一人暮らし向け炊飯器、1.5合か3合どっちを選ぶ?
自炊の必需品であるキッチン家電、炊飯器。昨今では年々目まぐるしく進化を続けていて、便利機能を搭載する製品も数多く登場しています。
一人暮らしだと高級炊飯器にはなかなか手が出ないため、できれば安いものが欲しいですが、なるべくシンプルで使いやすく、せっかくならおいしいご飯が食べたいですよね。
一人暮らしや二人暮らしなら一升炊きや5合〜5.5合炊きよりコンパクトな3合炊き炊飯器、単身なら収納しやすい1.5合炊き炊飯器も十分選択肢に入りますが、おすすめの容量はどちらなのでしょうか。
自炊派なら3合炊きがおすすめ
あまり頻繁にごはんを炊かない、炊いても少量でいい人は1.5合炊きもアリですが、毎日ごはんを炊く自炊派、少人数家庭なら、3合炊きの炊飯器がぴったりです。
3合炊き炊飯器なら機能面が充実
3合炊きには、マイコン式・IH式・圧力IH式の3種類の炊飯方式があり、価格帯や炊き上がりのおいしさがそれぞれ異なります。
1.5合炊きに比べると機能面が充実していて、旨みがあってふっくらしたごはんが味わえるのが魅力です。
ごはんが余ったら冷凍保存すれば炊飯回数も減るので、電気代を節約でき省エネにもなります。
3合炊き:シャープ(SHARP) KS-CF05Dのサイズ感
5.5合炊きモデルに比べるとスリムなサイズ。1.5合炊きに比べると、奥行きは300mm弱あってやや広めです。
1.5合炊き炊飯器は安い&コンパクト
1.5合炊きは、リーズナブルでコンパクトで収納しやすいのがメリットです。
火力の弱いマイコン式が多いことから、炊きムラになりやすかったり、ご飯に芯が残りやすい傾向があります。
1.5合炊き:山善(YAMAZEN) 小型炊飯器 YJE-M150のサイズ感
特に幅と奥行きが200mm弱とかなりコンパクト。場所を選ばず狭いキッチンにも置きやすいのは大きな魅力です。
3合炊き炊飯器は種類も多くて価格帯も幅広く、選ぶのが難しいですよね。
そこで雑誌『家電批評』が、一人暮らしでも買いやすくかつ使い方もシンプルなミドルクラスの3合炊き炊飯器を徹底検証。自炊の質が爆増する珠玉の一台を探しました。
安い炊飯器と高級炊飯器の違いは?
炊飯器は容量が増えれば増えるほど高価格になりますが、加えて加熱方法や内釜の工夫や機能面によって価格が異なります。
安いモデルと高級モデルの違いは“おいしく炊けるゾーンの広さ”
高級機は熱効率を高めるため内釜が工夫されていたり、米に圧力がかかるよう密閉度を高めたりと、お米の品種や状態に関係なくおいしく炊ける「ゾーン」が広いのが特長です。
加熱方式の違いが目安
炊飯器の加熱方式は大きくマイコン式、IH式、圧力IH式の3種類があります。それぞれのタイプの特徴をご紹介します。
マイコン式:数千円〜1万円程度
マイコン式の炊飯器は、主に底面のヒーターで内釜を加熱して炊飯します。安いですが、炊きムラが出やすいのがデメリット。
IH式:1万円〜5万円程度
IH式炊飯器は、IHコイルによる磁力線で内釜全体を発熱させます。高火力で炊きムラが少ないのがメリット。
圧力IH式:5万〜10万円以上
圧力IH式の炊飯器は、IHの高火力に加え、圧力をかけることでふっくらもちもちした食感を引き出せます。
安い炊飯器と高額炊飯器の違いがわかったところで、続いて炊飯器の選び方についてご紹介します。
炊飯器の選び方は?
象印にタイガー魔法瓶、パナソニックや日立など、さまざまなメーカーの炊飯器がありますが、自分に合った商品を選ぶには口コミやレビューだけでは決めにくいものです。
次の選び方のポイントに注意して選びましょう。
選び方1:容量
炊飯器は同クラスなら容量が大きいほど高価になります。
また、炊飯可能範囲はあくまで炊ける量で、炊いたご飯がおいしく食べられるベストな炊飯量は最大炊飯量よりやや少なめと言われています。おいしく炊ける分量もふまえて選びましょう。
選び方2:加熱方式
マイコン式、IH式、圧力IH式の3つの加熱方式で選ぶのも一つです。
マイコン式は炊きムラが出やすく、IH式は高火力で炊きムラは少なめ、圧力IH式はムラなくふっくらした炊き上がりが楽しめるのが特徴。それぞれ相場が異なるため、予算を目安にしましょう。
選び方3:使い勝手
直感的に操作できるかどうか、お手入れが簡単かどうかといった使いやすさについてもチェックしたいです。
操作性も重要
置き場所にもよりますが、上にボタンが付いているものがいいです。
清潔に使える製品がgood
ミドルクラス価格の3合炊き炊飯器を徹底比較
今回はAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといったネット通販の人気・売れ筋商品を中心に、自炊派の一人暮らしや少人数家族におすすめの1万円前後〜3万円以下の買いやすいミドルクラスの3合炊き炊飯器6製品をピックアップ。
以下の項目を比較検証しました。
テスト1:ご飯のおいしさ
5種類のご飯をプロがジャッジ!
ご飯のおいしさを食と米のプロが試食してジャッジ。科学する料理研究家のさわけんさん、五ツ星お米マイスターの片山 真一さん、スーパーエコごはん研究家の桃世真弓さんに判定してもらいました。
味や食感、香りの良し悪しをチェックしました。
炊きたて
通常炊飯した炊きたてのご飯を使用しました。
保温
通常炊飯で炊けてから保温時間が3時間経過したご飯を使用しました。
早炊き
製品ごとの早炊きメニューで炊飯したご飯を使用しました。
冷凍ご飯
事前に冷凍したご飯をレンジで解凍したものを使用しました。
冷やご飯
12時間冷暗所に保存したご飯を使用しました。
※検証時のお米は全製品同じ無洗米を使用。浸水作業はせずに炊飯しました。
テスト2:使い勝手
お手入れや操作性を評価
ボタンの操作性や位置、清掃時のお手入れしやすさ、電源コードの取り回しなどの使い勝手を識者が評価しました。
内釜の厚みや洗いやすさも重要なポイントです。
テスト3:メニュー数・コスパ
炊飯以外の用途もチェック!
炊飯以外のおかゆや煮物、ケーキなどのメニュー数をチェック。またテスト結果と価格をもとにコスパも評価しました。
番外:高級炊飯器のバーミキュラも同時検証
今回は、約7万円の高級炊飯器「バーミキュラ」もあわせて検証しました。
検証結果は、評価の高かった製品からおすすめ順にランキング形式で発表します。それではどうぞ!
3合炊き炊飯器のおすすめは?
商品 | おすすめポイント | |||||||||||||||
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タイガー魔法瓶IHジャー炊飯器<炊きたて> JPF-G055
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|
12種類の豊富な調理メニュー/冷やご飯でもおいしい! |
232mm |
322mm |
181mm |
3kg |
IH式 |
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シャープKS-CF05D
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|
ご飯は旨味ともっちり感あり!/コードは巻き取り式で使いやすい |
232mm |
275mm |
190mm |
2.7kg |
マイコン式 |
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アイリスオーヤマジャー炊飯器3合
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|
ボタン配置はわかりやすく操作性は優秀/この性能で1万円以下は高コスパ |
215mm |
260mm |
198mm |
2.6kg |
マイコン式 |
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象印マホービン極め炊き
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|
早炊きは1位をしのぐ好成績 |
220mm |
255mm |
195mm |
1.9kg |
マイコン式 |
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ハイアールJJ-M32B
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|
導入コストは一番お手軽 |
236mm |
282mm |
191mm |
2.9kg |
マイコン式 |
|||||||||
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A-Stageマルチライスポット
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|
生活感を抑えた秀逸なデザイン |
223mm |
223mm |
222mm |
2.3kg(約) |
マイコン式 |
【1位】タイガー魔法瓶「炊きたて JPF-G055」
- タイガー魔法瓶IHジャー炊飯器<炊きたて> JPF-G055
- 実勢価格: ¥19,594〜検証時価格: ¥30,800〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥19,594〜
12/11(月)01:59まで楽天市場で見る¥21,950〜
- 炊きたて
- 保温
- 早炊き
- 冷やご飯
- 冷凍ご飯
- お手入れしやすさ
- メニューの豊富さ
- コスパ
3合炊き炊飯器おすすめランキング1位は、タイガー魔法瓶(TIGER)「IHジャー炊飯器 炊きたて JPF-G055」。
早炊きや冷やご飯など全条件で品質のバランスがよく、炊きたてはもちろん、半日置いた冷やご飯のクオリティをプロが高く評価していました。
甘みのある上品な味わいが特長で、炊きたては炊飯において重要な“糊化”がしっかりされており、味と食感のバランスが優秀です。
使い勝手も優秀で、蒸気口や上蓋が本体から外せるのでお手入れもラクラク。炊飯メニューは雑穀やケーキなど12種類と豊富で、自炊にうってつけです。
さらに炊飯調理後のクリーニング機能もあり、機能面も充実。価格は他製品よりやや高いものの、おうちご飯の質向上に一役買ってくれておすすめです!
- おすすめポイント
-
- 12種類の豊富な調理メニュー
- 冷やご飯でもおいしい!
- がっかりポイント
-
- 再加熱するとやや味が落ちる
- 電源プラグ外れに注意
- 幅
- 232mm
- 奥行
- 322mm
- 高さ
- 181mm
- 重量
- 3kg
- 加熱方式
- IH式
- 型番
- JPF-G055(KL)
ご飯のおいしさ:全条件で平均以上の評価”
釜内側は「遠赤土鍋コーティング」により、土鍋のような細やかな泡立ちで沸とうするのがウリ。
炊きたてはもちろん、冷やご飯の味はプロから高評価でした。また炊きムラも少なくIH式の利点が活かされています。
パサつきも少なくもっちりとした味わいです。冷やご飯でもおいしいのは高評価でした!
生煮えで米の芯が残りがちな早炊きご飯のクオリティもこれなら及第点です。
ボディは馴染みのあるデザインでクリーニング機能があるのもうれしいですね。
炊きたて:良好
炊きあがり直後はやや粘りのあるベタついた食感ながら、米の甘さ、デンプンの香りを感じます。少し置くとベタつきは軽減されました。
早炊き:良好
早炊きの実測時間は約34分とかなり早く、かつ生煮え感少なめでしっかり炊けていました。やや固さはあるものの米の甘みは感じられました。
米の芯もなく6製品中では一番しっかり炊けています。
保温:合格
保温によるご飯の味や色の劣化はほぼなし。炊きたて時のベタついたお粥感も軽減されました。目立った特徴はないもののまずまずの評価でした。
冷やご飯:優秀
デンプンの香りは弱いものの、もっちりした上品な味わいは魅力。色の劣化やパサつきも少なく、12時間経過後でこのクオリティなら優秀です。
冷凍ご飯:合格
「白米メニュー」で冷凍保存した場合、再加熱した影響かベタついた柔らかさが戻ってしまいました。甘みはあるものの、炊きたてや冷やご飯の上品な味わいは抜けていました。
基本的にご飯は高温に3時間以上さらすと味や色など質がどんどん下がっていきます。特にミドル機はハイエンド機と比べ保温性能が低いので、基本的にご飯は炊いたら粗熱をとってから冷凍しておくのがおいしく食べる秘訣です。
メニューやコースが豊富で煮込み料理やケーキも!
ボタンの数は6製品中ではやや多いものの、見やすいレイアウトで操作性は高評価でした。
雑穀米、麦ごはん、おこわ、おかゆはもちろん、ケーキのほか、煮物などのおかずもできちゃいます。
お手入れ:パーツは分解可能でお手入れもしやすい
水蒸気が通過する蒸気口も取り外しできます。
ついつい見落としがちな内蓋もワンタッチで付け外しでき、サッと水気を拭き取れます。
パーツが簡単に外せるので、お手入れの際にしっかり洗えて清潔さを保てるのは魅力です。
「クリーニング機能」でニオイ取りも!
ニオイのある料理を作った後、水を入れてスイッチを押すと蒸気スチームが噴出し、次にご飯を炊く際に料理のニオイを抑えられるクリーニング機能搭載。炊飯以外の調理も気兼ねなくできて魅力的です。
カレーや角煮などのニオイが残る料理を作った後のお手入れに重宝しそうです。
惜しいポイント:再加熱した冷凍ご飯は味と食感がダウン
冷凍ご飯はあと一歩
「白米メニュー」で炊飯し、再加熱した冷凍ご飯はどうしても味や食感の劣化が見られました。
温め時間で食感は変化するので注意しましょう。
しかし、通常炊飯機能とは別に「冷凍用ごはんメニュー」も搭載しているので、冷凍する前提なら、そちらを試してみるのもおすすめです。
マグネット式コードはプラグ外れに注意
ケーブルは本体とマグネットで接続する方式。置き場所によっては、プラグが外れる可能性もあるので注意!
【2位】シャープ「KS-CF05D」
- シャープKS-CF05D
- 実勢価格: ¥9,500〜検証時価格: ¥14,980〜
- 炊きたて
- 保温
- 早炊き
- 冷やご飯
- 冷凍ご飯
- お手入れしやすさ
- メニューの豊富さ
- コスパ
3合炊き炊飯器おすすめランキング2位は、シャープ(SHARP)「KS-CF05D」。
ご飯は旨味ともっちり感があってまずまずのクオリティで、ご飯のおいしさ評価ではタイガーに肉薄しました。
芯が残ってイマイチな早炊きと炊きたての評価でわずかに差がつき、冷凍ご飯はレンチンするとボロボロ感が出てコシがなくなりますが、味は及第点でした。
しかし、機能性と使い勝手が優秀! 巻き取り式のコードは使いやすく、安さが魅力なので、こちらもおすすめ商品です。
- おすすめポイント
-
- ご飯は旨味ともっちり感あり!
- コードは巻き取り式で使いやすい
- がっかりポイント
-
- 早炊きは芯が残ってイマイチ
- レンチンするとコシがなくなる
- 幅
- 232mm
- 奥行
- 275mm
- 高さ
- 190mm
- 重量
- 2.7kg
- 加熱方式
- マイコン式
- 型番
- KS-CF05D-B
ご飯はもっちり感あり
冷凍ご飯は加熱するとボロボロ感がありますが味は及第点です。
冷やご飯は粒立ちのいいもっちりした味わいが印象的でした。
ボタンはシンプルで見やすい!
ボタンは炊飯器の上部についていて、シンプルで見やすいです。
内釜が取っ手つきな点も◎
内釜に取手がついているから、取り出しやすいです。
内釜はご飯がつきにくく洗いやすさも◎。(編集部・八橋)
惜しいポイント:早炊きは芯が残る
早炊きは芯が残って生煮え感があります。
ご飯の芯が残り粉っぽく、外と中の食感に違和感を感じました。
【3位】アイリスオーヤマ「ジャー炊飯器3合」
- アイリスオーヤマジャー炊飯器3合
- 実勢価格: ¥8,750〜検証時価格: ¥9,980〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥8,750〜
12/11(月)01:59まで楽天市場で見る¥8,970〜
- 炊きたて
- 保温
- 早炊き
- 冷やご飯
- 冷凍ご飯
- お手入れしやすさ
- メニューの豊富さ
- コスパ
3合炊き炊飯器おすすめランキング3位は、アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)「ジャー炊飯器3合 RC-MGA30」。
炊きたてや保温時間長めのご飯、冷やご飯、冷凍ご飯も味があと一歩で、ご飯のクオリティがまずまずな点が惜しかったです。
ボタン配置がわかりやすく、操作性は優秀。各種調理機能も豊富で使い勝手は高評価でした。
2位シャープよりさらに安い1万円を切る価格で、銘柄炊き機能搭載なのは魅力。機能性に優れる高コスパな一台。ブラック、ホワイトが選べます。
- おすすめポイント
-
- ボタン配置はわかりやすく操作性は優秀
- この性能で1万円以下は高コスパ
- がっかりポイント
-
- 電源コードは不意のプラグ外れに注意
- ご飯の味や食感はもう少し欲しいところ
- 幅
- 215mm
- 奥行
- 260mm
- 高さ
- 198mm
- 重量
- 2.6kg
- 加熱方式
- マイコン式
- 型番
- RC-MGA30
機能的で使い勝手がいい
この価格で銘柄炊きができるのはうれしいポイントです。
ボタンと操作パネルが見やすいのは好印象でした。
メニュー数豊富で銘柄ごとに炊き分けられる
米の銘柄ごとに最適な設定で炊き分けられる機能を搭載。その他各種調理メニューも豊富で使い勝手は高評価でした。欲を言えば本体に取っ手が欲しいところです。
惜しいポイント:味はあと一歩のクオリティ
ご飯の味や食感はあと一歩のクオリティと惜しかったです。
【4位】象印マホービン「極め炊き」
- 象印マホービン極め炊き
- 実勢価格: ¥8,540〜検証時価格: ¥11,374〜
- 炊きたて
- 保温
- 早炊き
- 冷やご飯
- 冷凍ご飯
- お手入れしやすさ
- メニューの豊富さ
- コスパ
3合炊き炊飯器おすすめランキング4位は、象印マホービン「極め炊き NS-NH05」。
ご飯のおいしさ評価は1位に匹敵する高成績をマーク。早炊きでもご飯の味をしっかり感じます。
しかし、メニューの少なさと内釜がかなり薄く、長期使用においては耐久性にやや不安があります。
1万円台で味は高評価、シンプルかつコンパクトなデザインで重量もなく、使いやすい一台です。
- おすすめポイント
-
- 早炊きは1位をしのぐ好成績
- がっかりポイント
-
- 釜が薄く耐久性には懸念あり
- 幅
- 220mm
- 奥行
- 255mm
- 高さ
- 195mm
- 重量
- 1.9kg
- 加熱方式
- マイコン式
- 型番
- NS-NH05
早炊きでもご飯の味をしっかり感じる!
早炊きは8点と高評価。炊きたて、保温、冷やご飯、冷凍ご飯も平均以上で満足できそうです。
早炊きにしてはやや柔らかいくらいしっかり炊けています。
【5位】ハイアール「JJ-M32B」
- ハイアールJJ-M32B
- 実勢価格: ¥5,627〜検証時価格: ¥7,440〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥5,627〜
12/11(月)01:59まで楽天市場で見る¥6,190〜
- 炊きたて
- 保温
- 早炊き
- 冷やご飯
- 冷凍ご飯
- お手入れしやすさ
- メニューの豊富さ
- コスパ
3合炊き炊飯器おすすめランキング5位は、ハイアール(Haier)「JJ-M32B」。
価格は安いものの肝心のご飯の味がイマイチ。ご飯の旨味や香りが弱く、炊きムラも見受けられました。
とはいえ、メニューが9通りと豊富で静電式タッチキー採用のメリットも。ご飯は固めで粉っぽい仕上がりですが、この機能数で7000円台なら高コスパです。
- おすすめポイント
-
- 導入コストは一番お手軽
- がっかりポイント
-
- 炊きムラがあり色味もイマイチ
- 幅
- 236mm
- 奥行
- 282mm
- 高さ
- 191mm
- 重量
- 2.9kg
- 加熱方式
- マイコン式
- 型番
- JJ-M32B(W)
7000円台で豊富な機能が魅力
エコ炊飯、玄米、おかゆなど、7000円台とお手頃価格ながら調理メニューは多めです。
調理メニューが多く一人暮らしの自炊にはありがたい!(編集部・八橋)
【6位】A-Stage「マルチライスポット」
- A-Stageマルチライスポット
- 実勢価格: ¥8,400〜検証時価格: ¥9,900〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥9,801〜
12/11(月)01:59まで楽天市場で見る¥9,082〜
- 炊きたて
- 保温
- 早炊き
- 冷やご飯
- 冷凍ご飯
- お手入れしやすさ
- メニューの豊富さ
- コスパ
3合炊き炊飯器おすすめランキング6位は、A-Stage「マルチライスポット RC-A30BK」。
肝心のご飯の味は固めで味が薄く、イマイチで今ひとつの印象でした。
スタイリッシュでおしゃれなデザインが特長的ですが、タッチパネル操作にラグがあり、操作性が難点です。
- おすすめポイント
-
- 生活感を抑えた秀逸なデザイン
- がっかりポイント
-
- タッチパネルが押しづらく操作性△
- 幅
- 223mm
- 奥行
- 223mm
- 高さ
- 222mm
- 重量
- 2.3kg(約)
- 加熱方式
- マイコン式
- 型番
- RC-A30BK
操作パネルはやや使いづらいかも
見た目の良さ、おしゃれなデザインで目を引きますが、タッチパネルはボタンが押しづらく、操作性はイマイチです。
使用しているうちにパネルに傷や汚れが目立ちそうなのが△。
【番外】高級炊飯器「バーミキュラ」の評価は?
バーミキュラ
ライスポットミニ
実勢価格:¥78,430
ポットヒーターサイズ:W218xD250xH128mm・2.2kg
ポットサイズ:W258xD190xH106mm・2.8kg
約7万円のバーミキュラ(Vermicular)「ライスポットミニ」も同時検証したところ、ご飯の味はしゃっきり硬め。早炊きや保温機能がないため総合評価の比較はしませんでしたが、味は識者によって好みが分かれました。
肝心の味は好みが分かれる印象
炊きあがりはしゃっきりとして粒立ちのある固めの仕上がりで、さっぱりした味わい。硬め派ならおすすめです。
硬めの炊きあがりは丼ものやカレーと相性がよさそうです。
ちなみに、「炊きたて」部門では全識者がベストバイのタイガー魔法瓶(TIGER)「炊きたて JPF-G055」を高評価としていました。
炊飯器と比べると内釜は鋳物ホーロー鍋なので高級感がありますが、ややお手入れの難易度は高めな印象。しかし、炊飯以外の調理用途に幅広く使えるので汎用性に優れています。
3合炊き炊飯器のおすすめ まとめ
以上、ミドルクラス価格(1〜3万円)の3合炊き炊飯器のおすすめランキングでした。
一人暮らしでも自炊をする人や少人数家族におすすめのミドルクラスの3合炊飯器を探したところ、タイガー魔法瓶(TIGER)「炊きたて JPF-G055」がベストバイに輝きました。
2位の製品はご飯のおいしさに大きな差はないものの、操作性などの使い勝手、調理メニューの豊富さで差がつきました。
自炊派におすすめの3合炊飯器はタイガー魔法瓶「炊きたて」
タイガー魔法瓶
炊きたて JPF-G055
タイガー魔法瓶「炊きたて JPF-G055」は、早炊きや冷やご飯など全条件で品質のバランスがよく、半日置いた冷やご飯のクオリティも高く評価されました。早炊き時間も約34分と早く、忙しい朝にも重宝します。
お手入れしやすくメニューやコースも超豊富なので、一人暮らし、二人暮らしの自炊派や少人数家族におすすめしたい商品です。
今回検証したミドルクラスの3合炊き炊飯器の中ではやや高めではありますが、おうちご飯の質の向上に一役買ってくれそうです!
ちゃんとおいしくご飯が炊ける3合炊き炊飯器の購入を検討している人は、本記事のおすすめランキングを参考に、お気に入りの一台を見つけてみてくださいね。
3合炊き炊飯器の売れ筋ランキングもチェック!
3合炊き炊飯器の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
ただし、今はミドルクラスの炊飯器でもご飯がおいしく食べられる製品が増えています。