スマートフォン5000円前後の4機種をピックアップ
これが意外と差があるんです

本誌でも何度か比較を行ったドローン。前回(1年前)までは1万円が格安ラインでしたが、今は安いもので2000円前後の値段まで下がってきています。操作もそんなに難しくなく、誰にでも空撮を楽しめるような時代になってきました。

とはいえ、「じゃあドローンを始めるか」と思い立ったとき、何を根拠にして選べばいいのか分かりにくいジャンルでもあります。

そこで今回は、2017年12月以降に発売され、かつ「まあまあ気軽に買える」ラインであろう5000円前後の4機種をピックアップし、実際の操作感や撮影機能のクオリティなどを比較検証してみました。

ちなみに、どの機体もスマホと連携(操縦や撮影)して飛ばすことができ、空撮している映像をリアルタイムで確認することができました。画質は横並びのHDでしたが、レンズの性能差なのか、画角や色味など細かい部分に差があります。

[テスト内容]
①カメラ性能
②離着陸時の耐久性
③風に対する強さ
④バッテリー持ち


これに「操縦性」を加え、全体の評価としました。

[購入の前に]
今回、比較検証した4つの製品は200g以下なので、ドローン規制の対象外ですが、都心などで飛ばしたい場合は(都立公園など別の規制がある場合もある)、国土地理院の地理院地図を確かめ、(公園等は別途管理者に確かめること)安全や条例などに注意が必要です。

さて、それでは検証結果の発表です!

S評価【S評価】操作性もカメラも
文句なしの出来栄えです

4製品中、もっとも初心者におすすめできるのがこちらです。

DBPOWER:ドローン カメラ付き X708W:ドローン

DBPOWER
ドローン カメラ付き X708W
実勢価格:5999円
サイズ:31.5×31.5×6cm

[テスト結果]
①カメラ性能:広角で撮影できます[評価○]
②離着陸時の耐久性:ガードが秀逸![評価○]
③風に対する強さ:胴体が薄いため良好[評価○]
④バッテリー:約8分間の飛行が可能[評価○]


リモコン操作が直感的でわかりやすく、操作しやすいモデルです。特に、ヘッドレスモード(操縦者に対して常に前後左右に動く機能)を搭載しているため、操作に馴染みやすいんです。

ほかにも同機能を搭載しているものがありましたが、本機は機体が薄いためか、風への抵抗が少なく操縦しやすさはNO.1でした。

カメラ性能も上々でした。撮影範囲が広く、色もよく出ていました。

普通の草むらなどでも、草に絡まらずに無事に着陸。

電源をセットするとスイッチを入れなくてもLEDが発光します(写真は機体の裏側です)。これにより夜間でも、見失わずに飛行させることができるのもポイント。ですが、夜間飛行はおすすめはしません。

操作性、カメラ性能ともに今回取り扱った中では間違いなくもっともおすすめできるドローンでした。Amazonレビューの高さにも納得できる、という印象です。

B評価【B評価】風に対する弱さが
惜しまれる1台

操作性もカメラ性能も悪くないのですが、弱点がひとつだけありました。

LBLA:ドローン カメラ付き:ドローン

LBLA
ドローン カメラ付き
実勢価格:4799円
サイズ:20×20×9.5cm

[テスト結果]
①カメラ性能:画角は申し分なし[評価○]
②離着陸時の耐久性:機体下のガードが強い[評価○]
③風に対する強さ:バランスを崩す場面も[評価△]
④バッテリー:約6分間の飛行が可能[評価○]


上記「DBPOWER」同様、操縦者に対して前後左右の方向に飛行することができるヘッドレスモードを搭載しているので、初心者にも扱いやすくできています。ただし、機体が厚いためか、テスト時には風に泣かされました。

タフさもあり、バランスは良いのですが……。

画角は広く、解像度もHDで申し分ありません。

機体下にガードがあり、地面の障害物にも強くできています。

今回はあくまで「初心者目線」ですので、評価を下げてしまった1台でした。

C評価: 【C評価】カバンに入る
コンパクトサイズは○ですが

折りたたみタイプなのでバッグやポケットにも入る、手のひらサイズの小型ドローンです。

LBLA:ミニドローン カメラ付き:ドローン

LBLA
ミニドローン カメラ付き
実勢価格:3980円 
サイズ:9×7×3cm(折りたたみ時:6.2×4.9×3cm)

[テスト結果]
①カメラ性能:若干のチープ感あり[評価△]
②離着陸時の耐久性:障害物に弱い[評価△]
③風に対する強さ:風に流されやすい[評価△]
④バッテリー:約5分間の飛行が可能[評価△]


折りたたんでコンパクトになるという仕様は非常に良いのですが、機体が小さく風に流されやすいので、操縦は難しく感じます。

画角は少し狭く、色合いは若干チープ感あります。

機体下にガードがないので、地上の障害物に弱いのが気になりました。

折りたたむと6.2×4.9×3cmというサイズになるので、カバンに入れるなどして持ち運べるというのは非常に魅力的ですが……。

C評価: 【C評価】価格の割に健闘!
とにかく飛ばしたいならアリ

なんと1800円! ビックリ価格のミニドローンです。

REDPAWZ:ミニドローン:ドローン

REDPAWZ
ミニドローン
実勢価格:1800円
サイズ:9.5 ×9.5×5cm

[テスト結果]
①カメラ性能:撮影範囲が少し狭い[評価△]
②離着陸時の耐久性:草地では離陸できず[評価△]
③風に対する強さ:地上付近でもあおられる[評価△]
④バッテリー:約5分間の飛行が可能[評価△]


1800円という価格はすごいのですが、操作性はそれに応じて(?)難しさを感じました。地上付近でも風の影響を受けたのはこのモデルだけ。

とにかく飛ばしてみたい、というならアリですが……。

全4製品中、最も画角が狭く窮屈に感じました。

細かい草を巻き込んで、離陸不能になることも。


以上、カメラ付きドローン4機種のご紹介でした。今回のベストが「DBPOWER」であることは確かですが、とにかく飛ばしてみたい、いろんなところに持ち歩きたいなど、ニーズによって選択するのも、もちろんアリですよ!


【ドローン使用時のご注意】
ドローン規制は200g未満なら不適用。ただし、安全や条例などには注意しましょう

「ドローン規制法」により、飛行禁止エリアや飛行方法の制限が設けられています。違反した場合は罰金などが科されるので注意。200g未満のドローンは対象外になりますが、個別の条例などが存在するので、それでも飛行には注意が必要です。