3万円以下で買える32型テレビ3製品を比較!
高価で大画面の有機ELテレビではなく、小型で3万円以下で購入できる32V型の液晶テレビは、一人暮らしの部屋や寝室用として根強い需要があります。
部屋が手狭でもおきやすい、絶妙なサイズが好評です。
今回雑誌『MONOQLO』は、そんな価格帯の人気3製品をプロとともに徹底比較しおすすめを探しました!
32型テレビの選び方は?
画質や音質、機能の豊富さ、操作性のよさ
AV評論家の野村ケンジさんと編集部で、テレビから1〜2mの距離で画質と音質をチェック。
さらに、機能の豊富さや操作性のよさを加味して総合的に評価しました。
32型テレビのおすすめは?
【1位】ハイセンス「FHD/HD 液晶テレビ 32A4N」
- ハイセンスFHD/HD 液晶テレビ 32A4N
- 実勢価格: ¥24,982〜
- 画質
- 音質
- 機能
- 操作
- おすすめポイント
-
- 高画質・高音質!
- 低遅延ゲームモード機能
- ネット動画視聴ボタン付き
- がっかりポイント
-
- 諧調表現にやや甘さあり
- 幅
- 721mm
- 奥行
- 472mm
- 高さ
- 159mm
- 重量
- 3.9kg(スタンド含む)
- チューナー
- 地上デジタル×2、BS・110度CSデジタル×2
- 型番
- 32A4N
映像も細かな文字も鮮明に表現
他社製品は白浮きしてしまい映像がやや平面的な印象。
対してハイセンスは色味が自然で立体的。
この価格帯ではトップクラスの高画質で、映像調整なしでも十分実用的です。
他社製品には、青が浮いてムラがあり、ジャギー(輪郭のギザギザ)が目立つものがありました。
一方ハイセンスは、やや不自然ながら深みのある青で発色のよさが感じられます。
文字の輪郭も滑らかでキレイです。
音声操作で検索がはかどる
ボタンの数は多いものの、ネット動画のダイレクトボタンや音声操作が使えるため、操作は快適です。
【2位】TCL「32S5400」
- TCL32S5400
- 実勢価格: ¥25,500〜
- 画質
- 音質
- 機能
- 操作
- おすすめポイント
-
- 多くのネット動画に対応
- 解像度がある映像
- がっかりポイント
-
- 自分で色調整が必要になることも
- 幅
- 716mm
- 奥行
- 180mm
- 高さ
- 468mm
- 重量
- 3.5kg(スタンド含む)
- チューナー
- 地上デジタル×2、BS・110度CSデジタル×2
- 型番
- 32S5400
使いやすく、拡張性に優れたGoogle TVを使用
Google TVを搭載し、様々なネット動画アプリに対応しています。
リモコンのレスポンスも優秀です。
【3位】Qriom「QRTN-32W2K」
- 山善Qriom QRTN-32W2K
- 実勢価格: ¥21,400〜
- 画質
- 音質
- 機能
- 操作
- おすすめポイント
-
- お手頃価格が魅力
- がっかりポイント
-
- 動きが多いとちらつきが気になる
- ネット動画非対応
- 幅
- 715.7mm
- 奥行
- 198.6mm
- 高さ
- 424mm
- 重量
- 3.8kg(スタンド含む)
- チューナー
- 地上デジタル×2、BS、110度CSデジタル×2(ダブルチューナー)
- 型番
- QRTN-32W2K
映画やライブを楽しむのはキビシイ
動きの多い映像ではちらつきが気になり、音質は実用最低限の水準でした。
映画やライブ映像を存分に楽しみたい人には正直不向き。
ただし、ニュースやバラエティを気軽に見る程度ならアリです。
家電専門誌オススメの格安4Kテレビはコレ!
KEIYO「New Bridge OBN-50TUD1」
- KEIYONewBridge OBN-50TUD1
- 実勢価格: ¥54,538〜
32インチより大型となる50インチで5万円台という非常に安価ながら、4K映像の階調表現は15万円クラスに迫る実力があるハイコスパなテレビです。
ドルビービジョン対応やGoogle TV搭載など、機能面も充実しています。
低価格のチューナー内蔵テレビでは最推し!
- 幅
- 111.8cm(約、スタンド含む)
- 奥行
- 27.4cm(約)(スタンド含む)
- 高さ
- 70.8cm(約)(スタンド含む)
- 重量
- 9kg
- チューナー
- 地上デジタル✕2、BS/CSデジタル✕2
- OS
- Google TV
- サイズ展開
- 50V
- スピーカー
- 2個
- 年間消費電力量
- 154kWh(50v)
- 型番
- OBN-50TUD1
地デジの映像はシャープネスがうまく機能していて、格安ながらそれなりに精細感が出ていました。
まとめ:完成度の高さでハイセンスがリード
テストの結果、ベストバイに輝いたのがハイセンス「FHD/HD 液晶テレビ 32A4N」。
「この価格帯ではトップレベルの完成度。買って損はありません」と野村さんも太鼓判を押します。
画質面では、青の発色が深みを持ち、赤の発色も自然。
さらに、アクション映画などの動きの速いシーンをしっかりと表現できます。
音質面では、迫力のある低音と、大型テレビに引けを取らない音質を実現。
加えて、ホームメニューが使いやすく設計され、テレビ放送や動画配信サービスの視聴がスムーズでした。
そのほか、音声入力への対応や、スマホの画面を映し出せるスクリーンシェア機能など、充実の機能を搭載している点も魅力です。
2位のTCL「32S5400」は、野村さんいわく「映像をちゃんと調整できる人なら、自分好みの映像を楽しめるいい製品」。
映像の解像度は申し分ありませんが、赤色が強いのがその理由です。
音質面では大音量時に歪みが出るため、映画やライブ映像を楽しむのには向きません。
一方で、グーグルTVを搭載し、ネット動画の横断検索やAIによるコンテンツ推薦といった快適な機能を享受できるのは強みです。
3位のキュリオム「QRTN-32W2K」は、本格的な映像体験を求める人には画質も音質も物足りないかもしれません。
ただし、操作は簡単でレスポンスも良好。
何か別の作業をしながらテレビ放送を見る人や、機能はいらないから安いものがほしい人にとっては、十分候補になりえます。
32型テレビのおすすめ
ハイセンス
FHD/HD 液晶テレビ 32A4N
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ネット動画のボタンが12個もあって、音声入力にも対応しているのが◎。