ミラーレス一眼をはじめたい人に適したモデルは?
雑誌「家電批評」編集部が、「ミラーレス一眼カメラをはじめたい!」という人に適したモデルを探すべく、15万円前後の注目モデル3製品を集めて比較を行いました。
今回は、その中で見事ベストバイを獲得した、ニコン(Nikon)「Z50II 16-50 VR レンズキット」をピックアップして紹介します!
ミラーレス一眼カメラのおすすめは?
ニコン「Z50Ⅱ」
- ニコンZ50II 16-50 VR レンズキット
- 実勢価格: ¥157,554〜
- 画質
- 機能
- 使い勝手
- サイズ・重量
- コスパ
- おすすめポイント
-
- 大きなグリップと高い操作性 被写体認識の精度 入門機にしては重たい ボディ内手ぶれ補正非搭載
- 被写体認識の精度
- がっかりポイント
-
- 入門機にしては重たい
- ボディ内手ぶれ補正非搭載
- 幅
- 127mm(約)
- 奥行
- 66.5mm(約)
- 高さ
- 96.8mm(約)
- 重量
- 550g(約)(バッテリー・カード込み)
- レンズマウント
- Zマウント
- 画像処理エンジン
- EXPEED 7
- フラッシュ
- 内蔵
- 画素数
- 2088万
- センサーサイズ
- APS-C
- 連写
- 5.6コマ/秒(メカシャッター設定時の場合)
- 最高ISO感度
- 51200(常用感度)
- 型番
- Z 50II 16-50 VR レンズキット
テスト結果
画質
AWB制御がうまくどのシーンでも、カンタンに感動のある画質を楽しめます。
機能
豊富なインターフェースと5GHz対応のWi-Fiなど上位機並の機能です。
使い勝手
操作性の高さや起動の素早さ、被写体認識AFの性能など全般的に良好です。
サイズ・重量
エントリー機としては大きく重いという弱点があり、バッグを選ぶと言えます。
コスパ
高性能なうえ、質感も高くキットレンズ性能を含めてとても魅力的な選択です。
初代から性能が大幅UP
カメラの性能を左右する画像処理エンジンがハイエンド機と同等になり性能が底上げされました。
いい入門機の条件「フルオートでしっかり撮れる」を実現!
Z50Ⅱ+NIKKOR Z 35mm f/1.4/1/60s/F2.0/ISO2000
Z50Ⅱ+NIKKOR Z 35mm f/1.4/1/100s/F2.2/ISO250
Z50Ⅱ+NIKKOR Z 35mm f/1.4/1/250s/F8.0/ISO200
スナップではAWBが安定しているので「暗くして重厚に」「明るくして爽やかに」など表現意図に合わせて露出補正を行うだけで満足のいく仕上がりを得られました。
高輝度なEVFで撮影体験も上々
236万ドットと画素数は他社のモデルと同等ですが、1000cd/㎡と輝度が高くクッキリ見やすいです。入門モデルではNo.1の見え方でしょう。
なお、写真はスマホでEVFを撮影したもの。そのため歪んでいます。
10万円台前半に収めるためとはいえ手ブレ補正非搭載は残念
キットレンズは手ブレ補正付きですが、本音を言えばボディ内手ブレ補正が欲しい。搭載すると価格が大きく上昇するので悩ましいですが。
以上、ニコン(Nikon)「Z50II 16-50 VR レンズキット」の紹介でした。
AE(自動露出)とAWB(オートホワイトバランス)が安定していて、色味に違和感がでるシーンが少ないカメラ。入門機にしては重たいですが、その分操作しやすく、総合力の高いおすすめの一台です!
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キヤノンのお株だった「簡単・きれい」を実現した初のニコン機とも言えます。総合的にはX-M5と僅差ですが、カメラとしての使い心地はEVFのあるこちらです。