるいはキャンプや旅行に持ち出すには、コンパクトなXGIMI「MoGo 3 Pro」のほうが手軽です。

また、プロジェクターとは思えないデザインも魅力的。

バッテリー駆動が不要なら本体のみを7万円台で購入できるコスパも◎でした。

なお、どちらの機種もオートフォーカスと自動台形補正のおかげで壁や天井に対して斜めの位置からも投影できます。

それにしても、寝心地のいいベッドに身を委ねながら映画やドラマを観るのは至福!

そのまま寝落ちしても、何ら問題ありません。

これぞ最高の寝落ちですね。

2機種ともモバイルバッテリーで動かすには65W以上が必須

モバイルバッテリーで動かす場合は高出力なUSB-PD対応品を選ぶこと。

なおGV50は充電か視聴のどちらかのみであれば45W以上で可能です。

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