【結論】1万円前後ヘッドホンのおすすめはNothing【家電批評が検証】
1万円前後ヘッドホンのおすすめは、雑誌『家電批評』が専門家と一緒に1万円前後ヘッドホンを実際に使って検証した結果、1位ベストバイはNothing「CMF Headphone Pro」でした。低域から高域までバランスの取れたサウンドとポップなデザインが魅力。多機能アプリで音を自分好みに仕上げたい、見た目も機能も妥協したくない人におすすめです。
1万円台で買える非常に優秀なヘッドホン
- NothingCMF Headphone Pro
- 最安価格: ¥15,800〜
目的別・1万円前後ヘッドホンのおすすめ
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音質と使いやすさのバランスを重視するなら低域から高域まで自然なサウンド。多機能アプリで音を好みに調整できるNothingCMF Headphone Pro
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解像度の高いクリアなサウンドを求めるなら音質評価で4項目で高評価。誠実なチューニングで長時間でも聴き疲れしにくいfinal UX3000
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1万円以下(検証時)でノイズキャンセリング性能を重視するなら高評価のノイズキャンセリング効果。80時間再生でコスパも非常に高水準EarFunTune Pro
これらのおすすめは実際の製品を比較して選びました。使う人の目的や状況によって最適な選択は異なりますので、どれが自分に合うかはこの後の選び方や、詳細なスコアを記した比較表を参考にしてみてください。
価格とサウンドのベストバランス。音質重視のお手軽ヘッドホンを探そう

最近、1万円前後ヘッドホン市場では“侮れない”モデルが続々と登場しています。ノイズキャンセリング(ANC)や外音取り込みの標準装備化が進み、複数のマイクで聞こえる音の質を最適化する“ハイブリッドANC”を採用したモデルも登場。かつては上位機の特権だった機能が、手頃な価格帯まで広がっています。
また、以前は少なかった専用アプリの充実も見逃せません。パーソナルサウンドやイコライザーによって音質を調整でき、1万円クラスとは思えない“好みの音に近付ける自由度”があります。
音質そのものも確実に進化しており、低価格帯=妥協というイメージはもはや過去のものなんです。
今回は注目の7製品を実際にテストし、音質からANC、装着感までを総合チェックしました。価格以上の満足度をもたらす一台が、きっと見つかるはずです。
1万円前後ヘッドホンの選び方

雑誌『家電批評』が、音楽ファシリテーターの飯田有抄さんとオーディオライターのゴン川野さんとともに、注目の7製品を8項目で実機テストしました。
テストではAmazon Musicの音源をスマートフォン(ソニー「 Xperia 10 III」にて最高音質)で再生しました。飯田さんはオーケストラや生音が中心の楽曲を、川野さんはJポップをメインに音質をチェックしています。
テスト項目1:解像度(音質)(20点満点)
テスト項目2:クリアさ(音質)(10点満点)
テスト項目3:音域のバランス(音質)(20点満点)
テスト項目4:音像定位(音質)(10点満点)
テスト項目5:ダイナミクス(音質)(10点満点)
テスト項目6:装着感(5点満点)
テスト項目7:外音取り込み(5点満点)
テスト項目8:ノイズキャンセリング(10点満点)
テスト項目9:マイク(5点満点)
テスト項目10:アプリ(5点満点)
テスト項目11:操作性(70点満点)
テスト項目12:コスパ(5点満点)
以上、検証では計110点満点でジャッジしました。なお、本記事ではこれを5段階の星評価に換算してランキング付けしています。
それでは、各製品の詳しいテスト結果をランキング形式で見ていきましょう。
【比較】1万円前後ヘッドホンおすすめランキング
プロと雑誌『家電批評』編集部が実際に比較検証してわかった、1万円前後のヘッドホンのおすすめランキングです。ベストバイ1位はNothing「CMF Headphone Pro」、2位はEarFun「Tune Pro」でした。以下は解像度・クリアさ・音域のバランス・音像定位などを比べた当サイト独自の結果です。
| 商品 | |||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
NothingCMF Headphone Pro
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SBC、AAC、LDAC |
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final UX3000
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SBC、AAC、aptX、aptX LL |
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EarFunTune Pro
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|
SBC、AAC |
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水月雨(MOONDROP)EDGE - 羽翼
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SBC、AAC、LDAC |
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アンカーSoundcore Q30i
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|
SBC、AAC |
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エディファイアW820NB Plus Gen2
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SBC、LDAC |
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オーディオテクニカATH-S300BT
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SBC、AAC |
【1位】Nothing「CMF Headphone Pro」
- NothingCMF Headphone Pro
- 最安価格: ¥15,800〜
- 解像度(音質)
- クリアさ(音質)
- 音域のバランス(音質)
- 音像定位(音質)
- ダイナミクス(音質)
- 装着感
- 外音取り込み
- ノイズキャンセリング
- マイク
- アプリ
- 操作性
- コスパ
- おすすめポイント
-
- ポップなデザイン
- アプリが多機能
- がっかりポイント
-
- やや締めつけが強い
- 重量
- 283g
- 再生時間
- 100時間(最大)、50時間(ノイキャンオン時)
- 対応コーデック
- SBC、AAC、LDAC
- カラー展開
- ライトグリーン、ライトグレー、ダークグレー
- 型番
- B175
低域に厚みがありながら不自然さがなく、心地よく聴ける。
音色特性

※音色グラフのCはクール、Wはウォームを示しています(以下同)。
<ココが使いやすい>低域や高域を手軽に調節できる

左カップ側面に「スライダー」を装備し、ベース(低域)または高音の調節が可能です。

どちらを調整するかは、アプリの「スライダー」設定で切り替えられます。 調整幅が広く、再生中にいつでも変更できるのは非常に便利です。
外音取り込み:外したときと同じ自然な印象で周囲の音が入ってくる

周囲の音をヘッドホン内に取り込む機能を搭載。本製品は、ヘッドホンを外したときと同じような印象で外の音が入ってくるため、音楽を聴きながらでも周囲の状況を確認しやすい設計となっています。
アプリ:パーソナライズや空間オーディオなど多数搭載


自分の耳の特性に合わせるパーソナライズ機能や空間オーディオ、イコライザー、音の遅れを抑えるレイテンシーなど、アプリ機能が充実しています。
使い勝手:イヤーパッドの交換でオシャレも楽しめる

イヤーパッドは簡単に交換できます。交換品は同社オンラインサイトで販売されており、価格は3580円(検証時)。他の色に付け替えてオシャレを楽しめます。
2位のfinal「UX3000」よりもボーカルがやや硬質に聞こえるが、負けず劣らず高音質。
表現力が秀逸で、バイオリン協奏曲の独奏の変化や滑らかさが楽しい。
【2位】final「UX3000」
- final UX3000
- 最安価格: ¥16,700〜
- 解像度(音質)
- クリアさ(音質)
- 音域のバランス(音質)
- 音像定位(音質)
- ダイナミクス(音質)
- 装着感
- 外音取り込み
- ノイズキャンセリング
- マイク
- アプリ
- 操作性
- コスパ
- おすすめポイント
-
- 価格以上の音質
- 音楽再生をしないノイズキャンセリングオンリーモードを搭載
- がっかりポイント
-
- 外音取り込みとアプリがない
- 重量
- 261g(約、実測)
- 再生時間
- 25時間(ノイキャン入)
- 対応コーデック
- SBC、AAC、aptX、aptX LL
- カラー展開
- ブラック、ホワイト
- 型番
- FI-UX3DPL WHITE
音域のバランス(音質)がよく、とても自然。どのジャンルも心地よく聴ける。
音色特性

音質:解像度やクリアさなど4項目で7製品中1位の成績

音質評価では、解像度・クリアさ・音域のバランス・音像定位の4項目で、テストした7製品中1位の成績を獲得しました。音域のバランスに優れており、どんなジャンルにも合うサウンドです。
ノイズキャンセリング:電源オフでも耳栓代わりに使えるオンリーモード搭載

電源を入れずにノイズキャンセリングだけを集中して使いたいときなど、耳栓代わりとして使えるノイズキャンセリングオンリーモードを搭載。効果も十分で、重宝します。
解像度(音質)の高さが他の要素を底上げし、高性能を感じさせる。
非常に高品質で、誠実さが伝わるチューニング。上品で、長時間でも聴き疲れしにくそう。
【3位】EarFun「Tune Pro」
- EarFunTune Pro
- 最安価格: ¥6,986〜
- 解像度(音質)
- クリアさ(音質)
- 音域のバランス(音質)
- 音像定位(音質)
- ダイナミクス(音質)
- 装着感
- 外音取り込み
- ノイズキャンセリング
- マイク
- アプリ
- 操作性
- コスパ
- 重量
- 289.5g
- 再生時間
- 120時間(最大、ANCオフ時)/80時間(最大、ANCオン時)
- 充電時間
- 3時間
- 通信規格
- Bluetooth 5.4
- 対応コーデック
- SBC、AAC
- カラー展開
- ブラック、ホワイト
- 型番
- HP220B
細かい音は再現しきれないが、それが気にならない魅力がある。
音色特性

ノイズキャンセリング:テスト製品中トップクラス。街頭・列車内の騒音も抑える

ノイズキャンセリングの効果は、テスト7製品のなかで非常に強力でした。街頭や列車内の騒音も効果的に抑えます。
また、ノーマルモード・外音取り込みモード・風ノイズキャンセルモード・ゲームモードなど、モードの種類も豊富です。
マイク:自然で良好な通話音質、周囲ノイズもカット

通話マイクの音質は加工感がなく、自然で良好です。周囲のノイズもカットされ、キーボードを打ってもわずかに聞こえる程度でした。
解像度(音質)よりもなめらかさ重視で、高域もハリすぎず心地いい。コスパも非常に優秀。
いい意味で「没個性的」で、バランス感覚に優れている。
【4位】水月雨(MOONDROP)「EDGE - 羽翼」
- 水月雨(MOONDROP)EDGE - 羽翼
- 最安価格: ¥9,990〜
- 解像度(音質)
- クリアさ(音質)
- 音域のバランス(音質)
- 音像定位(音質)
- ダイナミクス(音質)
- 装着感
- 外音取り込み
- ノイズキャンセリング
- マイク
- アプリ
- 操作性
- コスパ
- 対応コーデック
- SBC、AAC、LDAC
- 型番
- EDGE WHITE
音色特性

【5位】アンカー「Soundcore Q30i」
- アンカーSoundcore Q30i
- 最安価格: ¥9,990〜
- 解像度(音質)
- クリアさ(音質)
- 音域のバランス(音質)
- 音像定位(音質)
- ダイナミクス(音質)
- 装着感
- 外音取り込み
- ノイズキャンセリング
- マイク
- アプリ
- 操作性
- コスパ
- 重量
- 263g(約)
- 再生時間
- 最大80時間 (ノイズキャンセリングOFF) / 最大50時間 (ノイズキャンセリングON)
- 充電時間
- 2時間(約)
- 通信規格
- Bluetooth 5.3
- 対応コーデック
- SBC、AAC
- 型番
- Q30I BLACK
音色特性

【6位】エディファイア「W820NB Plus Gen2」
- エディファイアW820NB Plus Gen2
- 最安価格: ¥8,980〜
- 解像度(音質)
- クリアさ(音質)
- 音域のバランス(音質)
- 音像定位(音質)
- ダイナミクス(音質)
- 装着感
- 外音取り込み
- ノイズキャンセリング
- マイク
- アプリ
- 操作性
- コスパ
- 対応コーデック
- SBC、LDAC
- 型番
- W820NB Plus
音色特性

【7位】オーディオテクニカ「ATH-S300BT」
- オーディオテクニカATH-S300BT
- 最安価格: ¥11,889〜
- 解像度(音質)
- クリアさ(音質)
- 音域のバランス(音質)
- 音像定位(音質)
- ダイナミクス(音質)
- 装着感
- 外音取り込み
- ノイズキャンセリング
- マイク
- アプリ
- 操作性
- コスパ
- 重量
- 258g(約)
- 連続再生時間
- 60時間(ANCオン時)
- 対応コーデック
- SBC、AAC
- 型番
- ATH-S300BT BG
音色特性

1万円前後ヘッドホンのよくある質問
2万円以下(検証時)でおすすめのワイヤレスヘッドホンはどれですか?
総合的なおすすめはNothing「CMF Headphone Pro」です。音質・アプリの充実度・コスパのバランスが優れており、ベストバイを獲得しました。音質を最優先するならfinal「UX3000」、コスパ重視ならEarFun「Tune Pro」がそれぞれ有力な選択肢です。
1万円以下(検証時)のワイヤレスヘッドホンでも音質はいいですか?
今回のテストでは、1万円以下(検証時)の製品でも十分に満足できる音質を持つ製品がありました。EarFun「Tune Pro」はウォームで聴きやすい音質とトップクラスのノイズキャンセリングを備え、コスパ評価は★5と高評価。水月雨(MOONDROP)「EDGE - 羽翼」もスッキリとしたヌケのよい音質でLDACにも対応しています。
アプリで音質を調整できるヘッドホンはどれですか?
今回テストした製品の中でアプリ機能が充実しているのはNothing「CMF Headphone Pro」です。パーソナライズ機能・空間オーディオ・イコライザー・レイテンシー調整に加え、本体のスライダーで低域または高域をリアルタイム調節できます。EarFun「Tune Pro」とエディファイア「W820NB Plus Gen2」も充実したアプリを備えています。なお、final「UX3000」とオーディオテクニカ「ATH-S300BT」はアプリ非対応です。
【まとめ】1万円前後ヘッドホンの検証テストを振り返り
以上、1万円前後ヘッドホンのおすすめランキングでした。
今回7製品のテストを通じて明らかになったのは、1万円前後ヘッドホンでも音質・機能・アプリの充実度が大きく進化しているという点です。
総合1位・ベストバイに輝いたNothing「CMF Headphone Pro」は、バランスの取れたサウンドと多機能なアプリ、そして個性的なデザインが高く評価され、価格以上の満足度を実現しました。本体スライダーで低域・高域をリアルタイム調節できるユニークな機能も魅力です。
音質を純粋に最優先するなら、2位のfinal「UX3000」が別格の存在感を示しました。解像度(音質)・クリアさ(音質)・音域のバランス(音質)・音像定位(音質)の4項目でテスト中1位という結果は、同価格帯では頭ひとつ抜けた実力です。
コスパ最優先なら3位のEarFun「Tune Pro」がトップクラスのノイズキャンセリング効果を実現しており、コスパBESTに選ばれた理由が明快です。
記事を参考にご自身の聴き方・用途・予算に合わせて、最適な一台を見つけてください。
1万円前後のヘッドホンのおすすめ
- NothingCMF Headphone Pro
- 最安価格: ¥15,800〜














ダイナミクス(音質)の表現力は、テスト機種のなかでも特に優れていると感じました。