AV機器【結論】開放型ヘッドホンのおすすめはSIVGA「Anser」【家電批評が検証】

開放型ヘッドホンのおすすめは、雑誌『家電批評』が専門家と行った実証テストで1位ベストバイに輝いたSIVGA「Anser」です。高級家具のような天然木削り出しのデザインが魅力。まるでスピーカーで聴いているような広大な音場と、圧倒的な解像度を楽しめます。自宅で音楽の世界にどっぷり浸りたい方に特におすすめです。 2位でA評価を獲得したのは、プロの制作現場でも使われるソニー「MDR-MV1」でした。今回の検証でNo.1の解像度を記録し、原音を忠実に再現。約223gと非常に軽く、長時間つけていても疲れない実力派です。

【1位】SIVGA「Anser」

家電批評: ベストバイ[リボンなし]
開放型ヘッドホンおすすめ SIVGA Anser イメージ1
  • SIVGAAnser
  • 最安価格: ¥33,980

目的別・開放型ヘッドホンのおすすめ

  • 総合力なら
    音質・装着感・コスパのバランスが最も優れた
    SIVGAAnser
  • 軽さと解像度なら
    プロ仕様の原音再生! 驚きの軽さで疲れない
  • 音の楽しさなら
    平面磁界型ドライバーが奏でる圧倒的な没入感
    FIIOFT1Pro

AV機器開放型ヘッドホンとは?

大きな音で贅沢に音楽を楽しみたいけれど、自宅のスピーカーで大きい音は出せない……。

そんな人におすすめなのが有線ヘッドホンです。

ヘッドホンは有線と無線の違い以外に「密閉(クローズド)と開放(オープン)」の2つに大きく分けられます。

密閉型とはドライバーユニットの背面をハウジングで密閉して音漏れをしないようにしているヘッドホンのこと。

外での使用を想定しているワイヤレスの製品のほとんどが密閉型です。

細かい音の再生に優れる一方で、やや圧迫感や窮屈さを感じるデメリットもあります。

そこでおすすめなのが開放型です。

密閉型とは反対で、ドライバーユニットの背面が開放されていて、音漏れはしますが、音抜けのいいスッキリとしたサウンドと、広い音場感を楽しめます。

開放型ヘッドホンとは? 開放型ヘッドホンおすすめ イメージ

装着時の圧迫感も密閉型と比べると少なく長時間の使用に適しているのが特徴。

ヘッドホンの音漏れ程度では近所迷惑にならないため、装着感がいい開放型は長時間、スピーカーでは出せないような大きな音で音楽の世界にどっぷり浸れます。

今回、雑誌『家電批評』は定番メーカーと中華の新興メーカーの計6製品を集めて、初めての一台におすすめの開放型ヘッドホンを探しました。

AV機器開放型ヘッドホンの選び方は?

開放型ヘッドホンの選び方は? 開放型ヘッドホンおすすめ イメージ

音質はオーディオライターのゴン川野さん、クラシック音楽ファシリテーターの飯田有抄さんがそれぞれDAPに接続して評価しました。

装着感は識者2人と担当編集の計3人による評価の平均で採点しています。

AV機器開放型ヘッドホンのおすすめランキング

プロと雑誌『家電批評』編集部が実際に比較検証してわかった、開放型ヘッドホンのおすすめランキングです。ベストバイ1位はSIVGA「Anser」、2位はソニー「MDR-MV1」でした。以下は・解像度・音域のバランス・装着感・コスパなどを比べた当サイト独自の結果です。

ランキングは項目名で並び替えられます
商品
A+評価
SIVGAAnser
開放型ヘッドホンおすすめ SIVGA Anser イメージ
4.30
4.50 4.00 4.45 3.90 4.00 4.25 5.00
342g
ダイナミック型
A評価
ソニーモニターヘッドホン MDR-MV1
開放型ヘッドホンおすすめ ソニー モニターヘッドホン MDR-MV1 イメージ
4.19
4.63 3.90 4.58 3.90 3.65 4.00 3.50
223g(ケーブルを含まず)
ダイナミック型
A評価
FIIOFT1Pro
開放型ヘッドホンおすすめ FIIO FT1Pro イメージ
4.14
4.45 3.40 4.63 3.75 4.15 3.50 4.50
374g
平面磁界型
B評価
ゼンハイザーHD 550
開放型ヘッドホンおすすめ ゼンハイザー HD 550 イメージ
3.78
4.00 4.00 4.58 3.40 2.75 3.85 2.00
237g(約)
ダイナミック型
B評価
SENDY AUDIOApollo SDA-APOLLO
開放型ヘッドホンおすすめ SENDY AUDIO Apollo SDA-APOLLO イメージ
3.59
4.38 3.50 4.25 3.25 2.65 3.15 1.50
395g
平面磁界型
C評価
ULTRASONESignature FUSION Open Back
開放型ヘッドホンおすすめ ULTRASONE Signature FUSION Open Back イメージ
2.98
3.45 2.65 3.38 2.40 2.50 2.90 2.50
290g(約、ケーブル含まず)
ダイナミック型

A+評価【1位】SIVGA「Anser」

  • SIVGAAnser
  • 最安価格: ¥33,980

総合評価: 4.30

 
解像度
 4.50
クリアさ
 4.00
音域のバランス
 4.45
音像定位
 3.90
ダイナミクス
 4.00
装着感
 4.25
コスパ
 5.00

高解像度となめらかな聴き心地を両立

開放型ヘッドホンのおすすめランキング1位でベストバイを獲得したのは、A+評価のSIVGA「Anser」でした。

SIVGA(シブガ)は中国・広東省東莞市で2016年に誕生した高級オーディオブランドで木材を生かした独自デザインと安定した品質で世界的に注目を集めています。

そのエントリーモデルである本製品で驚いたのは、その音質のよさです。

プロの2人も「うん、いい音質!」と口をそろえるほどでした。

解像度の高さは抜群で、楽器の細やかな音まではっきり描き出します。

低域から高域まで粒立ちが鮮明で、レンジの広さはまるで2Wayスピーカーのようです。

ダイナミクスにも優れ、かすかな小音から迫力ある大音量まで歪まず再現できました。

オーケストラやピアノソロでは音の抑揚に引き込まれ、息をのむほどです。

それでいて音が尖りすぎず、とても聴きやすいサウンドで、どんなジャンルにも合うのが魅力です。

完成度を備えながら実勢価格は3万円台と、コスパが高く、入門機としてもおすすめです。

おすすめポイント
  1. 高級感あるデザイン
  2. やわらかいイヤーパッド
がっかりポイント
  1. ハードケースが付属しない
重量
342g
駆動方式
ダイナミック型
高解像度となめらかな聴き心地を両立 開放型ヘッドホンおすすめ イメージ

天然木を削り出し、職人が丁寧に磨き上げたハウジングは美しく、1台1台異なるのが魅力です。

高解像度となめらかな聴き心地を両立 開放型ヘッドホンおすすめ イメージ2

型押しのロゴやステッチがオシャレで、金属フレームには高級感があります。

高解像度となめらかな聴き心地を両立 開放型ヘッドホンおすすめ イメージ3

ふわふわのイヤーパッドが気持ちいいです。

高解像度となめらかな聴き心地を両立 開放型ヘッドホンおすすめ イメージ4

ケースは付属せず、麻袋のみ。

ここは少し残念なポイントでした。

音域特性

音域特性 開放型ヘッドホンおすすめ イメージ
飯田有抄 氏
クラシック音楽ファシリテーター
飯田有抄 氏 のコメント

作品のよさ、演奏の巧みさを伝えてくれます!

ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

レトロモダンなルックスにふさわしい上質な音の響き!

軽くて締め付け感のない厚めのクッション性が◎

軽くて締め付け感のない厚めのクッション性が◎ 開放型ヘッドホンおすすめ イメージ

イヤーパッドがとてもやわらかく、包み込むような装着感が魅力。

加えて側圧が弱めなので、頭部への圧迫感が少なく、長時間装着していても疲れにくい印象です。

若干重量は感じるものの、バランスがいいため、装着時の重さはそれほど気になりませんでした。

A評価【2位】ソニー「MDR-MV1」

  • ソニーモニターヘッドホン MDR-MV1
  • 最安価格: ¥41,136

総合評価: 4.19

 
解像度
 4.63
クリアさ
 3.90
音域のバランス
 4.58
音像定位
 3.90
ダイナミクス
 3.65
装着感
 4.00
コスパ
 3.50

開放型ヘッドホンのおすすめランキング2位でA評価を獲得したのはソニー「MDR-MV1」でした。

解像度の高さは最高得点。

バランスの取れた音質で入門用のモニターヘッドホンとしておすすめです。

おすすめポイント
  1. 解像度の高い音質
がっかりポイント
  1. ベストに比べて高価
重量
223g(ケーブルを含まず)
駆動方式
ダイナミック型
型番
MDR-MV1

音域特性

音域特性 開放型ヘッドホンおすすめ イメージ

A評価【3位】FIIO「FT1Pro」

  • FIIOFT1Pro
  • 最安価格: ¥33,980

総合評価: 4.14

 
解像度
 4.45
クリアさ
 3.40
音域のバランス
 4.63
音像定位
 3.75
ダイナミクス
 4.15
装着感
 3.50
コスパ
 4.50

ドキドキする音楽体験が楽しい

開放型ヘッドホンのおすすめランキング3位でA評価を獲得したのはFIIO「FT1Pro」でした。

FT1Proは、高価格帯モデルに主に搭載される平面磁界型ドライバーを搭載しています。

平面磁界型の特徴である、高解像で繊細な表現に加え、一般的なダイナミック型のような力強さも兼ね備えたユニークなサウンドです。

最大の魅力は広いダイナミクスで、小さな音から大きな音までの変化がなめらか。

単に強弱がつくだけでなく、音楽的にドキドキしてくるような楽しさがあります。

リスニングにおすすめです。

おすすめポイント
  1. シックでしゃれたデザイン
  2. ハードケースが付属
がっかりポイント
  1. ノイジーに感じる曲もある
重量
374g
駆動方式
平面磁界型
型番
FT1PRO
ドキドキする音楽体験が楽しい 開放型ヘッドホンおすすめ イメージ

肉厚のイヤーパッドはやわらかく、肌触りのよい布素材が使用されています。

やや大きめだが側圧や重量バランスは良好

やや大きめだが側圧や重量バランスは良好 開放型ヘッドホンおすすめ イメージ

少し大きめのサイズですが、重たいとは感じません。

適度な側圧で装着感は良好。

布地のイヤーパッドも蒸れを防ぎ、長時間の使用でも快適に過ごせます。

音域特性

音域特性 開放型ヘッドホンおすすめ イメージ
ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

平面磁界型の繊細さがやや薄れている点は残念。

B評価【4位】ゼンハイザー「HD 550」

  • ゼンハイザーHD 550
  • 最安価格: ¥49,005

総合評価: 3.78

 
解像度
 4.00
クリアさ
 4.00
音域のバランス
 4.58
音像定位
 3.40
ダイナミクス
 2.75
装着感
 3.85
コスパ
 2.00

爽やかな音の中に緻密な情報が詰まっている

開放型ヘッドホンのおすすめランキング4位でB評価を獲得したのはゼンハイザー「HD 550」でした。

ものすごく繊細で、超淡麗な透き通るようなクリアな音質が特徴です。

高域にエッジがあり、やや耳に付くため、女性ボーカルとはあまり相性がよくないと感じました。

一方で、オーケストラのように音が緻密に重なり合うような音楽におすすめです。

ダイナミクスが低いのはやや残念。

重量
237g(約)
駆動方式
ダイナミック型
型番
HD 550
爽やかな音の中に緻密な情報が詰まっている 開放型ヘッドホンおすすめ イメージ

とにかく軽量で装着したときの頭部への負担は皆無。

適度な側圧でつけ心地もいいです。

音域特性

音域特性 開放型ヘッドホンおすすめ イメージ
飯田有抄 氏
クラシック音楽ファシリテーター
飯田有抄 氏 のコメント

音が混濁しないので、いろいろな楽器の音色がわかって楽しい。

B評価【5位】SENDY AUDIO「Apollo SDA-APOLLO」

  • SENDY AUDIOApollo SDA-APOLLO
  • 最安価格: ¥34,650

総合評価: 3.59

 
解像度
 4.38
クリアさ
 3.50
音域のバランス
 4.25
音像定位
 3.25
ダイナミクス
 2.65
装着感
 3.15
コスパ
 1.50

高域が特徴的!楽器によっては芯のある音を体験

開放型ヘッドホンのおすすめランキング5位でB評価を獲得したのはSENDY AUDIO「Apollo SDA-APOLLO」でした。

Apollo SDA-APOLLOは、美しい木目のハウジングを備えた平面磁界型ヘッドホンです。

高域は抜けるようにクリアで解像感に優れ、楽器の芯を感じる力強いサウンドが特徴で、曲にハリや艶を与えます。

ただし楽曲との相性に左右されやすく、さらにダイナミクスが狭い点も弱みといえます。

低音がやや物足りないですが、バイオリン曲との相性は◎。

重量
395g
駆動方式
平面磁界型
型番
APOLLO
高域が特徴的!楽器によっては芯のある音を体験 開放型ヘッドホンおすすめ イメージ

イヤーパッドがマシュマロのようにふわふわ。

側圧をほぼ感じないのにしっかり装着できます。

音域特性

音域特性 開放型ヘッドホンおすすめ イメージ
ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

平面磁界型の魅力をFIIOより感じました。

C評価【6位】ULTRASONE「Signature FUSION Open Back」

  • ULTRASONESignature FUSION Open Back
  • 最安価格: ¥34,980

総合評価: 2.98

 
解像度
 3.45
クリアさ
 2.65
音域のバランス
 3.38
音像定位
 2.40
ダイナミクス
 2.50
装着感
 2.90
コスパ
 2.50

開放型ヘッドホンのおすすめランキング6位は、C評価のULTRASONE「Signature FUSION Open Back」でした。

超個性的なサウンドです。

量感が豊かでかなりウォームな音質が特徴。

このサウンドは唯一無二です。

重量
290g(約、ケーブル含まず)
駆動方式
ダイナミック型
型番
SIGNATURE FUSION OB

音域特性

音域特性 開放型ヘッドホンおすすめ イメージ

AV機器まとめ:長時間の装着や音場の広さを体験するには開放型

今回のランキングで際立ったのは、中国メーカーの躍進です。

1位に輝いたSIVGA「Anser」は創業まもない新興ブランドながら、優れた技術力と積極的な製品展開で一気に頭角を現しました。

さらに3位には中国のFIIO「FT1Pro」がランクイン。

独自の平面磁界型ドライバーを搭載し、完成度が評価されました。

ゼンハイザーULTRASONEといった伝統的な欧州ブランドを押しのける勢いを見せています。

ソニー「MDR-MV1」は23年7月号でベストバイを受賞しており、今回は詳しい紹介を割愛しましたが、音質の評価は依然として高く、音質評価は僅差で1位、総合評価で2位を記録し、国内メーカーを選ぶなら最有力候補といえる存在です。

一方、ドイツの老舗ゼンハイザー「HD 550」が4位なのは残念。

悪い点はないものの、1~3位が強すぎました。

5位にはSIVGAの高級ラインであるSENDY AUDIO「Apollo SDA-APOLLO」が入りましたが、平面磁界型ドライバーの特性を生かしたものの、結果は伸び悩む形に。

6位は再びドイツの老舗メーカー、ULTRASONE「Signature FUSION Open Back」がランクイン。

エントリーモデルらしい量感豊かな音は魅力的なものの、個性が強すぎ、他モデルとの比較では苦戦しました。

こうして見ると、伝統と革新がせめぎ合い、世代交代を予感させるランキング結果といえるでしょう。

開放型ヘッドホンのおすすめ

開放型ヘッドホンのおすすめ 開放型ヘッドホンおすすめ イメージ

SIVGA
Anser

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